TOP

【ダンガンロンパ】赤松「キーボ君が粉々になった……」

1: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/16(火) 20:47:06.96 ID:9Slk5tIN0

ダンガンロンパv3のネタバレがあるので気をつけてください。
キャラ崩壊が多少あります。
時間軸は第一章あたり。
作者はキーボが嫌いというわけではない。
作者の気がつかない矛盾があったらごめんなさい。
あなたの押しキャラが殺害されてしまう可能性があるのでそこはご理解ください。
推理要素はありません。



これは続編です。以下の作品のどれか一つでも読んでいれば話の内容が分かると思います。(URL略)

最原「キーボ君をプレスしてしまった……」

入間「キーボをメンテナンス中誤って壊しちまったぜ……」

百田「終一!ギリギリプレス機ゲームしようぜ!」

アンジー「キーボの人形を作っちゃうよ!」

最原「キーボ君危ない!百田君が乗ったロケットが落ちてくるよ!」

東条 斬美「キーボ君って洗濯不可だったのね…」

夢野「キーボを階段から突き落としてしまったわい…」

春川「キーボを蜂の巣にしてしまった…」(紅鮭団時空)

茶柱転子「何もしてないのにキーボさんが壊れました……」

ゴン太「あれ?なんでキーボくんはゴン太の研究教室にバルサンを持ち込んでるの?」




また、この『隠蔽シリーズ』はこの作品で完結です。



3: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/16(火) 20:49:46.19 ID:9Slk5tIN0

赤松の個室

モノクマ「じゃっじゃじゃーーん!キーボ君が粉々に砕け散るスイッチ~」

いきなり部屋に入ってきたモノクマは妙なものを押しつけてきた。

赤松「こんなものどうしろって言うの!?」

モノクマ「別に赤松さんの好きに使ってくれていいよ!」

モノクマ「あっ!もちろんそれでキーボ君を殺してもクロ扱いになるから安心していいよ」

赤松「そういうことじゃなくて!私は……いや、他の誰もこんなスイッチを押してキーボ君を殺したりなんかしないよ!」

モノクマ「強がっちゃって~そんなこと言いつつ押すんでしょ。」

赤松「絶対に押さない!ほら!こんなもの返すよ!」

モノクマ「いいえ!それはもう赤松さんにあげたので赤松さんのものです!」

モノクマ「別にいらないなら捨ててもいいけど…他の人が間違って押したらどうなっちゃうんだろうね!」

モノクマ「それにそんなものをもっているとキーボ君が知ったらキーボ君はどう思うんだろうね?」

モノクマ「まっ!好きにしてください~ボクは帰るからせいぜい気をつけてね~」

そう言うとモノクマは姿を消した。



4: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/16(火) 20:51:24.68 ID:9Slk5tIN0

赤松「こんな変なものを渡すなんて私をバカにしてるよっ!私が仲間を殺すなんてありえないよっ!」

赤松「とりあえずモノクマの言うとおり誰かが間違えて押さないように私が持っておかないと……とりあえずポケットにいれて……」

赤松「くれぐれも使用することのないようにしよう!」

赤松「よしっ!こんなくだらないことを気にしないで最原君と作戦会議を開かないと…」

そして私は最原君の部屋に向かうため部屋から出た。

そこにはちょうどエントランスで棒立ちしているキーボ君がいた。

彼は私には気がついていないみたいだ…

赤松(なんかタイミングよくキーボ君がいるよ…モノクマはキーボくんがエントランスにいるタイミングで渡してきたんだ…)

ふと私の脳裏にアダムとイヴが禁断の果実を食べた話がよぎる。

彼らは蛇に騙され実を食べたが蛇に騙されなくてもきっと禁断の果実を食べただろう。

なぜなら、どうなるか興味あるから…

私はこのスイッチを押したらどうなるか気になる。

赤松(半押しぐらいなら頭のアンテナがぶっ飛ぶぐらいだよね…)





私は誘惑に負けた。

私はスイッチに手を伸ばす。

私という存在を掴むために―

そうだ。

これが私だ。

私の名前は、赤松楓。

始めまして、私。

この………物語の主人公さん。




パァァァァァァァンンンン!



6: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/16(火) 20:53:51.13 ID:9Slk5tIN0

スイッチを押すとキーボ君は両手両足と胴の五つにわかれた。

赤松「え?嘘!?」

私はいそいでキーボ君に駆け寄った。

そこには誰が見てもあきらかな生命活動を失ったガラクタがあった。

赤松「こんなはずじゃなかったのに…」

赤松(初回特典で私だけ脱出しても意味なんかない…)

赤松(それにみんなが疑心暗鬼になってさらなる悲劇が生まれるかも…)

赤松(できることならこの件はみんなにバレないようにしないと…)

赤松(首謀者を捕まえることだってできそうなんだし…)

赤松(外の世界でみんなと友達になるためにしないと…)

わたしはひとまずバラバラになったキーボ君を個室へと運んだ。


赤松の部屋


赤松「ううー…どうしよ……いくら事故でもキーボ君を死なせちゃった…これは許されないことだよ…」

赤松「とりあえずこれをなんとかしないかぎり皆と外で友達になれないよ…」

赤松「みんな殺ロボ者とは友達になりたくないだろうし…」

赤松「よし!覚悟を決めたよ!私はこの事件を隠し通す!」

赤松「校則では3人の発見者が現れない限り死体発見にならない。よって初回特典もなし!」

赤松「ひどいことだって分かってる…だから終わらせるんだ!」

赤松「その為だったら…私は校則だって利用するよ!」



7: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/16(火) 20:55:29.75 ID:9Slk5tIN0

コンコン

最原「赤松さーん!」

赤松「あ!最原君だ!そういえば待ち合わせしてたんだっけ?遅くなったから最原君から来てくれたのか」

赤松「でも今あけるのはまずい!こんなエグゾディアなキーボ君を見せたら大騒ぎになっちゃう!」

赤松「うまくごまかして部屋に入らないようにしよう!」

赤松「まずはシャワーの水を出す!」シャー

赤松「そして服を脱いだ後にすこしシャワーを浴びて…」

赤松「シャワーを出しっぱなしにしたまま、タオルを身体に巻いて…」




赤松の部屋前

最原(赤松さん遅いな…何もないとは思うけどこんな時だし一応無事か確認しないと…)

ガチャ

最原「あっ!赤松さん。遅くなったから迎えに来……」

赤松「ごめんね最原君…今ちょっとシャワー浴びてて…」

最原「ご、ごめん!赤松さん!待ち合わせは気にしなくていいからゆっくり来て!それじゃ!」

赤松さんの姿をほんの少ししか見ていない僕だったがその姿を目に焼き付けて僕は自分の部屋に逃げるように去った。

最原(赤松さんって意外とオープンなんだな…それとも僕が女子を知らないだけなのかな?)



8: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/16(火) 20:57:50.59 ID:9Slk5tIN0

赤松「良かった…最原君がタオル姿の女子に気を使わず部屋に入ってくるような人じゃなくて…」

赤松「とりあえずシャワーを止めて服を着て…あとはキーボ君をどうするか…」

赤松「上手にくっつければまた動くかな…そんなわけないか…」

赤松「そうだ!実はもう一回押せば直ったりして…」ポチ


パァァァァァァァンンンン!


赤松「痛ッ!」

キーボ君はさらに砕け散った。

ポケットを叩くとビスケットが増える。

キーボ君はエグゾディアパーツよりも増えてしまっていた。

赤松「いたた…破片がこっちに飛んでぶつかっちゃったよ…」

赤松「というより…キーボ君が元に戻るどころか余計バラバラになっちゃったよ…」

赤松「これはもう絶対キーボ君は生き返らないよね…」

赤松「しかたない。もうキーボ君を生き返らせることは諦めてキーボ君を隠すことに専念しないと…」

赤松「あっ!そうだ!隠しやすくするためにもっとキーボ君をバラバラにしとこっと…」ポチポチポチポチ!

パパパパパァァァァァァァァァァァァァンンンンンン!

私はスイッチをこれでもか、というぐらい押した。

その結果キーボ君は粉々になった。



9: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/16(火) 21:01:32.84 ID:9Slk5tIN0

赤松「とりあえずキーボ君をビンに詰めて部屋に隠しておこう」

赤松「…よし!とりあえず最原君に会いに行って作戦会議を開こう!」

赤松「キーボ君が見つかる前にここから出るか黒幕を見つければ学級裁判の心配もなくなるしね!」



最原の部屋

赤松「ごめん!最原君待たせちゃって!」

最原「別に気にしなくていいよ!それより図書室の隠し部屋について考えたんだけど…」

そして最原君からカメラを使って図書室を監視する計画と入間さんにカメラの改造をしてもらう案を教えてもらった。

赤松「なるほど…」

赤松(あれ?それがあればキーボ君の監視にも使えるんじゃ…)

赤松「よし!早速頼みに行こう!ついでに私の部屋の分も頼んでおこう!」

最原「え?赤松さんの部屋の分?赤松さんの部屋にも隠し部屋があったの?」

赤松「違うよ!首謀者に襲われたときの保険で用意しようと思って」

最原「そんな直接的に襲わないと思うけど…カメラも防犯センサーも数があれば赤松さんの分も頼んでおこうか…」

赤松「あっそうなの…なら無理に用意しなくていいや…」

赤松(別に私の部屋に入ってあんなもの持ってく人はいないだろうし)

最原「それじゃあ入間さんのところにいこうか」



10: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/16(火) 21:04:18.75 ID:9Slk5tIN0


食堂

入間「答えはノーだ!凡人が俺様に頼み事なんて図々しーんだよ!」

入間「さては前世は草だな!とっとと消えろ!除草剤を撒くぞ!」

私はそう言われて頭で考えたわけでなく、勝手に体が動いた。

私は土下座して入間さんにお願いした。

赤松「お願い!入間さん!私は十五人でここから出たいんだよ!」

入間「え??十五?」

赤松(やばい間違えた!)

赤松「正確には十五人+1ロボ!その為には入間さんの力がどうしても必要なんだよ!」

最原(赤松さん!首謀者を抜いた人数を言っちゃダメだよ!)

最原(とっさにキーボ君を抜いたことにしたのはすごいけど)

赤松(ごめんごめん)

最原「僕からもお願いするよ!今は入間さんの力が必要なんだ」

赤松「お願い入間さん!私は入間さんがやってくれると言うまで土下座やめないからね!」

入間「わ、わかったよぉ…やれば…いいんだろ…」

赤松「え!?ホントに!?」

赤松(これでキーボ君の監視の件も解決するね!)

入間「べ、別にオメーラの為じゃなくて研究教室の使い勝手をたしかめ…」

赤松「ありがとう入間さん!この恩は一生かけて返すよ!」

赤松「じゃ、早速カメラと防犯ブザー取りに行こう、最原君!」

最原「え?う、うん。それじゃあ行こうか」

入間「話を聞いてよぉ…オメーらの為…」

赤松「わかってる、わかってる!見つけたら中庭の研究教室に持っていくから!」

そして私達は倉庫へと向かった。



11: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/16(火) 21:07:10.55 ID:9Slk5tIN0


倉庫

赤松「あれ?カメラがないよ?」

最原「おかしいな?たしかこのあたりにあった筈なんだけど…」

最原「防犯ブザーのほうもないし…」

赤松「誰かが持ってちゃったのかなぁ?」

最原「このタイミングで持っていく人はもしかすると…」

赤松「首謀者の人が持ってったってこと?私達がカメラを持ってくことを決めてまだそんなに時間が経ってないのに!」

最原「もしかすると首謀者はどこかでみんなの行動を監視しているかもしれない」

最原「そして図書室にカメラの設置を妨害する為に持って行った可能性があるね」

赤松「くそーこれで首謀者を暴けると思ったのに…」

赤松(あれ?もしかして私の部屋にカメラを設置するのを邪魔した可能性もあるのかな?)

赤松(モノクマはコロシアイが始まって欲しいみたいだったし、それを隠すのを嫌がったとか?)

赤松(でも私の部屋にカメラを置くことを口には出していないし、モノクマはコロシアイにはかかわらないって言ってたし…)

赤松(考えてもしかたないか…)


一方その頃…

某所

???「モノクマはコロシアイにはかかわらないと言ったな…」

???「でも首謀者の私は関わらないとは言ってませーん」

???「いやーコロシアイが始まったことだし、それが明るみにならないのはつまらないからね!」

???「使い捨てカメラは回収させてもらうよ!」

???「そしてキーボ君を明るみにしてやる!」




12: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/16(火) 21:09:21.11 ID:9Slk5tIN0

最原「残念だけど、カメラはあきらめて他の方法を考えよう。時間は明日までだからなんとかなるよ」

最原「最悪地下に行った人だけでも覚えればだいぶ絞り込めるし…」

最原「入間さんがカメラ作れるかもしれないしね…」

赤松「そうだね…ないものはしかたないよね…」

赤松(そういえばキーボ君の件でタイムリミットって止まるのかな?かなりレアなパターンだけど…)

赤松「それじゃあ入間さんのところに行こうか」

中庭

入間「ハァ?使い捨てカメラと防犯ブザーがなかっただとぉ?」

入間「それでどうやって作れって言うんだ?このオレ様にカメラまで作れっていうのか!」

入間「キーボにカメラを作ったことはあるから作れるけど、凄い時間がかかるから無理だ!」

赤松「そうだよね…ごめんね…いくら入間さんでも明日までにカメラと防犯ブザーの機能がある監視カメラは無理だよね…」

赤松「残念だな…入間さんならできるって思ったけど…」

入間「な、なんだよ!俺様は悪くねぇだろ…カメラとブザーがあるから作るって話で…」

赤松「分かってるよ…期待しすぎてた私達が悪かったよ…」

最原「でもこう思っちゃうよね…『土下座して損した』って…」

赤松「だめだよ最原君…入間さんはぜんっぜん悪くないよ」

最原「わかってるよ…それじゃ行こうか…」

入間「オ、俺様は悪くねーからな…」



13: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/16(火) 21:11:43.59 ID:9Slk5tIN0

最原「ちょっと悪ふざけしちゃったね」

赤松「そうだね。でも入間さんなら気にしないよね」

最原「とりあえずお昼だし、食堂に行こうか」

赤松「そうだね。私おなかぺこぺこだよ」




食堂

食堂に行くとほとんどの生徒がいた。

百田くんは私達に気がつくと声をかけてきた。

百田「お、ちょうどいいところに来たな最原!」

最原「なにかあったの?百田くん?」

百田「タイムリミットも明日になった今、なにもせずにやられるのは俺のしょうにあわねー」

百田「だからよ。俺たちでモノクマと戦おうと思ってたところだ!」

百田「最原たちも協力してくれよ!」

最原「それは危険なんじゃないかな?それにモノクマがどのくらいでてくるかわからないし…」

最原「モノクマも抵抗してくることは予想できるだろうし…」

赤松「最原君の言うとおりだよ!危険すぎるよ!」

百田「大丈夫だ!みんなで協力すれば上手く隙をつけるはずだ!」

百田「それにこの宇宙に轟く百田解斗がいるんだからよ!」

百田「でも確かに危険だからな。これを実行するのはタイムリミットギリギリだ。」

百田「危険だから強制しない。協力したくなったら言ってくれ。探偵は麻酔銃とかサッカーで戦うらしいからかなりの戦力になりそうだからな」

最原「いや…それは漫画の話だけだよ…」

王馬「ホントバカだよねー百田ちゃんは!」

百田「だ、誰がバカだっ!」



14: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/16(火) 21:14:17.31 ID:9Slk5tIN0

百田「というか王馬!盗み聞きなんて趣味わりーぞっ!」

王馬「だって百田ちゃんが大きな声で話すのがわるいんでしょー」

茶柱「あんな大きな声で話せばみんなに丸わかりですよ!男死はもっと静かにしてください!」

茶柱「モノクマに聞かれたらどうするんですか!上手く隙を突かないと勝てませんよ!」

ゴン太「でも、元気なのは良いことだよ!」

白銀「そんなことより私は高校生探偵最原終一にサッカースキルがないことの方がショックだよ」

星「俺が言うのもなんだがサッカーがどう戦力に役立つんだ?」

夢野「ベルトからサッカーボールを出して特殊なシューズで蹴るんじゃろ」

天海「言っちゃ悪いっすけど、最原くんには似合わないっすね…」

赤松(確かに…)

東条「それより赤松さんと最原くんは何を食べたいのかしら?なんでもそろっているわよ」

赤松「それじゃあ私は…」

モノクマ「僕はハチミツね!やっぱクマと言えばハチミツだからね~」

私が何を食べようか悩んでいると突然モノクマが現れた。

赤松「うわぁぁぁぁぁ!!」

百田「やめろよモノクマ!ビックリするじゃねぇか!」

モノクマ「おいしそうなにおいにつれられてきちゃったよ。」

モノクマ「もうすぐ忙しそうになるし、いっぱい食べとかないとね~」

夢野「まるで冬眠前のクマじゃの」



15: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/16(火) 21:16:01.81 ID:9Slk5tIN0

茶柱「それよりモノクマ。あなたは先ほどの話を聞いていませんよね?」

モノクマ「なにそれ?なんかみんなで話していたの?」

茶柱「いいえ!聞いていないのならそれでいいです!」

モノクマ「百田くんたちが僕と戦うこと以外なにも聞いてないよ!」

茶柱「しっかり聞いているじゃないですかー!」

白銀「まあ、あれだけ大きい声で話していればね…」

星「それに総力戦だろ。内緒にしといてもあまり意味がないだろ」

真宮寺「ククク、でもモノクマの隙を上手く突けば勝てたかもしれないヨ」

真宮寺「敵に知られるのはあまり好ましくないと思うけどネ」

王馬「あーあ、百田ちゃんのせいでこんなことになったんだよー」

百田「うるせー!」

モノクマ「そんな意味のない作戦なんかたてないでもっと有意義なことを考えなよ」

天海「自信たっぷりっすね。モノクマは」

夢野「あんな武器をもっておるんじゃ、ウチの魔法でも無理じゃしの…」

アンジー「主は言いました。素直にあきらめるべきだと…」

ゴン太「でも頑張って戦えばなんとかなるよ!」

モノクマ「なにを言っているの?ボクと戦うことを考える必要なんてないよ」

春川「何?コロシアイをしろってこと?」

モノクマ「違う違う。なんと!ついに最初の犠牲者がでてしまいましたー」

モノクマ「だからもうタイムリミットは気にしないでねー」

赤松「えええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」

赤松(なんで言っちゃうの!?)



16: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/16(火) 21:17:46.94 ID:9Slk5tIN0

百田「嘘だろっ!?」

茶柱「ここには全員います!そんなみえみえの嘘つかないでください!」

東条「いえ、残念だけど茶柱さん。ここにいない人がいるわ」

茶柱「あれ?そういえば誰かいないような…」

ゴン太「え?ここにいないのって誰?」

アンジー「そういえば美兎がいないねー」

真宮寺「アア、入間さんね。それは少しだけ心配だネ」

王馬「まさか入間ちゃんが!?わーん悲しいよー!」

最原「でも入間さんならさっき研究教室にいたよ」

赤松「うん。元気そうだったよ」

王馬「なーんだ。心配して損したよ」

夢野「もともと心配してないじゃろお前は」

天海「となると………だれも犠牲者なんていないってことっすか」

星「フン…くだらねー冗談だったな。」

アンジー「誰もいなくなってない。めでたしめでたしー」

百田「いやちょっと待て!キーボはどうした?」

白銀「あれ?そういえば地味に見かけないね」

王馬「というかもともと食事の時間にキー坊は来てたっけ?」

東条「私の記憶が確かならきていたと思うわ」

百田「おいおいマジかよ…ってことはキーボが?」

白銀「大変!早く探しに行かないと!」

白銀「とりあえずキーボくんの部屋に行こうよ!」

赤松(やばいよ…まさかモノクマがキーボ君のことを言うなんて…)

赤松(上手く誘導してキーボ君が消えたことを悟られないようにしないと!)



17: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/16(火) 21:19:25.58 ID:9Slk5tIN0

キーボの部屋の前

白銀「チャイムを鳴らしてもでてこないし…これはキーボくんになにかあったことは確定だね」

白銀「まさかこんなふざけたゲームに乗る奴がいたとは考えたくないけど、受け入れるしかないよね」

赤松「そ、そんなことないと思うけどなぁ。」

赤松「だって仲間だもん。このなかにゲームに乗る奴なんていないよ」

白銀「でもそのまさかがあったんじゃないの?」

星「どうしても生き残りたいって奴がいればありうるだろうな」

真宮寺「追い詰められれば、人をイケニエにだすことなんて日本の歴史でも珍しくはないからネ…」

真宮寺「それにロボットを壊すだけとなれば罪の意識もないだろうし…」

ゴン太「そんな…そんなの紳士のすることじゃないよ…」

白銀「残念だけど…この中の誰かがキーボ君になにかやったんだよ!」

白銀「許せない!ひとまず皆でキーボ君を探そうよ!」

赤松「ダメだよ疑いあうなんて!みんなを信じようよ。キーボ君は生きてるよ!」

茶柱「でも赤松さん、キーボさんがいないことは事実ですし、キーボさんになにかあったのは間違いありません」

東条「茶柱さんの言うとおりだわ。みんなでキーボ君を探したほうが良いと思うわ」

赤松(やばいよ…これで部屋の確認をされたら言い逃れできなくなる)

赤松(せめて部屋の確認だけは防がないと…)



18: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/16(火) 21:21:33.77 ID:9Slk5tIN0

白銀「そうだそうだ!もしかするとこの中のだれかがキーボくんを殺したまで考えられるよ!」

夢野「ロボに対して殺すって表現は正しいかわからんがの…」

最原「白銀さん、キーボ君がだれかに殺された可能性は低いと思うよ」

白銀「え?それはどうして?」

最原「だって動機を考えてみてよ。最初のクロは初回特典があるんだよ」

最原「だからこの場で隠す必要はないんだよ。外に出たいならね」

春川「動機が初回特典ならキーボを壊した犯人が申し出るってこと?」

赤松「そうだよ!キーボ君を隠す意味がないじゃん!」

王馬「キー坊を壊した奴がここで正直にでないってことはキー坊は壊された可能性は低いって事だね」

王馬「だって隠していたら卒業できないからね」

ゴン太「なるほど!流石超高校級の探偵だね!」

赤松(流石最原君!見事にロンパしてくれたよ!推理間違っているけど)

赤松(最原くんも遊び半分で壊されたのは推理できないよね)

白銀「で、でもキーボ君になにかあったのは間違いないんじゃ…」

天海「それもそうっすね。もしかしたら事件じゃなくて事故かもしれないっすね」

星「事故か。ならキーボが部屋にいないことも辻褄が合うな」

アンジー「なるほどー事件じゃなくて事故が起こったのかー」

茶柱「事故で動けないなら助けにいかないといけませんね」

東条「案外、今ここにいない入間さんがキーボ君のメンテナンスをしているかもしれないわ」

赤松「そうだね。もしかしたら何か理由があって動けなくなっているかもしれないからね。太陽フレアによる誤作動とか」

赤松(事故で動けないって理由で探せば部屋の捜索をしようって話にはならない!)

赤松(ここは話をあわせておこう)




19: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/16(火) 21:24:04.85 ID:9Slk5tIN0

白銀「しかたないなぁ。とりあえずキーボくんを探したあとまた話し合おうね」

赤松(よし、とりあえずキーボは事故にあったかもってことで話が進んだ)

赤松(あとはさっきからキーボは壊されたって言っている白銀さんを警戒すればなんとかなるかも…)

入間さんと合流した後、みんなでキーボ君を探すために学園内を探索した。

当然いないことを知っている私は研究教室でピアノを弾くことで心を落ち着かせた。



食堂

白銀「皆がキーボ君を見つけられなかったってことは、やっぱりキーボ君はころ……壊されたんだよ!」

白銀「つまり!この中の誰かがこのゲームに乗ったってことなんだ!」

赤松(なんで白銀さんはこんなにキーボ破壊説を推すの?)

赤松「違うよ!どこかにかならずいるはずだよ!」

白銀「んー?ってことは赤松さんはまだ探していない個室のどこかにいるって言いたいのかな?」

白銀「私はいいよ。どんどん探そうよ。なんなら私の個室からでも」

赤松(やばい。いつのまにか個室を探す話になりそうだ…)

赤松「そういうことじゃなくて…まだ見ぬ謎のエリアとかに…」

白銀「えーそれって可能性低くない?誰かの個室のほうがよっぽど可能性あると思うけど?」

赤松(くそー、白銀さんは絶対コスプレより警察にむいているよ…)

王馬「あのさー、さっきから白銀ちゃんは誰かにキーボを破壊して欲しそうなこと言っているけどやめてくれる?」

白銀「え?そういうつもりじゃないけど?」

王馬「いや、俺たちにはそう聞こえるんだよねー、せっかくタイムリミットがなくなったってのに暗くなるようなこと言わないでよ」

入間「そういやそうだな。だったらキーボのことなんて気にしなくていいか!」

茶柱「何を言っているんですか!気にしなくていい訳ないでしょ!」

夢野「でも実際なんでウチらはキーボを探しているんじゃ?」




20: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/16(火) 21:26:15.33 ID:9Slk5tIN0

白銀「え?だってキーボ君を見つけないと心配だし、もし誰かの手による殺害なら犯人に罰を与えないと…」

王馬「だからさ!キー坊を見つけてもクロが卒業するだけなんだから意味ないんだって!」

王馬「そのクロが助けを呼んでくれるならともかく、ここでクロだって申し出ないってことは外に出る気がないかもよ」

天海「仮に犯人がいたとしても犯人の狙いがわからないっすからね」

最原「もしかしたらタイムリミットを止めるためかもよ?」

百田「タイムリミットだけ止めたかったのか?そいつは外に出たくないのか?」

赤松「もしかしたら良心の呵責で出たくないとかかな~?」

春川「キーボは壊すけど、それを利用して学園の外には出たくないって事ね」

春川「自分勝手だけどタイムリミットだけはどうしても止めたかったんだね」

王馬「だからさ。もうキー坊探しはやめて犯人が自供するまで待とうよ」

星「そうだな。モノクマの言うことを信じればキーボはもう生きていないみたいだしこれ以上探すのは無駄だしな」

アンジー「犯人が懺悔するまで待ってたほうがいいって神様も言ってるよー」

白銀「ちょ、ちょっと待ってよ。この中にいる犯人をほっといっていいの?」

王馬「うるさいなー白銀ちゃんは!君ってもしかして犯人探ししたいだけなんじゃないの?」

王馬「そういうのは推理漫画だけにしてよ!他のみんなを巻き込まないでよ!」

赤松「言いすぎだよ王馬君」

赤松(よし、いいぞ。その調子で探索をやめさせて)

王馬「とにかく。もしこの中にキー坊破壊の犯人がいたら好きなタイミングで名乗り出てよ」

王馬「そして俺たちに遠慮しないで卒業して助けを呼びにきてねー」



21: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/16(火) 21:30:48.74 ID:9Slk5tIN0

百田「おいおい、ちょっと待てよ!仲間が死んだかもしれねーんだぞ!」

百田「心配じゃねーのかよ!なんで探さないことになっているんだ!?」

ゴン太「そうだよね。やっぱりキーボくんのことは心配だよね」

ゴン太「決めた!ゴン太もキーボくんを探すよ」

茶柱「そうですよね!転子達もキーボさんを探しますよ!ね、夢野さん?」

夢野「んあー、やりたい奴がやればよいじゃろ。ウチはそんなめんどいことはせぬぞ」

茶柱「え?」

夢野「ウチは魔力の補給をしなければならないのじゃ。キーボを探すのは他の奴らに任した」

茶柱「そ、そんなぁー」

真宮寺「別に王馬クンの言うことを支持するわけじゃないけどサ。」

真宮寺「キーボくん探しはやりたい人だけがやればいいんじゃないかナ?」

星「そうだな。俺もそれに賛成だ。人のやることにケチつける気はねーし、文句言われる筋合いもねーからな」

王馬「オッケー!それじゃあキー坊探しはやりたい人だけがやるってことで決まりだね!」

東条「それがみんなの総意ならそれに従うわ」

最原「僕もそれでいいよ」

百田「よっしゃー!キーボは必ず生きているはずだ!」

百田「絶対にキーボの奴を見つけるぞ!な、白銀!」

白銀「そうだね百田くん!にっくき殺人犯を懲らしめてやろう!」

赤松(百田くんと違って白銀さんはクロ憎しで動いているような)



22: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/16(火) 21:34:33.22 ID:9Slk5tIN0

その後、もう一度キーボ君探しをしたがもちろん見つからずその日は解散となった。

赤松の個室

赤松「あの白銀さんはクロキラーだよ…あんな必死にキーボ君を探し始めるなんて…」

赤松「白銀さんが個室を強行して捜査しても大丈夫なように厳重に隠しとこう」

赤松「とりあえず、瓶にキーボ君をつめてトイレのタンクに隠しとこう…」

赤松「これで傍から見たら節約上手の女子だよね」



一方その頃

白銀の個室

白銀「フフフ…キーボ君を見つけるのも時間の問題になってきたかな。」

白銀「でも見つけただけじゃ、赤松さんが卒業するだけなんだよね」

白銀「そうだ!いいこと思いついたぞ!」

白銀「モノクマ!あるものを作って欲しいんだけど?あとやって欲しいことも…」

白銀「それはね…」

…………………

…………………

白銀「大丈夫!ちゃんとキーボ君は回収するからさ!作戦通りにね!」



23: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/16(火) 21:41:43.62 ID:9Slk5tIN0

その日の夜

ドンドン!

ピンポーン!ピンポーン!

赤松「誰だろう?こんな時間に?」


ガチャ


白銀「赤松さん!トイレ貸して!」

赤松「え?なんで!?自分の部屋のを使えばいいじゃない!?」

白銀「私の部屋のは壊れているんだよ!いいからさっさと貸してよ!もれちゃうよ!」

赤松(なんでこのタイミングで!?キーボ君隠したとたんトイレ貸してくれなんて絶対おかしいよ!)

赤松(これはなんとしてでも阻止しないと!)

赤松「ダメダメ!部屋汚いし!他の人の部屋のを借りてよ!」

白銀「いやいや!私コミュ力低いから赤松さんにしか頼れないの!」グググ

白銀さんはそう言いながら無理やり部屋に入ろうとしてきた。

赤松「コミュ力低い人はこんな無理やり入ってこないから!」

赤松「その努力は認めるから!他の人から借りてよ!」

白銀「いいから開けてよ!ちょっとだけしか借りないから!」

赤松「無理だって!そうだ!校舎のトイレ使ってきなよ!」

白銀「私はあのトイレあんまり好きじゃないからダメ!ほら、早くあけて!」

赤松「嘘つかないでよ!前に小一時間くらいこもっていたじゃない!」

白銀「え?見てたの?」

赤松「う、うん。メイクでもしてるのかなーと思って覗いてみてもいなかったし。」

赤松「かと思えばなんか一時間ぐらいたったらでてきたし…あれなに?どうやって隠れてたの?」

白銀「いや…あれはね…鏡のコスプレしてたんだよ!」

赤松「え!?白銀さん無生物のコスプレもするの!?」

白銀「コ、コスプレ界ではよくあることだから…」

白銀「…やっぱり自分の部屋のトイレ直して使うね!それじゃ!」

そういいながら白銀さんは自分の部屋に戻っていった。

赤松「なんだったんだろ…」

赤松「まあ、とりあえずトイレに行くのを諦めてくれてよかったよ…」


………………

…………

……

白銀の個室

白銀「無生物にコスプレできるわけないででしょ!そんなの仮装だよ!」

白銀「今回は失敗したけど、キーボくんを回収する次の作戦にはいるよ!」



29: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/17(水) 19:00:13.09 ID:UbpdHiOt0

次の日

赤松の個室

赤松(白銀さんはを私を疑っているのかな?)

赤松(とにかく警戒しないといけないよね)

赤松(個室さえ入らせなければいいんだから)

赤松「とりあえず朝食を食べに行くかな」

そして最原君と食堂に向かった。

食堂

王馬「いやー、一時はどうなるかと思ったけどタイムリミットがないだけで心に余裕ができるね!」

百田「それがキーボの犠牲の上で成り立っているんだぞ。それでいいのかよ!」

王馬「もちろんキー坊のことは忘れてないし、むしろ感謝しているよ!」

百田「だったら、キーボを探すのを手伝おうとは思わねえのかよ!」

王馬「それとこれとは話が別でしょ!あれだけ探したのに見つからないんだもん!犯人の自白を待つべきだと思うよ」

百田「なんだと!」

茶柱「二人とも落ち着いてください!ここはみんなのいる食堂なんですよ!」

天海「そうっすよ百田くん。王馬くんの言うことも一理あるっす。あれだけ探したのだからもう人数を増やしても意味ないと思うっすよ。」



30: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/17(水) 19:01:45.80 ID:UbpdHiOt0

白銀「昨日探したい人とそうでない人に別れればいいって決着したのになんで言い争いをしちゃうのかなぁ」

百田「王馬のヤローがキーボがいなくなって嬉しいみたいなこと言うからだろーが!」

王馬「え?別に俺はタイムリミットがなくなったことを喜んだだけだよ」

王馬「そりゃあ俺だってキー坊がいなくなったことは心痛めてるよ…」

王馬「嘘だけどね!」

百田「もういい!食事が終わったらまたキーボ探しを始めるからな!」

白銀「あ!私はもうキーボ探しはいいや。あきらめるね」

赤松「あれ?昨日はすっごくキーボ君のこと心配してなかった?」

百田「おいおい、いったいどういう風の吹き回しだよ」

白銀「天海君の言うとおり、もうこれだけ探したんだもん。もう個室しかキーボくんが隠されている可能性は残ってないし」

白銀「もう探さなくてもいいかなって思っただけだよ!」

赤松「…ホントは別の理由があるんじゃないの?」

白銀「ん?ないけど?本当にもう探しても意味ないかなって思っただけだよ」



31: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/17(水) 19:05:01.30 ID:UbpdHiOt0

茶柱「確かにもうあらかた探しましたし、これはもう犯人が自分の部屋に隠したとしか思えませんね!」

百田「クソッ!なら今から抜き打ちで個室のチェックをするぞ!そして犯人がわかりしだい俺がぶん殴る!」

夢野「んあー…まるで学校の教師じゃのう…」

モノクマ「んーそれはちょっと待って欲しいかな」ヒョコ

茶柱「ぎゃあああ!モノクマ!」

白銀「うわあ!モノクマいつのまにー!」

モノクマ「そうやって驚いてくれるとこっちもタイミングを計った甲斐があるってもんだね」

王馬「なんでもいいけどさー、一体なんのようなのー?」

モノクマ「今回、良い子ぶった奴がセコイやり方で時間稼ぎしているじゃない?」

モノクマ「ボクはそういうの大嫌いだらね。だから、大人の対応をしてあげようかと思ってね!」

春川「大人の対応…?」

ゴン太「それってもしかして紳士の対応みたいなことかな?」

アンジー「主は言いました。ろくなことではないことだと」

モノクマ「つまり、連帯責任ってことで今回用意した初回特典は廃止となりまーす!」

最原「はあ?どういうことだよ!」

入間「そうだぞ!そんな後だし許せねーぞ!」

真宮寺「ゲームの主催者がルールを破るようなことはおかしいんじゃない?」

東条「真宮寺くんの言うとおりよ。それじゃあゲームが破綻するじゃない。」

東条「いつでもあなたの好きなときにルールを変えるなんてね」

モノクマ「えー先にゲームを破綻させたのはクロのほうだよ。」

モノクマ「学級裁判をしてみんなを出し抜くゲームなのにさ。ボクあきちゃったよ」

モノクマ「そんなわけだからクロの人はもう初回特典の保険はないからね!」

モノクマ「今からでも裁判で勝てるように工夫してくださーい!それじゃあね!」ヒョイ

そう言い残しモノクマは去っていった。

赤松(多分これでプレッシャーを与えてきたんだろうけど…)

赤松(私はこんなことに動じない!なめないでよ!)



32: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/17(水) 19:08:39.63 ID:UbpdHiOt0

真宮寺「んー困ったことになったネ。これじゃあ下手したら僕たちも危険な目に合うネ。」

東条「そうね。今、キーボくんを発見したら学級裁判が起こってしまうわ」

星「やれやれだな。昨日と全く状況が変わっちまった」

茶柱「そうですね。しかも、仮に犯人を当てられたとしても犯人がオシオキを受けてしまいますし…」

天海「キーボ君を見つけた時点で誰かが死ぬことが決まるってことっすか…」

百田「クソ…モノクマの奴!キーボ探しの邪魔をしやがって…」

赤松(そうそう、みんなは犯人を死なせたくないって気持ちになっているんだ)

赤松(何も心配になることはないよ!)

王馬「よし!みんなの意見も一致したことでこれから抜き打ちの個室チェックの時間だね!」

赤松(え?)

夢野「おい王馬。オマエ話聞いておったのか」

ゴン太「そうだよ!キーボ君を見つけた時点で誰かが死んじゃうんだよ!」

王馬「なーに言ってんの。さっき話したばっかりじゃない。今キーボは個室にある可能性が高いって」

最原「なるほど…王馬くんは犯人を犠牲にして先手を打ちたいってことだね………」

百田「ん?どういうことだ、最原?」

最原「この状況でキーボ君を見つければ犯人はキーボくんがいた部屋の持ち主ってことになるでしょ」

入間「そうすりゃあ絶対に裁判に勝てるってことじゃねーか!バカ共の癖に冴えてんじゃねーか!」

百田「ば、バカヤロー!そうしたら犯人が死ぬじゃねーか!」

百田「いくらキーボを殺したからといってそんなことやっていいはずが…」

王馬「だって百田ちゃんもさっき犯人をぶん殴るって言ったじゃん。」

王馬「それに今見つけないと犯人に仕組まれて、俺たちは別な場所でキー坊を発見させられて学級裁判が面倒なことになるよ」

赤松(やばいよ…敵に回すと面倒そうな人が敵になっちゃった…)

白銀「確かにそうだけど…」

東条「でも犯人は私達の為にタイムリミットを伸ばしてくれたかもしれないのよ。そうならばきっとこのまま隠してくれるはずよ」

赤松(そうだよ!お願い信じて!)



33: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/17(水) 19:13:19.60 ID:UbpdHiOt0

王馬「そんなのわからないじゃん!相手はキー坊を壊した頭がどうかしてる奴なんだよ!」

白銀「んーそれには同意するけど…」

茶柱「いや同意しないでくださいよ」

王馬「とにかく!俺は個室を捜索すべきだと思うね!」

最原「いや、僕は犯人を信じたいよ。捜索はしないべきだ」

入間「ハァ?何いい子ぶってんだ!絶対にやるべきだ!」

真宮寺「んー。難しいところだネ。犯人を信用するのかしないのか…」

真宮寺「僕はみんなの意見に従うヨ。じっくりみんながどうするのか観察させてもらうからネ」

夢野「ウチもメンドイしどっちでもいいわ」

春川「私は探すべきだと思う。死にたくないし」

白銀「赤松さんはどうするべきだと思う?」

赤松「え?」

白銀「私もどっちでもいいんだけどさ。赤松さんは?」

赤松「私は…探さなくていいと思う。皆を信用してるんだから!」

赤松「ここでみんなが疑いあうなんてモノクマの思う壺だよ!」

赤松(うう…罪悪感が……)

百田「そうか…なら俺も探さなくていい!犯人に文句を言いたいがここは我慢してやる」

ゴン太「ゴン太も犯人を信じるよ!」

茶柱「そうですよね。さすが赤松さんです。モノクマの思い通りにはさせません!」

アンジー「神さまもキーボを見つけなくていいって言ってるよー」

星「フッ…なら俺もそれでいいぜ」

最原「さすが赤松さんだ。一気に空気が明るくなった」

王馬「まあみんながそういうならそれでいいけど…どうなっても知らないよ」

東条「別にいいじゃない。こうやって仲良くしていれば悪いようにはならないわ」

東条「この場で水を差さないであなたも少しは信用したら?」

王馬「はいはい、わかったよー」

白銀「よし!みんなが仲良くなったところで親睦会をしよう!AVルームでパーティだ!」

最原「ホントに突然だな。」



35: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/18(木) 19:03:57.00 ID:8A1XBQ2J0

春川「いきなり何言っているの?別に仲良くなったわけじゃないけど」

白銀「いやー結束力を高めるためにもAVルームで鑑賞会とかどうかな?」

ゴン太「ならゴン太は虫さんの動画を見たいな!」

茶柱「結束力を高めるのはいいかもしれませんね。」

茶柱「男死とは分かり合うことはないと思いますが!」

赤松「私も結束力を高めるためには良いと思うよ」

天海「んーまあいいんじゃないっすか。他にやることは今のところないようだし」

天海「動画鑑賞が好きじゃない人は隣のゲームルームで遊べばいいっすからね」

天海「TVゲームもAVルームにあるみたいっすから遊んでて飽きないと思うっすよ」

星「まあ、やりてー奴でやればいいんじゃねーか」

百田「何言ってんだ星!オマエも参加するんだよ!」

星「ハァ?なんで俺が…」

百田「皆で仲良くするのが目的なんだから全員参加に決まってるだろ!」

白銀「流石、百田くん!良いこというね!」

白銀「それじゃあ飾りつけしてくるからお昼過ぎた後にみんな来てね!」

東条「飾り付けをするなら私も手伝うわ」

茶柱「転子も手伝いますよ!」

白銀「ありがとう!それじゃあ地下室に行ってくるね!」

赤松(白銀さんってなんだかんだで仲間思いなのかな?)

こうしてお昼が過ぎた頃、みんなでゲームルームとAVルームで遊ぶことになった。



36: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/18(木) 19:05:41.45 ID:8A1XBQ2J0

そして私はゲームルームで遊ぶことになった。

赤松「いろいろなゲームがあるね!」

天海「これなら十分遊べるっすね!」

白銀「よーし!早速遊ぶぞー!」

白銀(ここで私は自分に自己暗示をかける!)

白銀(私は白銀つむぎという役をやっている…私は白銀つむぎという役をやっている)

白銀(こうすることで変装をやっているという自己暗示が入り…)

ブツブツブツ!

白銀(アレルギーにより全身がキモイぶつぶつだらけになる!)

茶柱「きゃあああああ!!!」

王馬「うわッ!キモ!どうしたの白銀ちゃん!」

白銀「い、いきなり体調が…」

星「大丈夫なのか…なにか病気になったんじゃないのか」

百田「やべーよ!横になったほうがいいって!」

東条「ウイルス感染の可能性もあるわ!早く治療しましょう!」

白銀「だ、大丈夫。でもちょっと部屋に横になってくるね…」

白銀(こうすることにより自然と部屋を抜け出せることができる…)

白銀(フフフ…これでこっそり赤松さんの部屋に行ってピッキングして、赤松さんの部屋に入れるよ!)



37: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/18(木) 19:07:28.05 ID:8A1XBQ2J0

AVルーム(最原視点)

ゴン太「早速、虫さんのビデオを見ようよ!この虫バツQって奴がクイズ形式で楽しいよ!」

最原「懐かしいな。小さいとき見たことあるよ。それじゃあこれを見てようか…あれ?映像に何か影が…」

入間「おいおい。天井のモニタのレンズに埃がかかってるぞ!」

入間「全く、ちゃんと掃除しろよな!」

最原(…人にやってもらったんだから文句言わないであげようよ…)

途中、体調不良らしかった白銀さんが回復したらしく、こちらの遊ぶグループに参加した。



38: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/18(木) 19:10:43.43 ID:8A1XBQ2J0

一日中遊んだ後、みんなで個室に戻ろうとするときだった。

ゴン太「今日はたくさん虫さんを見れて楽しかったね」

最原「そうだね。虫バツQがなつかしくてなんだかんだで楽しめたよ」

白銀「TVゲームも地味に面白かったし!これは貴重な時間だったと思うよ」

アンジー「神様も楽しめたって言ってるよー」

ゴン太「それより体調は大丈夫?白銀さん」

白銀「うん!みんなと遊んですっかり元気になったよ!」

入間「それよりゲームつけっぱなしにして良かったのかよ」

白銀「大丈夫大丈夫!あのゲームセーブ機能あるけどすぐデータ消えちゃうからね!」

白銀「あとは誰かがゲームを消さないようにしとけばいいだけだから」

白銀「そういうことで…おーい!モノクマ!」

モノクマ「はいはい」ヒョコ

ゴン太「え?なんでモノクマ呼んでいるの?」

最原「モノクマって呼べるものなの?」

白銀「別にいいじゃん!それよりモノクマ。明日またみんなでここに来るまでAVルームの鍵を閉めて欲しいんだけど…」

モノクマ「えーもう!仕方ないなぁ」

そう言うとモノクマはAVルームの鍵を閉めた。



39: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/18(木) 19:11:58.51 ID:8A1XBQ2J0

入間「おいおい、オマエはホントバカだな!廊下にも扉があるんだぞ!」

入間「そっちから入れるんなら意味ねーじゃねーか」

白銀「大丈夫!あっちは少ししか開かないから」

入間「え?そうなのか?」

白銀「そう。だから地味にこれで大丈夫なんだよ!」

ゴン太「良かった。これでまたゲームができるね!」

白銀「それじゃあ、また明日このメンバーが来るまであけちゃダメだからね」

モノクマ「はいはい分かりましたよー」

そう言うとモノクマは姿を消した。

最原(こんなくだらないことでモノクマを呼べるなんて意外だったな)

そしてその日は解散となった。





赤松の個室

赤松「あれ?嘘!?……なんで?」



40: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/18(木) 19:13:59.60 ID:8A1XBQ2J0

次の日


最原「昨日は何も言わなかったけどまた親睦会をやるのか…」

最原「まあこれでキーボ君が発見されないようになれば別にいいけど…」

僕は食堂に行き、朝食を食べたあと皆が集まるのを待った。

そしてみんなが集まったあと一緒にゲームルームへと向かった。

白銀「さて、それじゃあモノクマ!AVルームを開けて頂戴!」

モノクマ「はいはい。クマ使いの荒い人だねぇ」

春川「というかなんでモノクマは白銀のいいなりなの?」

最原「僕もよくわからない」

春川「まあなんでもいいか。」

ゴン太「今日は春川も虫さんのビデオ見てくれるんだね!」

春川「……まぁ。気が向いたらね…」

カチャ

モノクマ「はい。あけたよー」

白銀「よし!それじゃあ昨日のゲームの続きをやるよー」

ガラッ!







白銀さんが扉を開く。

そこには昨日はなかったあるものが複数あった。

いや…正確にはひとつだったものだろう。

顔さえもバラバラになった機械の部品が部屋に散らばっていた。

しかし、僕たちはそれが元はなんだったのかすぐに理解できた。






ピンポンパンポーン

モノクマ「死体が発見されました。」

モノクマ「オマエラ、死体発見場所のAVルームまで急いで集合してください!」



41: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/18(木) 19:15:57.09 ID:8A1XBQ2J0

ゴン太「え?」

白銀「きゃあああああ」

ゴン太「うわあああああああ!ロボットの破片が!」

春川「バラバラになって確証はないけど、あきらかにキーボだよね。」

アンジー「バラバラになってるねー。神様のイケニエにでもしようとしたのかなー?」

入間「ど、どうしてキーボがこんなにバラバラにちらばっているんだよ」

最原「………嘘だろ」

AVルームに入ろうとしたメンバーがキーボ君を確認した。

そして、ゲームルームにいたメンバーもAVルームのほうに来た。

赤松「え?なんで…?どうして……………?」

茶柱「あ…ああ………」

天海「わざわざキーボ君をバラバラにするなんて…犯人は何考えているんすかね?」

百田「ま、マジか…」

真宮寺「あーあ、やっぱり犯人は信用しちゃいけなかったんだネ」

王馬「そ、そんな…オレの大親友のキー坊が…」

王馬「誰がこんなひどいことを!出てこい!許さないぞ!」

東条「とにかく落ち着きましょう」

夢野「んあー?」

茶柱「どうしてみなさん落ち着いていられるんですか!キーボさんがバラバラになっているんですよ!」

星「まあ、みんなキーボのことはある程度は覚悟していたが……これはひどいな………」

赤松「誰がこんなことをしたの…?」

白銀「ひどいよ…」

モノクマ「はいはーい。みなさんが待ちわびたコロシアイが始まってしまいましたー」

モノクマ「うぷぷ。やっぱり人って裏切るんだね。こわいこわい」

王馬「そうだそうだ!だからオレは言ったのに!犯人は信用ならないって!」

王馬「ま!こうやって裁判で勝負するのも面白そうだからいいけど」

東条「王馬くん。あなたがどう思うと勝手だけどその発言は相手を不快にするわよ」

王馬「えー。やだなー嘘に決まってんじゃん」



42: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/18(木) 19:17:41.45 ID:8A1XBQ2J0

モノクマ「ではオマエラに素敵なプレゼントでーす」

モノクマ「ジャッジャジャーーン!モノクマファイルー!」

僕たちは死体の情報が書かれたモノクマファイルを受け取った。

*******************************************

モノクマファイル

・被害者 キーボ

・死因  *粉砕 

・死亡時刻 二日前

・死体発見場所  AVルーム

*犯人にはモノクマからのプレゼントでスイッチを渡されています。
そのスイッチを押すとキーボ君がバラバラになってしまいます。

*******************************************

百田「キーボがバラバラになるスイッチだと!そんなものを使いやがって!」

東条「これが本当だとすると犯人は仕方なくキーボ君をバラバラにしたのかしら?」

王馬「ふーん。モノクマ、このスイッチの情報は犯人にとって不利なんじゃないの?」

王馬「いいの?そんなえこひいきしてさ。オレは別にいいけどさ」

モノクマ「そこはボクも悩んだけどさ。強力な武器をあげたんだからこれぐらいの情報を与えてもいいかなって思って」

王馬「へえ、だったらそのスイッチ俺にくれればよかったのにー」

モノクマ「ごめん、ごめん。とにかくスイッチの情報はみんなに公平にするためにさっき全員に教えることにしたから!」

モノクマ「クロは文句言いにこないでね!」

赤松「とにかく!どういう理由であれ私はこんなことをした人を許せない!絶対に見つけてやる!」

最原「ああ。僕も許せないよ。キーボ君をこんなのにした人を見つけてやる!」

百田「よっしゃ!皆で協力して犯人を見つけるぞ!」

コトダマ『モノクマファイル』




43: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/18(木) 19:19:03.12 ID:8A1XBQ2J0

こうしてキーボ君殺害事件の調査が始まった

最原「まずは死体を調査しないと…」

最原「見事にバラバラになって散らばっているな…」

白銀「ふんふんなるほど……」

最原「あれ?白銀さん何か見つけたの?」

白銀「ねえ、これを見てみてよ」

白銀さんはキーボ君の一部を指差した。

最原「これがどうかした?」

白銀「ほらこれ……ピンク色の繊維が付いているよね?」

最原「そうだけど……それがどうかした?」

赤松「………」

白銀「いやー地味に気になっただけ。気にしないで!」

最原「そう?………なら捜査を再開して……」

最原「あれ?なんか砂っぽいものが散らばっているな…」

赤松「え?嘘!?……ホントだ。」

赤松「………なるほど」ボソ

最原「何か言った?」

赤松「ううん。何でもないよ!」

最原「とりあえずこれはメモしておこう」

コトダマ『散らばった砂』





入間「おっかしーな」

最原「何かあったの?入間さん」

入間「いや、俺様が最後にキーボに会ったときにキーボにオレ様を撮影するためのカメラをつけたんだけどよ」

入間「それが見あたらねーんだ。一応キーボの全身の部品があるからどこかにあると思うんだが」

入間「仕方ねーな。また作り直すか」

最原「はは…頑張ってね」

最原(裁判で負けたら意味ないのに何やっているんだ…)

コトダマ『消えたキーボカメラ』



44: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/18(木) 19:21:13.92 ID:8A1XBQ2J0

茶柱「ぐぬぬ……せっかく転子たちが掃除をしたのにこんなことになるなんて…」

茶柱「せっかくなら違う部屋でやって欲しかったです!」

最原「そういえばここの掃除は茶柱さんたちでやったんだっけ?」

茶柱「はい!徹底的に掃除をしましたよ!」

赤松「うんうん、本当に綺麗だったよね。」

最原(でもレンズに埃がかかってたんだよな。埃が舞い上がってついたのか)

最原「次は密室トリックの謎を解かないと」

赤松「確かに不思議だよね…片方は鍵がかけられているし、もう片方は少ししか開かないから意味ないし…」

最原「とにかく鍵のかかったほうを見てみよう」



45: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/18(木) 19:23:01.94 ID:8A1XBQ2J0

僕たちは鍵のかかっていた方の扉のほうに行くとすでに先客がいた。

東条「あら。最原君たちもこの扉を調べるのかしら」

最原「うん。密室トリックのほうも解かないといけないからね」

東条「その通りね。でも私が調べた感じだとこの扉は部屋に入っている人しか開かないタイプよ」

赤松「本当だ。ゲームルームのほうからだと鍵穴がないね」

王馬「そうそう。鍵穴さえあればオレなら開けられるんだけどなー」

最原「うーん。ピッキングのようなこともできなそうだしここから入るのは無理かな」

赤松「でもモノクマに頼めば開けてもらえるんじゃないの?さっきみたいに」

モノクマ「それは違うよ!」ヒョイ

王馬「え?できないの?嘘ついているんじゃないの?」

王馬「オレ嘘は嫌いだから嘘はやめてよね!」

モノクマ「本当だよ!ここで嘘つくことはクロに有利なっちゃうんだからそんなことはしないよ!」

モノクマ「僕はさっきみんなが集まったときにしか開けてません!」

東条「ちなみにこの扉を開ける鍵はないわよね」

モノクマ「ないよ。外からは開ける方法はありません!中にいる人が鍵を開けるしかありません」

最原「なるほど……」

コトダマ『モノクマの証言』



46: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/18(木) 19:25:02.01 ID:8A1XBQ2J0

赤松「ってことは廊下側の扉から入ったのかな」

僕たちは廊下側の扉のほうに行くとこっちにも先客がいた。

百田「ダメだ!たてつけが悪くてここまでしか開かねえ」

夢野「んあーこれじゃあ小柄なウチでもこの隙間じゃ通れんわい」

星「そうだな。俺も通れないな」

百田「俺も片腕だけ突っ込むのが精一杯だな。」

赤松「この中で小さい二人が通れないとなるとどうやって犯人は部屋に入ったの?」

最原「ちなみにこの扉は外せるの?」

ゴン太「それもやってみたんだけど扉ははずれないよ。」

最原「ちょっと、ゴン太くんそのドアを見せて…」

最原「うん。レールに埃がつまっているし無理やり外した形跡もないね」

百田「ってことは犯人はここから入ったんじゃないのか」

最原「一応僕も試してみるか……ダメだ。片腕が精一杯だ」




コトダマ『片腕程度しか開かない扉』

最原(でも逆に考えれば『片腕程度』なら通るんだよな)







赤松「最原くん、私ちょっと別のところ捜査してくるね」

最原「え?なにか気になることでもあったの?」

赤松「まあね。大丈夫!すぐ戻るから」



47: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/18(木) 19:27:28.80 ID:8A1XBQ2J0

その後、一人で捜査したが気になるものはなく、学級裁判の時間となってしまった。

裁きの祠

赤松「最原くん、真実を知るのが怖いって気持ちって…だれにもあると思う」

赤松「でも真実を見つけた人だけが、その先の運命を選ぶ事ができるんだよ」

最原「うん」

赤松「怖くても戦わないとダメだよ、真実と」

赤松「あと、できればびっくりとか驚きもだめだよ」

最原(条件厳しいな…)

赤松「ホントにホントだよ」

最原「う、うん」

赤松「遠慮もなしで、手加減抜きでお願いね!」

最原(僕って信用されてないんだな…)

赤松「じゃあ、行こうか!こういう嫌なことはサクッと終わらせちゃおうよ!」


*推理要素はありません。真面目に考えないでください。損をします。



48: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/18(木) 21:14:21.08 ID:8A1XBQ2J0

モノクマ「まず学級裁判の簡単な説明から…………略」

茶柱「学級裁判っていってもまず何を話せばいいんですかね」

最原「とりあえず事件があったことまでを整理すると…」

AVルームにて鑑賞会

モノクマが鍵を閉める

次の日、みんなが揃ったところでモノクマが鍵を開ける

バラバラキーボが見つかる

最原「だったよね」

百田「ってことは犯人は昨日の夜から今日鍵開けるまでにキーボをAVルームに置いたってことだよな」

王馬「時間はたっぷりあるし、アリバイで犯人を絞るのは無理そうだね」

天海「しかも密室の謎を解かないといけないっす」

東条「そうね。一体犯人はどうやって死体をAVルームに運んだのかしら」

アンジー「じゃあまずは犯人が部屋に入った方法をかんがえようかー」

茶柱「と言っても、AVルームの扉には鍵穴がありませんでしたね」

真宮寺「ってことはゲームルームからあけるのは無理だネ」

ゴン太「もしかしてずっと犯人は隠れていたのかな」

夢野「あの時、キーボ以外全員AVルームの外にいたじゃろ」

百田「ってことは可能性は一つしかねーな。」

百田「犯人はモノクマに鍵を開けてもらったんだ!」

コトダマ『モノクマの証言』

最原「それは違うぞ!」

最原「モノクマによると扉の鍵を開けたのはみんなが集まった一回だけなんだ」

最原「だからモノクマに開けてもらうのは不可能なんだ」

百田「でもモノクマが嘘をついている可能性だってあるだろ」

モノクマ「だから皆疑っているけど、僕は嘘つかないよ!」

モノクマ「本当に一回きりしか開けてないんだ」



49: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/18(木) 21:19:48.24 ID:8A1XBQ2J0

天海「うーん。それじゃあどうやって犯人は部屋に入ったんすかね」

入間「お前ら馬鹿だな!こんなこともわからねーのか!」

王馬「入間ちゃんはわかったの?」

入間「当たり前だろーがっ!凡人のお前らと天才の俺様と一緒にするな!」

白銀「それじゃあどうやって部屋に入ったっていうの?」

入間「いいか。耳かっぽじってよーく聞けよ!」

入間「犯人は部屋に入ったんじゃない!キーボが部屋にいたんだ!」

ゴン太「キーボ君が部屋にいた?」

夢野「さすが天才は言うことがちがうのぉ。ウチにはどんな魔法をつかっても理解できんわい」

東条「説明してもらってもいいかしら」

入間「たっく、しょうがねーな!今回のキーボの死因はスイッチによるものだろーが!」

茶柱「そういえば!事件の光景がすさまじくて忘れてました」

真宮寺「スイッチの存在もすさまじいけどネ」

入間「つまり、犯人はいつどんな場所でもキーボを破壊できるんだ」

星「なるほど、つまりキーボが部屋に入ったところで犯人はスイッチ押したって言いたいんだな」

夢野「でもさっきと同じことでキーボはどうやって部屋に入ったんじゃ?」

入間「ちげーよ!さっき言ったろ!キーボも部屋に入ったわけじゃねー!元からいたんだよ!」

最原「元からいた?だったら誰かが気がつくんじゃないの?」

入間「気がつかない理由…それは天井にくくりつけられていたからだ!」

入間「犯人は気絶状態のキーボを天井にくくりつけておいて、外でスイッチを押したんだ…」

入間「するとパーン!とはじけて部屋に散らばったんだ!」

入間「そして事件現場のような状態の出来上がりだ!」

入間「これが俺様の推理だ!冴えているだろー!」

天海「確かにそれはできなくもないっすけど…」



50: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/18(木) 21:21:10.92 ID:8A1XBQ2J0

春川「そんなことしてたら気がつかないはずないでしょ」

最原「春川さんの言うとおりだよ。ただでさえモニターのレンズの埃を落とすときに天井を見たんだから」

最原「それに『モノクマファイル』を見てみてよ」

・死亡時刻 二日前

最原「死亡時刻は二日前だし、気絶したっていうのは絶対間違っているよ」

入間「な、なんだ。ってことはオレ様の間違いか…」

入間「まあ、大丈夫だ!次はちゃんと考えるからよ」

王馬「気にしなくていいよ!誰も君の事期待してないからね!」

入間「ぴぐぅ!ご、ごめんなさい…」

春川「けど、これでふりだしに戻っちゃったね」

赤松「犯人はどうやって部屋に入ったんだろ…」

東条「出入り口は廊下側のほうもあったわよね?そちらからじゃ入れないのかしら」

星「いや、そっちのドアは少ししか開かねーんだ。」

ゴン太「無理やりあけた形跡もなかったんだよね」

星「そうだ。オレや夢野でも出入りが出来ねーんだ。」

星「だから犯人も使うことは出来ねーはずだ」

茶柱「なるほど蟻一匹入れないというやつですね」

コトダマ『片腕程度しか開かない扉』

最原「それはちがうぞ!」



51: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/18(木) 21:23:16.24 ID:8A1XBQ2J0

最原「違うよ茶柱さん。蟻一匹どころか片腕程度なら通ることができるんだよ」

茶柱「はあ?何を言っているんですか?蟻だろうが片腕だろうが変わりないでしょうが」

ゴン太「蟻さんを差別するのはよくないよ!」

茶柱「いえ…差別したわけでは…」

最原「いや………全然変わるよ。」

真宮寺「それはどういう意味かナ?」

星「片腕程度の隙間があれば通ることができるのか?」

入間「わかったぞ!ローションを使えばいいんだな!」

王馬「ごめん、入間ちゃんは黙ってて」

東条「それで最原くん、どうやって犯人は通ることができたのかしら?」

最原「いや、犯人は出入りをしてないんだ…」

百田「はあ?出入りしないでどうやってキーボを殺害したんだ?」

最原「百田君、キーボ君は二日前から死んでいるのだから殺害はしていないんだ」

最原「ただ、中に入れたってだけなんだ」

赤松「中に入れただけ?」

入間「中に入れてってお前いくら欲情しているからって…」

真宮寺「なるほど…そういうことだったのか」

東条「私もわかったわ」

アンジー「えー?神様にもわかるように説明してよー」

最原「つまり、犯人は廊下側の扉から死んでいるキーボ君を投げ入れたんだ!」



52: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/18(木) 21:27:02.71 ID:8A1XBQ2J0

茶柱「なーにを言っているんですか。生きている人であれ死人であれ、あのドアを通ることは…」

天海「なるほど…キーボ君ならできますね…」

夢野「キーボならできるのか?変形でもしたのか」

最原「いや、死体発見時と同じままだよ」

春川「なるほど、バラバラの状態のキーボなら」

百田「片腕程度の隙間さえあれば通すことができるのか!」

王馬「キー坊は片腕以下の大きさだったからね!」

真宮寺「ククク…これはスイッチでバラバラになったって考えだと思いつかないネ。」

真宮寺「バラバラになっていることに意味はないって考えちゃうからネ」

王馬「バラバラにしたことを逆に利用したのか。やるじゃん」

赤松「これで密室事件の謎は解けたね」

最原「でもここまでなんだ…」

赤松「え?」

最原「犯人のやったことはわかったけど結局犯人は誰かまではわからないんだ」

東条「確かにさっきのやり方は誰にでもできるやり方ね」

天海「それに犯行可能時刻が長すぎてアリバイで絞るのも難しいっすからね」

白銀「いや、犯人がわかるかもしれない。だって犯人の手がかりになりそうなものを見つけたから…」

最原「え?それは本当?白銀さん」

白銀「キーボ君の遺体にさ、ピンク色の繊維がついていたんだ」

白銀「これってさ、赤松さんのベストのやつじゃないの?」



53: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/18(木) 21:28:53.14 ID:8A1XBQ2J0

赤松「え?」

白銀「キーボ君をバラバラの状態で運ぶのは地味に難しいと思うんだ」

白銀「だからカバンのようなものが必要だけど…」

白銀「赤松さんのリュックでもキーボ君を運ぶことができるよね?」

白銀「もしその中で替えのベストがあったとしたら………」

白銀「キーボ君の遺体に繊維がついてもおかしくないよね?」

百田「おいおい、赤松を疑うっていうのか?」

茶柱「そうですよ!あんなにコロシアイに反対にしていたのに…」

白銀「私だって疑いたくないよ…」

白銀「でも赤松さんならタイムリミットをなくすために殺害する可能性はあるんじゃないかって考えちゃうんだよね」

天海「確かに今回の事件は途中で初回特典がなくなったために起こった事件だろうっすけど…」

百田「赤松が犯人だとしてもそのまま隠すだろ!わざわざ学級裁判が始まるようにするわけがない!」

百田「そうだろ…赤松…」

赤松「……………」

白銀「別にこれを証拠に犯人だって決め付けるわけじゃないよ」

白銀「でもできたら自白して欲しいんだよね」

白銀「私達を助けると思ってさ…………」

最原(大変だ……赤松さんが疑われている…………)



54: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/18(木) 21:33:08.16 ID:8A1XBQ2J0

最原(赤松さんがそんなことをするはずがない!)

最原(何か他に犯人の手がかりはないのか?)

最原(それか赤松さんの疑いが晴れるようなことは……)

最原(クソ!他にピンク色の繊維があるものとかないか?それかピンク色の繊維じゃなくてミミズだったり……)

最原(そんな見間違いするわけないか………間違い?)

最原「そういえば入間さん。キーボくんのカメラがどうとかいってなかった?」

入間「ああ、言ったがそれがどうかしたか?」

アンジー「なになにー?キーボのカメラー?」

入間「そうだ!オレ様がオレ様の為につけたキーボのカメラだ!」

入間「これで健康管理しようと思ってよ。でもキーボがいなくなっちまって……」

入間「今日キーボの遺体からカメラを見つけて再利用しようとしたんだが見あたらねーんだ」

王馬「うわーケチくさいね!」

夢野「というか死体いじりなんて気色悪すぎるわ」

アンジー「そのうち神様も罰を与えるっていってるよー」

入間「ぴぐぅ!別にいいだろぉ。オレ様が作ったんだからよぉ」

真宮寺「それで……それがどうかしたの?」

最原「つ、つまり!キーボ君にカメラがなかった理由は、あのキーボくんは偽者だったからなんだ!」

最原「だから繊維が付いていても意味がないんだ!」



55: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/18(木) 21:38:08.26 ID:8A1XBQ2J0


「……………」

「……………」

最原「あれ?どうかしたの?みんな」

東条「残念だけどそれはありえないわ」

王馬「そうだよ!超高校級の探偵のくせに考えてものを言ってよ!」

天海「そうっすよ。だったらあのキーボの遺体はなんですか?」

最原「それは………誰かが精巧につくったロボットで……」

入間「誰がそんなもの作れるんだよ!オレ様ぐらいだぜ!そんなもの作れるのはな!」

天海「誰かが赤松さんを陥れるためにロボを作り、繊維も盗んでくっつけた、とでも言いたいんっすか?」

真宮寺「まあ、仮にそれを作れたとしてもサ。死体発見アナウンスはどうなるの?」

星「そうだな。偽者を見つけても死体発見アナウンスはならねーぞ」

王馬「その通り!だからあそこにあったキーボは本物だったんじゃないの?」

王馬「それともアレが偽者でも発見アナウンスがなる方法があるの?」

最原「それは………その………」

最原(なにか……なんでもいいから考えるんだ………)








最原(……………)

最原(………………………)








最原(違う…………考える必要なんてない……だって…………僕は知っているんだ……)

最原(どこかで経験した覚えはないけど……なぜか知っているんだ………)



56: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/18(木) 21:39:05.81 ID:8A1XBQ2J0


コトダマ『散らばった砂』

     ↓

コトダマ『キーボ粉』

*コトダマが変化しました



58: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/18(木) 21:42:45.82 ID:8A1XBQ2J0

最原「死体発見アナウンスがなった理由…………それは…………」

最原「キーボ粉だよ!」

白銀「え?」

赤松「え?」

百田「キーボ粉だと?なんだそれは…………いや」

百田「なんとなくわかる、なんでだ?俺にはわかるぞ!」

茶柱「転子も初めて聞いたのに……とても心地よい…懐かしい感じがします。」

入間「そうだ。偽キーボにキーボ粉……それで死体発見アナウンスがなる…」

入間「なぜだか納得できる!」

アンジー「神様もキーボ粉のこと知ってるってーいってるよー」

ゴン太「ゴン太もどこかで聞いた覚えがある気がする」

夢野「んあーウチもじゃ」

東条「私も覚えがあるわ……どこで聞いたのかしら?」

天海「なんでなんっすかね?」

春川「デジャヴってやつ?」

真宮寺「僕も薄っすらと覚えがあるヨ」

王馬「オレもオレもー!なんでだろうね?」

星「オレはあんまりないんだが…確かにあるぞ」

最原「とにかく!AVルームには粉がちらばっていた!アレがキーボ粉なんだよ!」

入間「いやダメだ!キーボ粉なわけがねえ!」

最原「え?どうして?」

入間「オマエラにもわかるはずだ!キーボ粉を作るには研究教室にある便利なミキサーを使わないといけないんだ!」

入間「そのミキサーは今はまだ作ってないからキーボ粉は作れないんだ!」

東条「確かにそんなものも必要だった気がするわ」

天海「なんでそんなもの作る予定だったんすか?」

入間「なんとなく作る予定だったんだよ!」



59: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/18(木) 21:44:06.58 ID:8A1XBQ2J0

最原「大丈夫!今回はキーボ君がバラバラになるスイッチがあるからね!」

最原「それを連打すれば粉々になるんじゃない?」

東条「なるほど…それでキーボ粉の完成ね」

百田「なるほど!流石終一だな!」

最原「ありがとう百田くん!」

春川「なんで終一呼び?」

百田「なんとなくだよ!気にすんな、ハルマキ!」

春川「ハルマキ?まあいいけど………」

赤松「なんだかよくわからないけど……そこまでわかったなら仕方ないね……」

最原(そういうと赤松さんは目の前にスイッチを置いた)

赤松「最原くんと白銀さんの言うとおりだよ…今回キーボ君を殺害したのは私……」

赤松「そしてスイッチを連打してキーボ君を粉々にしてしまいました」

赤松「みんな……本当にごめん!」

最原「そんな………」

百田「クソッ!こんなことってあるかよ……」

夢野「残念じゃのう……」

東条「終わってしまったことに関してはとやかく言うつもりはないわ」

東条「ただ、次のことを考えましょう」

東条「赤松さん。あの偽者のキーボ君はあなたが作ったの?」



60: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/18(木) 21:48:13.11 ID:8A1XBQ2J0

赤松「……違うよ。信じてもらえないかもしれないけどキーボ粉は盗まれたんだ」

最原「盗まれた?」

赤松「そう。そしてどこを探しても見つからなくて…」

赤松「今日突然見つけたんだ。死体発見現場でね」

白銀「だ、だれがそんな話を信じ…」

最原「僕は信じるぞ」

百田「もちろん俺もだ!ハルマキも信じるよな?」

春川「別に……ただ…おかしなところがあれば最後まで考えるだけだよ」

夢野「ウチも信じるぞ」

茶柱「さすが夢野さんです!もちろん転子も信じます!」

真宮寺「クク…こんな状況でも信じるなんてやっぱり人間っていいよネ!」

ゴン太「ゴン太も信じるよ」

最原(みんなが信じてくれる。やっぱり赤松さんはすごいや)

東条「となると別の誰かが偽キーボを用意したと思うけど」

アンジー「それは黒幕が用意したって神様も言ってるよー!」

天海「謎の記憶から考えるとそれしか考えられないっす」

星「でもそれをどうやって見つけるんだ?」

白銀「いやーいないと思うけどなー」

茶柱「転子、何か覚えているような気がするんですが……」

百田「俺もだ……なんかこの中に黒幕がいると思うんだが」

春川「誰だっけ?なんかライトもってる人だっけ?」

王馬「すごく怪しい行動をしていた覚えがあるなぁ」

入間「いや……なんか見苦しく抵抗してた覚えもあるぞ!」

最原「クソ!全然思い出せない!」

赤松「黒幕はだれなんだろう……」

赤松「全然わからない……どうしよう……」


1.考える

2.諦める

※注意 安価ではありません。
ただここからルート分岐するだけです。



61: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/18(木) 21:50:53.41 ID:8A1XBQ2J0

1.考える

赤松「いや…黒幕を特定する方法があるかもしれない!」

最原「本当?赤松さん!」

赤松「このスイッチを使うんだよ!」

王馬「そのスイッチを使うって、もうキー坊はいないんだよ」

赤松「いや大丈夫。実はこのスイッチは、押すたびにキーボが破裂するんだ。キーボ粉状態でもね」

赤松「さっきキーボ粉が盗まれたって言ったよね?」

赤松「実は瓶詰めしてあったんだけどビンごと盗まれたんだよね」

赤松「私はその瓶を探したけどどこにもなかった」

赤松「もし、そのビンを犯人がもっていてその中に少しでもキーボ粉が残っていれば」ポチ


パァァァァァァァンンンン!


白銀「痛ぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

赤松「犯人はなんらかのリアクションをしめすだろう」

王馬「というかもう結果はでちゃったね」

真宮寺「ククク……まさか白銀さんがね」

白銀「違う……これはたまたま拾った瓶で……」

東条「思い出しかけてきたわ……確か黒幕は白銀さんで間違いがないはずよ」

百田「そうだ!俺も思い出しかけてきたぞ!」

夢野「ウチもじゃ!」



62: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/18(木) 21:52:16.10 ID:8A1XBQ2J0

白銀「くそう!もうダメか!」

春川「そうだよ。黒幕が分かった以上本気で行くよ…」

春川「1対14…さっさと投降しなよ」

ゴン太「そうだよ!はやく謝ったほうがいいよ。そうしないと…」

ゴン太「みんなを守るためゴン太ががんばって白銀さんを捕まえるよ!」

夢野「そうじゃ。おとなしくせい!」

転子「そうです!いくら女子でも転子は手加減しませんよ!」

王馬「こんな形で学園生活が終わっちゃうなんてね!」

東条「私達もできれば手荒な真似はしたくないわ」

真宮寺「僕も争いは好きじゃないヨ。降参してくれるかナ?」

天海「観念するっす」

赤松「まさか白銀さんが…」

星「なんかあっという間に黒幕がわかったな」

百田「油断するな!!白銀にはあれがある!」

白銀「そうだよ…」

白銀「こんなこともあろうかと…………緊急で作った……」

そう言うと白銀さんは隠し持っていた思い出しライトのようなものを取り出した。

白銀「この『最近の記憶改変ライト』でね!」



63: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/18(木) 21:55:46.81 ID:8A1XBQ2J0

最原「あっ!?そのライトは!?」

夢野「『思い出しライト』とは違うやつじゃ!」

転子「そうでした!彼女にはそれがありました!」

白銀「一応説明すると最近の記憶がなくなってまた学園生活に元通りになるライトだよ!」

白銀「実を言うと、この学園生活を見ている人がいてね。その人たちのために仕切りなおすわけ!」

白銀「というわけで!じゃあね!」

百田「!!」

百田「行動が早い!ハルマキ!ゴン太!あいつにライトのボタンを押させるなっ!」

春川「もちろん!あいつにはライトをつけさせないっ!」

ゴン太「わかったよ!ゴン太がんばる!」

白銀「いいや!限界だ押すね!」


















ポチ!

パァァァァァァァンンンン!


白銀「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

その瞬間、白銀さんに激痛が走ったであろう。



64: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/18(木) 21:56:58.34 ID:8A1XBQ2J0

赤松「私が押すスイッチのほうが早かったようだね」

最原「あ、危なかった」

白銀「あ、あと少し……だったのに」

星「勝ちを急いだな…瓶を手放しておけば勝ってただろうに…」

真宮寺「キーボ粉のおかげで助かったヨ。キーボ君に感謝だネ」

茶柱「それと赤松さんのおかげで助かりました」

王馬「やれやれ、ヒヤヒヤしたよ~」

モノクマ「勝負は済んだかな?」

白銀「モノクマ!」

そう言うとモノクマはキーボ君の髪の毛の一部っぽいものを装着した。

モノクマ「うぷぷ。キーボ君のアンテナが壊れちゃったからボクが作って着けてみたの。似合うでしょ~」

最原「そうなんだ……」

最原(似合ってない)



66: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/18(木) 22:00:25.35 ID:8A1XBQ2J0

モノクマ「おしかったね白銀さん。でも気にしなくていいよ!内なる声はまあまあ満足しているようだし」

モノクマ「発表しまーす!これが内なる者達の声でーす!」

『白銀ドンマイ!もうちょい赤松さんに罪を擦り付ける努力しような』

『これからどうなるか楽しみだったのに…微妙なラストだった。始まってもなかったか』

『キーボが変形して扉の隙間通るのを見たい』

『キーボがかわいそうだった。あんなスイッチあったら詰みじゃん』

『「絶望の脱出ロード」成功が真ルートなんだろ?』

『デジャヴって怖いな』

『俺たちのダンガンロンパ返せよ』

『いきなり話が急展開したな。バグかと思った』

『シリーズすべてやったけど一章で終わるとは…予算たりないのか?』

『課金ゲーなんだろ』

白銀「び……微妙」

モノクマ「これ以上のゲームは意味がないのでやめさせてもらいます!」

モノクマ「はいはい!というわけでこの学園生活も終わりー」

モノクマ「みんなもこの学園を出てっていいよー僕たちはまた新たな学園生活を作るために忙しいしねー」

モノクマ「それじゃ、ばいば~い」

そういってモノクマはどこかへ行ってしまった。



67: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/18(木) 22:06:36.74 ID:8A1XBQ2J0

その後、白銀さんはうずくまったまま動かなかった。

赤松「…白銀さん…………」

白銀「…………」

赤松「白銀さんも行こうよ!外の世界に」

白銀「……私はあなた達を裏切った黒幕なんだよ」

赤松「それを言ったら私だってキーボ君を壊した犯人だよ」

赤松「でも…外で友達になろうっていったじゃん!」

赤松「だから……私達と友達になろうよ」

白銀「……………わかったよ。改めてよろしくね!」

最原(これでめでたし…でいいのかな?)

この後、隠し部屋に行くと使い捨てカメラが大量に置いてあったので超高校級のカメラマンと冗談で言ったら殴られた。





結局、なんでキーボ粉を覚えているのか経験したことのない記憶があるのかいろいろ疑問は残るが

僕たちは夢にまで見た学園脱出を成功させ、友達になったのだ。

ただ、そこにキーボ君はいない。

この結果はキーボ君の犠牲の上で成り立っていることを忘れてはいけない。

あくまできっかけだが、キーボ君の遺体を隠そうとしたおかげで脱出できたのだ。

僕はキーボ粉をビンに詰めて(少量)それをキーボ君の遺体代わりにして大切に持ち歩くことにした。

できればキーボ君と一緒に………全員で卒業したかったな。

ありがとうキーボ君。さよならキーボ君。君は最高の友達だ。

君の事は一生忘れないよ。






『1.考える』ルート

おわり



72: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/19(金) 19:05:53.83 ID:4yDi6LXt0

>>60の分岐

2.諦める

赤松(ダメだ…白銀さんがキーボ君探しに熱心だったことしかわからない…)

モノクマ「はい!そこまでー!タイムリミットです!」

最原「タイムリミット!?そんなこと聞いてないぞ!」

モノクマ「あれー?言ってなかったっけ?ま、別にいいじゃん!」

モノクマ「今回犯人によってキーボ君が見つかるまで時間稼ぎされたからね。あきちゃったんだもん!」

モノクマ「というわけで皆さん犯人だと思う人を指定してね」

真宮寺「何か不都合なことがあって、結果を急いでるんじゃないの?」

百田「やっぱり、首謀者がいるはずだ!クソ!なんで思い出せないんだ!」

赤松「とりあえずみんな!私に投票して!」

東条「でもそうするとあなたが…」

赤松「いいから!私のことは気にしないで!」

赤松「投票してからも時間があるはずだから!それに賭けよう!」

ゴン太「うう…赤松さんゴメンね!」

……………………

………………

…………

モノクマ「はーい!正解でーす!犯人は超高校級のピアニストの赤松楓さんでした!」




73: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/19(金) 19:07:56.17 ID:4yDi6LXt0

最原「だ、だれか思い出せた?」

白銀「だめ、全然思い出せないよー」

アンジー「神様も寝ちゃって、黒幕がだれか教えてくれないよー」

星「なんでもいいから誰か思い出せないのか!時間がねえ!」

茶柱「転子はダメです!」

王馬「というより、その記憶で首謀者を当てることが無謀だったんだよ」

王馬「赤松ちゃん…残念だけど諦めて…」

最原「そんな…ダメだ!だったら僕がなんとか!」

赤松「やめて!」

最原「あ、赤松さん……」

赤松「そんなことしたら最原くんが死んじゃうじゃん」

赤松「いいんだよ…私の願いは君がかなえてくれるでしょ」

最原「そんなこと言わないでくれよ!その願いだったら一緒に叶えようよ!」

赤松「最原くん、最後に思い出したんだけど、最原君のぼ…」

モノクマ「はいはい、もうお話はお終いね!」

モノクマ「それでは赤松さんにオシオキを実行しまーーす!」

こうして最後の赤松さんの言葉を全て聞くことがなく、赤松さんはオシオキされてしまった。



74: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/19(金) 19:10:50.25 ID:4yDi6LXt0



最原の個室


最原「ダメだ、思い出せるのはキーボ粉のことだけ。」

最原「あと…かろうじてプレス機について思い出せるけど…」

最原「肝心の首謀者について全然思い出せないよ…」

最原「…………………………………………」

最原「そういえば、赤松さんは最後に何を言おうとしたんだろう…」

///////////////////////////

赤松「最原くん、最後に思い出したんだけど、最原君のぼ…」

///////////////////////////

最原「最原君のぼ……」

最原「『ぼ』で始まるもので考えれば…」


赤松『最原くんのボケカス!!』

赤松『最原くんのぼんくら!!』

赤松『最原くんの凡夫!!』


いや…最後に悪口を言う人じゃなかった…


赤松『最原くんのボンド!』


もってない


赤松『最原くんのボードゲーム!!』


遊んでいる時間はない



赤松『最原くんのビデオ』

ビデオなんて持ってないし、『ぼ』で始まってすらいない



赤松『最原くんの防弾チョッキ!!』


そんなもの着ていない



赤松『最原くんの帽子!』



75: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/19(金) 19:15:26.41 ID:4yDi6LXt0

最原「まあ、確かに帽子はつけているけどさ…」

最原「あ、そうだ!思い出したぞ!」

僕はあることを思い出すと自分の帽子を手に取った。



そしてビリビリに引き裂くと帽子からDVDディスクがでてきた。

最原「僕は帽子にDVDを入れることがあったんだ」

最原「でもこのディスクに見覚えはないな。いったいいつ入れられたんだ?」

最原「いや、大事なのは内容だ!すぐに中身を見よう!」

最原「AVルームに行くぞ!」


AVルーム

最原「さて、再生っと…」

僕はDVDレコーダーに帽子に入っていたディスクを入れるとすぐに再生をした。

するとそこには驚きの人物が映っていた。









天海『やあ、最原君!でいいんすかね?このDVDを見ているのは?』



76: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/19(金) 19:22:32.76 ID:4yDi6LXt0


天海『誰かわからないっすけどこのDVDの存在を思い出してくれて良かったっす』

天海『まあ、いろいろ聞きたいことはあると思うっすが』

天海『このDVDを見ているってことはキーボ君が粉になって…』

天海『そしてキーボ粉についての古い記憶が蘇ったはずっす』

天海『なんでキーボ粉についての古い記憶が蘇ったのかをまず説明させてください』

最原「なんなんだこのDVDは?」

天海『その古い記憶は平行世界の最原君が体験した記憶を思い出しているんです』

天海『なぜそんなこと出来るかは記憶ライト…』

天海『その副作用によるものだと考えていいっす』

天海『そして、何故かいろいろな平行世界でキーボ粉が誕生しているんすよ。いろいろなことが原因でね』

天海『まあ…かくいう俺も………』



77: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/19(金) 19:25:45.75 ID:4yDi6LXt0


/////////////////////////////

プップー

最原「お~い、天海く~ん」

天海「最原くんじゃないっすか。どうしたんっすか?こんな車」

最原「カジノでブレインドライブ式の車が当たっちゃってさ。早速ドライブしているところなんだ」

天海「そうなんっすか。いいっすね」

最原「良かったら天海くんも乗る?割とこれスピード出るんだ」

………………………………

…………………………

天海「…最原君。俺にも運転させてもらってもいいっすか?」

最原「別にいいよ。これATだから運転しやすいけど、事故だけには気をつけてね」

天海「大丈夫っす。俺の華麗なドライブテクニックを見て欲しいっす。ただ、校舎を回るだけですけど」

最原「わかったよ。じゃあ、隣でじっくり見させてもらうよ」

*登場人物は全員自動車免許を持っております。
無免許運転はやめましょう。

……………………

……………

その後、天海くんはキーボ君を轢いてしまいました。

天海「どうなるっすかね…これ…」

最原「どうなるも何もこれは裁判不可避だよ…天海くんのせいで……」

天海「いや、確かに俺がキーボ君を轢きましたが車は最原くんのじゃないっすか」

最原「関係ないよ!運転していた天海くんがクロだよ!」

……………

………


天海「形はもう決めてあるっす。さっき事故ったときに車に傷がついたボンネットにするっす」

天海「名づけてキーボンネットっす」

最原「あ!ならついでにバンパーの部分も作ってくれない?バンパーの部分のダメージがでかかったんだよね」

天海「最原くんふざけてるんすか?車の修理しているんじゃないんすよ?キーボ君に失礼だと思わないっすか?」

最原「ご、ごめん…」

最原(天海くんが轢いたくせに…)

天海「一応仲間だったこと忘れてないっすよね?修理したい気持ちは捨ててください」

天海「あくまでも隠蔽の為にやってるんっすからね」

最原「そ、そうだったね。気をつけるよ」

天海「それにキーボバンパーなんて名前が合わないじゃないっすか。センスないっすよ」

最原(まさかそれが一番の理由じゃないだろうな…)

僕は車に乗り、天海くんは車を発進させた。

車は校舎内に入り、階段を下りて図書室へと入り、隠し部屋へ特攻した。

/////////////////////////////



78: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/19(金) 19:28:21.05 ID:4yDi6LXt0



天海『とまあ、こんな風にキーボ粉ができる世界が増えていったっす』

天海『その度に平行世界同士で記憶が共有されているっす』

天海『そしてきっかけがあれば思いだせるっす』

最原「なるほど…そういうことだったのか」

最原(校舎内を車で走るなんて見たことないし、今後もないんだろうな)

天海『ま、この話はここまでにして次の話に入るっす』

天海『まず、首謀者については自分で思い出してください。』

天海『大丈夫。君ならできるっす』

天海『そして今君にはやって欲しいことがあるっす』

最原「やってほしいこと?」




79: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/19(金) 19:31:41.27 ID:4yDi6LXt0


天海『それは今から過去に戻って首謀者を捕まえて欲しいっす。』

最原「過去に戻る?そんなことできるのか?」

天海『過去に戻り、首謀者を捕まえれば、今亡くなっている人も生き返るし』

天海『他のすべてのキーボ君を救うことができるっす』

天海『お願いします。すべての世界のキーボ君を救ってください』

天海『まずはやり方を教えるっす。東条さんに協力を仰ぐといいっす。必要なものはキーボ粉で…』




超高校級の発明家の研究教室

東条「ここには色々な加工機器があるから金属の加工にうってつけね」

最原「そうだね。懐かしさも感じるよ」

東条「そうね。とりあえずキーボ粉をこの溶鉱炉に入れて熱し、キーボ粉を液体にする」

東条「その間に3D-CADと加工機で球体の金型を作りましょう」

東条「作った金型に熱したキーボの液体を入れ、急速に冷やす」

東条「これでキーボ君は7個の球体になったわ。名づけてキーボールと呼びましょう」

東条「キーボ君に敬意をこめて、ワックスで拭いておきましょう」

最原「そうだよね。敬意は必要だよね」

東条「ふう…ピカピカになったわ」ピカピカ

最原「よし、必要なものは手に入れたぞ!」



80: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/19(金) 19:34:09.17 ID:4yDi6LXt0


最原「出でよ!何かしら願いを叶えてくれるものよ!」

僕はキーボールにそう言うとキーボールが光だし、その光からウサギのような生き物が現れた。

ウサミ「あなたの願いは何でちゅか?」

最原「時間を元に戻してくれ!」

ウサミ「わかりまちた!それ!時間よ戻れ~!」

すると辺りが光だし、僕はそこで意識を失った。



81: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/19(金) 19:35:59.88 ID:4yDi6LXt0

バタ!

記憶がぼーーっとする。


ここは何処だ?



手を伸ばしてみる。




するとそれはドアだったようでドアが開き、僕はバランスを崩す。




僕は倒れこんだ。




顔をあげる。



そこには赤松さんがいた。



82: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/19(金) 19:40:02.21 ID:4yDi6LXt0


最原「え?え?」

最原(僕は本当に時間を戻ったのか?)

赤松「まあ、混乱するのはわかるけど落ち着こうよ」

赤松「私もさっぱりわかんなくて…」

最原(ロッカーから出てきたってことは本当に一番最初のところか)

最原「ゴメン。信じられないかもしれないけど、僕と君は別の場所であったことがあるんだ」

赤松「え?何それ?……もしかしてストーカー?それとも誘拐犯?」

最原「違うよ!そうじゃなくて…」

最原(記憶があるのは僕だけなのか…)

最原(でも赤松さんが生きていればそれで…)

最原(いや、キーボ君も助けないと…)

最原「とりあえず、君に聞きたいことがあるんだ」

赤松「え?何?…………怪しいなぁ…」

最原「大丈夫。一つだけだから…」










最原「キーボ粉って知っている?」

赤松「……………………」

赤松「………………………………」

赤松「……………あ……………………………」

赤松「うん!知っているよ!最原くん!」

最原「思い出したんだね!」

赤松「うん!今ならみんな生きているよね?」

最原「多分。とりあえず、白銀さんを捕まえよう!」

赤松「よし!確か龍の像のところにいたよね?」




83: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/19(金) 19:43:43.53 ID:4yDi6LXt0

白銀「うーん。これは良い像だ…」

白銀「あれ?誰かが走ってくる……?」

最原「うおおおおおおおおお!!!!」

赤松「うおおおおおおおおお!!!!」

白銀「何あれ!?なんだか不味い予感がする!」

白銀「逃げないと!」

最原「あ!白銀さんが逃げた!」

赤松「追いかけないと!」

赤松「仕方ない!ブレインドライブで追いかけよう!」

赤松「最原くん!助手席に乗って!」

最原「わかった!!」

最原(まさかまた屋内で車に乗るなんて……)





こうして僕たちは白銀さんを車で追いかけた。

途中、白銀さんに階段を上下されたのですぐに車は廃車になった。

しかし、記憶を元に戻したのは赤松さんだけではなかったらしい。

百田くんや春川さん。他のメンバーも記憶を思い出したようで、みんなで白銀さんを追いかけた。

そして、図書室まで追いつめることに成功した。



85: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/19(金) 19:48:52.70 ID:4yDi6LXt0

白銀「タイム!タイム!」

白銀さんは追い詰められたからなのか降参をした。

百田「お前が何も抵抗しないっていうならこっちからも何もしねぇ」

百田「とにかく、この学園から外に出してくれ!」

白銀「ちょっと待って!みんな勘違いしているよ!私は首謀者なんかじゃないよ!」

春川「はあ?なにその嘘?もっとマシな嘘つきなよ」

白銀「ホント!ホント!私はただ記憶改変ライトで首謀者にされただけなんだよ!」

王馬「へえー。じゃあその証拠がある?」

白銀「もちろん!今ならマザーモノクマに私が声をかけても反応しないはずだから見てみてよ!」

最原「わかった。とりあえず、確かめてみよう」

天海「最原君。油断しちゃダメっすよ」

白銀「いやいやホントなんだって…」




そして、隠し部屋に行きマザーモノクマに白銀さんは声をかけた。

しかし、反応なし。モノクマを作ることはできなかった。

白銀「ね?だから言ったでしょ?」

東条「白銀さんの持ち物をチェックしたけれども、記憶改変ライトのようなものは持ってないわ」

王馬「ってことは本当に抵抗する意思もないんだね」

最原「ってことは今まで真の黒幕とは違う人を僕たちは追い詰めていたのか。」

最原「しかも仲間なのに…………ごめんね白銀さん」

春川「私も…………嘘つきって言ってごめん」

白銀「いいよ、気にしないで…。私だって記憶改変ライトのせいで首謀者の望むような動きをしちゃったんだから」

赤松「でも白銀さんが本当はいい人でよかったよ!」

真宮寺「僕の目に狂いはなかったことに安心したヨ」

真宮寺「彼女の今までの行動が嘘じゃなかったことなんだからネ」

百田「くそ!白銀のことを利用したこのゲームの黒幕は絶対許さねえぞ!」

夢野「それで?その黒幕はどこにいるんじゃ?」



86: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/19(金) 19:52:03.89 ID:4yDi6LXt0


白銀「チームダンガンロンパって組織………どこにいるかわからない。でも外の世界にいるはずだよ!」

茶柱「そうですか。か弱い女子を操るなんてこの転子が成敗します!」

ゴン太「ゴン太だって!紳士は女性を守るものだから!」

アンジー「アンジーも黒幕を見つけるのに協力するよー!」

入間「このオレ様を利用したんだ。ぜってー仕返ししてやるからな。」

白銀「とりあえず、外に出る方法はわかってるけど…」

白銀「あのさ、地味に危険だし外にでて普通に暮らすだけでも…」

白銀「この状況はそこのキーボ君の内臓カメラで見られているわけだし…」

赤松「何言っているの!ここには超高校級が16人もいるんだよ!」

赤松「出来ないことはないって!」

最原「そうだね!それに外にでてやることもあるし」

星「やれやれ…そうだったな」

東条「やっとみんなの依頼……願いが叶うのね」

夢野「ここまで長かったのう…」

キーボ「そうですね」

天海「この世界では全然時間が経ってないっすけどね」

最原「よし!それじゃあ外に向けて出発だ!」



87: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/19(金) 19:54:58.88 ID:4yDi6LXt0


こうして僕たちは夢にまで見た学園脱出を成功させ、友達になったのだ。

しかも、そこにキーボ君がいるのだ。

色々な世界線でキーボ君の犠牲があったことでこの世界の僕たちがいるのだ。

ただ、僕達のような人たちをなくすためにもチームダンガンロンパを止めないといけない。

僕はキーボ君(本人)と共にこれからも歩いていくだろう。


ありがとう他の世界のキーボ君。さよならキーボ粉。君達の事は一生忘れないよ。

最原「これからもよろしくね!キーボ君!」






『2.諦める』ルート

おわり


隠蔽シリーズ   完結



88: ◆14iW9oDzjQ 2018/01/19(金) 19:57:13.26 ID:4yDi6LXt0


これで隠蔽シリーズは完結です。
ダンガンロンパシリーズも最後は超展開だし、最後は超展開にしましたが不満があったらごめんなさい。
いままでのシリーズを読んでくれた人、今回の話を読んでくれた人に感謝します。

またssを書くことがあったらよろしくお願いします。



元スレ
赤松「キーボ君が粉々になった……」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1516103226/
このエントリーをはてなブックマークに追加
Clip to Evernote

        • 月間ランキング
        • はてぶ新着
        • アクセスランキング

        SSをツイートする

        SSをはてブする

        コメント一覧

          • 1. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2018年01月19日 23:03
          • 赤松がサイコ入りまくってオーディション松じゃねえかと面白がってたら最後の超展開で冷めた…
          • 2. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2018年01月19日 23:21
          • おそらく真顔のままスイッチを連打する赤松…
            ゴリラか何かかな?
          • 3. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2018年01月19日 23:41
          • 本家の999と同じようなオチだネ
          • 4. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2018年01月19日 23:58
          • これはこれで良かった。
            作者お疲れ様でした。
          • 5. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2018年01月20日 01:53
          • 星と是清と王馬のがないよ。
          • 6. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2018年01月21日 19:26
          • キーボーンネットに個人的にツボッたww
          • 7. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2018年01月24日 03:59
          • 待ってたけど、星塩王馬なしで最終回か。ちょっと残念。
          • 8. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2018年01月24日 04:01
          • ロケットを白銀編とすると、女子は全員キーボを壊したんだね。
          • 9. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2018年02月03日 14:26
          • このロボットいつも殺されてんな

        はじめに

        コメント、はてブなどなど
        ありがとうございます(`・ω・´)

        カテゴリ別アーカイブ
        月別アーカイブ
        記事検索
        スポンサードリンク
        画像・動画
        • 【デレマスSS】P「浅利七海が海を避けるようになった」前川みく「マジか」
        • 【デレマスSS】P「浅利七海が海を避けるようになった」前川みく「マジか」
        • 【デレマスSS】P「浅利七海が海を避けるようになった」前川みく「マジか」
        • 安部菜々「いくつもの時を超えて、ドアが開く」
        • 安部菜々「いくつもの時を超えて、ドアが開く」
        • 美少女「…あんたのことが好きどす」お前ら「あーはいはい嫌味ねwwww」
        • 北沢志保「雨が止むまで」
        • 北沢志保「雨が止むまで」
        • 黒騎士(♀)「貴様…………私のそばへ、来い。」
        • P「ピクミン?」
        • P「ピクミン?」
        • 奏「3連休…」文香「引きこもり組…」美嘉「イェー…」パチパチパチ
        • やよい「クレジットカード?」
        • ユミラウネ「リコッタチーズパンケーキッ」藍子「食べてみる?」
        • ユミラウネ「リコッタチーズパンケーキッ」藍子「食べてみる?」
        • ユミラウネ「リコッタチーズパンケーキッ」藍子「食べてみる?」
        • ユミラウネ「リコッタチーズパンケーキッ」藍子「食べてみる?」
        • 【安価】彡(゚)(゚)「反応が二つ…!戦闘力>>3と>>4!!」
        新着コメント
        最新記事
        LINE読者登録QRコード
        LINE読者登録QRコード
        スポンサードリンク

        • ライブドアブログ
        © 2011 エレファント速報:SSまとめブログ. Customize by yoshihira Powered by ライブドアブログ