不眠症の吸血鬼「>>4(寝る)」
貴方は今日も棺桶で昼を過ごしています。
眠りを失った貴方の意識はもう何年も途切れる事を知りません。
貴方の精神は限界を迎え、行動を求めています。
そこで貴方は>>4の行動を選択しました。
ようやく眠りを思い出した貴方は深い夢の底に沈みます。
やがて貴方は心地よい気分で目を覚ましました。
しかし棺桶を出た貴方は外が明るい事に気付きます。
貴方は夜を寝過ごしたようです。
そこで貴方は>>7の行動を選択しました。
貴方は地下の冷たく暗い貯蔵庫からトマトを取り出し、丸齧りします。
貴方の口の端からは赤々としたトマト汁が滴りました。
貴方は空腹感が多少遠のいたのを感じ、口の周りを拭います。
そこで貴方は>>10の行動を選択しました。
貴方はかぎりなく自殺行為であるそれを躊躇わずに行います。
貴方の全員は瞬く間に焼け爛れ、化け物の様相を呈します。
このままでは数秒後には貴方は死ぬでしょう。
そこで貴方は>>13の行動を選択しました。
貴方の前からは太陽が消え、永遠の闇が訪れます。
いいえ、訪れたのは貴方の方でした。
貴方は死の闇に包まれ、永遠の眠りの中にいます。
ようやく貴方は穏やかな眠りを手にしたのです。
ですが貴方は不死の吸血鬼です。
貴方にはまだ選択の余地があるかもしれません。
そこで貴方は>>16の行動を選択しました。
貴方は悩み苦しむ現世よりも無の世界を選んだのです。
貴方の意識は闇に溶け、やがて消えてなくなりました。
貴方は今日も棺桶で昼を過ごしています。
眠りを失った貴方の意識はもう何年も途切れる事を知りません。
貴方の精神は限界を迎え、行動を求めています。
そこで貴方は>>21の行動を選択しました。
貴方はかぎりなく自殺行為であるそれを躊躇わずに行います。
貴方の全員は瞬く間に焼け爛れ、化け物の様相を呈します。
このままでは数秒後には貴方は死ぬでしょう。
そこで貴方は>>24の行動を選択しました。
いつも>>3で探してたからこれからはアンカーで探さなきゃ
安価なら毛布作って一瞬のうちに物理法則とか無視して被る
貴方を包む毛布は太陽光を防ぎます。
貴方は太陽のぬくもりを毛布越しに感じました。
小さな暗闇の中、貴方は再生を果たします。
そこで貴方は>>29の行動を選択しました。
スマホの画面をタッチし、貴方は日向ぼっこの情報を集めます。
貴方は近場に日向ぼっこに最適な丘がある事を知ります。
そこで貴方は>>33の行動を選択しました。
翌日の夜、貴方は玄関の宅配ボックスから日傘を受け取ります。
美しいレース模様の日傘に貴方は心奪われます。
貴方は陽光の中でそれを差す自分を想像しました。
そこで貴方は>>36の行動を選択しました。
昼も夜もなく起き続け、太陽の中の生活を夢見た貴方です。
その太陽を独占する人類を憎く思っても仕方のない事でしょう
貴方は生配信を行い、全人類に宣戦布告をしました。
『メンヘラかな?』
貴方の宣戦布告を真に受ける人はいません。
そこで貴方は>>40の行動を選択しました。
『ガキは学校行けよ』
貴方の宣戦布告は中二病の痛い子供の妄言扱いされました。
貴方の人類への憎悪は更に募った事でしょう。
そこで貴方は>>45の行動を選択しました。
貴方は深い隈と鋭い牙を隠すため、厚着をして出掛けます。
貴方はコンビニに到着すると、スマホ画面で安価を確認します。
『>>48-50』
貴方は栄養豊富なトマトジュースを買い、ログを削除して家に帰ります。
夜は過ぎ、また日が昇り始めました。
そこで貴方は>>55の行動を選択しました。
そんで改めて宣戦布告
地道にバイトを重ねた貴方は数十年後ようやく城を建てました。
貴方の城は地元でも有名な珍御殿として噂になります。
改めて宣戦布告した貴方の存在は地元のアレな人として有名になりました。
貴方は現代人のスルー能力の高さに悲しみを覚えつつ、日々を過ごしましたとさ。
貴方は今日も棺桶で昼を過ごしています。
眠りを失った貴方の意識はもう何年も途切れる事を知りません。
貴方の精神は限界を迎え、行動を求めています。
そこで貴方は>>67の行動を選択しました。
陽光を避け、屋内を歩き回る貴方は少年と少女に出会います。
少年「お化けだ!」
少女「バカ! ごめんなさい、すぐに出て行きますから!」
少年と少女は貴方の屋敷を探検していたようです。
そこで貴方は>>70の行動を選択しました。
少女「いいんですか?」
少年「茶なんていいから何か食わせてくれよ」
少女「……」
少女が無言で少年の足を踏みます。
貴方は二人を応接室に案内して紅茶とお菓子を用意しました。
少女は遠慮がちに、少年はがさつに紅茶を飲み、お菓子を食べています。
貴方の持て成しを二人は楽しんでいるようです。
そこで貴方は>>73の行動を選択しました。
二人が飲食を終えると、貴方は二人の精神を軽く支配します。
少年「……」 少女「……」
貴方は虚ろな瞳の二人に牙を立て、空腹を満たします。
貴方に血を吸われた二人はぐったりと椅子にもたれています。
そこで貴方は>>77の行動を選択しました。
少年「んん、俺寝ちまったのか?」
少年の精神だけを解放し、貴方は少女の服を剥ぎます。
少年「おい何してんだテメエ!」
肉体を支配されたままの少年は動けないようです。
貴方は少女の肉体を味わい、少年の見せ付けます。
少年「やめろ、やめろよぉ!!」
貴方は虚ろな人形のような少女を抱き、十分に楽しみました。
そこで貴方は>>81の行動を選択しました。
貴方は二人の肉体と精神の時を戻します。
少年「あれ?」
少女「どうしたの?」
少年「いや、なんか急に暗くならなかったか?」
少年「そう?」
少年は僅かに傾いた太陽に気付いたようです。
貴方は廊下の奥から二人の様子を眺めます。
まだ二人は貴方との出会いを経験していません。
そこで貴方は>>84の行動を選択しました。
貴方は恐ろしい速度で二人に迫り、その手で捕まえます。
少年「ぐっ、放せ!?」
少女「ひっ!」
二人は貴方から逃れようと暴れます。
ですが貴方にはその程度、そよ風が吹いたようなものです。
少年「ちくしょう、ふざけんじゃねえ!」
少女「いやぁ!」
二人はパニックになり、まだ状況を把握できていない様子です。
そこで貴方は>>88の行動を選択しました。
少年「ああ!?」
少女「やめなさい!」
少年「なんでだよ! こいつがいきなり襲ってきたんじゃねえか!」
少女「勝手に人の家に入ったら何されても文句なんて言えないのよ!」
貴方は二人の口論を眺め、少女が二人の主導権を握っている事を察します。
ともあれ、貴方の謝罪で場は丸く収まりそうです。
そこで貴方は>>91の行動を選択しました。
少女「え、でも、あの……」
少年「い、いらねえよ!」
貴方は二人が誰かに怒られる心配をしている気配を察します。
貴方はこの事は秘密にすると二人に約束しました。
少年「へへ、なんだお前いい奴だな」
少女「ごめんなさい、こいつバカなんです」
貴方は分厚いフードを深く被り、二人を外に連れ出します。
二人は貴方の服装を少しだけ不思議そうに眺めました。
それから貴方は二人に案内され、孤児院の前に到着します。
ここが二人の家のようです。
そこで貴方は>>95の行動を選択しました。
少女「ありがとうございました」
少年「またな!」
二人は貴方に別れの挨拶をすると、孤児院へと帰りました。
貴方はその場所を記憶し、後日ランドセルを送りました。
貴方はまた毎日不眠に悩まされ、そんな出来事の記憶も遠のきます。
今日もまた眠れないのだろうと貴方が思っていると、扉を叩く音がします。
少女「あ、あの!」
玄関に向かった貴方の前には孤児院の少女がいます。
少女は貴方に何か言いたげな様子です。
そこで貴方は>>100の行動を選択しました。
少女「え?」
少女は貴方の行為に驚き、戸惑っています。
貴方はそれを無視して、少女を撫で続けました。
少女「あ……の……」
少女は貴方を止める言葉が思い浮かばない様子です。
貴方は十分に少女を撫で続け、その手を止めました。
少女「わ、私……お、お礼! お礼を、言いに……」
気が動転しているのか、少女の言葉は尻すぼみに消えます。
そこで貴方は>>103の行動を選択しました。
少女「きゃっ!?」
少女は跳ねるように驚き、貴方の行為を理解して貴方を強く睨みました。
次の瞬間、少女は持っていた荷物で貴方の顔を叩きます。
貴方は危険性のないその攻撃をあえて受けました。
少女「最低っ!」
少女は走って貴方の前を去ります。
貴方は少女の荷物から散らばった手作りらしいクッキーを眺めました。
そこで貴方は>>106の行動を選択しました。
涙は何処から来るのだろう。
貴方は心の不思議に深く思いを馳せました。
その内は日は沈み、吸血鬼の時間が訪れます。
すると貴方の屋敷に侵入者が現れました。
少年「おいお前! 少女に何したんだよ!」
少年は貴方を見るなり、子供らしい真っすぐな怒りを見せます。
そこで貴方は>>110の行動を選択しました。
少年「な、何だよ、やんのか!」
少年はゆっくりと接近する貴方に拳を構えます。
貴方は空気のようにその隙間を縫い、少年を押し倒しました。
少年「殴るなら殴れよ! 俺は絶対お前を許さねえからな!」
貴方は少年のその勇気ある心に感動しました。
貴方は少年に敬意を表してその勇気であそ……。
いえ、彼の勇気を試す事にしました。
少年「え、おいやめっ、返せよ!」
貴方はするりと少年の服を脱がせ、小さな尻を露出させます。
少年「おい何して、やめろよ、ひっ、うわぁぁ!!」
貴方はそれから少年を存分に楽しみ、身綺麗にした後に追い出しました。
やがて夜が明け、太陽が昇りました。
そこで貴方は>>113の行動を選択しました。
夜になり、少年がまた屋敷を訪れます。
少年「来たくないのに、来たくないのになんで……」
青ざめた少年が呟きます。
貴方は少年に毎夜この屋敷を訪れるように催眠を掛けたのです。
貴方は毎晩少年を犯し続けました。
貴方は数日の内に、少年の苦痛の声を快楽に溶かしました。
少年「うぁ……あぁ……」
少年は泣きながら何度も射精しました。
貴方は少年の勇気を十分楽しみました。
そこで貴方は>>116の行動を選択しました。
少年と少女は一揃いであるべきだと貴方は考えたようです。
貴方は少年に少女を呼び出すよう命令しました。
少年「い、いやだ……」
貴方は少年にまだ勇気の心がある事を喜び、その勇気を楽しみ尽くしました。
あくる夜、少年が少女を連れて屋敷を訪れます。
少女「……」
少女は震える少年の隣で、貴方を鋭く睨んでいます。
貴方は少女に、貴方が少年に何をしたか、これから少女に何をするかを告げます。
少女「……怖くなんてない」
少女は貴方から視線を反らずに言い切ります。
貴方は少女の言葉に感動しました。
貴方はやはり敬意を表する必要があると切に感じます。
その夜から貴方は毎晩少女と少年を楽しみ続けました。
少女「ぅ……ぅ……」
少女は唇を何度も噛み切り、頭を床に叩き付け、狂ったように絶叫して。
それでも貴方を睨み付ける瞳だけは変わる事はありません。
やがて少女のお腹がハッキリと分かるほどに膨ら始めます。
そこで貴方は>>123の行動を選択しました。
数人の子供を産んだ後、少女の肉体は耐え切れずに死を迎えました。
少女「……」
少女は最後までその視線を変える事はありませんでした。
貴方は少女を惜しく思い、吸血鬼化を試みました。
ですが少女が目覚める事は二度とありませんでした。
少女の後を追うように、少年もまた死を迎えました。
血族はまた新たな血族を生み、貴方は多くの血族に囲まれます。
ですが必ず昼は訪れるのです。
貴方は眠りのない昼を迎え、そこには貴方の以外の血族は存在しません。
そして貴方はその後も、決して眠りを得る事はありませんでした。
貴方は今日も棺桶で昼を過ごしています。
眠りを失った貴方の意識はもう何年も途切れる事を知りません。
貴方の精神は限界を迎え、行動を求めています。
そこで貴方は>>127の行動を選択しました。
医者「不眠症ですか。最近増えてるんですよね」
医者は貴方の話を聞き、睡眠薬を処方しました。
夜明けを迎えた貴方はすべての睡眠薬をグラスに開けます。
貴方は一気にそれを飲み込み、眠りが訪れるのを待ちます。
ですが、やはり人間の薬では吸血鬼の貴方には効き目がないようです。
貴方は小さな失望を覚えました。
そこで貴方は>>130の行動を選択しました。
安価下
吸血鬼医者「不眠症ですか。最近増えてるんですよね」
吸血鬼医者は貴方の話を聞き、睡眠薬を処方しました。
夜明けを迎えた貴方はすべての睡眠薬をグラスに開けます。
貴方は一気にそれを飲み込み、眠りが訪れるのを待ちます。
吸血鬼向けの睡眠薬は効果抜群、貴方は心地よい眠りに誘われます。
貴方はようやく訪れた深い眠りの中、1万年の時を過ごしました。
目覚めた貴方が新人類と旧人類の戦争に巻き込まれるのはまた別の話。
用法容量は守りましょう。
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コメント一覧 (15)
-
- 2018年05月26日 21:28
- うん、ハッピーエンドだな!
-
- 2018年05月26日 21:53
- 短編集みたいになってるけどハッピーエンド?の展開が雑で草
-
- 2018年05月26日 22:12
- なるほど。上からで悪いが。
短編的にまとめる能力が上手かった。
一個一個は小粒でも、こういうのも集まれば面白さの1つだよね。何とか落とせてめでたしめでたし。ただしエロ関係導入は集客しやすいサービスながら、安価でおっさんの望み通りにやり過ぎると集まりがキモくなるだけだ。少年少女同列にしたのはgoodjobかな。
評価項目として、安価スレ参加者は一部除いてレベル低い印象。1も長編にしての特別構成力が上手いわけではなさそうだから、こういう短編で回避していくのも悪くないね。
-
- 2018年05月26日 22:32
- ※3
きもい
-
- 2018年05月26日 23:21
- 最近この人よく見るな、好きだわ
-
- 2018年05月26日 23:35
- この安価取ってる人達ってダジャレとセクハラ連発するオヤジみたい
寒くてオリジナリティ皆無なのに本人だけは面白い事言ってるつもり
迷惑で気持ち悪いだけなのに許されてるつもりでアヘアヘしてる
普通につまんないしキモいよね
-
- 2018年05月27日 00:35
- ※6
安価SSスレの糞安価は本人は面白いと思ってやってる奴、突飛なエログロやナンセンスギャグが本気で見たくてやってる奴、台無しにしたいだけの奴が入り混じってもうどうしようもない感
この作者はそんな環境下でも安価捌くの上手いなと結構好感あるけど
-
- 2018年05月27日 00:49
- 下ネタ連発してる奴なんか頭沸いてるキッズでしょ
いい大人がやってたらひくわ
-
- 2018年05月27日 00:59
- ※7
特に最後の「台無しにしたいだけのやつ」ってさ、「俺様がこいつの技量を試してやってるんだ!」って謎の上から目線持ってるよねー
前者2人ははた迷惑なアホと変態だけど、そいつは色んなニュースとかでも妄想上の倫理観で他人を叩くクズでしかも悪びれることが一切ないというサイコパスじみたクズ
-
- 2018年05月27日 04:12
- 昔は良かった…なんてことは言いたくないがvipのレベルが下がってることは間違いない
こんなスレ一つだけでもそれが感じられる
vipというよりはネット全体がなのかもしれないが
-
- 2018年05月27日 07:32
- コメ欄きもすぎて笑う
-
- 2018年05月27日 15:43
- じゃがりこ爪楊枝懐かしくて草
よく覚えてたな
-
- 2018年05月28日 03:07
- 下ネタエログロ投下してるガ、イジは○んでほしい
-
- 2018年05月28日 09:32
- ※3がキモ過ぎて面白味がなくなったな
-
- 2018年06月11日 04:07
- 近頃、相手の会話から始まる安価の方が目立ってきたな。