俺「ククク、どうだ?俺の洗脳の能力によってヒロインから攻撃される気持ちは?」主人公「くっ…」
主人公「ヒロインッ! 目を覚ましてくれ!!」
ヒロイン「……」
俺「ククク、無駄だ。俺の意思がない限りヒロインが正気に戻ることはない」
主人公「ならお前を直接叩くだけだ…!」バッ
俺「ハン、馬鹿の一つ覚えか……ヒロイン!」
ヒロイン「……」バッ
主人公「なっ!?」ピタッ
俺「やれ」
主人公「ぐああああああああああああああああ!!」
主人公(くっ、だめだ、俺にはあいつを攻撃することなんてできない…)
俺「さぁやってしまえ!」
主人公「すまない、ヒロイン…!」
ヒロイン「……」
ポタッ
主人公「?……なんだ、あれは……ッ!?」バッ
ヒロイン「……」ツゥーー…
主人公「……なみ、だ…?」
主人公(身寄りのない上にこんな力を持って生まれてしまったがために周囲から疎まれ避けられ責められ続けていた俺に、唯一手を差し伸べてくれたヒロイン)
主人公(オレはヒロインのおかげでここまで来ることができたんだ)
主人公(いつも笑ってる、あいつの笑顔のおかげで立ち上がることができたんだ)
主人公(そんなヒロインをよくも……よくも……)
主人公「……泣かせやがったな、テメェーーーー!!!」ゴォッ‼︎
俺「ッ!? 何だこの光は! 一体何が起こっている!?」
俺(この力、“あのお方”にも届きうる…!)
俺「クッ、俺を守れヒロイン!」
ヒロイン「……」
俺「ヒロイン!?」
俺「何てことだ!洗脳は解けていないがあまりにも強い主人公のオーラの近くにいるせいで洗脳が上手くコントロールできない!」
俺「ひぃ!?」ブリッ
俺「はわ……はわわわぁ……」ジョロロ…
俺(お、俺はどうすればいいんだ。どうすれば助かる!?)
俺が助かる方法>>16
俺(こんなバケモノだなんて聞いてないぞ!勝てるわけがない!!)
主人公「……遅ぇ」シュンッ
俺「なっ!?」
DEAD END
1.はい
2.いいえ
俺(あまりの恐怖に立ったまま失神して夢を見てしまっていたようだ)
俺(と、とにかく逃走はダメだ。俺は能力はすごいが身体スペックはヒキニートレベルだ。今のヤツから逃げ切れる気がしない!)
俺「何か…何かないのか!?」
>>32
俺(来世に期待…かな)
DEAD END
1.はい
2.いいえ
>>39
俺(あまりの恐怖に現実逃避していたようだ)
俺(というか死ぬのは嫌だ…まだ童貞なのに死ぬのは嫌だ…)
俺「俺は…生きたい!」
>>46
主人公「ッ!!」
俺「洗脳ビーーーム!!!」
ミョンミョンミョンミョン
俺「……へぁ!?」
俺(まあそうだよな。なにせ主人公のオーラのせいで近くにいるヒロインも洗脳解けかかってるし)
DEAD END
↑これもういらない?
これしかないな
増援待ちの時間稼ぎに手品を見せる
って嘘ついてみる
俺(また夢か)
俺(俺の能力は洗脳をすることと解除することだけ。100m走は20秒、握力は20キロ)
俺「でも何かあるはずだ……何か……何か!!」
>>72
俺(主人公は洗脳されていたはずのヒロインにかすり傷一つ負わせることは無かった)
俺(ならば!俺がヒロインに化けてやればどうだ!?)
俺(愛しの女の顔をした人間を見せれば少なからぬ動揺をするはず!)
俺「まあ変装とかそんな特技ヒキニートにあるはずないんだけど」
DEAD END
俺(いい加減やばくないか俺、幻覚見すぎだろ)
俺(この状況を打開する方法……主人公の力のせいで洗脳を掛けることは不可能。洗脳以外にこれといった特技はない)
俺(俺の所持金は二千円…ポケットの中には飴ちゃんとパチ屋のポケティーと連絡用のガラケーが一台)
俺「何か……何かないのか!?」
>>92
俺(もうだめだよぉ…こいつつよすぎだよぉ)
俺「あぁあああああああぁぁあああ許してくださいぃぃいいいいぃぃいいいいい」ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!
俺「痛いのやだぁ!!!怖いのいやだよぉ!!!」ブリブリブリブリュリュリュリュブブブ
主人公「……」
俺「許してぇぇぇ!!!なんでもすりゅからぁぁぁぁ!!!」
主人公「……顔、上げろよ」
俺「!」パァァァァ
俺(だめだ!どうしても許してもらえる気がしない!まぁそりゃそうだよな!)
俺(本来なら心優しく虫も殺さないような性格の温厚な主人公がここまで怒ってるとか)
俺(組織の報告書でもここまで怒らせた記録ってないし、俺が謝ったって許してくれるわけないよな!)
俺「何か……何か手は……」
>>116
主人公「……俺はまだ人を殺したことはない」
俺「…………ハッ!?!?」
俺(そういえば組織の人間が何人も返討ちにあってるけど死人の報告は一件も無かったっけ)
DEAD END
俺(このままでは俺が最初の一人目になってしまう)
俺(主人公は大のお人好しで自分を殺しに来た人間にすら命を奪うようなことはしなかった)
俺(でも今のこの殺気やばいよ…絶対死ぬよ…)ジュワァ
悪いのはアイツらなんだ!
俺(俺と主人公とヒロインの位置関係…俺とヒロインの方が近い。だいたい3,4歩くらい離れてる)
俺(俺と主人公の距離……20歩くらいか?)
俺(しかし覚醒したヤツに掛かれば一瞬で詰められる範囲内だ)
俺(そして俺の所持品はガラケーと二千円とポケティーと飴ちゃん…)
俺(能力を過信しないで武器くらい持ってくれば良かったけど鉄砲撃ったら肩外れるしナイフは不器用だし…)
俺(どうする!?)
>>142
主人公「…あ?」
俺「じ、実はだな……へへっ、おお俺も組織の人間に操られていたんだ…」
主人公「……」
俺「ほ、本当だぞ!組織にはなぁ、俺以外にも洗脳系の能力者はいるんだ!洗脳の能力者は希少だけど組織にはいるんだ!そして俺は操られていたんだ」
主人公「……」
俺「俺も本当はこんなひどいことはしたくなかったんだ。人を傷つけて気持ち良いとか信じらんない。洗脳したヒロインを後であんなことやこんなことしてグヘヘなことしようだとかそんなこと考えてないしそれに」
主人公「一つ教えてやる」
俺「ふぇ?」
主人公「俺に嘘は通用しない」
DEAD END
俺(危ねえ、そういやそうだった!主人公は嘘を見抜く能力みたいなのも持ってるんだった)
俺(それが原因で幼少時に孤立、そこで唯一手を差し伸べてくれたのがヒロインだとかなんかそんな感じの報告書を見て今回のヒロイン操り作戦を考えついたんだった!!)
俺(夢で思い出さなきゃやばかった、本当やばかった)
俺(情に訴える作戦はだめだ、嘘が見抜かれておしまいだ、だって俺罪悪感とか悲しい過去があって仕方なく組織に入ったとかそういうのないもん!)
俺「何か…何か他の方法は!?!?」
>>162
主人公「!」
俺「お、おおお俺を殺すのか?殺すつもりなのか?…へへっ、残念だったなあ俺を殺したら………殺したら……」
俺(特に何も起きないわ)
俺(むしろヒロインの洗脳解けるだけだし、洗脳解除するのは俺の意思か俺の死のどっちかしかないし。むしろ俺を殺すのは最適解じゃん)
俺(そしてこいつ嘘通用しないじゃん)
主人公「何が言いてぇんだ」
俺「はわ…はわわわわわ……>>182」
主人公「……」
俺「お、俺は組織の中でもとても重要な幹部だ(これは本当だぞ)。ももももちろん幹部にしか知り得ない情報も持っている」
主人公「……」コツ、コツ
俺「あの方の弱点は……し、知らないけども!俺が仲間になればお前の利になるぞ!」
主人公「……」コツ、コツ
俺「それにほら……俺はそれなりに資金を持っている。お前らは活動資金も後ろ盾も何もないだろうむしろ俺にやとわれないか?へへっ、いくらだ?5か?それとも10か?」
主人公「……」コツ、コツ
俺「……よ、よーしわかった、20出そう。それで手を打たないか?」
主人公「……」コツ、コツ
俺「わかった!!100だ!!俺の全財産だ!!全部出すからぁ!!」ドゲザァ
主人公「言いたいことはそれだけか、ゲス野郎」
DEAD END
俺(これ本当に夢か? 何か毎回本当に死んだような気がするんだが)
俺(本当に巻き戻しができるならもうちょっと前に戻り手ェ…)
俺(というか仲間とか無理だろ。こいつ物で釣れるタイプじゃないし)
俺(俺友達いないから仲良くなるとかそういうのアレだし)
俺(考えろ……考えるんだ俺……最善の一手を!!!)
>>212
主人公「いや、お前だけは絶対に許さねえ」ギロッ
俺「ふ、ふぇぇ……ヒロインの解除しますからぁ……ほらぁ……」
ピロリンッ
ヒロイン「……うっ……私は……」
主人公「ヒロインッ!」バッ
俺「ヒロインさんの洗脳は解除しましたぁ…グスッ…許してくださいぃ…ひっく」
俺「ぴぃっ!?」
主人公「おおおおおおおおお!!!」
俺「いやぁぁぁぉぉぉ!!!」ブリブリッ
ヒロイン「待って主人公!!」バッ
主人公「ヒロイン!?」
俺「ヒロインさぁん…」
主人公「でもヒロイン、俺はッ」ゴォッ‼︎
ヒロイン「それに、こんなクズなゲス野郎のためにあなたの手を汚すことはないわ」
ヒロイン「お願いだから…元の優しいあなたに戻って…」グスッ
主人公「ヒロイン……」
主人公「お前を泣かすなんて、俺もダメだな…」シュウウウウン…
主人公「ヒロイン…」
チュッ
俺「」
ヒロイン「あなたが直接手を下す必要なんてない。こんなクズでゲスな小悪党、警察に突き出してしまえばいいんだわ」
主人公「そうだな。警察なら能力を無効化する手錠とか持ってるし安心だな。……もしその時、何か能力で抵抗しようとするなら……」
俺「ひぃ!?わかってますわかってます!!もう能力で悪いことはしないのでその剣は下ろしてくださいお願いしますぅ!!」ジュワァジョロロ
ちなみに組織の情報をその場で漏らしたり携帯で組織に電話して助けを呼んだりすると組織のスナイパーに頭を撃ち抜かれて死んでました
俺は死にます
元スレ
俺「ククク、どうだ?俺の洗脳の能力によってヒロインから攻撃される気持ちは?」主人公「くっ…」
http://hebi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1511355865/
俺「ククク、どうだ?俺の洗脳の能力によってヒロインから攻撃される気持ちは?」主人公「くっ…」
http://hebi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1511355865/
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コメント一覧 (22)
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- 2017年11月24日 16:27
- つまんね
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- 2017年11月24日 16:35
- がっかりだよ
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- 2017年11月24日 16:48
- 正直おもしろかった
-
- 2017年11月24日 16:49
- 作品そのものは面白かった
でも、作者見てるかわからんけど、最後に長々と語るとSSが微妙になるからやめた方がいい
どんなSSにも言える
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- 2017年11月24日 17:15
- 悪でゲス側から生存を目指す安価SSはめったに見ないから新鮮さはあった
-
- 2017年11月24日 17:24
- 俺なら勝ってたのにな
-
- 2017年11月24日 17:30
- てっきり、ヒロインからの攻撃がご褒美だと思ってしまう主人公の話かと思って、期待してたが数行で読むのやめた。
-
- 2017年11月24日 17:37
- シチュエーション変えてシリーズ化して?
-
- 2017年11月24日 17:45
- つまらん
-
- 2017年11月24日 18:11
- 戦闘能力ないのになんで主人公に会いに行ってんだよ…
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- 2017年11月24日 18:20
- しゅき
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- 2017年11月24日 19:51
- 死なせにいこうとするのやめーや
敵殺してないほど心やさしいぐらいならわからなくもないけど
心が読めるとか後付されたらもうどうしようもないじゃん
何がしたいのか
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- 2017年11月24日 21:23
- 電車の中でニヤついて隣のババアにガン見された
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- 2017年11月24日 22:45
- 天丼は卑怯
更に一つだけパターン変えたのはもっと卑怯
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- 2017年11月25日 12:19
- 自分を洗脳して嘘を真実だと思い込ませればワンチャンあったのに
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- 2017年11月25日 13:30
- 視点が主人公だったら容赦無く殺せって言う癖にお前らときたら……
-
- 2017年11月25日 13:54
- そもそもそんなクソザコじゃ最初の状況に持ち込めないよな
だから整合性が無くてつまらんわ
-
- 2017年11月26日 02:42
- ヒロインを主人公の元に返して、油断してる隙に一網打尽が最適解
-
- 2017年11月26日 07:46
- ※7
同じ思考のやつがいるとは、これが念レスか
内容は子供の頃にゃんたんのゲームブックで不正解引きまくったときを思い出して懐かしくなったよ
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- 2017年11月26日 18:06
- ※4
香ばしいの期待して読んだのに、こんくらいならええわって程度だった
-
- 2017年11月27日 18:45
- 嫌いじゃない
-
- 2017年11月29日 15:03
- こんなの岐阜人、いや理不尽だよ