【アイマス】真「きゃるる~ん! 私はまこりん星からやってきた愛の戦士まこりん!」 伊織「……」
伊織「……」
真「まっこまっこり~~~ん!」
伊織「……」
真「えへへ♪ ありがとぉ~みんな~!」
伊織「……」
真「……」
伊織「……」
真「……」
真「いや、なんでもいいから好きなこと話せって言ったのは伊織じゃないか」
伊織「限度があるわよ」
≪注意≫
このssは真と伊織が事務所でぐだぐだおバカな会話をするだけの短編集です。
過度な期待はしないでください。
【〇とゆめ】
伊織「……」
真「……」
伊織「ねぇ」
真「んー?」
伊織「さっきからなに読んでいるの?」
真「少女漫画」
伊織「アンタって、ほんと少女漫画好きよねー」
真「伊織も読んでみる? 今月号は特に面白いよ!」
伊織「ふん。お生憎さま」
伊織「私はそんな少女漫画に描かれた夢物語なんかこれっぽっちも興味ないんだかr」チラッ
少女漫画『金と権力(ゆめ)』
伊織「いや少女になんちゅー夢物語見せるつもりよ」
伊織「それもうただの多重債務者でしょ」
真「医者から余命半年と告げられた王子様が借金取りと死闘を繰り広げた末に友情が芽生え、突如地球を侵略しに来た宇宙人へ戦いを繰り広げr」
伊織「えっ? ちょっと待って。この作者バカなの?」
真「はぁ? 今回で765話目だけど、いつもこんな感じだよ?」
伊織「凄っ! そのペースで何年も続いているとか逆に感服するわ」
真「でしょ!? 他にも≪金と権力≫には面白いマンガがたくさんあるんだ!」
伊織「≪ゆめ≫を置き忘れているわよ。あきらめないで」
伊織「はぁ!? あれが文句に聞こえるって言うならアンタの頭は既に手遅れよ!」
真「なんだとっ!」
伊織「ったく。訊いた私がバカだったわ…」
真「ぐぬぬ…」
伊織「……」
真「……」
真「そういう伊織だって、さっきから何やっているんだよ」
伊織「はぁ!? そんなの見ればわかるでしょ!」
伊織「やよいの髪の毛を拾い集めているに決まっているじゃない!」
真「いや既に手遅れなのは伊織の方だろ」
【日課】
伊織「……」ペロッ
真「……」
伊織「違う…」
真「……」
真「……」
伊織「あっ…!」ペロッ
真「……」
伊織「違う! これもやよいの髪の毛じゃない…っ!」
真「識別方法がまさかの味覚」
伊織「最悪だわ…」
真「ホントだよ」
伊織「今日はまだ2本しか見つかっていない…」
真「だいぶアグレッシブな日課だよね、それ」
伊織「にひひっ♪ まぁーね。≪継続は力なり≫って言うでしょ?」
真「そんな力を習得してもおまわりさんに捕まるだけだと思うけど」
真「なっ!? 伊織だって昨日ボクが読んでいたマンガを貶してきただろ!」
伊織「当たり前でしょうが!」
伊織「あんな条例に引っかかりそうな有害図書、出版社ごと叩き潰してやるわよ!」
真「法律に引っかかりそうな伊織に言われたくないね!」
伊織「なんですって!」
真「そもそもやよいの髪の毛なんか集めてどうするつもりだよ!」
伊織「そんなの≪やよいクローン化計画≫を遂行するために決まっていr」
真「おまわりさーーーーん!! ここに危ない人がいまーーーす!!」
伊織「ちょ!」ガシッ
真「んぅ!? んん~っ!!」ジタバタ
伊織「警察なんて、アンタの大好きな金と権力でどうにでもしt」ムニュ
真「うわぁぁ!/// ど、どさくさに紛れてどこ触っているんだよっ!///」
伊織「はぁ?」
伊織「元から無いモノをどうやって触れって言うの?」
真「……」
真「……」
伊織「やよいが座ったソファーはそっちの方かもしれないでしょ?」
真「っ…」
伊織「ねぇちょっと! 人の話を聞いt」
真「伊織だってボクとたいして変わらないだろうがぁぁぁ!!」ムギュ
伊織「いたたたたっ!! もげるわよバカァァ!!」
ギャーギャー ワーワー
【素】
伊織「……」
真「……」
伊織「……」
真「?」
真「えっ」
伊織「悪いんだけど、もう一度言ってもらえるかしらぁ?」
真「いやだから、この子の名前は…」
真「フランソワーズ☆マドリーヌ☆マリーアントワネット☆ルイ13世って言うんd」
伊織「バカじゃないの?」
真「えっ。なにこの理不尽な言葉の暴力」
伊織「はぁ!? それはこっちのセリフよ! もうどこからツッ込めばいいかわからないレベルだわ!」
真「カワイイ名前じゃないか! ツッ込む所なんてどこにもないだろ!?」
伊織「ありまくりでしょうが! まず男なのか女なのかはっきりしなさいよね!」
真「なっ!」
真「ボクの事はいま関係ないだろ…っ!!」ギロッ
伊織「いや誰もアンタの話なんかしてないわよ。ホントそういう天然ボケ挟むのやめてくれる?」
伊織「ったく。アンタは落ち着いて人の話を聞くっていうことができn」
真「伊織だって、そのうさぎのぬいぐるみに変な名前ついているじゃないか!」
伊織「なんですってぇぇぇぇ!!」ガシッ
真「うわっ!」
伊織「もう一度言ってみなさいよ…っ!!」
真「な、何度だって言ってやる!! 伊織だってその子に確か……シャルル・マクドナルドっていう」
伊織「シャルル・ド ナ テ ル ロ よ!!」ドガッ
真「いてっ!」
伊織「勝手に某店マスコットキャラみたいな名前に改名しないで!! そもそもアンタのバカげたキラキラネームと同等に扱うんj」
真「なっ!」
真「キラキラした名前をつけて何がいけないんだよ!! そんなのボクの勝手だろ!?」
伊織「えっヤダこの子ったら。なんちゅー事を口走るの」
【どこからどこまでが普通?】
テレビ『高槻やよいの~お料理さしすせそ!』
真「おっ。始まった!」
伊織「……」
テレビ『うっうー! 皆さんこんにちは!』
真「へへっ。今日はいったいどんな料理を作るんだろうね」
伊織「ねぇ真」
真「んー?」
伊織「例えばの話だけど…」
伊織「道端にやよいのパンツが落ちていたとするじゃない?」
真「あーごめん。前提からぶっ飛び過ぎて話についていけそうにないや」
真「はぁぁぁぁ…!」(くそデカいため息)
真「オーケー。頑張ってみるよ…」ニコッ
伊織「にひひっ。良い心構えね」
伊織「それじゃ話は戻るけど。もしも道端にやよいのパンツが落ちていたら…」
真「落ちていたら?」
伊織「食べr」
真「食 べ る わ け な い だ ろ」
伊織「はぁぁぁ!?」
真「あはは。伊織の≪普通≫は許容範囲が広いなぁ。広すぎてボクじゃ溺れちゃうよ」
伊織「だーかーら! そこはあくまで例えばの話だって言っているでしょ!」
真「もう止めよ? ≪例えば≫も溺死寸前だよ、きっと」
伊織「私は絶っっっっっ対に美味しいと思うの! 間違いないわ!」
真「とりあえずその味覚で判断するところから止めようか。ねっ?」
伊織「なにそれ意味わかんない! アンタの思考回路はどうなっているわけ!?」
真「ショート寸前かなぁ…」
真「……」
伊織「そもそもアンタみたいな凡人に私のエレガントな感性が理解できるわk」
真「はぁ…」スッ
真「いいかい? 君はあんな可哀そうな子にはなっちゃダメだよ?」
真『うんわかった! あんな可哀そうなおデコちゃんにはならないよ!』
伊織「ふんっ…!」グイッ
真「うわぁぁぁごめん伊織! 謝るからこの子の首引き千切ろうとするのはやめて!」
【それでも世界は廻っていく】
ギャーギャー ワーワー
真「いい加減にしろよ! 伊織!」
伊織「なによ! 私はただ本当のことを言っただけじゃない!」
真「あっそうですか! だったらもう勝手にしろ!」
伊織「アンタに言われなくたって勝手にするわよ!」
真・伊織「「ふんっ!」」
伊織「……」
真「……なんだよ。まだなんか用?」
伊織「アンタにひとつ言い忘れていたことがあったわ」
真「はいはい。どーせまたろくでもない悪口だろ」
伊織「……」
伊織「誕生日おめでとう。真」
真「へっ?」
伊織「……」
真「……」
伊織「なによ…///」
真「あ、いやその…」
伊織「言いたいことがあるならはっきり言いなさいよね…///」
真「……」
真「えーと…」
真「ボクの誕生日、だいぶ前に終わったんだけど」
伊織「へっ?」
真「……」
伊織「……」
真「……」
伊織「え、ちょ、ちょ、ちょっと待って。今日って何月何日?」
真「5月16日」
伊織「えっ」
真「えっ」
伊織「なにそれこわい」
真「いやそれボクのセリフ」
伊織「そんなわけないでしょ…っ!!」ガシッ
真「ひぃ!?」
伊織「だって昨夜寝る前は確かに8月28日だったはずよ…っ!! だから今日は8月29日…えぇそうよ!! 確かに私は確認したわ…っ!! 何度も何度も何度も何度も…」ブツブツ
真「えっなにこれこわい…っ!!」(泣)
伊織「アンタね、下手なウソつくんじゃないわよ…っ!!」
真「こんな馬鹿げたウソつくわけないだろぉ…っ!!」
真「そもそもこないだ伊織の誕生日をみんなで祝ったばかりじゃないか!! 覚えていないの!?」
伊織「はぁぁぁぁ!? なにそれ!? それじゃアンタは私がいつのまにか16歳になったって言うわk」
P「伊織は15歳のままだぞー」カタカタ (デスクワーク中)
伊織「えっ」
真「えっ」
ガチャ
「……」
P「え、ちょ! だ、誰ですか貴方たちは! 勝手に事務所へ入っt」
ガシッ
P「んぅ!? んん~っ!!」ジタバタ
「本部へ。イレギュラーを確保しました。ただちに帰還します」
バタン
伊織「……」
真「……」
真「……」
伊織「……」
真「……」
伊織「なんか…話題を変えた方がよさそうね…」
真「う、うん…ボクもそう思う…」
伊織「なんでもいいから好きなこと話していいわよ。アンタに任せるわ…」
真「あ、えっと…そ、それじゃあ…」
伊織「……」
真「……」
真「きゃるる~ん! 私はまこりん星からやってきた愛の戦士まこりん!」
伊織「……」
伊織「……」
真「まっこまっこり~~~ん!」
伊織「……」
真「えへへ♪ ありがとぉ~みんな~!」
伊織「……」
真「……」
伊織「……」
真「……」
真「いや、なんでもいいから好きなこと話せって言ったのは伊織じゃないか」
伊織「限度があるわよ」
おしまい
最後までありがとうございました。
元スレ
真「きゃるる~ん! 私はまこりん星からやってきた愛の戦士まこりん!」 伊織「……」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1526655649/
真「きゃるる~ん! 私はまこりん星からやってきた愛の戦士まこりん!」 伊織「……」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1526655649/
「アイドルマスター」カテゴリのおすすめ
- 律子「あなたを拘束します!」P「な、なんだと!?」
- 小鳥「女子に幻想を抱きすぎよ、プロデューサーさん」
- 春香「千早ちゃんはかわいいなぁ」
- P「Zzz…Zzz…」真「お、起きないとキスしますよー…」
- P「夜食の誘惑」
- 響「今日はエイプリルフールだぞ」
- 冬馬「帰ってきたんだな…俺たち」
- 伊織「つ、つけめん? し、知ってるわよ」
- 貴音「へい、あなた様!」
- 貴音「あなた様!しゃいにぃふぇすたでございます!」
- P「貴音と仲直り大作戦!」冬馬「なんだそりゃ?」
- 響「……」
- P「へー。寝てる美希の口にポッキーを近付けると…」
- 千早「私、みんなにキャッチコピーも付けたいのだけれど」
- P「ほこ×たて?」 小鳥「いいえ、はる×ちはです」
「ランダム」カテゴリのおすすめ
- P「アイドルが不安にならないよう彼女がいると嘘をついた」
- C.C.「今日はルルーシュの誕生日だな」カレン「そうね」
- のあ「デレステに出たわよ」みく「あの」
- スネーク「こちらスネーク。鷹の爪団のアジトに到着した」
- 霧切「苗木君、今日は私の誕生日よ」
- ペパロニ「アンチョビねぇさん」
- モバP「アイドル達が積極的すぎてヤバい」
- キリト「埼玉県川越市から来ました。桐ヶ谷和人、23歳です」
- 貴音「らりる」
- 悟空P「オラがアイドルのプロデューサーだって!?」
- 彡(^)(^)「みんな楽しそうに話してるな!ワイも混ぜてもらうで!」
- ハルヒ「キョンTUEEEE!!!!」
- 魔王「トドメだ勇者!」側近「お待ち下さい魔王様!」
- リア充「俺一般人よりアニソンとかわかるほうだよwwww」
- ちひろ「麗奈ちゃんに甘くないですか?」モバP「そんなことないです」
コメント一覧 (8)
-
- 2018年06月11日 00:16
- まこりんはリアル17歳だから。性別は怪しいけど
-
- 2018年06月11日 00:24
- やっぱこういうの好きだわwwww
-
- 2018年06月11日 01:26
- イザナミだ
-
- 2018年06月11日 02:27
- 面白い
-
- 2018年06月11日 02:28
- 監獄戦艦かな?
-
- 2018年06月11日 04:16
- くそデカため息がなかったら文句無しだったのに途中から読む気が激減したわ
-
- 2018年06月11日 09:56
- バカ話だって言ってたのにホラーじゃねえか!
ウサミン星人「この道は長く険しいです………耐えられますか?」