[からかい上手の]西片(受験…かぁ…)[高木さん]
- 2018年03月18日 23:10
- SS、からかい上手の高木さん
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西片「あぁ、高木さん」
高木さん「どうしたの?悩んだ顔して」
西片「いやぁ…高校受験いやだなぁと思っ…」
西片(何言ってるんだ!こんなこと言ったらまた高木さんにからかわれてしまう…!)
高木さん「私もやだなー」
西片「えっ」
高木さん「だって、西片と別々になっちゃうし」
西片「っ…!」///
高木さん「からかえなくなるからね」
西片「な、なんだよ…」
高木さん「顔赤いよ」ケラケラ
西片「あ…暑いんだよ…」
西片「…」
西片「た…高木さんは…どの高校行きたいの?」
高木さん「気になるの?」
西片「へっ?!い、いや!ただ…その…なんとなく…」
高木さん「西片はどこに行きたいの?」
西片「オレはちょっと先の中央高校かな…」
高木さん「へー普通だね」
西片「べ、別にいいだろ!」
高木さん「…私は本土の〇〇高校かな」
西片「えぇ!!中央の方が近いのに…」
高木さん「あれぇー?一緒がよかった?」ニヤ
西片「い…いや!そんな…ことないよ…」ボソッ
高木さん「…」
高木さん「ま、西片、私より頭悪いから一緒の高校なんて無理だねー」
西片「は…はぁぁあ!?そ…そんなことないし!!」
高木さん「じゃあ西片、勝負しようよ」
西片「えっ…い、いいけど…」
高木さん「西片が私の行きたい高校受かったら西片の勝ち。西片が落ちたら私の勝ち。勝った方がなんでもいうこと聞くっていうのはどう?」
西片「そ、そんなおおごとで勝負するのかい…」
高木さん「あれぇ~?さっきは強がってたのに負けるのが怖い?」クスクス
西片「そんなことない!!…じゃあ受けるよ!!」
高木さん「ふふふ、楽しみにしてるよ、西片」
西片(あぁ~なんてことを言ってしまったんだ。〇〇高校なんて、一人暮らしかギリギリ船通学レベルじゃないか…なんてお母さんに説明しよう…)
西片(ん…待てよ、そもそも高木さんが受験に落ちる可能性だってあるんじゃないのか…その時はこの勝負どうなるんだ…)
高木さん「西片っ」
西片「わぁ!もう、驚かさないでよ」
高木さん「また悩んでるね」
西片「ま…まあね…」
西片(誰のせいだと思ってるんだ…!)
西片「ねぇ高木さん、勝負のことなんだけどさ…」
西片「高木さんが…もしもの話なんだけど、落ちたらどうなるの?」
高木さん「んー。それだったら西片の勝ちかな?」
西片(この勝負、めちゃくちゃ良くないか?仮に俺が〇〇高校落ちたとしても中央はいけるだろうし、高木さんが勝手に落ちてくれたら俺の勝ち…悪くないな…いやでも、落ちて欲しいわけでもないんだけど…)
高木さん「今、私に受験失敗して欲しいって思ってるでしょ」
西片「そ、そんなこと思ってないよ!」
高木さん「ケラケラ 冗談だよ」
西片(またからかわれた…)
西片「高木さんはなんで〇〇高校を選んだの?」
高木さん「なんでだと思う?」
西片(島から出たいのか?いや、そんな簡単じゃないはず。ということは都会に憧れてるのか?新しいファッションとか流行とかに憧れてるのかな。〇〇高校といえば…特に特化してることもないし…あーなんだ!)
高木さん「はい時間切れー」
西片「えぇ!!」
高木さん「なにしてもらおっかなー」
西片「罰ゲームあるの!?」
高木さん「もうこのやり取り何回もしてるんだから、言わなくてもわかるでしょ?」
高木さん「じゃーねー、受験勉強毎日一緒にしよ」
西片「えぇ!毎日!?」
高木さん「そ、毎日」
高木さん「嫌だった?」
西片「い、嫌じゃないけど…」
高木さん「けどー?」
西片「い…っ!なんでもないよ!」
高木さん「ふふ」ニコ
高木さん「ねえ、西片」
西片「な…なんだよ」
高木さん「一緒に頑張ろうね!」ニッコリ
西片「っ…! 」///
高木さん「顔赤いよ?」
西片「なんでもないよ!」
西片「」カリカリカリ…
西片「あーっ!!!明日だー!!だめだ、このままじゃ…」
プルルルプルルルル
西片「ん、高木さん…」
西片「…もしもし」
高木さん『あ、西片』
西片「よ…よぉ、どうしt」
高木さん『とうとう明日だね』
西片「う…うん、そうだね」
高木さん『西片…ありがとね』
西片「…っ…な、なににだよ…」
高木さん『…じゃあまた明日ね!』
西片「う、うん…」
ツーツー
西片「高木さん…」
ー受験当日ー
高木さん「あ、西片、おはよ」
西片「高木さん、おはよう」
高木さん「…」
西片「…」
高木さん「緊張するね」
西片「お…オレにとっちゃこんなの…なんともないけどね」
高木さん「…震えてるよ?」
西片「寒いんだよ」
高木さん「…ねぇ西片」
西片「ん?」
高木さん「私怖いな」
西片「えっ」
西片(高木さんが怖いだなんて。初めてかもしれないぞ)
高木さん「ふぅー」
西片「高木さん」
西片「高木さんなら大丈夫だよ!」
高木さん「!」
西片「オレと一緒にずっと勉強したじゃないか!高木さんなら大丈夫だよ!」
高木さん「西片…」
西片「だから…自信持って!」
西片(…ん?俺なんかすげえ恥ずかしいこと言ってね?)
西片「…」
高木さん「…」
西片「…っ」///
西片「あ、あの!」
高木さん「西片」
西片「んっ」
高木さん「一緒に受かろうね」
西片「…う、うん…」//
高木さん「じゃあ、私、こっちの部屋みたいだから、終わったらまたね」
西片「またね高木さん…」
ー合否判定ー
西片「うわあああああああああ!!」
西片「やってしまった……落ちた、落ちた……」
西片「あぁ…高木さん…」
西片「中央高校は受かってたのか…あぁ…でも高木さん…」
ピロリン
西片「…高木さんだ…」
高木さん[いつもの空き地にきて]
西片「辛いなあ…」
高木さん「あ、西片、やっときた」
西片「…」
高木さん「…」
高木さん「あのさ西片」
高木さん「勝負覚えてる?…西片の勝ちだよ」
西片「え…」
西片(それって落ちたってことなのか?俺が始めて高木さんに勝ったのか…嬉しいような悲しいような…)
高木さん「西片はどうだった?」
西片「ダメだった…」
高木さん「…そっか」
西片「中央高校は受かってたけど…」
高木さん「西片も落ちたなら、この勝負引き分けだね」
西片「え、えぇーー!!」
高木さん「ふふふ」
高木さん「ねぇ西片」
西片「な、なんだよ改まって」
高木さん「次もクラス同じだといいね」
西片「えっ…」
高木さん「じゃあまた高校でね」
西片「う、うんまたね…」
高木さん(なんてお母さんと学校に断ろうかな)
ちなみに初SSと初掲示板です。
高校受験こんな感じだったのかなという妄想が止まらなくなったので書きました。
感想聞きたいです。なんでもいいです。共感してくれたり、こうしたらいいんじゃないとか。。。
ちなみに高校はガチで中央高校が小豆島にあります。
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コメント一覧 (10)
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- 2018年03月19日 00:51
- 落ちちゃうとなぁ‥
一緒に勉強した意義とかがなぁ‥
ドキドキして勉強に身が入らなかったとかでそこをネタにもう一捻りあればええんでない?
受かって一人暮らし選ぶなら高木さんが泊まりに来てとか妄想入ってもいいとは思う
勢いに任せて筆を走らせるもいいけど、読ませるものを書きたいと思うなら、プロットを考えないと
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- 2018年03月19日 02:03
- 「ケラケラ」の狂気感やべぇわ
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- 2018年03月19日 02:56
- 作者が可哀想だから最後はまとめないで差し上げろ
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- 2018年03月19日 09:39
- 流石にキモ過ぎる
原作にも小豆島にも失礼
氏んでくれ
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- 2018年03月19日 10:08
- 結構面白かったけど最後蛇足すぎたね...
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- 2018年03月20日 12:57
- 途中の西方の口調どうした
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- 2018年03月20日 15:10
- 高木さん「ま、西片、私より頭悪いから一緒の高校なんて無理だねー」
いくら何でもこんなことは言わないと思う。作中でも勉強ができないことを馬鹿にしたことは一度もないはず。
西片を勉強させるようにうまく仕向けていく流れは、それっぽいんだけど。なんか惜しい感じ。
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- 2018年04月05日 21:18
- あとがきあっても気にせんぜ。
良かった。
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- 2018年05月12日 09:50
- 最後の一文以外良かった!
鳥肌立ったわ