【ガヴドロ】タプリス「私も天真先輩に構ってもらうんです!」
- 2018年05月05日 17:10
- SS、ガヴリールドロップアウト
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タプリス「ふー、今日も疲れました……下界での修行は慣れないことばかりで大変ですね」
タプリス「さて。お風呂に入って綺麗さっぱりリフレッシュしましょうっ」
タプリス「ふんふんふふーん♪」キュ
シャワー(冷水)『』シャワワワワワワ
タプリス「ひゃああああああ!!??」
タプリス「!? !!?」
シャワー(冷水)『』シャワワワワワワ
タプリス「な、なななな……なんで!?」キュッキュッ
タプリス「!」
タプリス「まさか……」フルフル
タプリス「……」チャプン
浴槽(冷水)『』
タプリス「うわああん! 天真しぇんぱああい!」ガラッ
ガヴリール「うわ!? えっ、なに!」ビク
タプリス「ぐすっ、お風呂が! お風呂が壊れちゃいましたぁ!」
タプリス「暖かい湯船に浸かって心も身体も癒そうと楽しみにしてたのに! こんなのあんまりですよぅ!」
タプリス「わたしなにか悪い行いでもしたんでしょうか!?」ベソベソ
ガヴリール「……いや風呂壊れたぐらいで窓から入ってくんなよ。2階だぞここ」
タプリス「すみません、今すぐ先輩の胸に飛び込みたくて飛んできちゃいました……」グスッ
タプリス「慰めの抱擁をお願いします……」ギュ-
ガヴリール「えぇ……めんどくさいなもう」
ガヴリール「なんだよ、ちゃっかり着替え持ってきてんじゃん。別に適当に沸かしてもらって構わないよ」
タプリス「ほんとですか!」パァァ
ガヴリール「風呂の場所は分かるっけ?」
タプリス「はい、以前お泊まりした時に教えてもらいました!」
ガヴリール「バスタオルは……ヴィーネが洗濯してくれてるな。シャンプーもそこら辺にあるの使っていいから」
タプリス(はぁぁ、天真先輩やさしい! まさに捨てる神あれば拾う神ありです!)
タプリス「で、では早速お借りしますね!」
ガヴリール「おー、私ネトゲに戻るわ」
タプリス「おっふろ♪ おっふろ♪」ガラッ
ぬるっ
タプリス「ん? なんか足元が……」チラ
浴室『ヌルヌルグチャグチャ』
タプリス「ひいいいいいいいいい!?」
ガヴリール「んあ?」
タプリス「お、お風呂! あれ一体いつのですか!!」
ガヴリール「いつのって…………」
ガヴリール「4日前……? いや先週だったかな」
タプリス「ちょっとおおおお!?」
ガヴリール「なに? やばかった?」
タプリス「最悪でした! 床がぬるぬるでした!! 精神的大ダメージを負いました!」
タプリス「今までどうやって生活してたんですか!?」
ガヴリール「んー、最近は……ヴィーネとかサターニャとかラフィエルに無理やり入らされてた気がする」
ガヴリール「そういやここ数日他人の家でしか風呂入ってないわー。あははー」
タプリス「笑い事じゃないです! 少しは自立してくださいよ!」
タプリス「もー! 天真先輩ったらほんっとダメダメなんだから!」シャコシャコシャコシャコ
タプリス「私が気付かなかったらどうなってた事か!このままだとボウフラ湧いちゃいますよ!」シャコシャコシャコシャコ
タプリス「お風呂の蓋も綺麗にしてっと」シャワワワワ
タプリス「よし、こんなものですね」
タプリス「あ、洗面台も汚れてる……」
タプリス「お風呂を沸かしている間にこっちも掃除してしまいましょう」
『お風呂が沸きました』
タプリス「やった! やっと入れますね」
ガヴリール「おー、だいぶ綺麗になったな」
タプリス「あ、天真先輩」
ガヴリール「ちょうど良いし、ついでに私も洗ってよ」ヌギ
タプリス「えっ? あっ、ちょっ……先輩も一緒に入るんですか?」
ガヴリール「最近急に暑くなったし汗かいちゃったんだよね」
ガヴリール「たのむわー」
タプリス(……お風呂が壊れたうえ、なんでよその浴室まで掃除するハメに、と思ってましたが)
タプリス(ここにきて天真先輩とお風呂なんて、素晴らしい役得……!)
タプリス(神よ、感謝いたします……)パァァ
ガヴリール「どうしたタプリス。昇天しかけてるぞ」
ガヴリール「あー、さっぱりした。風呂もたまに入ると気持ちいいな」
ガヴリール「……鼻血まだとまらないの?」
タプリス「ふぁい、すびばぜん……」
タプリス(天真先輩、全身柔らかくってぷにぷにでスベスベでモチモチだったし)
タプリス(二人一緒に浴槽に入って超密着しちゃったり)
タプリス(もう、最高でした……!)ダラダラダラ
ガヴリール「……お前ほんとに大丈夫? 失血死しないよな……」
タプリス「わだじ、もう、じんでもいいれふ」ポワワ-
ガヴリール「騒ぎになるからせめてウチ以外にしてくれよ……」
ガヴリール「え、お前家の中でもタイツ履くの?」
タプリス「え? 基本的にいつも履いてますけど……」
ガヴリール「……そういえばさー」
タプリス「はい」
ガヴリール「タプリスの生足って見たことない」
タプリス「はい!?」
ガヴリール「見せろオラぁ!!」ガシ
タプリス「きゃあああああなんですかやめてくださいさっきお風呂場で散々見たでしょう!?」
ガヴリール「黙って脱がされろ!!」グイグイ
タプリス「ま、待って待って! ちょっ、ご褒美ですかこれ!?」
タプリス「グス……もうお嫁に行けません……」
タプリス「天真先輩が私を貰ってください!」
ガヴリール「タイツ脱がしただけだろ」
ガヴリール「あれだな。思ったより違和感あるな」
ガヴリール「やっぱ履いて」
タプリス「なんなんですかもう……」
ガヴリール「ほら脚あげてよ」
タプリス「えっ? 先輩が履かせてくれるんですか?」
ガヴリール「え? うん。脱がせたし」
タプリス「いやいやいやいやいいです!! 自分で履きますから!!」
ガヴリール「履かせろオラァ!!」ガシ
タプリス「や、やめ!やだ!スカートに手を入れないで!きゃー!きゃー!!」
タプリス「ひとまず、お風呂ありがとうございました。天真先輩」
ガヴリール「んー」
タプリス「お礼と言ってはなんですが、私に何かお手伝いできることはありませんか?」
ガヴリール「いや、こっちも風呂掃除やってもらったし特には……あ、私の代わりに宿題やってよ」
タプリス「後輩に宿題を頼まないでください」
ガヴリール「えー」
ガヴリール「ん、そうだ。じゃあゲーム手伝って」
タプリス「ゲーム……ですか? でも私でできるでしょうか?」
ガヴリール「大丈夫大丈夫。私がはいって言ったら○ボタン押すだけだからさ」ゴソゴソ
タプリス「それぐらいなら……」
ガヴリール「よし、いくぞ」ピッ
タプリス「はい」ポチ
ガヴリール「はい」
タプリス「はい」ポチ
ガヴリール「はいそこっ」
タプリス「はい」ポチ
ガヴリール「いまだ!! はい!!」
タプリス「はい」ポチ
ガヴリール「はい! はいはい! いま!」
タプリス「はい」ポチ
ガヴリール「あ、ちょヤベ、あ! はい!」
タプリス「はい」ポチ
ガヴリール「や、やった!! 全部取れた!! 夢のかけらコンプリートだ!!!」
ガヴリール「よくやったぞタプリス!」ナデナデ
タプリス「私なんか工場の作業員みたいな気分だったんですけど」
タプリス「胡桃沢先輩、好き勝手動かしそうですもんね」
ガヴリールの携帯「」ヴヴヴヴ
ガヴリール「ん……その胡桃沢先輩からメールだわ」
タプリス「なんてきたんですか?」
ガヴリール「今なにしてんのって」
ガヴリール「タプリスがうちにいる……っと」
ガヴリール「あ、でた」
タプリス「なにがです?」
ガヴリール「タプリスの名前打つといちいちリスの絵文字が出てきて可愛いんだよ」
ガヴリール「お前ふざけてんの?」
タプリス「どんな怒りですかそれ」
ガヴリール「出てこないよ」
タプリス「リール……んー、ガヴ……ガヴ、ガヴガヴ」
タプリス「ぷふっ、ガヴガヴってなんだか怪獣みたいで可愛いですね」
ガヴリール「ガヴっ」がぷ
タプリス「あだだだだだ!! いたいいたい! ごめんなさいごめんなさい! でも幸せ! 幸せな痛み!! いだだだだだだ!!!」
タプリス「ん?」
ガヴリール「なんだサターニャもう来たのか」
タプリス「えっ! 胡桃沢先輩来るんですか!?」
ガヴリール「なんかまずかった?」
タプリス「せっかく天真先輩と二人きり……じゃなくて、あの人悪魔ですよ!? そんな簡単に家に入れちゃ……!」
ピンポピンポピンポポポーン
ガヴリール「いやうるさいわチャイム」
サターニャ「ちょっと早く開けなさいよ!」ガラッ
タプリス「ひゃあ!?」
ガヴリール「なんでお前も窓から入ってくんだよ。翼を出すな翼を」
サターニャ「んなーっはっはっはぁ! 恐怖におののきなさいちびっこ天使ども! サタニキア様のお出ましよ!!」
ガヴリール「なんだちびっこ天使って」
タプリス「私と胡桃沢先輩そんな変わらないでしょう」
タプリス「それよりも一体なにしに来たんですか! まさかこのお家で悪事を働こうと企んでたり……!」
サターニャ「暇だったから遊びに来たのよ!」
タプリス「ああ、そうですか……」
ガヴリール「こいつ最近しょっちゅうウチ来るんだ。ほんと相手すんのがめんどくさい」
サターニャ「どうせあんたゲームばっかりやってるでしょ。構ってあげてるんだから感謝しなさい」
ガヴリール「お前が構って欲しいだけだろ」
タプリス「くぅぅ! 悪魔のくせに天真先輩に構ってもらうなんて図々しいです! 私の先輩に近づかないでください!」
ガヴリール「いつからお前のものになったんだよ私」
サターニャ「はぁ? ガヴリールはあんたより私を選ぶに決まってるじゃない」
タプリス「なんですって!」
ガヴリール「いやどっちも選ばないけど」
タプリス「はっ!」
サターニャ「ガヴリールは私の言うことなんでも聞いてしまうのよ!」
タプリス(そ、そういえばそうでした! 天真先輩がネコの格好してたり、はっ、はは半裸の格好になったりするのもこの人が仕向けたから!)
タプリス(きっと先輩はイヤイヤながら胡桃沢先輩に従っているはず!)
タプリス(この人は私が倒すべき憎っくき悪魔……!)
サターニャ「さあガヴリール! 床に這いつくばって私の椅子になりなさい!」フフ-ン
ガヴリール「なんだお前殴られたいのか」
ガヴリール(やだよ。私がかっこ悪くなるじゃん)
ガヴリール(ていうか、なんでお前に従わなきゃいけないんだよ)
サターニャ(いいから! 少しだけでいいから!)
ガヴリール(やだってば)
サターニャ(いやほんと! お願いします! このとおり!)
ガヴリール(むり)
サターニャ(土下座でもなんでもするから!)
ガヴリール(……お前プライドないの?)
サターニャ「はっ」
サターニャ「ガヴリール! 早く椅子! 私を座らせなさい!」アタフタ
ガヴリール「もー、仕方ないな」
ガヴリール「ほら座布団」ボスッ
サターニャ「……」
タプリス「……」
サターニャ「ど、どう!? ガヴリール自ら私の座る場所を用意したわ! しもべなんだから当然よね!」
タプリス「そんなぁ!? 天真先輩が完全に悪魔に操られてる!?」
ガヴリール「なんでもいいのかお前ら」
タプリス「天真先輩! 悪魔祓いの教科書持ってませんか!?」
ガヴリール「んー、そこのクローゼットに突っ込んでた気がする」
タプリス「えっとえっと…………ありました!」
タプリス「覚悟してください胡桃沢先輩!」
サターニャ「げっ! あんたなに物騒なもん持ち出してんのよ!」
タプリス「天使学校時代ではあまりうまく扱えませんでしたが、私だって天使なんだからできるはず!」
ガヴリール「あー、タプリスそういうの苦手なんだっけ? ちょうど悪魔もいるし練習にいいかもな」
サターニャ「勝手に練習台にするなー!」
ガヴリール「尊敬される先輩になりたいだろ? 後輩のために身体はってやれよ」ニヤニヤ
サターニャ「う、まあ……じゃあ、別に良いけど……」
タプリス「え? い、いいんですか? 本当にやっちゃいますよ?」
サターニャ「正直あんたに祓われる気がみじんもしないし」
タプリス「きー! ムカつきます!」
サターニャ「んぐ……」
プシュウウウ~…………プスン
タプリス「え、あれっ? えいっ、えいっ! ひ、光が消えちゃいました」
サターニャ「ふっふ……」
サターニャ「んなーっはっはっは!! ぜんっぜん効かないわ! 天使も大したことないわね!」
タプリス「そ、そんなぁ……」ガク
サターニャ「あんたみたいなひよっこ天使がこの大悪魔さまを祓おうなんて100年早いのよ!」
サターニャ「すこし気持ち悪くなったけど余裕で耐えられたんだから! ちょっと洗面所借りるわね!」
スタスタ
ドア「」バタン
『おええ~、げろげろげろ!』
ガヴリール「よかったなタプリス。結構効いてるみたいだぞ」
タプリス「これ別に吐き気を催す術じゃなかったと思うんですけど」
タプリス「なんだか申し訳ない気持ちもしてきますが……どうですか! 天使の力を思い知りましたか!」
サターニャ「はぁ? 別に天使の力に屈したわけじゃないし。たまたまつわりが重なっただけよ」
ガヴリール「誰の子だよ。お前つわり辞書で調べてこい」
サターニャ「ああ、そうそう、わたし後輩天使に構ってる暇ないんだったわ」
タプリス「さっき暇だから遊びにきたって言ってましたよね!?」
サターニャ「ガヴリール! 昨日のゲームの続きやるわよ! 今度こそ私のスーパープレイを見せてあげるんだから!」
ガヴリール「え、昨日のゲーム? さっきタプリスとクリアしちゃった」
サターニャ「んなーーーー!?」
ガヴリール「だってお前勝手に操作するから全然クリアできないんだもん」
サターニャ「どうして私のためにとっといてくれないのよー!!」グイグイ
ガヴリール「あーもう、ひっつくな」
サターニャ「ん……? 今日のあんたなんかいい匂いするわね」
タプリス「あ、さっき私とお風呂入ったからですね」
サターニャ「はぁ!? あんたガヴリールとお風呂まで入ったの!?」
サターニャ「なんでよ! 私と一緒じゃなかなか入りたがらないくせになんでタプリスとは入るのよぅ!」
ガヴリール「サターニャ水鉄砲で攻撃してきてうっとうしいんだよ」
サターニャ「私だってあんたが面倒くさがるから洗ってあげてるでしょ!」
サターニャ「今日だってお風呂で遊べるおもちゃいっぱい買ったから誘いに来たのに!」
ガヴリール「どうせまたお湯で膨らむスライムだろ」
サターニャ「12色セットよ!」
サターニャ「なんで後輩には優しくして私には冷たいのよ~……!」グスッ
ガヴリール「わかったわかった。今度泊まりにいってやるから」
サターニャ「絶対きなさいよ!」
ガヴリール「仕方ないなー」
タプリス「すみません、微妙にいちゃいちゃっぷりをアピールしてくるのやめてもらえますか」
タプリス「あ、ご一緒してもいいですか? なに食べるんです?」
ガヴリール「なんかラーメン食べたい気分」
サターニャ「じゃあ激辛ラーメン行きましょ!」
ガヴリール「えー……尻から火吹くからやだ。行くならお前一人で行ってくれ」
サターニャ「もー、天使は軟弱なお尻なんだから」
ガヴリール「悪魔はみんな強靭な尻なの?」
サターニャ「当然でしょ?」フフン
タプリス「月乃瀬先輩の強靭なお尻……」
ガヴリール「食券の買い方はわかるか? タプリス」
タプリス「はい、大丈夫ですっ。学食で学びました」
タプリス「でもたくさんありますね……どれを選んだら良いでしょう」
ガヴリール「うむ。こういうのには法則があるんだ。大抵の店は左上のボタンをスタンダードでオススメのメニューにしていることが多い」
ガヴリール「私は初めて来るラーメン屋はいつもここを押している」
タプリス「なるほど! じゃあ私はそれで……」
ガヴリール「ダメ。お前は他のやつにしろ」
タプリス「なんでですか!」
ガヴリール「左上のは私が食うんだよ。お前が同じもの頼んだらシェアできないだろ」
タプリス「じゃあなんで左上の法則教えてくれたんですか……」
ガヴリール「ん、今日はご馳走してやるよ。どうせ財布持ってきてないだろ?」
タプリス「えっ、いいんですか?」
ガヴリール「安心しろ全額奢ってやる」
ガヴリール「サタニキア先輩がな」
サターニャ「なんで私が全部払うのよ。折半でしょ普通、折半!」
ガヴリール「ちっ、けちんぼ」
サターニャ「自分の後輩の面倒ぐらい見なさいよ」
ガヴリール「あ、財布忘れた。私の分も頼むわ~」
サターニャ「後ろ手に持ってるのみえてるから!」
ガヴリール「ん」ピッ
サターニャ「私はニンニク大盛りラーメンっと……」
ガヴリール「サターニャ。それ食ったら私に話しかけてくんなよ」
サターニャ「え」ガ-ン
タプリス「あと出来るだけ距離あけて接してもらっていいですか」
サターニャ「わ、わかったわよ。自重するって!」
ガヴリール「んー、まあサターニャとはよく来るかな。自分だけだとあんま入らない」
サターニャ「やっぱ何だかんだ一人だと入りづらいわよね。私もガヴリールとだったら来るけど」
タプリス「むむ……うらやましい……」
ガヴリール「ヴィーネやラフィと一緒の時は二人の料理食べることの方が多いし外食はあんましないな」
タプリス「お二人とも料理上手ですもんね」
ガヴリール「サターニャが料理下手で良かったわー」ニヤニヤ
サターニャ「喧嘩売ってんの!?」
ガヴリール「お前調理実習の時散々だったろ」
サターニャ「あんただってヴィネットに殴られてたじゃない」
タプリス「月乃瀬先輩、殴るんですか……」
ガヴリール「ヴィーネはあれで怒ると手が飛んでくる。気をつけろ」
タプリス「手を出すまで怒らせる先輩が悪いんじゃ」
サターニャ「じゃあちょっとだけ器交換ね」スッ
サターニャ「ずるずるずる……しょうゆもなかなかイケるわね」
ガヴリール「あー、みそ美味い。こっちでも良かったかもなぁ」
タプリス「わ、私にもくださいよぅ」
サターニャ「心配しなくてもあげるわよほら」
タプリス「わぁ、おいしいですっ。 交換しあいっこも楽しいですね!」
ガヴリール「複数人で来た時の醍醐味だな」
サターニャ「いろんな味試せるから良いわよね」
タプリス「えへへ、私こういう経験があまりないので新鮮ですっ」ニコニコ
ガヴリール「おいこらサターニャ! お前食い過ぎだろ!! 全然残ってないじゃん!!」
サターニャ「あんただって私のチャーシュー勝手に食べてんじゃないわよ!? 楽しみに取っておいたのに!!」
タプリス「くだらないことで喧嘩しないでください」
ガヴリール「割とアタリの店だったな」
タプリス「先輩、今日はありがとうございました。お風呂を貸していただいたうえ、ご飯までご馳走になって」ペコリ
ガヴリール「ん、もう帰るの?」
タプリス「はい、夜も遅いですしこれ以上お世話になってはご迷惑ですから。幸い私の家も近いので」
ガヴリール「送ってこっか?」
タプリス「いえいえ、大丈夫です! 一人で帰れます!」
ガヴリール「そっか」
サターニャ「ガヴリールー、なんかおやつ買って帰りましょ? あと飲み物も」
ガヴリール「サターニャは今日泊まってくの?」
サターニャ「当たり前でしょ? 今日は夜通し遊ぶんだから。夜更かしなんてS級悪魔的行為ね!」
ガヴリール「お前すぐ私のベッドで寝だすくせに何言ってんだよ」
サターニャ「きょ、今日こそはずっと起きてるんだから!」
ガヴリール「前もそう言って私の太もも枕にして寝てたじゃん」
サターニャ「そんな事してない!」カァァ
ガヴリール「してたって」
サターニャ「してないってば!」
タプリス「」イラ
タプリス「もー怒りました!! やっぱり私も泊まります!!」
サターニャ「あんたさっき帰るって言ってたじゃない!」
タプリス「だめです! このあと絶対二人でいちゃいちゃするつもりでしょう!?」
サターニャ「しししししないわよ」
タプリス「どもらないでください余計怪しいじゃないですか!!」
タプリス「私は胡桃沢先輩なんてぜったいぜったい認めませんからね!!」
サターニャ「はぁ!? あんたの許可なんて必要ないでしょうが!」
タプリス「天真先輩に近づかないでください! このあくまー!」キ-!!
ガヴリール「あー、もう……寝るとこどうすっかな……」
タプリス「大家さんにお風呂壊れたこと言うの忘れてました……また貸してくださぁい」ベソベソ
サターニャ「ガヴリールぅ! 構いにきてあげたわよ……んな!? また後輩天使がいる!!」
ガヴリール「またかよお前ら」
完
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コメント一覧 (23)
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- 2018年05月05日 17:58
- じゃあ俺はハニエルちゃんと風呂入ってくるから...
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- 2018年05月05日 18:11
- かけ合いの面白さ◎
-
- 2018年05月05日 18:44
- ゼルエル「※1よ、少し顔を貸してもらおうか」
その後、※1を見た者はいなかった。
サターニャの腹には俺の子がいるからつわりが重なるのも仕方ないね
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- 2018年05月05日 19:04
- ヴィーネとラフィエル編はよ
-
- 2018年05月05日 19:13
- 心がたぷたぷしてきた
-
- 2018年05月05日 19:22
- いいねえ
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- 2018年05月05日 20:07
- ふっふううううううううううううううううううううううううううう!!!
やっぱガヴタプはいいですね!
星5でも足りないくらいです!!!
-
- 2018年05月05日 21:58
- 久々に良いガヴドロss見れて満足
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- 2018年05月05日 22:31
- ガヴハーレム最高ですな
-
- 2018年05月05日 23:12
- いいぞいいぞ!
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- 2018年05月06日 00:44
- エデンよなぁ
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- 2018年05月06日 01:35
- タップリン久しぶりー
-
- 2018年05月06日 03:11
- これはギリギリタプカスじゃないな!
-
- 2018年05月06日 03:45
- サターニャがガヴ好きってだけで幸せな気持ちになれる不思議
-
- 2018年05月06日 05:35
- 最高!!これだよこれ、これを待ってた!!もう最高だわ
-
- 2018年05月06日 07:29
- 世にも珍しいガヴタプ
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- 2018年05月06日 10:01
- タップリンおかえり
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- 2018年05月06日 10:33
-
どっち付かずだしタプ以外出すなら全員出すべき
-
- 2018年05月06日 20:10
- 二人で十分やろ
※4は心に病気があるかもしれない、たぷたぷはダメ()
-
- 2018年05月07日 04:03
- 久しぶりの良作だ
-
- 2018年05月07日 08:00
- やさしい世界好き
-
- 2018年05月08日 17:08
- (๑´ㅂ`๑)ほわあああああああ
-
- 2018年05月20日 21:50
- うーむ、良き