吸血鬼(♀)「……お腹が減ったな。」
吸血鬼「キミはいつになったら慣れてくれるのかな。キミは私に血を与えるべき存在であること、分かっているよね?」
吸血鬼「そう、だったらはやく首を私に晒したまえ。今日は深くまで寝込んでしまったから、そのぶんお腹が減ってしまった。」
吸血鬼「聞き分けのないキミへの罰といつ意味も込めて……今日は多めに、いただこうかな…。さあ、いくよ…。」
吸血鬼「……かぷっ。………んっ……ちゅっ、ん………んっ…………つぷっ…。」
吸血鬼「……ごちそうさま。相変わらず美味しい血液だったが、味が少々濁っていたようだ。キミも、きちんと眠らなきゃいけないよ?」
吸血鬼「それとも……私への想いが溢れて、夜も眠れない……とか?ふふふっ。」
吸血鬼「憎悪……恐怖……畏怖……そして些細な羨望……。色々なものが混ざりあって……うん、とてもいい味だ。」
吸血鬼「そんな複雑な感情のすべてを私に抱いてくれるのは、私としても満更でもない。それだけ、キミの頭に雑多なものがなくなっている証拠だからね。」
吸血鬼「それでかな。……最近はだんだんと、脱走を図ることもなくなったよね。ふふ、私はそれがとても嬉しいんだ。」
吸血鬼「私はキミのことが気に入っているから、ぜひとも私の側にいてほしい。いつまでもね。」
吸血鬼「もちろんキミの血の味が私好みだということもあるけれど……なによりも、かわいいじゃないか、キミ。すべてを掌握したくなるような、そんな存在だ。」
吸血鬼「本当は吸血鬼だから、人間だから、なんてそんな傲慢な振る舞いはしたくないけど……いい子ぶってキミを逃してしまっては、元も子もないから。」
吸血鬼「だから…………今更脱走を図ったところで、徒労に終わるよ。数年前ならいざしれず、今になったら絶対に駄目だし、無駄なことだ。この私が全力で阻止するからね。」
吸血鬼「キミのことは私が保護する。飼育なんて言い方はしたくないけど……キミの主人は、もう私しかいないんだからね。」
言わなきゃつづけろ
すま○こおま○こ
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コメント一覧 (14)
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- 2018年02月23日 15:13
- 安定の気持ち悪さ
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- 2018年02月23日 15:16
- だいたい(♀)で判別できるようになろうな
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- 2018年02月23日 15:20
- わざわざ文句言いに見にきてるのか…(困惑
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- 2018年02月23日 17:00
- とか言ってみんな期待してる
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- 2018年02月23日 19:01
- 一番にコメントするあたり、絶対ツンデレだよね。
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- 2018年02月23日 20:04
- 好みなシチュに限ってどうよのやる気が続かないから凄いやきもきする
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- 2018年02月23日 22:12
- はい嘘松
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- 2018年02月23日 23:13
- おい、マジで続けろ。少なくともNG入るギリギリくらいまでは描ききれ。毎回毎回燃焼不良で困るんだよ
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- 2018年02月23日 23:25
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ちゃんとしていないSSだからどうよさんのSSにはSSタグが存在しないんだろうが
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- 2018年02月24日 06:57
- *10
初理解
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- 2018年02月24日 09:06
- ※10ホントだ(笑)ssじゃない作品にssじゃない!って もうこれわかんねーな。
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- 2018年02月24日 10:31
- ※7
わかるマン
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- 2018年02月24日 23:13
- (♀)のカテゴリにはssないのな、初めて知ったわ
ちゃんとしたSSを載せてくれ