【モバマス】安部菜々「二人の想いは!」木村夏樹「100万ホーン!」【モバ×ウルトラ】
なつななが合体変身します。
体を掴めずにいた』
~超獣攻撃隊TAC:me本部~
拓海「だあああああ!!!クソッ!」
留美「カリカリしないの、拓海ちゃん」
拓海「あんのクソ超獣!ちょろちょろ出たり引っ込んだり繰り返しやがって…今週何度目の出撃だと思ってんだ!」
涼「まったく…こう出撃が続いたんじゃアタシ達も身体が持たないよ…」
亜季「こうまで正体が掴めないとなると、もしやアレは超獣の幽霊なのでは……南無阿弥陀仏…」
里奈「えー、でもさー超獣レーダーには反応あったぢゃん?」
涼「それがひっかかるんだよな……それに、今のところ被害が出てないのが幸いだけど、逆にそれが不気味っていうかさ…
」
留美「そうね…」
拓海「クッソー!!」
プシューッ
夏樹「木村・安部両名、ただいま訓練より帰還しました」
菜々「し、しました~…」
夏樹「しかたないだろ…?訓練空域からここまで何kmあると思ってんだ。超獣もまた消えちまったしさ」
菜々「そ、そうですよ~…時間がかかったのは菜々が…菜々が………ヴォエッ…」
里奈「ちゃんナナ、グロッキー?」
亜季「医務室行きますか?」
拓海「あーあーだらしねえなあ…お前最年少だろ、まったく」
菜々「へ…へへへっ…」
夏樹「え?何も変わった事はしてないよ。姿勢維持から急加速・急旋回・バレルロール・インメルマン……」
菜々「あんなの無理に決まってるじゃないですかぁ……」
夏樹「アタシはすぐ出来たけど?」
菜々「それは若っ……夏樹ちゃんと一緒にしないでください!!」
夏樹「一緒だろ、同じチームの同期入隊なんだから」
菜々「ちーがーいーまーすぅー!!もう、夏樹ちゃんのばか!」
夏樹「なんだよ、人バカ呼ばわりして!菜々に根性が無いのが悪いんだろ!」
菜々「そんな体育会系丸出しの発想古いですよ!イケてないです!チョベリバです!」
夏樹「なんだよソレ!」
菜々「ばーかばーか!」
拓海「うるせええええええええええ!!!!!!」
留美「はあ…とにかく、明日は全員で超獣出現地域をくまなく調べるから、そのつもりで」
夏樹「ただいま~…」
李衣菜「あ!なつきちおかえり~」
みく「おかえりなさ~い」
李衣菜「ごめんね、晩ご飯もうちょっとかかるから先シャワー浴びててよ」
夏樹「ああ…」
李衣菜「なつきち?」
みく「なつきちゃんどうしたの?あっ、分かった…ま~たナナちゃんと喧嘩したんでしょ!」
夏樹「…よく分かるな?」
みく「にゃふふふ…女の勘ってやつだにゃ~♪」
李衣菜「もう~仲良くしなきゃダメじゃんか~」
夏樹「分かってるよ…」
李衣菜「あっ、そうだ!週末に海浜公園ででロックフェスあるんだけどさ!一緒に行ってきたら?私ペアチケット持ってる
よ!」
夏樹「え?いや、いいよ。超獣のせいで週末も出勤だからさ」
李衣菜「そっか…じゃあ仕方ない。みくちゃん一緒に行こうよ」
みく「……ちょっと待って…なんで今ついでみたいに言ったの?」
李衣菜「え?そんな事どうでもいいじゃん、実はコレ私も行きたかったんだ~♪」
みく「話逸らさないで!」
李衣菜「何さ!そんな怒んなくてもいいでしょ!」
みく「怒ってないですー!」
李衣菜「怒ってるじゃん!」
夏樹「あー…アタシ、シャワー浴びてくるな…」
みく「いってらっしゃい!!!」
李衣菜「いってらっしゃい!!!」
夏樹「仲良しかよ…」
留美『私と亜季ちゃんはTAC:meファルコンで空から調べるから、他のみんなは地上からお願いね』
拓海「りょうか~い…」
夏樹「何だよ拓海、まだ腐ってんのか?」
拓海「こういうチマチマした仕事は性に合わねえんだよ…クッソー!超獣めー!出てきやがれー!」
涼「呼んで出てくるなら苦労しないよ」
里奈「あ~おっちゃんおっちゃん、おつぽよ~☆この変でさ、ちょーじゅー見なかった?こういうブッサイクな奴」
菜々「ほ、ほら、私達も里奈ちゃんを見習って調査しましょ!ね!」
夏樹「そうだな…」
夏樹「涼、何か分かったか?」
涼「いやさっぱりさ、拓海は?」
拓海「あ?こっちもだよ…」
里奈「は~いみんなお疲れちゃ~ん♪はい、じゅーちゅ☆」
拓海「おお、サンキュー!やっぱり里奈は気が利くな」
夏樹「ありがとな、ほれナナ、お茶」
菜々「ああ、ありがとうございます~……んぐっんぐっ…ぷへ~…生き返りますねえ」
夏樹「なんだよナナ、ばあちゃんみたいな顔して」
菜々「な!?酷いですよ!ナナはぴっちぴちの17歳なんですよ!」
拓海「へいへい…あれ?でもウチって18歳以上入れないんじゃ無かったか?」
涼「言われてみればそうだな…もしかして菜々お前…」
菜々「え゛!?いや!その!ナナはですね…!!?」
ブオオオオオオオン!!!
ブリブリブリブリ!!!!
パラリラパラリラ!!!!
暴走族「オラオラ~!どけどけー!!」
涼「あんな古臭い暴走族まだいるんだな……しかも連中、みんないい歳じゃないか」
里奈「あー近所の人達が言ってたね~、超獣より先に族をどうにかしてちょ~って」
拓海「あーあー…やっすい改造で満足しやがって…ったく……」ウズウズ
里奈「たくみんステイステイ」
拓海「犬じゃねえよ!それに!アタシはああいうのは卒業したんだ!」
菜々「あははは…………ん?あー!!」
夏樹「うおっ、どうした菜々大声出して」
菜々「あっ、あれ!!」
ピピピピッ!
サウンドギラー「ギギギギッ!!」
拓海「野郎!出やがったな!!」
里奈「避難指示要請おっけー!」
菜々「わ、私避難誘導してきます!」
夏樹「…!」ダッ
拓海「おい、夏樹!抜け駆けなんてさせねえぞ!!」
留美『みんな!各自散開して攻撃よ。市民の非難が完了するまでこの場に釘付けにするわ』
涼「了解!亜季!空からの援護、頼むよ!!」
亜季「フーハッハッハ!!戦場は地獄でありますよー!」
ドゴォッ!ババババッ!
ドォン!ドォン!
サウンドギラー「ギギギギッ!」
涼「確かにおかしい…いつもならすぐ消えるのに…」
サウンドギラー「ギギギギッ!」
里奈「ヤッバ…アイツ移動する気だよ!」
拓海「クッソ…火力が足りねえ!」
夏樹「(何だ…何か理由があるはずだ…!)」
ブリブリブリブリ!!!!
パラリラパラリラ!!!!
暴走族「いやああああ!?お助けへええええ~!!???」
夏樹「なあ、あの超獣…族を追っかけてないか…?」
拓海「はあ?んな事よりアイツの動き止めるのが先決だろ!!」
涼「今は拓海に賛成だ!」
菜々『皆さん聞こえますか!?近隣住民の避難70%完了です!!』
里奈「早くアイツ止めないと住宅地行っちゃう!!」
拓海「クソッ…!」
ドゴオオオオン!!
亜季『おっとこれは失敬』
拓海「失敬じゃねえ!!」
サウンドギラー「ギギ?」ピタリ
夏樹「(爆音に反応してる…?)」
サウンドギラー「……ギギギッ!!」ズシーンズシーン
夏樹「………やってみるか!」ダッ
菜々『夏樹ちゃん!?』
留美「夏樹ちゃn!?…里奈ちゃん!夏樹ちゃんのバックアップを!」
里奈「あいあいさー☆」
夏樹「お前ら止まれー!!」
暴走族「おい!?どけ!超獣が来ちゃうだろぉぉ!!??」
夏樹「だからだよ!」
バキューンッ
暴走族「ヒッ!?」
夏樹「…バイク、貸してくれねえかな?」ニカッ
夏樹「ありがとな!後で返すよ!!」
ブオォォンッ!!
夏樹「っしゃ、行くぜ超獣!!」
拓海「夏樹ぃ!!?」
里奈「なっちゃんマジ!?」
ブオオオオオオオ!!
パラリラパラリラ!!
夏樹「オラオラオラ!!こっちだこっち!!」
夏樹「やっぱり……このまま引き付ける!」バキューンバキューン
拓海「夏樹ィ!!援護すっぞ!!」
涼「無茶するよ…ったく!!」
菜々「夏樹ちゃん!何かあったんですか!?夏樹ちゃん!!通じない……もうっ、無茶ばっかりして!ああ~おばあちゃん
足元気をつけて…」
サウンドギラー「ギギギギギッ!」ピシャー
ドォン!
ドォン!
夏樹「おわっ!?」
拓海「夏樹!!?」
涼「夏樹!!?」
里奈「なっちゃー!!?」
菜々「夏樹ちゃん!!??」
サウンドギラー「ギギギギッ!」ズモモモ・・・
亜季「超獣消失!レーダーにも反応ありません!」
留美「ええ…そのまま警戒飛行に移るわ。各員現状報告。夏樹ちゃん?夏樹ちゃん!!」
夏樹「や~わりいわりい…無茶しちまって…」
拓海「あの状況でかすり傷とかスゲェな…」
菜々「もうっ…いっつも無理して…」
夏樹「悪かったって……相変わらず菜々は包帯巻くの上手いな」
菜々「いっつも巻かせるような事するからですぅー!」
里奈「なっちゃんなっちゃん、はい、あーん☆」
夏樹「おいおい、病人じゃなくてかすり傷だぞ……あーん♪」
菜々「……」ギチッ
夏樹「いだだだっ!?おい、菜々!?」
菜々「ふん!だ」
菜々「何でもないですぅー!」
夏樹「あのなぁ!」
留美「あー…いいかしら?」
夏樹「おっと…」
菜々「……」プイッ
留美「夏樹ちゃん?今日は一段と突飛な行動だったけど、理由を教えてもらえるかしら?」
夏樹「え?ああ……実は…アイツが暴走族を追いかけてる気がして…」
夏樹「ああ、だからバイクを借りて囮になったわけ」
留美「なるほど……確かに夏樹ちゃんを追いかけていたわね…」
亜季「でも、何故でしょう…?」
涼「あの辺は工場も多いし、排気ガスとかを好むのかな?」
拓海「なるほど…」
夏樹「どうだろう…わざわざ排気量の小さいバイクを追っかけるかな?」
拓海「なるほど…」
亜季「拓海はちゃんと考えてますかぁ?」
拓海「うっせーな!!」
留美「何か決定打にかけるわね…」
里奈「ん~…うるさかったんぢゃない?」
里奈「だってさ~、あのバイクちょ~うるさかったぢゃん?だからムカっと来ちゃったのかな~…なんて☆」
拓海「はぁ?んなバカな話あるかよ。少しは真面目に考えろよ」
留美「一理あるかも知れないわね…」
拓海「なっ!?」
留美「過去にもそういう怪獣被害の記録があるわ。騒音を嫌う怪獣、そして逆に好む怪獣……」
拓海「な…なるほど…」
亜季「拓海…」
拓海「うっせぇぞ亜季!」
留美「そうね…とは言え、あの広大な工業地区の工場を停止させる訳にはいかないわ……経済的損失が大きすぎる」
夏樹「あの…一つ提案があるんだけど」
留美「何かしら?」
夏樹「拓海、愛車はまだ売ってないだろ?」
拓海「ったりめだ!アイツはアタシの魂だぞ!」
夏樹「よし、アタシもだ」
亜季「まさか…また囮を?」
菜々「だッ!?ダメですよそんなの!!次はホントに死んじゃいますよ!!」
夏樹「大丈夫だって、心配しなくても…」
菜々「心配します!!」
亜季「あの辺りは開発途中で空き地も多いですから、予めキルポイントに地雷を設置しておきましょう。池袋博士がスゴイ
のを作っていたようなので」
里奈「あっきー手伝うぽよ~☆」
菜々「み、みんな…!?」
留美「菜々ちゃん」
菜々「…はい?」
留美「貴女はここにいて、超獣レーダーを監視してて頂戴」
菜々「そんな…!?」
夏樹「悪いな、留守番頼んだぜ」
菜々「~~~~!!!?もうっ!!」
留美「そうと決まれば善は急げよ、私は上層部に掛け合ってくるから、大和・藤本隊員は陸戦用意、木村・向井両名はバイ
クの用意と工業エリアの警戒、安部隊員は索敵しつつ超獣出現パターンを予測しておいて、以上解散」
全員『了解!!』
菜々「夏樹ちゃん!」
夏樹「よぉ、お説教はもうこりごりだぜ?」
菜々「……」
夏樹「……心配するなって、次は拓海も一緒だ」
菜々「でも…!」
夏樹「じゃあな。あんま心配ばっかしてると、どんどん老けるぞ」
菜々「なっ!?ちょっと!夏樹ちゃん……」
菜々「人の気も知らないで……」
菜々「……………………」
菜々「…………このまま何も起こらなければいいのに…」
ビーッ!!ビーッ!!ビーッ!!
菜々「!!!??超獣出現!!超獣出現!!場所は……えっ!!??」
ジャーンドコドコドコ!!
ギュィィーン!!ピロピロピロピロ!!
オッケーカモーン!!マザーファッカー!!!
みく「いえーい!!うっひょー!!」
李衣菜「みくちゃん…はしゃぎ過ぎ…」
みく「えー!?何ー!?聞こえないにゃー!?」
李衣菜「何でもなーいー!!!!……まったく……あれ?」
ピピピピッ!
李衣菜「ねぇ……ねぇ、みくちゃん!!」
みく「きゃっほー!!」
李衣菜「ねぇってば!!」
みく「もう~…なんなんもう、りーなちゃん自分から誘っておいて…」
李衣菜「いや…アレ…」
みく「ええ?」
ピピピピピッ!
サウンドギラー「ギギギギッ!!」
みく・李衣菜「え?……………ええええええええええ!!!!??」
拓海「なにぃ!?超獣が海浜公園に!?」
夏樹「なんだって!?」
拓海「どうなってんだ!!?あんな何もねぇところに何で!!」
夏樹「とにかく行こう!!」ブォォン!!
拓海「おう!!」ブロロォン!!
留美「作戦変更!全員海浜公園に急行するわよ!私と里奈ちゃんはファルコンで、涼ちゃん亜季ちゃんはTAC:meスペースで
来て頂戴!!」
里奈・亜季・涼「了解!」
拓海「おい!!見ろ!何だアレ!?」
夏樹「ステージ……!?まさか!!?」
李衣菜『週末に湾岸地区でロックフェスあるんだけどさ!一緒に行ってきたら?私ペアチケット持ってるよ!』
夏樹「マズイ…!!」
サウンドギラー「ギギギギッ!ギギギギッ!」
ワァー!ギャアアア!!
タスケテー!!
みく「にゃああああ!!!?李衣菜ぢゃんどうなってるの゛ぉー!!?」
李衣菜「しっ…知らないよ!!とにかく急いで!!!」
みく「死にたくないにゃあああああ!!!??」
バババババッ!
拓海「くそっ!!何でライブなんかやってんだ!!!」
夏樹「とにかく奴の注意を引くよ!!」
拓海「言われなくても!!」
サウンドギラー「ギギギギッ!ギギギギッ!」
里奈「たいちょー!アイツ何か逃げる人追っかけてなーい!?」
留美「まさか……悲鳴を追って…!?」
亜季「どうするでありますか!!?」
拓海「おい!!こっちだ!!こっちに来い!!……クソッ!!何でこっち来ねえんだ!?」
みく「李衣菜ぢゃああああんん!!足ぐねっだああああ!!!!」
李衣菜「ほら捕まって!!大丈夫!大丈夫だから!!!」
サウンドギラー「ギギギギッ!」
みく・李衣菜「きゃあああああああ!!??」
ブォオオン!
夏樹「大丈夫か二人とも!!」
李衣菜「なつきちぃ!!?」
みく「な゛つ゛き゛ち゛ゃ゛ん゛!!」
拓海「何!?」
夏樹「アタシら二人で運ぶのは危険だし、アタシのバイクに二人は無理だ!拓海のバイクならギリギリ三人いけるだろ!」
拓海「無茶言うな!!」
夏樹「頼む!!」ブォォン!
拓海「あ、おい!!…クソッ!」
みく「うにゃああああ!おねえさあああん!!」ダキッ
李衣菜「だずげでええええ!!!」ギュウウッ
拓海「うおわっ!?おいバカ!離せ!!どこ掴んでんだ!!」
夏樹「大きな音を出せるとこさ!!」ブオオオオッ
キキッ
夏樹「よしっ、このデカイステージ借りるぜ!!………ロックンロールだ!!」ギュィィィィン!!
拓海「夏樹!!?」
亜季「夏樹殿!?」
里奈「まぢぃっ!?」
涼「おいおい…冗談だろ?」
菜々「夏樹ちゃん!!」
夏樹「ビンゴ…!アイツの注意はアタシが引き付ける!!みんなは早く攻撃を!!」
留美「やめなさい!!そんな場所じゃあ巻き添えになるわよ!!」
夏樹「いいから早く!!これ以上被害が出る前に攻撃してくれ!!」
留美「…………各員…攻撃を開始」
里奈「……」
亜季「…了解であります」
涼「…了解」
菜々『夏樹ちゃん!夏樹ちゃん!!なつ…』ピッ
夏樹「やれやれ…ママのお小言が耳に痛いぜ………来いよ、超獣…踊ろうぜ!!」
菜々「夏樹ちゃん!!………どうしよう…このままじゃ…」
菜々「………私が行くしか…!!」ダッ
ドォン!ドゴォン!
サウンドギラー「ギギギギッ!ギギギギッ!」
夏樹「くっ…まだまだ…」
サウンドギラー「ギギギギッ!」ズアッ
夏樹「へへっ………顔が近いぜ…クソ野郎!」
菜々「夏樹ちゃああああああああん!!!!!」
バババババッ!
ドン!ドン!ドン!
サウンドギラー「ギギギッ!?」
夏樹「うわっ!?……アレは…TAC:meアロー!?まさか…菜々か!?」
菜々「いざとなれば……ぶつけるまでです!!」
ピッ
夏樹「菜々!!何やってんだ!?」
菜々「うわっとと…おっ……このっ…言うこと…きいて…」
ドォン!ドォン!
サウンドギラー「ギギギッ!?」
菜々「やった!!?へへーん、わたしだって……やればできるんですよぉ!!」
菜々「きゃ!?指からミサイルなんて出るんですかぁ!?」
ドォン!
菜々「しまった!?」
夏樹「菜々!?おい!聞こえるか!脱出しろ菜々!!」
菜々「せめて…アローをぶつけて…!」
留美「菜々ちゃん!早く脱出しなさい!!」
涼「菜々!」
亜季「菜々殿!!」
里奈「はやく……はやくはやく!!」
夏樹「菜々ぁー!!!!」
夏樹「よっしゃあ!!………あれっ…なんでだ…パラシュートが開かない!?」
菜々「うそっ!?あれれっ!!?どうしよう!この!!」
夏樹「菜々っ!!」ダッ
菜々「えいっ!えいっ!開いて…開いてよ!!」
夏樹「菜々ぁー!!手を伸ばせー!」ダダダダッ
菜々「あの声は…夏樹ちゃん!?」
菜々「夏樹ちゃああああああん!!!!」
夏樹・菜々「ウルトラ・タァァァッチ!!!」
ピカアッ!
ウルトラマンエース「トワアアアアアッ!!!」ズシィン…
サウンドギラー「ギギギギッ!?」
里奈「エーちゃん!」
亜季「おお!!」
拓海「っしゃあ!!勝ち確!!」
涼「よぉし…援護するぜ!!」
サウンドギラー「ギギギギッ!」
夏樹『行くぞエース!菜々!』
菜々『エースさん!一気に片付けますよ!ウサミンビーム!』
エース「ヘアッ!(パンチレーザーだといつも言ってるだろう!)」ビーッ!
サウンドギラー「ギギッ!?」ドォン!
夏樹『いけいけー!!パンチ!パンチ!ほら次はキックだ!!』
菜々『チョップ!チョップ!馬場チョーップ!』
エース「(ちょっと黙っててくれないか二人とも!?)」
サウンドギラー「ギギギギッ!」ビビビー
エース「ア゛ア゛ア゛ア゛ッ!?」
夏樹『エース!?』
菜々『エースさん!?』
エース「デッ!?」
夏樹『エース!しっかりしろ!』
菜々『エースさん!』
エース「(二人にお願いがある。まず少し黙っててくれ、そして力を貸してくれ)」
夏樹『エース、あんた………金の無心に来たクズ亭主みたいなこと言うんだな』
菜々『奥さんに逃げられるタイプですね…』
エース「(いいから黙ってききなさい!!)」
サウンドギラー「ギギギッ!?」
エース「(行くぞ二人とも!集中しろ!)」
夏樹『エース!あっちの空き地に大量の地雷が埋めてある!そっちに投げ飛ばせるか!?』
エース「フンッ!(わかった!)」
サウンドギラー「ギギギッ!?」グググ…
菜々『どっ…こいしょー!!!!』
エース「イヨァアアアアッ!」
ドォン!!ドドドドドォン!!!!
サウンドギラー「ギギギッ!?ギギギッ!?」
夏樹『行くぞ菜々!』
菜々『はい!…ハートォ~!』
夏樹・菜々『ウェーィブ!!!!』
エース「トワアアアアッ!!(メタリウム光線なんだけどなぁああ!!?)」
サウンドギラー「ギギギーッ!!!?」チュドオオオオン
エース「(行くぞ二人とも!トドメだ!)」
夏樹『行くぞ菜々!』
菜々『はい!…ハートォ~!』
夏樹・菜々『ウェーィブ!!!!』
エース「トワアアアアッ!!(メタリウム光線なんだけどなぁああ!!?)」
サウンドギラー「ギギギーッ!!!?」チュドオオオオン
*******
夏樹「あっ…いたいた……菜々!」
菜々「夏樹ちゃん……怪我は大丈夫ですか?」
夏樹「アタシのことより、自分の心配をしろよ。謹慎なんだろ?」
菜々「えへへ…理由はどうあれ、命令違反は命令違反ですから…」
夏樹「そっか…しっかし、まさか菜々があんな無茶するなんてな♪」
菜々「いつも無茶するのは夏樹ちゃんじゃないですか~!」
夏樹「ははっ、そうだけどさ♪………でも…元気よかったよ」
菜々「……ナナの気持ち…少しはわかりましたか?」
夏樹「…まぁね」
夏樹「ん?」
菜々「もし………もしもですよ?……ナナが突然いなくなっても…夏樹ちゃんは地球を守ってくれますか?」
夏樹「……何だよ……それ…?」
菜々「あはは…変なこと言ってごめんなさい……でも…」
夏樹「菜々っ」ガシッ
菜々「!!」
菜々「………そう…ですね……ごめんなさい。変なこと言って…」
夏樹「……それに、二人揃わないとエースになれないからな」
菜々「そうですね…エースさん困っちゃいますよね……………」
夏樹「…………菜々?」
菜々「……ああ、いえ…その………月がキレイだなって…」
夏樹「え?…ああ、そうだな……キレイな月だ………」
菜々「……………」
菜々「(その日が来たら…お願いしますね。エースさん……)」
みちる「…………」ジーッ
星司「北斗、ただいま戻りましたー…って、やぁ!みちるちゃん、また来てたのかい」
星司「どうした?元気ないじゃないか」
みちる「いえ……その…おこづかいが…」
星司「ははーん…さては、パンの買い食いをし過ぎたんだろ?自分ちだってパン屋なのに、みちるちゃんは食い意地が張っ
てるからなあ」
みちる「うぅ……返す言葉も無いです………それもこれも!パンが美味しいのが悪いんです!いえ!それがいいんですけど
!」
星司「ははははっ!そう言われるとパン屋としては嬉しい限りさ。どれ、ちょっと待ってな、店長に廃棄のパンが無いかき
いてみるよ」
みちる「ええ!?いいんですか!?」
星司「その代わり!今回だけだからね?」
みちる「はい!このご恩、一生忘れません!」
星司「はははっ!よしよし…」
夕子「清良さん、このパン屋さんです。ここのパン、美味しいんですよ」
夕子「ふふふっ、友人が働いてるんです♪こんにちわ~」
星司「はい…ああ、夕子さん!」
夕子「こんにちは。いつもの、まだありますか?」
星司「ええ、今日はいらっしゃると思ってとってありますよ」
夕子「まぁ、ありがとうございます♪」
清良「ふーん…そういうこと…」
夕子「え?何がですか…?」
清良「別に、何でもないですよ?」
菜々「わぁ、このパン屋さん美味しそうですね~」
夏樹「へぇ、何か買ってこうか?明日の朝飯にさ」
菜々「ええっ!?今日うちに泊まる気ですか!?」
夏樹「ダメか?」
菜々「え!?いや、その…ダメとかじゃないですけど…その…」
夏樹「じゃあ行こうぜ。ほらっ」
菜々「ああ~!?ちょっと夏樹ちゃん!」
みちる「フゴッ?」
なつなな早く合体して
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「ランダム」カテゴリのおすすめ
コメント一覧 (9)
-
- 2018年04月19日 23:46
- しまむーをダークファウストにしたい今日この頃。
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- 2018年04月20日 01:17
- 北斗ってめっちゃ江戸っ子なんだよな
最近本編見て知った
-
- 2018年04月20日 01:19
- 妙に傑作だった
晶葉が梶なのは何となく分かる
-
- 2018年04月20日 02:35
- なるほど、月星人か
ラストまで思い出せなかった
-
- 2018年04月20日 03:48
- ※1
(無言のオーバーレイシュトローム)
-
- 2018年04月20日 04:14
- 異次元からきたアイドルまだいないな
-
- 2018年04月20日 06:17
- 信じてもらえないなつきちはいなかったんだね
というかTACの子供向け番組とは思えない仲間への疑いっぷり
-
- 2018年04月20日 14:55
- サウンドギラーとはまたマニアックやなあ
あのエピソード、北斗の少年自体のことが語られる数少ない回だから印象に残ってる
-
- 2018年04月20日 17:33
- ※7
名指しで組織としての問題点批判した本が出てるくらいだしな