男「ドライアドを拾ったのでペットにした」
ドライアド (どらいあど)とは【ピクシブ百科事典】
ドライアド「……」
ドライアド「……」
男「とりあえず鉢植えに植え替えてみよう」
ドライアド「……」
男「土ってあんなに種類があるのか。植物育てるのなんて小学校以来だから知らなかったわ」
ドライアド「……」
男「なんにせよ根付かないといけないらしいからな。土は気持ちふんわり盛ったほうがいいのかな?」
ドライアド「……」
男「元気になってくれよ」
ドライアド「……」
男「人型っぽいと思ってたけど本当に人間みたいな形をしてるな」
ドライアド「……」
男「ちょっとは元気を取り戻したかな?」
ドライアド「……」
男「少し葉っぱにハリが戻ってきているように感じる」
ドライアド「……」
男「頑張れよ」
ドライアド「……」
男「あげすぎはいけないらしいけど、適量ってのもよくわからん」
ドライアド「……」
男「鶏糞? アンモニア? …マジでわからん…」
ドライアド「……」
男「少量って霧吹き程度でいいとか知らんかったわ」
ドライアド「……」
男「だいぶ元気になってきたな! 葉っぱが青々してる」
ドライアド「……」
男「しかしどう見ても女の子にしか見えないなこれ」
ドライアド「……」
男「これただの植物じゃないのかもしらん」
ドライアド「……」
男「持ってきた時は手のひらサイズだったのに、今は膝丈くらいの大きさになってるな…」
ドライアド「……」
男「それに女の子にしか見えないってか完全に女の子だわこれ」
ドライアド「……」
ドライアド「……」
男「卵の殻とか貝殻とか良いと聞いたけど、どうなんだろうな」
ドライアド「……」
男「ていうかお前花じゃなくて木だったんだな。段々幹が茶色くなってきてるし」
ドライアド「……」
男「桜とか梅みたいな花が咲くんだろうか」
ドライアド「……」
男「重い…だいぶ育ったなお前も」
ドライアド「……」
男「もう顔も体も完全に女の人だな。美人さんだ」
ドライアド「……」
男「木にめり込んでる美人さんってシュール」
ドライアド「……」
男「服とか着せるか…でも成長早いしな…」
ドライアド「……」
男「たまに物音もするし」
ドライアド「……」
男「でも振り向いても誰もいないんだよ」
ドライアド「……」
男「……」
ドライアド「……」
男「関係ないけど、お前もう目とか開きそうな雰囲気あるよな」
ドライアド「……」
男「お前の腕の角度が昨日と違うんだけど知ってた?」
ドライアド「……(ピクッ)」
男「なーんてな。まさかそんなわけないか
ドライアド「…………」
ドライアド「……」
男「というわけで、もうひと回り大きい鉢に引っ越そうか」
ドライアド「……」
男「植物って根の大きさで全体の大きさも変わるとか聞いたな」
ドライアド「……」
男「これ以上大きくなったら俺と同じくらいになるな」
ドライアド「……」
男「大きく育てよ!」
ドライアド「……」
男「でも重いんだよなお前…」
ドライアド「……」
男「…このままじゃダメ?」
ドライアド「……(パチッ)」目が開く
男「うおぉ!?」
ドライアド「……(じー)」
男「目が開いた……わかった、わかったからそんな目で見ないで。窓際に行きましょうね」
ドライアド「……(こくこく)」頷く
ドライアド「……(じー)」
男「お前動けたのか」
ドライアド「……(こくり)」頷く
男「すごいなお前」
ドライアド「……」
男「(動き始めたら急に意識してしまって目のやり場に困る)」
ドライアド「……(ふるふる)」
男「そこをなんとか」
ドライアド「……(ふるふる)」
男「むぅ」
ドライアド「……(じー)」
男「せめてこう、胸とかに葉っぱ生やせない?」
ドライアド「……(じー)」
男「窓際にキミを置くとね、ちょっと世間体がね」
ドライアド「……(じー)」
ドライアド「……(わさわさ)」
男「似合ってるぞ」
ドライアド「…(照れ照れ)」わさわさわさ
男「(でもまだちょっと際どい)」
ドライアド「……(じー)」
男「ん? おう、とっても美人さんだぞ」
ドライアド「…(照れ照れ照れ)」わさわさわさわさ
ドライアド「……(じー)」
男「そもそも口を開いたとこも見たことないな」
ドライアド「……(じー)」
男「どう見ても口とか動きそうなんだけどな」ドライアドの顔に手を伸ばす
ドライアド「……(パクリ)」男の指を咥える
男「うわっ!?」シュバババ(後退り)
ドライアド「…?」
男「……」
ドライアド「……?(じー)」
男「……(他の部分も柔らかいんだろうか)」
ドライアド「……??(わさわさふりふり)」
男「いやイカン! これはいかん!」
ドライアド「!?(びっくり)」
ドライアド「♪~(にっこり)」
男「完全に人間サイズだけど、これで足りるのか?」
ドライアド「♪~(こくこく)」
男「何か他に欲しいものあるか?」
ドライアド「♪~(にこにこ)」
男「本当に水だけでいいのか? 言葉が通じればなぁ…」
ドライアド「……」
ドライアド「……(うとうと)」
男「日が沈むと眠くなるよなお前」
ドライアド「……(こっくりこっくり)」
男「日光が当たらないから活動停止するんかね」
ドライアド「……」
男「Zzz…」
ドライアド「……」
男「Zzz…」
ドライアド「……」ズズッ
男「Zzz…」
ドライアド「……」ズリッ、ズリズリズリ…
男「う~ん」
ドライアド「!」ピタリ
男「…Zzz」
ドライアド「…」ズズズズズッ
男「Zzz…」
ドライアド「……(ドキドキ)」男に触手を伸ばす
男「Zzz…んっ……うぅ…っ…」
ドライアド「…(ジュプッジュポッジュポッジュポッジュルルルル)」
男「うっ……アッ…Zzz」
ドライアド「……」
男「しかしどこかスッキリしている自分がいる」
ドライアド「………」
男「いいのか悪いのか…」
ドライアド「…………」
男「とりあえず朝のお水です。どうぞ」
ドライアド「……///(にこにこ)」
男「見事に実がなったな」
ドライアド「♪~(ニコニコ)」
男「しかし花を見た記憶がないな…」
ドライアド「……」
男「実じゃなくてじゃがいもとかさつまいも的な何かなのかこれは…でも枝からなってるしなぁ」(まじまじ)
ドライアド「…///」
男「ん? この実の中にうっすら見えるの、拾ってきた時のお前みたいだな」
ドライアド「…///(照れ照れ)」
男「やっぱりお前の子供なのか。お父さんは誰だろうな」
ドライアド「…///(シュルシュル)」蔦を男に絡ませて引き寄せる
男「お? おおおっ? なんだ、どうし…むぐっ!?」ドライアドに唇を奪われる
ドライアド「…(チュ…チュプ…)」
男「んんっ!? ん~っ!! ぷはっ」
ドライアド「…これからもよろしくお願いします、ア・ナ・タ?」(チュッ)
男「むぐっ!?」
男「スライムを拾ったのでペットにした」
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コメント一覧 (14)
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- 2018年02月01日 06:34
- りんなおかれんと3Pする話だと思ったのに残念至極です
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- 2018年02月01日 06:43
- ドライアド……間違いなくあのエロ漫画思い出すな(広告の)
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- 2018年02月01日 08:39
- 米2
モバPは字が読めない
ウェブで漫画してたのはハーレムじゃなかったけどアニメなってからハーレムになって嫌いになったなモンスター娘
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- 2018年02月01日 09:02
- ※2
いるよな、こういう「ほら、「4Pじゃねえのかよ」ってツッコメよwww」って奴
ホント嫌い
-
- 2018年02月01日 09:13
- ※5
頭使え一人カメラマンだゾ
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- 2018年02月01日 09:14
- いけない!このままでは人類という種が汚染されてしまう!
邪悪なモンスター娘の天敵、拷問戦士を差し向けねば。
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- 2018年02月01日 09:26
- 5の余裕なさがやばい。大丈夫? 疲れてない?
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- 2018年02月01日 10:42
- >>3
あれ、良かったぞ。
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- 2018年02月01日 11:27
- ※5は「」を2つ使って先の先考えてた勘違……優秀な奴なんだ。許してやれよ。
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- 2018年02月01日 14:21
- あぁ〜^
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- 2018年02月01日 18:39
- 我らは神の代理人、神罰の地上代行者、我らが使命は我が神に逆らう愚者をその肉の最後の一片までも絶滅すること
AAAMMEEEEEENNN!!!!!!!!
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- 2018年02月01日 19:57
- ※12
あーあなたも半植物の化物と化してましたよね
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- 2018年03月01日 06:31
- ドライアドってのは木に宿る精霊みたいなもんで、こいつはどっちかというとアルラウネに近いんじゃなかろうか。いまさらdけど。
前半のほのぼのから後半キモくなるのは何でだ