裏商人(♀)「……へぇー?また来たんだ。ヒヒヒッ、キミも随分ヒマみたいだネ。」
裏「はいはい、分かってました。まったくケチだよネ、キミってば。ちょっとくらいウチに金落としてってくれてもいいのにサ。」
裏「今日は上物を取り扱ってるからネ、ブットびたいならオススメだよー?きっとすぐに捌けちゃうんだから。」
裏「ヒヒヒ、人間健康が一番ってかい?いいねぇいいねぇそのヒヨり具合、ウチは大嫌いだぜー。」
裏「でもキミはウチが好きなんだ。だからいつも冷やかしに来るんでしょ。ヒヒ、いやぁ人気者はつらいネ。」
裏「そのうちキミから見物料でも取ろうかな。そうしたらキミは金落としてってくれるだろ?んん?」
裏「もしそうしてくれるなら……もーちょっとキミに、大胆なことしてあげてもいいけどー?ヒヒヒ。」
裏「……ほー、満更でもない感じ?これは前向きに検討しなきゃいけないみたいだネェ。娼婦業ってのも手っ取り早く稼げそうダ♪」
裏「もしそっちを開業したときは、キミにだけは安くしといてあげるヨ。上客にはサービスするのがウチのモットーだからネ。クヒヒ。」
裏「おやおや、今度は冷やかしクンか。まーいいさ、いい儲けが出たあとだからネ。ウチの機嫌もサービスしとくヨ。」
裏「やーそれにしてもいいタイミングに来たもんだネ。ウチの心でも読んでたりする?ちょうどキミに会いたいところだったんダ。」
裏「ヒヒヒ。別になんてことはないんだけど、そろそろご飯にしようかなと思ってたところだったんだけど、独りで食べるってのもなんだか味気ないなと思って。」
裏「どっか、食べに出ようよ。もちろん、キミの奢りでネ。クヒヒ、言ったろ?今度から見物料取ろうかなってサ。」
裏「ウチのプライベートの時間をキミに売ってあげるんだから、それなりの対価というのは当たり前だろ?んん?どう思う?」
裏「ヒヒ、毎度あり♪それじゃあどこに行こうか。金を払うのはキミだから、キミに任せるよ?」
裏「……へぇー?そんなイイ店で、ウチをどうするつもりー?ウチにちょーっとカッコイイとこ見せたいとか?」
裏「まーいいよ。キミについてく。ウチにキミの素敵なところ、いっぱい見せてごらんよ。」
裏「ここに帰ってくるのは、明日の朝になったりして。ヒヒヒヒ、それじゃあ行こっか。」
ババア裏物商「……おお、これはこれは○○さま。今日も当店をご利用いただいき、感謝しております。」
バ「それで、今日はいったい何がご入用なのでしょう。わたくしにご用意出来るものなら、なんなりと…。」
バ「もちろんですとも。当店では、表に流れぬ銃火器から、いわく付きの魔品の類まで……幅広く取り扱っておりますので。○○さまのご期待には、必ず添えるかと自負しております。」
バ「ほう……流石○○さま、お目が高い。それは極東の秘術によってのみ生み出される媚猥の芳香…。女性のみに効果を発揮する大変強力な惚れ薬でございます…。」
バ「その香りをひとたび嗅げば、全身にじっとりとした汗が這い……目の前の男を……食い物にしたくてたまらなくなるのだとか…。」
バ「クックックッ……いけない殿方ですねぇ…。そうまでして自分のものにしてやりたい女がいらっしゃるのですか?……なんともお盛んなことでいらっしゃる…。」
バ「それでは、お会計にうつらせていただきます。代金は……これくらいで。……ええ、もちろん。そのぶん、代金に見合う効能はお約束いたしますよ…ククッ…。」
バ「……はい、お買い上げありがとうございます。これでそれはあなたのものだ。……どうぞ、思う存分お楽しみを…。」
バ「…………ククッ……。」
バ「……そうそう。ひとつ申し上げ忘れていたことですが。その香りが惑わせるのは、あくまで人間のみ…。人ならざる者には効果を発揮いたしません…。」
バ「たとえば……わたくしのような、ね…。」
バ「ククク……当店は、返品や返金は一切行っておりませんので、悪しからず…。」
裏「今日はどうしたのカナ?まあ、いつも通り冷やかしなら別にそれでいいけどネ。」
裏「んー?ヒヒヒ、まあ、いいじゃない。ちょっとした気まぐれみたいなものだヨ。」
裏「……あー、バレたぁ?ヒヒ、なら仕方ないか。なんでもキミがよく立ち入ってるのが他のお客さんにも知れ渡ってるみたいでネ。」
裏「“そういうの”目当てのお姉さま方も結構多いから、そんなお客さんにはそこそこ人気みたいだよ、キミ?」
裏「“ドーテーくさいのがカワイイ~♪”とか……“思い切り鳴かせて人生台無しにしてやりたい♡”……とか♪」
裏「いやぁーモテる男はツラいネ~?まあウチとしてはこれ以上ない客寄せパンダだからネ。どうせ冷やかしなら有効活用しない手はないでしょ?」
裏「まあもしキミに本気になったお客さんがいたら……まあ、キミに任せるヨ。ああでも、素直に買われたときは代金はウチのものだからネ。ヒヒヒ。」
裏「んー?クヒヒ、それは知ってるよ?キミはウチに惚れてるんだもんね。そりゃあ他のお客さんなんかに買われたくないって?」
裏「でも分からないよ~?会ってみたら案外コロッと堕ちちゃうかもしれないしサ?それに、ウチとしてはキミの心なんかよりも人間ひとりぶんの金の方がありがたいし♪」
裏「ヒヒヒ、そんなに買われたくないなら、ウチに出入りしなきゃいいんだヨ。それならキミが怖~いお姉さま方に目をつけられることもないヨ?」
裏「えー?意地悪ぅ~?ヒヒヒッ!さぁて、なんのことかなぁ~?」
裏「んー?なぁにこれ?えー、かー、かた…?肩たたき……?」
裏「……クッ……クハハハッ!なんだいこれっ?これをウチにくれるのかい?ヒヒッ、なかなか傑作だよっ!」
裏「あー、じゃあせっかくだし、お言葉に甘えて使わせてもらおうカナ?せっかくの善意……いや、金券だしネ。」
裏「言っとくケド、肩以外のとこ触ったら、首に値段書いたプラカード提げて店の表に並べるからネ♪」
バ「おやおや、これは……ククッ。なにやら大変貴重なものをいただいてしまいましたね。」
バ「まさか私がサービスを受ける側に回ることになるとは思いませんでしたが……○○さまの善意ということでしたら、喜んで、謹んで、使わせていただきます。」
バ「それでは……さっそく行使させていただきます。ええと……わたくしはここに座ればよろしいでしょうか。」
バ「わたくしももう若くありませんから、肩の凝りが最近は辛くて。……それでは、よろしくお願いいたします。」
バ「……っ…♡……くっ、あっ♡……あ゙ー…♡……んっ♡ん゙ぁ゙……♡」
元スレ
裏商人(♀)「……へぇー?また来たんだ。ヒヒヒッ、キミも随分ヒマみたいだネ。」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1506620601/
裏商人(♀)「……へぇー?また来たんだ。ヒヒヒッ、キミも随分ヒマみたいだネ。」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1506620601/
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コメント一覧 (9)
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- 2017年09月29日 08:26
- 恐ろしい想像させやがって許さんぞ
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- 2017年09月29日 10:07
- こいつみたいなのどうよじゃねえな
いつものらしさがない
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- 2017年09月29日 10:23
- みたいのどうよソムリエかな?
でも確かにいつもは(♀)キャラの後に ~みたいなのどうよ的な作者のセリフが無いな
あとは同時に違う二つのキャラを書いたことも無かったような…
書いたのはみたいのどうよ作者をリスペクトした作者かな?
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- 2017年09月29日 10:28
- ロロBBAに脳内変換して助かった
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- 2017年09月29日 11:28
- 「みたいなの〜」のくだりはクソ管理人が削ってたっぽいよ
/r/2ch.sc/news4vip/1506620601/
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- 2017年09月29日 15:57
- バイオ4の商人のイメージ
すき
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- 2017年09月29日 22:32
- ウゥエルカンム!!!!
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- 2017年09月29日 22:44
- 今回のは(♀)が俺に依存してないからあんまり好きじゃなくて、
やっぱりワイはコンプレックスの塊なんやなって
お買い上げになった方だけがわかるのです
って口上の不思議アイテム販売ババアを連想させた
あのババアにアイテムよりババアが欲しいって言ったらどうなるのやら