水属性さん(♀)「あなたの言いたいことは、私にはあまりよく分からないけれど…。」
水「それに、それが可能だっていうことも分かっているの。あまり力は使いたくないけれど、あなたのためならいくらだって使ってあげるわ。」
水「水は命の生まれる場所……それと同時に、命の還る場所でもあって、命が亡くすことだって、出来てしまうの。」
水「私はそんな力を、あなたのために使えたらなって、そう思っているのよ。私は、あなたのためにいてあげたいの。」
水「……え?帰りたい?……ええっと、それはどうして?」
水「私は、あなたをこんなにも想っているのよ?………んー……」
水「……?」
水「……ううん……やっぱりよく分からないけれど、とりあえずしばらくはここにいてくれる?しばらくいたら、次はずっとよ?」
水「どんどん、どんどん先延ばしにしていったら、ずっと一緒でしょう?そうしたら、私とあなたは添い遂げるの。悠久を。ともに。」
水「ふふ。私、あなたが思っている以上に頭がいいの。考えることなんて、億劫で面倒だけれど、あなたのためなら惜しみなく使うの。」
水「だって私は、あなたを…………え?さっき聞いた?」
水「…………?」
ゴーレムやアダムは土から作られたってのが神話だったけど今現在は水中で生命が発生したってのが常識だから…
水「んむんむ…………おはよう、あなた。今日はきちんと眠れたかしら?最近、元気がなかったものだから、私は心配なのよ。」
水「……ええ?…………あら、そうだったの?私、ちょうどいいところに、心地のいい抱き枕があると思って、それで…………ふふ……心地よかったわぁ…。」
水「でも、それっていけないことなのよね。私が思い切り抱きついてしまったものだから、あなたが眠れなくなってしまうだなんて、あってはならないことだわ。」
水「ううん…………ああ、それじゃあこうしましょうよ。あなたも、抱き枕を抱きながら眠ればいいのよ。」
水「さっき私が使っていた抱き枕が……ええっと……あれ……どこだったかしら…………抱き枕さーん……。」
水「…………ええっ?私を抱き枕にしたいの?……ええっと、それは……」
水「……願ってもない、ことなのだけど……♪」
水「…………そうなの?やっぱり、いいの?ええー……使いましょうよぉ、抱き枕。私なら、ちょっとくらい我慢できるわ。」
水「私は強いから、ちょっとやそっとじゃなんともないの。だから、ちょっとくらい強く抱きついてくれても、私は、嬉しくなるだけなのよ?」
水「ね、どうかしら。」
水「……………………。」
水「……ええー……使いましょうよぉ…。」
火属性さん(♀)「やあ!おはよう!!小鳥さんたち!草くんやお花さんたちも!みんなに!おはよう!!」
火「そしてキミにも!もちろんおはようだ!!素晴らしい朝だね!キミも元気だ!私も元気だ!みーんな元気だ!!」
火「おっと!今少し気だるげな顔をしたね!よかったら私に相談してみてくれ!きっとキミの役に立ってみせるぞ!!」
火「だって私はキミのことが大好きだからね!!熱いラヴだよ!この感情は!!キミを見ていると!私は熱くなれるんだ!!だから!!」
火「さあ!遠慮なく私に悩みを打ち明けたまえ!!力になるぞ!!私が解決してみせよう!キミのことならなんでも!」
火「うむ!そうか!それならいいんだ!悩みなどない方がいい!!特に!愛する人が悩んでいる姿を見ると!私は!悲しくなってしまうからね!!」
火「そういうときにはハグだ!悲しくなったらとにかくハグをしよう!!さあ!私ともハグをしよう!そうすればキミも元気!私も元気!みーんな元気だ!」
火「うむ!そうか!分かった!ハグはあとでしよう!!なにか悲しい思いをしたら!すぐに!私の胸に飛び込んでくるといいぞ!!固く抱きしめ返してあげよう!!」
火「それで!今日はどこへ行くんだい!よければ私も同行したいんだ!!キミと一緒にいたい!!そうすればキミも元気!私も……うむ!さっきも言ったか!!そうだな!やめておこうか!!」
火「さあ!どこへ向かうにもともについて行こう!!私はキミを応援したいんだ!たとえ出かけた先でキミが傷ついてしまっても!すぐに私が励ませるように!!」
火「行くあてがないのなら!太陽に向かって歩いていこう!日の先へ進もう!!そうすればきっとキミもやりたいことが見つかるさ!!」
火「さあ!そうと決まればさっそく行こう!!たとえどんな困難が待ち受けていようとも!二人でいればなんとかなるさ!!さあ!私の手を取って!!」
火「うむ!そうか!!じゃあ繋がないでおこう!!危ないものな!!危ないもの!!」
脳に勝手に電気信号流して行動とか操ってきそう
光属性ちゃん(♀)「あー!こんなところにいたんですね!もうっ、やっと見つけましたよ!」
光「駄目じゃないですか!また勝手にお外に出たりして!危ないって何度も言ってるのに!もう!」
光「外には悪い魔物さんや怖い魔物さんがたくさんいるんです!一人でお出かけして、怪我でもしたらどうするんですか!」
光「え?……や、やだなぁ急にそんなっ、かわいいだなんて……えへ、そんなに褒めないでくださいよぉ。うふふ♪」
光「………って!意味分かんないです!なんでお説教されてるのにいきなり褒めるんですか!そんなことで私の機嫌が直ると思ったら!大間違いですからねっ!」
光「そもそも!○○さんには守られているという自覚が足りません!ああしてこうして好きなことばっかりして!少しは私のことも考えてください!」
光「……ひぇええっ!!?そそっ、そんなに考えてくれてるんですかあっ。わ、わゎ……に、24時間だなんてえ…。きゃーっ♪365日もぉーっ…♪」
光「って、こらーっ!何度言ったら分かるんですか!私のことからかわないでください!そういう態度ばっかり取るなら、こっちにだって考えがあるんですからね!」
光「もうっ、こうしちゃいますっ!ふふん。そうして手足を繋がれてしまっては、もうどこへも勝手にお出かけできないでしょう!」
光「私だって、本当はこんなことやりたくないんですっ。でも、また勝手に○○さんがどこかへ行って、怪我でもしてしまったら……私はっ……………はい?なんでしょう。」
光「……ええ、そうですよ。ふふふ、きっと人間の○○さんにはどう頑張ったって解けっこないですよー♪それを解くには、まず私が……」
光「……そ!!そそっ!!そんなことしませんよおっ!!なんてこと言うんですか!!動けない相手にそんなっ、は、はれんちなことしませぇーんっ!!」
光「……えっ?……い、いやっ、したいかしたくないかで言われたら、その……へへ、困っちゃうんですけど…♪わ、私だって?その、ほっぺとか……ぷにぷにしたりとか……ちょーっと腹筋をぺたぺたしたり……ですとか?そのぉ……えへへぇ……まいったなぁ…。」
光「………はっ!な、ななっ…!なんてこと言わせるんですかあーっ!!は、はははっ!!はれんちですぅーっっ!!!」
おやすみなさい
「SS」カテゴリのおすすめ
「ランダム」カテゴリのおすすめ
コメント一覧 (18)
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- 2018年06月27日 08:49
- いい感じのアホっぽさやな
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- 2018年06月27日 08:50
- この人モウゼスの町に住んでそう
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- 2018年06月27日 09:05
- この中なら水属性やな
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- 2018年06月27日 09:32
- 光属性ちゃんすき
ロリロリだとなおいい
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- 2018年06月27日 10:05
- 水属性ちゃんすこすこのすこ
-
- 2018年06月27日 11:13
- 読んでないけどどうせみたいなor安価定期
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- 2018年06月27日 12:54
- ※6 20から30代 もしくは40~50代の犯行並みのガバガバ推理
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- 2018年06月27日 15:40
-
この人の書くSSほんとすこだからもっと長く書いて欲しいわ
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- 2018年06月27日 16:09
-
光属性さん可愛い
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- 2018年06月27日 17:13
- こいつ才能に満ち溢れてんな…
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- 2018年06月27日 20:08
- 水属性さんて温水プールみたいな温度で全身包んでくれそう。
火属性は暑苦しい修造系イケメンにしか見えん
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- 2018年06月27日 20:30
- は~すこすこすこすこすこすこすこ
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- 2018年06月27日 20:31
- 水属性さんかわゆ他の二人もかわゆ
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- 2018年06月28日 01:38
- 光属性ちゃんのこと24時間365日考える生活を送りたいだけの人生だった
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- 2018年06月28日 02:04
- 水牢の術つかいそう
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- 2018年06月28日 05:25
- み、水が喋った!
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- 2018年06月29日 03:24
- 火属性が灰呂
-
- 2018年07月27日 23:44
- 火属性がヒロアカのオールマイト顔で再生されてダメだった
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