占い師(♀)「……ふふ、来ることは分かっていたよ。さあ、そこに掛けたまえ。」
占い師「まったく、キミも懲りないよね。恋占いなんて、今日日女の子でもやらないっていうのに…。」
占い師「はいはい、まあ待っていなよ。すぐ準備をするから。……それにしても、そんなに恋人が欲しいのかい?」
占い師「だって、恋占いをしにくるってことはそういうことだろう?なぜそれほどまでに恋人が欲しいのか、私には理解出来ないな。」
占い師「……別に、私にはどうでもいいことさ。伴侶がいようがいまいが、私のやることに変わりはない。」
占い師「私は日が昇り沈むまで、来る日も来る日もこの水晶を覗いて、見えるものを伝えるだけ。そこには誰の干渉も無用だ。」
占い師「だから私には恋などというものは…………おや、そろそろ見えてくるみたいだよ…。」
占い師「…………これは……」
占い師「……いや、うん。……うん、なんでもない。見えてなかったよ、ごめんね。いやぁこんなこともあるものだね、ははは。」
占い師「………だから、見えてないってば……。………本当だよ……。」
占い師「………ぅぐ……っ。」
占い師「……っ、ああ、ああ見えたともっ。バッチリとね、でもこれは……いやでも、こんなはずは……!」
占い師「……いや、だから………」
占い師「……キミと、私の……姿が……見えた…と、思う…。」
本来紅茶ってのは沸騰したお湯で淹れるもんらしいぜ
そんなん飲めないだろ
いやぁまったく
続き早くしろ
ありがとう
しかし続きもなにも話がこれ以上膨らまないよ
ふと除きこんだら、自分と占い師の姿が・・・・・・
ってパターンも好き
占い師がガチで落ち込みそう
盗賊「あ、ここにーさんの部屋?あ、そう。」
盗賊「わーちょっと待った怒んないで怒んないでよーぅ!今日はまだなんにも盗んでないってばさー!」
盗賊「ほらっほらっ、今日は日頃の感謝を込めてこれあげちゃうっ。へへ、にーさん甘いの好きでしょっ?だから飴ちゃんあげ……あいたぁーっ!?」
盗賊「うぅ……ひどいよぅにーさん…。ウチ、今日はにーさんにお礼をしにきたっていうのになー…。」
盗賊「いやさ?この前ウチが追っ手に追われてるとき、にーさんがウチをここに匿ってくれたでしょ?」
盗賊「いつもにーさんから色々盗んでばっかのウチのこと、庇ってくれて……あのときさ、ウチすっごい嬉しかったんだぁー…。」
盗賊「だからっ、今日はにーさんにお礼をしようかと思って来たんだ!欲しいものがあるならなんでも言ってよ!ウチがバッチリ持ってきてあげるからっ!」
盗賊「へっ?……ああ、いやー……ははは…。あのー、はい……盗んだものに関しましてはですね、あの……当方としても、生活に困窮している次第でございましてですね、そのぉー……。」
盗賊「え?……いや、でもウチは盗んだものは全部売っ払っちゃって、もうにーさんから奪ったものはひとつも手元には……だから、返せと言われても……うぅぅ……ごめんよぉ……。」
盗賊「……え…………に、にーさんのハートって……え、あの………えぇっ…?」
盗賊「う……奪っちゃって、ましたか。」
盗賊「……そ、そうですか……。」
盗賊「……………そ、その……」
盗賊「…………か……返したくない、って……言ったら……?」
これも好き
戦士系って書ける?
こういう文章をよく大の男が書けるよな?
親に見せられるか?自分の書いたそれ。
なんで親に見せるんだよ
お前オナ○ー親の前ですんのか
今日は500円もらった
騎士「……なんだ、またお前か…。こんな昼間からフラフラと……他にすることはないのか?」
騎士「お前の顔ももう見飽きた。怪しい者ではないことは分かっているから、もう行け。」
騎士「……なにぃ?ふんっ、私はお前とは違って忙しいのだ!こうして巡回して怪しい者を片っ端から取り締まらなくてはいけないからな!」
騎士「……ま、まあ……こんな片田舎では、怪しい者もそうそういようはずもないのだが…。」
騎士「と、とはいえだな!これも騎士の勤め、与えられた職務は全うせねばならん!さあ行った行った!巡回の邪魔だ!」
騎士「…………なんだ、その顔は…。」
騎士「……くっ、仕方ないな…。邪魔をしないと約束するのならっ、お前の同行を許可してやる!」
騎士「ほっ、本来はいけないことなんだぞっ!で、でもお前があんまりにも寂しそうな顔をするからだなっ、だから私も放ってはおけなくて……あああいやいやいやっ、なんでもないぞ!」
騎士「ほら、きりきり歩けっ!あんまりのろのろしていると問答無用で置いていくからな!……まったく…。」
騎士「…………。」
参っちゃうな
騎士「(よ、よく考えたら……殿方と並んで歩くという経験は生まれてはじめてで……し、しかし何故その相手がよりによってこの男なのだあっ!)」
騎士「(こんなふうに私とこいつが並んで歩くなんて、そ、そのつまり……でで、デート……デートのようではないか…!)」
騎士「(い、いやっ、気をたしかに持て!今は職務中だ!巡回中なのだぞ!そんな弛んだ気持ちでどうするっ!!)」
騎士「(……いや、でも……周りからは、どう思われているのだろうか…。互いの距離感からしたら、その……こ、ここ……恋人っ……なんていうふうに見られたりもされてしまうのだろうかっ……!?)」
騎士「(くうぅうぅっっ…!!もう嫌だっ!あんなこと言うんじゃなかったっ…。というかこいつは何故先ほどから一言も発さないのだっ!も、もしかして……私と一緒にいるのが楽しくないのかな…。)」
騎士「(き、聞いてみるか…?ぃ、いまいやいやっ!なにを馬鹿なことをっ!!『私と一緒にいるのが楽しくないか?』などと言える訳があるまい!!バカか私はっ!!)」
騎士「(だったらどうする……考えろ……考えろ私っ…。……そ、そうだ!まずは何気ない日常的な会話から牽制を……そ、そうだな……天気、とかか…?)」
騎士「……し、しかし、なんだな。今日は天気がいいなっ。こうして並んで歩いていると、なんだか気分もよくなってくる…。」
騎士「(……うん、まあこんなところか…。…………ん?でも、あれ…?な、並んで、って…………ぁあぁあああああっっ!!?)」
騎士「あっ…!けっ、決してお前と並んで歩くのが気分がいいと言っているわけではないぞっ!?わ、分かっているなっ!?そこのところはっ、そのっ、は、ハッキリしておけよっ!なっ!!」
騎士「別にお前のことなどなあ!これっぽっちも!まったく全然気にしてないのだからな!!分かっているか!!じ、自意識過剰なんだぞっ!このっ!このっ!」
占い師「……外れたことは……な、ないけれど…。」
占い師「でも、だって、お、おかしいじゃないかっ。私は別に恋愛になんて興味はないし、キミだって私に興味もないはずだろうっ?」
占い師「そんな二人だというのに、その間に特別な感情が働くはずがあるまい。……ふふっ……まったく、人騒がせな水晶だな。ゎ、割ってやろうかっ…ふふふ、ふ…。」
占い師「……どうして、目を背けるんだい…。き、キミ……もしかして…。」
占い師「う、嘘……だよ。嘘だっ、嘘に決まってるっ!出任せだよそんなの、ははっ……おかしいじゃないかっ…。」
占い師「っ、じゃあどうしてキミはそんな!そんな好きな女に恋占いなんて頼んだっ!なぜ好きな女に他の女との関係を占わせたっ!」
占い師「そんなキミをっ、いったい私が毎回どんな気持ちで水晶を覗いていたと……」
占い師「……っ。ち、ちがうっ…。今のは、ちがくてっ……!」
占い師「……くっ………うぅ…ぅぅぅ……っ。」
占い師「……今すぐ……その手を、離せ…。私のことを、抱きしめるその腕を、解けっ…。……じゃないと、私は……」
占い師「キミのことを………本気で……!」
「SS」カテゴリのおすすめ
「ランダム」カテゴリのおすすめ
コメント一覧 (22)
-
- 2017年10月17日 09:55
- 占い師の顔を隠してるアレをめくってprprしたい・・・
-
- 2017年10月17日 09:55
- ぬるぽ
-
- 2017年10月17日 09:58
- ガッ
-
- 2017年10月17日 10:42
- このシリーズうざかったけど最近は好き
-
- 2017年10月17日 11:11
- 占い師のシチュどんぴしゃですわ
-
- 2017年10月17日 11:20
- 珍しく超有能
-
- 2017年10月17日 12:03
- 占い師も騎士も良い!
-
- 2017年10月17日 12:09
- 今回大衆向けすぎてつまらんかったわ
もっと頭のおかしいやつくれ
-
- 2017年10月17日 12:40
- ※8わろたwww
-
- 2017年10月17日 12:40
- こういうのが好き
いつものみたいなのどうよは尖りすぎてて容赦なく刺さってくる
-
- 2017年10月17日 13:02
- ヤンデレ一辺倒だったのに珍しい
好きだけど
-
- 2017年10月17日 14:31
- bsでマトリックス見てたから
ババアにしか見えない
-
- 2017年10月17日 19:05
-
今回の子は好き
-
- 2017年10月17日 19:25
- ※8ヤンデレ良いよな
-
- 2017年10月17日 22:32
- まったり系どうよも素晴らしいネ。
-
- 2017年10月18日 01:22
- 楽しそう
-
- 2017年10月18日 02:57
- 今回どんぴしゃ
-
- 2017年10月18日 05:54
- 好きなのを書いてくれ
それを見るから
-
- 2017年10月19日 04:32
- 堪らんなぁ
-
- 2017年10月20日 02:54
- 親の前で云々ってレス好き
-
- 2017年10月21日 07:39
- DTが書いてると思うと草生えまくる
-
- 2017年10月23日 03:56
- お前がナンバーワンだ