藤原竜也「はい、藤原騒音サービスです!」
藤原竜也「はい、藤原騒音サービスです!」
藤原竜也「はい、大丈夫ですよ」
藤原竜也「えぇ、隣人の方が...なるほど」
藤原竜也「お任せ下さい」
藤原竜也「そうです、報酬はご覧のホームページの通りです、はい」
藤原竜也「では30分後に伺います」
藤原竜也「失礼しまーす」
ガチャッ
藤原竜也「さて、仕事するか」
藤原竜也「き゛た゛よ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お」
藤原竜也「て゛ろ゛よ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お」
ドタドタ、ガチャ
男「え、ちょ、なんですか」
藤原竜也「どうも、藤原騒音サービスです」
男「はい?」
藤原竜也「電話頂きましたよね?」
男「は、はぁ...」
藤原竜也「お邪魔してもよろしいですか?」
男「本当に藤原騒音サービスの方?」
藤原竜也「し゛ん゛し゛て゛く゛れ゛よ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛」
藤原竜也「すみません、第一印象を大事に、が我が社のモットーでして」
男「はぁ」
藤原竜也「で、これですか?」
<ギャハハハハハ
<ズンズンズンズン
<ウェーーーーーーーイ
男「そうなんです、いくら管理会社を通しめてもダメで」
藤原竜也「直接苦情をいいにいった事は?」
男「相手の見た目が典型的なチンピラなので、いってないです」
藤原竜也「なるほど...今回の件ですが、ん゛あ゛あ゛レベル30以上の案件となりそうですね」
男「え?」
藤原竜也「先ほど、私が無意味に叫んだとでも?」
藤原竜也「または恐怖を感じ、一旦静まり返るものです」
藤原竜也「先ほど私は15ん゛あ゛あ゛のボイスを出しましたが」
藤原竜也「彼らの騒音に一切淀みはありませんでした」
藤原竜也「よって、今回のん゛あ゛あ゛レベルは30以上だと認定します」
男「そ、そうなんですね」
男「は、はぁ」
藤原竜也「ではキンッキンに冷えたビールを持ってきて下さい」
男「・・・は?」
藤原竜也「必要なんです、早くお願いします」
男「なんで私が」
藤原竜也「は゛や゛く゛た゛せ゛よ゛お゛お゛お゛お゛お゛(控えめ)」
男「エビスしかないのですが」
藤原竜也「・・・それで手を打ちましょう」
藤原竜也「すいませんね、どうも」
藤原竜也「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」
男「な、なんですか」
藤原竜也「ぬ゛る゛い゛ん゛た゛よ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛」
男「えぇ・・・」
男「あ、隣が静かになりましたね」
藤原竜也「本当ですね」ゴクゴク
男「美味しいですか?」
藤原竜也「普通」
男「・・・は?」
藤原竜也「先程私が出した騒音は35ん゛あ゛あ゛でしたので」
男「これって騒音レベルによって金額変わりますよね?」
藤原竜也「えぇ」
男「騒音が再開したら、20レベルで計り直してもらえませんか?」
藤原竜也「の゛と゛か゛い゛て゛え゛ん゛た゛よ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛」
男「分かりました、50レベルで手を打ちましょう」
< ピンポピンポピンポーン
藤原竜也「どうやら釣れたようですね」
男「ど、どうしましょう」
藤原竜也「任せて下さい」
藤原竜也「なんでしょうか」
隣人「いや、さっき変な声がしたんでぇ、大丈夫かなって」
藤原竜也「大丈夫ですよ、それより・・・」
隣人「そっすか、そっちの兄さんは?」
男「大丈夫です、あの...」
隣人「あー、俺うるさいですよね?サーセン」
男「・・・・」
隣人「明日引っ越すんで」
男「え?」
隣人「ここの壁かなり厚いってきいてたんですけどぉ、そうでもなかったみたいですねぇ」
隣人「もっと防音すげぇとこに引っ越すことにしたんで」
隣人「これ、詫びの品っす」
隣人「一昨日からピンポンしてるんすけど、いなかったんで」
男「あ、ども・・・元気でね」
隣人「ウスッ!」
バタン
男「・・・解決しそうです」
藤原竜也「そうですね」
藤原竜也「はい、お願いします」
男「1レベル百円でしたよね?」
藤原竜也「は?ホームページの通りですが」
男「はい、ホームページにそのように書いてありましたので」
藤原竜也「いや、1レベル一万円ですよ」
男「・・・は?」
藤原竜也「もう一度見てみて下さい」
男「いや、しかし」
藤原竜也「み゛ろ゛よ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛」
藤原竜也「更新してみてください」
男「なぜですか?」
藤原竜也「いいから」
男「その前にスクショ取りますね」
藤原竜也「なんで」
男「なんとなく」カシャー
藤原竜也「や゛め゛て゛く゛れ゛よ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛」
男「更新しましたよ、・・・もしかして私が電話した後に金額変えました?」
藤原竜也「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」
藤原竜也「い゛い゛か゛ら゛は゛ら゛え゛よ゛お゛お゛お゛お゛お゛」
男「いやいや、払わねえよ」
藤原竜也「パ゛チ゛ン゛コ゛し゛て゛ぇ゛ん゛だ゛よ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛」
男「しらねぇよ」
藤原竜也「そ゛う゛お゛ん゛た゛す゛そ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛」
藤原竜也「は゛ら゛え゛よ゛お゛お゛お゛お゛お゛」
男「そろそろ良いか」
藤原竜也「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」
男「実は私、警察のものです」
藤原竜也「へ?」
男「囮捜査ってやつですよ」
藤原竜也「え?」
男「詳しい話は署でききますね」
藤原竜也「お゛れ゛は゛キ゛ラ゛し゛ゃ゛ね゛え゛よ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛」
男「なんのトラウマに触れたから知らないけど」
藤原竜也「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」
男「捕まりたくない?」
藤原竜也「い゛や゛た゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」
藤原竜也「え?」
男「騒音で困っている人を助けるためのサービス、良いことじゃないか」
男「実際、騒音で困っているのに周りに助けてもらえない人間は沢山いる」
男「お前自身が騒音の塊だけど、それを人のために活かそうとしたんだろ?」
藤原竜也「・・・」
男「困っている人を助けたかったんだろ?」
藤原竜也「ふぐぅ・・・」ポタポタ
男「うん」
藤原竜也「でもなかなか仕事がこなくて、闇金に借金しながら経営してて」
男「うん」
藤原竜也「ようやく仕事が増えてきたと思ったら、法外な取り立てが始まって」
男「うんうん」
藤原竜也「辛いよぉ、本当は人助けがしたいのに」
男「でも罪は罪だから、逮捕するね」
藤原竜也「ち゛も゛な゛み゛た゛も゛な゛い゛の゛か゛よ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛」
完
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コメント一覧 (12)
-
- 2018年05月31日 03:05
- スレタイが一番面白いパターンかと思ったら中身も割と面白かった
-
- 2018年05月31日 03:45
- 笑ったwwww
-
- 2018年05月31日 05:05
- このタイトルはずるいだろ
-
- 2018年05月31日 05:54
- いいSSだwww
おもろかった
-
- 2018年05月31日 06:40
- 藤原竜也タグに今さらながら草
-
- 2018年05月31日 09:16
- 叫ぶ以外の演技力もあるからな
そこがいいとこ
-
- 2018年05月31日 11:11
- 草いっぱい生えた
-
- 2018年05月31日 13:08
- ベニスの商人の舞台に出てた藤原竜也はかっこよかった
-
- 2018年05月31日 20:10
-
な゛ん゛て゛た゛よ゛おおおおおお
叫び声ばっか話題になるけどカッコいいからな?
また主演ドラマやって欲しい
-
- 2018年05月31日 22:53
- (ふ゛ぁ゛み゛ち゛き゛く゛だ゛さ゛い゛いいいいい)
-
- 2018年07月31日 17:37
- パ゛すき
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