男「10月に彼女がいないとクリスマス一人なのはほぼ確定らしい」
女友「え?わたし?」
男「エ口ゲとかだとやたら情報持ってる友人っているじゃん」
女友「あ、わたしそういう設定にされてるんだ・・・」
男「え?何で知ってるの?恥ずかしい・・・」ポッ
女友「・・・君、授業中とか結構女のこと凝視してるよね?」
男「えー?それを知ってるってことは女友さんは俺を見てるってことだよね?うわぁ困るなぁ俺は女さんが好きなんだよ」
女友(うぜぇなこいつ)
女友「それわたしにメリットなくない?」
男「君の親友である女さんが幸せになれるんだよ?それ以上のメリットなんか無いだろう!」
女友(やべぇなこいつ
男「いやぁ前から可愛い子だとは思ってたんだよ」
女友「ほうほう」
男「でも決定打になったのはこの間の文化祭の時だな」
女友「あ・・・そういえば他校の男子にナンパされてた女を身を挺して助けてたよね?」
男「そう!まさにその時!」
女友「ほうほう」
男「震える女さんが俺の後ろに隠れてそっと触れたとき俺は気付いたんだ!」
女友「なるほどなるほど」
男「その時・・・触れてたんだよ・・・」
女友「触れてた?」
男「女さんの胸が俺の背中にね・・・」
女友(童貞だなこいつ)
男「そのためにも女友さんに是非ご協力をば」
女友「今までの話を聞いてると、変態に親友を売り渡すことになるんだよなぁ・・・」
男「そこを何とか!」
女友「・・・・・・」ウーン
女友「男君はさ・・・」
女友「文化祭の時みたいに・・・・・・あの子をこれからも守ってあげてくれる?」
男「え?」
男「あたりまえじゃん!」
男「その守る権利を得るために協力してください!!」
女友「そら今のまんまじゃただのストーカーだもんねぇ・・・」
男「うん、そら友達でもないただのクラスメイトだし」
女友「じゃあまずはそこからか・・・」
男「ほほう、何か妙案がおありで?」
女友「とりあえずは一緒に遊んでお友達になることがベターかと」
男「女さんを遊びに誘うとかハードル高いッス」
女友「なんか難しく考えすぎじゃない?」
男「ほうほう」
女友「遊ぶって言ってもさ、最初は何か食べてお喋りするだけで良いもんだよ」
男「ハードルの高さが2cmくらい下がっただけじゃねーか!」
女友「男君が誘う必要ないじゃん」
女友「おーい!女!!」
男「」
女友「放課後に男君と駅前に新しく出来たパン屋の調査に行くんだけど一緒に行かない?」
女「え!面白そう!行く行く」
男「」
女友「男君も良いよね?」
男「」
女「私が行っちゃダメかな?」
女友(へんじがないただのしかばねのようだ)
女友「お?正気に戻ったか」
男「何だろう・・・女さんと遊びに行く話しがまとまるようなそうでなかったような・・・」
女「私も一緒に行っていいかな?」
男「あれ?夢じゃなかったんだ・・・」
女友「ごめんね女、男君はこうやって度々意識を失うの・・・許してあげて?」
女「そうなんだ・・・ごめんね気付かなくて・・・」
男「変な設定加えるのやめてもらえる?」
女「え?そんな男君に悪いよぅ・・・」
男「大丈夫だよ女さん、君の為なら財布になる事だってやぶさかではないよ」
女友「だんだん調子出てきたじゃんうざいけど」
女「女友は男君と仲良いんだねびっくりしちゃった」
男&女友「は?そんなわけないじゃん」
男「そんな訳で女友さんのアシストにより、女さんと放課後トゥギャザーすることに成功したのだった」
女友「え?何それ誰に説明してるの?」
男「いや、自分自身に状況の説明をしておりました次第ですはい」
女「やっほー待った?」
女友「全然、んじゃ行こっか?」
男「先週出来た駅前のパン屋だよな?女さんは行ったことある?」
女「私も初めてだから楽しみー」
女友(あれ?こいつら普通に喋ってんじゃん)
女友「イートインがあるんだね」
男「ライ麦パンを使ったサンドイッチと本格的なコーヒーがでます(ぐる○びコメント)」
女友「スマホ見ながら言うんじゃねえよ」
女「美味しそうだねー、ライ麦パンって健康に良さそう」
男「ライ麦パンは食物繊維やビタミン類が豊富で近年は健康食品としても注目を集めています」
女友「スマホ見ながら言うんじゃねえよ」
女「男君って何でも知ってるんだねー」
男「『ナイン・ストーリーズ』っていう店の名前もお洒落な感じするわー」
女友「あぁ、それでライ麦パンなんだ」
女「え?どうして?」
女友「サリンジャー繋がりだよ」
男「何で急に小型拳銃の話するんだ?俺のハートはもう女さんに撃ち抜かれてるのに」
女友(サリンジャー知らないのにデリンジャーは知ってるのかよ)
男「なんだい女さん?」
女「その・・・文化祭の時私のこと助けてくれたでしょ?その時のお礼を言ってなかったから・・・」
男「あぁ・・・そんなこと・・・10回あれと同じ状況になれば10回同じ対応をしますよ、当然のことです」
女「男君・・・ありがとう」トゥクン
女友(これ、とっくにフラグ建ってんじゃねぇの?)
男「何だい?僕の恋のキューピッド女友さん」
女友(うぜえ)
女友「女の連絡先とか交換しときなよ」
男「それはちょっと俺にはハードルが高いというか何というか・・・」ゴニョゴニョ
女友「ねえ女、男君新しいスマホ買って連絡先を一から集め直してるんだってー女も教えてあげなよ」
女「うん分かったー、はい男君」
男「」
女友「あっ、わたし携帯持ってないから」
女「不便なんだよー女友に連絡するときお家に電話しなきゃいけないんだから」
女友「正直、家電で十分じゃない?」
男「SNSとかできないじゃん」
女友「え?男君SNSやってフォロワーとかいるの?」
男「」
女「私フォローするよ?」ニコ
男「そんな訳で女友さん昨日はありがとうございました」
女友「うむ、それで連絡先も交換したんだし進展は?」
男「何とか来月、隣町の遊園地に遊びに行く約束を取りつけました」
女友「本当は?」
男「女さんから文化祭の時のお礼がしたいと提案されタダ券があるから行かないかと誘われました」
女友「うん、それもうデートだよね」
男「着ていく服が無い・・・」シクシク
女友「ユニクロでいいじゃん」
男「ユニクロに着ていく服が無い・・・」シクシク
女友(うぜえ)
女友「どうしたの?男君に胸でも触られた?」
女「え?いや違くて・・・うん・・・でも男君のことなんだけど・・・」
女友「???」
女「実は来月、一緒に遊びに行くことになって・・・」
女友「ああ遊園地だっけ?」
女「それで・・・」
女「着ていく服が無いの!」
女友(これ、もう付き合えばよくね?)
女友「殺してでも奪い取られたいの?」
男「それはご勘弁を・・・」
女友「結構仲良くやってるみたいじゃない、あの子男君の話ばかりしてるよ」
男「えへへ」テレテレ
女友(うぜえ)
男「でもほんと女友さんのおかげだよ、本当にありがとう」
女友「いや何もしてない気もするけど・・・」
男「それでも女友さんのアシストが無けりゃ俺は女さんに話しかけることすら出来なかったしね」
男「本当にありがとう」
女友「ゴール決めてから言えよ」
男「そ・・・その予定です」
女友「まぁそもそもの到達目標がクリスマスに彼女と一緒に過ごす為に行動にでたんだもんねぇ・・・」
男「そうだね、でも今考えるとクリスマスなんて来年も再来年もあるんだけどね」
女友「確かに・・・まぁ焦らなくても男君と女はいつか付き合うことになってた気がする」
男「またまた、それは無いよ」ハハハ
女友「お前、ラノベ主人公並みに鈍感だな」
女「え?何が?」
女友「男君のこと・・・好きなんでしょう?」
女「」
女「エスパーなの?エスパー魔美なの?」
女友「エスパーじゃないし魔美とか古すぎて若者は分かんないよ!」
女友「・・・で」
女友「どうなの?」
女「・・・」
女「好きだよ・・・文化祭の時に助けてもらって・・・それからずっと」
女「ずっと・・・大好き」
女友「・・・おう分かった、任しときな」
女友「いよいよ明日だね」
男「・・・おう」
女友「工程の確認を行う!」
男「はい!」
女友「まず集合場所!」
男「駅裏のスタバに10:00集合、俺はその20分前には待機完了し女さんを待ちます」
女友「うむ、当然だな」
男「しかし女友さん」
女友「なんだ?」
男「俺スタバで注文したことないんだけど呪文みたいなメニューなんでしょ?」
女友「普通にラテ頼んで『今日デートなんすよ』とか言えばカップにメッセージ書いてくれたりするよ」
男「マジかよ・・・リア充やべえ」
女友「何なの難しい本って」
男「うーん・・・なんだろ論語とか?」
女友「意識高いな・・・mac book開いてる人みたい」
男「駄目か・・・何か良いの無い?」
女友「私はスタバで『白鯨』とか呼んでたらユーモアのセンスあると思うけどね」
男「え?テニヌの技だっけ?」
女友「違えよモビー・ディックだよ」
男「あぁワンピね」
女友「えぇ・・・・・・」
男「はぁ・・・上手く行くかなぁ?」
女友「大丈夫、きっと上手くいく」
男「ありがとうアシスト王」
女友「誰がアシスト王だごっつぁんゴーラー!」
男「うん、俺頑張るよ!」
女友「でもね・・・大事なのは告白するよりも付き合ってからだよ」
男「付き合ってから?」
女友「そう、君は結婚とか考えてる?」
男「・・・え?まぁそうなれば良いかなぁぐらいには・・・いきなり重くね?」
女友「もし別れちゃったら・・・そうなったらね・・・」
女友「まわりは巻き込まれるだけ、どうしようもない、ただ巻き込まれる」
女友「友人や親兄弟・・・それに子供・・・あっ!親戚とかもかな・・・」
女友「だからさ・・・」
女友「どうせなら・・・」
女友「男君と女には幸せになって欲しいな」
男「」
男「わかった・・・頑張るよ・・・明日も、その先も」
女友「うん、頑張れ」ニコリ
男「」コーヒーグビー
男「」キョロキョロ
男「」ソワソワ
女「男君!おまたせ!」
男「おはよう女さん!ちょっと早く来ちゃってコーヒーを飲んでたんだ」
女「そうなんだ、私スタバってお洒落さんなイメージがあって注文とかドキドキしちゃうんだぁ」
男「ハハハ普通にラテ下さいとか言って好きなもの頼めば良いんだよ」
女「男君って何か大人っぽいね」
男「そんなことないよ、それじゃ行こうか」
男(あ、カップに『頑張れ』って書いてくれてる)
???「・・・・・・」
男「大人1枚と天使1枚下さい」
受付「はい優待券のご利用で大人2枚ですねー」
女「ねえ男君、天使って何?」
男「え?女さんのことだけど?」
女「え?」
男「え?」
受付「はい次の方ー」
???「・・・・・・」
???「気になってこっそり付いてきてしまった訳だが・・・」
???→女友「ただのバカップル(死語)じゃねーか」
女友「・・・・・・」
女友「頑張れよ男君・・・女」
女「キャッキャッ」
男「アハハハ」
女「ウフフフフ」
女友「・・・・・・」
女友「・・・観覧車で告るんだっけ?帰る前に乗る予定だったか」
女友「・・・・・・」
女友「どうみてもお似合いなんだよなぁ・・・」
女友「わたしストーカーじゃん」クスッ
女友「そろそろ観覧車かなライトアップも始まるし」
女友(上手くいくのなんて分かりきってる、わたしがいなくても・・・上手くいくなんて・・・)
女友「はぁ・・・」
女友「帰ろう・・・」
女友「」トボトボ
女友「別に見守る必要なんてなかったのに・・・何してんだろ・・・」
女友「なんか『ラバー・ソール』みたいだな・・・」
女友「いや・・・」
女友「『容疑者Xの献身』だと思いたいな」
女「きれーい」
男「女さんのほうが綺麗だよ(夕焼けとライトアップが綺麗だね)」
女「もう・・・男君冗談ばっかり・・・」カァ
女「・・・・・・」
女「今日は・・・ありがとうね」
男「ん?あぁ・・・そういえば文化祭の時のお礼だったんだ」
女「私ね・・・もうひとつ男君にお礼を言いたいんだ」
男「え?」キョトン
女「女友のこと・・・」
女「でも・・・最近は・・・なんだか楽しそう」
女「私は・・・男君のおかげだと思うんだぁ」
男「そうかな?」
女「そうだよ」
男「でも女友さん美人だし男連中の人気凄いよ?俺は女さんの方がタイプだけど」
女「もう!また冗談言うー」
男(まぁ・・・確かに・・・あそこまで美人だと逆に話しかけ辛いのかもなぁ・・・)
―――女さんは確かに可愛いしおっぱいが大きいし優しくて人懐っこくておっぱいが大きい
でも女さんと女友さんが二人で並んでいると
10人いたら10人が女友さんに目を奪われるだろう
それぐらい女友さんは美しくて・・・でも胸は女さんより小さくて・・・周りと違う
彼女は・・・孤独だったのだろうか
男「え?」
女「女友はそのことも気に病んでたみたいなの」
男「そうなんだ・・・」
女「昔から・・・本が好きだったの・・・でもここ最近はずっと本ばかり読んでるみたいで・・・」
男「・・・・・・」
女「そんな女友が最近よく笑うようになったの・・・・・・」
女「男君と話してる時にね・・・」
女「だからね・・・男君・・・」
女「私・・・」
女「男君が女友のこと好きなんだったら応援するよ!!」
男「」
女「良い子なの!ちょっと素直じゃないけど良い子なの!!」
男「・・・」
女「胸は私の方があるけどホント良い子なの!!!」
男「・・・・・・」
女「よろしゅうたのんます!!よろしゅうたのんます!!」
男「・・・・・・いや、あの」
男「俺が好きなのは・・・」
男「女さn」
係員「はーい到着でーす、次の人乗るから降りてねー」
男「」
女友「・・・で」
男「」
女友「・・・結局」
男「」
女友「・・・伝えられなかったと?」
男「はい」ボソッ
女友「はぁ・・・」
女友「この骨無しチキン野郎がっ!!」
男「」
女友「女は・・・」
男「」
女友「男君がわたし狙いだって勘違いしてると?」
男「はい」コクン
女(あ、また喋ってる!仲良いなー2人とも頑張れー)
女友「っていうかさ」
男「はい」
女友「女が何を勘違いしてるのか分からないけど」
男「ほうほう」
女友「女が男君に好意あるのはまず間違いないよ」
男「なんと!」
女友「だからここは・・・」ゴソゴソ
男「???」
女友「これにワンチャン賭けるしかないね」
男「これは・・・?」
男「クリスマス前に駅前公園で屋台やイルミネーションやバンド演奏などのイベント告知!」
女友「女は・・・わたしと男君を応援するって言ったんでしょ?」
男「うん」
女友「だったら来るでしょ・・・わたしと男君が誘えば」
男「は!!」
女友「男君の恋路を成就させるためにあの子は色々するつもりなのよ」
男「なるほどつまり・・・」
男「女さんがこれまでの女友さんみたいなポジションにってことだね!」
女友「・・・そうね
女友(食いつき良いなー)
男「ありがとう女さん」ニコリ
女「いやいやホンマは私なんか若い二人の邪魔かもしれんけどなー」
女友(何でエセ関西弁?)
男(この子こんなキャラだったっけ?)
女「男君・・・男君・・・」コソコソ
男「ん?何?」
女「アシストは私がするから・・・君はゴールに入れるだけだよ」グッ
男「お・・・おう・・・」
女友「何でこんな面倒なことになってんだろ・・・」
女友「21:30に噴水のライトアップが始まるの、チャンスはその時しか無いわ」
男「ゴールに蹴り込むだけ・・・ゴールに蹴り込むだけ・・・」ブツブツ
女友「それまでは3人でイベントを回りましょう」
男「へい!」
女友「それとなくわたしが男君のこと好きじゃないんだというのを女に分かるようにアピールするから」
男「ふむふむ」
女友「男君はしっかり思いを伝えなさい!」
女(あの二人ホントに仲良いよなーいいなー)
男「はいはい男です」
女「女友の目は確実に惚れた男を見る目だよ!君なら行ける!」
男「そんなこと無いと思うよ?」
女「いーや私の目に狂いはないね!あれは男君とイベントに行ける事に幸せを抑えきれない目だよ!」
男「そ・・・そうなんだ・・・でも俺は女さんと一緒に行けて嬉しいな」
女「うん!私もー!」
男「え?」
女「え?」
女友(あの二人ホントに仲いいよなー)
――――いいなー・・・・・・
男「はい来ましたー」
女「来ましたー」
女友「うん、来たね寒いね」
男「お腹すいたねー」
女「ねー」
女友「何かあっちでウェーイな人たちが盛り上がってるけど・・・行く?」
男「結構ですー」
女「EDMとかリア充しか聴かないでしょ!結構ですー」
女友(わたしは結構好きだけどな・・・)
男「ケバブが良いですケバブが!」
女「ほら!女友と男君はここで待っててよ!私何か適当に買ってくるから!」
女友「え?」
男「はい?」
女「それでは」シュババ
男「行っちゃったね・・・」
女友「ね・・・」
女友「さて・・・」スクッ
男「行くの?」
女友「誤解・・・解かなきゃいけないでしょ?」
男「あぁ・・・」
女友「あの子が素直になれるようにアシストしてあげないとね」シュババ
男「アシスト王やなー」
女「え?何で来てんの?二人で待ってなよ!手とか繋いで待ってなよ!」
女友「女はさ・・・」
女「何?」
女友「男君のこと好きなのに何で素直にならないの?」
女友「わたしは男君のことそんな風に思ってないよ」
女「でも・・・」
女友「だからさ・・・」
女友「ちゃんと好きな人と向き合って」
女友「うん」
女「でも!女友も!!」
女友「違うよ・・・わたしは」
女友「男君のこと好きじゃないよ」
女「そんな・・・」
女友「ほら、買ったの冷めちゃうし戻ろう」
女「親友の好きな人ぐらいね、分かるもんだよ?」クスッ
女友「ただいまー」
女「・・・ただいま」
男「?」
女友「ほら、食べよ」
女「・・・うん」
男「んでケバブは?」
男「食べたねー」
女友「何か飲み物欲しくない?わたし買ってくるよ」
女「!!」
男「おう」
女「・・・・・・」
男(二人っきりにしてくれたんだろうなー)
女「・・・どうして」
男「・・・・・・」
男「女さん!」
女「は・・・はいっ!」
男「俺たちも一緒に買いに行こう」
女「・・・・・・男君・・・」
女友「!?」
女「私達も来たよー」
男「っていうかさー」
女「うんうん」
男「3人で来たんだし3人で行動すればよくね?」
女友「はぁ・・・」
女友「・・・・・・人が折角」
女友「二人きりにしてあげたのに・・・」ニコリ
女友「わたし男君と話せるようになって良かったよ」
女友「君がどんな人なのか知れたから・・・」
女友「良い人だって、楽しい人だって分かったから・・・」
女友「だから・・・」
女友「わたしの親友をよろしくね」
女友「わたしなんかの友達になってくれてありがとう」
女友「きっと女と男君は上手く行くと思う」
女友「あの人は良い人だって、楽しい人だって知ってるから」
女友「だから・・・」
女友「――――――をよろしくね」
女「ん?」
男&女「何か言った?」
女友「言ったよ」
女友「早く飲み物選びましょう?」
――――そう、選ぼう選択の余地があるなら選択し続けよう
そうやって切り開いていこう
女友「選択の余地があるのなら選び続けよう」
早く書け
女「屋台の飲み物って色々作ってくれるよねー」
男「たくさん種類あるなー」
女友「え?」
男「あ?女さんこれお洒落じゃない?」
女「お!何かアメリカンな響きだねー」
男「これにしよう!」
女「うんそうだねー」
男「女友さんはどうするー?俺たちはこれにするけど・・・」
女友「それ・・・アルコール飲料よ」
男&女友「え?そうなの?」
女友「わたし達は未成年なんだから・・・」
女友「ギムレットにはまだ早いよ」
男「・・・お・・・おう」ガチガチ
女友「男君・・・」
男「・・・はい」
女友「決めてきな」
男「いえす」
女友「女ー!」
女「なぁに?」
女友「わたし帰るわー!」
男&女「は?」
男「え?何で?」
女友「二人ともさー・・・」
女友「さっさと幸せになんなよ」
女「そんな・・・」
女友「じゃあね!」
男「行っちゃった」
男「・・・・・・」
女「・・・・・・」
男「女友さん・・・帰っちゃったね」
女「・・・うん」
男「・・・・・・」
女「・・・・・・」
男「噴水・・・綺麗だね」
女「・・・うん」
男「・・・うん」
女「きっと・・・男君のことが好き」
男「・・・・・・」
女「・・・わたし・・・」
男「・・・・・・」
男「・・・それでもね」
男「俺が好きなのは女さんだよ」
男「女さんが好き」
男「女さんの声が顔が優しさが胸が髪が匂いが笑った表情や怒ってる表情や不安そうな表情や胸が」
男「好きなんだ・・・」
女「男君・・・」
女「私も・・・」
女「男君が好き!」
男「俺は女さんがいいよ」
女「ありがとう・・・」
男「だからさ・・・」
男「新学期女友さん会った時にお礼を言おう」
女「お礼?」
男「俺、今幸せだから・・・幸せをありがとうってお礼を言おう」
女「うん、そうだね」
女「これからも女友とは親友だし・・・女友に男君を取られないように頑張るから!」
男「これからよろしくね」
女「うん、よろしくね」
男「おはよー」
女「おはよー」
男「初詣以来じゃない?」
女「そうだねーあの時寒かったねー」
男「女さん震えてたもんね」
女「うん・・・でも・・・楽しかった」
女「彼氏と行けたから」
女友「よし、今日から新学期かー」
女友「あの二人上手くやってるかなー?」
女友「まぁきっと大丈夫だよね」
女友「しかし寒いなー」
女友「誰かに暖めてほしいねー」
女友「わたし、友達いないもんなー」
男「そういえば冬休み中女友さんに会った?」
女「会ってないよー女友携帯持ってないしさー年賀状は送ったけど」
男「まぁ今日会うんだし冬休み短いしねー」
女「だねー」
男「アシストが良かったからゴール決めれたの報告しないとな!」
女友「しかし冬休み短かったなー」
女友「何か特に何もしないまま終わっちゃった感じ」
女友「年賀状の返事とか書いてないなー」
女友「まぁいいか・・・」
女友「わたしのアシストはどうだったかな男君」
男「へーいあけおめーあけおめー」
女「今日寒いねー宿題やった?」
教師「おーいお前ら席つけよー」
教師「・・・えー」
教師「―――――――――――――になりました」
男「―――――――――!」
女「―――――――――!」
女友「さーて新学期の始まりかー」
女友「よし!行きますか」ガラガラ
教師「――――――――――――です」
女友「」スタスタ
女友「今日からこの学校に転校してきました女友です、仲良くして下さい」
くぅ疲
うん、チャンドラーなんだ
最初なんだけど>>2での男の指摘が正解なの
元スレ
男「10月に彼女がいないとクリスマス一人なのはほぼ確定らしい」
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1508066864/
男「10月に彼女がいないとクリスマス一人なのはほぼ確定らしい」
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1508066864/
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コメント一覧 (15)
-
- 2017年10月16日 20:00
- すっげぇ読み難い
-
- 2017年10月16日 20:06
- 最後まで読んだけど正直ビミョー…可でもなく不可でもない一番反応に困る内容
というかセリフの間は空けよう、読みにくい
-
- 2017年10月16日 20:17
- 女友が容疑者Xの献身を例に出したり、ストーカーっぽいことをし始めたからnice boatでもなるのかと思ったら…最後の方でみたいのどうよみたいなコメントするしグダグダ
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- 2017年10月16日 20:31
- ナンパされたの助けただけで惚れる女いたら欲しいわ
-
- 2017年10月16日 20:38
- 誠4ね
-
- 2017年10月16日 20:42
- 別に面白かったからええで
どうよとか言ってもちゃんと最後まで書いてくれたし
-
- 2017年10月16日 22:31
- 脚本としては結構好きだけど文章としてはう◯こ
-
- 2017年10月16日 23:16
- スタバの白鯨とギムレットにはまだ早いはキッズには分からへんで
あとめっちゃ読み辛い
でも話自体は好き
-
- 2017年10月17日 04:32
- 最初の方でリタイアしたけどどういう話なの?
-
- 2017年10月17日 04:44
- ハーレムじゃないと納得出来ないお花畑キモヲタ共。
-
- 2017年10月17日 09:11
- 泣いた赤鬼を思い出しました。
こういう切ないのはぐっとくるなぁ
-
- 2017年10月17日 11:27
- ※10 マジで同意
-
- 2017年10月18日 02:56
- 転校の意味がわからないのだが
-
- 2017年10月18日 17:16
- そいやそろそろ幼女サンタの時期だなぁ(遠い目)
-
- 2017年10月19日 09:19
- 転校に意味とかあるのかよ