彡(゚)(゚)「こんなところに宝石店あったんやな…」
カランカラン
彡(゚)(゚)「あれ?なか誰もおらんのか?」
(―■_■)「どうしたのですかお客様」
彡(゚)(゚)「ファッ!?いきなり出てくるなよ!心臓止まるかと思ったやんけ!」
(―■_■)「…」
彡(゚)(゚)(なんやこいつ気味悪いな…)
初めてss書くけどよろしくやで、ちなみにこのssの元ネタはあるで
彡(゚)(゚)「ふーん…(なんやこいつ人の話聞かずに勝手に話すすめあがって)」
(―■_■)「この赤いラピスラズリです」
彡(゚)(゚)「ええやん、けどワイお金あんまし持ってないし…」
(―■_■)「お代は結構ですよ」
彡(゚)(゚)「ファッ!?嘘だろおい!」
(―■_■)「しかしあなたのハートジュエルをいただきます」
(―■_■)「さぁ、開け、ジュエルパクト!」
彡(゚)(゚)「な、なんや!いきなり目の前が真っ白に…」
(―■_■)「さぁ…見せてください…あなたの命の輝きを…」
彡(゚)(゚)「う」うーん…なんでワイここで寝てたんや…」
彡(゚)(゚)「ファッ!?夢の中で出てきた赤い宝石があるやん!
彡(-)(-)(夢の中で出てきた宝石がなぜ現実に…)
彡(^)(^)「そんなこと気にせんでええか!さっさと家帰って風呂入って寝るか!」
彡(。)(;)「クソっ!応援してるチーム負けた!」
彡(-)(-)「応援してるチームはまけるし、路上で寝てしまうし、変な夢も見てしまうし」いい事全く無いな…
彡(゚)(゚)「いっそのことダイヤモンドが道路とかに落ちてたらええねんけどなぁ…」
ピカッ!
彡(゚)(゚)「な…なんや!?ほ…宝石がいきなり光輝き始めたで…」
彡(゚)(゚)「や…やっぱりあの宝石商怪しいとおもったんや!サングラスかけて怖いし何考えて…」
ピカーン!
彡(●)(●)「うわぁぁぁぁぁぁぁ………」
彡(゚)(゚)「………ってあれ?宝石がスプレーに変わりおったで…」
彡(゚)(゚)「えーっとなになに…このスプレーはどんなものでも価値が上がってしまうスプレーです、使い過ぎには注意してください」
彡(゚)(゚)「あほくさ、結構詐欺商品やなこれ」
正解やで
彡(゚)(゚)「けど…少しだけなら…」
プシュ
彡(゚)(゚)「普通ならどこにでもあるこの石…道ばたの石ころ…見向きもしないし…価値もない…」
(●゚◇゚●)「なんてめずらしい石!」
彡(゚)(゚)「ファッ!?」
(●^◇^●)「ほうせきいじょうのかちがあるー♪ちょうらっきー」ニッコリ
彡(゚)(゚)「………」
彡(゚)(゚)「なるほどな…このスプレーを使うとワイ以外のにんげんはそのへんの石ころでも価値があるように…つまり」
彡(゚)(゚)「無理やりレアモノに感じさせることができるんや!」
彡(^)(^)「ワイの願いはちょっと違うけどかなってる!このスプレーさえあればどんなものでもレアモノにすることができる!」
彡(゚)(゚)「ん?あーあ…誰かが買い物の途中にきゅうり落としてる…!…ええこと思いついた♪」
プシュ
彡(^)(^)「レアなきゅうりの出来上がりー♪明日のニュースが楽しみやわ」
彡(゚)(^)
またまた翌日
彡(゚)(゚)「さてと今日の試合は…ん?昨日のきゅうりがテレビに出てる!」
(o゚▽゚)「見てください!世にもめずらしいきゅうりです!」
(´・ω・`)「緑色のきゅうりなんですよ、すごいと思いませんか?」
彡(^)(^)「ブッフォ!バカや!こいつらバカや!」
パシャ!パシャ!
彡(^)(^)「本当に…笑いすぎて…腹が痛い…」
「きゅうりどこにあるんだよ」
「こっちにあるらしいぜ」
「どけ!写真取らせろ」
彡(゚)(゚)「まだ人がおるやん…みんなおどらされすぎや、本当はそこら辺にあったきゅうりだってのに…」
彡(゚)(゚)「もう少し実験するか…」
彡(゚)(゚)「ワイの古びた腕時計…きゅうりくらいかけすぎるとヤバイことになるから…ほんの少し…ほんの少しだけ…」
シュッ!
彡(゚)(゚)「こ…これでええかな…さて…これで売りにいったらなんぼするやろうな…」
(´・ω・`)「え…」
彡(゚)(゚)「いかんのか?」
(´・ω・`)「こんな貴重な時計をここで売るなんてもったいないよ…もっと鑑定士とかそういうところじゃないと…」ボソッ…
彡(゚)(゚)「あっ…そうなんや分かったわ、ほなワイ行くなー」
彡(゚)(゚)「なるほど…価値を上げすぎてもデメリットはあるんやな…」
彡(゚)(゚)「スプレーを自分自身にかけるとワイもみんなにちやほやされるってわけか!?」
プシュュュュュ!
彡(^)(^)「トッモに会いに行くで!」
(●゚◇゚●)「そういうことがあって、いまぼくおかねもちなんだ…」
(*^◯^*)「そうなんだ!」
(´・ω・`)「あっ…やきう君こっちに向かってきてるで」
彡(-)(-)「おはよう…ワイの親友よ…」
(●゚◇゚●)(こいつとうとああたまおかしなったか…)
(*^◯^*)「脳みそをいえにわすれ…」
ガタッ!
(●゚◇゚●)
(*^◯^*)
(´・ω・`)
彡(゚)(゚)「ど…どうしたんやいきなり!?」
(*^◯^*)「やきう君!」
彡(゚)(゚)「はい!」
(*^◯^*)「僕の家遊びに来たことないよね、遊びに来てもいいんだ!」
彡(゚)(゚)「え!?」
(●^◇^●)「やきう君ってあだななかったよね!」
(´・ω・`)「そういえばそうだな…やきうの兄ちゃんって呼んでもいいかな?」
彡(゚)(゚)(な…なんだよいきなり…みんな変わりすぎたろ…)
(´・ω・`)『遅いぞデブ早くしろ』
(●●●●●●●)『お前の応援してるチームが勝つから僕の応援してるチーム7連敗なってしまった…どうしてくれるの』
(*^◯^*)『やきう君は全く使えない無能なんだ!』
彡(゚)(゚)(ワイなんかいてもいなくてもいい雑魚扱いしてきたくせに…!なんだよ…なんだよ…)
(´・ω・`)「やきうの兄ちゃん大丈夫?」
彡(゚)(^)「は…ハハ…嬉しくて泣いちゃった」テヘ
(●^◇^●)「ははは…やきうらしくないぞ!
(*^◯^*)「みんなでやきう君を励ますんだ!」
彡(^)(^)(みんなの人気者ってこんなにも嬉しんやな!)
彡(^)(^)(今日は最高の日や!)
帰りのとき
彡(゚)(゚)「あれ?みんなって家こっちやったっけ?」
(´・ω・`)「だって少しでも多く一緒にいたいから…」
彡(●)(●)(めっちゃエエやつやん…)
彡(^)(^)「だ か ら」
彡(^)(^)「残りのスプレー全て使っちゃえ!これでワイはスーパーレアいやスペシャルレアになったはずや!」
プシュュュュュュュュュュュュュュュュュュ!!!!!!!!
彡(^)(^)「こんぐらいレアになるとバレンティン…外崎…いや…金本監督…福良監督…いやいや!大谷!野茂英雄のサインが余裕でもらえるかも!」
彡(^)(^)「これが新しく変わったワイや!」
(●゚◇゚●)「おぉ!」
(*^◯^*)「なんだかやきう君を見ていると胸が熱くなってくるんだ…」
彡(^)(^)(思った通りやこれでワイは超人気者に…)
彡(゚)(゚)「え…」
(●゚◇゚●)「やきうがほしい…」
(*^◯^*)「僕も欲しいんだ!」
彡(゚)(゚)「どうしたんやみんな!メンヘラ…と言うよりヤンデレに目覚めたんか!?」ガクブル
(*^◯^*)「でもやきう君は一人なんだ」
(´・ω・`)「僕は右足がほしい…」
(●゚◇゚●)「そうだね…からだのいちぶでもかちがあるよ!うん!」
彡(●)(●)(こ…こいつらいきなり…何を言ってるんや…)ガクブルガクブルガクブルガクブル
(´・ω・`)「じゃあ僕はチェーンソー持ってくるよ」
彡(●)(●)「あぁ…あぁ…」
ポンッ
(●゚◇゚●)「じゃあみんながどうぐをもってくるまでぼくのいえでまっいようよ」
(●^◇^●)ニッコリ
彡()()「 ああああああああああああああああ ああああああああああああああ あ!!!!!!!!!!!!!!!リブリュリュリュリュリュリュ!ブブチチチチブリリイリブブフ"ブゥゥゥゥッッッ!!!!!!! )」
彡()()「じょ…冗談やない!」
彡()()「あいつら…おれを…自分のものにって…」
(●゚◇゚●)『やきうがほしい…』
(´・ω・`)『僕は右足がほしい…』
彡()()「ちくしょう!なんでみんなこんな急におかしくなっちまったんや!」
???「珍種発見♪レア人間♪」
彡(゚)(゚)「あ!お前はあのときの!宝石商…いや…魔石商!」
(―■_■)「ども…」
彡(゚)(゚)「おい!魔石商!どうなってんねんこれ!」
(―■_■)「じゃあ私からあなたが人からどんな状態で見えているか伝えましょう…」
「頭はダイヤモンド」
「右手と左手はサファイア」
「体はエメラルド」
「両足は金でできています…」
彡(゚)(゚)「」
(―■_■)「あなたはもうただのものでしかありませんよ…それも…とっても高価な…ね…」
彡(゚)(゚)「う…嘘や…うわぁぁぁぁぁぁぁ!」
(―■_■)「おやおや逃げても無駄なのに…」
彡(゚)(゚)「マッマ!助けてくれ!」
J( 'ー`)し「どうしたんだ…息子よ…」
彡(゚)(゚)「今日…すごく怖いことがあったんや…」
彡(゚)(゚)「もう…絶対に家から出たくはない…」
J( 'ー`)し「そう…じゃあ好きなだけいなさい」
J( 'ー`)し「あなたはパパとママの大切な宝なんだから」
彡(-)(-)(よかった…これでたすか…)
J( 'ー`)し「大切な夫婦の宝だから、二人できちんとわけないとね…?」
彡(●)(●)「は?」
J(' ∀`)し「待って…どこに行くの?」ヒタヒタ
彡(●)(●)(まさか…マッマまで…いやや…)
彡(●)(●)「くっ!来るなぁ!」ドタタタタタ!
彡(゚)(゚)「もしも見つかれば…親でも…親友でも…ワイに襲いかかってくるなんて…」
彡(゚)(゚)「ワイはどうすりゃいいんや!」
(―■_■)「もちろん…このわたしからも…ね♪」
彡()()「」
(―■_■)「フヒィィィ!その絶望がハートジュエルをより輝かせる!!」
(―■_■)「あなたの絶望がわたしの願望なのです!」
彡(●)(●) 「ああああああああああああああああ ああああああああああああああ あ!!!!!!!!!!!!!!!リブリュリュリュリュリュリュ!ブブチチチチブリリイリブブブ ブゥゥゥゥッッッ!!!!!!! )」
(―■_■)「最後に眩しいくらいの絶望をありがとうございました」
(―■_■)「またのご来店おまちしていますよ」
(―■_■)「来世でね♪」
彡(●)(●)「うわぁぁぁぁぁ!!」
(´・ω・`)「や…やきうの兄ちゃん大丈夫か…?」
彡(゚)(゚)「あれ?ワイどうしてた?」
(*^◯^*)「道ばたで寝ていたんだ!」
(●゚◇゚●)「みててこっちがはずかしくなったよ…」
(●゚◇゚●)「た…多分そうじゃない?」
彡(゚)(゚)「…プッ」
彡(^)(^)「ワッハッハッハッ!」
(´・ω・`)「どうしたんだ急に笑いだして」
彡(^)(^)「別に…なんでもない」
彡(^)(^)(よかった…本当によかった…あれは全て悪い夢なんだ!)
彡(^)(^)「ワイらちゃんと友達だよな!」
(*^◯^*)「そんなの」
(●゚◇゚●)「あたりまえだろ」
(´・ω・`)「ちゃーんとみんなで!」
(´・ω・`)「仲良くわけるから」
(●^◇^●)「なかよくわけるから」
(*^◯^*)「仲良くわけるんだ」
完
「SS」カテゴリのおすすめ
「ランダム」カテゴリのおすすめ
コメント一覧 (12)
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- 2018年05月03日 17:31
- ホラーかと思ったらコメディだった
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- 2018年05月03日 18:07
- ホラーじゃん
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- 2018年05月03日 18:09
- j民は殺されても復活するからへーきへーき
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- 2018年05月03日 18:26
- ドラえもんでもあったな道具でのび太の希少価値が上がる話
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- 2018年05月03日 18:42
- 漏らしたクソも価値があるもんなんやろなあ
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- 2018年05月03日 18:49
- 出したクソが500円玉に変わる漫画が昔のコロコロにあった気がする
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- 2018年05月03日 19:46
- これ初心者向け笑ゥせぇるすまんのラピスラズリだろ?似たような話あったしオチも似てるし
-
- 2018年05月03日 20:07
- 最悪手を平然と選ぶ無能
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- 2018年05月04日 00:40
- コロコロにのってた魔石商ラピスラズリやろ
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- 2018年05月04日 08:53
- 元ネタちゃんと書いてあるやん!ワイは読んだことないけど
あ、ssは面白かったです
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- 2018年05月04日 23:47
- 発売当時読んだの覚えてるわ
確かチェーンソー持ってくる
って言ったのはufo呼ぶ女の子
だった気がする
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- 2018年05月12日 09:20
- ボンボン派にはさっぱりやぞ!