【モバマス】夕美・美波「「Pさんに復讐するよ!」」カッ! 文香「…御意」
夕美「プロデューサーさんに復讐するよ! 美波ちゃん!」カッ!
美波「プロデューサーさんに復讐しよう! 夕美ちゃん!」カッ!
2人「「やるよ!!」」ガシッ!
文香「おはようございます…お二人とも…朝から何を荒ぶっているのですか…?」ヒョコリ
夕美「おはよう文香さん! 聞いてよ文香さん!」カッ!
美波「おはよう文香さん! 文香さんにも関係のある話なんだよ!」カッ!
文香「…?」
夕美「あれは昨日の夕方頃の話でね…」
P「ふぅ。やっと仕事終わったよ…冷蔵庫になんか甘いモン入ってないかなー」
カチャ...ガサゴソ
P「お、プリンがある」
スッ...ムシャリ
P「ほうほう、これは美味い。予想をはるかに超えて美味い。天にも昇る気分だ」ムシャムシャ
夕美「フンフンフーン♪ フラワーパークで買った数量限定プリン。美波ちゃんと文香さんと一緒に食べ…」
P「プ?」
夕美「」
P「えっと…その…」
夕美「…」ポロポロポロ
夕美「というわけ! プロデューサーさんが私たちのプリンを食べちゃったんだよ!」カッ!
美波「おのれ許すまじ! プロデューサーさん!」カッ!
文香「…あの…3人分購入したのであれば…プロデューサーさんが食べてしまっても2人分は残っているのでは…?
夕美「違うんだよ文香さん。プリンは分け合うものではなくて、1人1つ食べるのが相葉家のルールなんだよ」キッ
美波「新田家でも同じです」キッ
文香「…つまり?」
美波「3人で食べると決めたプリンならば3人で食べる! 誰かが食べないような選択や、2つを3人で分け合うような選択は元より存在しないのよ!」カッ!
夕美「ちなみに残り2つのプリンは偶然居合わせた杏ちゃんときらりちゃんにプレゼントしました」
文香「…なるほど」
美波「プロデューサーさんにささやかな復讐をすることは出来るよね!」
夕美「ていうか! 復讐しないと腹の虫が治まらない! 私は怒っているんだよ!」プンスカ
美波「激おこだね!」プンスカ
文香「…」
文香「事情は把握しました…他ならぬお2人の頼みです…私も喜んで協力致しましょう…」キラ-ン
美波「ありがとう文香さん!」カッ!
夕美「一矢報いてやろうね! 文香さん!」カッ!
文香「…任せてください」クワ-
美波「では、プロデューサーさん復讐大作戦会議を始めます」ピシッ
夕美・文香「よろしくお願いします」ペコリ
美波「これから私たちはプロデューサーさんに復讐をするわけだけど…2人とも復讐と聞いて何を思いつくことはあるかしら?」
夕美「はい!」ピッ!
美波「夕美ちゃん。どうぞ」
夕美「やられたらやり返す…倍返しだっ!!!」クワッ!
美波「若干古いね! 『半沢直樹』だね!」
夕美「えへへ、あのドラマ好きだったんだ~♪」
美波「うちにDVDあるから後で一緒に観よう! 次!」
美波「文香さんどうぞ!」
文香「…復讐といえばやはりハンムラビ法典だと思います『目には目を、歯には歯を』の復讐法ですね…」
夕美「中学生の頃習ったなぁ」
文香「我々は復讐の程度をよく考えるべきです…もしも怒りのままにプロデューサーへ復讐してしまっては『やりすぎ』になってしまいかねません…。例えばプリンの恨みだからといってプロデューサーさんの家に侵入し、スーツや低反発まくら、ソファなどを強奪するような行為は行き過ぎた復讐となるでしょう…」
美波「それは駄目なのかな?」
文香「駄目です…いくら限定プリンとはいえ…あまりにも価値が不釣り合いです…これでは平等の精神に反します…」
美波「…そっか」シュン
夕美「(美波ちゃん。欲しかったのかな)」
フラワーパーク限定プリン…324円
Pスーツ…5万円
Pソファ…3万円
P反発枕…1万5千円
文香「そうですね…ここで『プリン』という魅惑の甘味に狙いを絞らず…『食べ物』にスポットを当てて考えてみませんか…?」
美波「どういうことかな?」
文香「明日…実際にやってみましょう…プロデューサーさんが事務所に来る前。早朝に集合です…」
チュン...チュン...
夕美「ふぁぁ…眠いなぁ。おはよう文香さん。美波ちゃん」
美波「おはよう。いい天気ね」
夕美「美波ちゃん…朝強そうだね~」ボ-ッ
美波「ふふ。そうね、朝走ったりしているから♪」
夕美「へー、すごいね。ところで文香さん…大丈夫?」
文香「大丈夫で…ぐぉぉぉ…」スヤスヤ
美波「全然大丈夫じゃないね!」カッ!
夕美「立ったまま鼻ちょうちんをプープー膨らませているね!」カッ!
美波「起きてー! 作戦の立案者がいないと作業が進まないよ! 起きてー!」ユサユサ
夕美「起きてっ! 文香さんだけが頼りなんだよ! 起きてっ!」ユサユサ
文香「んん…スペクタクルなマッスルモンスター…」
美波「どんな寝言なのかなっ!?」
文香「うぅ…私はもうダメです…このノートにやるべきことはすべて記しておきましたから…美波さん…夕美さん…後は頼みまし…た…ぐぉぉぉ…」スヤスヤスヤ
美波「ふ、文香さーんっ!!」
夕美「文香さんっ!!!」
文香「…zzz」スヤスヤ
美波「…くっ…仕方ないわ! ノートを残してくれたのは不幸中の幸い! 頑張って実行しましょう! 夕美ちゃん!」カッ!
夕美「そうだね! 頑張ろう美波ちゃん!」カッ!
2人「「やるよっ!!」」ガシッ!
夕美「いちごパスタっ!?」
美波「…」
夕美「…」
美波「…どうしよっか?」
夕美「い、いちごパスタかぁ…」
美波「…」
夕美「…」
美波「ええい! ここまできたらやるしかないよ! 作っちゃおうか! 夕美ちゃん!!」カッ!
夕美「そうだね! プリンへかけた想い! どれだけ大きいものだったのかをプロデューサーさんに叩きつけてやろう!」カッ!
2人「「復讐だっ!」」ガシッ!
P「ふぁぁ…朝飯食ってないし眠いなぁ…」
カチャ
美波「あ、おはようございます。プロデューサーさん♪」
P「おはよう。美波」
P「…ん? なんかいい匂いがするな」スンスン
美波「に、匂いフェチなんですか…///」ドキドキ
P「ちげーよっ!! 『台所から美味しそうな香りが漂ってますね』って言ってんの!!」
美波「ああ、がっかりです。美味しそうな匂いの原因は私が朝ごはんを作っていたからだと思いますよ。パスタを茹でていたんです」
P「へぇ…いいなぁ」グゥ-
美波「冷静麺なのでまだありますよ。プロデューサーさんもどうですか?」
P「いいのか!?」
美波「ええ。たくさん食べてくださいね♪」
美波「(…ふふふ)」ニヤリ
【いちごパスタ】ド-ン!
P「」
美波「さぁ、どうぞ♪ 」
P「あの」
美波「なんですか?」
P「これは?」
美波「パスタです」
P「どうしていちごが?」
美波「ビタミンが豊富なんですよ♪」
P「…急にお腹いっぱいに」グ-
美波「身体は正直ですね。残しは許しませんよ♪」
P「」
夕美「(ふっふっふっ…プロデューサーさんと冷戦状態にある私はそっちに出られないけど、いい感じに追い込んでるみたいだね! 美波ちゃん!)」グッ
P「これホントに食べるの?」
美波「あ、残す…んですか?」シュ-ン
P「!」
P「嘘嘘嘘。食べるよ、食べる。だからそんな悲しみに満ち満ちた表情を浮かべるなよ。いやぁ美味しそうだなァァァァァァァァァチクショウ」
美波「はい。じゃあ、あーんです♪」
P「ちょっと待って自分のタイミングでいかせて。こういうのは勇気が必要だから待っ」
美波「はい♪」グイ-
P「ちょ。もぉぉぉ…!」モグモグ
P「…あれ?」モグモグ
美波「?」
P「なんか。普通に美味い」
美波「!?」
夕美「!?」
P「美味い。普通のデザートじゃんこれ」ムシャ-
美波「お、美味しいですか?」
P「うん。さすが美波。普段食べてるアレとは大違いの味だ」モグモグ
注:【アレ】
橘シェフ特製パスタのことを指す。
美波「(一体…どういうこと!?)」
夕美「(何があったの美波ちゃん!?)」
夕美「…試食させて!」カッ!
美波「どうぞ!」カッ!
夕美「…」パクッ..モグモグ
美波「どう?」
夕美「美味しいよっ!」バ-ン!!
美波「そ、そんなっ!」ガ-ン!
夕美「美波ちゃんさ。作る時にやけに気合い入れてなかった?」
美波「ええ、せっかく作るんだもの。高いいちごが用意してあったし、もったいなくて…私なりにアレンジして味を整えたのよね。かなこちゃん特製のジャム入れてみたり、クリームを生とカスタードの2種類にしてみたり…」
夕美「それが原因だよっ!!」カッ!
夕美「起きたんだね文香さん。ていうか当然のようにいちごパスタ(改)を食べてるし」
文香「ふふふ…たっぷりと寝て、美味しいものを食べて体調はばっちしですよ…」キラ-ン
夕美「むむ…次はどうしようか」
文香「まだ代案はあります…任せてください」キラ-ン
夕美「すごい! 頼りになるね! 文香さんっ!」カッ!
美波「やっぱり文香さんが私たちの頭脳だよ!」カッ!
文香「任せてください…空前絶後のげに恐ろしき復讐をプロデューサーさんにしてみせますから...」クワ-!
P「さて、外にご飯でも食べに行…」
文香「待たれよ…」バ-ン!
P「侍かな?」
文香「プロデューサーさん…貴方はすでに包囲されています…故郷のおっかさんが泣いているぞ…?」
P「警察かな? ところで包囲って誰に…」
美波「私たちですよ!」カッ!
夕美「むーっ!」プク-!
P「げ、夕美! そ、その…この前のプリンは…」アセアセ
夕美「ふんだ! 言い訳しても無駄だよっ! さあ! 復讐の鬼と化した私の攻撃を受けてみよっ!」カッ!
P「へ? 攻撃って…」
コトリ...ホカホカ-
P「!?」
美波「ふふふ…これは恐ろしいわね♪」
文香「ゴーヤの持つ苦味は鶏卵程度では中和しきれません…」
文香「どんなご飯でも残さず食べる行儀のいいプロデューサーさんのことです…苦しみながらチャンプルーと格闘することに…」
P「はい?」モグモグ
3人「「「え!?」」」
文香「ば、馬鹿な…!」ガ-ン!
夕美「ど、どうなってるの文香さんっ! 文香さんメモによるとプロデューサーさんは子供舌で苦いものが苦手なはずじゃ…!」ワナワナ
美波「そうだよ! 卵をふんわりかつ甘めにして、ゴーヤの下処理を丁寧に行ったけど、その程度でゴーヤ・チャンプルーを美味しく食べられるはずが…!」
夕美「美波ちゃーーーーーんっ!!! 美味しく食べられる工夫満載だよーーー!!」ガ-ン!
文香「こ、ここでも美波さんの料理上手が仇となってしまいましたか…!」ガ-ン
P「んまー」モグモグ
美波「えへへ…そんなに喜んで食べてもらえると嬉しいです♪」
夕美「美波ちゃーーーーんっ!!! 復讐中なんだよーーー! その人は敵だよーーー!」
美波「あ、ちょ! まだプロデューサーさんが食べてるのに…!」
文香「ダメです…帰りますよ…!」ガシッ
美波「やーーーーーー!」
P「んま」モグモグ
夕美「このー! 美波ちゃんのスカポンタンっ!」プンスカ
美波「ご、ごめんなさい」
文香「我々を差し置いてプロデューサーさんとイチャつく時間は楽しかったですか…? あぁん…?」ゴゴゴゴ
美波「ヒィィィッ! 文香さんは怒り方がシャレになってないよっ!」
文香「おらおら…『人を笑顔にする才能』を他にも隠し持ってんだろ飛んでみろよぉぉぉん…!」
美波「何も隠してません! 何も隠してません! そもそも飛んでも落ちるものではありません! 堪忍してくださいっ!」ピョンピョンピョン
美波「あ」
夕美「文香さん親分っ! 何か落ちましたぜ!」
文香「拾え…」
夕美「へい!」ガシッ!
美波「ま、待って…それは…っ!」
夕美「へへへ! 一体何を落としたってんだ! さぞかし恥ずかしい代物なんだろうなぁぁぁ!」チラリ
美波「まだ見ないでー!」
【某ネズミー遊園地4人分のチケット】バ-ン
文香「浦安の夢の国でどんな悪巧みをしようというのいうのですか…?」ズイッ
美波「ええと…その…」
美波「復讐が終わった後、みんなで遊びに行こうかなー…って思って...///」
夕美「…!」
文香「…!」
美波「や、やっぱり駄目かな…?」
夕美「だ、駄目じゃないよ! この喜ばせ上手ーーー!」ガシ-!
文香「そういうところ大好きですよ...美波さん…」ガシ-!
美波「…えへへ♪」
夕美「でもその前に! 復讐をやり遂げよう!」カッ!
文香「帰ってきたらみんなで遊びに行きますよ…」キラ-ン
美波「死亡フラグが立っているような気もするけど、そんなのおかまいなし! さあ! 最後の作戦を立てるよ! 2人ともっ!」
文香・夕美「「おーっ!!」」ピシ-!
シュタ!
夕美「鍵を」
美波「はっ! こちらまゆちゃんから借りた合鍵です!」
夕美「OK。プロデューサーさんが帰って来る前に終わらせるよ♪」
文香「御意…」ピシッ
カチャ...パタン
シュタタタタタタタ...
美波「そうね♪」スリスリ
夕美「待って!? なんでプロデューサーさんのベッドにいきなりダイビングしてるの!? 美波ちゃん!? 枕に顔をこすり付けてるし!!」ガ-ン!
美波「はっ! か、身体が勝手に…!」ビクッ
文香「まったく…余計な痕跡を残すのはNGですよ…」ムシャ-
夕美「うわぁぁぁ! 勝手に『魚肉ソーセージ』をむさぼってるぅー!!!!」
文香「…はっ! か、身体が勝手に…!」ムシャ-
夕美「もー! 2人とも潜入前には『ルパンのように華麗に行動しましょう』なんて言ってたのにフリーダム過ぎだよっ!!」プンスカ
美波「ご、ごめんなさい…」
夕美「わかればいいんだよ。プロデューサーさんがハーゲンダッツを大量に買い込んだっていう杏ちゃん情報があるから、ハーゲンを素早く平らげてここを去る! それが私たちの計画なんだから抜かりないように行動しよう!」
美波「はい!」ピッ!
文香「かしこまりました…」ピシ-
夕美「じゃあ早速冷蔵庫を開けて、と」
カチャ
【ハーゲンダッツ】ピカ-
夕美「…食い気味に言ったね。そんなにバニラが好きなの?」
文香「いえ。バニラが好きというよりは…余計な味をごちゃごちゃと付けたものが…苦手なもので…」
夕美「なるほど、文香さんはスターバックスで小洒落た飲み物を注文出来ないタイプの人だね。美波ちゃんは?」
美波「ラズベリーがいいかな」
夕美「あ、私も食べたいから半分こしようよ。チーズケーキと交換でね♪」
美波「もちろん。コーヒー淹れてくるね♪」
文香「待ってください…」ピッ
夕美「?」
美波「?」
文香「2人だけでアイスを分け合うなど言語道断です…私も混ぜてください…」カッ!
2人「「もちろん♪」」
キャッキャ♪
ムシャムシャムシャ-
ズズズズ...フゥ
夕美「あ~、美味しかった。幸せ~♪」
文香「ラズベリーやチーズケーキも乙なものですね…食わず嫌いだったようです…」ゲプ-
美波「ふふっ。今度はスターバックスでショートソイオールミルクアドリストレットショットノンシロップチョコレートソースアドホイップフルリーフチャイラテを頼んでみようよ♪」
文香「それは…どこの部族の呪文なのですか…」
夕美「ていうか覚えてるのが凄いね」
美波「よく頼むのよ。それより食べ終わったならコップを洗って早く退散を…」
P「あー、疲れた。ただい」
美波・文香「「おかえりなさい」」
P「ま何故当然のようにいるんだ!?」ガ-ン!!
夕美「…むっ」プイッ
P「えぇ…お前ら何しに来たんだよ。つーかどこから入ったんだ」
美波「細かいことは気にしなくていいです! それよりプロデューサーさん! もう回りくどいことは無しです! 夕美ちゃんのプリンを食べた報いを受けてもらいますよっ!」ピッ!
文香「そうです…すでにプロデューサーさんの大切にしていたハーゲンダッツは我々が3つほど頂戴しました…!」ピッ!
夕美「むーっ!」プイッ
夕美「ふんっ!」プイッ
美波「当然です!」ブチィッ!
文香「食べ物の恨みは…恐ろしいのです…」ブチィッ!
P「いや、美波と文香はなんでブチキレてんだよ! 理不尽さしか感じねぇよ!」
夕美「へんっ!」ツ-ン
P「夕美。ごめん」
夕美「つんっ!」プイ-
P「フラワーパークのプリンはもうないんだけどさ」
夕美「ぷいっ!」フン!
P「代わりに銀座で売ってた限定高級プリンを買ってきたんだ」ガサゴソ
3人「「「!?」」」
P「おー、よく知ってるな。知り合いが並ぶって言ってたから何とか頼んで買ってもらったんだけど…」
文香「よー…こー…せぇ…!」
P「ええい。手を出すな食の魔人め!」ペシッ
文香「あぅっ!」
P「これじゃ代わりにならないかもしれないけどさ、今度は同じものを買ってくるから許してくれないか。夕ーーー」
夕美「わーい♪ プロデューサーさん大好き~♪」ムシャ-
P「機嫌が一瞬で直ってるぅー!!」
夕美「美味しい~♪」ムシャ-
P「はぁ…まあ。これで一件落着かな」
P「ん? どした2人とも」
美波「あの…プリンデューサーさん?」
P「誰だよ」
文香「我々の分のプリンは…?」
P「ないよ」
美波「え?」
文香「え?」
P「え? いや、俺は間違って夕美のプリンを食べちゃったけど…2人には何もしてないし。むしろハーゲンダッツを無許可で食われた被害しかないよ」
美波「…」
文香「…」
夕美「~♪」ンミャ-
文香「そうですね…これはやはりプロデューサーさんにぶつけるしかないのでは…?」ゴゴゴゴ
P「キミたち何の話をしているのかな? 俺何も悪くないよね?」
2人「「…」」コクリ
P「ちょ」
シュタタタタタタタタ!!
P「待って!? 美波! 俺の低反発マクラを強奪するな! 文香! 俺の冷蔵庫の中から食材を強奪するなぁぁぁぁ!!!!」
美波「枕~♪」ギュ-
文香「美味しいです…♪」ムシャ-
P「やめてぇぇぇぇっ!!!!」
美波「!」
文香「!」
夕美「ほら…1/3ずつだけど…プリンはまだあるよ。よかったら食べてよ」スッ
美波「…っ! 新田家のルールではプリンは1人1つずつだと言ったはずだよ!」カッ!
文香「そうです…プリンは1つを分け合うものではありません…」クワ-!
夕美「で、でも…私1人でこのプリンを食べることなんて…出来ないよ!!」カッ!
美波「…夕美ちゃん」
文香「夕美さん…」
夕美「さあ! ごちゃごちゃとした考えは捨てて食べてみて! 美味しいから!」カッ!
美波「あ、ちょ美味しい…♪」ムシャ-
文香「ま、待ってくだ美味しいですね…♪」ムシャ-
夕美「ふふふ。甘いものは心を幸せにするよね♪」
美波「なんだか心が洗われたような気がします…」
文香「そうですね…すみませんでした。プロデューサーさん…」
P「あ、うん。暴走さえしなきゃいいよ」
夕美「プロデューサーさん。私もプリンのことで拗ねててごめんなさい…ちょっと意地っ張り過ぎたよね」
P「それだけ楽しみにしてたんだろ。俺が悪いんだから夕美が謝ることじゃないよ」
P「今度は一緒にプリン買いに行こうな」
夕美「…うん♪」
美波「さて、仲直りできたみたいだし、帰りましょうか。夕美ちゃん。文香さん」
夕美・文香「「ええ」」
P「待て。美波」
美波「?」
P「さりげなく脇に抱えている俺の枕は置いていけ」
美波「…」チッ
P「夕美の機嫌も直ったし。これで悩み事はもうない! 仕事するぞ!」
カチャ...トコトコトコ
ありす「プロデューサーさん。ちょっといいですか?」
P「おや、ありす。おはよう。手に持っているものはなんだい?」
ありす「この前、プロデューサーさんがいちごパスタを美味しい美味しいと言って食べていたと聞いたので用意したんです。プロデューサーさん。本当はいちごパスタが大好きだったんですね。知りませんでした♪」ムフ-!
P「いや、この前のは美波が作ったからというか…その…美波に教わったなら食べてもいいというか…」
ありす「美波さんはいま浦安です!」
P「あらー」
ありす「さあ! 遠慮なさらず! お口を開けて! 私のスペシャルパスタを召し上がってください! 心ゆくまで!」グイ-!
P「待って待ってこういうのはタイミングが大切だから少し時グェェェェェェッ!!!」
モグモグモグ...パタリ
ありす「あれ? プロデューサーさん。どうしたんですか?」
P「」チ-ン
ありす「…?」
終わり
お読みいただきありがとうございました
美波夕美文香の3人組シリーズを書いてていい感じにキャラを暴走させられるようになってきた気がします。特に文香
「シンデレラガールズ」カテゴリのおすすめ
「ランダム」カテゴリのおすすめ
コメント一覧 (38)
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- 2018年02月13日 21:30
- ふみふみは元からこういう娘だよ?
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- 2018年02月13日 21:33
- 好き
蒼のが多いのになぜかパッション溢れる空間
-
- 2018年02月13日 21:53
- てっきりお色気路線の仕事ばかりもってくる事に堪忍袋の尾が切れたのかと。
-
- 2018年02月13日 21:56
- 赦されることはありません。
-
- 2018年02月13日 22:10
- ※1
……そりゃ作る人が作れば腐ったsalmonだってそこそこ食べれるものになりマスが、味蕾がcrashしてる小娘が作れば見た目通りのゲテモノにしかなりまセーン……。
流石に哀れすぎるので、このプロデューサーとか言う格下には、ボクの国のハンバーガーとチーズバーガーとベーコンバーガーを持ってお見舞いに行ってやりマース……。
-
- 2018年02月13日 22:16
- 心の火……心火だ
-
- 2018年02月13日 22:17
- ンミナミィがピョンピョンしてピラッとしたら“歩くセク□ス発動!”だと思うじゃん!!チキショウメェッ
…それで生まれる笑顔はかなりだらしないものになるのは必定ではあるが
あと「4枚」のチケットで夕美・美波・文香とあとひとり誰がネズミの国にご招待?
アインフェリアで藍子だとすると、ありすが可哀想
いやありすにPを独り占めさせてあげたのか?
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- 2018年02月13日 22:19
- ※8
私だ
-
- 2018年02月13日 22:22
- ※9お前だったのか
-
- 2018年02月13日 22:33
- やっぱ大学生組っていいな
-
- 2018年02月13日 22:37
- プディング、な
-
- 2018年02月13日 22:43
- カッ
白眼でもしてんの?
-
- 2018年02月13日 23:26
- ※13
ペルソナの可能性も
-
- 2018年02月13日 23:36
- あー、お腹空いたなー!(チラッ
俺も美波の手料理が食べたいなー!(チラッチラッ
なお、いちごパスタはノーセンキューだ。
-
- 2018年02月14日 00:08
- この大学生トリオ、最高かよ。三人で一つのプリンを食べさせあってる姿、めっちゃ見たい。
-
- 2018年02月14日 00:10
- >美波「身体は正直ですね。残しは許しませんよ♪」
某落第忍者の食堂のおばちゃん思い出した。
-
- 2018年02月14日 00:11
- うちはありすのパスタは上手いと思うがのう…。
-
- 2018年02月14日 01:11
- いちごパスタは調理の仕方が良ければめちゃくちゃうまいのはホントだぞ
小麦のパスタと合わないわけないからね
実際食べたけど冷製なのもあって美味しかった
-
- 2018年02月14日 01:12
- ・三色栄養のバランスの取れた食事(手作り)を用意する
・疲れたらマッサージをしてあげて疲れを残さないようにする
・夜もしっかり寝る様に家まで着いていきちゃんと寝るのを確認する
・時々は休憩したり甘い物や紅茶やコーヒーを淹れてあげる
こうすればいつも飲んでいるドリンクが必要なくなって2度とドリンクが飲めなくする復讐ができる
-
- 2018年02月14日 02:43
- レッドフラッシュゥ…
-
- 2018年02月14日 05:36
- 擬音Pかな
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- 2018年02月14日 07:12
- 爆発したのかと思った
-
- 2018年02月14日 07:15
- ※20
ただしもれなく事務員に復讐される
-
- 2018年02月14日 08:40
- Pスーツ...◯ンキッキーズかな?
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- 2018年02月14日 12:47
- 狂気が足りない
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- 2018年02月14日 12:52
- ※26 か、感覚がマヒしている……
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- 2018年02月14日 14:58
- 生まれて此の方意図的に他人の迷惑になるようなことしたことなさそうな面子だし悪戯ってなら小学生組の方が得意まである
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- 2018年02月14日 15:34
- デレマスSSに触発されてマウンテンに行きいちごパスタで胃が爆死したからいちごパスタが美味いなんて信じないからな絶対…
-
- 2018年02月14日 18:33
- 「やれば何でも出来てしまう女ナンバーワン」
・・・てことは・・・赤ちゃんも・・・///
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- 2018年02月14日 19:55
- 美波ってこんな感じだっけ?w
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- 2018年02月15日 11:45
- いちごパスタは名古屋でいくらでも食えるぞ
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- 2018年02月15日 13:48
- こんなんキャラ崩壊どころか別人じゃん
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- 2018年02月15日 15:49
- チケットは4人分だったはずでは? ボブは訝しんだ
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- 2018年02月15日 19:49
- 橘[あれ、あれれー?]
紫色のスペシャルイチゴパスタ
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- 2018年02月16日 12:24
- チケ1枚
格安で売ります
っと
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- 2018年02月16日 22:13
- ありすちゃんは一度まともな料理を学んできた方がいいよ~。
じゃないと試食役のわた、柚ちゃんが大変だからね~。
-
- 2018年07月14日 21:33
- 睡眠欲、食欲、性欲
人間の三大欲求を全て極めてるこのSSの文香さんはさすがやでぇ…
>>注:【アレ】 橘シェフ特製パスタのことを指す。
……そういうことですかPさんが気絶した理由は
これはわた橘ありすさんのいちごパスタが美味しいと思えるように結婚してちょうきょーが必要なようですね