魔女さん(居候)「うぅ………俺さん………(泣)」俺「えっあっ、魔女さん、どしたの、なんで泣いてるの、」
俺「ど、どうしたの、お腹いたいの、」
魔女さん「……ん、ふふ、ちがいますよぉ…………ふふ、俺さん、過保護ですね…………w」
俺「…………で、どしたの」
魔女さん「はい…………実は、その、本をなくしてしまって、」
俺「え゛、なんで家の中にいてものを失くすの、探したの、魔女さんの部屋そんなに散らかってないでしょう」
魔女さん「うぅ……そうじゃなくてですね、わたしの魔術書です、いつもは封印して別次元に保管してるんですけれど、そこからなくなってて、」
俺「あ、そうですか………それで、前にしまったときは」
魔女さん「ちゃんと鍵もして、罠仕掛けなんかもしてあったんですが………」
俺「……………」
魔女さん「え、あ、はい、おでかけのときは持ち歩きますからね。鞄に入れているので、俺さんもみたことあると思います」
俺「あんまり覚えてないので見た目とか教えてください」
魔女さん「あ、はい、いいですけど、…………俺さん、心当たりがあるんですか…………?」ウタガイノマナザシ
俺「いやいや、俺みたいな凡人が大魔道士こと魔女さんの大切なものをどうにかなんて物理的に無理でしょうwwwww」チラッ
魔女さん「……………」
魔女さん「表紙にはわたしの名前で封印の紋がありますね、あと魔術の鎖でロックがかかって開かないようになってます」
俺「そんなのがそこらに置いてあったら魔女さんに言いますし…………」
魔女さん「そうですよねー」
魔女さん「んー…………、あっ!そうでした、このまえ仕舞うときに…………」
俺「…………(嫌な予感)」
魔女さん「これまでにない高次の封印術式を試したんです。だからぜったいに破らないとおもうのですが」
俺「その新しい術というのをくわしく(食い気味」
魔女さん「え、俺さん、もしかして魔術に興味がでてきましたかー?♪」
俺「いいから」
魔女さん「しかしわたしは新たなアプローチにより実装されたまったくあたらしい術式を完成させたのです!すなわち認識阻害に基づく干渉の拒否を高次高精度でアクティブかつダイナミックに行うリアクティブな障壁としてn」
俺「もうおなかいっぱいです具体的におねがいします」
魔女さん「」
俺「こら魔女さん女の子がそういうこと言うもんじゃありません」
魔女さん「そうですね一銭の価値もありませんもちろん男子中学生にとってはという話では事情がかわりますけれど、」
俺「その話題必要だったんですかね」
魔女さん「逆に言えば、価値のある本がまさかそこらへんに落ちてる雨で濡れて小汚い使用済みのアダルト雑誌みたいな見た目をしてるはずがない、みんなそう思うはずです」
俺「…………(お?雲行きがあやしいぞ…………?)」
俺「……………というと」
魔女さん「要するにエ口本に偽装したわけですね。あ、俺さん好みの内容ですから俺さんに見られても平気というわけです」
俺「」
魔女さん「よくぞ聞いてくれましたここからが本題です小汚い猥褻図書が食卓においてあるはずはありません場所が肝心ですすなわち場所が今回の鍵です」
俺「いちいち言い方変えないでいいしもうすこしマシなのなかったのかよ…………」
俺「…………(いやまてよ投棄されたような小汚いエ口本………俺好みの…………最近どここかで………)」
魔女さん「え、ちょっと俺さん話題をそらさないd」
俺「…………思い当たることがあるんだよ」
魔女さん「!………、罠は、盗もうとした人が致命的なダメージを受ける仕掛けです」
俺「………具体的に」
魔女さん「…………目の前にある欲望の底なし沼にして源泉ことわたしの魔術書が、燃えます」
俺「も、もえちゃ駄目でしょ!、魔女さん、」
魔女さん「いえいえほんとに燃えるわけじゃありません言いましたよねすべてはカモフラージュ、欲しがる人は大慌てでどうにか火を消そうとするに決まってます。そこが罠です。」
俺「……………」
魔女さん「幻覚の炎は盗人には、物理的に燃え移ります」
魔女さん「ええもちろんそれが重要です。ここではりありてぃを追求するためにテレポーテーションの術を用いて街中の投棄された卑猥画集とランダムに交換することでその配置を行います。」
俺「……………それはすぐにできるの」
魔女さん「いえいえわりと高度な魔術ですからね触媒を用いなければまる一日かかるかもしれません」
俺「触媒…………?」
魔女さん「はい。そうですね、この場合は箱みたいなものが都合がいいとされます」
俺「………………ちなみに魔女さんがこのまえ使ったのは」
魔女さん「え、あ、はい、うちの電子レンジですが」
俺「」
俺「」
俺「」
魔女さん「?、なんでしょう、ふふ、わたしといちゃつきたくなっちゃいましたか…………?♥」
俺「っっっっっっっっっったく魔女さんまじほんとそういうの冗談抜きでやめてくださいっっっっこのまえ電子レンジに腐ったエ口本みたいなのが入っててまじ頭おかしくなって幻覚見てるのかと思って
ともかく取り出そうとしたらいきなり火がついて燃え移りそうでびびって消化器部屋中にぶちまけてえらいことになったんですよていうかテレポーテーションできてないじゃないですか確認というか片付けとかちゃんとしてくださいというか、」
魔女さん「え、え、」オロオロ
俺「………………それこのまえの可燃で出しちゃいました」
魔女さん「」
魔女さん「」
魔女さん「」
俺さんはもっと物事の分別と価値判断ができる素敵で優しくてかっこよくてわたしのこと大好きでわたしのこと一日中考えてくれてる人だと思ってました!!!!!(泣)」
俺「だ、だ、だからエ口本なんかに化かしとくから価値の判断なんかつくもんもつかなかったつってんだよこのぽんこつ魔女!!!だいたいエ口本てなんだよ発送おかしいだろ大切な本なら寝るときもパジャマの中入れてムギュウってしてなさい
俺も魔女さんはもうすこしまじめでおしとやかで良い子でかわいくてちょろいけど生意気でそこが愛おしくて照れ屋さんで寂しがりやなのにつんつんしたりかまってほしそうにしたり気分屋でしょうもない素敵な魔女さんかと思ってました!!!!(泣)」
魔女さん「」
俺「」
俺「………………」チラッ
魔女さん「…………」チラッ
俺「!」
魔女さん「!…………」チラッチラッ
俺「…………あ、あの、魔女さん、」チラッ
魔女さん「は、はい…………」チラッ
俺「その…………ちょっと、言い過ぎました、あと、捨てちゃったのはどう転んでも俺がやったことなので謝ります、ごめんなさい」
魔女さん「え、あ、いえ…………その、わたしも、さすがに今回はあれというか…………人のせいにはできないとおもうので、反省してます、…………その、」
俺「…………?」
魔女さん「…………ご、ごめん、なさい、………」ウルウル
俺「はぁ、魔女さん、泣かないで、」ホッペタツンツン
魔女さん「…………な、なんですか、それ…………///」チラッ
俺「中身、覚えてるならさ、書き写してあたらしいの、作ったりできないかな、魔術のことはぜんぜんわからないけど、手伝うよ」
魔女さん「あ……………はい、その、大事な箇所は、写本もありますし、復元はできなくは、ないですが、けっこうな量で、たいへんなので、手伝って………………いただけるなら、」
俺「うん、手伝うよ。」
魔女さん「………………おねがい、します。」ムギュウ
俺「はーい」ギュウ
魔女さん「……………♥」
…………
転送済み魔術書(エ口本仕様)「amazarashiはいやじゃー(泣)」
めでたし(?)
元スレ
魔女さん(居候)「うぅ………俺さん………(泣)」俺「えっあっ、魔女さん、どしたの、なんで泣いてるの、」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1504986388/
魔女さん(居候)「うぅ………俺さん………(泣)」俺「えっあっ、魔女さん、どしたの、なんで泣いてるの、」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1504986388/
「男女」カテゴリのおすすめ
「ランダム」カテゴリのおすすめ
コメント一覧 (19)
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- 2017年10月23日 08:32
- amazarashiへ虚実を切り裂いて蒼天を仰いで飛び立った永久になりそうだからやめろ
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- 2017年10月23日 08:34
- 気持ち悪いなぁ
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- 2017年10月23日 08:54
- ↑気持ち悪いなら寝てろ、永遠に
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- 2017年10月23日 09:08
- 俺がつぶやきシローの言い方で再生された
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- 2017年10月23日 11:06
- 話長いよ。推敲求む
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- 2017年10月23日 13:13
- 魔女さん「しかしわたしは新たなアプローチにより実装されたまったくあたらしい術式を完成させたのです!すなわち認識阻害に基づく干渉の拒否を高次高精度でアクティブかつダイナミックに行うリアクティブな障壁としてn」
俺「もうおなかいっぱいです具体的におねがいします」
魔女さん「………こほん、つまるところカモフラージュというやつですよ俺さん。俺さんはそこらへんに落ちてるエ口本にいくらの価値があるとおもいますか。」
具体的じゃなく端的な説明だね♥ でも具体的にどういうものなんですか? という問にぐだぐだと説明するのは違うかも、具体的にはカムフラージュされて視認されたものが本来の物体とは違うように見えるもの。 というのが具体的な説明でアレは詳細な説明をしているだけであるという事も。
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- 2017年10月23日 13:27
- レンジに入れて転送するという仕掛けが施されていて
自分の大事なものがどこぞの猥雑雑誌と入れ替わると説明してないか?
魔女さん「ええもちろんそれが重要です。ここではりありてぃを追求するためにテレポーテーションの術を用いて街中の投棄された卑猥画集とランダムに交換することでその配置を行います。」
つまりは術が成功すると自動的に行方不明に成るという事・・・
手元に有るのは入れ替わったゴミで本来必要なのが投棄されたゴミの有る場所に置かれるという。
成功しても行方不明というならゴミとして出された方が可能性としては拾えるだろう、行方がわかる程度には。そして魔法防御されているなら可燃としてても燃えない可能性が・・・
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- 2017年10月23日 13:27
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つーか最初の説明と食い違いが有るんだが? レンジに入れたという事で別次元に保管しているはず
そこから無いというのは転送してもそこに有るということにならないか?
玄関に置いているのに押し入れに無いと喚いているような。
転送済み魔術書(エ口本仕様)「amazarashiはいやじゃー(泣)」
入れ替わったゴミは単なるゴミのはずなのに罠が掛かっている不思議。
投棄場所に存在する本に罠が掛かっているという事じゃないと意味ない。
レンジで燃える罠の本は単なるエロ本だからどうしても意味は無いはずなんだけど。
転送される前で偽装されているものが可燃としてゴミにされただけで。
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- 2017年10月23日 13:36
- ぽんこつ魔女とボケ俺という話だよねぇ
本物と入れ替えるという設定が作者が忘れているというわけじゃないなら
転送が成功しているというのは成り立たないし。
視認を置換してエ本に見せかける仕様なのにテレポして入れ替えるというのは意味が有るのか?
そこらに置いといても触ると燃えるなら偽装する意味がない設定がおかしいのはぽんこつ魔女だかなのか。
魔術に心得がないと単なるエ本(無 臭)というぐらいの設定で俺が秘蔵して見つからないというようなネタならわかるけど。ボケがムカつくので面白さが無い。
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- 2017年10月23日 14:09
- オタクくさい長文が読みづらいしイタい、もっと簡潔にまとめろ
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- 2017年10月23日 18:27
- 言い方がまわりくどすぎてイライラするなこれ
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- 2017年10月23日 19:01
- ↑↑読みづらいなら寝てろ、永遠に
↑イライラするなら寝てろ、永遠に
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- 2017年10月23日 21:40
- 作者降臨してて草生える
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- 2017年10月23日 22:36
- 今時の中高生でもこんな妄想しないだろ
拳でっていってたあいつみたいな妄想SS
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- 2017年10月24日 03:46
- タイトルが気持ち悪いので読んでいないが良作なのか?
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- 2017年10月24日 03:47
- 作者必死やな
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- 2017年10月24日 03:55
- コメ多いと良作なのかなって思うからやめてくれ
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- 2017年10月24日 07:15
- 登場人物に「俺」がいるのはちょっと…
「男」とかにした方がいいよ
すでに具体的なんだが…