ロリお嬢様「貧乏人の子供が生意気ですわー!」ショタ「や、やめてよ…」
口リお嬢様「あー!そんなもの持って来て悪ぅい子ですわねー?」
ショタ「うわっ!…お願い!内緒にして……」
口リお嬢様「ふーん…ちょっとお貸しなさい!」バッ
ショタ「あっ、返して!ぼくのだよ!」
ショタ「違うよ!返して……」
口リお嬢様「クス…なら、取ってきなさい!」ブン
ショタ「あーっ!!」
ポチャン
口リお嬢様「あらぁ、大事なペンダントが小池に落っこちちゃいましたわね?これは諦めるしか…」
ショタ「お母さん!」ボチャン
口リお嬢様「ちょ、ちょっとそこまでして…!」
ショタ「あわ、あわわ…ぼくおよげない……」ブクブク
口リお嬢様「せ、先生呼んできますわ!!」
口リお嬢様「元々泣き虫でしたけど、あの日からますますあんな感じですわね…」
口リお嬢様「わ、私には関係ありませんわ!」
口リお嬢様「でも…」
ショタ「ふぇ?」
口リお嬢様「私のお父様が一流の職人に作らせたペンダントをあなたにお譲りします」
ショタ「な、何これ…」
口リお嬢様「貧乏人には勿体無い代物ですわよ?だからあんな安物のことはお忘れなさい?」
ショタ「……こんなのいらないよーっ!バカーっ!」ブン
口リお嬢様「きゃっ!な、何をしますの!?危うく高価なペンダントが壊れるところでしたわ!」
ショタ「大っ嫌い!!しんじゃえー!!!」ダッ
口リお嬢様「なっ、なんですの!?あいつ!」
口リお嬢様「そうね、こういうことは貧乏人に任せましょう」
ショタ「え……」
口リお嬢様「それでは御機嫌よう?」
ショタ「…………」
ショタ「ふん……」
口リお嬢様「……私の点数が気になるのでしょう?」
ショタ「別に…」
口リお嬢様「あっ、あら私の答案が…」ピラ
口リお嬢様「やだー私の100点満点の答案が見られてしまいましたわー」
ショタ「……」
口リお嬢様「まあ何をやってますの?」
ショタ「……」
口リお嬢様「鉛筆をナイフで削ってますの?いつもそんなことを?」
ショタ「……」
口リお嬢様「ちょっと貸してごらんなさい」ガリガリ
ショタ「あっ…」
口リお嬢様「ほら、こちらの鉛筆削りも差し上げますわ」
ショタ「……」
ショタ「……ありがと」
口リお嬢様「大したことないですわ、こんなこと」
ショタ「うん……」
口リお嬢様「まったく、一度くらい自分で話しかけてみなさいな。お友達はご自分で作るものですわよ?」
ショタ「……」
男「そうかな?」
お嬢様「そうですわよ。まさか私を追い越すなんて」
男「あんまり気にしたことなかったな」
お嬢様「ショウタのくせに生意気、ですわ」
男「今日は部活あるから……」
お嬢様「そう……」
男「えっ?ないないw」
お嬢様「何のお話かしら?」
お嬢様「まあ、どうして私がこんな男と?」
男「そうそう、絶対ないから」
お嬢様「……」
お嬢様「ただの腐れ縁ですわ」
男友「昔から知り合いなんでしょ?昔はどんなんだったの?」
お嬢様「……お、覚えてませんわ、そんなこと、いちいち」ドキッ
男友「おまえは?」
男「うーん……俺もあんまり覚えてないかな……」
お嬢様「……」ホッ
男「……うん?」
お嬢様「…………昔の私がどんなだったか、本当に覚えてませんの?」
男「……」
お嬢様「……」
男「あー、うん、実は嘘。割と覚えてる」
お嬢様「えっ…………」サ-
お嬢様「……」
男「ペンダントのこととか、さ」
お嬢様「あれはあなたが校則を破って……!!」
男「……あれ、親の形見だったんだよね。母さんの」
男「いや、別に……」
お嬢様「どうして今さら……そんなこと…………っ!」
男「えっと…………責任、とか、とってくれたら嬉しい」
お嬢様「~~~~~っっ!!!何ですの、それ!!」ウルッ
男「あっ」
お嬢様「卑怯者!!」ダッ
お嬢様「なんて浅ましい!なんて醜い……!」
お嬢様「私、最低ですわ……」
お嬢様「全部、全部、私が悪いのに……!」
お嬢様「…………ショウタ。今でも私のことは嫌い……?」
お嬢様「あなたは今まで、どういう気持ちで私と接してきましたの……?」
男「らしいね……」
男友「おまえなんか聞いてないの?」
男「……何も」
男友「風邪かもしれないし、お見舞い行ったら?」
男「……」
男「……ヒメカ?」
お嬢様「っ!?」ビクッ
お嬢様「あ、あなたどうしてここにっ!?」
男「お見舞い。お父さんが、上がってって」
お嬢様「お父様ったら勝手に…」
男「風邪?」
お嬢様「え、ええ、少ぉし、喉の調子が……ゴホゴホ」
お嬢様(本当は仮病ですわ!)
お嬢様「あっ…待って!」
男「えっ?」
お嬢様「私、その、謝りたくて……」
男「……えっと、この間の?」
お嬢様「……全部、ですわ。今までのこと、全部」
お嬢様「こんなの都合が良すぎるって、わかっています。でも、私のしてきたことのお詫びがしたいのですわ」
男「……真剣な話?」
お嬢様「こんな話、ふざけてしませんわ!」
お嬢様「本当に、本当に、申し訳ございませんでした」
お嬢様「知らぬこととは言え、あなたにとってかけがえのない、大切な宝物を、私が奪ってしまったこと」
お嬢様「そのお詫びの一部として、改めてこれを受け取ってはもらえませんでしょうか?」スッ
男「これ……」
ショタ『……こんなのいらないよーっ!バカーっ!』ブン
男「…裏に何か彫ってある?」
『ごめんなさい ヒメカ』
お嬢様「そっ、それは小さい時に……あっ、こんな中古品でお詫びなんてどうかしてるわ私……!あの、やっぱり」
男「ううん、これ、大切にするね」
お嬢様「えっ……」
お嬢様「うっ…どうぞ」
男「……ごめん!」
お嬢様「……へ?」
男「俺、ヒメカの弱みにつけこむようなこと言って……」
男「俺さ、ずっとチャンス狙ってて、それで、シャレた空気とかも作れなくて……」
男「ずっと前から、言おう、言おう、って思ってて、でも断られたらどうしようって」
お嬢様「……あっ///」
男「今度さ、こんな感じじゃなくて、ちゃんと言うから」
お嬢様「……はい!」
男「その時は、ちゃんと聞いて欲しい。それが俺からのお願い」
お嬢様「……おやすいごようですわ!」グス
おわり
元スレ
ロリお嬢様「貧乏人の子供が生意気ですわー!」ショタ「や、やめてよ…」
http://vipper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1502981134/
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コメント一覧 (26)
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- 2017年08月18日 02:24
- ※1
どうしたの?
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- 2017年08月18日 02:29
- ※1
デスノート好きなのかな?
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- 2017年08月18日 02:33
- ※1
それを投稿することで何かいいことあるの?
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- 2017年08月18日 02:42
- ※1
なんだって?
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- 2017年08月18日 02:44
- ※1
敗北者
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- 2017年08月18日 03:41
- ※1
嫌いじゃないけど好きじゃないよ
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- 2017年08月18日 03:52
- フルボッコで草
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- 2017年08月18日 03:53
- この流れすき
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- 2017年08月18日 04:38
- コレは恥ずかしい
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- 2017年08月18日 05:46
- 一連の流れと跡ととりに笑った
-
- 2017年08月18日 06:38
- 完全に話題を※1がかっさらってて草
お前の勝ちだよ。
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- 2017年08月18日 08:01
- なんかコメ欄の自演流行ってんの?
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- 2017年08月18日 08:15
- 時間が完全に自演
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- 2017年08月18日 09:06
- ペンダントをおまたの間の池に沈めて取ってみなさいとかそういうのかと思った(男子中学生並の妄想)
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- 2017年08月18日 09:13
- 池というか壺
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- 2017年08月18日 12:25
- ※1の人気に嫉妬☆
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- 2017年08月18日 13:13
- 自演鑑定士ってどこにでも湧くな
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- 2017年08月18日 14:39
- なすのさん……
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- 2017年08月18日 16:00
- 小学生が書いたわりには良く出来てるもっと頑張れあと※1もな
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- 2017年08月18日 16:17
- 2次ss書いてる奴らのレベルはこんなもんだろ
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- 2017年08月18日 21:24
- ※1-21
夏だなぁ
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- 2017年08月18日 21:26
- と思う夏休みキッズであった
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- 2017年08月18日 23:04
- ※1 なんだと⁈
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- 2017年08月19日 10:51
- ※1の人気にワイ嫉妬www
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- 2017年08月23日 06:15
- ヒメカパパ「いや馬の骨とくっつかせるために育てた訳じゃないから」
で終わり。哀しいけどお金持ち相手の現実はこう。
(…勝った)
(計 画 ど お り)ニヤーッ
(あれは、母の形見のペンダントでも何でもない、お嬢様の予想どおりの安物のペンダントさ あとは告白し、ゆくゆくは結婚し、財閥の跡ととりとなれば、新世界の逆玉となる…! ようやく長年の貧乏生活からオサラバだ…!)