【安価】男「幼馴染の悩み」

1: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/20(金) 19:53:45.61 ID:ZfrfQT9v0




男(隣に住んでる幼馴染が話したいことがあるから、夕方家に来てと言われた)

男(俺の幼馴染は…)

1.真面目で心優しい優奈

2.明るく元気な明美

3.クールで落ち着いてる静子

↓1

のんびりやっていきます



2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/20(金) 19:54:24.28 ID:8nWa6KhV0




3: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/20(金) 20:20:13.69 ID:ZfrfQT9v0


男(俺の幼馴染は、真面目で心優しい優奈)

男(幼稚園に入る前から家が隣同士で、家族ぐるみの付き合いも長い)

男(優奈は誰でも分け隔てなく優しく接し、周りからの信頼が厚い)

男(真面目な面もあり、勉強や部活動にとても熱心だ)

男「…そろそろ優奈んちに行くか」


優奈「あ、いらっしゃい」

優奈「ごめんねいきなり呼んじゃって」

男「話したいこととは一体…」

優奈「ま、まぁ…それは私の部屋でゆっくりと」


優奈「何か飲む?午後ティーとかあるけど」

男「んーと…」

優奈「あ、ヤクルトもあるよ!昔から好きだったよね!」

男「じゃ…ヤクルトで…」

優奈「ヤクルトちっちゃいから3個くらい持ってくるね!」


優奈「お待たせ~」

優奈「はい爪楊枝」

男「…何故」

優奈「昔やってたじゃん、ヤクルトのフタに爪楊枝刺して」

優奈「ちゅーって飲むやつ」

男「今はもうやってないよ」

優奈「なーんだ」

男「…で、話ってなんだ?」

優奈「あー…えーっとね…」

優奈「キミのクラスの…」

優奈「ある人を好きになっちゃって…」

男「ほぉ、青春ですなぁ」

優奈「その人と仲良くなりたいから…助けて欲しくて…」

男「そーゆーことならお安い御用、優奈さんのお役に立てるよう頑張りますぜ」

男「で、その俺のクラスの好きな人って?」

優奈「…小田切さん」

男「小田切って…!」

1.俺の大親友の小田切か!?

2.いつも教室の端っこで1人で過ごしてる小田切か?

3.俺のクラスの小田切って言えば…女子だぞ…?

↓1



4:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/20(金) 20:21:31.72 ID:VybKmjSlo




5: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/20(金) 21:03:58.93 ID:ZfrfQT9v0


男「いつも教室の端っこで1人で過ごしてる小田切か?」

優奈「うん…」

男「…」

優奈「なに」

男「いや…小田切って誰とも話してるイメージわかないし…」

男「友達いない感じが…」

優奈「でも私一度だけ接した事あるの」

優奈「私が駅で定期券無くしたことあって…」

優奈「どうしようって困ってたら彼が一緒に探してくれて」

優奈「結局見つからなかったんだけどね」

優奈「そしたら小田切さんが切符買ってくれてね」

優奈「私財布持ってたから帰れないわけじゃなかったのに」

男「へぇ…あの小田切が」

優奈「切符の代金返そうとしたら、逃げるように電車に乗ってっちゃって」

優奈「なんかカッコいいなって」

男「…カッコいいかぁ?」

優奈「カッコいいの」

男「そんなんで好きになったん?」

優奈「なんというか、もっと小田切さんを知りたいの」

優奈「きっと優しい人だから、こういう人と結ばれたら幸せになれるんだろうなって」

男「…お前の好みがイマイチわからんが」

男「話しかければいいじゃんか」

優奈「クラス違うから…てか普段の小田切さん、話しかけづらいし…」

優奈「だからこーやって君に相談してんじゃん!」

男「いや、俺も小田切のことはよく知らない…」

男「話したことないし…」

男「…じゃあ」

1.俺が小田切に優奈のこと聞いてきてやる

2.俺と2人で小田切に話しかけよう

3.俺が遠目で見守ってるからお前が話しかけろ

↓1



6:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/20(金) 21:04:43.22 ID:QfkpnRIh0




7: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/20(金) 21:23:20.14 ID:ZfrfQT9v0


男「俺が遠目で見守ってるからお前が話しかけろ」

優奈「ええ!?結局キミは何もしないんじゃん!」

男「安心しろ、ピンチになったら後方から支援砲撃してやるから」

優奈「撃たないでよ!」


次の日
学校、昼休み


小田切「…」

優奈「あのー…」

小田切「ん?」

優奈「こんにちは…小田切さん」

小田切「…」

優奈「私とこと覚えてます?駅で定期無くして…」

小田切「あぁ…」

優奈「あの時はありがとうございます!これ、切符の代金…お返しします」

小田切「いや…いい…」

優奈「じゃあ…感謝の気持ちに、クッキー焼いてきたんですけど」

優奈「食べてください」

小田切「…いらないっす」

優奈「…んー…味には自信あるんですよぉ」

小田切「…あの、1人にしてくれ」

優奈「う…」

男「あらら」

1.クッキーもらってやれよ、と間に入る

2. 次頑張れ…!と後方でガッツポーズする

3.肩を落として戻ってきた優奈からクッキーをもらう

↓1



8:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/20(金) 21:23:59.79 ID:8nWa6KhV0

3



11: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/20(金) 21:44:13.80 ID:ZfrfQT9v0


優奈「はぁ…」

男「ドンマイ優奈」

優奈「…支援砲撃は?」

男「弾切れでして」

優奈「なんだよぉもう」

男「そのクッキー俺もらっていい?」

優奈「…あげるあげる」

男「ラッキー」

優奈「相談相手間違えたかも…」



その夜

男「クッキーうめぇ」

男(しかし優奈、相当落ち込んでたな…)

男(相手が謎多き小田切だし、俺もどうしたらいいか…)

男(…彼女に助けを求めよう)

男(俺の彼女は)

1.明るく元気な明美

2.クールで落ち着いてる静子

3.ギャルっぽくてツンデレな彩香

↓1



12:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/20(金) 21:45:32.42 ID:VybKmjSlo




13: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/20(金) 22:03:49.26 ID:ZfrfQT9v0


男「もしもし」

静子『…ん』

男「あのさ、相談がありまして」

静子『なに?』

男「優奈に好きな人ができたんよ」

静子『…優奈ちゃんに?』

静子『だれ?』

男「小田切」

静子『…』

静子『ウチのクラスの小田切?』

男「そう」

静子『…ウソだ』

男「本当なんだって」

静子『あの静かで誰とも話さないヤツに、なんで優奈ちゃんが』

男「…お前だって静かで誰とも話さないじゃん」

静子『…うっさい』

静子『…で、私にどうしろと』

男「そうだなぁ…」

1.2人で小田切に話しかけて心を開かせよう

2.お前1人で小田切に話しかけて、陰キャラ同士仲良く話してみてくれ

3.もう一度小田切に話しかけるように優奈に言ってくれ

↓1



14:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/20(金) 22:05:27.14 ID:pjYxnHMOo

1



16: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/20(金) 22:25:08.78 ID:ZfrfQT9v0


男「2人で小田切に話しかけて心を開かせよう」

静子『小田切相手に?』

男「これも優奈のためだ」

静子『…優奈ちゃんのためなら』


次の日
学校、昼休み

小田切「…」

男「今日も小田切くんは一人寂しく読書ですか」

静子「いいじゃん読書」

男「まぁ、そうだけど」

男「んじゃ、話しかけてきて」

静子「…2人一緒じゃないのか」

男「俺も行くから」

静子「…」

静子「小田切」

小田切「ん?」

静子「…」

小田切「…」

静子「…」

小田切「…」

静子「私にはわかる」

男「!?、何がわかるんだ!?」

静子「小田切から話しかけんじゃねぇオーラがかなり出てる」

小田切「…」

男「えー…」

静子「私もよく出す」

男「なぁ小田切、コイツって小田切と気があうと思うんだけど」

男「仲良くなれそうじゃない?」

男「コイツも読書好きだし、静かなキャラ同士でさ」

静子「1人を好むヤツが、誰かを求めるわけないだろ」

男「お前黙ってろ…」

男(やはり陰キャ同士あまり惹かれ合わないのか…)

男「なぁ小田切」

1.彼女って欲しくないか?

2.女の身体って興味ないか?

3.隣のクラスの真島(優奈)のこと、どう思う?

↓1



17:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/20(金) 22:26:38.81 ID:8nWa6KhV0




21: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/20(金) 22:49:50.07 ID:ZfrfQT9v0


男「女の身体って興味ないか?」

小田切「え」

静子「は?」

男「俺たち性欲の塊の高校二年生だろ?」

男「俺も含めてこのクラスの男子どもはみんなお猿さんだぜ」

男「小田切もそうだろ?」

小田切「…」

男「まさか、小田切ってまだ童貞か?」

小田切「…だからなんだよ」

男「別に俺は小田切をバカにしにきたんじゃない、俺に助けられることがあるからこう話しかけてんだ」

男「なぁ静子」

静子「…何言ってん」

男「小田切ぃ…女の身体っていいぞぉ」

静子「…私のこと見るなよ…!」

小田切「…キミって月島さんと付き合ってるんだよね」

男「お、知ってくれてたのか」

小田切「キミはその…月島さんと…」

小田切「童貞を…?」

男「そうそう」

静子「おい、余計なこと喋るでない」

小田切「あの静かな月島さんも…そういうことするんだ…」

静子「小田切、想像するな」

男「いいだろ静子、小田切だって男だ」

男「キョーミあるよなぁ~」

小田切「…そんな自慢されても」

小田切「俺にできるわけない」

男「だから俺と静子でどうにかしてやろうって話だよ」

小田切「からかいに来てるならやめてくれ」

男「だからからかってんじゃなくて…」

男「よし、男同士の方が話しやすいよな」

男「静子氏、ちょっと席を外してくれ」

静子「何のために私を使ったんだよ」


男「小田切、俺はお前の仲間だ」

小田切「そろそろ1人にしてくれ…」

男「しゃーない…」

1.俺の初体験の話をしてやる

2.マニアックなプレイをした話をする

3.静子のハメ撮り見せちゃう

↓1



22:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/20(金) 22:50:39.15 ID:VybKmjSlo




23: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/20(金) 23:41:12.67 ID:ZfrfQT9v0


男「俺の初体験の話をしてやる」

小田切「えぇ…」

男「あの日は高一の夏…俺の部屋だった」

男「汗でブラウスが張り付いた静子の姿を見て、込み上げてくるものがあった…」

男「気が付いたら俺は静子を押し倒していた」

男「静子は驚いた顔をしていたが、抵抗はしない…」

小田切「…ごくり」

男「すると静子は言った」

男「私で卒業しないか…と」

静子「お前なんの話ししてんだよ!」バシン

男「いてぇ!戻ってくんなよ」

静子「小田切と仲良くなりたいからって私をダシに使うな!」

小田切「…なんで、俺なんかと仲良くしたいんだ」

男「そりゃー…」

男(優奈のためになることは…!)

1.他にもお前と仲良くしたい奴がいるからだよ…!

2.お前の童貞を捨てさせてくれる奴がいるからだよ…!

↓3



24:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/20(金) 23:41:51.75 ID:VybKmjSlo




25:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/20(金) 23:42:27.59 ID:xg6pzyR7O

1



26:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/20(金) 23:42:27.86 ID:pjYxnHMO0

1



27: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/21(土) 00:04:19.02 ID:HuP53QI30


男「他にもお前と仲良くしたい奴がいるからだよ…!」

小田切「…だれ?」

男「隣のクラスの真島だよ」

男「お前、真島が定期落として困ってたとき、助けてやったんだろ?」

小田切「…」

男「アイツ、お前にすごく感謝してたぞ?」

男「…クッキー、なんでもらってやんなかったんだ?」

小田切「…」

男「1人でいるのが好きな気持ちもわかる」

男「コイツがそうだからな、今日は1人でいたいからってデートを断られたこともある」

静子「うっさい」

男「ただ静子もずーっと1人でいるわけじゃないぞ」

静子「…」

静子「小田切」

静子「昔、私も誰かと関わるのが嫌で1人でいた」

静子「1人でいると楽だし、喋るのも面倒だったから」

静子「…でも、コイツに話しかけられて」

静子「その…人生が変わった」

男「いいこと言うねぇ」

静子「黙って聞いてろ」

静子「…小田切も、誰か1人くらい、話し合える仲があったっていいと思う」

小田切「月島さん…」

静子「話し相手は優奈が適任だと、私は思う」

小田切「…」

男「小田切、真島にありがとうをもう一度言わせてやれ」

男「そしたらお前が、どういたしましてと言えばいい」

男「真島の感謝の気持ちをちゃんと受け止めれば、それでいい」

小田切「…わかった」

男「よし、そうと決まれば!」

1.今すぐここに真島を連れてきてやる

2.明日の昼休み、2人で学食に行け

3.明日の放課後、俺の家に来い!そこに真島も呼んでやる

↓1



28:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/21(土) 00:06:22.43 ID:tG3b28FDO




29: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/21(土) 00:18:18.65 ID:HuP53QI30


男「明日の昼休み、2人で学食に行け」

小田切「えっ」

男「真島には俺から伝えとく!」

男「明日必ず学食に行けよ」

小田切「いや、そんな急に…」

静子「行け」

小田切「…」

小田切「…はい」




男「もしもし、優奈か」

優奈『なあに?どうしたの?』

男「小田切と話してきた」

優奈『え!?何を…?』

男「お前と小田切が2人で学食に行くって話」

優奈『えぇ!?学食!?』

男「すっぽかすなよ」

優奈『え?え?急に?』

男「小田切と話すきっかけが欲しかったんだろ?」

優奈『そ、そうだけどぉ…』

優奈『…小田切さんとどんな話しをしたの?詳しく聞きたいなーなんて』

男「えーとな」

1.優奈が小田切に感謝したがっている

2.静子が小田切と同じ境遇だったって話してた

3.俺の初体験の話

↓1



30:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/21(土) 00:19:41.36 ID:LZRGHOwso

3



31: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/21(土) 00:39:10.81 ID:HuP53QI30


男「俺の初体験の話」

優奈『…』

優奈『…エッチな話をして、小田切さんの気を引こうとしたの?』

男「ご名答」

優奈『…で、小田切さんは?』

優奈『興味持ってたの?』

男「そりゃー、彼も男ですから」

優奈『…』

優奈『…私は別に、エッチな事がしたいわけじゃ…』

優奈『…小田切さん、私をそういう目で見るのかな』

男「言っとくけど、男なんてみんなそうだからな?」

男「女と出会ったら、脚見て胸見て顔を見るんだ」

男「どんなイケメンだって、紳士だってそうだ」

男「男はその後の行動が大事だ」

男「すぐに女性の身体にがっつくのか、それとも女性を大切に扱うのか」

男「その男の行動を、お前がちゃんと見ろ」

男「小田切がどんな男か知りたいんだろ?」

優奈『…うん、わかった』

優奈『因みにさ…』

優奈『キミから見て、私の身体ってどう…?』

男「え…」

1.胸…スゴく大きくなったよな…

2.普通やな

3.幼稚園の頃から胸の大きさ変わってなくね…

↓1



32:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/21(土) 00:39:51.05 ID:syBPtpJU0

1



35: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/21(土) 06:55:45.75 ID:Omo75c30O


男「胸…スゴく大きくなったよな…お前」

優奈『あ、やっぱりそう思います?』

男「あぁ…ブレザー越しにもふっくらしてるのがわかるって相当じゃないか…?」

優奈『ははは…恥ずかしい…』

男「静子に少し分けてあげてくれ」

優奈『わかった、言っとくよ』

男「ごめん冗談だ、言わないでくれ」


次の日
学校

男「おはよう」

静子「…はよ」

男「今日の昼休み…優奈と小田切、うまく会話が弾めばいいが」

静子「その前に」

静子「優奈ちゃんに。胸の大きさを私に分けてやれって言ったろ」

男「ええ…優奈のヤツ、ホントに言いやがった」

静子「言いやがったじゃねぇ、バカ」

男「どんな大きさでも俺は静子の胸が大好きだよ」

静子「うっさい」

静子「…で、どーすんの」

男「何が?」

静子「優奈ちゃんと小田切の様子、見守るの?」

男「あー…そうだな…」

1.俺らは学食に行かない、後で結果を優奈に聞く

2.学食に行って遠目に見守ろう

3.優奈たちの隣の席に座る

↓1



36:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/21(土) 06:56:28.10 ID:PCA7t0NLO

2



37: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/22(日) 00:02:09.55 ID:h9J0/6jg0


男「学食に行って遠目に見守ろう」

静子「うむ」



昼休み、学食


優奈「…」

「あ、優奈ーここ座っていい?」

優奈「ごめん、他の人待ってるの…」

「そっか、じゃあほか当たるね」

優奈「ごめんねー…」


男「小田切のヤツ、遅いな…」ジ-ッ

静子「…学食の入り口でオドオドしてるの、小田切じゃない?」

男「あいつ何やってんだか」


男「おい」

小田切「あ、あぁ」

男「早よ行けよ」

小田切「俺、学食って初めてで…」

男「だからなんよ」

小田切「人がいっぱいいるところ嫌いなんだよ」

男「大丈夫だよ、ここはスラム街じゃねーんだから」

男「殺されたりしねーから」

男「真島待ってるぞ」

小田切「…やっぱまた今度で」

男「あほ、約束したろ一緒に学食行くって」

小田切「キミが勝手に決めたんだろ!?」

男「それでも真島はお前のこと待ってんだよ」

男「男は女を待たせるもんじゃねぇ」

小田切「でも…」

男「でもじゃねぇ早よ行け」

小田切「わかったよ…!」



38: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/22(日) 00:02:45.66 ID:h9J0/6jg0


男「やっと行ったよ」

静子「まぁ、小田切の気持ちもわかる」

静子「私も人がいっぱいいるところ嫌いだったし」

男「でも今は平気なんだろ?小田切もそのうち慣れるよ」

静子「タブンね」

男「…うーん、ここからじゃ優奈と小田切が何話してるかわからんな」

静子「優奈ちゃんはコミュ力高いし、会話は尽きないでしょう」

男「一方的に話してもねぇ」

静子「蕎麦美味い」ズルズル

男「ん、優奈からメール?」

優奈<小田切さんピンチ

男「は?」

優奈<みんなに囲まれちゃって固まっちゃった

静子「あー…優奈ちゃんと小田切が2人でご飯食べてるのが珍しいのか…」

男「確かに人集りが…」

優奈<小田切さん…学食嫌だって…

男「何が嫌だよガキかアイツは…」

1.俺が助けてやるか…

2.静子、助けてやれ

3.優奈、お前がどーにかするんや

↓1



39:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/22(日) 00:03:31.14 ID:bp+3JK190

1



41: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/22(日) 00:21:05.18 ID:h9J0/6jg0


男「隣、失礼するな」

優奈「あ、うん」

小田切「…」

「なんで小田切が…」

「どーゆー関係?」

「珍しーね」

男「小田切、弁当忘れたから今日は学食なんだとさ」

「ふーん」

「小田切が学食来たの初めて見た」

「てか真島が小田切と話してんのが意外」

男「ちょいちょい、そんな集まられたら飯も食いにくいわ」

「あ、すまん」

「何食おうかな」

「俺カレーにしよっと」

小田切「…」

優奈「ありがとう…」

男「何にビビってんだよ、小田切」

小田切「だから嫌だって言ったんだ」

優奈「ごめんなさい…」

男「いや優奈は悪くない、文句があるなら俺に言え」

小田切「…教室に戻る」

男「おい」

小田切「…」スタスタ

男「マジで帰りやがったよ」

男「優奈…あんな奴のどこがいいんだよ…」

優奈「…彼、本当は良い人だから」

男「はぁ…」


放課後

小田切「…」イソイソ


男「そそくさ帰ろうとしてやがる、あのチキン野郎」

男「優奈に悪いと思わねーのかよ」

静子「いやいや、もっとデリケートに扱うべき」

男「そうかぁ?」

静子「私のことは優しくしてくれただろ?」

男「それは…お前女だし」

静子「やっぱ、人がいないところで話を聞いてあげよう」

男「…確かに学食は周りに人がたくさんいたからなぁ」

男「しゃーない」

1.俺がちゃんと小田切と話してくる

2.小田切の気持ちがわかる静子、お前が行け

3.優奈と2人きりにさせた方が小田切も話しやすいだろう

↓1



42:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/22(日) 00:21:51.94 ID:qgVsEYsmo




44: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/22(日) 00:31:18.99 ID:h9J0/6jg0


男「優奈と2人きりにさせた方が小田切も話しやすいだろう」


小田切「…」スタスタ

静子「はいストーップ」ビシッ

小田切「は?月島さん?」

静子「こっちに来たまへ」

小田切「え…帰りたいんだけど」

静子「問答無用、来なされ」

小田切「…それじゃ」

静子「来るんだよ、ばかたれ」グイッ

小田切「ひ、ひっぱらないでくれ…」


公園

男「来た来た」

優奈「小田切さん…」

小田切「…」

静子「ここの公園はあまり人が来ない」

男「来たとしても近所の人たちだ、お前のことなんか知らん」

男「お前と優奈が話してたってなんも思わん」

男「2人でちゃんと話せ」

静子「じゃ、私たち帰るから」

優奈「う、うん…」

小田切「…」


静子「ちゃんと話せるかな」

男「不安しかないが…」

静子「遠目で見守る?」

男「…」

1.近くの茂みに隠れて2人の会話を聞こう

2.いや、帰ろう

↓1



45:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/22(日) 00:31:36.92 ID:8yV7V4oR0

1



46: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/22(日) 00:56:50.60 ID:h9J0/6jg0


男「近くの茂みに隠れて2人の会話を聞こう」

静子「気になるんだ」


優奈「あの、すみません」

優奈「今日は色々振り回してしまって…」

小田切「いや…」

優奈「も、もう一度言わせてください!」

優奈「一緒に定期券探してくれたの、すごく嬉しかったんです!」

優奈「いろんな駅員さんに聞いて回ってくれたり…通り道ずっと辿って探してくれたり…」

優奈「…どうして、そこまでしてくれたんですか?」

小田切「…」

小田切「別に…困ってそうだったから」

優奈「小田切さんは困っている人は見過ごせない良い人なんですね!」

小田切「そういうわけじゃない」

小田切「その…真島さんだから…」

優奈「私だから?」

小田切「…」

小田切「ごめん、帰る」

優奈「待ってください」

優奈「ちゃんと私の目を見て話してください」

小田切「…」

小田切「恥ずかしいんだよ…」

優奈「恥ずかしいことなんてないですよ」

小田切「…」



47: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/22(日) 00:58:16.87 ID:h9J0/6jg0


小田切「…可愛かったから」

優奈「え?」

小田切「真島さんが…可愛いから…」

小田切「ちょっと良いカッコしようと思って…」

優奈「…可愛い人限定で人助けしてるんですか?…なんて」

小田切「違う!真島さんだったから!」

小田切「真島さん、良い人そうだし…」

小田切「俺みたいなのが話しかけても、学校で言いふらしたりしなさそうだったから…」

優奈「…そっかぁ」

優奈「…小田切さん、学校嫌い?」

小田切「…好きじゃない」

優奈「じゃあ…私と一緒に、学校好きになりませんか」

小田切「…それってどういう」

優奈「勉強でわからないところあったら教えてあげますし、また一緒にお昼ご飯食べたいし!」

小田切「だから俺は学食が…」

優奈「とりあえずメアド交換しましょう!」

小田切「え、えっ」

優奈「メアド、教えて」

小田切「あ、はい」

優奈「これで私たち、友達ですかね」

小田切「…俺、友達いないし」

優奈「だーかーら!私が初めての友達!」

小田切「…おなしゃす」


男「へっ、青春してるじゃねーか」

静子「小田切も優奈ちゃんに気があったんだ」

男「甘酸っぱいなぁチクショウ」

1.よっしゃ小田切頑張れよ!と、茂みから飛び出す

2.小田切…頑張れよ…!と、静かに立ち去る

3.甘酸っぱい雰囲気にのまれて静子にキスしちゃう

↓1



48:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/22(日) 00:58:59.07 ID:22SgiSlTO

3



50: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/22(日) 12:06:38.37 ID:XwfNPwxmO


男「静子おぉおおぉ」

ぶちゅ

静子「んむ!?」

静子「何しやがる…」

男「初々しいって良いなって思って」

静子「私たちにもう初々しさなんてないだろ」

男「はじめてのちゅうはすごくドキドキしたなぁ」

男「夜は眠れなかった」

静子「黙れあんしんパパ」

優奈「…帰ったんじゃなかったの?」

男「うわ優奈!」

小田切「…何してたんだ、そこで」

男「え…」

1.キスです

2.キミたちの観察です

3.静子が我慢できなくてションベンしてました

↓1



51:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/22(日) 12:11:11.41 ID:8yV7V4oR0

1



52: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/22(日) 13:41:03.83 ID:XwfNPwxmO


男「キスです」

静子「言うのかよ」

優奈「なんだ…キスか…」

小田切「いや違うでしょ、俺らのこと隠れて見てたんでしょ」

男「いや、マジなんだが…」

静子「だんだん喋れるようになってきたじゃん、小田切」

小田切「なんだよ…俺が喋っちゃ変かよ…」

静子「変じゃないけど?気になるの?」

小田切「…俺が学食行ったら、みんな見てきたし」

小田切「喋ったら、そんな反応されるし…」

小田切「俺って人より変…らしいから」

静子「だってお前のこと、なんも知らんもん」

静子「いつも喋んないし、1人でいるし、話しかけても反応薄いし」

静子「そんな奴が喋ったら、『こいつ普通に喋るんだ』ってなるじゃん」

男「なんか語り始めた…」

静子「自分の行動のせいで、周りにそう思われてるのに」

静子「自分がこうなったのは周りのせいだ、とか思ってんの」

静子「むかつく」

小田切「…知らねーよ」

男「ま、まぁまぁ」

男「コイツがムカついてんのは、まるで過去の自分を見ているからだよ」

男「静子も中学んときは…」

静子「昔の話はいい」

男「…そーだ、昔のことなんかどーでもいい」

男「今はこうやって優奈が友達になってくれたんだ、それでいいだろ?」

小田切「…あぁ」

優奈「…ついでにキミも静子ちゃんも、小田切さんの友達になればいいと思う…」

男「そうだな」

小田切「え」

静子「え、じゃねぇ」

男「よっしゃ、そうと決まれば今から4人で」

1.ファミレス行こう

2.カラオケ行こう

3.〇〇行こう(行き先指定お願いします)

↓1



53:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/22(日) 13:41:25.07 ID:kylY1N7DO




54: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/22(日) 14:27:32.80 ID:XwfNPwxmO


男「ファミレス行こう」

優奈「あ、いいね!」

小田切「えー…」

男「どこ行きたい?」

優奈「ロイヤルホスト」

静子「ガスト」

小田切「家に帰りたい…」

男「んじゃサイゼリヤに決定ね」

小田切「話聞いてない…」


ファミレス

小田切「まさか学校の人とファミレスに来るなんて…」

男「しかも女子と一緒だぜ」

男「ハタから見ればリア充やんけ」

小田切「リア充…俺が…?」

静子「やったじゃん」

優奈「私も滅多にファミレス来ないからなぁ」

男「ファミレスっつったらこれだろ」

ドンッ

優奈「何この飲み物…」

小田切「黒いんだが…」

男「ドリンクバーごちゃまぜ特製ジュース」

静子「小学生か」

男「ジャンケン負けがこれを飲む」

優奈「えー!」

男「ジャーンケーン…!」

1.男負け

2.小田切負け

3.優奈負け

4.静子負け

↓1



55:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/22(日) 14:27:52.37 ID:bp+3JK190

1



56: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/22(日) 15:31:00.09 ID:mGxsBJNMO


男「…」

静子「ちゃんと飲めよ、店にも迷惑だから」

男「…おえ」

静子「コイツはほおっておこう」

優奈「小田切さんって趣味とかあるの?」

小田切「しゅ…趣味…」

静子「アニメとか」

小田切「…」

静子「あ、ビンゴだな」

静子「アニメオタクか」

小田切「…」

優奈「静子ちゃんもアニメ好きじゃない」

静子「まぁ」

小田切「あ、そうなの?」

優奈「私、静子ちゃんと小田切さんは話し合うと思うんだけどなぁ」

静子「いや、私より優奈と仲良くなってもらわんと…」

優奈「小田切さんって男の子版の静子ちゃんみたい」

優奈「だから絶対にもっと仲良くなれると思う!」

小田切「真島さん…」

男「…」

静子「それにしてもお前なんも喋らんな、そんなにまずいのか」


男「やっと飲みきった…」

優奈「お疲れ様~」

男「…げっぷッ、小田切…優奈と今度の休みデートしてこい」

小田切「はぁ!?」

優奈「えぇ!?」

男「一緒にお出かけするだけやんけ」

小田切「デートって…真島さんとはまだそんな関係じゃないし…!」

優奈「それに…どこに行けば…」

男「↓3」



57:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/22(日) 15:31:38.85 ID:8yV7V4oR0

デンプレだけど映画館とかどう?



58:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/22(日) 15:32:58.66 ID:lrNMWTiBo

映画館



59:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/22(日) 15:33:56.14 ID:kylY1N7DO

映画館



60: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/22(日) 16:14:54.67 ID:mGxsBJNMO


男「映画館にでも行ってこい」

小田切「映画って…何見れば…」

男「アニメ映画とかでもいいじゃん、好きなんだろ?」

小田切「アニメ映画って…真島さんは興味なさそうじゃないか」

男「大丈夫、優奈は人付き合いめっちゃ良いから」

静子「私、優奈をアニメ映画に連れてったこと何回もあるから」

静子「それで優奈は戦車アニメにハマった」

優奈「あれ面白かったよね!」

小田切「その映画、俺何回も見てる…」

男「気が合うじゃん、行ってこい」



その夜

優奈『今日はありがとう!小田切さんとたくさん話しできた!』

男「ほとんど静子のお陰だけどな」

優奈『映画すごく楽しみ!』

男「おう、楽しんでこい」


そして休み明け…

男「どうだった?デートは」

優奈「え、えへへ」

優奈「えーっとね」

優奈「↓5」

コンマ
00~30、楽しかった!映画も良かったしたくさんおしゃべりできた!

31~60、告白されて…正式に付き合うことになりました!

61~90、付き合うことになって、キスしました!

91~99、大人の階段登りました…!



61:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/22(日) 16:15:59.18 ID:lrNMWTiBo




62:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/22(日) 16:16:25.73 ID:04jdvEQKO

直下?



63:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/22(日) 16:16:43.18 ID:8yV7V4oR0

加速



64:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/22(日) 16:17:10.74 ID:kylY1N7DO

ksk



65:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/22(日) 16:29:56.05 ID:xwX+xpXXO

そいや



68: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/22(日) 16:56:28.22 ID:mGxsBJNMO


優奈「楽しかった!映画も良かったしたくさんおしゃべりできた!」

男「そかそか、良かったな」

優奈「いつもの小田切さんじゃない、あんな楽しそうな小田切さん初めてみたよ~」

優奈「こっちまで嬉しくなってきちゃった」

優奈「魂の解放って言うのかな!」

男「良くわからんけど、映画デートは成功だったんだな」

優奈「YES!!」


教室

男「デートは成功したって」

静子「良かったじゃん」

小田切「…」ガラッ

男「おー小田切」

小田切「お…」

小田切「…はよ」

男「あん?」

小田切「おはよう…」

男「聞こえねぇなぁ~」

静子「意地悪してやんな!」バシッ

男「痛え」

静子「おはよう、小田切」

小田切「おはよう、月島さん」

小田切「あの…」

静子「なに?」

小田切「…人生でいちばん幸せな時間を過ごした…」

小田切「俺が女の子と2人で…」

男「ははは、そら良かったな」

小田切「ちょっと…こっち来てくれ…」

男「なんだ」



小田切「しょ、正直言うと…真島さんのこと好きになってしまった」

小田切「女の子にあんなに優しくされたことないから…」

小田切「俺ってちょろいかな…」

男「いや別に、そんなもんでしょ」

小田切「告白ってどのタイミングですればいいんだ…」

男「そりゃ」

1.今でしょ

2.昼休みに言ったれ

3.放課後デートのときとかどう??

↓1



69:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/22(日) 16:57:50.48 ID:kylY1N7DO




70: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/22(日) 17:13:17.77 ID:mGxsBJNMO


男「放課後デートのときとかどう??」

小田切「放課後か…よーし…」

小田切「どんな風に!?」

男「どんな風って」

1.男らしく付き合ってくださいって言えばいい

2.抱きしめて好きだと叫べ

3.童貞卒業させてください、とか言ってみりゃ?

↓1



71:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/22(日) 17:13:54.47 ID:kLowCZI1O

1



72: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/24(火) 23:56:39.70 ID:O8fKOzEO0


男「男らしく付き合ってくださいって言えばいい」

小田切「そうか…そうだよな!」

小田切「俺頑張るよ!」

男「おう、応援しとるぞよ」


男「…フッ、あいつイキイキしてやがる」

男「若い頃の俺とそっくりだな」

静子「今もハッスルしてるじゃん」

男「いたのか」

静子「はい」


昼休み

優奈「やぁ」

男「やぁ」

男(放課後、小田切が優奈に告るんだよなぁ…)

男(おらワクワクすっぞ)

優奈「…何ニヤニヤしてるの?」

男「え?」

1.そりゃー、小田切がお前に告白するから…

2.いや、なんでもないです

3.えーっと…今日静子とセ○クスするんで

↓1



73:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/24(火) 23:57:13.28 ID:UCv9n1lkO

3



74: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/25(水) 00:05:46.27 ID:2SnpKk5f0


男「えーっと…今日静子とセ○クスするんで…」

優奈「…」

優奈「良かったね」

男「はい、良ござんす」

優奈「ち、因みにさ…」

男「ん?」

優奈「週に何回くらい静子ちゃんとしてるの?」

男「↓1」

コンマ
00~09、1回
10~19、2回
20~29、3回
30~39、4回
40~49、5回
50~59、6回
60~69、7回
70~79、8回
80~89、9回
90~99、10回



75:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/25(水) 00:06:22.91 ID:NwnGeVpJO




80: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/25(水) 00:36:31.94 ID:2SnpKk5f0


男「10回」

優奈「え!?えぇッ!?じゅう!?」

優奈「あれ!?一週間って7日だよね!?」

男「そうですね」

優奈「もしかしてそれが人類の平均!?」

男「そんなに多いとは思わないけど…」

優奈「え?男の子ってそんなに出るもの…なんですか?」

男「俺は出る」

優奈「し、静子ちゃんも…スゴイね…」

優奈「私、そんなに頑張れるかな…」

男「もしかしたら小田切はとんでもないモノを持ってるかもな」

優奈「え!?そうなの!?」

優奈「どうしよう…小田切さんのこと、満足させられるかな…」

男「…小田切と付き合ってもないのに、セ○クスする前提なのか…」

優奈「あ!いや!私ったら何を…!」

優奈「今のなし!今の聞かなかったことにしてください!」

男(小田切よ…優奈を可愛がってやれよ)




男「んお、小田切から電話だ」

男「もすもす」

小田切「ありがとう安田くん!!」

男「え?」

小田切「俺…俺…」

小田切「真島さんと付き合うことになった!!」

男「おー」

小田切「え?なんか反応薄くない?」

男(まぁ元々優奈も小田切のこと好きだったしな)

小田切「まぁ…これもいろいろ助けてくれた安田くんと月島さんのおかげだよ!」

男「違うわ、お前が駅で優奈に優しくしたのが正解だったんだよ」

小田切「…あそこが運命の分かれ道だったかぁ」

男「正解ルートで良かったな」

男「因みになんて告白したの?」

小田切「え…」

男「教えてくれよォ、友達だろォ?」

小田切「…」

小田切「『↓3』、好きです!付き合ってください!って…」



81:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/25(水) 00:37:45.53 ID:ZNn0Dq8p0

優奈さん



82:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/25(水) 00:40:03.27 ID:2eAQJlX2o

優奈さん・・・いえ優奈!



83:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/25(水) 00:40:05.56 ID:X3MpQLWK0

うおおおおおおおおっ!!



87: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/25(水) 00:47:12.18 ID:2SnpKk5f0


小田切「うおおおおおおおおおっ!!好きです!!付き合ってください!!って…」

男「すげぇ気合い入れて告ったな…」

小田切「そしたら真島さんも『え!あ!はい!お願いいたします!』って」

男「ははは、勢いに押されたな」

小田切「もう言ったれ、と思って」

男「そんで?そのあとは?」

1.抱きしめたのか?

2.キスくらいしただろ

3.おっぱい揉ませてもらったか?

↓1



88:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/25(水) 00:47:31.56 ID:2eAQJlX2o




91: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/25(水) 00:54:25.28 ID:2SnpKk5f0


男「キスくらいしただろ」

小田切「…うん」

小田切「俺、あんなに柔らかいもの感じたことないよ…!」

小田切「真島さんの唇、すげぇんだ…」

小田切「俺、つい泣いちゃって…」

小田切「人と関わることを避けてた俺に、こんな美人が彼女になってくれるなんて…」

男「やったな、優奈は俺の兄妹みたいなもんだ」

男「泣かせるなよ」

小田切「わかった…!わかった…!」



優奈「もしもし、静子ちゃん」

静子「おー、優奈ちゃん」

優奈「私、小田切さんと付き合うことになったよ」

静子「そかそか」

優奈「それでね静子ちゃん」

優奈「相談が…」

静子「私に任せろ」

優奈「どうやったら…」

優奈「一週間に10回も…愛しあえるかなぁ…」

静子「…はぁ!?」



終わり
第2部へ…



93: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/25(水) 01:11:47.78 ID:H1wRUnl1O


数日後の放課後

優奈(…親友に呼び出された)

優奈(こんな人気のないところに呼び出すなんて)

優奈(きっと恋の悩みだろうなぁ~)

優奈(よっし、ラブラブカップルマスターの私が!)

優奈(恋のキューピッドになりましょう!)

優奈(そろそろ待ち合わせの時間)

優奈(まだかな~〇〇ちゃん)

1.明るく元気な明美

2.ギャルっぽくてツンデレな彩香

3.誠実で生徒会役員の聖子

↓1



94:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/25(水) 01:12:15.18 ID:QRx+5IsbO

1



95: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/25(水) 01:33:54.47 ID:2SnpKk5f0


優奈(まだかな~明美ちゃん)

明美「お、おまたせー!」

優奈「待ってたよ~」

明美「ごめんね、急にこんなとこに呼び出して…」

優奈「いいのいいの」

明美「こんなこと…優奈にしか相談できないから…」

優奈「ははーん、恋の悩みですな」

明美「…わかっちゃう?」

優奈「なんたって、私は恋愛マスターだからね!」

明美「恋愛マスターって…」

明美「まぁそうなの…好きな人がいて、気持ちが抑えられなくて…」

優奈「誰?教えて!」

明美「…京子」

優奈「へ?」

優奈「京子…って…」

1.同じクラスの?

2.3年の先輩…だよね?

3,康弘くん(男)の妹…?

↓1



96:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/25(水) 01:37:17.85 ID:+p3tABTVO




97: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/25(水) 09:47:50.10 ID:H1wRUnl1O


優奈「3年の先輩…だよね?」

明美「うん」

優奈「陸上部の先輩のあの京子先輩だよね!?」

明美「うん」

優奈「てか、京子先輩って女の子だよね!?」

明美「うん」

優奈「…え?明美ちゃんって、そうなの?」

明美「だからこんなこと優奈にしか相談出来ないんだってぇ」

明美「優奈に引かれたら私もう誰に頼っていいかぁ」

優奈「引いてないよ!びっくりしただけ…」

優奈「確かに京子先輩って仲間想いでカッコいいよね!」

優奈「そういうところに惚れたのかな?」

明美「エ口い身体してるから」

優奈「…えーっと」

明美「一年の時、陸上部に入部して京子先輩と一緒に着替えたあの日から」

明美「京子先輩の身体が…すごくエ口くて…」

明美「それが忘れられなくて…」

優奈「…確かに先輩の身体は引き締まってて綺麗だけど」

優奈「…それが惚れた理由?」

明美「もちろん先輩の性格もいいと思う!あの人は彼氏はできなさそうだけど女の子にモテるタイプ!」

優奈「それ、本人を前に言わないでね」

明美「結果的に京子先輩そのものが好きになっちゃった…」

優奈「そっか…女の子が好きかぁ…」

優奈「うーん…」

明美「あんまりピンと来てなさそう」

優奈「ご、ごめんね」

明美「それより私の下着どう?」ペロン

優奈「あ、ブラかわいいね!どこで買ったの?」

明美「それが普通の女の子の反応だよね」

優奈「え?」

明美「優奈のブラ見せて」

優奈「ちょっと恥ずかしいけど」たゆん

明美「…でか、エ口い」

優奈「なんか目つきがいやらしいんだけど!」

明美「そう…なんと言うか…男子っぽい反応しちゃうんだよね」

明美「もう、更衣室とか…ドキドキしっぱなしで」

優奈「…」

明美「お願い引かないで!キモいと思うけど友達やめないで!!」

優奈「やめないよ!」

明美「…なーんで女の子なんか好きになっちゃったんだろ…」シュン…

優奈「…明美ちゃん!私に任せて!」

明美「優奈…!」



98: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/25(水) 09:48:57.41 ID:H1wRUnl1O


優奈(とは言ったものの…どうしたらいいんだろう…)

優奈「とりあえず部活行こっか」

明美「うん」


陸上部

京子「あ、優奈に明美」

優奈・明美「こんにちは京子先輩!」

京子「優奈、またデカくなった?」

優奈「あ、あはは…ちゃんと固定してるんで…邪魔なのには変わりないですけど」

京子「最近出来た彼氏に揉まれまくってんじゃないの?」

優奈「いやぁ…あはは」

明美「…」

優奈「きょ、京子先輩は彼氏とか作らないんですか」

京子「そんなんねぇ、簡単に作れたら苦労しないよ」

京子「自慢か?おぉ?自慢か優奈」

優奈「あーもう、揉まないでくださいよぉ」

明美「…」

優奈(明美ちゃん…羨ましそうに私の胸見てる…)

優奈(陸上やってると本当に邪魔だから、明美ちゃんくらいの整った綺麗な胸が一番いいんだけどなぁ)

京子「明美は?好きな男子とかいないの?」

明美「す、好きな男子はいないです!」

京子「おー、それでいい!」

京子「陸上女子たるもの、男にうつつを抜かしてる場合ではない!」

京子「次期部長!頑張れよ~」ワシャワシャ

明美「はぁい、頑張りまぁす」

優奈(嬉しそう)



99: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/25(水) 09:49:56.28 ID:H1wRUnl1O


部活終わり

優奈「今日、京子先輩をすごく意識して見てたけど」

優奈「明美ちゃんの気持ちわかる気がする」

優奈「すごく惹かれるよね、京子先輩の走ってる姿」

優奈「私もレズだったら好きになっちゃうかも」

明美「あたしのこと必死に理解してくれようとしてくれてる…優奈、あんたはええ子や…」

優奈「そ、そうかな」

明美「でも京子先輩の本当に好きな姿は…」

京子「明美に優奈ー!着替え終わったんなら出てこーい」

京子「部室閉めんぞー」

優奈「はーい」

明美「…この制服姿なんだよね」

優奈「え?」

明美「すごく短くしたスカートにニーソックス!」

明美「絶対領域が堪らないよね!!」

優奈「えぇ…」

明美「普段校内で先輩に合わないじゃん!だから制服姿が逆に新鮮なの!」

優奈「まぁ…そうだね」

明美「制服…いいよね…」

優奈(…変態おじさんかな)

京子「ほらお前たち、早く出ろって」

優奈「あ、ごめんなさーい」

明美「あたし…どうしたらいいんだろ…」

優奈「んー…」

1.とりあえず好きですって言ってみたら…?

2.スキンシップからでしょ!

3.…とにかく先輩の私物を拝借して匂いを嗅いで心を落ち着かせよう



100:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/25(水) 09:50:43.43 ID:rY/pJLlvo




101: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/26(木) 01:23:07.73 ID:jOjoiPTqO


優奈「とりあえず好きですって言ってみたら…?」

明美「んー…大丈夫かなぁ」

優奈「相手の気持ち探るのも大事だよ!」

明美「…そうだよね!」


明美「京子先輩!」

京子「ん?なに?」

明美「好きです!」

京子「おーそーか、私も好きだぞ明美」

明美「…コレって両想い?」

優奈「違うと思う…」




優奈「もしもし~、一良くん」

小田切『どうしたの?真島さん』

優奈「…名前で呼ぶって約束」

小田切『…優奈ちゃん』

優奈「よろしい!」

小田切(恥ずかしい)

優奈「あの、悩みがあって」

小田切『悩み?聞くよ』

優奈「えっとね」

優奈(あ、そうだった…)

優奈(明美ちゃんに誰にも言うなって言われたんだった…)

優奈「んー…」

1.やっぱり言うのやめよう

2.一良くんは信頼できるし、明美ちゃんの為にも協力してもらおう

3.この際、康弘くん(男)や静子ちゃんにも協力してもらおう!

↓1



102:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/26(木) 01:25:17.56 ID:fveAL5u50

2



103: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/28(土) 01:14:50.70 ID:ZOFHOs8n0


優奈(一良くんは信頼できるし、明美ちゃんの為にも協力してもらおう)

優奈「私のクラスの元町明美ちゃんって知ってる?」

小田切『…知らない』

優奈「まぁそうだよね、自分のクラスのみんなの名前も全部覚えきれてないからね」

小田切『鎖国してましたから…』

優奈「その明美ちゃんって、私の親友で同じ陸上部の子なんだけど」

優奈「明美ちゃんは女の子が好きなの」

小田切『おっ』

優奈「食いついた」

小田切『…その人はレズなの?』

優奈「レズ…と言うか、よくわからないんだけど」

優奈「女の子の身体が好きらしいの」

小田切『ほう』

優奈「その明美ちゃんは陸上部の部長の京子先輩に片想いしてて」

優奈「どうにかしてあげたいなって」

小田切『ふむふむ』

優奈「ほら、一良くんは女の子同士がイチャイチャするアニメとか好きでしょ?」

小田切『うん』

優奈「なんかアニメからヒントとか得られない?」

小田切『そうだなぁ…』


次の日
学校

優奈(一良くんにアドバイスはもらったものの…)

優奈(アニメの中だから出来るような事で…)

優奈(現実でやったら大変なことになりそうな…)

明美「おっはよー優奈!」

優奈「おはよう、明美ちゃん」

優奈「…」

明美「…どうかした?」

優奈「いや、京子先輩攻略を考えてて…」

明美「え!?なんか良い案あるの!?」

優奈「良い案…と言いますか…」

明美「教えて!やってみる価値はあると思う!」

優奈(一良くんが言ってた案は…)

1.自分の本心を打ち明けて正直に告白する

2.スキンシップ多目に先輩に懐きまくる

3.先輩を押し倒して唇を奪う

4.いや、どれもこれもダメでしょ…他の方法を考えないと



104:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/28(土) 01:15:52.97 ID:JtdvrkODo

2



105: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/28(土) 01:35:57.47 ID:ZOFHOs8n0


優奈「スキンシップ多目に先輩に懐きまくるってのはどう?」

明美「スキンシップって…先輩に触れるかなぁ」

優奈「胸とか絶対領域とかペタペタしまくるんだよ」

明美「えー…」

優奈「足とか絡めて『先輩~』って!」

優奈(って、一良くんが言ってた)

明美「…殴られそう」

優奈「物は試しだよ!」

明美「…優奈さぁ、彼氏出来てからちょっとアホっぽくなったよね」

優奈「…」


放課後
部活

京子「片付け急げー、下校時間になるぞー」

優奈(…明美ちゃん、本当にやるのかな)

明美「きょーこせんぱーい!!」

むにょ

京子「んッ!?」

優奈(う、後ろから胸を揉み上げた!?)

明美「きょ、今日もカッコよかったです~…!」モミモミ

京子「あ、明美ぃ…何のつもり?」

明美「あの…えと…」

明美「揉みたくて!」

ゴチンっ!!

明美「いだッ!!」

京子「遊んでないで片付けろ馬鹿!」

京子「ったく…」

優奈(あら…)


帰り道

明美「…京子先輩、怒ると怖いのにさらに怒らせちゃった…」

優奈「…うーん」

1.もっとスキンシップしないと!

2.さっきのこと謝ろう…

↓1



106:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/28(土) 01:37:50.24 ID:88oaWJgz0

1



107: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/28(土) 21:36:51.21 ID:ZOFHOs8n0


優奈「もっとスキンシップしないと!」

明美「え、えぇ…もう殴られたくないんだけど」

優奈「ほら、制服姿の先輩だよ!スカートめくらないでどうするの!」

明美「ああもう、どうにでもなれ!」

明美「せんぱーい!!」

京子「あん?」

ぺらん

京子「はぁ!?」

優奈(灰色パンツ…)

京子「…」

明美「京子先輩、スカート短いから…!」

明美「めくりたく…なり…まして…」

京子「…」

明美「…」

京子「もう…疲れたんよ」

京子「休ませてくれ…」トボトボ

明美「え…」

優奈「京子先輩…何かあったのかな…」

明美「殴られるかと思ったのに」

優奈「あの先輩が肩を落として歩いてるなんて…」

1.明美ちゃん!何とかしてあげないと!

2.私が何があったか聞いてくる…!

3.そっとしておこう…

↓1



108:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/28(土) 21:37:26.03 ID:lF4qnvBBO

2



109: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/29(日) 00:00:43.25 ID:tr6cZgQL0


優奈「私が何があったか聞いてくる…!」

明美「あたしはもう怖くて話しかけられん…」


優奈「京子先輩、何かあったんですか」

京子「…ほっとけって言ったろ」

優奈「いやいや、ほっとけないですよ!」

優奈「私にできることがあれば!」

京子「う…」

京子(こいつは良いやつだから明美みたいに殴れんな…)

京子(いや、明美も良いやつだけど…)

京子「振られたの」

優奈「え?」

京子「告白したら振られたの!」

優奈「あ、あらぁ…」

京子「お前だって彼氏に振られたらショックだろ?」

京子「だからほっとけっての」

優奈「…」



優奈「…と言うことだそうで」

明美「そーゆーことかぁ…」

明美「先輩、好きな人いたんだ…」

明美「まぁいるよなぁ…あんな人でも女の子だもんなぁ…」

優奈「うん…」



優奈「…で、次はどうしたらいい?」

小田切『えぇ…』



優奈(一良くんに他当たれって言われちゃった…)

優奈(どうしましょ)

1.男(安田)に相談

2.静子に相談

↓1



110:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/29(日) 00:01:25.67 ID:EuFdQ0Pu0

1



112: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/29(日) 10:22:57.33 ID:G5GGccSuO


優奈「どうしたらいいでしょうか!」

男「お前…相談ばっかしてくるな…」

男「それにお前にはもう彼氏がいるだろ…」

男「夜に男の家に遊びにくんじゃねぇよ」

優奈「いいじゃん幼馴染なんだし」

優奈「それに、私と2人でいたら静子ちゃんって嫉妬するの?」

男「しないと思うけど」

優奈「でしょお」

男「…で、お前の陸上部の友達が女先輩のことが好きなんだって?」

男「なんだそりゃ…」

優奈「愛に性別など関係ないと思います!!」

男「…しゃーねぇ」

男「その先輩って女子陸上部の部長だろ?」

男「水泳部の先輩に陸上部部長の親友がいるから、俺から情報聞き出してやるよ」

優奈「さすが!持つべきものは幼馴染!」

男「ったく…」



113: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/29(日) 10:26:23.49 ID:G5GGccSuO


ごちゃごちゃしてきたので人物まとめ


安田康弘(男)
男子水泳部 優奈の幼馴染 静子の彼氏

真島優奈
女子陸上部 安田の幼馴染 小田切の彼女

月島静子
帰宅部 安田の彼女

小田切一良
帰宅部 優奈の彼氏

元町明美
陸上部 優奈の親友

土田京子
女子陸上部部長

水島結衣
女子水泳部部長 京子の親友



114: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/29(日) 10:27:56.19 ID:G5GGccSuO


水泳部

男「水島先輩」

結衣「どーしたの?安田くん」

男「ちょっと、土田先輩について聞きたいことが…」

結衣「え?京子のこと?」

男「幼馴染が陸上部で…最近土田先輩が元気ないって悩んでるんすよ」

結衣「…」

結衣「…はぁ」

男「えっ…なんか俺マズイこと聞いちゃいました…?」

結衣「いやぁ…それで私も今悩んでて」

男(おい…どいつもこいつも悩み抱えすぎだろ…)

結衣「少し前に私のスク水が盗まれたって騒ぎになったじゃない?」

男「あー、ありましたね…部活が始まる前に」

男「でもそれって、水島先輩が盗まれたと勘違いして…普通に見つかったんでしたよね…?」

結衣「本当は盗まれてたの」

男「え、えぇ?」

男「どゆこと?」

結衣「盗んだ人が泣いて詫びるから、なかったことにしてあげたの」

男「いやそれでも!女子の水着盗む奴なんてろくな奴じゃないでしょ!」

男「下手したら警察沙汰に…」

結衣「盗んだ人が京子だったんだもん」

男「ハァ!?」

結衣「私のスク水でヘンなこと、しようとしてたみたい」

男「へ、へんなこと…?」

結衣「京子と私はこの高校で友達になってね、3年間おんなじクラスなの」

結衣「一番の親友かな」

結衣「ただ、京子はちょっと…普通の人とは違うところがあってね」

男「え?」

結衣「彼女、女の子が好きなの」

男「マジスカ…」

結衣「京子は私が好きだから私と仲良くしてたの」

結衣「likeじゃなくてloveってこと」

結衣「それに私が気付いたのも結構最近でね…」

結衣「キッカケはまさにスク水盗難事件だったんだ」



115: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/29(日) 10:31:51.88 ID:G5GGccSuO


回想

結衣「どこいっちゃったのよ水着ー…!」

結衣「マジで盗まれたのかな…」

結衣「もっかいかばんを探してみるか…」

京子「…」ゴソゴソ

結衣「…京子?アンタ私のカバンに何してんの?」

京子「ひぃッ!?結衣!?」

京子「え…あ、いや…」

結衣「私のカバンになんか入れた?」

京子「なんでもないって…」

結衣「なんでもないことないでしょ、まず陸上部のアンタが水泳部の更衣室にいるのがおかしいんだから」

京子「その…」

結衣「あ、これ私の水着!」

結衣「アンタが盗んだの?」

京子「いや返そうと思って!」

結衣「だったらアンタが盗んだんじゃない!」

京子「…」

京子「ごめん!ごめんなさい!!」

結衣「…もういい、とりあえず戻りなさい」

結衣「事情は今度聞くから!」


結衣「ごめんみんな~、カバンの中に入ってたわ~」

「見つかったんですね!!」

「なんだそりゃ!」

「ちょっと先輩そりゃないっすよ~俺ら男子が疑われたんすから~」

結衣「ゴメンゴメン、ジュースおごるから許して!」

回想終わり


結衣「…んで、事情を聞いたら」

結衣「京子は私のことがずっと好きで、気持ちを抑えられずスク水を盗んだってこと」

男「…」

結衣「その後京子に告白されたけど、断っちゃった」

結衣「もう京子とどう接していいかわからなくて」

結衣「…なんでこうなっちゃったんだろうなぁ」



116: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/29(日) 10:33:54.17 ID:G5GGccSuO


男「…ということがあったそうです」

優奈「…複雑すぎやしませんか」

男「そんな話聞いただけで疲れたよ」

男「後は優奈、お前が頑張れ…」

優奈「私も不安になってきたけど…」

優奈「まぁ、情報料として勉強教えましょう」

男「数学頼んます」


優奈(さて…裏でそんな事情があったけど、どうしようか…)

1.私から京子先輩に話しかける

2.明美ちゃんにこのことを伝える

3.水島先輩に協力してもらう

↓1



117:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/29(日) 10:36:26.64 ID:JWNB/l2Ao




118: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/29(日) 17:49:42.81 ID:Nm2chonvO


優奈(水島先輩に協力してもらおう…)


次の日、部活

京子「次、明美」

明美「はい!」

優奈(今日の京子先輩はいつも通り…)

優奈(立ち直ったのかな)

優奈(いや、そんなはずないよなぁ)

優奈(好きな女の子のスク水盗んだ事バレて、挙げ句の果てには振られたんだもんなぁ)

京子「…最近調子出ないな、明美」

明美「はい…なんででしょうかねぇ…」

優奈(まさか明美ちゃんも京子先輩がそんなことしてたなんて思いもしないだろうなぁ)



帰り道

結衣(今日も疲れた、買い物して帰ろ)

優奈「あ、あの!水島先輩!」

結衣「えーと、あなたは?」

優奈「2年の真島と申します!」

優奈「男子水泳部の安田くんの幼馴染…でして」

結衣「へー!安田くんの!」

結衣「私に何か用かな?」

優奈「えと」

1.(スク水盗難事件や告白に触れて)京子先輩についてお話が…

2.(スク水盗難事件や告白に触れずに)京子先輩についてお話が…

↓1



119:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/29(日) 17:51:07.00 ID:nkzEWlSZO

1



120: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/29(日) 18:13:41.58 ID:Nm2chonvO


優奈「京子先輩についてお話が…」

結衣「京子…?」

優奈「えー…京子先輩って、水島先輩に告白したんですよね…?」

結衣「ちょッ!?」

結衣「その話どこから聞いたの!?」

優奈「えぁ」

結衣「もしかして安田くん…言いふらした!?」

優奈「ふらしてないです!私だけです!」

結衣「誰にも言わないでって釘刺さなかった私も悪いけど…」

結衣「なんで他の人に言っちゃうかなぁ…」

優奈「いや違うんです!」

結衣「え?」

優奈「最近京子先輩が元気ないから…」

優奈「私の代わりに安田くんが、京子先輩の親友である水島先輩に事情を聞いてくれたんです!」

結衣「…そゆことね」

優奈「すみません、突然…」

結衣「お願いだけど、京子がスク水盗難とか女の子が好きだとか」

結衣「他の人に絶対に言わないでね!」

結衣「そんな噂広まったら、あの子自殺しちゃう!」

優奈「言いません!絶対に!!」

結衣「お願いね…」

結衣「…で、真島さんがそんな京子を元気付けようとしてくれてるのかしら?」

結衣「同じ陸上部だもんね」

1.そう…ですね

2.それもそうですけど、京子先輩のことが好きな人がいるんです

↓1



121:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/29(日) 18:14:04.20 ID:EuFdQ0Pu0

2



122: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/29(日) 20:34:17.59 ID:tr6cZgQL0


優奈「それもそうですけど、京子先輩のことが好きな人がいるんです」

結衣「あら、京子にモテ期到来?」

結衣「あの子、女子にはモテるんだけどねぇ」

優奈「その好きな人も女子ですけどね…」

結衣「あはは、結局女の子かぁ」

結衣「…ん?好きって…」

結衣「好きの度合いは?」

優奈「loveですね」

結衣「…つまり、私←京子←その子…ってこと?」

優奈「はい」

結衣「なんじゃそりゃ…」


結衣「その女の子って…」

優奈「私の親友の…同じ陸上部の元町明美ちゃんです」

結衣「元町明美…あぁ!京子のお気に入りの子じゃん!」

優奈「確かに、京子先輩は明美ちゃんを特に可愛がってますけど」

優奈「次期部長候補も明美ちゃんですし」

結衣「京子もずっと言ってたよ、可愛くていじりがいのある後輩がいるって」

結衣「あー、その子が京子のこと好きなのかぁ」

優奈「私は明美ちゃんのこと応援してるんですけど…」

結衣「何にせよ、元町さんには京子の支えになってもらわないと」

優奈「?」

結衣「京子は、何かあったらすぐに私に相談に来るんだけど」

結衣「もう、私と京子は口聞いてないからね…」

結衣「あの子、いろいろ溜め込んじゃうと…腐っちゃうから」

優奈「そんなに京子先輩のことが心配なら、今まで通り接してあげれば…」

結衣「それが出来たら苦労しないの!!私だって頭ぐちゃぐちゃのこんがらがりまくりなんだからね!?」

結衣「ある日突然、親友にスク水盗まれて告白されてごらんなさいよ!?」

優奈「ひええ…すみません…」

結衣「…こほん、失礼」

結衣「とにかく、好きとか付き合うとか置いといて」

結衣「今の京子には元町さんが必要なの」

優奈「…そうですよね、わかりました!」

1.明美ちゃんにそう伝えてきます!

2.京子先輩にそう伝えましょう!

↓1



123:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/29(日) 20:35:27.50 ID:EuFdQ0Pu0

1



125: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/29(日) 22:57:30.20 ID:tr6cZgQL0


優奈「明美ちゃんにそう伝えてきます!」

結衣「うん、頼んだよ」

結衣「あ、元町さんにも京子がスク水泥棒だって言いふらさないように…」

優奈「大丈夫です!明美ちゃんなら!」



次の日

優奈「…最近、京子先輩のこと」

優奈「どう思う?」

明美「うーん…京子先輩、振られてからずっと調子悪そうだし…」

明美「ここであたしがしつこくしたら…大会の記録にも影響出そうだし…」

明美「なんかもう、いいかなって」

優奈「諦めちゃうの?」

明美「女の子が女の子を好きになるのは変なことなの」

優奈「京子先輩も女の子が好きなんだって」

明美「え…えぇ?」

優奈「かくかくしかじか」

明美「はえ!?」

優奈「つまり、京子先輩は水泳部の水島先輩が好きで」

優奈「好きなあまりスク水盗んでバレて、駄目元で告白したら振られて」

優奈「現在に至るということ…」

明美「な…ッ」

明美「京子先輩は…親友のスク水を盗むド変態ってこと…?」

優奈「ん、んー…」

優奈「まぁ誰しもあるよ!そういう面は!」

優奈「私や水島先輩は明美ちゃんに何して欲しいかっていうと」

優奈「京子先輩を支えてあげて欲しいの!」

明美「支えてあげるって…」

明美「何すれば…」

優奈「元気で明るい明美ちゃんといれば」

優奈「誰だって笑顔になれるよ」

明美「…テキトーなアドバイスだなぁ」

明美「…」

明美「もし、あたしが優奈のこと好きって言ったら」

明美「受け止めてくれる?」

優奈「…彼氏がいなかったらね!」

明美「ほんとかなぁ」

優奈「本当だよ!愛に性別など関係ない!」

明美「じゃあさ…もしあたしと優奈が恋人だったら、どこまでしてくれる?」

優奈「え…と…」

コンマ
00~29.どこでもデート行くよ!
30~59.毎日キスしてあげる!
60~89.恋人だったら…身体の関係も…
90~99.一週間に10回はエッチなことしてもらうよ!!
↓1



126:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/29(日) 22:57:49.68 ID:zbGFGW6ao




128: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/29(日) 23:15:08.80 ID:tr6cZgQL0


優奈「恋人だったら…身体の関係も…」

明美「身体の関係ねぇ~」

明美「どんなことするのぉ?」

優奈「そりゃあ…エッチな…」

明美「エッチとは、一体」

優奈「性器を…」

明美「…ちなみに彼氏とはヤったの?」

優奈「まだ…」

明美「あはは、優奈もお子ちゃまだねぇ」

優奈「私のことはどうでもいいの!!」

優奈「京子先輩を頼んだよ!明美ちゃん!」

明美「うん、ここまで優奈に助けてもらってばっかりだったし」

明美「あたしが変態京子先輩をなんとかしてやろう!!」


続く
第3部へ…



130: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/30(月) 23:12:23.60 ID:bKMrcl/rO


明美(あたしには好きな人がいる)

明美(女子陸上部部長の土田京子先輩)

明美(京子先輩は片想いしていた女友達のスク水を盗んだのがバレて、挙げ句の果てには振られてしまった)

明美(今、精神的にボロボロな京子先輩を)

明美(あたしが支えてやれと、託されている!)

京子「…」ポケ-

明美(よし、早速京子先輩を後ろから…)

1.『だーれだ』って目を手で覆う

2.お尻をスパンとはたく

3.おっぱい揉む

↓1



131:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/30(月) 23:12:41.80 ID:GmH56rpgo

1



132: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/31(火) 00:20:36.27 ID:JPtHWeSsO


明美「だーれだ!」

京子「…なんじゃ、明美」

明美「先輩、最近元気ないじゃないですかぁ」

京子「言っただろ、振られたって」

明美「先輩みたいな美人を振るなんてどこのどいつですか」

京子「え?」

京子「…大学生でイケメンで医者の卵で」

明美「うそつけ」

京子「うるせー」

明美「あたしで良ければ悩み聞きますよ」

京子「余計なお世話じゃ!」

京子「アンタは陸上のことだけ考えてりゃいいの」

明美「でも、部長がそんなんじゃ」

明美「部員のみんなも心配でモチベーションが上がらないですよ」

京子「…」

明美「先輩にはしっかりしてもらわないと!」

京子「…」

明美「今日部活ないですし、2人で話しません?」

京子「…なんで?」

明美「京子先輩はあたしの憧れなんです!そんな先輩が悩みを抱えてるなんて…」

明美「居ても立っても居られないんです!」

京子「…私は明美が思ってるほど、大した人間じゃないよ」

京子「私は私の嫌いなところ、いっぱいあるし…」

明美「だからそーゆーふーに弱音ばっか吐いてる先輩なんて先輩らしくないんです!!」

明美「だから悩み聞いてやるって言ってるでしょ!」

京子「う、うん」

明美「よし決定!放課後…」

1.誰もいない女子陸上部部室で話しましょう

2.あたしンちで話しましょう

3.京子先輩んちで話しましょう

↓1



133:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/31(火) 00:21:03.10 ID:JpaXoqwnO

1



135: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/31(火) 06:33:30.64 ID:Z7aKyr2NO


明美「誰もいない女子陸上部部室で話しましょう!」

京子「わ、わかったわよ」


放課後、女子陸上部部室

明美「…」ニコニコ

京子「…」

京子「で、何話したらいいの」

明美「今、京子先輩を覆ってるモヤモヤです」

京子「モヤモヤって…」

京子「お節介な後輩がうざい」

明美「他には?」

京子(スルーかよ)

京子「えーと、タイムが伸び悩んでる」

明美「それは他にモヤモヤがあるからでしょ」

京子「う」

明美「あたし、京子先輩のことはわかっちゃうんです」

明美「なんで京子先輩が悩んでるか」

京子「私のことなんかわかるわけないでしょ、あほ」

明美「わかるに決まってるじゃないですか」

1.先輩のこと、好きなんですから

2.先輩がスク水盗んだり、女友達に告白して振られたことも知ってますよ~

↓1



136:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/31(火) 06:42:50.54 ID:gaJ/SrynO

1



137: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/31(火) 11:07:11.57 ID:Z7aKyr2NO


明美「先輩のこと、好きなんですから」

京子「…いや」

京子「私も明美のこと好きだけど」

京子「その言い方だと愛の告白みたいじゃん」

明美「ふふ」

京子「ふふってなんだよ、気持ち悪いな」

明美「ひどいなぁ」

京子「いや…冗談だろ?」

明美「さぁ、どうでしょうかね」

京子「なんだよそりゃ」

京子「だって気持ち悪いだろ、女同士なんて」

明美「気持ち悪いですか?」

京子「普通は異性を好きになるものだろ、普通は…」

明美「同性を好きになったっていいじゃないですか」

明美「優奈だって言ってましたよ、愛に性別など関係ないって!」

京子「…そうなの?」

明美「あたしもそう思いますよ!」

京子「…」



138: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/31(火) 11:07:37.38 ID:Z7aKyr2NO


京子「あのさぁ…引かないで聞いて欲しいんだけど」

明美「なんですか」

京子「私…女に告白したんだ…」

京子「私の一番の親友なんだけど…ソイツのこと本気で好きになっちゃって」

京子「ソイツも突然のことでビックリして」

京子「気持ち悪がられて振られちゃったよ」

京子「…まぁ、それが普通の反応だわな」

京子「私が、女が好きなばっかりに…ひとり親友を失っちゃったよ…」

京子「ははは…笑えるだろ」

明美「いいえ」

京子「頼む笑ってくれ…」

明美「おかしいことじゃありませんよ」

京子「…ッ」

京子「私はその親友が好きなあまり、スク水を盗んだんだぞ!?」

京子「そのスク水を使って…!」

京子「気持ち悪いだろ!?吐き気がするだろ!?」

京子「私はそういう人間なんだ!!」

明美「京子先輩」

明美「あたしも同じです」

京子「は…?」

京子「何が同じなんだよ」

明美「あたしも、好きな人が女の子ですから」

京子「え…」

京子「えぇ!?」

明美「あたしもその女の子の身体とかガン見したり…」

明美「おっぱい揉みたいなぁとか、普通に思ってますから」

京子「え…」

明美「あたしもちゃんとした変態ですよ」

明美「流石にスク水盗むのには負けますけどね」

京子「明美が…?」

京子「…誰のことが好きなの?」

明美「ん?」

1.ナイショです

2.当ててみてくださいよ

3.だから言ってるじゃないですか、京子先輩のことが好きだって

↓1



139:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/31(火) 11:10:28.78 ID:DmVcFc4E0

3



140: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/31(火) 11:44:07.61 ID:Z7aKyr2NO


明美「だから言ってるじゃないですか、京子先輩のことが好きだって」

京子「…」

京子「お、お前…それ、本気で言ってるのか?」

明美「はい」

京子「わ…私のおっぱい揉みたいのか…?」

明美「はい」

京子「私の身体、ガン見してたのか…?」

明美「シャワー浴びてる時とか覗き見してましたよ」

明美「先輩の乳首、綺麗な朱色でしたね」

京子「おまッ、何言って…!」パコン

明美「痛ぁ!…あはは」

明美「あたしもなかなか気持ち悪いですよね」

京子「…明美が」

京子「私のことを…」

明美「どうですか」

京子「正直なことを言うと…頭がゴチャゴチャして…なんて言ったらいいか…」

京子「結衣もこんな気持ちだったのかな…」

明美「別に振ってくれてもいいですよ」

京子「えっ」

明美「京子先輩に振られても、いつも通り先輩後輩の関係が続くだけです」

明美「先輩はあたしの憧れのままですし、いつも通りチョッカイも出しますから」

明美「シャワー覗くのはやめますけど」

京子「…」

京子「今ここで、決めた方がいいのか…?」

明美「いや別に」

明美「今言ってもいいし、答えを何年も先延ばしにしても構いません」

京子「…」

京子「…」

京子「…明美」



優奈「…で?京子先輩はなんて…?」

明美「なんて言ったと思う?」

優奈「勿体ぶらないで教えてよぉ~!」

明美「わかったわかった!」

コンマ
偶数(0含む).保留にされちゃった!
奇数.よろしくお願いしますって言われた!

↓1



141:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/31(火) 11:44:20.50 ID:vYatROhho

a



144: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/31(火) 19:34:34.80 ID:qxfZ7bS50


明美「保留にされちゃった!」

優奈「そっ…かぁ」

優奈「振られたわけではないのかな…?」

明美「別に振られてもいいんだけどねぇ」

明美「京子先輩が元気になれば、それでいーの」

優奈「元気になりそう?先輩」

明美「なる!させる!!」

明美「さー今日の部活が楽しみだなぁー!!」



京子「ほ…保留にさせて」

明美「…いーですよ」

京子「あぁ…」

京子「…」

京子「てか!私の何がいいの!?」

明美「制服ニーソ」

京子「は?」

明美「先輩のその絶対領域が…」

明美「ふへへ、堪らんのです」

京子「ちょ…見んなよ…」

明美「短いスカートと黒ニーソの間のスベスベの肌と、見えそうで見えないパンツが…」

京子「ひいいいい」

明美「これがあたしの正体です!」

明美「京子先輩ひとりが変だなんてことはないんですよ!」

京子「明美…」

明美「…因みにぃ、京子先輩は何フェチなんすかぁ」

京子「え?」

京子「…スク水」

明美「はーん!」

明美「明日の部活、あたしスク水着てやろっかなぁー!」

京子「ばかたれ!」

京子(…いいなぁそれ)

明美「あはは」

京子「…ありがとうな明美」

京子「なんか、ラクになったよ」

明美「よかったです」

明美「じゃー先輩、また告白しないと」

京子「は?」

明美「先輩を振った友達に、もう一度友達になってくださいって」

京子「…」

明美「ほーら、先輩!!」

1.2人でちゃんと話してきなさい!

2.しょーがない、あたしも付いていきますから!

↓1



145:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/31(火) 19:37:07.10 ID:DmVcFc4E0

2



146: ◆jPr03Kti1lbd 2017/10/31(火) 20:10:45.03 ID:qxfZ7bS50


明美「しょーがない、あたしも付いていきますから!」

京子「はぁ!?」

明美「水泳部のプールに行きましょ!!」

京子「オイ馬鹿待て!引っ張るなって!!」

京子「本気かよぉ!!」



プール

明美「すいませーん!!」

男「…はい?」

明美「水島先輩いませんかー?」

京子「おい…練習中だろ…」

男「水島先輩…?確か今休憩中だけど」

明美「呼んできてくださいな!」

男(何だコイツ)トボトボ


結衣「私を呼んだのはどちら様?」

京子「…」

結衣「京子…」

明美「ほら京子先輩!水島先輩スク水ですよ!エ口い!」

京子「お前黙れェ!!」ゴツン

明美「痛し!!」

結衣「…どうしたの」

京子「いや…その…」

男(あぁ…アレが例のドロ沼レズビアンか…)

結衣「…」

京子「…」

明美「…京子先輩」

京子「…」

明美「…ったく」

明美「水島先輩!」

1.京子先輩が友達になりたがってますよ!!

2.あたしたち、付き合ってるんです!!

↓1



147:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/31(火) 20:12:08.20 ID:n6k8/67DO




148: ◆jPr03Kti1lbd 2017/11/02(木) 02:00:23.60 ID:LQbYEaN30


明美「京子先輩が友達になりたがってますよ!!」

結衣「…あら、あなたが明美ちゃん?」

明美「はい!」

結衣「京子は…あなたに任せるよ」

京子「…」

明美「…そうじゃなくて!」

どんっ

結衣「へっ?」

ドボォォォン

京子「えぇ!?」

結衣「げほッ…何すんのよ!!」

明美「あたしは京子先輩が好きなんです!」

結衣「知ってるけど…」

明美「だからこれから先輩に付きまとうし、先輩のモノ盗んでクンカクンカしまくるし」

京子「何言ってんのアンタ…」

明美「あたしの重い愛で京子先輩は精神的にズタボロになってしまうのです!」

結衣「はぁ」

明美「そんな京子先輩を支えてあげられるのは、水島先輩しかいないでしょ!」

結衣「えぇ…」

明美「京子せんぱぁい…覚悟してくださいねぇえへへへへへへへ…」

京子「ひえッ…」

明美「というわけで、お邪魔しましたー!」シュバッ


男「あの優奈の友達…頭おかしい…」



149: ◆jPr03Kti1lbd 2017/11/02(木) 02:01:53.46 ID:LQbYEaN30


結衣「…京子、アンタの後輩すごいね…」

京子「ははは…アレでも次期部長候補なんだよなぁ」

京子「…結衣、ごめん…」

結衣「え?」

京子「私のせいで色々嫌な思いさせたよな…」

京子「スク水盗んだり…」

結衣「私こそごめん」

結衣「私が悩んでる時とか辛いとき…いつも助けてくれてたのが京子だってのに」

結衣「なんか…冷たい態度とっちゃって…」

京子「いやいや、それは私が気持ち悪かったからでしょ!」

結衣「…あのとき私のスク水で何したの…?」

京子「…」

京子「…着て、テンションあがって踊ってた」

結衣「きも」

京子「…」

結衣「…なんてね、人間誰しも人に言えないヤバイ性癖持ってるものよ!」

結衣「私だって…」

京子「…どんな性癖?」

結衣「絶対言わない」

京子「えー…」

結衣「そーゆーのはバレないようにやるもんなのよ!」

京子「おっしゃる通りです…」

男「先輩…そろそろ休憩終わりっすよ」

結衣「あ、ありがと安田くん」

結衣「んじゃ京子、後でラインするから!」

京子「わかった!」

男(はぁ…これで一件落着か…)



翌日、陸上部

京子「よし!んじゃ今から10分休憩!」

優奈「京子先輩元気になったね!」

明美「まったく、やれやれだよ」

優奈「あとは京子先輩からの答えを待つだけだね」

明美「そうだよ、告白の答えを先延ばしにしやがる京子先輩には…」

1.京子の汗拭きタオルを奪う

2.京子のおっぱい揉む

3.ここはあえて優奈のおっぱい揉む

↓1



150:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/02(木) 02:04:40.08 ID:ZQLakT4c0

2



151: ◆jPr03Kti1lbd 2017/11/02(木) 02:17:45.46 ID:LQbYEaN30


明美「ふひひひ、京子先輩のおっぱい揉んでやろう…」

優奈「あはは…程々にしとかないとまた殴られちゃうよ~」


明美「覚悟!!」

むにょ

京子「いひゃッ!?」

明美「せーんぱいっ」

むにむに

京子「明美ぃ~、何のつもりぃ?」

明美「好きな人のおっぱい揉みたくなるのは当然でしょ?」

京子「あんたねぇ、私のこと好きになるのは勝手だけど」

京子「他の人にバレないようにしなさいよ!?気持ち悪がられるわよ!」

明美「先輩が振ってくれればやめますよ」

京子「んじゃあ振ろうかしらぁ?」

明美「私の彼女になってくれたら」

明美「毎日制服の下に」

明美「スク水着て来てあげますよ」

京子「うッ…」ゴクリ

明美「パンツじゃないから…どこでもスカートめくって見せてあげますからね」

京子「ぐ…」

京子「ふんっ」ゴチン

明美「いだいッ!!」

京子「先輩をからかうんじゃねー!」

明美「すんません…」

京子「…」

京子「…告白の答え、待たせてごめんな」

明美「え?」

京子「私は…もっとお前と仲良くなりたいんだ」

京子「付き合うのはそれからでも遅くないだろ?」

明美「…はい!!」


明美「あ、でも先輩が卒業するまでに絶対答えてくださいね?」

明美「あたし、制服姿の先輩をめちゃくちゃにするの夢なんですから」

明美「卒業しても制服着てくれるならいいですけど」

京子「えぇ…」


終わり
第4部へ



152: ◆jPr03Kti1lbd 2017/11/02(木) 23:24:54.14 ID:LQbYEaN30


優奈「じゃあ…15時に一良くんちに行くから…」

小田切「わかった…」

優奈「それじゃ、また後でね!」

小田切「ばいばい…」



小田切家

小田切(よし…計画通り、家族は誰もいない)

小田切(俺は今日)

小田切(優奈氏とセ○クスをする約束をした!!)

小田切(俺んちで!!)

小田切(俺は今日、童貞を卒業するんだ…!)

小田切(優奈氏がうちに来るまで後一時間…)

小田切(コンドームはちゃんと用意済み…)

小田切(準備はできている…!)


小田切(…しかし、不安だ…)

小田切「…」

小田切(安田にラインしよう…)


小田切<ども

安田<なに?

小田切<今日…優奈氏と…

安田<セ○クスするんか?

小田切<…よくわかったな

安田<避妊は絶対しろよ

小田切<するよ

安田<で、俺になに聞きたいんだ?

小田切<あと一時間で優奈氏が来るんだけど

小田切<他にやるべきことあるかなって…

安田<

1.風呂入っとけ

2.歯磨いとけ

3.コンドームの付け方練習中しとけ

↓1



153:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/02(木) 23:26:18.63 ID:P5qf3rSOo




155: ◆jPr03Kti1lbd 2017/11/02(木) 23:34:46.72 ID:LQbYEaN30


小田切(歯か…そうだよな…キスもするんだもんな…)

小田切(優奈氏の綺麗な口にキスするんだから…俺の口も綺麗にしとかんと…)

シャコシャコシャコシャコ

小田切「はぁ~」

小田切(うん、多分臭くない)

小田切(よしこれで…)

小田切(まだ不安だなぁ…)

小田切(だってあんな可愛い優奈氏と)

小田切(この俺がセ○クスするんだから…)

小田切(うわ緊張してきた…)


小田切<安田

安田<どした

小田切<緊張してきた

安田<わかるその気持ち

小田切<どうしたらいい

安田<

1.一発抜いとけ

2.外走ってこい

3.寝とけ

↓1



156:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/02(木) 23:35:18.53 ID:CBTgX+bDO




157: ◆jPr03Kti1lbd 2017/11/02(木) 23:43:05.28 ID:LQbYEaN30


安田<外走ってこい


小田切「よし走ってこよう!!」


小田切「うおおおお煩悩よ去れ!!」ダダダダダダ


小田切「はぁ…はぁ…疲れた…」

小田切「息苦しさと…緊張で…」

小田切「余計苦しく…」

小田切「運動しないモヤシには意味なかったか…」


小田切「…て、優奈氏来るまであと20分!」


小田切<ああああ

安田<なんだよ

小田切<セ○クスってどうやったら始まるんだ!!

安田<普通に始めりゃいいじゃん…

小田切<童貞に普通なんかわからんわ!

安田<マジで緊張してんのなお前…

安田<

1.優しくキスから始めるんだよ

2.欲望のまま押し倒しゃいいんだよ

3.優奈に任せりゃいいんだよ

↓1



158:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/02(木) 23:43:59.76 ID:eIqUwE+3O




159: ◆jPr03Kti1lbd 2017/11/03(金) 08:32:41.88 ID:Y7RZwEFWO


安田<優しくキスから始めるんだよ


小田切(だよな…AVみたいにチュッチュして、おっぱい揉んで…)

小田切(ああああそんなAV男優みたいなことできるわけねぇだろおおおお)


小田切<どうやったらセ○クスって上手になるんですか!!

安田<そんなん数をこなすしなかないだろ

小田切<始めてで上手くやるには!?

安田<誰しも最初は下手くそなもんやろ

安田<優奈も処女なんだし…

安田<…優奈って処女なんかな

小田切<え?処女じゃないの?

安田<知らんわ、24時間365日優奈を監視してたわけじゃねーんだし

小田切<えー…

安田<お前優奈が処女じゃないからってウダウダ言ったらぶん殴るぞ

小田切<言わねーよ!



160: ◆jPr03Kti1lbd 2017/11/03(金) 08:33:16.21 ID:Y7RZwEFWO



ピンポーン


小田切「あ゛ッ!?」

小田切「は~い…」

優奈『あ、あの…真島です…』

小田切「おおお優奈氏、いらっそゃい!」

小田切「今玄関開けるよ!」


小田切「…」

小田切(この玄関のドアの先に…)

小田切(俺とセ○クスする女の子が…!)

ガチャ

優奈「や、やっほ~…」

小田切「あ、あれ?制服?」

小田切「一度家に帰ったんじゃないの…?」

優奈「うん…そうなんだけど…」

優奈「どんな服着ようか迷っちゃって…」

優奈「…制服でも良いかなって」

小田切「おう…」

小田切(制服でとかすごく良いじゃんかァ!!!!)


小田切「何飲む…?」

優奈「お茶…」

小田切「午後ティーあるよ…?」

優奈「んじゃ午後ティー…」

小田切(うわああああセ○クスの入り方が話からねぇ)

優奈「…」

小田切「ねぇ優奈氏」

優奈「ん?」

小田切「

1.緊張してる…?

2.優奈氏って処女っすか

3.午後ティーの他にキスはいかがっすか

↓1



161:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/03(金) 08:35:33.15 ID:5mdJ5dO80

1



162: ◆jPr03Kti1lbd 2017/11/03(金) 10:12:38.05 ID:Y7RZwEFWO


小田切「緊張してる…?」

優奈「し、してないですし」ドキドキ

小田切(明らかに緊張してる…)

小田切(やっぱり男を見せないと…!)

小田切(てか、告白した時みたいにキスすれば…)

小田切(でもあの時はムードがあったから…)

小田切(ムードって大切なんだな…)

小田切(…よし)

1.キスしませんか?と聞く

2.顎をクイってやって、イケメン風にキスをする

3.何も言わずキスをする

↓1



163:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/03(金) 10:14:55.46 ID:TCtEq+ZQo




164: ◆jPr03Kti1lbd 2017/11/03(金) 10:29:54.75 ID:Y7RZwEFWO


小田切「キスしませんか?」

優奈「え?」

優奈「あ、はい、しましょう」

小田切「本当にしますよ」

優奈「本当にいいですよ」

小田切「ん、んー…」

優奈「ん…」

ちう

や わ ら か い ッ !!

小田切(なんという柔らかさ…!やっぱり素晴らしい…!!)

小田切(プルプルで…ん…?この感触はリップクリームを塗った後かな…?)

小田切(これが女子の唇だよなぁ…)

小田切(俺のは大丈夫かな…でもさっき歯磨いたし)

小田切(あ、でもそのあと走ったな…口内環境大丈夫か…?)

小田切(口臭いとか思われないかな…)

小田切(…でも、優奈とのキスをもっと味わいたい)

小田切(やるか…?)

1.舌入れる

2.舌入れられる

↓1



165:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/03(金) 10:34:11.00 ID:m7VGiMpDO




166: ◆jPr03Kti1lbd 2017/11/05(日) 14:01:16.33 ID:EtYhKznXO


小田切(舌入れてみよ…)

れろ

優奈「ッ…」ピクッ

小田切(…お、行けるか?)

小田切(もっと奥に…)

優奈「ん…んッ…」

小田切(抵抗しない…)

れるん

小田切(優奈氏も舌絡めてきた!?)

優奈「ん…ッんぷ…」

小田切(なんちゅういやらしい子なんや…)褒め言葉

小田切(やべ…優奈氏とディープキスしてる…)

小田切(とけそう)

ねぷねぷ

小田切「ふう…」

優奈「…」

優奈「舌入れてきてびっくりした」

小田切「え!?あ、ごめん!」

優奈「でもなんか…すごかったね」

優奈「すごく一良くんを感じられた」

小田切(かわゆ)

小田切(さぁ…この後は…)

小田切(…胸を触るのか?それともアソコか…?)

小田切(先に俺のチンチンをいじってもらうのか…?)

小田切(わからねぇ!…安田に聞こう…)


小田切<キスの後は何したらいい!


優奈「…ねー、なんで携帯いじってるのー」

小田切「え?あ、待ってて」


安田<好きなようにやれ

安田<てか携帯触ってねぇで優奈の相手しろよ


小田切「えー…」

優奈「…」ムス

小田切「あぁごめん、このあと何したらいいかわからなくて…」

小田切「安田に聞こうと…」

優奈「一良くんの好きにしたらいいよ」

優奈「私をもっと好きになってくれるなら」

小田切「…じゃあ胸触っていい?」

優奈「いいよ」

小田切「…アソコも見ていい?」

優奈「…恥ずかしいけど…いいよ」

小田切「…」ゴクリ



167: ◆jPr03Kti1lbd 2017/11/05(日) 14:02:05.81 ID:EtYhKznXO


翌日

男「おー小田切!!おはようさん!!」

男「…昨日はどーだったぁ?」

小田切「

1.童貞…卒業しました

2.童貞…卒業できませんでした…

↓1



168:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/05(日) 14:02:17.22 ID:dnWASuSUo

2



170: ◆jPr03Kti1lbd 2017/11/07(火) 12:58:54.32 ID:+xWoZCxcO


小田切「童貞…卒業できませんでした…」

男「は!?なんでだよ」

小田切「コンドームが上手に付けられなくて…」

小田切「箱に入ってるの全部つけるの失敗した…」

男「練習しとけよコンドームの付け方くらい!!」

小田切「ごめん…」



明美「優奈!!」

優奈「はい!?」

明美「昨日…どーだった?」

優奈「あ、良かったよ」

明美「どこがどう良かったの!?」

優奈「なんか…彼氏の温もりが感じられて」

明美「温もりねぇ」

優奈「なんか彼氏、汗かいてたんだけど」

優奈「その匂いがクセになるというか…」

明美「あ!それわかる!汗臭い京子先輩も最高だし!」

明美「あぁ…あたしも早く京子先輩とエ口いことしたい…」

優奈「私ももっかいしたい」

明美「…あんた、一応優等生なんだから」

明美「エ口いことばっかりして勉学を疎かにしちゃダメだぞ」

優奈「はぁい」



放課後

小田切(…帰ってシコろう)

静子「おい」

小田切「なに…?月島さん」

静子「言いたいことがある」

静子「来い」

小田切「ちょ、引っ張らないでよ」


小田切「なに?言いたいことって」

静子「小田切…空気読めよ」

小田切「は?なんのこと?」

静子「…昨日、康弘にラインしただろ」

小田切「あぁ…したけど」

静子「…あのとき、してたんだって」

小田切「…なにを?」

静子「

1.愛撫だよ!!

2.フェラチオだよ!!

3.セ○クスだよ!!

↓1



171:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/07(火) 13:05:50.26 ID:y0Yj7Y1Zo

1



172: ◆jPr03Kti1lbd 2017/11/07(火) 13:56:48.29 ID:+xWoZCxcO


静子「愛撫だよ!!」

小田切「えぇ…」

静子「康弘に…手で気持ちよくしてもらってたのに…!」

静子「お前がラインしてくるから!」

静子「康弘が全然集中してくれなくて!」


静子『ねぇ…もっと気持ちよくして』

男『まって、小田切が優奈とヤるらしい』

男『アドバイスしてやろうぜ』

静子『…ケータイじゃなくて私をいじってよ…』

男『待ってろって』


小田切「えぇ…安田は俺に、してるときは携帯触るなって言ってきたのに…」

静子「その後ムカついて帰った」

小田切「まじか」

静子「あいつから、今日しようって誘ってきやがったクセに」

静子「というわけで、このあと付き合え」

小田切「は?」

静子「映画」

静子「今週公開のやつ」

小田切「俺と月島さんで?」

静子「優奈ちゃんは部活だし」

静子「他にアニメ映画見れるような友達いないし」

小田切「それって…デート?」

静子「ちげーわ」

静子「それに優奈ちゃんには許可とってる、小田切を借りるって」

小田切「安田には?」

静子「知らんわ、あんな奴プールで溺れて死ね」

小田切「おいおい…」



173: ◆jPr03Kti1lbd 2017/11/07(火) 13:57:46.75 ID:+xWoZCxcO


映画館

静子「面白かったぁー!」

小田切「神映画だったね」

静子「絶対続編あるよね!」

小田切「あのラストは何かの伏線かね」

静子「パンフ買いに行こうよ!」

静子「あ、金くれたら私が買ってきてあげる」

静子「レジに並ぶのだるいっしょ」

小田切「じゃあ頼む」

小田切(すっげぇイキイキしてんな…学校じゃ静かなのに)


静子「ねー、ファミレス行って語ろうよ」

静子「それともカラオケ行く?アニソン三昧で!」

静子「ネカフェでノンビリ漫画読むのも良いけどね!」

小田切「えー?」

1.ファミレス

2.カラオケ

3.ネットカフェ

↓1



174:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/07(火) 13:59:29.88 ID:d9cRRv3Uo




175: ◆jPr03Kti1lbd 2017/11/07(火) 14:58:29.37 ID:+xWoZCxcO


小田切「んじゃカラオケで…」

静子「決まり!」



カラオケ

静子「~♪」

小田切「歌上手いな…」

静子「よく一人カラオケとか行ってるからね」

静子「はい、つぎ小田切」

小田切「うん…」

♪~

小田切「しんやーおれはーテレビを見ていたー♪」

静子「あはは!声ひっく!」

小田切「う、うるさいな」

静子「良いから歌いきれ!」


小田切「~♪」

静子「おー、良かったよ!」

静子「私この曲好きだし!」

静子「じゃあ私はエンディング歌おうかな!」

小田切「おう」


2時間後

小田切・静子「~~♪♪」

静子「やっぱこの曲は2人で歌うと盛り上がるねー!」

静子「ヒトカラのとき、ずっと誰かと歌いたいって思ってたんだ」

小田切「…安田とは?」

静子「…あいつ、あんまアニメとか興味なさげだし」

小田切「月島さんさぁ」

1.安田のこと嫌いなの?

2.俺のこと好きなの?

3.これって浮気になるんですかね

↓1



176:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/07(火) 14:59:46.34 ID:CpKmnU3DO




177: ◆jPr03Kti1lbd 2017/11/09(木) 19:17:37.41 ID:JgCXt3bj0


小田切「安田のこと嫌いなの?」

静子「…は?」

静子「いや…嫌いじゃないけど…」

小田切「でもなんか、趣味とか合わないみたいだし」

静子「それ言ったらあんたらもそうじゃん」

静子「勉強スポーツできる優奈とモヤシの小田切」

静子「こんな不釣り合いなカップルないよ」

小田切「グサッ」

静子「…私も人のこと言えないけどね」


静子「なんで私が康弘と付き合ってるか知りたい?」

小田切「まぁ…気になる」

静子「罰ゲームなの」

小田切「は?」

静子「康弘は罰ゲームで私と付き合ってるの」

小田切「え?え?」



178: ◆jPr03Kti1lbd 2017/11/09(木) 19:18:27.61 ID:JgCXt3bj0


中学時代

「いえーい!!ヤスの負けー!!」

男「マジかよ…」

「よっしゃああ罰ゲーム回避ー!」

「あー、勝ってよかった…」

「んじゃヤス、罰ゲームだ」

「月島に告れ」

男「冗談だよな…」

「冗談じゃねーって!決めたろ」

「負けた奴は最低1週間、月島の彼氏になるって」

「ほら、こーくーれー!こーくーれー!」

「約束だろ?告白しろって!」

男「ちっ…1週間かよ、なげぇな」


男「月島」

静子「へッ?」

男「俺と付き合ってくれ」

静子「えッ、え」

「おめでとー!!」

「これでお前らはカップルだ!」

「愛してやれよ?」

「ふふふッ、月島めっちゃキョドッてる」

「あのブスがヤスの彼氏とかウケる」



優奈「ねぇ…月島さんと付き合ってるの?」

男「罰ゲームだよ…」

優奈「そういうのよくないと思う…」

男「わかってるよ、1週間だけだから」

優奈「…」



179: ◆jPr03Kti1lbd 2017/11/09(木) 19:19:02.75 ID:JgCXt3bj0


静子(康弘と付き合うことになったとはいえ、別に何かするわけでもなく)

静子(私はどうしたら良いかわからず、いつも通り教室の隅で本を読んでる)

「おい、彼女の相手してやれよー」

「キスくらいはしただろー?」

静子(罰ゲームの内容が私だし、こんなこと言われるだろうなとは思ってたが)

「なぁ、安田と月島が付き合ってるって知ってるか?」

「月島ってあの暗くてキモいブスでしょ?」

「あんま喋らないもんな、喋っても声小さくて何語かわからんし」

「罰ゲームらしいよ」

「ヤスもあんなブスと付き合わされて可哀想だな、それが罰ゲームなら仕方ないけど」

「安田は真島と付き合うんじゃないの?」

「月島、安田に告られてからいつも以上にキョドりまくってキモいな」

「安田の彼女はブス」

(…『康弘の彼女はブス』、そのフレーズが康弘に引っかかったらしい)


男「おい、行くぞ」

静子「えッ」

静子(放課後、突然デート?に行くことに)



180: ◆jPr03Kti1lbd 2017/11/09(木) 19:19:41.46 ID:JgCXt3bj0


静子(別に手を繋ぐわけでもないし、何か話すわけでもない)

静子(ただ街中を歩く康弘に黙ってついて行った)

男「ここ入るぞ」

静子「はひッ?」

男「俺の行きつけの美容院」


店員「あれー?安田くんの彼女かな?」

男「あー、そっすね」

店員「え?本当なの?」

静子(店員は、このブスが本当に康弘の彼女なの?と思ったに違いない)

男「コイツを、こんな風にして下さい」

店員「あぁ、似合いそうだね」

静子(康弘は雑誌の女性モデルを指差した)



店員「どう安田くん!かなり可愛くなったでしょ」

男「おぉ…」

店員「元が良いからだね、今まで髪で目を隠してたのが勿体無いよ」

静子「ふへ…」

静子(鏡に映った女が誰だかわからなかった)


静子「あにょッ、お金…なぃ」

男「俺出すから」

店員「はいお釣り、また彼女連れてきてね~安田くん」

男「次行くぞ」

静子「えひ」


男「これ下さい」

男「これ下さい」

男「これ下さい」

静子「えぇえ…」

静子(康弘はカーディガンやアクセサリー、ローファーなんかも買ってくれた)

静子(何万円使ったかは今でも教えてくれない)



181: ◆jPr03Kti1lbd 2017/11/09(木) 19:20:29.80 ID:JgCXt3bj0


静子(そしてひと気のない駐車場へ)

男「中学の制服はあんまり派手なオシャレできないけど」

男「校則を破らない範囲でも可愛く着こなす女子ってすげーよな」

静子「え…ッ」

男「カーディガン着てみろ」

男「ブレザーは前閉めなくていい」

男「スカートも短くな」

男「腰で巻くんだよ」

男「もっとだ」

男「ローファーも新しいのに履き替えろ」

男「…古いのこんなにかかとすり減ってんぞ、ちゃんとした姿勢で歩け」

男「シュシュでポニテにしてみろ」

男「うなじを見せる感じで」

男「下手だな…髪触るぞ」

男「こうやって束ねるんだよ」

男「お前髪が…後で良いシャンプー買ってやるから」

男「よし!」

男「…行こう」

静子「ひッ」


静子(賑やかな公園にやって来た)

静子(あちらこちらにカップルがいる)

静子(女の子はどの子も可愛い)

男「ほれ、ソフトクリーム」

静子「う」

男「奢りだ」

静子「そ、な…悪ぃ…」

男「もっとはっきり喋れ!」

静子「ひぃッ…!!」

静子「…」

静子「お、奢ってもらってばっかで!…悪いと思って…」

男「いいんだよ、付き合ってんだから」

静子「でも…私と付き合うのは、罰ゲームなんじゃ…」

男「そうだよ」

静子「…」

男「ションベン行ってくる」



182: ◆jPr03Kti1lbd 2017/11/09(木) 19:21:08.84 ID:JgCXt3bj0


静子(あの人は何を考えてるんだろう)

静子(罰ゲームで無理矢理付き合ってるブスに何万円も使って…)

静子(頭がおかしいのかな)

静子(…この髪型見たら、お母さんなんて言うかな)

静子「…」

静子「アイスおいし」

男「おい」

静子「あぅ」

男「これ、見てみろ」

静子(康弘は携帯の画像を見せてきた)

静子(ソフトクリームを美味しそうに舐める、制服を着た可愛い女の子が写ってた)

静子「…誰を盗撮したの?」

男「馬鹿、お前だよ」

静子「えぇ!?」

静子(自分を可愛いと感じたことがすごく恥ずかしくなった)

静子(でも…可愛いと思う、自分じゃないみたい)

男「明日、ちゃんとその格好で学校来いよ」

男「お前は可愛いんだから」



183: ◆jPr03Kti1lbd 2017/11/09(木) 19:21:34.70 ID:JgCXt3bj0


次の日

「おい安田!!昨日送ってきたあの写メの女の子は誰だ!?」

「ヤス!なんで新しい彼女作ってんだ!!」

「康弘ォ!罰ゲームなんだから月島以外の女とイチャイチャすんなや!!」

男「だから、あの女は月島だって」

「うそつけ、月島は全然ブッサイクだろ!」

「何組の女だ!?後輩か!?」

男「うるせぇなぁ」


ガララ…

静子「…」

「え…誰?」

「教室間違えたんじゃね?」

「…写メの子じゃん!」

「可愛い」

男「おはよう!月島」

静子「お、…おはひょ」

「…マジで月島なの?」



184: ◆jPr03Kti1lbd 2017/11/09(木) 19:22:05.93 ID:JgCXt3bj0


男「どう?俺の彼女どう??」

「え…」

「いや…」

男「可愛くね?俺の彼女可愛くない??」

「可愛い…と思う」

「でも中身が月島じゃん…」

男「お前ぇ、俺の彼女の脚をガン見すんなよ~」

「み、見てねぇよ!」

「スカート短すぎね…」

男「おい女子!俺の彼女可愛いよなー?」

「可愛いー!!」

「ホントに月島さんー??」

男「ははははは!!!」

男「罰ゲームがこんなに楽しくて良いのかな?オイ~!!」

「…なんか悔しいな」

「月島がこんなに可愛いんなら俺が罰ゲームになりゃよかった…」


静子(康弘の目的はこれだった)

静子(罰ゲームで馬鹿にされるのが嫌で)

静子(私をイメチェンさせて、みんなを驚かせ)

静子(優越感に浸りたかったんだ)


静子(その後、私はブスとかキモいとか言われなくなった)

静子(しかし友達がいないのは変わりない)

静子(私が可愛くなったところで、今更私と仲良くしようと思うクラスメイトはいなかった)

静子(ブスブス言ってた相手と仲良くするのは気まずいだろうし)

静子(誰も康弘や私をいじらなくなって、罰ゲームも自然消滅した)

静子(その間、康弘と私は一言も交わさなかった)



185: ◆jPr03Kti1lbd 2017/11/09(木) 19:22:41.02 ID:JgCXt3bj0


静子(…で、告白されてから1週間後)


男「申し訳なかった」

男「こんな罰ゲームに付き合わせてしまって」

男「もう俺はお前の彼氏ヅラはしない」

男「じゃあな」


静子(罰ゲームが終わった)

静子(これで康弘との関係も終わる)


静子「ありがとう」

男「…ありがとうじゃねぇよ」

男「お前…クラスのみんなにいじめられてるから、こんなことになったんだぞ」

男「もっと恨めよ…」

静子「…」

男「…このあと暇か?」

静子「え…?」

男「あと数時間、俺の彼女でいてくれ」



186: ◆jPr03Kti1lbd 2017/11/09(木) 19:23:12.10 ID:JgCXt3bj0


静子(ゲームセンターに連れていかれた)

静子(音がやかましくて、自分1人じゃ絶対に来ない場所)


静子「…」

男「ん?UFOキャッチャーやりたいの?」

静子「…好きなキャラクター」

男「よし!取ってやる」

チャリン



男「なかなか取れないな…」

静子「いいよもう…お金使いすぎだよ…」

男「UFOキャッチャーってのはこういうのが楽しいんだよ」

男「楽しめ、今の状況を!」

静子「じゃあ私のお金使って!」

チャリン

男「よし…お前の100円分の想い受け取ったぜ!」


男「ほらよ」

静子「あ、ありがとう!」

静子「ホントに好きなんだぁ、このキャラ!」ニコッ

男「…ふっ、そうか」

男「次プリクラ行くぞ」

静子「え!?ぷり…」


男「ほら笑えよ」

静子「え…どうやって…」

男「さっき笑顔だったろ、そんな感じでだよ」

静子「わかんかいよ!」

男「おら笑え」

こちょこちょ

静子「あひゃひゃひょひゃひ!!!」

カシャ


男「おもしれぇ顔だな」

男「携帯の待ち受けにしようかな」

静子「お願いやめて!こんな変な顔!」

男「笑わないお前が悪いんだろ?」

静子「もっかい!もっかいプリクラやろ!?」

男「そうこなくちゃ」



187: ◆jPr03Kti1lbd 2017/11/09(木) 19:23:58.16 ID:JgCXt3bj0


1時間後

男「そろそろ帰るか」

静子「うん…」

男「楽しかったか?」

静子「…うん」

男「俺も楽しかった」

男「罰ゲーム、1日延長してしていいか?」

静子「え?」

男「明日もデートしよう」

静子「う…うん」



静子(次の日、街で美味しいものを食べ歩いた)

静子(デートが終わるとき、康弘が罰ゲームを1日延長したいと申し出た)

静子(次の日、映画で流行りのものを見た)

静子(デートが終わるとき、康弘が罰ゲームを1日延長したいと申し出た)

静子(次の日、水族館に行った)

静子(デートが終わるとき、康弘が罰ゲームを1日延長したいと申し出た)

静子(次の日、長い間電車に乗って海を見に行った)

静子(デートが終わるとき、康弘が罰ゲームを1日延長したいと申し出た)



188: ◆jPr03Kti1lbd 2017/11/09(木) 19:24:35.85 ID:JgCXt3bj0


静子(次の日、康弘の家に行ってゲームをやった)

静子(家に帰るとき、康弘が罰ゲームを1日延長したいと申し出なかった)

静子(あれ?もしかしてこれで終わりかな、って思った)

静子(毎日楽しかったから、寂しかった)


静子(次の日、学校で1人で本を読んでいたら)

静子(康弘に今日はどこに行くか聞かれた)

静子「あれ…罰ゲームは昨日で終わったんじゃ…」

男「あー…延長すんの忘れてた」

男「まぁ、罰ゲームはしばらく延長で頼むわ」

静子「え?いつまで?」

男「しばらくだよ」



189: ◆jPr03Kti1lbd 2017/11/09(木) 19:26:46.92 ID:JgCXt3bj0


静子「だから今も罰ゲームの延長中なの」

小田切「なんだそりゃあ!?」

小田切「じゃあ安田は今まで心の底から月島さんに告白してないってこと!?」

静子「…さぁ」

小田切「あいつ俺に散々偉そうなこと言っといて自分は彼女を未だに罰ゲーム扱いしてんのか!?」

静子「なんで小田切が怒ってんだよ…」

小田切「月島さんはそれで良いの!?」

静子「…いいよ」

小田切「よくねえ!!!」

小田切「学校行くぞ!!そろそろ部活終わるだろ!!」

静子「えぇえ」



結衣「じゃあね安田くーん」

男「水島先輩おつっす」


男(…静子にごめんってラインするか)

男(怒って帰ってから一言も話してないし)

小田切「おい安田ァ!!」

男「は!?小田切!?」

小田切「

1.お前は月島さんを愛してるのかァ!?

2.罰ゲームで月島さんと付き合ってるとか舐めてんのかァ!?

3.人に散々偉そうにしやがったクセに自分はクソ野郎じゃねぇかァ!!

4.月島さんを弄びやがって、それでも男かァ!?

5.良い加減な付き合いしてないで今この場で月島さんに心の底から好きだと叫べやァ!!

6.馬鹿野郎!!といって殴る

↓1



190:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/09(木) 19:29:41.90 ID:oARFd2Gho




191: ◆jPr03Kti1lbd 2017/11/12(日) 00:06:48.54 ID:AtXjcGrk0


小田切「良い加減な付き合いしてないで今この場で月島さんに心の底から好きだと叫べやァ!!」

男「何言ってんだ?お前…」

小田切「全部月島さんに聞いたんだ!今の付き合いは罰ゲームの延長なんだって!!」

男「静子…いたんか」

静子「なんか…小田切が暴走し始めて…」

小田切「俺は安田にアドバイスを受けて優奈ちゃんに愛を誓ったんだ!!」

小田切「安田!お前は月島さんに愛を誓ったんか!?」

男「…」

小田切「月島さん!俺は優奈ちゃんを心の底から愛してる!」

小田切「安田は月島さんに心の底から愛してると言ったか!?」

静子「…」

男「…」

小田切「言われてないんだな」

小田切「安田…お前は何故、まだ罰ゲームを続けてるんだ?」

小田切「もしかして…月島さんがいつでもヤらせてくれるから、こういうハッキリしない関係を続けてるのか?」

男「おまッ!」

男「んなわけねーだろ!!」

小田切「じゃあ罰ゲームなんて終わらせて、ちゃんと告白しなよ」

男「…」



192: ◆jPr03Kti1lbd 2017/11/12(日) 00:08:46.64 ID:AtXjcGrk0


男「…」

男「静子」

男「今この場で罰ゲームは終わりだ」

静子「…」

男「そして言わせてくれ」

男「静子、愛している」

男「俺の恋人になってくれ」

静子「…」

静子「罰ゲームじゃなくても私の恋人になってくれるのか」

男「そうだ、俺はお前が好きだ!」

静子「…うん」

静子「ありがとう、私も好きです」

静子「私のこと、中学のときからここまで幸せにしてくれてありがとう」

静子「これからもよろしくお願いします」

男「あぁ…幸せにしたる…!」

小田切「…青春だなぁ」

男「…アイツ、自分に可愛い彼女がいるからって余裕だな」

静子「少し前まで陰キャラだったくせに」

小田切「月島さんには言われたくねぇ」



次の日、学校

優奈「ね、一良くん!」

優奈「キスしたい!」

小田切「いや学校っすよここ」

優奈「だから人がいない場所でね!」

小田切「しょうがないなぁ…」


小田切「ココだったら…」

優奈「ん?何か声聞こえない?」


男「おい、声抑えろって」

静子「むり、恋人セ○クスきもちよくて…!」

男「誰か来ちゃうよ」

静子「好きって言ってッ」

男「話聞いてないな…」


優奈「…ッ!?」

小田切「あいつら…学校でやってんのか…」

優奈「1週間で10回やるわけだぁ…」

小田切「

1.月島さんってパイパンなんだ

2.安田のチ○コデカイなぁ

3.しばらく見てようか



193:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/12(日) 00:09:30.25 ID:8/NLwr8DO




194: ◆jPr03Kti1lbd 2017/11/12(日) 00:33:39.65 ID:AtXjcGrk0


小田切「月島さんってパイパンなんだ」

優奈「…は?」

小田切「え?」

優奈「一良くんさぁ、それ見る必要ある?」

優奈「私以外の裸に興味持つのおかしいよね」

小田切「えーと…」

優奈「私のより静子ちゃんのツルツルが好きなんでしょ?」

小田切「いやそういうわけで言ったわけじゃ」

優奈「他人の性行為を発見して、一番最初に見るのが女の子のアソコってどうなの?」

優奈「アソコ見てどうするの?」

小田切「優奈氏…?」

優奈「一良くんがエ口い漫画とかAVをオカズにするのは構わないけど」

優奈「静子ちゃんのアソコをオカズにしたら本当に許さないからね」

小田切「しないよ!するわけないでしょ!」

優奈「…そんなのわかんないじゃん」

優奈「一良くんの馬鹿」

小田切(えぇえ…)

男「あの~…」

小田切「え?」

男「御二方…いつからそこに…」

小田切「今来たばっかです…」

男「静子、だから声抑えろって…!」

静子「…ごめん」

優奈「一良くんが静子ちゃんのアソコ見て喜んでたよ」

小田切「ちょいと!?」

静子「小田切ぃ!?見たのかお前ぇ!!」

男「静子…ここでやってた俺らが悪いんだ…」



その夜

ライン

小田切<安田…悩みが…

小田切<優奈氏を怒らせてしまった…


優奈<康弘くん…悩みが…

優奈<私って彼氏を束縛しすぎかなぁ…


静子<康弘…悩みが…

静子<私って性欲強いのかな…


男「どいつもこいつも悩んでばっかだな!!」



おわり



元スレ
【安価】男「幼馴染の悩み」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1508496825/
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         コメント一覧 (7)

          • 1. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2017年11月12日 03:54
          • エロいことしてるのに生ごろし感がはんぱないな
            話は安価とは言いながら選択肢なのできっちりまとまってて面白かった
          • 2. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2017年11月12日 04:00
          • いや、こんな男がいたらウザすぎるわ
            自分中心に物事を動かさないといられないものなのかね
            SSの展開自体も日記みたいで全く抑揚がないな
          • 3. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2017年11月12日 08:25
          • 5 最初予想していた展開と違ったけど面白かったよ
          • 4. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2017年11月12日 09:20
          • おもんなーい
          • 5. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2017年11月12日 09:27
          • ええやん
          • 6. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2017年11月12日 09:29
          • 唐突に入った百合以外は良かった
          • 7. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
          • 2017年11月29日 16:32
          • NTRものだと思ったがなんだかんだでハッピーエンドで良かったよ

        はじめに

        コメント、はてブなどなど
        ありがとうございます(`・ω・´)

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