彡(゚)(゚)「おい、大声あげんとこっち見ろや。」
(´・ω・`)「ん?部屋で物音したけど気のせいかな。午前2時まできうりの世話するもんじゃないね幻聴聞こえちゃった。」
彡(゚)(゚)「なにぶつぶつ独り言言ってんねん、ええからこっち向け。」
(´・ω・`)「あっ驚かせないでよ。幽霊かと思ったじゃない。」
彡(゚)(゚)「幽霊ちゃうわ、ちゃんと足もあるし手も・・・」
(´・ω・`)「ん?手に拳銃持ってるじゃない!」
彡(゚)(゚)「せや、拳銃や。」
(;´・ω・)「だ、誰なのきみは!強盗!?」
(´・ω・`)「なあんだ、強盗じゃないんだ。こんな冗談はやめてよタチの悪いなあ。
ひとの部屋に忍び込むなんて心臓が悪い人ならショック死するよ。」
彡(゚)(゚)「悪いが冗談でもないねん。」
(;´・ω・)「強盗でも冗談でもないとしたらなんなの?」
彡(゚)(゚)「もっと悪いことや お前を殺しにきてん」
(;´・ω・)「殺しに!?このぼくを!?」
彡(-)(-)「せや おまえの住所突き止めるのに時間かかったで
ほんで3日前につきとめた。さらに隣人が旅行に行くのを待って今夜忍び込んだんや。
だから大声たてんといてや。助け呼んでも無駄やし、逃げたり電話しようとしたらその瞬間引き金ひくで。」
彡(゚)(゚)「いや、間違いでも人違いでもない。充分に調べた上でのことや。
年月が経って表情がいくらか変わってるがたしかにお前やで。」
(´・ω・`)「そういえばきみに見覚えがあるような・・・。どうも思い出せないけど。」
彡(^)(^)「ほら、そんな言葉が出るってことはお前に違いないんや。
すでに死んでもうたかと思って心配やったがよう生きててくれた!」
(´・ω・`)「ぼくの無事を祈りながら、そのくせ殺しにきたと言うの?」
彡(-)(-)「せや、ワイの手で殺さんとアカンねん。」
それに金銭トラブルも他人を破滅においやったこともないただのきうり好きの善良な市民だよ。」
彡(゚)(゚)「そんなことは知っとる。」
(;´・ω・)「じゃあなんでよ。まだ独身だけど他人の奥さんを誘惑したりしたこともないよ!」
彡(-)(-)「安心せい、ワイも独身や。女の恨みでもない。」
(;´・ω・)「じゃあなんの恨みなの?どう考えても他人に恨まれる覚えはないよ。」
彡(゚)(゚)「お前に覚えがないというのももっともや。個人的な恨みでの殺しとはちゃうからな。」
信号無視くらいならしたことあるけどその程度咎めてたら社会成り立たないよ。」
彡(゚)(゚)「そんなことでもない。お前は確かに善良な市民や。」
(´・ω・`)「じゃあ帰ってよ。こんなバカげた騒ぎでハラハラするのなんてたくさんだよ。」
彡(゚)(゚)「いや、帰れへん。帰るとしてもお前を殺してからや。」
(;´・ω・)「するときみは殺人狂!?それならもっと美しい女性でも狙ったほうが・・・。」
彡(゚)(゚)「いや、ワイは正気や。殺すことは気の毒とは思ってるで。」
目撃したら善良な市民だし証言するだろうけど見てないんだから証言しようがないよ。
それに、ぼくは農家だし知らないうちに重要書類の運び屋になってたこともありえないよ!」
彡(゚)(゚)「お前の想像力は素晴らしいな。殺すのが惜しいくらいや。」
(´・ω・`)「死ななかった未来をほめられながら殺されるのは少しも楽しくないよ。
お通夜でみんながいくらでも言ってくれるさ。」
彡(゚)(゚)「それもそうや。でも殺さないといけない理由があるねん。」
(´・ω・`)「でも人が殺されるに足る理由はもう見当たらないよ。」
複雑に考えすぎてもっとも単純な動機を忘れてたみたいやな。」
(´・ω・`)「ばかばかしい、拳銃がなかったら大声で笑ってたよ。
忘れてたわけじゃない、金なんてないんだからね。
正確にはいくらかあるけどそれなら自由にもっていっていいよ。」
彡(゚)(゚)「そんなはした金のことちゃう。」
(´・ω・`)「でも持ってないんだから仕方ないじゃない。
そそのかすわけじゃないけどもっと金持ちの家に入ったほうがいいよ。」
彡(-)(-)「それはお前が持ってないと思い込んでるだけのことや。」
(´・ω・`)「金があったらいいとは思ってもある金をないと思い込むなんてできる訳ないよ。
税務署との交渉でないふりをする人がいるかもしれないけど。」
ちょっと違う
遺産を持ってる親類もないし・・・。もっとも独身だから資産家の女性と結婚する可能性は否定しないけど。」
彡(゚)(゚)「そんな未来の話でもない。現在の話や。」
(;´・ω・`)「じゃあ生命保険かい?そんなの義理で一口入ったのしかないよ。
知らない間にきみが多額の保険をつけたのかもしれないけどさ。」
彡(゚)(゚)「まーた想像力が飛躍してきとるで。」
(´・ω・`)「でもそれしかないじゃない。ぼくを殺して大金が入るって言うんだもん。
けどその計画は無理だよ。殺された場合は受取人調べるから不審に思われるのは目に見えてる。」
彡(゚)(゚)「ワイもそんなアホちゃう。
そろそろ質問ぜめにも飽きたわ、そろそろやめようや。」
彡(-)(-)「話してもええが罪をない人を殺すのに理由を話すのは忍びないんや・・・」
(´・ω・`)「いいじゃない。きみの様子じゃあ中止してくれそうもない。
かといって逃げることも助けが来ることもなさそうだよ。覚悟するしかない。
ひどい理屈でも知らずに死ぬよりマシだよ。」
彡(゚)(゚)「それもそうやな・・・。じゃあ話すわ。
実はワイは医者や。いや、かつて医者やってん。」
(´・ω・)「そうだ!思い出した!白衣を着せると記憶が戻ってくる。
でもいつどんな診察だったかは思い出せないなあ・・・」
彡(゚)(゚)「それはしゃーない。7年も前やからな。
ワイは小さな病院でけっこうな大金を儲けてたんや。」
彡(-)(-)「まともではそうもいかん。ワイは医者の立場を利用して麻薬を動かしたんや。
医者ならクスリを動かしても目立たん。相当な金が貯まったで。」
彡(゚)(゚)「それが続けばこんなええ仕事はないんやが・・・。
ついに発覚してもうた。手を広げすぎたんや。」
彡(゚)(゚)「けどワイは天才やからな、危険が近いのは予期してた。
証拠は全部焼き捨てた。しかし、高飛びの直前に警察がやってきよった。
そんで捕まってもうたんや。これも全部お前のせいなんやで。」
(´・ω・`)「突飛な話にも慣れてきたよ。
なんでぼくのせいになるのか見当つかないけど残念だったろうね、続き話してよ。」
彡(^)(^)「全部がおじゃんになった訳ではない。儲けた金はすべて隠せたんや!」
彡(^)(^)「ワイは盲腸手術中の最中やった。一方金は大型ダイヤに替えておいたんや。」
そんで刑事が病院を囲んだときどうしたかわかるやろう?」
(;´・ω・)「あっ(察し)」
彡(^)(^)「そのときの患者にダイヤを埋めてやったんや!それがお前という訳や!
不要やと思われてた盲腸を活かしたのはワイが初めてや!
さすがの警察も体内にあるなんて思ってへんやろなあ。」
彡(-)(-)「5年の刑を受けながらお前の無事を祈ってた。
その後1年は監視もあるしおとなしく、さらにもう1年はお前を探してたんや。
ものすごい苦労やった・・・。でもそれもどうでもええやろ、やっと見つけたんやからな。」
(;´・ω・)「きみがあの時の医者だったのか・・・」
(´‐ω‐`)「残念ながら跡はあるよ・・・。それも盲腸・・・。確かにぼくだね・・・」
(´・ω・`)「で、そのダイヤを取り返しにきたと言うんだね?」
彡(゚)(゚)「せや、お前にとっては気の毒な、運の無い話やろう。
でもワイのこともわかってくれ。前科はあるし医者はでけん。
ダイヤはまさにワイの努力の結晶で最後の希望なんや。」
だいいち動機がわからん。唯一の証拠のダイヤはワイが持ち去るからな。
死体は切り裂かれてるから異常者の凶行と考えるやろな。
当然そのリストを漁るやろうがあいにくワイは精神は健全や。」
(´・ω・`)「それは捕まらないだろうね」
彡(゚)(゚)「悪く思わんといてや。あの時手術ほっぽりだして逃げたらお前は死んでた。
また、面白ないなと手違いを称してお前を合法的に殺せた。
けどそれをせんかったんや。ダイヤの保管料として七年寿命が延びたと諦めてくれ。」
(´;ω;)「そ、そんな。ひどすぎる決算報告じゃない!」
彡(-)(-)「お前が悪党なら手術やって取り出して分け前をやることも考えた。
やけどあいにく善良な市民や。秘密を黙ったままにすることはできんやろ。
そうなってからでは遅い。手当の時期は失ったらアカン、医学の根本原理や。」
彡(゚)(゚)「悪党と善良な市民には信用取引は成立せん。
これから先いつ喋られるかとビクビクして一生過ごすより安全な処置をほどこしたいんや。
これでワイの説明は終わりや。聞かんほうがよかったやろ?」
彡(゚)(^)「覚悟をしてくれるんか、ありがたい。
最期になんかしたいことあるか?酒飲みたいとかタバコ吸いたいとか・・・
もっとも電話と書き置きだけはNGやけども。」
(´‐ω‐`)「だろうね。・・・じゃあぼくにも話させてよ、死ぬのは仕方ないとして。」
彡(゚)(゚)「えらい穏やかなんやな、泣き叫ばれるかと思ったが。
まあええで、しばらくなら話し相手になったる。どんな話や。」
(´・ω・`)「きみを驚かせる話だよ。こっちだけ驚かされて死ぬのはつまらないからね。
・・・いや、話さないほうがもっと驚くかな、やめとこう。引き金をひいて。」
(´^ω^`)「話しても話さなくても殺されるんじゃない。
ぼくとしたら話さないほうが笑って死ねるしね。
ニッコリ死ねるなんて現実にあるなんて知らなかった。」
彡(゚)(゚)「なんや不治の病にでもかかってんのか?」
(´・ω・`)「不治の病といえばそのたぐいかもね。
まあなんでもいいでしょ、いずれわかるさ。」
彡(゚)(゚)「どうも気になる。すこし話してくれや。
話したら葬式に花輪と香典送ったるから、もちろん匿名やけど。」
(´・ω・`)「善良な市民と悪党には信用取引はできないと言ったばかりじゃない。」
彡(゚)(゚)「じゃあ前払いにする、そんなに多くないが持ってるだけはやるで。」
あとは鍵をかけて取り戻されないように窓から投げ捨てる!」
彡(゚)(゚)「本当に捨てよった・・・。そんなことしても意味ないで。
ワイは手袋してるし現金に指紋はついとらん。なんのマネや。」
(´・ω・`)「実はぼくには借金があるのさ。
死ぬんだから踏み倒せばいい?それは悪党にはわからない善良な市民の心理ってやつさ。
多少は返済したいんだよ。しかも、もとはと言えばきみのおかげでできた借金だしね。気持ちが落ち着いた。」
彡()()「ワイはまったく落ち着かんぞ!ワイのせいの借金とはどういうことや!」
賭けは不治の病でね、罹ったが最後身動きできなくなるまでやめられない。
やめる気になったときには死で債権者にあやまるしかなくなってるんだ。
夜逃げすればいいってのは悪党の考えでぼくにはとてもできなかった。」
彡(゚)(゚)「それのどこにワイの要素があるねん。」
(´・ω・`)「なんでもいいでしょ?香典分は話したよ。
あとは自分で考えてよ、いずれわかるから。さあ引き金をひいて!」
引き金はひかん。声が出んようにして一番苦しい方法で殺したる。
これでも医者やってたからな、そっちの知識はあんねん。
途中ではよ殺してくれ、と頼んでも知らん。さあ覚悟せえ。」
(´;ω;)「ああ、ひどい・・・。悪党は常識はずれのことを考えつく・・・」
彡(●)(●)「じゃあ話せ。最も楽な死に方で殺したる。」
(´;ω;)「どうせ死ぬならそっちのほうがいいや、わかったよ話すよ。」
彡(゚)(゚)「ウミやろな」
(´・ω・`)「それも出たけどウミと一緒にダイヤが出てきたんだよ。」
彡(゚)(゚)「ファッ!?」
(´・ω・`)「きみが驚くのも無理ないけど当時のぼくの驚きのほうがはるかに大きかったよ。
なにせ身の覚えのないダイヤが出てきたんだからね。
金の卵をうむアヒルの童話は知ってたけど、まさかそれに自分になるなんてね。
うれしいどころかむしろ一種の恐怖だったよ。」
彡(;)(;)「ああ、遅かったか!あの時の手術は慌てて不完全やったんや!
体内を移動してしまったんやな・・・。」
でもぼくは何も知らない。警察に届けようとも思ったけどやめたよ。
お尻からダイヤ湧き出たなんて信用されないからね。
それどころか注意人物としてマークされちゃう。
そんなことは善良な市民としては最も避けたい事態なんだ。」
彡(;)(;)「嘘や・・・嘘や・・・」
(´・ω・`)「仕方ないから知り合いに言い値で売っちゃったんだ。叔父の形見にもらった品だってね。」
彡(;)(;)「なんてもったいないことをしてくれるんや・・・」
(´‐ω‐`)「でも善良な男が身に合わない大金を持つものじゃないね。
落ち着かないし、かといって増やし方は知らない。
派手に使うと怪しまれるし美術品を収集する教養も持ち合わせてない。
唯一の使い道はギャンブルのたぐいなんだね。あれよあれよと消えていったよ。」
ワイやったらそんな無計画な使い方は絶対しない。」
(´‐ω‐`)「きみならそうだろうけどね。ぼくにとったら濡れ手にアワの金だよ。
いい気になって使い、残ったものはギャンブルの味をしめた自分だけ。」
(´・ω・`)「そこからはひとから借金をして賭けごとを続けた。
そして次に残ったのは借金そのもの。これというのも全部きみのせいだよ。」
彡(●)(●)「ワイに文句言うな!使っただけ得したやろうが!」
(´‐ω‐`)「ダイヤさえなかったらこんなことにはならなかったんだよ。
借金に囲まれても強盗もできない、善良な市民の悲しいところさ。」
(´・ω・`)「でも死ぬ気にはならなかった。唯一の希望が残ってたからね、それを試し続けてたんだ。」
(´・ω・`)「お尻にできものを作ることだよ。
傷をつけて不潔にしてできるだけできものが発生しやすい環境を作る・・・。
ダイヤさえまた湧いて出てきたらすべて解決だからね。」
彡(゚)(。)「知識のないやつはとんでもないことを考え出しよる。」
(´‐ω‐`)「でもきみの話を聞いてその夢はついに消えたよ。
人生に残された最後の希望を失ったらもうすることがなくなった。」
彡(;)(;)「ああ、もう手の付けようがない・・・。本当なんか・・・?」
(´・ω・`)「だから話したくなかったんだ。
きみが死体を探せど探せどダイヤは出てこない。立ち去るわけにもいかずいつまでいるわけにもいかない。
頭の隅でぼくの最期の謎を気にしながら・・・。
帰りかねて捕まるかもしれないね。
引き上げて逃げおおせたとしても死体とダイヤを気にしながら一生を過ごすんだ。
ニッコリ、いやニヤニヤ笑って死ぬ値打ちはあったね。」
(´・ω・`)「信用できないのなら引き金をひいてゆっくり調べればいいよ。
その権利はきみにあるからね。もっとも楽な死に方はさせてもらうけど。」
(´‐ω‐`)「夢を失い生きてても仕方ない・・・。この話をしたらきみは怒って殺すと思ってたよ。
保険のことはよく知らないけど殺されると倍額なんて話を聞いた気がするんだ。
それなら殺されたほうが債権者への迷惑も少しは減らせるし。」
彡(。)(;)「まったくお前の顔見てるとイライラするわ。」
(´・ω・`)「じゃあちょっと引き金をひいてよ。すぐ終わるよ。」
これ以上罪を重ねてもどうしようもないわ。」
(´・ω・`)「ぼくを殺して帰ったらどうだい、このいくじなし!」
彡(゚)(゚)「その手には乗らんで。ワイがカッとなって殺す男ならこんな綿密な計画と行動はせん。
お前を殺すくらいなら毛虫でも殺したほうが数万倍マシや。」
(´・ω・`)「最初の勢いはどうした!」
彡(゚)(゚)「ダイヤないのに殺人なんかできるかアホ。
もっかい刑務所入ったら今度ばかりはなんの希望も持てへん。」
彡(゚)(゚)「知らんわ。そんなに死にたかったら、ホレ、この拳銃やるわ。
自分で引き金ひくんやな、安全装置は外してある。ただしワイが帰ってから死ね。」
(´・ω・`)「こう・・・?」
彡(●)(●)「危ない!ワイに銃口向けんなや、自分に向けえや。」
彡(●)(●)「ワイを警察へ突き出すつもりか?
そんなん意味ないで、麻薬の罪はキッチリ片付いたからな。」
(´・ω・`)「そんなのんきなことじゃないよ。」
彡(●)(●)「ワイを殺す気なんか!?
わかった、賭けの味をしめさせてしまったことは謝る。
やけどワイの金はさっき渡したのは全部や、いまさら仕返ししてもしゃーないで。」
(´・ω・`)「仕返しじゃないよ、お礼なんだ。」
彡(●)(●)「ファッ!?なんのお礼や!?」
ぼくの盲腸にそんな宝石が入ってたなんてね。夢にも思わなかった。
このままだったら一生貧乏暮らしで死ぬとこだった。」
彡()()「さてはデタラメなんか!?」
(´・ω・`)「なにさ、自分でお前には想像力があるなんてひとをおだててたくせに。
きみの言っていた通り想像力のおかげで未来に財産ができそうだ。」
彡(;)(;)「くっそお・・・」
(´・ω・`)「きみはこの件を誰にも口外してないようだしね。
信用のある病院で守秘義務を守る医者に頼んで取り出してもらうよ。
なあに口実はなんとでもつくさ。きみと違って善良な市民だから。」
(´・ω・`)「とんでもないこと言い出すなあ。
きみが悪党じゃなきゃ別だけどねえ。
悪党と善良な市民のあいだでは信用取引はできないってきみが言い出したんだよ?
未来はきみにゆすられるか警察に通報されるかのどっちかしかありえないよ。」
彡(;)(;)「ああ・・・」
(´・ω・`)「悲しむことはないよ、希望通り有効に使うからさ。
もちろんギャンブルなんかには絶対使わないよ。」
(´・ω・`)「その点は大丈夫だよ、殺人じゃないからね。
だって考えてもみてよ、きみのレッテルは悪党でぼくのレッテルは善良な市民。
夜中に押し入ってきた男を捕まえ拳銃を取り上げようともみ合ってるうちに・・・
立派な正当防衛の完成さ。」
彡()()「頼む、待ってくれ!あんまりや、助けてくれ・・・」
面白いって言ってくれるニキがいてうれしい 星新一みんなも読むんやでー
「銃声。」
だけで締められてるからそれをうまく雰囲気出したかった
「SS」カテゴリのおすすめ
「ランダム」カテゴリのおすすめ
コメント一覧 (10)
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- 2018年06月27日 17:43
- 最後に立浪さんが出てきませんでしたか?
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- 2018年06月27日 18:00
- ブラックジャック思い出した
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- 2018年06月27日 18:06
- 盲腸からお尻に移動ってあり得るんか?
ものすごい激痛が走りそうやけど。
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- 2018年06月27日 18:15
- (実際に星新一なんだけれど)スレ1の時点で星新一っぽいと感じるのよね、不思議
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- 2018年06月27日 18:37
- 俺の場合は星新一の作品を読むと舞台でやってる演劇が頭の中に思い浮かぶんだけど、わかる人いるかな
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- 2018年06月27日 19:12
- で、どこが善良な市民なん?
-
- 2018年06月27日 20:53
- 面白い
-
- 2018年06月27日 21:06
- 星新一はやっぱ天才や
ぐうおもろい
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- 2018年06月28日 05:42
- こいつが善良なふりをしているようにこいつの言う「守秘義務を守る医者」も善良なふりをした悪党という可能性もあるんやな
-
- 2018年06月28日 13:03
- ※5
なんかわかる
この話なんかは暗い舞台の上で二人にだけそれぞれ別のスポットライトが当たった状態で淡々と話が進んでくイメージ