実は親の仇である幼馴染ちゃん「ほ~ら、○○? そろそろ起きないと遅刻しちゃうよ~」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「じゃじゃーん。ほら、あなたの好きなオムレツだよ! 冷めないうちに召し上がれ!」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「え? だって、昔から好きだったじゃん。今も好きでしょ?」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「ぷっ、なに大人ぶってるんだか……あなたのことは私が一番よく知ってるんだからね!」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「好物も、趣味も、生活習慣も、だらしないとこも、あと好きな女の子のタイプも!」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「あはは! わかるよ。なんたって、いつも一緒にいたんだから。ねえ?」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「……あはは、口元にケチャップついてるよ。ほら、取ってあげるから」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「……そうだね。今の○○は子供みたい。そう言えば、あなたのお母さんは優しかったよね」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「……」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「……ねえ○○。○○は私のこと好き?」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「私のことどう思ってる? 私が例えば、その……」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「……いや、ごめん。何でもない」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「何でもないよ。ごめんね? 私学校に用事があるから先に出掛けるよ」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「……私、何言ってるんだろ」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「……私が黙ってれば、それで全部丸く収まるんだから」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「……え? どうして? あなたのご飯も作ってきたのに」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「……へえ。いつの間に彼女作ったの? 案外隅に置けないね!」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「なーんて、冗談だよぉ。そういう関係じゃないのは知ってるから」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「でも、ふうん。一緒にお昼ご飯食べるまで仲良くなったんだ?」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「じゃあ、私のご飯無駄になっちゃうね?」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「え? だってあの人があなたのご飯まで作ったんでしょ? なら私のご飯は捨てるしかないよね!」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「……駄目だよ。冷めたらおいしくなくなっちゃうもん。保存がきかないおかずもあるんだよ?」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「……今度からって、え? ちょっと、あはは。なに? またあの人と食べるつもりでいるの?」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「わからないって、駄目だよ。そんな態度とってたら、あの人に失礼だよ。あの人、あなたのことが好きなんだから」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「そうだよぉ。あなたはいつまで経っても鈍感なんだから。なんであの人が他人であるあなたにご飯を作ってきたと思ってるの?」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「……親切なわけないでしょ? あの人はあなたと恋人になりたいんだよ。女心が分かってないね!」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「え~? 今決めなきゃだめだよ。だって、その気がないのに好意を受け取ってさ、やっぱり恋人になれませんじゃあの人可哀想でしょ?」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「……だとしても、あくまで友人としての好意に留めるべきだよね。そういうの、残酷だと思うな」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「ねえ。私の言ってること、間違ってるかな? 間違ってたら、どこか指摘してほしいな!」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「私の言ってること、いつも正しかったよね? あなたは今決断するべきなんだよ」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「……うん、その方が良いと思うよ。あなたには、まだそういうことに割ける余裕はないもんね」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「しょうがないよ。恋愛ってそういうものだから。甘酸っぱくて、切ないものなの」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「……え? 断りづらい? あなたはそういうところ、臆病だよね」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「じゃあ、私と先約があったって、言えばいいんじゃない?」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「ね? 今日も私と、ご飯食べよっか」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「ちゃんと、私とご飯食べるからって、断ってきてね?」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「あなたの行動は昔からわかりやすいんだよ。気分を晴らしたい時は、いつもこの丘の上で街を見下ろすんだよね」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「……あなたのお父さんやお母さんのことを思い出しちゃった?」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「お母さん、優しかったよね。私にもよくしてくれてさ。小さいころはよく三人で遊んだっけ」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「あなたもそういうところをお母さんから受け継いでると思うな。それで、鈍感なところはお父さん譲り」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「幸せだったよね。楽しかった。私にあなたの好物を教えてくれたのもお母さんだった」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「料理を教えてくれて、それで出来たものを食べて、あなたもお父さんも喜んでくれたよね」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「……そんな寂しそうな顔をしないでよ。お母さんたちも、あなたの笑顔を望んでいると思うよ」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「ふふふ、ありがとう。そう言ってくれるの、とっても嬉しいな!」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「……私には弱音をぶつけてもいいんだよ?」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「両親が誰かに殺されちゃって、怒りの向き場もなくって、そんなの簡単に割り切れないよね」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「私にだけは弱いところを見せてほしい。泣きたくなったら私のところに来てほしいな。それで、また元気になってほしいから」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「……! そう……そうやって、泣いてもいいんだよ。ほ、ほら……おいで……」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「……私のことを抱きしめて。強く、もっと強く、折れちゃってもいいから、ああ……ん、ふふ、ふふふ」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「……ふ、震えちゃって……か、か、可哀そうに、ああ、なんて……ああ……」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「……大丈夫だよ、大丈夫、はぁ……はぁ……」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「……泣き疲れちゃった? じゃあ、私の膝枕で寝てもいいよ。ほら、おいで、おいでって」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「……うん、安心していいよ。私がずっとあなたのことを守るからね」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「……ああ、可愛いなあ、可愛いなあ、可愛いなあ」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「ずっと一緒だからね。なにがあっても、どうなっても、たとえ世界がほろんだって」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「ずっと側にいる。ずっとあなたのために生きる。ずっとあなたの支えになる」
実は親の仇である幼馴染ちゃん「……ずーっと、あなたを、放さないから」
俺はヤンデレが好きなんだなあって思いました
実は親の仇である幼馴染ちゃん「ほ~ら、○○? そろそろ起きないと遅刻しちゃうよ~」
幼馴染「じゃじゃーん。ほら、あなたの好きなオムレツだよ! 冷めないうちに召し上がれ!」
幼馴染「え? だって、昔から好きだったじゃん。今も好きでしょ?」
幼馴染「ぷっ、なに大人ぶってるんだか……あなたのことは私が一番よく知ってるんだからね!」
幼馴染「好物も、趣味も、生活習慣も、だらしないとこも、あと好きな女の子のタイプも!」
幼馴染「あはは! わかるよ。なんたって、いつも一緒にいたんだから。ねえ?」
幼馴染「……あはは、口元にケチャップついてるよ。ほら、取ってあげるから」
幼馴染「……そうだね。今の○○は子供みたい。そう言えば、あなたのお母さんは優しかったよね」
幼馴染「……」
幼馴染「……ねえ○○。○○は私のこと好き?」
幼馴染「私のことどう思ってる? 私が例えば、その……」
幼馴染「……いや、ごめん。何でもない」
幼馴染「何でもないよ。ごめんね? 私学校に用事があるから先に出掛けるよ」
幼馴染「……私、何言ってるんだろ」
幼馴染「……私が黙ってれば、それで全部丸く収まるんだから」
幼馴染「……え? どうして? あなたのご飯も作ってきたのに」
幼馴染「……へえ。いつの間に彼女作ったの? 案外隅に置けないね!」
幼馴染「なーんて、冗談だよぉ。そういう関係じゃないのは知ってるから」
幼馴染「でも、ふうん。一緒にお昼ご飯食べるまで仲良くなったんだ?」
幼馴染「じゃあ、私のご飯無駄になっちゃうね?」
幼馴染「え? だってあの人があなたのご飯まで作ったんでしょ? なら私のご飯は捨てるしかないよね!」
幼馴染「……駄目だよ。冷めたらおいしくなくなっちゃうもん。保存がきかないおかずもあるんだよ?」
幼馴染「……今度からって、え? ちょっと、あはは。なに? またあの人と食べるつもりでいるの?」
幼馴染「わからないって、駄目だよ。そんな態度とってたら、あの人に失礼だよ。あの人、あなたのことが好きなんだから」
幼馴染「そうだよぉ。あなたはいつまで経っても鈍感なんだから。なんであの人が他人であるあなたにご飯を作ってきたと思ってるの?」
幼馴染「……親切なわけないでしょ? あの人はあなたと恋人になりたいんだよ。女心が分かってないね!」
幼馴染「え~? 今決めなきゃだめだよ。だって、その気がないのに好意を受け取ってさ、やっぱり恋人になれませんじゃあの人可哀想でしょ?」
幼馴染「……だとしても、あくまで友人としての好意に留めるべきだよね。そういうの、残酷だと思うな」
幼馴染「ねえ。私の言ってること、間違ってるかな? 間違ってたら、どこか指摘してほしいな!」
幼馴染「私の言ってること、いつも正しかったよね? あなたは今決断するべきなんだよ」
幼馴染「……うん、その方が良いと思うよ。あなたには、まだそういうことに割ける余裕はないもんね」
幼馴染「しょうがないよ。恋愛ってそういうものだから。甘酸っぱくて、切ないものなの」
幼馴染「……え? 断りづらい? あなたはそういうところ、臆病だよね」
幼馴染「じゃあ、私と先約があったって、言えばいいんじゃない?」
幼馴染「ね? 今日も私と、ご飯食べよっか」
幼馴染「ちゃんと、私とご飯食べるからって、断ってきてね?」
幼馴染「あなたの行動は昔からわかりやすいんだよ。気分を晴らしたい時は、いつもこの丘の上で街を見下ろすんだよね」
幼馴染「……あなたのお父さんやお母さんのことを思い出しちゃった?」
幼馴染「お母さん、優しかったよね。私にもよくしてくれてさ。小さいころはよく三人で遊んだっけ」
幼馴染「あなたもそういうところをお母さんから受け継いでると思うな。それで、鈍感なところはお父さん譲り」
幼馴染「幸せだったよね。楽しかった。私にあなたの好物を教えてくれたのもお母さんだった」
幼馴染「料理を教えてくれて、それで出来たものを食べて、あなたもお父さんも喜んでくれたよね」
幼馴染「……そんな寂しそうな顔をしないでよ。お母さんたちも、あなたの笑顔を望んでいると思うよ」
幼馴染「ふふふ、ありがとう。そう言ってくれるの、とっても嬉しいな!」
幼馴染「……私には弱音をぶつけてもいいんだよ?」
幼馴染「両親が誰かに殺されちゃって、怒りの向き場もなくって、そんなの簡単に割り切れないよね」
幼馴染「私にだけは弱いところを見せてほしい。泣きたくなったら私のところに来てほしいな。それで、また元気になってほしいから」
幼馴染「……! そう……そうやって、泣いてもいいんだよ。ほ、ほら……おいで……」
幼馴染「……私のことを抱きしめて。強く、もっと強く、折れちゃってもいいから、ああ……ん、ふふ、ふふふ」
幼馴染「……ふ、震えちゃって……か、か、可哀そうに、ああ、なんて……ああ……」
幼馴染「……大丈夫だよ、大丈夫、はぁ……はぁ……」
幼馴染「……泣き疲れちゃった? じゃあ、私の膝枕で寝てもいいよ。ほら、おいで、おいでって」
幼馴染「……うん、安心していいよ。私がずっとあなたのことを守るからね」
幼馴染「……ああ、可愛いなあ、可愛いなあ、可愛いなあ」
幼馴染「ずっと一緒だからね。なにがあっても、どうなっても、たとえ世界がほろんだって」
幼馴染「ずっと側にいる。ずっとあなたのために生きる。ずっとあなたの支えになる」
幼馴染「……ずーっと、あなたを、放さないから」
元スレ
実は親の仇である幼馴染ちゃん「ほ~ら、○○? そろそろ起きないと遅刻しちゃうよ~」
https://hebi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1529832926/
実は親の仇である幼馴染ちゃん「ほ~ら、○○? そろそろ起きないと遅刻しちゃうよ~」
https://hebi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1529832926/
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コメント一覧 (11)
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- 2018年06月24日 21:07
- つまりどういうことだ
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- 2018年06月24日 21:25
- 止まるんじゃねえぞ💃
-
- 2018年06月24日 21:41
- ※1
全く同じこと考えたわ
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- 2018年06月24日 21:44
- 好き
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- 2018年06月25日 00:41
- いいね、名前以外は
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- 2018年06月25日 02:17
- 話はいいと思うけどこれ普通のヤンデレじゃね?
親の仇って設定が名前のための一発ネタに見える
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- 2018年06月25日 05:44
- 人物名に目がいって内容がはいってこない
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- 2018年06月25日 18:39
- やっぱみたいなのどうよって天才だわ
-
- 2018年06月25日 19:02
- これは偽物
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- 2018年06月25日 19:22
- さすがにこれは偽物って分かるでしょ
団長の手刀を見逃さなかった男
並に長い