幻術師(♀)「ククク……ごきげんよう、○○クン…っ♪」
幻術師「だけれども、だけれども、ワタシには分かっているのですよぉ?心の底の奥深くでは……ワタシのことを……どぉぉーしようもなく求めてしまっているってこと…!」
幻術師「その証拠に………ほらぁ……♪」
幻術師「ワタシを求めるあまり……」
幻術師「ワタシという存在を増やしてしまっている…っっ♡」
幻術師「どうですかぁ、嬉しいですかぁ?嬉しいに決まってますよねぇ♡」
幻術師「だぁいすきなワタシが2人もいるなんて……まったく……どれだけワタシに惚れているのやら…♪」
幻術師「いえぇ?ワタシはなぁんにもしていませんよぉ?ワタシはただ、○○クンの欲望を少し後押ししただけのこと…。」
幻術師「ワタシが増殖したのは、ひとえに○○クンの欲求…。○○クンが、ワタシを求めているというだけのこと…。」
幻術師「ワタシからの愛情が一人分では足りないから…」
幻術師「○○クンがワタシからの愛で溺死したいと望んでいるから…」
幻術師「こうなっただけのこと。」
幻術師「ただそれだけのこと。」
幻術師「ただただ幸せなこと。」
幻術師「ほら……周りをよぉく見てごらんなさいな…♡」
幻術師「ワタシがひとり……ふたり……さんにん……いえいえ、そんなものじゃあもうきかない…♡」
幻術師「あっという間に○○クンを包み込むたくさんの“ワタシ”たち…♡」
幻術師「みぃんな○○クンを愛したくて愛したくて仕方がないワタシですよぉ…?」
幻術師「みぃんな○○クンから愛されたくて愛されたくて仕方がないワタシですよぉ…?」
幻術師「みぃんな○○クンを食べたくて……犯したくって……」
幻術師「○○クンを完全に堕とすためのワタシですよぉ…?」
幻術師「……でも…………それはまた、今度のお楽しみ…♡」
幻術師「今日はほんのご挨拶……宣戦布告…♡」
幻術師「まだまだワタシと○○クンには時間があるから…♡」
幻術師「またとない、絶好の機会に堕としてあげましょう…♡」
幻術師「……幸せな夢は、ここでお開きです♡」ぱんっ
幻術師「……おやぁあ?さっきまであれだけツンツンした態度を取っていたのに、なぁんでそんな残念そうな顔をしているんですかねぇ?」
幻術師「……ああ…っ♡そぉんなにグッタリと、ウットリと……淫猥な表情で蕩けきってぇぇ……っっっ♡」
幻術師「そんなことだから、ますますワタシに惚れられてしまうんですよぉ?分かっていますかぁ○○クン?」
幻術師「……まあ、○○クンがもう少しワタシに素直になってくれるなら……今度はもーっと幸せで気持ちいいコト……してあげますからねぇ…♡」
幻術師「だから今日はこのくらいで……クククッ……さようなら、○○クン…♡」
幻術師「クィヒヒヒッ♪女の子みたいな声が出ますねぇ○○クン?……かわいくってどうにかなってしまいそうでしたぁ…。」
幻術師「ああ……ですがそんなことよりですねぇ、本日は○○クンに重要なお知らせをお伝えにきたんですよぉ。それはですねぇ…」
幻術師「本日から……ワタシが、○○クンの家庭教師を務めることになりましたぁぁぁ……♡ククッ、ィヒヒヒ………か・て・い・きょ・う・し……っっ♡」
幻術師「いやぁご両親から直々に頼まれてしまいましてねぇ。どうかうちのロクでなしの面倒を見てやってくれって…。」
幻術師「いけませんよぉ?ご両親を悲しませてしまっては…。……なんて、親を殺したワタシが言えたことではありませんかねぇ。クククッ…♪」
幻術師「……えぇー?いやいやそんなことはありませんよぉ。正真正銘○○クンのご両親からのご依頼でしたよぉ?ほぉら、誓約書までご丁寧に♪」
幻術師「ンフフッ……やだなぁ、昔から仲良しでしたよぉ。以前は○○クンを巡って口論にもなりましたが、仲直りしたんですよぉ……クククッ……本当ですよぉ…?」
幻術師「まあ……ご両親がワタシのことを、きちんと“ワタシ”として認識してるかどうかは……知りませんが……♪」
幻術師「アッハハハハハ!!いやいや便利ですよねぇ無敵ですよねぇ最強ですよねぇぇぇっっ♡そうなんです、ワタシって強いんですよぉ、すっごく♡」
幻術師「すべてを意のままにできる……黒も白にすることができる……♡ワタシがその気になれば、この世のすべてを操ることができる……♡」
幻術師「もちろん……キミだって例外じゃあありませんよぉ○○クン…♡やろうと思えば、いつだってキミをワタシにとっての……何者にだってさせられる…♪」
幻術師「でもつまらないじゃありませんか、なんでも思い通りにしちゃったら…。幸福な結果というものは苦しい過程があってこそ価値のあるものですものねぇ…?」
幻術師「そしてそれが……将来の伴侶になる男のことだったら……なおさらじゃあないですかぁぁぁ……♡……ねぇ、○○クン…?」
幻術師「だから今回のところは、手始めに“家庭教師”になってご両親からの信頼を得るところから……ね♡」
幻術師「クククッ……ぁああ~っっ…♡まさにドン引きって感じのお顔だぁ……!ワタシを蔑み哀れむようなその表情……素敵ですよぉ……?」
幻術師「でもねぇ……どうしてワタシがこのことを直接○○クンに話したのか……その理由、考えてみてくださいねぇ…。」
幻術師「…………お前は絶対に、ワタシからは逃げられないんだからなァ……♡ククッ、クフッ!アハハハハハハハッッ♡♡♡」
今晩は寝れると思うな
幻術師「○○クンは本当にお勉強が苦手ですねぇ?よもやこんなに落ちこぼれているとは思いませんでした。」
幻術師「ですが……ククッ…♪かっわいいですよぉ、とっても……♡馬鹿で阿呆で仕方なくって…………なんだかもう本当に、食べちゃいたいですねぇぇ……。」
幻術師「ね……食べてしまっても、よろしいですかぁ…?○○クンをワタシの口で咀嚼して……骨の髄の味がなくなるまで、しゃぶり尽くして…♡それから、舌で転がしながら飲み込んで……♡」
幻術師「……不可能だと、思いますかぁ?…………ふぅん……心外ですねぇ…。あれだけ恐怖心と絶対性を刷り込んで差し上げたのに……まぁだワタシのことを理解していただけていないようだ…。」
幻術師「そんなお勉強のできない○○クンのために…………分からせて差し上げましょうかぁ…♡……さあ、目を閉じて……。」
幻術師「ククッ………ッハハハハハァ……♡」
幻術師「……はいっ、お疲れ様でしたぁ♡どうでしたかぁ、極上の恐怖体験だったでしょう……んんー…?」
幻術師「おやぁ……おやおやおやおやぁぁぁ……♡声が上手くだせていませんよぉ…!?ほらほら、そのままでは窒息してしまいそう……さあ、深呼吸深呼吸……♡」
幻術師「大丈夫ですよぉ♪もうあんな怖い怖いバケモノはいませんからねぇ?ほぉら、ワタシは優しいでしょう…?美しいでしょう…?」
幻術師「それでも……あのバケモノの正体は、紛うことなくワタシそのもの……♪どうですかぁ……ガタガタ震えながら、恐怖を覚えた存在に縋り付く気持ちは……♪」
幻術師「あ……ぇ、あっ………ああああっっ……!!?♡♡………○○クン、○○クゥンっ……♡♡も、もしかしてそれ…………おもらしですかぁああああっっ……!!!??」
幻術師「お、おもらしっ…♡あんまり怖くて、今度は嬉しくてっ……頭が追いつかなくっておもらししちゃったんですかぁあぁあああぁああッッッ♡♡♡」
幻術師「あッ……♡ぃ、ひィっ♡……か、かわっ……かっわい…♡た、たまらないじゃないかあッ!!♡♡どんっっっだけ惚れさせるうッ!!?ねえッ!!!○○クゥゥゥンッッッ!!!」
幻術師「や、やあっぱりお婿さんじゃありませんかあああッッ♡♡♡わ、ワタシのこと本気で惚れさせてえええ!!!い……いけないっ、やっぱりワタシのものにするっ、け、結婚しなくてはああ……!!」
幻術師「あ、あはっ……もう、お勉強なんてどうでもいいや……。ベッド、ベッド行きましょうっ?もっと気持ちよくしてあげますからっ、たくさんおもらしさせてあげますからあああああっっ!!!!」
俺は気づいてないけど前立腺激弱なことも当然知ってそう
改善点をノートにまとめてそう
「SS」カテゴリのおすすめ
「ランダム」カテゴリのおすすめ
コメント一覧 (21)
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- 2018年02月21日 11:43
- ナッパ!?
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- 2018年02月21日 12:33
- なんでいっつも急にお前呼びになるのか
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- 2018年02月21日 12:42
- クンッ
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- 2018年02月21日 12:45
- はいやっぱりみたいなのどうよ
発想のキモさは健在なようです
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- 2018年02月21日 12:47
- いつものどうよ
前作の本屋(♀)は奇跡の出来じゃたっか!
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- 2018年02月21日 13:01
- 下ネタのアンナ先輩の声で脳内再生された
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- 2018年02月21日 13:39
- 理想のイケメンを自分で出して妄想してるのかと思った
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- 2018年02月21日 14:10
- 何故か幻術師が増えた所でマトリックスのエージェントスミスがどんどん増えるの思い出した
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- 2018年02月21日 17:26
- このシリーズ気持ち悪いからまとめるのやめて欲しい
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- 2018年02月21日 17:53
- ※9
見なきゃいいだろ低知能キッズくん
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- 2018年02月21日 19:55
- はい、スレタイには♀ついてるけどレスには付いてないから別人。男と男のやり取りの可能性有り。っと
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- 2018年02月21日 20:23
- 頼むからもっと続けてよ、捗らん
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- 2018年02月21日 22:06
- ※11
某痛コピペ思い出した
で、無視……とってやつ
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- 2018年02月21日 22:07
- 似たシチュの催眠音声知ってるわ
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- 2018年02月22日 10:28
- ※14
作品名教えて
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- 2018年02月22日 20:56
- 厨二要素がクソ寒
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- 2018年02月22日 22:22
- 毎回現れる前立腺激弱兄貴好き
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- 2018年02月24日 00:08
- ※5の本屋ってなんや?
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- 2018年02月24日 00:22
- ※18
あスマン本屋だったわ
そのSSのコメ欄にモバマスの文香っぽいって書いたから錯覚していた
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- 2018年02月24日 00:24
- ※19
スマンまた間違えた、本屋じゃなくて花屋だった
暖かくなる春までROMるわバイバイ
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- 2019年06月08日 17:48
- バニーガールのお尻好き