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【モバマス安価】凛「いい加減決着をつけようよ」 まゆ「望むところです」【前半】

1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/20(土) 22:10:15.49 ID:J/8zaLsu0

凛「ねえまゆ、私たちってさ」

凛「プロデューサーのことで、今まで数え切れないくらいの争いがあったけど」

凛「もうそろそろ終わりにしない?」

まゆ「どういうことですか?」

凛「決着をつけようって言ってるんだよ」

凛「勝負に勝てばプロデューサーの正妻になれる」

凛「そして負けた方は……言わなくても分かるよね?」

まゆ「……」

まゆ「いいでしょう、望むところです」

凛「決まりだね。じゃあ早速始めようか」

凛「7回勝負して4回勝てば、その瞬間から正妻だから」

凛・まゆ「……」ゴゴゴゴ



2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/20(土) 22:11:36.12 ID:J/8zaLsu0


P「へっくしゅっ!!」

P「あー、なんか俺の知らないところで厄介な事が行われてる気がする」

P「気のせいでありますように……」


↓2 1回目、何で勝負するか



3:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/20(土) 22:17:07.90 ID:C2GzGFbE0

熱湯風呂我慢対決



4:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/20(土) 22:17:33.78 ID:qFwDEbjHO

Pへの料理対決



5:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/20(土) 22:26:56.36 ID:J/8zaLsu0

凛「まずは手始めにプロデューサーへ料理を作って」

凛「それを食べてもらって、どっちが美味しいか決めてもらおう」

まゆ「ちょうどお昼時ですからね。ふふ」

凛「何がおかしいの?」

まゆ「いえ……何でわざわざ自分に不利な勝負を指定したのかと思って」

まゆ「料理なら負けませんよぉ?」

凛「ふっ、私だって密かに練習してるんだけど? 目にもの見せてあげるよ」


↓1 凛が作ったお昼ご飯

↓2 まゆが作ったお昼ご飯


コンマ二桁が料理の出来栄え



6:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/20(土) 22:27:44.99 ID:ouj3iIvbo

ステーキとトンカツで敵に勝つ弁当



7:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/20(土) 22:30:08.62 ID:FHODHeODO

いちごパスタ



9:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/20(土) 22:31:29.62 ID:9eylM2rZO

凛が本気過ぎぃ



11:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/20(土) 22:40:44.65 ID:J/8zaLsu0


――――

凛「男の人は肉を食べて精をつけないとね」トントントン

凛「ステーキとトンカツのW肉弁当にしよう」ジュウウウ

凛「敵に勝つ、っていうゲン担ぎもできるし」テキパキ

凛「野菜も多めに入れて、バランスを整えてっと」スッ

――――

まゆ「前々から気になっていた、ありすちゃん作のいちごパスタ」

まゆ「工夫すれば美味しくできそうな気もするんですけどねぇ」

まゆ「イメージ打破も兼ねて、アレンジしてみようかな……」

まゆ「となれば、レシピを聞きにいかないと」スタスタ


(30分後)


P「……腹が減ったなぁ……」

P「朝急いでて朝食も食べてないんだよな……コンビニに行く時間も無いし」

P「ガムでも食べて気を紛らわすか……」


凛・まゆ「ちょっと待ったー!」

P「!?」



12:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/20(土) 22:47:59.98 ID:J/8zaLsu0

P「凛、まゆ」

まゆ「お困りのようですねぇ」

凛「ちょうどよかったよ。実は私たち、プロデューサーのために昼食を作ったんだ」

P「昼食!? 本当か!!」

まゆ「はい、よければ召し上がってください」

P「食べる食べる! ありがたくいただくよ!」

凛「まずは私のメニュー。名づけて、ステーキとトンカツで敵に勝つ弁当!」ジャーン

まゆ「カロリーが多そうですね」

凛「見た目よりは少ないよ。野菜もたくさん入れたから」

凛「しっかり食べてね」

P「美味そうだ。匂いが空腹に染みるよ……」グゥゥ…

凛「で、まゆは何を作ったの?」

まゆ「これです」スッ

凛・P「!!」

P「こ、これって……」

まゆ「いちごパスタです」



13:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/20(土) 22:58:06.85 ID:J/8zaLsu0

凛「まゆ……ふざけてるの? 勝負を捨てにいってるようなもんだよね?」

まゆ「うふ、確かに私たちの想像する一般的ないちごパスタは、見た目も味もインパクトのあるものですけど」

P(一般的ないちごパスタってなんだよ)

まゆ「これは私がありすちゃんから許可をもらってアレンジした、特製のいちごパスタです」

まゆ「味は保障しますよ」ニコッ

P「そ、そうか」

凛(やけに自信あり気だけど、一体どんな工夫を……)

まゆ「プロデューサーさん、どっちから食べますか?」

P「え」

凛「プロデューサーが決めていいよ」

P「……」

P(肉の後にいちごか、いちごの後に肉か)

P(うん、後者だな)

P「まゆの料理からもらうよ」スッ

まゆ「ありがとうございます♪」



14:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/20(土) 23:04:10.72 ID:J/8zaLsu0

凛(見せてもらおうじゃん、まゆのアレンジとやらを)

P「いただきます」

P(本当に大丈夫なんだよなまゆ? 頼むぞ!)ドキドキ

まゆ「……」ニコニコ

P「パクッ」

P「!!!」

凛「ちょ、ちょっと! プロデューサーの顔色が変だよ!?」

凛「やっぱりダメじゃん! 大丈夫プロデューサー?」スリスリ

P「……いける」

凛「え?」

P「いけるぞこれ。普通に食べられる」

P「っていうか、美味しい」パク モグモグ

凛「う、嘘でしょ!?」

まゆ「喜んでもらえてよかったです♡」



15:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/20(土) 23:10:17.76 ID:J/8zaLsu0

P「パスタがいちごのトッピングに合わせた味になってるな」

まゆ「はい。パスタも一から作ったものですから」

P「一から!?」

凛「30分の間でよく作れたね」

まゆ「レシピは秘密ですけどね」

P「うん……美味い。やっぱり美味いよ」モグモグ

カランッ

P「ふぅ、ごちそうさま」

凛「ぜ、全部食べちゃった……」

まゆ「こんなに嬉しいことはありませんねぇ♪」

凛「プロデューサー……私の作ったお弁当は……」

P「大丈夫だよ。俺、朝から何も食ってないんだ」

P「それに割と大食いな方だからな。この量ならペロリといけるよ」

まゆ「素敵です……」ウットリ

凛「よ、よかった。どうぞ召し上がれ」



17:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/20(土) 23:19:46.69 ID:J/8zaLsu0

P「いただきます! 凛のは王道というか、王道と王道を合わせてるけど」

P「匂いを嗅ぐだけでお腹が空いてくるよ」スゥー

P「まずはステーキを……」パクッ

P「んん!? うまっ!!」

P「何だこれ! 肉が柔らかくて食べやすいし、ステーキソースが格別に美味しい!」

P「ご飯や野菜がどんどん進むぞ!」モグモグ パクパク

まゆ「むむ……」

凛「こんなの序の口だよ」

P「次はトンカツを……」サクッ

P「うん、外はサクサク、中はジューシー。噛むたびに肉の旨みとソースが合わさって」

P「飯ッ!! 食わずにはいられないッ!!」ガツガツ

凛「ふふ、ゆっくり噛んで食べないとダメだよ」

まゆ「ぐぬぬ……」


カランッ

P「ごちそうさまでした!」ペコリ

凛「お粗末さまでした」

P「2人共ありがとう。美味しくて満足だよ」

まゆ「いえいえ」



19:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/20(土) 23:27:39.95 ID:J/8zaLsu0

まゆ「それでその、プロデューサーさん」

凛「私とまゆの料理、どっちが美味しかったか決めて欲しいんだ」

P「え? そんなの…」

まゆ「お願いします!」

P「うお、真剣だな」

P「うーん……よし分かった。ちょっと待ってくれ」

凛(絶対に私の勝ちだ。いちごパスタのアレンジにはやられたけど)

凛(がっつきの感じを見る限りは……!)

まゆ(凛ちゃんが上手でしょうか。でも)

まゆ(プロデューサーさんの味覚次第では、私にもチャンスが……!)

P「……」


↓1 凛の数値

↓2 まゆの数値


コンマ二桁を出来栄えの数値と足して、大きい方が勝ち



20:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/20(土) 23:28:05.18 ID:8wgme3Q0O

はい



21:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/20(土) 23:28:24.21 ID:7xrk7JVM0

a



26:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/20(土) 23:37:52.78 ID:J/8zaLsu0

P「美味しかった方で言えば……凛だな」

凛・まゆ「!!」

凛「やったっ。ありがとうプロデューサー、愛してるっ」ギュッ

P「離れなさい」

まゆ「うう……ですよね。私も美味しそうだなって思いましたし」

まゆ「ちょっと食べてみたかったですし……」

P「そう落ち込まないでくれ。あのいちごパスタをここまでにしたんだから」

P「まゆはすごいよ」

まゆ「本当ですか……?」

P「うん」

凛「それは言えてるね。私ならここまでアレンジできないもん」

凛「やるじゃんまゆ」

まゆ「なんか複雑な気分です……嬉しいには嬉しいですけど」


第一回戦 勝者:凛

凛 ●○○○○○○ まゆ ○○○○○○○



27:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/20(土) 23:43:11.70 ID:J/8zaLsu0


―――――

凛「まずは私の1勝と。幸先いいね」

まゆ「くっ……次から挽回しますよ……」

凛「次も私が勝つよ」フフン

凛「それで? 何で勝負するの?」

まゆ「ちゃんと考えてあります」


↓2 2回目、何で勝負するか



28:祝白糸台ギネス記録連覇中 2018/01/20(土) 23:44:51.87 ID:3eAdicWw0

期待しているデレマス全過去イベント恋ヶ崎のナナデート編みたいにボーダーそのままで復刻願う



29:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/20(土) 23:44:58.91 ID:/HC+uF3Fo

くすぐり耐え



34:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 00:07:05.14 ID:Omp1Ctpp0

まゆ「その名も……くすぐり耐え勝負!」

凛「くすぐり耐え?」

まゆ「ルールは簡単です。手足を縛って身動きが出来ない状況でくすぐられ」

まゆ「先にギブアップの言葉を発した方が負けです」

凛「へぇ……面白そうだね。いいよ、受けて立つよ」

―――――

まゆ「協力してもらうアイドルを紹介しますね」

まゆ「まず私をくすぐるのが、フレデリカさん、李衣菜ちゃん、裕子ちゃん」

フレ「任せたまえ!」

李衣菜「何で私……?」

裕子「サイキックパワーでいきますよ!」

まゆ「そして凛ちゃんをくすぐるのが、志希さん、奈緒ちゃん、茜ちゃん」

志希「容赦しないよー♪」

奈緒「たまにはあたしがいじめたっていいよなぁ?」ニヤニヤ

茜「全力で頑張ります!!」

凛「……これは……まあ公平と言えば公平なのかな」



35:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 00:15:03.11 ID:Omp1Ctpp0

凛「ところで制限時間は?」

まゆ「ありません。耐久勝負ですから」

まゆ「どちらかが先に音をあげるまで続きますよ」

凛「なるほど……了解」

まゆ「では皆さん、手足も縛ったことですし」

まゆ「あの時計の長い針が12時を刺したら始めてください」

アイドルたち「「「はーい!」」」

凛(心を落ち着かせて……深呼吸)スー ハー

まゆ(くすぐりには強い方ですから、この勝負は獲らないと)

凛・まゆ(……)ドキドキ

凛・まゆ(……スタート!!)


それぞれ400の耐久値があり、先にゼロになった方が負け


↓1 凛

↓2 まゆ


コンマ二桁を耐久値からマイナス



36:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 00:16:39.18 ID:dRO2YgePO

はい



37:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 00:17:35.10 ID:Aw/ZODO/O




39:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 00:25:30.74 ID:Omp1Ctpp0


凛 HP382

まゆ HP390


フレ「こちょこちょー」

裕子「そりゃそりゃそりゃー!」

李衣菜「足裏を責めよう」

まゆ「んふ……ふっ……」

茜「毛細血管がいっぱい詰まってるところっ、わぁぁきぃぃぃぃぃ!!」

志希「ほれほれ」

奈緒「これでどうだ!」

凛「ふふっ……んっ……」

凛(まだまだ大丈夫。まゆも……余裕みたいだね)

まゆ(ほぼ互角と言ったところでしょうか)

まゆ(けど、ここからですよ凛ちゃん。この勝負のキツさは)


↓1 凛

↓2 まゆ

コンマ二桁をマイナス



40:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 00:26:07.06 ID:8l99tKSi0




41:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 00:26:07.79 ID:FJFisPG90

はい



42:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 00:32:11.34 ID:Omp1Ctpp0


凛 HP376

まゆ HP311


凛「はぁ……ふぅ……」

奈緒「くっ、結構強いな凛」

志希「ツボを見つけないとねー」

茜「ここですか!? それともここですか!?」

凛(まだ平気、いけるね。まゆは……)

李衣菜「ギターを弾くような手さばきで!」

まゆ「ふっ……くくっ……!」

フレ「反応あり! 責めろ責めろー!」

裕子「てやぁぁぁぁ!!」

まゆ「だ、だめっ……そこっ……あはははっ!」

凛(よし! 効いてる!)

凛(私がこのまま我慢できれば……!)


↓1 凛

↓2 まゆ

コンマ二桁をマイナス



43:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 00:32:52.98 ID:iJuTFFjDO

魚雷発射



44:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 00:33:57.18 ID:bjyWMVZlO

こらきし



46:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 00:39:42.49 ID:Omp1Ctpp0


凛 HP278

まゆ HP293


凛「ふっ!?」ピクッ

志希「弱点はっけーん♪」

奈緒「覚悟しろ凛!」

凛「ふくっ、あはっ、あははは!」

茜「脇腹いきますよ!!」

凛「やめて、やめっ、あははははは!」ジタバタ

まゆ(り、凛ちゃんツボに入ったみたいですね)

まゆ(私は何とか根性で食い止めてますっ……! 今のうちにギブアップして……! でないと……)


↓1 凛

↓2 まゆ

コンマ二桁をマイナス



47:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 00:40:19.83 ID:FJFisPG90




48:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 00:40:39.27 ID:8l99tKSi0

t



50:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 00:47:54.24 ID:Omp1Ctpp0


凛 HP195

まゆ HP266


凛「そこだめっ、だめだってばっ……!」

奈緒「ダメと言われてもなぁ」

茜「ギブアップしないとやめれないんですよ!!」

志希「楽になっちゃいなよー♪」

凛「そ、それはできないっ……! くくっ、ふふふふっ!」

まゆ(いいですよ、その調子です)

まゆ(あと少しで凛ちゃんは堕ちます!)

フレ「あれれー? まゆちゃんの反応が悪くなったぞー?」

裕子「本腰を入れねばなりませんね」

まゆ(しまった! バレた!)

李衣菜「ロックロックロックー!」

まゆ「はひっ……!」


↓1 凛

↓2 まゆ

コンマ二桁をマイナス



51:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 00:48:19.94 ID:6jzXtMIV0




52:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 00:49:23.55 ID:ApaIPpjM0




54:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 00:58:27.50 ID:Omp1Ctpp0


凛 HP101

まゆ HP211


まゆ「あはははっ! はー……はー……!」

フレ「ようし、いい感じ! ここで畳み掛けよう!」

フレ「李衣菜ちゃん、裕子ちゃん、あれを用意だ!」

李衣菜・裕子「らじゃー!」スッ

まゆ「!!」

まゆ(は、羽根ですか? そんなの使われたら……!)

凛「やめてお願いっ! あはははっ! ヤバいから!」

志希「何がヤバいのかなー」

凛「お腹、壊れる……!! あははは!」

凛「あ、マズい! 止めてっ! 漏れるかも……!」

奈緒「え、マジ?」

茜「いいですよ!! 全てを解放するんです!!」

奈緒「しちゃダメだろ!!」

凛(と、トイレ行っとくべきだった……!!)


↓1 凛

↓2 まゆ

コンマ二桁をマイナス



55:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 00:59:48.70 ID:8l99tKSi0




56:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 01:00:46.27 ID:bjyWMVZlO

凛やべぇ



57:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 01:10:09.17 ID:Omp1Ctpp0


凛 HP31

まゆ HP184


凛「止めてっ! あはっ、ちょっとぉっ……!」

志希「んー、ギブアップするしかないよー?」

茜「漏らしても私は気にしませんよ!!」

奈緒「凛本人が気にするだろ……んー、気が引けるなぁ」

まゆ(凛ちゃんお手洗いに行きたいんですか!?)

まゆ(これは大チャンスです! この羽根を耐えれば勝てます!)

李衣菜「そーれ」

まゆ「んふっ」

裕子「サイキックウイング!!」

まゆ「むふっ、ふふふふっ」

フレ「うりうり~♪」

まゆ「こ、こそばゆいっ、ですっ、あははははっ!」


↓1 凛

↓2 まゆ

コンマ二桁をマイナス



58:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 01:13:53.08 ID:e9qGwo/gO

(ФωФ)



59:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 01:14:02.84 ID:4x2P3jSOO

かっけえなサイキックウイング



61:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 01:19:55.63 ID:Omp1Ctpp0


凛 HP23

まゆ HP100


まゆ「あははははっ! だ、だめっ……だめですぅっ……!」ジタバタ

フレ「効果はばつぐんだー!」

李衣菜(ちょっと疲れてきた)

裕子「サイキック・ダブルウイング!!」シャキーン

まゆ「やめてくださいぃー!」

凛「くっ……わ、私は……こんなとこで負けてられない!」キリッ

志希「おお、顔つきが変わった」

奈緒「我慢は体に毒だぞ? ほどほどにしとけよ……」

茜「その闘志、素晴らしいです!!」


↓1 凛

↓2 まゆ

コンマ二桁をマイナス



62:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 01:24:00.15 ID:8l99tKSi0




63:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 01:24:37.95 ID:Szxg0ELF0

ようしょ



66:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 01:30:16.97 ID:Omp1Ctpp0


凛 HP8

まゆ HP5


凛「くぅぅぅぅっ……!!」

まゆ「あははははっ! あはははははっ!」

まゆ(これ、マズ……負けちゃう……!)

凛(負けてたまるか!)

まゆ(いいえダメです、負けられません……!)

凛・まゆ(絶対に勝つ!!)


↓1 凛

↓2 まゆ

コンマ一桁をマイナス



67:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 01:31:47.21 ID:iJuTFFjDO

いてもうたる



68:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 01:31:53.24 ID:Szxg0ELF0




69:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 01:35:17.18 ID:Omp1Ctpp0


凛 HP6

まゆ HP1


凛(まだまだっ……!)

まゆ「ふ、あはっ……!」

まゆ(り、凛ちゃんの精神力がここまで強いなんて……!)

まゆ(も、もう……私は、ここで……!)


↓1 凛

↓2 まゆ

コンマ一桁をマイナス



70:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 01:35:32.85 ID:3RD4K+K9o

てい



71:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 01:36:04.62 ID:iJuTFFjDO

シュート



74:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 01:45:59.47 ID:Omp1Ctpp0


凛 HP1

まゆ HP0


まゆ「……ぎ……」

まゆ「ギブアップ、します……!!」

凛「!!」

フレ「おー、凛ちゃん勝ったねー!」

奈緒「ははっ……すげえ……! すげえよ凛!」

凛「ふふ、ふ……」

凛「ひ、紐……解いて……ずっと我慢してる、からさ……」ピクピク

裕子「任せてください!」シュバババッ

凛「ありがとう……」ヒョコヒョコ

李衣菜「漏れないよう慎重に歩いてるね」

茜「私、応援してきます!!」ダッ

奈緒「気が散っちゃうだろ!?」ガシッ

まゆ「……」

志希「ドンマイだよまゆちゃん。君はよーく頑張った」

まゆ「ありがとうございます……」

まゆ(ふふ、さすがまゆの恋敵ですね)

まゆ(次は……次こそは負けませんから……!!)メラメラ


第二回戦 勝者:凛

凛 ●●○○○○○ まゆ ○○○○○○○



75:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 01:53:23.71 ID:Omp1Ctpp0


――――

まゆ「私、凛ちゃんを侮っていました」

まゆ「プロデューサーさんに対する気持ちは生半可じゃないですね」

凛「まあね。まゆもさ、凄いよ」

凛「羽根を使われてたでしょ? 私だったらあれ絶対に耐えられないし」

まゆ「お手洗いを我慢してた凛ちゃんに言われても……」

まゆ「それより次の勝負をしましょう。何としても勝たないと」

凛「この不利な状況でも剥き出しの熱意。いいね」

まゆ「当然です! 次は凛ちゃんが勝負の内容を決めてください!」

凛「分かった。んーと……」


↓2 三回目、何で勝負するか



76:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 01:57:01.20 ID:8l99tKSi0

Pをドキドキさせた方が勝ちq



77:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 01:57:14.29 ID:FJFisPG90

CDの売り上げ



81:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 22:47:03.68 ID:Omp1Ctpp0

まゆ「CDの売り上げって……それ、分かってて言ってますよね?」

まゆ「凛ちゃんと私の出したCDの売り上げは、現状だと凛ちゃんが…」

凛「本当にそうかな? 3ヶ月くらい前にソロの新曲出したでしょ?」

まゆ「あっ、そういえば。凛ちゃんもリリースしたんですよね」

凛「そうそう。あれの売り上げで勝負しようよ」

凛「プロデューサーに現段階の売り上げを聞いて、上だった方の勝ちってことで」

まゆ「……」

凛「不服?」

まゆ「はい。だって、それより前に出した私たちのCDの売り上げ」

まゆ「凛ちゃんがダントツで上じゃないですか」

凛「今回はそうとは限らないでしょ」

凛「あれから私たちは成長して、歌もダンスも何もかも上手くなったし」

まゆ「……言われてみればそうですね」

まゆ「今の私なら、凛ちゃんの売り上げを軽く越えてるかもしれませんし」

凛「軽くは言い過ぎでしょ。まあやる気になったみたいだから、決まりでいいよね?」

凛「今からプロデューサーに話を聞きに行って」

まゆ「どっちが上か、はっきりさせましょうか」



82:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 22:56:48.43 ID:Omp1Ctpp0

まゆ「あ、待ってください。その前にお手洗いにいかなくていいですか?」

凛「は?」

まゆ「我慢しすぎると膀胱炎になっちゃいますよ」

凛「へぇ……私を煽ってるんだ……」ピクピク

まゆ「これは普通に心配してるだけです」

凛「いらぬ心配だよ。子供じゃないんだから行きたいならちゃんと行くし」

凛「さっきのあれは手足を縛られた勝負だったから……」

まゆ「平気ならいいんです。行きましょうか」

凛「……」

――――

P「CDの売り上げ?」

まゆ「はい」

凛「3ヶ月前に私とまゆで出したよね?」

P「知りたいのか、って当然だよな」

P「えーっと、ちょっと待っててくれよ」カタカタ

凛・まゆ「……」ドキドキ

P「ほら、これが2人の売り上げ結果だ」スッ

凛・まゆ「!」


↓1 凛

↓2 まゆ

コンマ二桁で高かった方が勝ち



83:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 22:57:31.85 ID:Xo7P5rlgo




84:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 23:01:48.26 ID:u0ayP0zf0




85:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 23:08:42.14 ID:Omp1Ctpp0

まゆ「……私の負けですね」

凛「みたいだね」

P「負け? 何か勝負でもしてるのか?」

凛「これで私の3勝だね。もう後がないよまゆ」フフ

まゆ「……まだです」

凛「?」

まゆ「確か半年前にも出しましたよね? ソロの曲を」

まゆ「それも合わせた売り上げで勝ち負けを判断しましょう」

P(無視か)

凛「往生際が悪いね」

まゆ「だってこんな簡単に勝負がつくなんて納得いきませんし!」

凛「現実とは非情なものだよ……」ポンッ

まゆ「きー!」

まゆ「とにかく勝負です! プロデューサーさん!」

まゆ「半年前のCDの売り上げも出してもらえますか?」

P「いいけど……」カタカタ



86:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 23:12:56.56 ID:Omp1Ctpp0

凛「やっても無駄だって言うのに」ヤレヤレ

まゆ「もうっ、強がっていられるのも今のうちですからね!」

P(何の勝負をしてるんだよ)カタカタ

P「ほら、これがデータだ」スッ

凛・まゆ「!!」


↓1 凛

↓2 まゆ

さっきの数字と合わせて高かった方が勝ち



87:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 23:13:59.67 ID:7bXi35qXo




88:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 23:16:30.47 ID:3RD4K+K9o

もう無理じゃん



91:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 23:24:38.04 ID:Omp1Ctpp0

まゆ「……」

凛「また私の勝ちみたいだね」

まゆ「い、1年前に出したCDもありますよね!」

まゆ「それも含めましょう!」

凛「悪あがきはやめようよ」

まゆ「うー……!」

凛「分かった、まゆの気が済むまでやってよ」

凛「プロデューサー、1年前のやつの売り上げ出してくれる?」

P「ああ」カタカタ

P(それくらいなら知ってると思うんだが)

凛「ほらまゆ、この音聞こえる? キーボードのタイピング音」

凛「勝負が確定するまでのカウントダウンだよ」

まゆ「意味が分かりません! あと勝ち誇るのはやめてください!」

凛「だって、結構差があるし」

まゆ「むぅ」



92:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 23:28:11.89 ID:Omp1Ctpp0

まゆ「強がっていられるのも……! いられるのも……!」ブツブツ

凛「おー怖い怖い」

P「えーっと……はい、どうぞ」スッ

凛・まゆ「!!!」


↓1 凛

↓2 まゆ

コンマの合計が高い方が勝ち



93:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 23:29:55.30 ID:Szxg0ELF0




94:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 23:30:10.78 ID:6jzXtMIV0




96:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 23:37:54.84 ID:Omp1Ctpp0

まゆ「」

凛「あー、これはまゆの方が売れてるね」

凛「でも勝負は総合値だから、私の勝ちだね」

まゆ「はい……負けました」

P(何で勝負してるのか気になる)

まゆ「場所を変えましょう、凛ちゃん」

凛「そうだね。ありがとうプロデューサー」

凛「あと少ししたら、抱きしめに来るからね」ボソッ

P「え?」

スタスタ

P「……?」


第三回戦 勝者:凛

凛 ●●●○○○○ まゆ ○○○○○○○



98:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 23:45:54.01 ID:Omp1Ctpp0


――――

凛「私に圧倒的な力の差を見せつけられて、勝負するの怖くなってきたんじゃない?」

まゆ「うぬぼれないでください。本当の勝者は4回勝った方ですよ?」

まゆ「凛ちゃんはまだ3回勝っただけじゃないですか」

凛「物は言いようだね」

凛「次の勝負はどうする? まゆが内容決める?」

まゆ「別にどっちでもいいですけど……」

凛「なら決めてよ」

まゆ(完全に上からの物言いですね。腕まで組んで)

まゆ(ここから挽回して一泡も二泡も吹かせますから!)


↓2 4回目、何で勝負するか



99:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 23:46:09.67 ID:+kIeoPkb0

追跡力対決



100:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 23:47:14.16 ID:HwyzMSmW0

熱湯風呂我慢



103:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 00:02:28.62 ID:CQNiTgyp0

凛「熱湯風呂我慢?」

まゆ「ええ、熱いお風呂に入って」

まゆ「先に出てしまった方が負けです」

凛「だ、大丈夫なの? まゆも私もアイドルなんだしさ」

凛「ヤケドでもしたら大変だよ」

まゆ「安心してください。そこらへんも考えてますから」

――――

晶葉「それじゃあこれより、凛とまゆの熱湯風呂対決を始めるぞ」

晶葉「私が作った熱湯風呂体験ロボはその名の通り、熱湯風呂を体験するロボであって」

晶葉「この中に入った者は、例え水でも熱いと思い込んでしまうんだ」

凛「見た感じどこにでもあるようなバスタブだけど」

晶葉「物は試しだ。指を入れてみてくれ」

凛「……」チャポン

凛「あっつぁ!?」ジャバッ

まゆ「きゃっ!? 顔にかかったじゃないですかぁ!」

まゆ「でもこれ水ですね」フキフキ

晶葉「そういうことだ。ヤケドなんてしないから、安心して対決できるぞ」



104:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 00:18:15.99 ID:CQNiTgyp0

凛「身に染みて分かったよ」

凛「じゃあ早速、水着に着替えて…」

まゆ「待ってください」

凛「何?」

まゆ「私と凛ちゃんで戦って、すぐに勝負が決するのもいいですけど」

まゆ「団体戦でやった方が真剣勝負っぽくないですか」

凛「……」

まゆ「……」

凛「別に」

まゆ「と、とにかくです! 3対3で戦いましょうよ!」

まゆ「自分以外の他に、協力してくれるアイドルを2人つれて来てください!」

凛「ふーん、まあいいけど」スタスタ

まゆ「15分後くらいに集合してくださいね」

まゆ(くっ……一瞬私の敗北が頭をよぎってしまって、ついこんなことを……)

まゆ(怖気づいちゃ勝てるものも勝てないのに……)


↓1、2 凛が選んだアイドル2人

↓3、4 まゆが選んだアイドル2人



105:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 00:18:52.45 ID:vEby48wuo

卯月



106:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 00:20:05.76 ID:pPCxIKYoo

幸子



107:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 00:20:19.21 ID:bB1a97P9O

菜々



108:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 00:20:23.04 ID:0vfOIIh60




109:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 00:33:56.61 ID:CQNiTgyp0



(15分後)


卯月「凛ちゃんのために! 島村卯月、頑張ります!」ニコッ

幸子「まあこういうのは慣れてますけど……本当に熱湯じゃないんですよね?」

凛「協力ありがとう。一緒に戦おう」

菜々「まゆちゃんの恋の戦い、ナナは応援しますよ!」

茜「熱い勝負なら任せてください!!」

まゆ「駆り出してしまってすみません。感謝します」

晶葉「人数は揃ったみたいだな。じゃあ本当にこれより対決を始めるぞ」

晶葉「ルールは勝ち抜き戦。相手の先鋒、中堅と倒して」

晶葉「最後に大将を倒した方が勝者だ」

晶葉「このロボについてまた説明する。熱湯風呂体験ロボはその名の通り(ry」

晶葉「――そして、熱さに耐えられず先に出てしまった方の負けだ」

晶葉「準備はいいか?」

凛「オッケー」

まゆ「いつでもどうぞ」



111:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 00:43:57.15 ID:CQNiTgyp0

晶葉「では、先鋒前へ」

卯月「熱いの我慢できるかなぁ」バサッ

菜々「ウサミンに怖いものはないですよ!」バサッ

卯月・菜々「寒っ!?」ガタガタ

晶葉「ん? 暖房をつけたんだが、まだ寒いか。温度を上げよう」ピッピッ

凛「私たち水着の上にバスタオル羽織ってる状態だしね」

まゆ「あったかくなってから始めればよかったですね……」

菜々「心配は無用ですっ」スッ

卯月「入る準備ができました!」スッ

晶葉「よし、いくぞ! よーい」

晶葉「スタート!!」

ザブンッ


限界値が200を越えたらアウト


↓1 卯月

↓2 菜々


コンマ二桁をプラス



112:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 00:44:19.47 ID:vEby48wuo

うほ



113:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 00:44:27.71 ID:ytDQGFgiO

うーどっかーん!



114:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 00:50:01.88 ID:CQNiTgyp0


卯月:47

菜々71


卯月「熱い!? け、けど思ったより大丈夫かも」

菜々「あつっ!! あち、熱い!! こんなに熱いんですか!?」

幸子「今お二人が入ってるバスタブって、本当に同じ設定なんですか?」

晶葉「何度も確認したからな。人には熱い寒いの得意不得意があるし」

まゆ「菜々さんは卯月さんより苦手ってことですか」

茜「すごく楽しそうですね!!」

凛「あれ見てそう思えるのは茜くらいかもね……」


↓1 卯月

↓2 菜々

コンマ二桁をプラス



115:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 00:50:44.07 ID:XwgCEhG6O

(ФωФ)



116:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 00:51:19.25 ID:g/e5mTNw0

歳ィ…



118:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 00:56:23.68 ID:CQNiTgyp0


卯月:54

菜々:96


卯月「なんだか体がポカポカしてきました」

菜々「が、我慢っ……我慢っ……!」

幸子「卯月さんいい湯を満喫してませんか!?」

まゆ「あう、マズいです……! マズいですよぉ……!」アタフタ

晶葉「おかしいな。ちょっと設定を見てみる」スタスタ

凛(そのままでいいのに)

茜「居てもたっていられません!! 筋トレして汗を流します!!」


↓1 卯月

↓2 菜々


コンマ二桁をプラス



119:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 01:00:12.36 ID:0vfOIIh60




120:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 01:00:14.03 ID:bB1a97P9O

得てして老体の方が熱い湯を好むものだと思っていたが



122:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 01:06:32.29 ID:CQNiTgyp0


卯月:90

菜々:99


菜々「あ……ちょっと慣れてきたかも」

卯月「……」

卯月(やっぱり熱い! でも耐えないと!)

幸子「おお! 菜々さんが順応してきましたねぇ!」

まゆ「その調子ですよ菜々さん!」

凛「卯月、大丈夫かな……」

茜「腕立て伏せぇぇぇぇぇぇ!!」

晶葉「悪いが誰か茜を大人しくさせてくれ、気が散ってしまう」ピッピッ


↓1 卯月

↓2 菜々

コンマ二桁をプラス



123:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 01:09:55.71 ID:60Kyd32io

ほい



124:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 01:11:02.04 ID:J1TFcvqso

ミンミンミン



125:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 01:20:55.50 ID:CQNiTgyp0


卯月:161

菜々:103


晶葉「よし、再設定完了したぞ」

卯月「!? あちちちっ、熱いっ!」ザバッ

まゆ「卯月ちゃんが立ち上がった!」

凛「でもまだ出てない!」

晶葉「この場合、10秒以内に肩まで入らないと負けだ」

茜「頑張ってください卯月さん!!」

まゆ「茜さん私のチームですよね……」

まゆ「ところで菜々さんは?」


菜々「ばばんばばんばんばん♪ あびばのんのん♪」

まゆ(満喫してる)


↓1 卯月

↓2 菜々

コンマ二桁をプラス



126:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 01:22:10.41 ID:g/e5mTNw0

頑張ります!



127:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 01:22:24.02 ID:0vfOIIh60

頑張れるか



129:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 01:26:02.73 ID:ytDQGFgiO

そういえばお年寄りは急に熱いお湯に浸かると体がビックリするけど慣れると大丈夫らしいですね



130:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 01:27:26.77 ID:hujPEez/0

あべななさんじゅうななさいをお年寄りみたいに言うのはNG



131:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 01:29:36.38 ID:CQNiTgyp0


卯月:202

菜々:105


卯月「ご、ごめんなさい凛ちゃん……!」

卯月「もう無理ですぅっ!!」ガバッ

幸子「ああ、とうとう出てしまいました!」

晶葉「勝負あり! 勝者、菜々!」

卯月「うう……ごめんね凛ちゃん……」

凛「いいんだよ。私のために頑張ってくれてありがとう」

茜「タオルどうぞ!!」スッ

卯月「ありがとうございます……。そういえば菜々さんは?」フキフキ


菜々「いっい湯っだっな♪ あははん♪」

まゆ「すっかり体を癒してます」

卯月「す、すごいですね」

菜々「……あれ? もう終わり?」


勝者:菜々



135:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 05:50:13.62 ID:Ms67QfGao

菜々さんのそれが完全に年寄りなんですがそれは



136:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 20:29:19.59 ID:EglPwA9E0

こ、これがウサミン星人の標準的な入浴方法だから……



137:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 22:50:04.43 ID:CQNiTgyp0


晶葉「さて、次の勝負は幸子と菜々だぞ」

卯月「また菜々さんですか?」

凛「そういえば勝ち抜き戦だったね」

幸子「ふふふ……心配ご無用ですよ凛さん」

幸子「ボクはこういうの得意なんです! 相手が熱湯に慣れた菜々さんとはいえ」

幸子「かるーく捻ってみせますからねぇ!」バサッ

まゆ(幸子ちゃんが得意なのってリアクションじゃないんですか?)

菜々「またお風呂に入れるんですね♪」ワクワク

茜「私も勝負したいのにー!!」ブンブン

晶葉「みんな静かに! 両者、用意はいいか?」

幸子「いつでもどうぞ」スッ

菜々「負けませんよ!」スッ

晶葉「それじゃあ……よーい」

晶葉「スタート!!」



コンマ二桁をプラス


↓1 幸子

↓2 菜々


菜々は前の勝負の数値を持ち越しで105からスタート



138:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 22:50:55.54 ID:UJ0UAMEgo




139:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 22:52:32.65 ID:oNen4+Zc0

んほぉぉお



140:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 22:59:00.63 ID:CQNiTgyp0


幸子:54

菜々:170


幸子「ふぎゃっ!? 確かにこれは……けど我慢できますよ……!」

菜々「あつっ!! 熱い熱いっ!!」

茜「菜々さんのリアクション!! さっきの入り始めとほとんど変わりません!!」

卯月「入った瞬間は熱いんですね。何ででしょう?」

凛「その調子だよ幸子! 頑張れ!」

まゆ「奈々さんファイトです!」


↓1 幸子

↓2 菜々


コンマ二桁をプラス



141:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 23:02:42.58 ID:nVSKyqpN0




142:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 23:04:40.75 ID:2o+9RMMoO

サイキック風呂焚き



143:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 23:16:26.38 ID:CQNiTgyp0


幸子:112

菜々:245


菜々「あついぃぃぃっ!?」ガバッ

ゴロゴロゴロ

卯月「バスタブから転げ落ちました!!」

まゆ「慣れるまでに耐えられなかったみたいですね……」スタスタ

まゆ「菜々さん、ありがとうございます。このご恩は一生忘れません」スッ

菜々「ま、まゆちゃん……ふふ、大げさですよ……」フキフキ

茜「菜々ちゃんが倒された!! ということは……!!」

茜「次は私の番ですね!!」バサッ

幸子「はは……同じようにかるーく捻ってみせます……」ゼェ ゼェ

凛「息が上がってるけど大丈夫?」

幸子「ちょっとだけ休ませてください……」


勝者:幸子



144:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 23:28:02.47 ID:CQNiTgyp0


幸子「ボク、復活!!」シャキーン

幸子「準備は万端ですよ! いざ勝負です!」

茜「その心意気や良しです!! 熱い火花を散らしましょう!!」ゴゴゴゴ

卯月「茜ちゃんの熱気でこっちも暑くなってきます……」パタパタ

凛「厄介な助っ人だね……」

まゆ「ふふ、茜さんならこういう勝負に適任だと思いまして」

凛「うん。でも幸子だって芸人根性を見せてくれるよ」

幸子「ボクはアイドルですよ!?」

晶葉「両者整ったな? 位置についてくれ」

幸子「ったく、思わずツッコミ入れちゃったじゃないですか」スッ

茜「……」スッ

卯月「茜ちゃんが黙った!」ヒソヒソ

まゆ「真剣モードですね」ヒソヒソ

晶葉「よーい……スタート!!」


↓1 幸子

↓2 茜

コンマ二桁をプラス 幸子は112から



145:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 23:28:42.48 ID:EglPwA9E0

ちょいさ



146:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 23:29:34.11 ID:U/+JGOmuo

まかせろ



148:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 23:38:08.82 ID:CQNiTgyp0


幸子:160

茜:11


幸子「あっちゃあ!! うわちゃっ! あちゃちゃ!!」ザバザバ

茜「むん!! 気合です!!」

まゆ「すごいです茜さんっ!」パチパチ

凛「幸子がブルースリーみたいな怪鳥音を出してる……」

卯月「きっと気合を入れてるんですよ!」

菜々(単に熱いだけでは……?)

幸子「ここ、このくらい全然平気ですからっ……!!」ピクピク

茜「私も負けませんよ!!」メラメラ


↓1 幸子

↓2 茜

コンマ二桁をプラス



149:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 23:40:33.06 ID:vEby48wuo




150:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 23:40:53.25 ID:irXi4lcNO

熱湯乙女A



151:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 23:46:44.52 ID:CQNiTgyp0


幸子:166

茜:36


幸子「はあっ!!」グッ

茜「!?」

凛「幸子が不動の構えを発動した!」

幸子「とりあえず形から入ってみます!!」

茜「やりますね!! 勝負はやはりこうでなくては!!」

卯月「不動の構えって何ですか?」キョトン

菜々「凛ちゃんが考えただけだと思いますから、気にしない方がいいですよ」

まゆ「白熱してますね……熱いです、とっても」


↓1 幸子

↓2 茜

コンマ二桁をプラス



152:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 23:47:26.36 ID:YeyXDmxbo




153:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 23:47:29.19 ID:z+fPcZ0DO

あっつ



155:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 23:55:30.58 ID:CQNiTgyp0


幸子:205

茜:55


幸子「ふっ……ぬぬっ……ぐぐぐぐぅ……!!」

卯月「あ! 幸子ちゃんの顔が真っ赤になってます!」

菜々「もう限界なのでは!?」

幸子「くうっ……り、凛さん……すみません……!!」


幸子「あっつい!!」ガバッ

晶葉「勝負あり! 勝者、茜!」


茜「やりました!!」ザバッ

凛「幸子っ」スタタタッ

幸子「り、凛さん……茜さんは強敵です……」

幸子「気をつけて……くだ、さ……」

ガクッ

凛「幸子ーーー!!」

菜々「いや、死んでませんから」

茜「敵ながら良い奴でした!!」

菜々「茜ちゃんも乗っからないでください!」


勝者:茜



156:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/23(火) 00:07:46.29 ID:x7KjhiMx0


晶葉「凛チームは、残すところ大将の凛のみ」

晶葉「まゆチームは茜とまゆの2人だが」

晶葉「どうする?」

凛「愚問だね。逃げるわけないじゃん」バサッ

凛「かかってきなよ茜。あんたを全力で倒してあげる」

茜「こっちも本気ですよぉ!!」シュッ シュッ

凛「仇をとらないと、幸子が浮かばれないしね」

幸子「あの、もうその流れはいいですよ……」

茜「敵ながら良い奴でした!!」

幸子「いいですってば!!」

晶葉「さあ最終決戦だ。両者位置についてくれ」

凛「……」スッ

茜「ワクワクします!!」スッ

卯月「これで茜ちゃんが勝てば、まゆちゃんの勝ちですね!」

まゆ「はい……」

まゆ(そうなれば嬉しいけど、凛ちゃんはプロデューサーさんのことになると)

まゆ(とっても強くなりますからね……)



157:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/23(火) 00:11:04.56 ID:x7KjhiMx0

菜々「どうしましたまゆちゃん?」

まゆ「いえ、何でもないです」

晶葉「いくぞ! よーい」

晶葉「スタート!!」


↓1 凛

↓2 茜

コンマ二桁をプラス 茜は55から



158:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/23(火) 00:11:30.62 ID:6uZ7CwjVO




159:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/23(火) 00:17:05.72 ID:iXasyvZno




160:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/23(火) 00:26:45.77 ID:x7KjhiMx0


凛:62

茜:127


凛「ふーんっ……! け、結構余裕じゃんっ……!」

まゆ「我慢してるの見え見えですけど」

卯月「あ! 見てくださいまゆちゃん、茜ちゃんが!」

茜「……」プルプル

まゆ「か、完全沈黙してますね。どうしたんでしょう?」

幸子「いくら茜さんでも、ずっとあの中にいるのは無理ですからね」

幸子「限界が近づいてるってことですよ」

菜々「よく見ると小さく震えてますし……」

まゆ「茜さん……ありがとうございます……」ペコリ


↓1 凛

↓2 茜

コンマ二桁をプラス



161:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/23(火) 00:28:34.93 ID:k/szPcDDO




162:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/23(火) 00:30:07.24 ID:5WQoeMpBO

てい



163:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/23(火) 00:40:20.76 ID:x7KjhiMx0


凛:155

茜:151


凛「うっ! あ、あつっ……! あつつっ!」

菜々「凛ちゃんが熱がり出しましたよ!」

幸子「限界が見えてきましたね! 一方で茜さんは……」

茜「気……合……!! ですっ!!」ググッ

卯月「持ち直しました!」

まゆ「すごい……!」

凛「こ、ここで負けるわけには……!」

凛「負けるわけにはぁ……!」

晶葉(勝負は決まりか?)


↓1 凛

↓2 茜

コンマ二桁をプラス



164:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/23(火) 00:43:36.99 ID:p2/bjIyr0

ふん



165:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/23(火) 00:44:03.02 ID:zcelr7Jko

きたぜ



167:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/23(火) 00:54:01.09 ID:x7KjhiMx0


凛:254

茜:153


凛「やっぱダメだっ!!」ガバッ

まゆ・卯月・幸子・菜々「!!」

菜々「凛ちゃんがバスタブから出た」

幸子「ということは……」

晶葉「勝負あり! 勝者、茜!」

晶葉「よってこの試合はまゆチームの勝ちだ!」

まゆ「や……やりました……」

まゆ「やりました! 勝ちましたぁ!」ピョンピョン

菜々「よかったですね、まゆちゃん」ニコッ

まゆ「そんな、私は何もしてません……」

まゆ「菜々さんたちのおかげです。助力していただき本当にありがとうございます!」ギュッ

菜々「えへ、いいんですよ! そういえば茜ちゃんは?」

茜「すー……はー……」

菜々「熱湯に浸かったまま悟りを開いてる!?」

まゆ「限界を突破して何か掴んじゃったんでしょうか……」



169:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/23(火) 01:01:50.34 ID:x7KjhiMx0

凛「うう……悔しい……」

卯月「凛ちゃんごめんね」

幸子「ボクがもっと体を張っていれば……」

凛「ううん、2人は充分すぎるくらい私に力を貸してくれたから」

凛「感謝の気持ちしかないよ。ありがとう」

卯月「凛ちゃんのためならいつでも駆けつけますからねっ!」

凛「卯月……嬉しい。あとで2人に菓子折りを持っていくね」

幸子「そこまでしなくてもいいですよ!!」アセアセ


第四回戦 勝者:まゆ

凛 ●●●○○○○ まゆ ●○○○○○○



172:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/23(火) 01:09:47.86 ID:x7KjhiMx0


――――

凛「まゆの勝ちか。そう上手くはいかないよね」

まゆ「私というより菜々さんと茜さんの勝ちですけどね」

凛「謙虚だね。っていうか、さっきの勝負で分かったことがあるんだけどさ」フフ

まゆ「凛ちゃんもですか?」クス

凛「考えてることは同じかな」

凛・まゆ「私たちは良い友に恵まれている」

凛「ということが分かったところで、プロデューサーをかけた勝負を続けようか」

まゆ「せっかくお二人が繋いでくれたこの命、無駄にするわけにはいきません!」

凛「次は私が決めさせてもらうからね」


↓2 5回目、何で勝負するか



173:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/23(火) 01:12:34.19 ID:5WQoeMpBO

超能力対決



174:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/23(火) 01:13:14.04 ID:KPqtPmYH0

相手のモノマネ



175:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/23(火) 01:24:32.93 ID:x7KjhiMx0

凛「相手のモノマネで勝負しよう」

まゆ「へ?」

凛「だからモノマネだよ。私がまゆの、まゆが私のモノマネをするの」

凛「それでどっちが上手くマネできてるか評価してもらって」

凛「点数の高かった方が勝利だよ」

まゆ「勝負の内容は分かりましたけど……誰に審査してもらうんですか?」

凛「私が3人連れてくる」

まゆ「インチキしないですよね?」

凛「当たり前でしょ、これは真剣勝負なんだから」

凛「ちゃんと評価してくれる人を選ぶよ」

凛「ちなみに勝負は明日やるから、それまでに練習しておいてね」

まゆ「分かりました」

凛「じゃあこれで……っと、肝心なことを言い忘れるところだった」

凛「モノマネ勝負は3回戦に別けてやる予定だよ。まず1つ目が相手の普段のモノマネ」

凛「生活感がポイントで、上手く特徴を捉えることが大事だね」

凛「服装とか髪型、顔もちゃんとマネしてね」



176:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/23(火) 01:42:28.96 ID:x7KjhiMx0

凛「そして2つ目。これは相手がアイドルの仕事をしてる時のモノマネをするの」

凛「当然だけど、素顔じゃなくてアイドルとしての顔を観察しないとダメだね」

まゆ(結構本格的な勝負なんですね)

凛「そして最後、3つ目だけど」

凛「相手のソロステージのモノマネをしよう」

まゆ「!?」

まゆ「あの、それってつまり……歌やダンス、何から何まで」

まゆ「全部丸ごとですか? 違いますよね?」

凛「当たり」

まゆ「1日じゃ無理がありませんか!?」

凛「私たちはプロじゃん。練習期間が短くても」

凛「それに間に合わせないと」

まゆ「1日は厳しいですよ……女優さんじゃないんですし……」

まゆ「むぅ……分かりました。頑張ってみます」

凛「それでこそまゆだよ。私もこれから猛特訓して」

凛「まゆを完璧にコピーするからね」スタスタ

まゆ「楽しみにしてます」

まゆ「……」

まゆ(不安しかないですね。凛ちゃんのモノマネかぁ)

まゆ(意外と見落としてる癖とかありそうだし、映像か何かを見て確認したい)

まゆ(プロデューサーさんにお願いして借りてこようっと)スタスタ



183:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/23(火) 22:37:42.44 ID:x7KjhiMx0


――――

凛「プロデューサーから借りた映像を何度も見よう」

凛「ふーん……まゆってこういうところあるんだ」

凛「……コホン」

凛「まゆ、プロデューサーさんのこと大好きですよぉ♡」

凛「ダメだこんなんじゃ。全然なりきれてないし」

凛「やっぱり脳に焼き付くまで見ないと」ジー

――――

まゆ「凛ちゃんって、アイドルやってる時はカッコいいんですよね」

まゆ「何でプロデューサーさん絡みになるとおかしくなるんでしょうか」

まゆ「あっ。ここはポイントかもしれません」メモメモ

まゆ「これからダンスと歌も練習しなきゃいけないなんて……あまり眠れませんね」

まゆ「ん? 今のところ、巻き戻しでもう一度」ピッ

――――



184:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/23(火) 22:47:20.63 ID:x7KjhiMx0


――――

凛「まゆってファンの人にもこんな笑顔するんだ」

凛「そうだよね。やっぱり応援してもらえると嬉しいし」

凛「っと、そろそろダンスの練習しないと」

スタスタ

凛「まずはここから……」

凛「1、2、3、4、5、6、7、8」キュッ キュッ

凛「1、2、3、4、5、6、7、8」キュッ キュッ

――――

まゆ「ふーん、は重要ですよね」

まゆ「花の知識も入れておいた方がいいですよね……やることたくさん……」

まゆ「もうこんな時間ですか。歌の練習をしましょう」スッ

まゆ「ずっとつーよく♪ そうつーよく♪ あのばーしょへー♪」

――――



185:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/23(火) 22:59:37.10 ID:x7KjhiMx0


(翌日)


未央「さあ始まりました! 第一回アイドルマスターシンデレラガールズっ」

未央「チキチキ! 似てるのはどっちだ、凛VSまゆモノマネ対決ー!」

未央「司会は私、本田未央が務めさせていただきます!」

まゆ「タイトルの盗作疑惑が色濃いんですけど」

まゆ「っていうか、司会って必要ですか?」

凛「盛り上がるからね。続けて未央」

未央「了解ー! まずは、今回のこの企画に審査員として協力してくださる」

未央「3人の審査員をご紹介します!」

未央「まず1人目! 働きたくないけどやる時はやるぜ!」

未央「双葉杏さん!」

杏「アメを大量にもらったし、ちゃんとやるよー」

未央「そして2人目! 元地方アナのクールなお姉さん!」

未央「川島瑞樹さん!」

瑞樹「面白そうだから参加しちゃった。よろしくね♪」



186:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/23(火) 23:13:07.93 ID:x7KjhiMx0

未央「そして3人目! 野球大好きキャッツ愛!」

未央「姫川友紀さん!」

友紀「よろしくねー!」

まゆ「人選がよく分からないです」

凛「杏は紹介通りやる時はやるし、公平な目で見てくれると思う」

凛「瑞樹さんも冷静に見極めて評価してくれると思うし」

まゆ「凛ちゃんの主観じゃないですか……」

凛「友紀は、野球モノマネとかよく見てるし、自分でもやってるから」

凛「こういう審査も上手くやってくれると判断した」

まゆ「友紀さんだけ具体的ですね」

瑞樹「心配しないで。しっかりやるから」グッ

未央「ということで、早速第一回戦に移りましょう!」

未央「2人とも準備の方をお願いします!」

凛「まゆのモノマネ、最後の最後まで練習したんだ」

凛「自分を見ているようで驚くかもね」スタスタ

まゆ「こっちのセリフですよ、凛ちゃん」スタスタ



187:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/23(火) 23:23:52.50 ID:x7KjhiMx0


(数分後)

未央「さあ、整ったようです!」

未央「先攻は渋谷凛さん! 佐久間まゆさんのモノマネで、どうぞー!」

スタスタ

凛「皆さん、こんにちは。佐久間まゆです♡」

杏「おー」

瑞樹「歩き方とか仕草とか、観察してるわね」

友紀「声も寄せてますね!」

凛「えっと、今から普段のまゆを見せたいと思います」

凛「まずはプロデューサーさんを見つけた時のまゆ」

凛「……あ、プロデューサーさん!」

ヒュンッ

凛「お仕事お疲れ様です♡ 今から帰るんですか?」

杏・瑞樹・友紀(一瞬で移動した!?)

凛「そうなんですか、実は私もなんです」ニコッ

凛「ちょうどレッスンが終わったところで……一緒に帰りませんか?」

凛「うふ、ありがとうございます♪」



188:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/23(火) 23:34:32.93 ID:x7KjhiMx0

杏「あー……あんな感じだね」

友紀「あるある。たまに見かける」

瑞樹「あの移動を再現するなんて凄いわね……」

凛「続きましてー」

凛「プロデューサーさんが寝てるのを発見した時のまゆ」

凛「プロデュ……あっ」

凛「寝てる……お疲れなんですね。ふふ、寝顔可愛い♪」

凛「……」キョロキョロ

友紀「あ」

瑞樹「まさか」

凛「プロデューサーさんが寝てるのがいけないんですよぉ……」ソー

凛「はぁ……! はぁ……!」

杏「怖い怖い!」

凛「んー……はっ! ぷ、プロデューサーさん起きてたんですか!?」

凛「いえ、今のは……気のせいですよ♪ うふふ♪」

凛「チッ」

瑞樹「見たことないけどやりそうね」

友紀「やりそうですね」



189:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/23(火) 23:46:00.58 ID:x7KjhiMx0

凛「続きましてー」

杏「まだあるんだ。レパートリー多いね」

(3分経過)

凛「以上です。ありがとうございました」ペコリ

パチパチパチ

未央「ありがとうございましたー!」

未央「いやー素晴らしかったですね! たっぷりやっていただきました!」

未央「次のまゆさんも準備できているようです! いきましょう!」

未央「佐久間まゆさんで、渋谷凛さんのモノマネ!」

スタスタ

まゆ「……え? 何これ、何かの大会?」

まゆ「ここで普段の私を見せろって? 急に言われても……」

瑞樹「へー、上手いわね」

杏「特徴を抑えてるよ」

友紀「まゆちゃんあんな声出せるんだ」



190:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/23(火) 23:56:25.95 ID:x7KjhiMx0

まゆ「分かったよ。じゃあまずは」

まゆ「ハナコと遊んでる時の私」

まゆ「……おいでハナコー、ハナコー?」

まゆ「はーいよしよし、良い子だねー可愛いねー」ナデナデ

友紀「顔がへにゃってる」

杏「似てる、あんな風になるよ」

瑞樹「私はちょっと分からないけど、凛ちゃんはこういう一面もあるんだって」

瑞樹「自然と思えちゃうわ」

まゆ「次は……プロデューサーを見つける時の私」

友紀「対抗してきたね」

瑞樹「違うわよ友紀ちゃん。さっきは見つけ『た』」

瑞樹「これは見つけ『る』時だから」

杏「めっちゃ興味あるよ」

まゆ「プロデューサーどこだろ……探してみよう」スッ

まゆ「クンクン……スーハー……クンクン……」



191:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/24(水) 00:08:31.97 ID:1k8EY3qF0

瑞樹「何を嗅いでるのかしら」

杏「ハンカチか何かだと予想。凛ちゃんは服の中にプロデューサーの私物を忍ばせてるから」

友紀「ひえっ」

まゆ「よし、探そう」

まゆ「クンクン……こっちだね……」スタタタッ

まゆ「次の角を右に曲がって……ここは角を曲がらず前進」タタタタ

友紀「迷うことなく走ってるんだけど!?」

杏「これマジ?」

まゆ「あと50m……40……30……」

瑞樹「ど、どんどん近づいてるわ」

まゆ「10……発見!!」スタタタッ

杏「見つかった! 獲物を狩る肉食動物の走りだ!」

瑞樹「恐ろしいわね。嗅覚で探し当てたの?」

友紀「目的地にプロデューサー置いとけば良いカーナビになりそう」

まゆ「続きまして」

友紀「こっちもまだネタがあるんだ……」



192:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/24(水) 00:21:53.04 ID:1k8EY3qF0


(3分経過)

まゆ「これで終わりだよ。こんなんでいいかな?」

パチパチパチ

未央「ありがとうございましたー!」

未央「こちらもボリュームのある見事なモノマネでしたね!」

未央「では審査に入ります! 審査員の方が点数をつけ終わるまで」

未央「凛さんとまゆさんにお話を聞いてみましょう! どうぞ!」

スタスタ

凛「私はあんな逃走中のハンターみたいな走り方じゃない」グチグチ

まゆ「そうですか? 凛ちゃんだって、私の移動の仕方を盛ってましたよねぇ?」グチグチ

未央「喧嘩はやめましょう。あと司会の私から見たら2人とも激似でしたよ」

未央「ところで、勝負が始まる前に『最後の最後まで練習した』と話してましたけど」

未央「その成果が出ていたと思います。手応えはどうですか?」スッ

凛「あるよ。でも最後の方に動きとかセリフをミスっちゃって」

まゆ「私もです……そこが心残りかなと」

未央「なるほど! でも練習時間は1日ですからね」

未央「それを考えたら素晴らしいパフォーマンスだったと思いますよ!」



193:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/24(水) 00:29:01.78 ID:1k8EY3qF0

未央「さあ、審査の方が終わったようです!」

未央「果たして、第一回戦はどちらの評価が高いのか!」

未央「点数の書いたボードを一斉に見せてください!」

杏・瑞樹・友紀「……」スッ


↓1、2、3 凛の点数

↓4、5、6 まゆの点数


コンマ二桁で、複数安価と連取りありです



194:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/24(水) 00:29:37.78 ID:7XVKA33Y0




195:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/24(水) 00:30:25.38 ID:KMOY1Cmyo

ままゆ



196:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/24(水) 00:30:49.25 ID:5CWABD080




197:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/24(水) 00:30:57.42 ID:WNRgY9c0O




198:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/24(水) 00:31:03.85 ID:1Uuxx+Gu0




199:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/24(水) 00:31:12.34 ID:A0KHelXWO

やち天



200:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/24(水) 00:32:07.56 ID:KMOY1Cmyo

ユッキ厳しいなオイw



201:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/24(水) 00:33:29.07 ID:kNH5M1uZO

ユッキなら一夜漬けに高評価は出せまい



202:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/24(水) 00:47:24.53 ID:1k8EY3qF0


杏の評価:凛78点 まゆ42点

瑞樹の評価:凛38点 まゆ85点

友紀の評価:凛25点 まゆ34点


未央「おお!? 杏さんは凛さんを高評価、まゆさんを低評価」

未央「瑞樹さんはその真逆です! 一方友紀さんは」

未央「2人とも低評価をつけました! これはどういうことなのか!」

未央「早速話を伺ってみましょう。まずは杏さん」

未央「凛さんに高評価をつけましたが?」スッ

杏「ずっとプロデューサー押しで攻めたのがよかったね」

杏「ただ似てるだけじゃなく面白かったからさ。杏のツボかも」フフ

未央「その点で言うと、まゆさんのモノマネも面白かったように見えますけど」

杏「んー、まあよかったんだけどね。凛ちゃんはシンデレラガールズで一緒に過ごしてきた仲だから」

杏「まゆちゃんよりは知ってるっていうか。もう少し踏み込んで欲しかった」

杏「1日でここまでやったっていうのはすごいけど、それを審査基準に入れていいのかも悩んだんだ」

未央「結局入れなかったと」

杏「うん、ごめんね」

まゆ「いえ、いいんですよ。むしろ真剣に評価していただいて嬉しいです」ニコッ



203:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/24(水) 01:08:05.81 ID:1k8EY3qF0

未央「杏さん、ありがとうございます!」

未央「続いて瑞樹さん! この評価の理由は?」スッ

瑞樹「私も面白さの差かしら。もちろんどっちも楽しめたんだけど」

瑞樹「凛ちゃんの嗅覚シリーズ、あれずっと見れるわ」クスクス

まゆ「嬉しいです!」

未央「ほうほう、ここまでの話を聞くと」

未央「個人の笑いのツボで評価が別れたようですね」

未央「しかし、友紀さんはどちらも低評価です! 何故でしょう?」スッ

友紀「……」

未央「友紀さん?」

友紀「あ、あのね……弁解させて欲しいんだけど」

友紀「あたし、練習時間が1日っての聞いてなくてさ」

未央「ええ!?」

友紀「さっき未央ちゃんの言葉で初めて知って」

友紀「頭が混乱して……結局そのまま出しちゃったんだ」

凛「私が伝え忘れてたんだね……ごめん」ペコリ

友紀「いいんだよ! 私が聞き逃してただけかもしれないし!」

友紀「1日でこれなら、2人にそれぞれ+50はあげたよ?」



204:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/24(水) 01:23:53.13 ID:1k8EY3qF0

まゆ「それを聞いて安心しました」ホッ

未央「なんということでしょう! 思わぬアクシデント? に見舞われましたが」

未央「申し訳ありません……! 審査はこのまま進めさせていただきます!」

未央「第一回戦での評価は、凛さんが141点。まゆさんが161点」

未央「まゆさんが僅かにリードしています! ちなみに、この対決の最終結果は」

未央「一回戦、二回戦、三回戦の点数を合計して、より大きかった方の勝利となります!」

未央「その第二回戦を、休憩を挟んでから行いますのでよろしくお願いします!」

(休憩後)

未央「あーあー、マイクテス」トントン

未央「休憩が終わり、今から第二回戦を始めたいと思います!」

杏(何であんなに元気なんだろ)

未央「テーマは『アイドルのあいつ』! アイドルとして頑張っている相手のモノマネをしてもらいますよ!」

未央「さっきは凛さんが先攻だったので、次はまゆさんから始めます! どうぞー!」

スタスタ

まゆ「え? 嘘、またここでモノマネやるの?」

まゆ「仕事でもないのに……分かったよ、やればいいんでしょ」ハァ

瑞樹「入り込んでるわね」

友紀「アイドルとしての凛ちゃんかー、楽しみ」ワクワク



205:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/24(水) 01:38:47.90 ID:1k8EY3qF0

まゆ「んーと、まずは握手会の私」

まゆ「ありがとうございます」ギュッ

まゆ「へー、そんな遠いところからわざわざ? すごく嬉しいです、ありがとうございます」ギュッ

まゆ「……ふふ、可愛いお客さんだね。そっか、私の曲聴いてくれてるんだ」

まゆ「ありがとう。頑張るよ」ニコッ

杏「今のは小さい女の子だね」

友紀「握手する姿が想像できるね」ホッコリ

まゆ「!!」

瑞樹「あら? すごい衝撃を受けてるわ」

まゆ「……プロデューサー、何してるの」

杏「プロデューサーが一般客に紛れて来たパターンか」

友紀「そんなパターンあるの!?」

瑞樹「もしもシリーズじゃないかしら」

まゆ「……ありがとうございます」ギュッ

杏「普通に握手した。てっきりそのまま自分の胸に押し当てるかと」

友紀「やりそうだけど……さすがにそんなことしないでしょ」

瑞樹「他のお客さんもいるしね」



206:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/24(水) 02:03:10.69 ID:1k8EY3qF0

まゆ「次の方、どうぞ」ニコッ

友紀「おお! 我慢した!」

瑞樹「ええ、そうね」

まゆ「……」グリグリ

瑞樹「自分の足をグリグリ踏んで、痛みで欲望を紛らわしながらね」

友紀「そこまでする!?」

瑞樹「プロ意識を優先したのよ。涙ぐましいわ」

まゆ「続きまして、舞台に出演する私」

まゆ「分かってるっ! そんなこと言わなくたって、分かってるよっ!」

瑞樹「これは……去年やったやつね」

友紀「アイドルたちのみで上演した演劇ですねー。懐かしいです」

まゆ「私だって……理解してる。もうあの人は戻ってこないって……」

まゆ「でも、すぐに忘れられるわけないでしょ? あんなに好きだったんだよ?」グスッ

杏「演じてる人を演じてる。これはポイント高いよ」

まゆ「続きまして。もしその舞台中にプロデューサーのパンツが落ちてたら」

友紀「何その設定!?」

瑞樹「いいじゃない、結構こういうの好きよ」



210:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/24(水) 22:34:37.58 ID:1k8EY3qF0

まゆ「ううっ……ぐすっ……」

まゆ「……!」

友紀「気づいた」

杏「床に落ちてるよ。どうする」

まゆ「……うわぁぁぁんっ、うっ、うっ!」

まゆ「ふぇっ、んぐっ……うぅぅっ……!」バタンッ

杏「大泣きして床に崩れ落ちたね」

まゆ「ぐすんっ、ふぇぇぇぇんっ」コソコソ

杏「あっ、今! 今服の中に忍ばせたよ!」

瑞樹「自然といえば自然ね」

友紀「あんなに大泣きするシーン無かったですけどね……」

まゆ「ごめん……感情的になっちゃったね……」スッ

まゆ「もう落ち着いたから……ハンカチ? ありがとう」ニコッ

まゆ「続きまして」

友紀「切り替えはやっ」

(3分経過)



211:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/24(水) 23:02:39.43 ID:1k8EY3qF0

まゆ「終わりだよ」

未央「はいありがとうございまーす!」

パチパチパチ

未央「迫真の演技でしたねー! 演技してる凛さんにそっくりでした!」

未央「次の凛さんはこれを越えてくるのか!? 見ていただきましょう、どうぞー!」

スタスタ

凛「みなさんこんにちは♡ 今からアイドルのまゆを再現します♪」

凛「最初は、料理番組の生放送に呼ばれた時」

凛「事あるごとに呟いて騒ぎを起こしてしまったまゆ」

杏「あー……」

瑞樹「あの時ね」

凛「では今から、まゆ特製ペペロンチーノを作っていきます♪」

凛「あらかじめ沸かしておいたお湯大さじ2杯と」

凛「固形のコンソメ1/2を合わせて、溶かしておきます」

凛「……私はプロデューサーさんへの愛も入れるんですけどね……」ボソッ

友紀「聞き取れないくらい小さな声だ」

凛「ベーコンとほうれん草を炒めます」サッサッ

凛「これを食べて喜んでくれるプロデューサーさんの笑顔を頭に思い浮かべながら」ボソッ

瑞樹「とてつもない早口」

杏「ダメだ、耳を澄ませても無理」



212:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/24(水) 23:26:30.70 ID:1k8EY3qF0

凛「最後に半熟卵を乗せて、完成です♡」

凛「プロデューサーさんに食べさせてあげたい」ボソッ

杏「口もほとんど動いてなくて腹話術状態なんだよねー」

友紀「ネットでは幽霊の声だとかスタッフの声が紛れたとか騒がれたっけ」

瑞樹「結局謎のまま騒ぎが収まって……内容を知ってるのは346のアイドルたちだけよね」

凛「……初の料理番組で……普段やってることが抑えきれなくて……ごめんなさい……」シュン

杏「反省してる姿も似てる」

凛「続きまして、サイン会でのまゆ」

凛「お名前聞いてもいいですか? ……はい、○○さんですね♪」キュッキュッ

凛「応援ありがとうございます」ニコッ

凛「△△さんですか、素敵なお名前ですね♪」キュッキュッ

凛「ありがとうございます」ニコッ

瑞樹「サインまで似せてきてるわ、すごい」

杏「やるね凛ちゃん」

凛「!!」

友紀「衝撃を受けてるよ。このパターンは……」



213:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/24(水) 23:45:06.41 ID:1k8EY3qF0

凛「プロ……じゃなくて□□さんですね」キュッキュッキュッキュッ

瑞樹「プロデューサーがやって来たみたい」

友紀「名前聞かずにすごい書き込んでるよ」

杏「まあ私たち知ってるし」

凛「はい、どうぞ」スッ

杏「他の人にサインする時間と同じだ」

友紀「わぁ……ハートマークとかアイラブユーとか……」

杏「自分を抑えきれなかったか」

凛「続きまして」

(3分経過)

凛「ありがとうございました」ペコリ

パチパチパチ

未央「サインまで似せてくるとは驚きでしたね!」

未央「二回戦もレベルの高いものでした! 審査員の方は審査をお願いします!」

未央「その間に、熱い勝負を行ったお二人に話を伺いますね!」

スタスタ

まゆ「あの騒ぎを掘り返されるとは思いませんでした……」

凛「私はあんな風に泣かず、もっと上手く忍ばせられるよ」

未央「まあまあ落ち着いてください。お二人とも素晴らしかったですよ!」

未央「一回戦と比べて、手応えはどうです?」スッ

まゆ「自信はないですね」

凛「私は上手くできたのとやっちゃったのがあったから、何とも言えないかな」



214:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/24(水) 23:51:40.69 ID:1k8EY3qF0

未央「ふむふむ、両者とも不安を隠せない様子ですね……」

未央「ですが! 審査員の方々がどう評価したのかは別です!」

未央「点数がつけ終わったようですね! それでは一斉に、どんっ!」

杏・瑞樹・友紀「……」スッ


↓1、2、3 凛の点数

↓4、5、6 まゆの点数

コンマ二桁 複数安価、連取りありです



215:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/24(水) 23:52:06.39 ID:1Uuxx+Gu0




216:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/24(水) 23:57:09.12 ID:63FqhBMwO

悪くないかな



217:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/24(水) 23:58:05.92 ID:wzU9bOhVo




218:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/25(木) 00:00:08.81 ID:Hx8+bQhCo




219:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/25(木) 00:00:21.67 ID:KO2RVp8/o

ままままゆ



220:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/25(木) 00:00:38.61 ID:D4xsfP2/0




223:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/25(木) 00:27:21.76 ID:fV9AeLPY0


杏の評価:凛39点 まゆ81点

瑞樹の評価:凛12点 まゆ67点

友紀の評価:凛92 まゆ61点


未央「ほう、これは……まゆさんの点数が平均して高いですね」

未央「凛さんは友紀さんがかなりの高評価。しかし杏さん瑞樹さんからは厳しい評価です」

未央「杏さんから話を聞いていきます! 何故この点数を?」スッ

杏「凛ちゃんはねー、さっきのはよかったんだけど」

杏「クオリティが落ちちゃってるかなぁ。面白さももう一つ」

杏「まゆちゃんはこっちの方が練習してる感があってよかったよ」

未央「なるほど! 見るとこ見てますね」

未央「瑞樹さんはどうですか?」スッ

瑞樹「杏ちゃんのコメントと同じになっちゃうんだけど」

瑞樹「さっきより質が今ひとつで、どうしても物足りなかったわね」

瑞樹「頑張ってるのはとても伝わってくるんだけど……厳しく評価させてもらいました」

凛「くっ……精進します……」



225:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/25(木) 00:53:15.08 ID:fV9AeLPY0

瑞樹「まゆちゃんは、何ていうのかしら。誇張が面白くて良かったんだけど」

瑞樹「凛ちゃんのアイドルとしてのテンションを、もっと意識して欲しかったかな」

瑞樹「演劇でも、もっとクールな感じだったでしょ?」

まゆ「そうですね……その通りです」

瑞樹「普段の凛ちゃんならまた高評価をつけたんだけど、これはアイドルの凛ちゃんだから」

瑞樹「できればあそこはやり過ぎず、控えめにして欲しかったな」

未央「うーん、さすがは瑞樹さん! 冷静に判断してますね!」

未央「最後に友紀さん! 今度はご自分の思うままの点数をつけたんですよね」スッ

友紀「ちゃんとつけさしてもらったよ! 他の2人はこう言ってるけど」

友紀「あたしは良かったと思うよ? 1日でこれなら充分すぎるよ!」

友紀「まゆちゃんも同じ理由なんだけど……点数の開きは、面白さの差かなぁ?」

未央「笑いのツボということでしょうか? ありがとうございます!」

未央「第一回戦、第二回戦の点数を合計すると、凛さんが284点!」

未央「まゆさんが370点! 大きく差をつけています!」

未央「このまままゆさんが逃げ切るのか、凛さんが逆転するのか」

未央「対決は最終決戦へ移ります!!」



226:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/25(木) 01:14:18.16 ID:fV9AeLPY0


(休憩後)

未央「とうとう第三回戦までやってきました! 内容はなんと、ソロステージモノマネ!」

未央「相手のソロステージ、すなわちダンスや歌を全て完璧にモノマネしなければいけないという」

未央「超難関! とんでもないことなのです!」

未央「先攻は凛さん! 後攻はまゆさんとなっております! 楽しみですね杏さん!」スッ

杏「そうだね。杏ならアメもらってもやりたくない対決だけど」

未央「10連休ならどうです?」

杏「……」

友紀(迷うんだ)

杏「それは置いといて、この対決は今までより『似てるか似てないか』で判断されると思うからキツいよね」

瑞樹「面白さじゃ誤魔化せない、まさしく真剣勝負ね」

未央「真剣勝負! 燃えてきますね!」

未央「お? どうやら準備オッケーとのことですので」

未央「いよいよ始まりますよ! まずは凛さん扮する佐久間まゆさんのソロステージ!」

未央「どうぞー!!」



227:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/25(木) 01:33:13.19 ID:fV9AeLPY0


~♪ ~♪

凛「♪」キュッキュッ

杏(ピンクの衣装だ、当たり前だけど)

瑞樹(なりきってるわね)

友紀(可愛いー)

凛「~♪ ~♪」

杏(ふむ……)

瑞樹(歌い方もまゆちゃんみたいでいいわね)

友紀(めっちゃ可愛いー)

――――

凛「~♪ ~♪」

友紀(肝心なサビだ)

凛「~♪ ~♪」

杏(んー……)

瑞樹(なるほどね)

――――

~♪ ~♪

凛「♪」キュッキュッ


キュッ


パチパチパチパチ


未央「渋谷凛さんで、佐久間まゆさんのモノマネ『エヴリデイドリーム』でした!」

未央「お話を伺いましょう! 凛さんどうぞこちらへ!」



228:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/25(木) 01:47:46.57 ID:fV9AeLPY0

凛「ありがとうございました」フゥ

未央「とても可愛らしくて良かったですよー! やりきったご感想は?」スッ

凛「言っちゃうと、練習時間をせめて1週間に伸ばせばよかったかなって……」

凛「ミスも多くて納得してないし、無謀だったね。反省してるよ」

未央「ご自分でも厳しい評価ですね。アイドルとしての顔が出てしまっています!」

凛「でも1日でできるところまではやったから」

凛「審査員の人がどんな評価をしても受け入れるつもりだよ」

未央「非常に謙虚ですね! ありがとうございました!」

瑞樹(プロデューサーをかけた勝負だってこと忘れてるわね)フフ

未央「次の用意もできたみたいですね! まゆさん扮する渋谷凛さんのソロステージです!」

未央「どうぞー!!」



229:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/25(木) 02:01:39.93 ID:fV9AeLPY0


まゆ「~♪ ~♪」

まゆ「~♪ ~♪」

キュッキュッ キュッキュッ

瑞樹(歌い出しいいじゃない)

まゆ「~♪ ~♪」

友紀(……)

杏(……)

――――

まゆ「~♪ ~♪」キュッキュッ

まゆ「~♪ ~♪」キュッキュッ

瑞樹(……)

杏(一杯一杯だね)

友紀(形はできてるんだよね……すごい)

――――

~♪ ~♪

まゆ「♪」キュッキュッ


キュッ


パチパチパチパチ


未央「佐久間まゆさんで、渋谷凛さんのモノマネ『Never say never』でしたー!」

未央「まゆさんどうぞこちらへ! ここで審査に入りますので凛さんも一緒にお願いします!」



231:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/25(木) 22:13:39.93 ID:fV9AeLPY0

未央「まずはまゆさん! ステージを終えてどうでしたか?」スッ

まゆ「精一杯頑張りましたっ」

未央「おや、凛さんとは打って変わってすっきりした顔ですね。自信のほどは?」

まゆ「自信は無いです……ミスもありましたし」

まゆ「だけど、せめて生き生きとしながら披露することを心がけました」

未央「ほー、確かにとても楽しそうでしたね! 評価する上でも重要視されると思いますよー!」

未央「さてさて! これで対決は終了し、あとは審査員の方の評価を待つのみとなりました!」

未央「この評価で凛さん、まゆさんの命運が別れます!」

凛・まゆ「……」ドキドキ

未央「はい、どうやらたった今点数が決まったようですね」

未央「司会の私も緊張しております! 果たして勝利の美酒を飲むのは」

未央「凛さんか! まゆさんか! 審査員の皆さん!」

未央「ボードを見せてください!!」

杏・瑞樹・友紀「……」スッ


↓1、2、3 凛の点数

↓4、5、6 まゆの点数

コンマ二桁 複数安価、連取りありです



232:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/25(木) 22:14:39.82 ID:l9K+iNUO0

a



233:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/25(木) 22:15:50.47 ID:Hx8+bQhCo

ふーん



234:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/25(木) 22:18:16.06 ID:irX+00Mio




235:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/25(木) 22:19:36.21 ID:Hx8+bQhCo

悪くないかな



236:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/25(木) 22:23:08.35 ID:lNk+g7St0

どや



237:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/25(木) 22:30:12.50 ID:XEPFZm6ko

へーい



239:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/25(木) 22:44:22.40 ID:fV9AeLPY0


杏の評価:凛82点 まゆ21点

瑞樹の評価:凛47点 まゆ35点

友紀の評価:凛6点 まゆ50点


未央「出ました! 凛さんの点数は82点、47点、6点!」

未央「まゆさんの点数は21点、35点、50点!」

未央「合計すると凛さんが135点! まゆさんが106点!」

未央「さらに今までの点数も合計した最終結果は……!」


未央「凛さん419点! まゆさん476点!」

未央「まゆさんが50点ほどの差をつけて勝利です!!」

まゆ「や、やった……」

まゆ「やりましたっ!」グッ

凛「これは……かなり悔しいよ……!」グヌヌ

未央「おめでとうございますまゆさん! 今のお気持ちは!?」スッ

まゆ「これ以上ないくらい嬉しいです! 頑張って練習した甲斐がありました!」ニコニコ

未央「うんうん! 表情からも喜びが伝わってきますね!」



240:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/25(木) 23:02:57.61 ID:fV9AeLPY0

未央「凛さんっ、負けてはしまいましたけど、とても素晴らしいパフォーマンスでした!」スッ

凛「ありがとう……。まゆの底力にやられたって感じだね」

凛「本当に悔しい。プロデューサーの正妻に王手がかかってるのに」

瑞樹(思い出したわね)

未央「お二人のコメントを頂いたところで、審査員の方にもお話を伺いましょう!」

未央「杏さん、どうでしたか?」

杏「再現度で言えば凛ちゃんのが良かったし、丁寧に踊ってたから82点をつけたよ」

杏「まゆちゃんは、本人も言ってたけどミスが目立っちゃったね。第一回戦と第二回戦に力を入れてたのかな」

杏「何にせよ最終的な勝ちはもぎ取ったんだから凄いよ。おめでとう」

まゆ「ありがとうございます」ペコリ

未央「杏さんのコメントでした! 続いて瑞樹さん!」スッ

瑞樹「凛ちゃんもまゆちゃんも形にはなってたけど」

瑞樹「完成度が目についちゃってね……厳しい評価にしたわ」

瑞樹「でも1日でここまでできちゃうんなら、1週間や1ヶ月の練習期間を設けたら」

瑞樹「どれだけモノマネできちゃうのか気になるわね♪」

凛「個人的に練習して見せに行きます」

凛「瑞樹さんのモノマネで」

まゆ「私も」

瑞樹「それは……見たいような恥ずかしいような……」



241:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/25(木) 23:23:55.99 ID:fV9AeLPY0

未央「瑞樹さん、ありがとうございました!」

未央「そして最後は友紀さんです! 凛さんの評価が一桁ですね?」スッ

友紀「んー、厳しくし過ぎちゃったかも……」

友紀「凛ちゃんは、1日とは思えないほどよくやれてたんだけど」

友紀「こなしてる感が拭えなくってさ」

未央「と言いますと?」

友紀「心の底から表現できてなかったっていうか」

友紀「楽しんでないっていうのかな? ほら、お客さんを楽しませるには」

友紀「自分も楽しまなきゃいけないって言うでしょ? 笑顔じゃなくなった瞬間もあったし」

凛「むむ……そうだね。歌と踊りの確認に必死で、気が回らなかったかも」

凛「参考になったよ」

友紀「いやそんな!」アタフタ

未央「まゆさんの心から楽しむという意識が、結果に表れたようですね!」

友紀「うん、完成度は凛ちゃんだけど、まゆちゃんのは見ててワクワクしたんだ」

友紀「あたしの評価のポイントは、質より気持ちだね」

未央「感慨深いお言葉、ありがとうございました!」

未央「さあ、勝敗も決しましたし」

未央「私はそろそろ仕事があるので、これにて第一回アイドルマスターシンデレ(ry」

未央「を、終了します! ありがとうございましたー!」


第五回戦 勝者:まゆ

凛 ●●●○○○○ まゆ ●●○○○○○



242:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/25(木) 23:26:16.87 ID:Hx8+bQhCo

今さらだが7回勝負の4本先取なら白い○4つでよくね?



246:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/25(木) 23:38:22.26 ID:fV9AeLPY0

>>242
言われて気づきました…

指摘ありがとうございます



243:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/25(木) 23:36:44.62 ID:fV9AeLPY0


――――

凛「なんか、こうして2人で対峙するのが久しぶりに思えるよ」

まゆ「予想以上に大掛かりな勝負でしたからね……」

まゆ「それはともかく、あと1勝すれば凛ちゃんに追いつきますね」

凛「ちょっと焦ってる。1勝くらい余裕と思ってたから」

凛「まゆだって本気なんだよね……しっかりしないと」

まゆ「そのまま楽勝ムードに浸ってくれてれば助かったんですけどねぇ」

まゆ「次の勝負は誰が決めますか?」

凛「まゆでいいよ。さっきは私が決めたから」

まゆ「その優しさが命取りになるかもしれませんよ」フフ

凛「もう油断はしないから」キリッ

まゆ「それでこそ私の恋敵です♪」


↓2 6回目、何で勝負するか



244:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/25(木) 23:37:12.96 ID:tmMtZkXEo

シルエット生着替え



245:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/25(木) 23:37:14.52 ID:Ax7Uw1gf0

幽霊キャッチチャレンジ(心霊スポットを巡って多くの霊に憑かれた方の勝ち)



247:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/25(木) 23:52:37.84 ID:fV9AeLPY0

凛「ちょっと待って、なんて言った?」

まゆ「心霊スポットを巡って、より多くの霊に憑かれた方の勝ちです」

まゆ「名づけて『幽霊キャッチチャレンジ』」

凛「ポップな名前つけないでよ! ねえ、他の勝負にしない?」

凛「心霊スポットって軽はずみに訪れたらヤバいらしいし」

まゆ「本当に危険な場所にさえ行かなければ大丈夫ですよ。多分」

凛「多分て」

まゆ「それに、心霊特番に出演する際の予行演習にもなりますし」

凛「断るからいいよ……。え、本当にその勝負にするの?」

まゆ「もう決定ですよ。移動手段とか考えなきゃいけませんね」

凛「……」

凛(すごい憂鬱)ズーン



248:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/26(金) 00:07:52.11 ID:oBCpjjl+0



(当日)


まゆ「今回の勝負を行うにあたって、お手伝いをしてくれることになった方々を紹介します」

凛「だよね! 私たち2人だけじゃ心細いもんね!」

凛(よかった)ホッ

まゆ「まず1人目は、目的地を移動するためのワゴン車を運転してくださる」

まゆ「千川ちひろさんです!」

ちひろ「よろしくお願いします」ペコリ

凛「ちひろさん、ありがとうございます」ペコリ

凛「でも何でこんな事引き受けてくれたんですか?」

ちひろ「まゆちゃんに頼まれたので。お仕事も終わって暇でしたし」

凛「さすがですね。で、いくら握らされたんですか」

ちひろ「お金は絡んでません!!」

まゆ「ちひろさんは厚意で動いてくださったんですよ」

凛「そうなんだ……失礼しました」ペコリ

ちひろ「全くもう! すぐ人を金銭欲の化身みたいに!」プンプン



251:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/26(金) 00:26:42.66 ID:oBCpjjl+0

まゆ「そして2人目は、私たちに憑いた幽霊の数を確認してくれる」

まゆ「白坂小梅ちゃんです」

小梅「よろしくお願いします……」ペコリ

凛「心強いよ小梅、ありがとう」

小梅「任せて……」グッ

まゆ「以上です。2人とも改めてよろしくお願いします」

凛「え? 終わり?」

まゆ「終わりですよ」

凛「私とまゆに同行してくれるアイドルとかいないの?」

まゆ「いませんよ。そんなことしたら同行してくれたアイドルにも憑いちゃいますし」

凛「そこはチーム戦でいいじゃん! 1人で歩き回るなんて嫌だよ!」

まゆ「でも、今から電話で呼び出して来てくれる人なんて……」

凛「ダメもとでいいからさ、お願い! この通り!」

まゆ「分かりました。幸い時間に余裕を持たせてありますから」ピッピッ


↓2 凛とまゆ2人で行くか or 同行するアイドルを連れて行くか



252:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/26(金) 00:30:10.10 ID:5SFCyeg+o

無し



253:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/26(金) 00:30:31.02 ID:GYEkeBKlo

連れていく



254:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/26(金) 00:38:17.07 ID:oBCpjjl+0

まゆ「もしもし? まゆです。実は……」

ちひろ「いないと思いますよー。凛ちゃんとまゆちゃんの個人的な勝負だと理解した上で」

ちひろ「心霊スポットに一緒に行って幽霊に憑かれて欲しいなんて説明したら」

凛「ですよね……」ハァ

小梅「元気出して……いざとなったら……」

凛「小梅がついて来てくれるの!?」

小梅「友達の幽霊に頼んでみるから……」

凛「やめて! いや、勝負で有利になるか! でもやっぱ無理!」

――――

まゆ「ありがとうございます。それでは」ピッ

凛「どうだった……?」

まゆ「来てくれるらしいですよ、2人」

凛「っし!」グッ

凛「誰が来てくれるの? その心優しい女神の名前を教えて欲しい」


↓1 凛に同行するアイドル

↓2 まゆに同行するアイドル



255:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/26(金) 00:38:34.70 ID:WgdXkzYu0

森久保



256:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/26(金) 00:39:20.84 ID:kX+yMYoVo

飛鳥



257:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/26(金) 00:52:07.59 ID:oBCpjjl+0


――――

乃々「まゆさんに呼ばれて来たんですけど……」スタスタ

飛鳥「とても酔狂な催しを行うと聞いて、自分の心のざわつきを抑えられなかったよ」スタスタ

凛「乃々! 飛鳥!」ギュウッ

乃々「苦じいんでずけど……!」

飛鳥「熱烈な歓迎だね。で、ボクはどっちにつけばいいんだい?」

凛「私と乃々で巡るよ」ギュッ

乃々「放してくださいぃ……くるしい……」

凛「あ、ごめんね……」パッ

飛鳥「すると必然的に、ボクはまゆさんとペアを組むのかな」

まゆ「そうなりますね。よろしくお願いします♪」

飛鳥「こちらこそ」

小梅「これでメンバーは揃ったんだよね……?」

ちひろ「では行きましょうか。車は近くに止めてありますから、移動しましょう」



260:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/26(金) 01:23:49.47 ID:oBCpjjl+0


――――

凛「ところでさ、2人は何でこの誘いに乗ってくれたの?」

乃々「私は……まゆさんに、参加してくれたら好きなもの買ってあげると説得されて……」

ちひろ(物で釣ったんですね)

飛鳥「それなら、かなり値の張るものを要求しないと釣り合わないだろうね」

乃々「いえ、そんなこと……! ただ、ちょうど今……欲しいけど手の届かない物があって」

乃々「つい欲が出てしまって……」

凛「珍しいね。そんなに欲しいんだ」

乃々「はい……」

小梅「飛鳥ちゃんは……?」

飛鳥「心のざわつきを抑えられなかったから。止めようと思ってもうるさく響くんだよ」

飛鳥「一体これは何なのか……正体を明かすには、直接行って確かめるしかない」

凛「好奇心?」

飛鳥「かもしれないけど、ボクはその答えで納得していないんだ」

ちひろ(飛鳥ちゃんはいつも変わりませんね……)

凛「ふーん……何にしても、ありがたいよ」

凛「まゆもありがとうね。私の要望を聞き入れてくれて」

まゆ「……」



261:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/26(金) 01:36:03.15 ID:oBCpjjl+0

凛「まゆ?」

まゆ「はい、何ですか?」

凛「だから、私の要望を聞き入れてくれてありがとうって」

まゆ「そんなことですか。いいんですよ」

まゆ「あまりに怖がりすぎて、勝負にならない状況は避けたいですから♪」ニコッ

凛「へ、へぇー……ずいぶん余裕だね。まゆだって…」

凛(あれ? そういえば)

凛(まゆって幽霊とかこういうの、大の苦手じゃなかったっけ)

凛(なのに、わざわざ自分から提案までするなんて)

ちひろ「もうすぐ着きますからねー」

まゆ「とっても楽しみですね♪」

凛(克服した? そんなはずは……)

小梅「みんな……聞いて……」

小梅「今から行く、心霊スポットの説明をするからね……」

乃々「ひぃっ……!?」プルプル

凛「い、いいよしなくても。怖いし」

小梅「ダメだよ……こういうの醍醐味なんだから……」フフ



265:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/26(金) 22:32:33.11 ID:oBCpjjl+0

小梅「そこはね……事故が起きたとか、事件があったとか……」

小梅「それらしい噂はないんだけど……立地や構造に問題があって……」

小梅「悪い気が溜まりやすい廃墟なんだって……」

飛鳥「問題というのは?」

小梅「例えば、水場の位置が悪かったり……玄関と大窓が一本の通路で繋がってたり……」

小梅「とにかく、幽霊が好むような構造らしいよ……」

凛「……」

乃々「わわ私……や、やっぱり車で待機してます……!」

凛「だだダメだよ! ここにいるってことは参加するってことだからね」ギュッ

乃々「じゃあ降りますっ……! 降ろしてください……!」ジタバタ

まゆ「……」

凛(まゆ、やっぱり平気そう。本当に克服したの?)

――――

ちひろ「それでは、私と小梅ちゃんは車内待機してますので」

小梅「まずは一組、ぐるりと回ってきてね……」

凛「私と乃々は後でいいよ、ってか後がいい」

まゆ「しょうがないですねぇ。行きましょうか飛鳥ちゃん」



266:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/26(金) 22:51:31.34 ID:oBCpjjl+0

飛鳥「え? あ、ああ……そうだね」

まゆ「ふふ、怖いんですか?」

飛鳥「怖いに決まってるだろう。あんな話まで聞かされて」

飛鳥「けど、せっかくここまで来たんだし……未知の世界を彷徨うことにするよ」スタスタ

まゆ「じゃあお先に失礼しますね♪」

スタスタ

乃々「あうぅ……何か視線を感じます……」

小梅「大丈夫……今のところ見かけないし……」

凛「それを聞いて安心したよ」ホッ

グー…

乃々「ひぅ!? いい、今の何ですか! 唸り声がしたんですけど!」

ちひろ「すみません、私のお腹の音です……」カァァ

凛「呑気ですね……」

ちひろ「あはは、お昼は軽めに済ませたので。これが終わったらコンビニに寄りましょうか」

小梅「さんせー……」

――――




267:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/26(金) 23:21:37.06 ID:oBCpjjl+0


――――

飛鳥「ゴミが散乱している……マナーが守れない人間が多くいるものだね」

飛鳥「壁は落書きだらけ。ところどころ崩れ落ちている」

飛鳥「各部屋にドアが無いのは、誰かのイタズラか、取り壊されたのか」

飛鳥「うん、心霊スポットと称されるに相応しい不気味さだ」

飛鳥「寒気もするよ。気候によるもののみならいいんだが」

まゆ「……」

飛鳥「まゆさん? さっきから沈黙を貫いているけど」

飛鳥「せめて相槌くらいうって欲しい」

まゆ「え? ごめんなさい、何て言いました?」

飛鳥「……。一つ引っかかっていることがある」

飛鳥「これはまゆさんが、ボクに電話をしてきた時からの疑問なんだ」

飛鳥「聞いた話に寄ると、まゆさんは怖いものが凄く苦手らしいね」

飛鳥「なのにどうしてこんな企画を…」

ポチャン

飛鳥「!?」ビクッ



268:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/26(金) 23:41:40.13 ID:oBCpjjl+0

飛鳥「今のは……水滴の音……?」

飛鳥「水場が近くにあるのかな。こ、小梅の話だと」

飛鳥「水場の位置が悪いらしいね……ただでさえ、水のあるところは」

飛鳥「この世ならざる者が集まりやすいと……ん?」

まゆ「……」プルプル

飛鳥「……まゆさん」

飛鳥「脚にしがみつかれると動けないよ。放して欲しい」

まゆ「ご、ごめんなさい……」グスッ

飛鳥「泣いてるのかい?」

飛鳥「やっぱり怖いんだね、こういうの」

まゆ「はい……今すぐ逃げ出したいです……」ギュム

飛鳥(すごい密着してくる)

飛鳥「じゃあ何故こんな提案を? プロデューサーをかけた勝負か何なのか知らないけど」

飛鳥「もっと色んな方法があるだろうに」

まゆ「凛ちゃんに見せつけようと思ったんです」

まゆ「私が本気になれば、このくらいのことできるんだって」

まゆ「プロデューサーさんのためなら……弱点なんて克服できるんだって」



269:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 00:04:20.68 ID:68LBG1Lc0

まゆ「頑張って怖い映画を観て、この日のために特訓もしたんですよ」

まゆ「でも、結果はこの通りです……怖いものは怖いです……」

飛鳥「当然さ。人はそう簡単には変われない」

飛鳥「むしろここに来るまでよく平然とした態度を貫けたよ」

まゆ「恐怖体験をする前の段階ですからね。何とか我慢できました」

ポチャン

飛鳥・まゆ「!!」

飛鳥「どうする? もう戻るかい?」

まゆ「はいっ……あ、いえっ……一応じぇんぶ見てからにしましょうっ」

まゆ「戻るには早しゅぎますし……そ、それに」

まゆ「ゆ、幽霊に……とりちゅいてもらわないと……!」ガタガタ

飛鳥(噛み噛みだ)

飛鳥「こんなこと言うの今更遅いけど、とり憑かせる必要は無かったんじゃないかな」

まゆ「はい……後悔してましゅ……」プルプル

――――

飛鳥「んー……おかしいね。水場が無いよ」

飛鳥「確かこっちの方から聞こえたはずなのに」

飛鳥「それにいつの間にか水音も聞こえなくなってる」

まゆ「そ、それってつまり……」

飛鳥「口には出さないけど、そういうことかもね」



270:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 00:19:24.10 ID:68LBG1Lc0

まゆ「うう……また泣きそうです……」

飛鳥「気持ちは分かるよ。さあ、あとは引き返すだけだ」

飛鳥「ん?」

まゆ「ど、どうしました?」

飛鳥「妙だな……ここだけドアがついてる」

飛鳥「他は何も無かったのに。何故だと思う?」

まゆ「まゆに聞かないでくださいよぉ……」グスッ

飛鳥「開けてみよう」スッ

まゆ「待ってくださいっ! 嫌ですやめましょう、帰りましょう!」グイッ

飛鳥「気になるじゃないか。まゆさんはここで待っていて…」

まゆ「飛鳥ちゃん、お願いだからぁ……ふぇぇ……」ポロポロ

飛鳥「わ、理解ったよ。戻ろう」

飛鳥(仕方ないな。凛さんに頼んでみよう)

――――

まゆ・飛鳥「……」スタスタ

ちひろ「あ、戻ってきましたね」

小梅「おつかれさま……」

飛鳥「それ労いの言葉だよね?」



271:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 00:30:05.66 ID:68LBG1Lc0

凛「どうだったまゆ?」

まゆ「うふ、そこそこでした♪」

乃々「余裕がありふれてるんですけど……そんけいのまなざしです……」

飛鳥「……」

まゆ(飛鳥ちゃん。中でのことは秘密に……)ヒソヒソ

飛鳥(理解っているさ。気を楽にしてくれ)ヒソヒソ

まゆ(ありがとうございます……!)ヒソヒソ

凛「くっ、私たちも負けてらんないね乃々」

乃々「はう……ち、ちょっとお腹が痛くなってきました……」

乃々「私はここでりたいあします……凛さん、1人でがんば…」

凛「気を引き締めていくよ」ガシッ

乃々「むーりぃー! むりですむりくぼですぅー!」ズザザザ

イヤー! タスケテー!

飛鳥(あ、しまった。ドアのことを言うの忘れていた……まあいいか)

まゆ「あの、小梅ちゃん?」

まゆ「まゆたちに……幽霊、憑いてますか?」



272:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 00:46:40.36 ID:68LBG1Lc0

小梅「全部巡ったら教えるよ……」

飛鳥「気になるな」

ちひろ「まあまあ、最後のお楽しみってことで」

まゆ(ちっとも楽しみじゃないです……!)

――――

凛「ふ、ふーん……雰囲気あるね……」ガタガタ

乃々「怖すぎるんですけど……どうして私がこんな目に……」プルプル

凛「好きなもの買ってもらえるからでしょ」

乃々「そうでした……そのことだけを考えます」

乃々「絵本……マンガ……世界ポエム大全……」

凛(口に出ちゃってるし)


ガタッ


凛・乃々「!?!?」ビクッ

乃々「あわわわわ何ですか今の!」

凛「おおお落ち着いて、きき気のせいだよ」

乃々「戻ります! もりくぼの現界はとっくに越えてます!」スタタタッ

凛「あ! ちょっ……!」ガシッ

乃々「放してください! こんなところにいたら…」

凛「静かにして。寄ってくるよ」



274:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 01:00:35.78 ID:68LBG1Lc0

乃々「!」ピクッ

乃々「よ、寄ってくるって……何が……?」

凛「お化け」

乃々「ひっ」

凛「ね? だから静かにしよう。そして奥へ進もう」

乃々「……っ!? ……っ!!」ブンブンブンブン

―――――

乃々(うぅ……結局こんなところまで来てしまいました……)

凛「ねえ乃々、ここだけドアついてるよ」

凛「まゆたちも入ったみたいだね。開けたら閉めろって教わらなかったのかな」ヤレヤレ

乃々「いやです」

凛「は?」

乃々「入ってみようと言い出すことを予想してあらかじめ断っておきました」

凛「入ってみよう」グイグイ

乃々「強引なんですけどぉ……!」ズザザ

凛「……目立った物はないね」

凛「他と変わらないコンクリートの一室。あるのは割れた窓と」

凛「床に散らばるガラスとコンクリートの破片」



275:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 01:12:06.14 ID:68LBG1Lc0

凛「何か違和感があるんだけどな」ウーン

乃々「凛さん、もういいですから……はやく帰りましょう……」

凛「……あ」

凛「そっか、分かった」

乃々「え」

凛「見て? 他の部屋には壁に落書きがしてあったけど」

凛「ここには無いんだよ。ここだけ」

乃々「な、なんでですか」

凛「さあ」

乃々「……とっても怖いんですけど……」

凛「だね。帰ろうか」


カタンッ


凛・乃々「!!」

凛「何今の音?」

乃々「ぴゃあぁぁぁぁぁぁぁ」スタタタッ

凛「乃々!? ちょっと待ってよ!」



276:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 01:20:38.75 ID:68LBG1Lc0

凛「置いてきぼりにするなんて……怖いのは分かるけどさ」

凛「私だって怖いんだから…」


パチッ


凛「!!」ビクッ


パチンッ


凛「」

――――

ちひろ「乃々ちゃんの叫び声が聞こえましたね」

まゆ「あれは大丈夫なんですか……?」

小梅「うるさくしちゃダメだよ……迷惑がかかるから……」

飛鳥「幽霊からすれば立派な騒音被害だな」

スタタタタッ

乃々「ひぃ……ひぃ……む、むりっ」

乃々「むりです……もう……!」

まゆ「あれ? 凛ちゃんは?」



277:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 01:36:49.27 ID:68LBG1Lc0


スタタタタッ

凛「ぜぇ……ぜぇ……!」

飛鳥「遅れてやって来たね」

凛「らら、ラップ音がした! ラップ音が!」

小梅「へいっ、よー、ちぇけらっ」

凛「ベタなボケはいいよ!」

ちひろ「とりあえず落ち着いてください。無事に戻ってきたんですし」

ちひろ「次のポイントに向かいながら話せばいいですよ。ね?」

乃々「まだ行かなきゃならないんですね……」

小梅「予定ではあと2箇所だよ……」

飛鳥「一つ一つに使う体力を考えたら、遠い道のりだね」

――――

ちひろ「肉まんの人ー」スッ

小梅「あ、私です……ありがとうございます……」

凛「それで、乃々が帰っちゃった後、その部屋からパチンって」

飛鳥「いかにもラップ音にありそうな音だね」

乃々「というか、そのものでは……」

まゆ「からあげクンは誰ですか?」

乃々「私です……ありがとうございます……」



278:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 01:53:22.49 ID:68LBG1Lc0

乃々「こ、小梅さん……その……」

乃々「……ゆ、幽霊は……憑いてるんですか……?」

凛「急だね」

飛鳥「全て終わったら明かしてくれるらしいよ」

乃々「そうですか……」

凛「それがいいね。今何人憑いてるのか知った状態で過ごしたくないし」

まゆ「憑いてないかもしれませんしね」

小梅「……」ジー

小梅(……凛さんは↓1人……乃々ちゃんは↓2人……)

小梅(まゆさんが↓3人で……飛鳥ちゃんは↓4人か……)

小梅(みんな興味本位でついてきたみたいだね……騒がしくしてごめんね……)


現段階で憑いている幽霊の数

↓1 凛

↓2 乃々

↓3 まゆ

↓4 飛鳥

コンマ一桁 0はそのまま0



279:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 01:55:55.72 ID:68LBG1Lc0

ここまでにします
安価は↓1で



280:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 02:03:41.80 ID:mQDDPAb1O

俺の身体をみんなに貸すぞ



281:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 02:07:18.78 ID:7+b5s1amO

みんな(0人)



282:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 02:07:18.83 ID:H9NULbbto

むーりー



283:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 02:52:55.54 ID:zEqGt8ynO

イッチのも含むのかしら?まぁ一応踏んどこ



285:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 07:55:08.66 ID:68LBG1Lc0

>>283 含まれません、書き方がよくなかったですね…

>>280から>>283までの4つで進めていきます



287:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 15:52:41.39 ID:4VrDDuUfo

どんな人が憑いてるかの安価もあるのかな



288:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 22:04:00.29 ID:68LBG1Lc0

>>287 この勝負の最後の方に出す予定です



289:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 22:14:21.56 ID:68LBG1Lc0


凛:0人 乃々:8人 まゆ:3人 飛鳥:4人


小梅(凛さんが0なのは……乃々ちゃんが目立ったからかな……)

ちひろ「そろそろ出発しましょうか」

飛鳥「小梅、次はどんな噂のある場所なんだい?」

小梅「廃病院だよ……やっぱり元病院だったから、霊的な噂も耐えないんだ……」

小梅「病室で白い人影を見たり……手術室の中から声がしたり……」

凛「ガチなやつじゃん!」

乃々「話しを聞くだけでもこわいですぅ……」ガタガタ

まゆ(はぁ……タイムマシンがあるなら、過去に戻って違う勝負に変更させたい……)

――――

凛・乃々・まゆ・飛鳥「」

ちひろ「うわぁ、外観からして出そうな感じですね」

小梅「れっつごー……」

乃々「むりむりむりぃぃぃ……!」ブンブンブン

飛鳥「ボクもたじろいでしまうよ。別のスポットに変更はできないのかい」

小梅「時間かかっちゃうし……それに、せっかく来たのに……」



291:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 22:30:57.41 ID:68LBG1Lc0

凛「小梅の言うとおりだよ。覚悟を決めるしかないね」

凛「まゆ、飛鳥、先攻だけど頑張れ」ポンッ

まゆ「へ?」

飛鳥「凛さん、ボクたちがさっき1番に乗り込んでいったのは覚えているよね」

凛「……」

まゆ「そ、そうですよ。順番は守ってください」

凛「先攻後攻を入れ替えるなんて一言も言ってないでしょ」シレッ

まゆ「なっ!?」

ちひろ「ストップです。言い合うくらいなら、公平にジャンケンで決めましょう」

――――

凛「……」

乃々「あわわわ……」

小梅「先陣を切るのは凛さんチーム……ふぁいとー……」

まゆ「気をつけてください」ヒラヒラ

乃々「うっ……いきなり目眩がしてきました……まともに歩けません……」フラフラ

乃々「もりくぼはここまでのようです……凛さん、あとはお任せ…」

凛「行くよ」ガシッ

乃々「ひぃぃぃ! いやぁぁぁ!」ズザザザ



292:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 22:50:35.66 ID:68LBG1Lc0

ちひろ「乃々ちゃん、あんなに声を出したら目立っちゃうのに」

飛鳥「中に入ればそのうち収まるんじゃないかな」

まゆ「……」

飛鳥(まゆさんの口数も減ってきたね)

小梅(わー、窓からいっぱいこっちを見てる)ヒラヒラ

――――

凛「小梅が言うには、部屋には入らず通路を歩くだけでいいってさ」

乃々「そうですか……安心しました……」

凛「それでもそこそこ時間かかるけどね」

乃々「どうせさっきの場所とそんなに変わりませんよ……」

乃々「きびきび歩いて、さっさと終わらせてしまいましょう……」

凛「あれ、なんか強気じゃない? 開き直ったの?」

乃々「ええ……わめいたところで、どうせ凛さんに引きずられて……」

乃々「むりやり歩かせられますし……気持ちを切り替えました……」

凛「私が酷い奴みたいな言い方はやめてよ」フフ

乃々(間違いなくひどい人ですけど)

乃々「あと……いざとなったら奥の手を使うので……」

凛「何それ?」



293:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 23:07:02.84 ID:68LBG1Lc0

乃々「名づけて『もりくぼ・しゃっとあうと』……」

乃々「これは……意識を手放すことにより、目の前の現実から一時的に逃げることができる必殺技です……」

凛「ただの気絶じゃん! 一時的なら意味ないし!」

凛「目覚めたらまた現実とご対面だよ? どうするの? 幽霊に囲まれるよ?」

乃々「はい……ですからこれは、信頼できる『ぱーとなー』がいなければ使用できません……」

乃々「その『ぱーとなー』に出入り口まで運んでもらえれば」

凛「私におんぶしてくれって言ってるんだね……」

凛「分かったよ、そもそも乃々は手伝ってくれてるんだしね。そうなったら任せて」

乃々「お願いします……」

――――

凛「1階はこんなもんかな。うわ、階段も怖いね」

乃々「怖いってれべるではないです……最恐です……」プルプル

凛「お互いに手を繋いで歩こう。絶対に離さずに」ギュッ

乃々「ありがとうございます……」ギュウッ

凛(手汗がすごい)



294:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 23:23:10.16 ID:68LBG1Lc0

乃々「ひぃっ……こ、ここが2階……」

凛「手術室があるのって2階だったよね?」

乃々「……行くんですか……」

凛「来たからには行くしかないよ。中には入らないしさ」

――――

凛・乃々「……」ゴクリ

凛「ここから声が聞こえるんだよね」

乃々「や、やめてくださいぃ……!」

凛「ごめんごめん。特に変な感じはないし、行こうか」スタスタ


『……イ……イ……』


乃々「!?」ビクッ

凛「どうしたの乃々」

乃々「……いえ、何でもないです」

凛「怖いから言ってよ」

乃々「本当に何でもないです……3階に行きましょう……」

凛「?」



295:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 23:36:39.06 ID:68LBG1Lc0


――――

凛「3階、4階を見て、最後が5階」

凛「これで終わりだよ乃々。下に戻ろう」

乃々「そ、そうですね……」

凛「……ねえ乃々、やっぱりあの時何かあったんでしょ」

乃々「え」

凛「手術室の前に来た時だよ。一瞬足が止まったよね」

凛「それからずっと俯いてるし……気になるから教えて?」

乃々「……」

凛「嫌ならいいけど」

乃々「こ……声が聞こえたような気がしたんです……」

凛「!!」

凛「声って……ど、どんな?」

乃々「分かりません……声なのかすらも……」

乃々「ただ、手術室の扉の奥から聞こえてきたことは確かです……」

凛・乃々「……」



296:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 23:46:07.42 ID:68LBG1Lc0

凛「今すぐ帰ろう」

乃々「らじゃーです」


『……コ……ノ……』


凛・乃々「!!」

乃々「今の……聞きましたか……」フルフル

凛「気のせいだよ。早く降りよう」スタスタ

乃々「……」スタスタ


『……ネエ……』


乃々「やっぱり聞こえるんですけど……!」スタスタ

凛「気のせい気のせい」スタスタ

乃々「でもぉ……!」


『ネエ、ドコイクノ?』


凛・乃々「!!!!」



297:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 23:56:26.49 ID:68LBG1Lc0


ギャァァァァァ……!


まゆ「!」

飛鳥「今のは悲鳴? 凛さんと乃々か」

スタタタタタ!!

凛「声っ!! 声っ!! 声っ!!」

乃々「」

ちひろ「凛ちゃんがすごい剣幕で走ってくる!!」

小梅「乃々ちゃんは……気絶してるみたい……」

凛「小梅っ!! 声っ!! 怖いっ!!」

飛鳥「冷静になって凛さん。何があったんだい?」

凛「ふー……! ふー……! こ、声が……」

凛「私たちの後ろから声がしたんだよ、『ねえ、どこ行くの?』って」

まゆ・飛鳥「」ゾッ

凛「それで乃々がもりくぼ・しゃっとあうとを使っちゃって」

凛「慌てておんぶして戻ってきた」

ちひろ(もりくぼ・しゃっとあうと?)

小梅「大変だったね……車内でゆっくり休んで……」



301:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 00:11:37.75 ID:tnwOUEMe0

小梅「さあ……次はまゆさんと飛鳥ちゃんの番だよ……」

飛鳥「今のを聞いてしまったら、そう易々とは出発できないね」

まゆ「乃々ちゃんは大丈夫なんですか?」

小梅「うん……これは乃々ちゃん自身が身を守った結果だから……」

小梅「どうしても無理なら、私も一緒に行くよ……」

飛鳥「!」

まゆ「い……いえ。凛ちゃんと乃々ちゃんは行って帰って来たんですし」

まゆ「私たちも2人で頑張ります」スタスタ

飛鳥「まゆさん!?」

飛鳥(全く、そこまでして意地を張らなくてもいいのに……)スタタタッ

小梅「がんばれー……」ヒラヒラ

――――

まゆ「……」ギュウ

飛鳥(例によってまた密着されている)

飛鳥「もう少し離れた方がいいと思うよ。身に危険を感じたら、すぐに行動できないし」

まゆ「そうなった時に離れるので……ごめんなさい」

飛鳥「うん……まあいいけどね」



303:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 00:37:45.23 ID:tnwOUEMe0

まゆ「……本当にごめんね飛鳥ちゃん」

まゆ「私がカッコつけようとしてるせいで、小梅ちゃんが差し伸べた手を払っちゃって」

飛鳥「気にしないでくれ。2人きりで巡るのがルールだし」

飛鳥「にしても、ここはさっきの心霊スポットより凄いというのが」

飛鳥「肌で感じ取れるよ。霊感なんてものは無いはずなんだけどね」

まゆ「そうですか? まゆは何も感じませんけど」

飛鳥「……霊感あるのかな、ボク……」

――――

飛鳥「まゆさん。ボクが心のざわつきの正体を知りたいと言ったことを覚えているかな」

まゆ「もちろん」

飛鳥「凛さんと乃々のペアが徘徊している時に分かったよ」

飛鳥「幽霊は本当に存在するのかという想い。そして」

飛鳥「いるなら一度見てみたいという想い」

まゆ「それって……好奇心ですよね」

飛鳥「言ってしまえばね。凛さんの指摘通りだ」

飛鳥「けどもう1つある。幽霊とはどんな存在なのか」

飛鳥「霊体で彷徨うのは何故か。感情はあるのか」

飛鳥「あるとしたら、孤独は感じるのか。寂しいと思うものなのだろうか」



304:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 00:53:40.76 ID:tnwOUEMe0

まゆ「小梅ちゃんに聞いてみればいいですよ」

飛鳥「聞くのは簡単だけど、自分の力で確認することも大切だよ」

まゆ「霊感無いんですよね?」

飛鳥「霊感が無くても、もしかしたら……と思ったんだろうね」

飛鳥「結果はこの通りさ。雰囲気は感じられても見聞きすることは叶わない。残念だよ」

まゆ「まだこれから出会うかもしれませんよ。そういう幽霊さんに」

飛鳥「……このままでいいかな」

まゆ「何でですか?」

飛鳥「怖いから。恐怖という感情にボクは支配されてしまっている」

飛鳥「いざ来てみたら、こんなにも身の震える想いをするなんてね」

――――

飛鳥「手術室。ここで声を聞いたのかな」

まゆ「3階に行きましょう、何もありませんし」

飛鳥「耳を澄ませてみよう」

まゆ「やめてくださいっ、聞こえたらどうするんですかっ」

飛鳥「聞くために澄ませるんだよ」



305:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 01:07:04.75 ID:tnwOUEMe0

まゆ「怖いんですよね? 恐怖という感情に支配されてるんですよね?」

飛鳥「今は好奇心が勝ってるね。せめぎ合いさ」

飛鳥「…………」

まゆ「あーあー、何も聞こえません。まゆは知りません」

飛鳥「……聞こえないね。仕方ない、次に行こう」

まゆ「あーあー」

飛鳥「まゆさん、耳はもう塞がなくていいよ」

――――

まゆ「今、何か聞こえませんでしたか?」

飛鳥「ボクたちの足音が反響してるし、それじゃないかな」

飛鳥「この角を曲がって……行き止まりか。結局何も起こらなかったね」

まゆ「起こって欲しかったんですか?」

飛鳥「フィフティーフィフティーかな」

カンッ コロンッ

まゆ・飛鳥「!!!」ビクッ

まゆ「何ですか今の……!」

飛鳥「瓦礫だよ。壁から崩れたんだろう」



306:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 01:18:49.37 ID:tnwOUEMe0

まゆ「もー……! 脅かさないでください……」

飛鳥「瓦礫に言って欲しいね。よし、階段を降りよう」スタスタ

まゆ「……」スタスタ

まゆ「……」スタスタ

まゆ「……」ピタッ 『スタ』

飛鳥「どうしたんだい?」

まゆ「……いえ」スタスタ

スタスタ

まゆ「……」ピタッ 『スタ』

まゆ「……っ」プルプル

飛鳥「まゆさん?」

まゆ「あ、飛鳥ちゃんっ……これを聞いて振り向いたりしないでくださいね……」ヒソヒソ

まゆ「私たちの足音に紛れてます……誰かの足音が……!」ヒソヒソ

飛鳥「!」

まゆ「私が止まったら、後ろから1歩余分に聞こえるんです……」ヒソヒソ

まゆ「距離は遠いみたいですけど……」ヒソヒソ

飛鳥「歩こう。このままのペースで、気づいてないフリをしよう」ヒソヒソ

スタスタ



307:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 01:27:52.58 ID:tnwOUEMe0

スタスタ 『スタスタ』

スタスタ 『スタスタ』


飛鳥「聞こえるよ、確かに」

まゆ「どうすれば……!」

飛鳥「言っただろう、このまま知らんぷりで戻るんだ」


スタスタ 『スタスタスタ』

スタスタ 『スタスタスタ』


まゆ「……あ……飛鳥ちゃん……」

飛鳥「増えてるね。それに距離が縮まってきてる」

飛鳥「ちょっとペースを上げよう」

まゆ「追いつかれたらどうすれば……」

飛鳥「落ち着いて。これを降りれば2階だ」

まゆ「ふぇっ……ぐすっ……」


『クスクス』 『オーイ』


飛鳥(声も聞こえてきた。足音を皮切りに次々と)

まゆ「っ……!」ガタガタ プルプル



308:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 01:36:43.96 ID:tnwOUEMe0

スタスタ 『スタスタスタスタスタ』

スタスタ 『スタスタスタスタスタスタ』


まゆ「ひぃっ……!」

飛鳥「落ち着いてまゆさん。あと少しで1階だよ」

まゆ「でもっ、足音……どんどん迫ってますよぉ……っ」

飛鳥「大丈夫。大丈夫だから…」


『キコエテルヨ』


まゆ・飛鳥「!?!?」ビクッ

飛鳥「走って!! 早く!!」スタタタッ

まゆ「いやぁぁぁぁっ!」スタタタッ

――――

凛「あ、戻ってきた」

スタタタタッ

まゆ「はーっ、はーっ、はーっ」

ちひろ「どうしました!? 何があったんですか!?」

飛鳥「ははは……腰が抜けるかと思ったよ」

飛鳥「ボクとまゆで密かに会話をしていたら、耳元でこう聞こえたんだ」

飛鳥「『聞こえてるよ』ってね。男性の声だった」



309:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 01:47:16.71 ID:tnwOUEMe0

乃々「ひやぁ……こ、怖すぎですっ……!」ビクビク

飛鳥「乃々、起きてたんだね」

まゆ「ふぇぇぇっ、こわかったぁぁぁ」ギュー

凛「まゆ!? あ、あんなにクールだったまゆをここまでにするなんて……!?」

飛鳥(無事に騙せてたようだね)

飛鳥「それに、大量の足音にも追われたんだ。気が動転しそうだったよ」

ちひろ「す、すごい恐怖体験ですね」

小梅「……」

小梅(出入り口からじっとこっち見てる……お騒がせしました……)ペコリ

――――

ちひろ「もう1箇所、本当に行くんですか?」

飛鳥「ちひろさんも不安になっているようだね」

ちひろ「そりゃそうですよ。みんなが心配ですし」

ちひろ「私にも憑いてるんじゃないかと思ったら……」

凛「小梅、どう?」

小梅「ふふっ」

ちひろ「何ですかその笑い! 憑いてるんですか!?」

小梅「大丈夫……害はないから……」

ちひろ「そうですか、それなら……よくないですけど……」



310:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 01:51:40.51 ID:tnwOUEMe0

小梅「……」ジー

小梅(凛さんが↓1……乃々ちゃんが↓2……)

小梅(まゆさんが↓3……飛鳥ちゃんが↓2……)

小梅(賑やかになってきたね……少しの間だけど、よろしくね……)


↓1 凛

↓2 乃々

↓3 まゆ

↓4 飛鳥

それぞれに憑いた幽霊の数 コンマ一桁 0は0



311:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 01:52:47.59 ID:sNSLtRn+0

はい



312:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 01:53:30.44 ID:HWjc5Lwdo

どうなるか



313:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 01:53:32.57 ID:8Wq2Gma80

ほい



314:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 01:54:06.25 ID:pQPALRwko




315:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 02:19:24.66 ID:tnwOUEMe0


凛:9人 乃々:12人 まゆ:10人 飛鳥:9人


乃々「こ……小梅さん……えっと……」

乃々「悪い幽霊さんはいるんですか……?」

まゆ「私も気になってました」

小梅「ううん……みんな乃々ちゃんたちが気になったから、ついて来てるだけだよ……」

小梅「1番初めについて来た人もそうだったし……何人か飽きて帰った人もいて……」

飛鳥「それだと勝負にならないんじゃ……」

小梅「人数は覚えてるから大丈夫……」

――――

小梅「最後の心霊スポットにやって来たよ……」

小梅「ここはお寺とお墓の近くにある森で……真夜中に子供の笑い声や……」

小梅「白い服の女の人を見たっていう噂があるんだ……」

まゆ「さっきよりは怖くなさそうですね」

凛「比較的だけどね」



320:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 22:45:21.49 ID:tnwOUEMe0

飛鳥「さて、ここはボクたちが先攻か」

まゆ「さっきあんな体験をしたばかりなのに」ハァ…

小梅「がんばれー……」

ちひろ「これで終わりですからね」

――――

まゆ「……」ビクビク

飛鳥「こういう場所、何回行っても慣れそうにないね」

まゆ「慣れるわけないです……もう二度と来ません……」

飛鳥(トラウマになりかけてる)

ガサッ

まゆ「ぴゃっ!?」ギュウッ

飛鳥「まゆさんっ、苦しいよっ……!」

まゆ「な、何かがいました! 草むらからガサって!」

飛鳥「タヌキだよほら、よく見て」

まゆ「あ……本当ですね。よかった……」



321:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 23:02:27.67 ID:tnwOUEMe0


ガサガサッ

まゆ「ひぅっ!?」ギュムッ

飛鳥「まゆさん! 首が締まって……!」

まゆ「また動きました! 草むらから黒い影が!」

飛鳥「イヌだよ、幽霊じゃないから安心して!」

まゆ「あ……本当だ。よかった……」

飛鳥(そのうちボク自身も幽霊になりそうだ)

――――

まゆ「……」

飛鳥(完全に沈黙してしまったね)

飛鳥(こうなるとボクも恐怖心が増してくるんだけど……)

飛鳥「まゆさん。何か愉快な話をしないかい」

まゆ「愉快な話……?」

飛鳥「それで恐怖を紛らわすんだよ。どうかな?」

まゆ「……そうすると、幽霊が寄って来なくなるかもしれませんし……」

まゆ「やめておきましょう……」

飛鳥「そうかな? 幽霊だって、愉快な話が好きかもしれないよ」



322:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 23:10:59.73 ID:tnwOUEMe0

まゆ「でも、怖がる人に寄ってくると言いますし」

飛鳥「ああ、確かに。ならやめておこう」

まゆ「はい……」

ガサササッ

まゆ「きゃっ!?」ギュッ

飛鳥「く、首に抱きついてくるのはわざとなのかな?」

まゆ「ごめんなさい、つい反射的に」

まゆ「今のは何ですか……?」ビクビク

飛鳥「今のは……男の子だね」

まゆ「あ……本当だ。よかっ……」

まゆ・飛鳥「男の子?」

男の子『……』

まゆ「で、でっ、出っ……!」ガタガタ

飛鳥「待って。まだそうと決まったわけじゃない」

まゆ「こんな時間に1人で、あんな小さな子がいるはずないですよぉ……!」

飛鳥「それはそうだけど……」



323:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 23:19:18.23 ID:tnwOUEMe0

飛鳥「話を聞いてみればいいじゃないか。それでハッキリするよ」

まゆ「まゆが聞くんですか……!?」

飛鳥「どっちでもいいけど」

まゆ「うう……協力してくれてる飛鳥ちゃんには任せられませんし……分かりました」

まゆ「あのぉ……」

男の子『……』

まゆ「こんなところで何してるの? おウチの人は?」

男の子『……』

飛鳥「……」ゴクリ

まゆ「何で後ろを向いてるの? こっちを見てお顔を見せて」

男の子『……』クルッ

まゆ・飛鳥「!!」

飛鳥(め、目が無い! 真っ黒だ!)

まゆ「あ……あああ……っ」ペタンッ

男の子『アソンデ……アソンデ……』スタスタ

飛鳥(こっちに近づいてくる!!)



324:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 23:28:30.77 ID:tnwOUEMe0

飛鳥「まゆさん逃げよう! まゆさん!?」

まゆ「あ……足がすくんで……!」プルプル

飛鳥「手を貸すよ! さあ!」グイッ

まゆ「だ、だめっ……力が入らない……!」

まゆ「まゆを置いて逃げて……っ」

飛鳥「そんなこと……!」

男の子『ああああああ』スタタタッ

飛鳥(走ってきた!!)

まゆ「……!!」ガタガタ ビクビク

飛鳥「くっ、待ってくれ! この人には何もしないでくれ!」

フッ

飛鳥「!」

飛鳥(消えた。どこへ行った?)キョロキョロ

飛鳥(……いない。去ってくれたようだ)



326:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 23:42:49.79 ID:tnwOUEMe0

飛鳥「もう大丈夫だよまゆさん」

まゆ「……」

飛鳥「まゆさん?」

飛鳥(!! ま、まさか、乗り移ったとか言うんじゃないだろうね)

まゆ「……飛鳥ちゃん……」

飛鳥「?」

まゆ「……代えの下着とか……持ってませんよね……」

飛鳥「え」

――――

まゆ「……」

飛鳥「ボクを信用して欲しい。誰にも言わないからね」

まゆ「ありがとう……ごめんなさい……」

飛鳥「謝る必要はないよ」

飛鳥「けど、念の為にビニール袋を持ってきて正解だった」

まゆ「おかげで助かりました」



328:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 23:56:32.87 ID:tnwOUEMe0

まゆ「……」

飛鳥「……仕方ないさ」

飛鳥「あんな事を目の当たりにしたら、そうなるのも不思議じゃない」

まゆ「飛鳥ちゃんは平気でした」

飛鳥「ボクはさっきトイレに行ったから、蛇口を捻ったところで何も出やしない」

飛鳥「対してまゆさんは……ごめん、変なフォローだね」

まゆ「いえ、ありがとうございます」

――――

小梅「次は……凛ちゃんチームの出陣だよ……」

凛「幽霊? ふーん、来るなら来れば?」

乃々「ちっとも怖くないんですけど……!」フンス

まゆ「凛ちゃんたち、気合入ってますけどどうしたんですか?」

ちひろ「これが最後だしお互いを鼓舞しようということになって」

ちひろ「テンションを高めあって、最終的にああなりました」

飛鳥「空回りしなければいいけどね」



329:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/29(月) 00:02:00.69 ID:4n3DP0/R0

小梅「……まゆさん……」ヒソヒソ

まゆ「?」

小梅「これ……どうぞ……」スッ

まゆ「!!」

小梅「サイズも合ってると思うから……」

まゆ「な、何で……!」カァァ

小梅「こんなこともあろうかと……みんなの分を用意しておいたの……」

小梅「幽霊さんが教えてくれたんだよ……」

まゆ「ゆ……幽霊さんが……」

まゆ「見られたんですね……ふふ……幽霊さんに……そうですよね……」

まゆ「穿いてきます……」スタスタ

ちひろ「? まゆちゃん、どうしたんですか?」

小梅「気にしないであげてください……」



330:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/29(月) 00:15:24.14 ID:4n3DP0/R0


――――

凛「森は野生動物もいるよね」

乃々「違う意味でも気をつけないと……」

凛「でもまあ、いざとなったら例の必殺技使っていいからね。私が運ぶからさ」

乃々「凛さん、頼もしいんですけど……!」

凛「ふふ」

ガサッ

凛・乃々「!」ビクッ

凛「……」

乃々「な、何ですか今の音……」

凛「野生動物でしょ。タヌキか何かだよ」

乃々「姿が見えないんですけど……」

凛「人がいるから驚いたんだよ、きっと」

凛「月明かりがあるから、懐中電灯が無くても歩けそうだね」

乃々「はい……でも心細いので、これだけは手放せません……」



331:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/29(月) 00:22:52.26 ID:4n3DP0/R0

凛「さっきまでの元気はどこに行ったの?」フフ

乃々「いざ、ちゃれんじすると、身の程を知るぱたーんです……」

凛「大丈夫だって。さっきよりは怖くない…」

ガササッ

凛「!!」ドキッ

乃々「ま、また音が……!」

凛「野生動物だよ。きっとそう」

凛「先に進もう」スタスタ

乃々「不安です……」スタスタ

――――

凛・乃々「!!」

乃々「り、凛さん……これって……」

凛「歩いてるうちに、お墓に出ちゃったみたいだね」

乃々「戻りましょう」スタスタ

凛「流石に強気にはなれない。賛成だよ」スタスタ


『マッテ』


凛・乃々「!?」ビクッ



332:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/29(月) 00:29:47.29 ID:4n3DP0/R0

凛「……」

乃々「何ですか今の」

凛「気のせいだよ」

乃々「気のせいじゃ済まないくらいハッキリ聞こえたんですけど……」

乃々「すぐ後ろから……」

凛「気のせいだから。行こう」スタスタ

乃々「……」スタスタ


『マッテヨ』


凛「……乃々」

乃々「は、はい……」

凛「走るよ!!」スタタタッ

乃々「はいぃ……!」スタタタッ


『マッテヨ』 『ネエ』

『アソボ』 『マテ』


凛(さっきより怖くないって言ったけど撤回! 怖すぎる!)スタタタッ

凛(けど声は離れていく! このまま走り抜ければ……)

凛(あれ? 乃々は?)



333:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/29(月) 00:33:56.24 ID:4n3DP0/R0

凛「乃々!? どこにいるの!」ピタッ

乃々「凛さぁん……」グスッ

凛「乃々っ! 転んだの?」スタタタッ

凛「立てる?」スッ

乃々「なんとか……」

凛「怪我はないみたいだね。よし、逃げ…」


『ミツケタ』


凛・乃々「!?!?」

凛「だ、誰なの!? さっきから追いかけてくるのは!」キョロキョロ

凛(いない……姿が見えない。近くで聞こえたのに)

凛「乃々、早く戻ろう」

乃々「」

凛(もりくぼ・しゃっとあうとしてる!!)ガーン



334:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/29(月) 00:40:19.88 ID:4n3DP0/R0

凛「仕方ないね……おんぶするよ? あとは任せて」グイッ

凛「はぁ……はぁ……!」スタタタッ

凛(声は聞こえない。離れてくれたの?)

凛(ううん、まだ油断はできない。走って戻ろう)

ガシッ

凛「!!」

凛(う、腕……掴まれて……)チラッ


男の子『うひひひひひひ』

凛「」


フッ


凛「……っ」ガタガタガタ

凛(消えた……い、今のは……っ)ブルブルブル

凛(早く!! 早く戻ろう!!)スタタタッ



335:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/29(月) 00:46:04.99 ID:4n3DP0/R0


――――

凛「ぜぇ……はぁ……」フラフラ

飛鳥「戻ってきたね」

まゆ「乃々ちゃんまた気絶してる」

凛「ご、ごめんちひろさん……乃々をお願い……」スッ

ちひろ「ええ……よいしょっ。車に寝かせておきますね」グイッ

スタスタ

凛「ふぅ……はぁ……」ガタガタ

飛鳥「脚が震えてるね。何があったんだい?」

凛「……っ!」カァァ

ササッ

まゆ「何で脚を隠すんですか?」

凛「いや……何でもないよ……」

凛「話は後でするから、みんな車に乗って」

飛鳥「そうだね。長居はしない方がいい」



336:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/29(月) 00:52:18.81 ID:4n3DP0/R0

まゆ「凛ちゃんもですよ」

凛「わ、私はちょっと落し物しちゃって」

まゆ「え!? それは大変ですっ。私も一緒に…」

凛「1人でいいから!」スタタッ

まゆ「あっ、凛ちゃん!」

小梅「ちょっと私も行ってくるね……」

スタタッ

飛鳥「小梅がいるなら安心だ」

まゆ「ええ……」

――――

凛(はぁ……どうしようこれ)

凛(捨てた方がいいよね……匂いが充満したらマズいし……)

小梅「凛さん……」ヌッ

凛「ひっ」

凛「小梅、脅かさないでよ」

小梅「ごめん……それより、これどうぞ……」スッ

凛「!」



337:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/29(月) 01:00:13.04 ID:4n3DP0/R0

凛「……何で知ってるの……」

小梅「幽霊さんが教えてくれたの……」

小梅「こんなこともあろうかと、用意してたんだ……みんなの分……」

凛「幽霊が……そっか……」

凛「だ、誰にも言わないで! 特にまゆには!」

小梅「分かってるよ……はい、タオルとビニール袋も……」スッ

凛「恩にきるよ」

――――

凛「そしたら、男の子の幽霊に腕を掴まれて」

凛「うひひひひって笑ったの」

飛鳥「それは本当の話なのか……」

まゆ「まゆたちも、男の子が目の前に現れて」

まゆ「ああああ、って叫びながら迫られたんですよ」

乃々「ひぃぃっ……こ、怖いぃぃ……!」プルプル

ちひろ「どちらもとんでもない体験をしましたね……」



338:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/29(月) 01:06:19.42 ID:4n3DP0/R0

小梅「……」ジー

小梅(ついて来てる……その男の子も……)

小梅(イタズラっ子なんだね……あまり怖がらせすぎちゃダメだよ……)ナデナデ

凛「小梅、何を撫でてるの?」

小梅「ううん、気にしないで」

凛・乃々・まゆ・飛鳥・ちひろ(幽霊だ)

小梅「……」ジー

小梅(新しい人がついて来てるね……)

小梅(ええっと……今までの人数を合わせると……)


↓1 凛

↓2 乃々

↓3 まゆ

↓4 飛鳥

それぞれに憑いた幽霊の数 コンマ一桁 0は0



339:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/29(月) 01:06:53.87 ID:RKgVWabmo

はい



340:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/29(月) 01:07:05.24 ID:UCmgxEXVo




341:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/29(月) 01:07:15.69 ID:0XpaWYIqo

どうなる



342:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/29(月) 01:07:25.16 ID:BchWqL1Oo

はい



343:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/29(月) 01:17:02.87 ID:4n3DP0/R0


凛:16人 乃々:16人 まゆ:19人 飛鳥:15人


小梅(こうなるね……)

ちひろ「皆さん、これで全ての心霊スポットを巡り終えたんですし」

ちひろ「小梅ちゃんに最終結果を聞きませんか?」

まゆ「私も言おうと思ってたんです。小梅ちゃん」

凛「お願い」

小梅「分かった……けっかはっぴょー……!」

小梅「えへへ、幽霊のみんなも拍手してくれてる」

飛鳥「想像はしない方がいいね」

乃々「怖い……っ」

小梅「えっと……まず、どっちのチームが勝ったかを言うね……」

凛・まゆ「……」ドキドキ

小梅「勝者は……」


小梅「まゆさんチーム……!」バッ

まゆ「!!」



345:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/29(月) 01:23:14.62 ID:4n3DP0/R0

まゆ「やりました! でも怖い!」

凛「……上り詰めたって感じだね、まゆ……」

凛「お互い3勝で、王手がかかってる。次の勝負で決まるよ」バチバチバチ

まゆ「ですね……!」バチバチ

飛鳥「火花を散らしてるところ悪いけど」

飛鳥「誰に何人ついたかを教えてくれないか?」

乃々「聞くんですか……!!」

飛鳥「気になるじゃないか」

小梅「りょうかい……じゃあ凛さんから順番に……」

小梅「凛さんは……16人」

凛「16!?」

小梅「乃々ちゃんも、16人だね……」

乃々「」

小梅「まゆさんが1番多かったよ……19人……」

まゆ「じゅっ……19……!?」

飛鳥「ボクは?」

小梅「15人……1番少なかったよ」



348:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/29(月) 01:27:39.07 ID:4n3DP0/R0

飛鳥「少ないと言ってもそんなに変わらないじゃないか……」

小梅「そうだね……」

凛「……小梅」

凛「ちなみに、どんな人が私に憑いてるのか、教えてくれる?」

乃々「そこまで聞いてしまうんですか……!?」

小梅「いいよ……3人くらい教えるね……」


↓1、2、3 凛に憑いた幽霊はどんな人か



349:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/29(月) 01:28:01.21 ID:LONIXP9M0

学生妊娠して堕胎された水子



350:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/29(月) 01:28:09.57 ID:Kdfku4lro

ネネさんの妹(幽体離脱して散歩中)



351:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/29(月) 01:28:15.50 ID:yjEkPmhA0

失恋して無理心中した女子学生



352:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/29(月) 01:40:45.00 ID:4n3DP0/R0

小梅「1人は……学生のうちに妊娠したんだけど……」

小梅「色んな言い争いがあって……結局この世に生まれることができなかった赤ちゃん……」

凛「水子……」

小梅「もう1人は……ネネさんの妹さん」

凛・乃々・まゆ・飛鳥・ちひろ「!?!?!?」

ちひろ「え!? ね、ネネちゃんの妹って……!」

まゆ「ちひろさん危ないです!! 前見て!!」

小梅「あ、違うよ……幽体離脱で散歩してたら……」

小梅「たまたま私たちを見かけて……他の幽霊と混ざってお話ししてるの……」

飛鳥「大丈夫なのかそれは!?」

小梅「うん、今戻っていった……」

小梅「そして最後は……心から大好きだった人に振られちゃって……」

小梅「どうしても傷を癒すことができなくて……命を落としてしまった子……」

凛「失恋……か……」

小梅「みんな……話を聞いて欲しくて凛ちゃんについて来たんだよ……」

小梅「でも、凛ちゃんは話を聞けないから……私が代わりに聞いておくね……」

凛「うん、ありがとう……」



353:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/29(月) 01:43:26.91 ID:4n3DP0/R0

乃々「あ、あの……」

乃々「私に憑いた人も……教えてくれませんか……」

まゆ「怖くないの?」

乃々「怖いですけど……今の話を聞いたら……」

乃々「気になってしまって……」

小梅「乃々ちゃんについて来た子だね……うーんと……」


↓1、2、3 乃々についた幽霊はどんな人か



354:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/29(月) 01:44:13.02 ID:u1PxD3VT0

孫思いのおばあちゃん



355:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/29(月) 01:45:03.32 ID:GmT94Sh70

天下無双の鬼武者



356:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/29(月) 01:45:17.74 ID:mt0ch0+sO

幼稚園の遠足の事故で1人だけ生き残って後追い自殺した若い先生



357:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/29(月) 01:58:48.14 ID:4n3DP0/R0

小梅「1人はお孫さん思いのおばあちゃん……乃々ちゃんが自分のお孫さんに似てるらしくて」

小梅「あたたかい目で見守ってるよ……」

乃々「おばあさんですか……優しい人ですね……」

小梅「うん……とっても……」

まゆ「乃々ちゃんには、優しい幽霊がついて来てそうですね」ニコッ

乃々「そ、そうでしょうか……」ヘヘ

乃々「あとはどんな人ですか……?」

小梅「すごく目立つ人がいるよ……天下無双の鬼武者さん……」

乃々「おにむしゃっ……!?」ビクッ

小梅「敵なしの凄い人で……戦で見かけた敵は裸足で逃げ出すほどだったらしいよ……」

凛「どうしてそんな人が乃々に?」

小梅「『愛いおなご』だからだって……気に入られたみたい……」

乃々「お、恐れ多いんですけどっ! 帰ってもらうように言ってください!」

小梅「乃々ちゃんにデレデレだから……熱が覚めるまでは無理かも……」

小梅「その間、守護霊になって見守ってくれるよ……」

ちひろ「すごいじゃないですか!」

乃々「は、反応に困りますぅ……」



358:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/29(月) 02:05:03.20 ID:4n3DP0/R0

小梅「あと1人は……ある幼稚園の遠足中に事故があって……」

小梅「1人だけ生き残った先生なんだけど……亡くなった人たちの後を追って……」

小梅「命を落としてしまったんだって……」

乃々「あぅ……もりくぼに憑いても、どうしようもないですよぉ……!」

小梅「安心して……乃々ちゃんが、幼稚園児で仲の良かった子に似てて……」

小梅「ちょっとだけ近くにいたいだけらしいから……少ししたら離れるって……」

乃々「そうなんですか……」

まゆ「小梅ちゃん、私も聞いてもいいでしょうか?」

小梅「いいよ……」


↓1、2、3 まゆについた幽霊はどんな人か



359:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/29(月) 02:10:30.97 ID:wr7of3Tro

自傷癖が行き過ぎて自殺してしまった人



360:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/29(月) 02:15:16.16 ID:u1PxD3VT0

Pのひいおばあちゃん



361:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/29(月) 02:20:43.30 ID:W3eN9pw/o

無理心中された女の子



367:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/29(月) 22:53:26.21 ID:4n3DP0/R0

小梅「まゆさんには……自分を傷つけてしまう癖があって……」

小梅「抑えることができなくて……命を落としてしまった人と……」

ちひろ(自傷癖……ですか)

小梅「プロデューサーのひいおばあさん……」

まゆ「!?」

小梅「そして……無理心中されてしまった女の子……」

飛鳥「無理心中か。身勝手が行き過ぎた結果だね、全く困ったものだよ」

小梅「1人目と3人目に紹介した人は……まゆちゃんとお友達になりたがってる……」

まゆ「お、お友達ですか。う、嬉しいですけど……まゆはその、怖いのが大の苦手でっ……」プルプル

小梅「大丈夫……3日くらい一緒に遊べば、満足して離れてくれるらしいから……」

小梅「カラオケとか、ご飯食べたり……お話したりしよう……」

小梅「私も一緒にいるよ……」

まゆ「3日間&小梅ちゃん付きですか……そ、それなら何とか……」

乃々「プロデューサーさんのひいおばあさんというのは……?」

凛「私も詳しく聞きたい」



368:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/29(月) 23:05:42.50 ID:4n3DP0/R0

小梅「ひいおばあさんはね……プロデューサーさんを好いてくれる女の子が、どんな人なのか……」

小梅「ずっと見守ってるんだって……」

まゆ「ずっとって、いつからですか?」

小梅「亡くなってからずっとだよ……守護霊だから……」

ちひろ「守護してなくていいんですか?」

小梅「今は偶然離れてるだけ……凛さんとまゆさんの勝負が面白くて、つい追っちゃうんだって……」

飛鳥「まるで観客だね」

小梅「ポップコーンを片手に見てるよ……」

飛鳥「観客そのものじゃないか!!」

凛「ちなみにどっちを応援してくださってるの?」

小梅「イーブン……」

凛・まゆ「くっ!」

凛「ひいおばあさま、見ていてください! 私が必ず幸せにします!」

まゆ「私の方が幸せにできますから!」

乃々「声が大きいんですけど……」

飛鳥「小梅、ボクに憑いた人も教えてくれないかな」

小梅「うん……」


↓1、2、3 飛鳥についた幽霊はどんな人か



369:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/29(月) 23:06:31.75 ID:GmT94Sh70

ちょっと粗末な扱いを受けたエクステ



370:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/29(月) 23:07:56.40 ID:7Z5b57Y0O

ゴスロリの服、背中に羽(右が白、左か黒)をつけ、ウェーブがかかった髪、頭にうさ耳、左目に眼帯、赤縁の眼鏡をかけ、右腕に鎖を巻き、左腕にぬいぐるみを抱いて、方言を喋る女の子



371:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/29(月) 23:08:25.78 ID:9RcabBurO

厨二病を拗らせすぎて自殺した人



373:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/29(月) 23:26:51.04 ID:4n3DP0/R0

小梅「1人目はエクステ……初めはすごく大事にされてたんだけど、ちょっと粗末な扱いを受けて……」

小梅「その結果霊体になって、彷徨っているんだって……」

飛鳥「人じゃないのか……」

小梅「飛鳥ちゃんに懐いてるよ……」

飛鳥「画が想像できないんだが」

小梅「2人目は……ゴスロリの服、背中に白と黒の羽をつけてて……」

小梅「ウェーブのかかった髪に、うさ耳と左目に眼帯……さらに赤緑の眼鏡をかけてて……」

小梅「右腕に鎖、左腕にぬいぐるみを抱いて……方言を喋る女の子……」

飛鳥「情報が多いな!?」

飛鳥「一体何者なんだ彼女は。聞いてくれないか」

小梅「教えてくれない……ただ飛鳥ちゃんに惹かれてついて来たって言ってる……」

飛鳥「何者なんだ……」

小梅「3人目はね……厨二病を拗らせてしまって……」

小梅「命を落とせば悪魔の力を手に入れられると信じて……自ら命を経った人……」

飛鳥「……」



374:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/29(月) 23:39:15.27 ID:4n3DP0/R0

飛鳥「ふと思ったんだが、ボクだけメンツが濃くないか?」

小梅「強い幽霊じゃないよ……」

飛鳥「そういう意味じゃなくてね……まあいいよ」

飛鳥「で、彼女らはボクに何を求めている? 友人か、それとも興味本位か」

小梅「興味を持ってるんだよ……そのうち飽きて離れてくれると思う……」

小梅「私も注意して見てるから……何かあれば教えるよ……」

飛鳥(何をされるというんだ)

ちひろ「……小梅ちゃん」

小梅「……?」

ちひろ「私に憑いてる人がどんな人かも教えてもらえませんか」

ちひろ「気が気じゃないので……」

小梅「分かりました……」


↓1、2、3 ちひろについた幽霊はどんな人か



375:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/29(月) 23:40:04.48 ID:8VBw+9VB0

昔村の風習で生贄にされた女の子



376:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/29(月) 23:40:18.52 ID:+iDgXmea0

黒い服を着た借金取り立て人



377:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/29(月) 23:40:43.15 ID:LONIXP9M0

金にがめつく生きていて誰にも看取られることなく孤独死した老婆



378:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/29(月) 23:57:12.69 ID:4n3DP0/R0

小梅「ちひろさんには……3人の人がついて来てるよ……」

ちひろ「3人……まあ十数人よりはいいですね……」

ちひろ「で、どんな方です?」

小梅「1人目は……昔、とある村の風習で生贄にされた女の子……」

小梅「ちひろさんがお母さんに似てるんだって……」

ちひろ「そうなんですか……どうすればいいんでしょうか」

小梅「甘えさせてあげればいいと思う……1週間か、1ヶ月か分からないけど……」

小梅「詳しくは後で話します……」

ちひろ「ええ……怖いですね……」

小梅「そんなに深刻じゃないから……」

小梅「2人目は……黒い服を着た、借金を取り立てる人……」

ちひろ「何でそんな人が!?」

小梅「ちひろさんから取り立てなきゃいけないって……勘違いしてるみたい……」

ちひろ「どすうすればいいんですか」

小梅「お金を100万ほどお供えすれば……一発で離れてくれます……」

小梅「それか説得するか……」

ちひろ「説得でお願いします……」



379:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/30(火) 00:11:51.36 ID:BQdezZ+T0

小梅「分かりました……これもまた後ほど詳しく話します……」

小梅「最後、3人目は……お金への執着が強くて……」

小梅「男の人とも上手くいかず……そのまま歳を重ねて……」

小梅「最後は誰にも看取られることなく亡くなったおばあさん……」

凛・乃々・まゆ・飛鳥「……」ジー

ちひろ「何かアイドルの皆さんから視線を感じるんですけど」

ちひろ「その人は何故私に?」

小梅「忠告してるんだよ……私みたいになるなって……」

小梅「お前マジでそのままだとヤバいからって……もっと金に対して寛容になれって……」

ちひろ「本当にそんな言葉遣いなんですか!?」

小梅「うん……とにかく気をつけて欲しいんだって……」

ちひろ「分かりました。っていうかそこまでがめついと思われてるのが心外ですけど」

飛鳥「日頃の行いってやつだね」ヒソヒソ

乃々「擁護できません……」ヒソヒソ

凛「がめつくないなら、もっとイメージの塗り替えをするとかね」ヒソヒソ

まゆ「現状だと仕方ないですよね」ヒソヒソ

ちひろ「……うふふっ」



380:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/30(火) 00:16:21.52 ID:BQdezZ+T0

ちひろ「そうですかー、そんなに心霊スポットに置き去りにされたいですかー」グルグル

凛「!?」

まゆ「ま、待ってください! ハンドルを切らないで!」

飛鳥「ボクたちもイメージアップに協力するよ!」

乃々「謝りますごめんなさいぃ!」

小梅(ふふ……私は別にいいけどね……)


第六回戦 勝者:まゆ

凛 ●●●○ まゆ ●●●○



381:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/30(火) 00:23:33.23 ID:BQdezZ+T0


――――

まゆ「……」グッタリ

凛「疲れてるね」

まゆ「ええ……3日間、小梅ちゃんに付き合ってもらって」

まゆ「色んな場所に遊びに行って……夜は金縛りにあって……」

まゆ「耳元で呼吸音が聞こえたり、手を握られたり」

凛「心中察するよ……」

まゆ「でもおかげで幽霊さんに満足してもらうことができました」

まゆ「この件が終わるまで勝負を待ってもらったこと、感謝してます」

凛「気にしないで。正々堂々戦いたいしね」

凛「っていうか、まゆのあれって強がりだったんだね」

まゆ「?」

凛「心霊スポットに行った時、平気そうだったけど」

凛「最後はめちゃくちゃ泣いてたじゃん」

まゆ「う……」カァァ

まゆ「そ、そんなことより勝負を始めましょう!」

凛(誤魔化した)フフ


↓2 7回目、何で勝負するか



382:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/30(火) 00:25:43.74 ID:sjNd90of0

ライブバトル



383:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/30(火) 00:25:46.28 ID:e1/AoME/0

日本縦断サイコロの旅



387:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/30(火) 00:45:55.80 ID:BQdezZ+T0

凛「前の勝負はまゆだったから、次は私が決めさせてもらうよ」

まゆ「何でも来いですよ」

凛「もう考えてあるんだ……最後の勝負に相応しい勝負をね」

凛「その名も、日本縦断サイコロの旅!」

まゆ「日本縦断サイコロの旅!?」

まゆ「あの、今までになく大きな勝負の予感がするんですけど……説明してもらえますか」

凛「まゆの予想は外れだよ。私たちもアイドルとしての仕事があるし、実際に旅をすることはできないよ」

凛「だからこれで勝負をするの」ジャンッ

まゆ「ボードゲームですか……一気にスケールが小さくなりましたね」

凛「そう思うでしょ? けど、これが晶葉の作ったゲームだって言ったらどう?」

まゆ「嫌な予感がプンプンします」

晶葉「説明しよう!」ヌッ

まゆ「きゃっ!? び、びっくりした……!」

晶葉「これは普通のボードゲームではない。天才の私が作った、まさしく『未来のゲーム』!」

晶葉「まずはプレイヤーを登録して、ここのスタートボタンを押すと」

晶葉「プレイヤーはゲームに吸い込まれる」

まゆ「急に理解が追いつかなくなりましたけど」



388:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/30(火) 01:02:57.19 ID:BQdezZ+T0

晶葉「人間のデジタル化というやつだ。そして中で行われるのは、日本縦断の旅」

晶葉「北海道からスタートし、サイコロを振って出た目の数だけ進んで」

晶葉「途中途中で起こるイベントに巻き込まれながらも、ゴールの沖縄を目指すんだ」

晶葉「中では何十日、何ヶ月、何年の時が流れると思うが……現実では約1時間しか経たないから安心してくれ」

まゆ「晶葉ちゃん、天才のレベルを越えてると思いますよ」

凛「だよね。私も最初聞いた時、賞賛を通り越してドン引きしたもん」

まゆ「私は晶葉ちゃんが怖いです」

晶葉「そう褒めないでくれ」フフ

まゆ「褒めてるっていうか……確かに褒めてはいるんですけど……」

晶葉「大まかな説明は終わったぞ。あとは好き勝手やってくれ」

晶葉「プレイしていれば流れは分かってくるから」スタスタ

まゆ「……」

凛「早速始める?」

まゆ「待ってください、心の準備と余裕を作る時間をください」

まゆ「明日、2人ともオフですよね? 休みなら気兼ねなくプレイできますから」

まゆ「お昼に事務所に集まりましょう」

凛「オッケー」



【モバマス安価】凛「いい加減決着をつけようよ」 まゆ「望むところです」【後半】
元スレ
【モバマス安価】凛「いい加減決着をつけようよ」 まゆ「望むところです」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1516453815/
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