【アイマス】P「今の765プロに足りないのは『修行パート』だ!」伊織「は?」
P「…」
伊織「…」
P「今の765プロに足りないのは…」
伊織「いや、聞こえてんのよ!聞こえた上での沈黙よ!何よ、『修行パート』って!?」
伊織「だからそういう意味で聞いてるんじゃないっての!なんでこんなに伝わらないのよ!?」
P「悟りのために仏道に挑んで…」
伊織「多分だけどそれWikipediaからの引用じゃない!?」
伊織「だから…その説明をしなさいっての…」
伊織「まぁ、たしかに…一時期に比べてアイドルは増えたわよねぇ…」
P「その通り、我々の因縁の相手である961プロだけでなく、シンデレラガールズを擁する346プロ、ジュピターと秋月涼が電撃移籍をして勢いに乗っている315プロ。ザッと数えただけでもこれだけのライバルがいる」
伊織「そんな…私たちじゃ…私たちじゃ勝てないって言うの!?」
伊織「ただ?」
P「…努力は必要だ。今のお前たちは言わば原石…まだまだ磨く余地がある…」
P「そうだ、お前たちはこんなところで埋もれるようなやつらじゃない。ここらで大幅なレベルアップをしよう」
伊織「全く…アイドルアルティメイトも取って、ランクも全員Sだってのに…まだ高みには遠いのね…」
伊織「は?何言ってるのよ!逆よ、逆!上等じゃない、そうこなくっちゃ!」
P「伊織…やっぱりお前は最高だよ!」
伊織(その日のうちにプロデューサーはうちのアイドル全員にそう告げた…)
伊織(そして…)
一年後
伊織「…この街は変わらないわね」
伊織(私は海外に留学していた…)
伊織(私は日本だけで満足しない…より高みへ…世界へ羽ばたくために留学という手段を選んだ…)
伊織「まあ海外にいたからみんなの動向がわからなかったけど…」
伊織(そこは信頼がある…みんななら、確実にレベルアップしているという信頼が)
伊織「ふぅ…何故かしら、あんなに毎日通い慣れた場所だったのに…緊張するわね…」
伊織(でも大丈夫…)
伊織(律子や小鳥の助けになれるように簿記や経営学だって飛び級してまで学んだ…)
伊織「今の私は…」
伊織(誰よりも…輝ける!)
伊織「はーい♪久しぶりー!みんなのアイドル伊織ちゃんのお帰りよー!」
シ-ン
伊織「へ?」
シ-ン
伊織「な、なんで誰もいないの…?」
ガチャ
P「ふぅ、いやぁ便秘気味だったからなぁ…スッキリし…」
伊織「…」ビシッ
P「べぼら!?」
伊織「『ん?おお伊織か』じゃないわよ!何で感動の再開がトイレ終わりなのよ!?」
P「いやぁ、2日ぶりだから中々の大物が…」
伊織「う○この話から離れなさいよ!?こんな終始汚い再会他にないわよ!?」
P「いやいや、伊織が一番早かったんだって。みんなもうそろそろ来ると思うよ」
伊織「全く…」
伊織「ん?何よ?なんか文句あるわけ?」
P「いや、一目でわかる…成長したな!」
伊織「まぁね、自分で言うのも何だけどこの一年は血反吐を吐く思いで努力したわ」
P「あぁ、それでこそ伊織だ!」
P「ふふふ…果たしてそうかな?」
伊織「え?」
ゴゴゴゴゴ
伊織「え?な、何?何なの?」
ゴゴゴゴゴ
伊織「な、何これ?何で事務所が揺れてんの!?」
ビキビキ
パリ-ン
伊織「きゃあ!?窓ガラスが割れた!?」
ドコォ
伊織「か、壁に穴が…」
伊織「な、何なのよ…あんた本当にプロデューサーなの?」
P「ちがうな…俺は…」
P「超プロデューサーだ!!」
伊織「…ってドラゴンボールか!?」
伊織「何で修行の方向性がドラゴンボールなのよ!?仮にもプロデューサーならプロデュース力磨きなさいよ!」
P「いや、プロデュースしていったら武力が必要になる場面も…」
伊織「無いから!仮にも法治国家だから!」
伊織「技のチョイス!?せめて太陽拳くらいにしなさいよ!」
ガチャ
春香「おっはようございまーす!」
伊織「春香!?」
伊織「久しぶり、春香…あんたも…」
春香「うん、一年間、遊んでいたわけじゃないよ!」
伊織「ふふっ…対した自信ね…でも私だって負けないわよ!」
伊織「ん?リボンなんてほどいてどうし…」
ドサッ
伊織「じ、地面が…」
P「つまり、両方合わせて20kg…」
春香「それを外した時、私は…」ヒュンッ
P「なっ!?」
伊織「き、消えた!?」
伊織「な、なんて速さなの…ってちがぁぁぁぁぁぁあう!」
P「どうした?」
伊織「だから『どうした?』じゃないのよ!?なんでどいつもこいつもドラゴンボール的な修行してるのよ!?なんでリボンがピッコロのターバンみたいになってるのよ!?なんで重りを外して超スピード出してんのよぉぉぉお!?」
春香「伊織、そんなに叫んで喉乾かない?」
伊織「こんだけツッコまれた感想がそれかい!?」
伊織「何がよ!?」
春香「確かにリボンの重りはそうだけど、私は超スピードを会得したわけじゃないよ?」
伊織「え?そうなの?」
伊織「いや、それは私が知りたいくらいだけど…」
伊織「いや、黒子のバスケか!?」
伊織「あんたアイドルでしょうが!目立ってなんぼのアイドルがミスディレクションってアホかぁぁぁあ!?」
春香「…」シュンッ
P「俺はいいと思うぞ、敵に見つからないってのは攻撃を受けることも少なくなるってことだからアイドルとしては傷が…」
伊織「アイドルが受ける攻撃って何よ!?」
真「おはようござ…って伊織じゃないか!?久しぶり!」
伊織「真、あんたもこの一年でドラゴンボールの住人になったんじゃないんでしょうねぇ?」
真「は?ドラゴンボール?何言ってるの?」
伊織「…まあ心当たりがないならいいわ」
真「ドラゴンボールって…伊織、漫画の読みすぎだよ…」
伊織「うるさいわね!あんたが一番そうする可能性高いでしょうが!」
伊織「ふぅ…やっとまともなやつが来たわ…」
真「僕のアイドルとしての武器と言えば『まこまこりん』だよね」
伊織「あら?まともじゃなかったみたいね」
真「『まこまこりん』との決別だよ」
伊織「あら?やっと気づいたの?」
春香「そ、そんな…」
P「真!?正気か!?」
伊織「いや、至極真っ当な判断でしょうよ!?」
春香「そうだよ!パクチーのないエスニック料理と一緒だよ!!」
伊織「どっちも人を選ぶわ!微妙に失礼なのよ!」
伊織「何をしたのよ?」
真「山にこもった」
伊織「は?」
伊織「何で!?何で山にこもる必要があったの!?今の流れで!?」
P「いや、修行するのに山ごもりはわりとベターだろ…」
伊織「だからあんたは漫画から離れなさいっての!なんでアイドルの修行で近所の山にこもる必要があるのよ!?」
真「近所の山じゃないよ、比叡山だよ」
伊織「余計にタチが悪いわ!何を修行用の山選んでんのよ!?」
伊織「頼むから、おかしいって自分で気づいて…」
真「そんなことするわけないだろ?」
伊織「良かった…まだ希望は残ってたのね…」
P伊織春香「「「感謝?」」」
真「最初は嫌いだった男の子っぽさ…父さんに無理やりやらされた空手で得た強さ…自分が求めた可愛さから生まれた『まこまこりん』…その全てに…感謝をすることにしたんだ…」
伊織「うん、ごめん、意味がさっぱりわからないわ」
真「今回決別することにはなったけど…今まで自分自身を育ててくれた『まこまこりん』への限りなく大きな恩…」
伊織「あれ?どこかで聞いたことが…」
伊織「すごく嫌な予感が…」
真「1日一万回、感謝の『まこまこりん』をすることだった…」
伊織「HUNTER×HUNTERぁぁぁあ!」
伊織「それHUNTER×HUNTERでしょうが!?あんた何?百式観音でも発現させる気!?」
P「伊織、漫画の読みすぎだぞ」
伊織「あんたらの方こそねぇぇぇえ!」
P「ん?どうした真?『まこまこりん』のポーズで…」
マッコマッコリ-ン
P「!?」
真「音を…置き去りにした…」
P「ふっ…やるじゃないか…」ゴクリッ
伊織「いや、だから何!?」
春香(でもそれ以上に悲しい子…日常が『まこまこりん』だったはず…今こうして…)
伊織「HUNTER×HUNTERから離れろぉぉぉぉお!」
春香「いや、私何も喋ってない…」
伊織「だいたいわかるわぁ!どうせ余計なこと考えてるでしょ!?」
亜美真美「「おはおはー!」」
真「あ、亜美!真美!」
春香「久しぶりだね!」
伊織「今度こそ大丈夫なんでしょうね?」
真「なんか今日の伊織変なんだよ」
伊織「変なのはあんたらの一年間よ!?」
亜美「まぁ色々考えたんだけどさ」
真美「真美たちの長所って『双子』じゃん?」
伊織「いや、他にもあるでしょ…」
亜美「ただでさえ美しい顔が、二つもあることが魅力じゃん?」
伊織「よくもまあそこまで自信を持って言えるわね…」
亜美「魅力倍増!」
伊織「だから何を言って…」
真美「「魅力倍増!」」
伊織「ん?」
伊織「あ、あれ?私疲れているのかしら…」
真美「「大丈夫?いおりん」」
伊織「亜美と…真美が…2人ずつに…」
亜美真美「「「「それが亜美(真美)たちの能力だよ」」」」
伊織「いや、あんたらもかい!?」
真「流石にこれは…」
伊織「そうよ!いや、正直あんたたちが言えることじゃないけど…言ってあげなさい!」
伊織「そうそう、容量(メモリ)の無駄づか…って違ぁぁぁぁあう!?」
春香「変化系の2人には難しいよ…」
伊織「え?この2人変化系なの?」
真「だいたい、戦いの最中にこんなの出せないでしょ?」
伊織「戦いって何よ!?ライブでも出しちゃダメだけども!?」
伊織「何!?今度は誰!?」ガルルル
雪歩「ひぅ!?ご、ごめんなさぃぃぃい!?」
亜美真美「「「「ゆきぴょん!」」」」
伊織「いい加減能力引っ込めなさいよ!」
亜美真美「「「「はーい」」」」
シュンッ
雪歩「どうしたの、伊織ちゃん?ご機嫌ななめみたいだけど…」
伊織「なんで私がおかしいみたいになってんのよ!?」
真美「いおりん、カリカリしすぎだよぉ」
亜美「多分強化系だね」
伊織「だから、HUNTER×HUNTERから離れ…って誰が単純バカよ!?」
伊織「穴掘りを強化して『ディグダグ』とかじゃないでしょうね?」
雪歩「穴掘り?強化?」
真「伊織、何を言ってるの?」
亜美「ゲームのやりすぎじゃない?」
伊織「あんたらが言うな!あんたらが!」
伊織「うん、みんなここまではいいのよ、ここまでは…」
雪歩「お茶が好きなこと?焼肉が好きなこと?穴が掘れること?…いや、どれも違ったの…」
伊織「…私は油断しないわよ…」
伊織「…なんかよくわからないルビが振られてる気がするけどまぁいいわ…」
雪歩「今までの私は…詩や…ポエムを好きと言いながら…それを隠してきた…」
春香「亜美真美が朗読大会した時は引きこもったりしてたもんね…」
亜美「ゆきぴょん…」
真美「ごめんなさい…」
伊織「いや、ほんとよ、何してんのよあんたら…」
伊織「お、おぉ…今回は期待できるわね…」
雪歩「今の私は…真ちゃんへの想いを綴ったポエムも…胸を張って言えるよ!」
伊織「それは秘めときなさいよ…死ぬまで…」
真「は、ははは…」
P「なるほど…」
伊織「やっとまともな修行をしてきた人が現れたわね…」ウルッ
真美「真美たちとゆきぴょんで何が違うってのさぁ?」
伊織「クソほど違うわぁぁぁあ!?いい?詩やポエムを勉強するってことは自分自身で作詞が出来るってことよ?これはアイドルに限らずアーティストとして大きな武器よ!」
亜美「へー」
P「そうなんだー」
伊織「いや、あんたがその認識はダメでしょ!?何シレッと真美ポジションにいるのよ!?」
真美「あ、それ気になる!」
真「一つでいいから聞かせてよ」
雪歩「え?じゃ、じゃあ真ちゃんへの愛のポエムを…」
真「あ、できたらそれ以外で」
伊織「厳し!?いや、あんたは聞いてあげなさいよ…」
雪歩「全部で13章あるんだけど…」
伊織「ロードか!」
雪歩「わかった…じゃあこれなんかどうかな?」
雪歩「滲み出す混濁の紋章…不遜なる狂気の器…」
亜美「おお…」
真美「なんかそれっぽいね…」
伊織「えぇ…」
伊織(でも何かしら…この漠然とした不安は…)
春香「こういうのってあれ?邪気眼系ってやつ?」
P「あぁ、系統としては確立されているな」
真「346プロにも似たようなことしてる子いましたよね」
伊織「…あっちは日常会話がそれでしょ」
伊織(違う…そんなレベルじゃない…私の不安はそこじゃない…)
伊織(もう少し…もう少しで何かわかる…)
雪歩「結合せよ…反発せよ…」
シュウウウ
伊織「…ってこれ…」
P「伊織!?危ない!」ダッ
雪歩「地に満ち己の無力を知れ!」
伊織「へ?」ガシッ
P「ふん!」ブンッ
ギャゴォォォォォオ
伊織「…」
P「ふぅ…危なかったな…」
伊織「『危なかったな…』じゃないわよ!?途中で気付いたけど、あれ『黒棺』の完全詠唱じゃない!?」
伊織「え?何?あんた、私のこと[ピーーー]気だったの?」
P「雪歩!まだまだだぞ!」
雪歩「はい…すいません…」
伊織「いや、そこじゃないから!?大事なことそこじゃないから!?大体それ、BLEACHでしょうが!」
伊織「ポエム協力って何!?『BLEACHならありそう』ってギリギリ思えるけども!?ジャンプ漫画から離れなさいよ!?」
ガチャッ
千早「オハヨウゴザイマス」カクカク
伊織「いや、離れろとは言ったけども!?」
伊織「なんで!?なんでロボットになってるの!?」
春香「あ、おはよう、千早ちゃん」
伊織「親友がロボットみたいな喋り方になってんのよ!?もっと他に言うことあるでしょうが!」
伊織「何によ…」
千早「イマ、ウタイタクテモウタエナイヒトガフエテイル…」
千早「ワタシタチミタイニ、ノドヲコクシスルカシュノナカニハ、ノドヲイタメテニドトウタエナクナルヒトモイル…」
千早「ふぁんニモトメラレテイル…ソレナノニ、ウタウコトガデキナイ…ソンナノゼッタイニイヤ!」
P「だから千早は自らの身体をロボ化したんだ…」
伊織「何その最高の動機からクソみたいなゴールは!?」
真美「そこまでの想いがあったんだね~」ウルウル
伊織「よくそのテンションで泣けるわね…」
P「小型ミサイルや、熱光線も出せるぞ」
伊織「だからなんでそっち方面に行くのよ!?」
伊織「『なんで攻撃力にしか振らないのよ!?』って言ってるんじゃないのよ!『なんで戦闘用に修行しちゃうのよ!?』って言ってんの!」
P「まさに“鉄壁”!」
千早「クッ!」
伊織「それが言いたいだけでしょ!?」
千早「ソンナオキャクサマノコエニオコタエシテ…」
P「『千早ッポイド』19,800円で公表発売…」
伊織「してんのかい!?」
伊織「あら、割とアップデートされてるのね…じゃないわよ!」
美希「あふぅ…」
亜美「あ、ミキミキだ!」
真美「おはよう!」
美希「あふぅ…おはよ…」zzZ
伊織「え?何?こいつも修行したの?」
美希「…」zzZ
伊織「事務所に着くなり寝てるんだけど…むしろダラしなくなってない?」
P「いや、ちゃんと美希に足りなかったものを補って、パワーアップしているぞ」
美希「あふぁ…」
伊織「…全然そうは見えないんだけど…」
亜美真美「「アイアイサー!」」ビシッ
亜美「的をここに置いて…」ヨイショ
真美「ほーら、ミキミキ~、エアガン握ろうね~」
美希「あふにゃぁ…」ニギッ
パンッ
パンッ
真「す、すごい…」
雪歩「百発百中ですぅ!」
伊織「…」
真美「指にかければ…」
美希「うーん…ムニャムニャ…」シュババババ
亜美「はい!」
真美「東京タワー!」
春香「す、すごい!」
千早「リッパナ『アヤトリ』ネ」
伊織「…」
伊織「のび太くんか!?」
P「へ?」
伊織「目でピーナッツ噛むって、それジャイアンとスネ夫に啖呵切った時の常套句じゃない!?やめなさいよ!アイドルのすることじゃないわよ!」
P「いや、美希が修行やりたがらなくて…」
伊織「そりゃあんたらのは強くなるのが前提だからね!?」
亜美「せめて大長編だけでも活躍してもらおうと…」
伊織「大長編とか言うな!」
響「ガルルァァァァア!!」ガバッ
伊織「今度は何!?」
伊織「ちょっと、もうどうなってんのよ…」
P「確か響は、『野生の勘を身につけるためにアマゾンに籠るぞ!』って言ったきり…」
雪歩「どうしてこんなことに…」
伊織「いや、それが原因でしょ!?どう考えても!?」
伊織「あんたも人間よ!」
響「ニンゲン…キライ!ヒビキ…ジャングル…カエル!」
伊織「仮面ライダーアマゾンか!?」
伊織「アイドル事務所のプロデューサーから出てくる単語じゃないわね!?」
真「くっ…やるしかないのか…」
伊織「やめなさいよ!今のあんたらがぶつかったら死人が出るわよ!?」
伊織「そ、それは…」
??「うっうー!私に任せてください!」
真美「そ、その声は…」
春香「だ、誰!?」
伊織「いや、やよいでしょ?どう考えても」
響「ガルル…」
やよい「大丈夫…怖くない…怖くない…」
響「…ウガァ!」ガブッ
やよい「うっ!?」
千早「タカツキサン!?」
響「フーッ!フーッ!」
やよい「大丈夫…ほら、怖くない…」
伊織「…え?ナウシカ?」
伊織「いい大人が中学生に母性とか言うのやめた方がいいわよ?」
P「自らの溢れ出る母性をコントロールし…獣をも魅了する…あの姿はまさしくモンスターマスター!」
伊織「ドラクエ5の主人公みたいに言うんじゃないわよ…だいたいそれだと響がモンスター扱いじゃない…」
響「ハッ!ハッ!ハッ!」ペロペロ
やよい「あはは!くすぐったいですよぉ!」
伊織「大丈夫なの?あれは懐いたってことなの?半裸で中学生を舐め回す変態じゃないの?」
千早「タカツキサン…はぁ…はぁ…」
伊織「これは変態よね?ロボットになってる分レベル高いわよ?」
伊織「さっきからあんたのそのライバルっぽい喋り方なんなの?」
響「きゅーん!」
やよい「生きろ…そなたは美しい…」
伊織「ジブリ総ナメか!」
伊織「あれ?あずさ…あんたいつの間に…」
あずさ「ついさっきよ。伊織ちゃん、久しぶり」
伊織「久しぶり…でもドア開いたかしら?」
あずさ「あぁ、それは私が『瞬間移動』で入ってきたから…」
伊織「は?」
伊織「何の話?」
あずさ「制御できない力…そんなものを急に与えられた…でもわかったの…その“力”は…ずっと私の側に…“立っていた”の…」
伊織「…」
あずさ「この力の名前は“隣に…”…私が知っている人ならば…文字通り“隣に立つことができる”能力…この能力の名前は…幽波紋(スタンド)!」
伊織「ここに来てのジョジョ!?」
亜美「こ、こいつ…」
真美「脳内に直接!?」
伊織「もう嫌!なんなのよ!?私普通にアイドルしてただけなのに!」
P「普通のアイドルじゃない!トップアイドルだ!」
伊織「いや…もう…やかましいわ!」
春香「貴音さんの故郷って…」
貴音(月です)
伊織「…」
真「何だって!?」
雪歩「大変ですぅ!?」
貴音(いくら修行をしたとはいえ…私とて、無事ではすまないでしょう…今生の別れと思い…最後に…)
あずさ「待って!貴音ちゃん!」
貴音(はい?)
亜美「お姫ちんにだけかっこいい役やらせないよぉ!」
春香「私たちの地球は私たちが守ります!」
伊織「…」
あずさ「私の…私の“隣に…”なら貴音ちゃんの隣にみんなを送れます!」
貴音(なんと!)
真「貴音さんだけに、辛い思いはさせないよ!」
春香「だって…」
雪歩「私たち…」
響「ガウガウガウガウ!」
伊織(…そこは絶対にあんたじゃないでしょ…)
真「みんなの笑顔を守るため…」
春香「みんな、行くよ!」
全員「うん!」
春香「765プロー…ファイトぉぉぉお!」
全員「おぉぉ!」
ブ-ン
伊織「…」
伊織「…」ケイタイトリダシポパピプペ
prrrrr
ガチャ
伊織「あ、もしもし律子?今何してるの?あぁ、うん…うん…あぁ…はいはい…経験を活かして?あぁ、メダロット?いいんじゃない?うん…うん…はーい…」
伊織「…」ピッ
伊織「…移籍しよ…」
終わり
修行するのはアイドルだけだから…
元スレ
P「今の765プロに足りないのは『修行パート』だ!」伊織「は?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1502767273/
P「今の765プロに足りないのは『修行パート』だ!」伊織「は?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1502767273/
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コメント一覧 (19)
-
- 2017年08月16日 04:31
- ツッコミがくどいことを除けば良作
-
- 2017年08月16日 05:58
- まさかの続編かと思ったら全然違う
-
- 2017年08月16日 07:07
- 久々に笑ったわw
-
- 2017年08月16日 08:42
- 驚異のジャンプ率、何故か律子だけコミックボンボン
ただ、亜美真美のダブルは某事務所のニンジャマスターよろしくライブでやったら盛り上がりそうだけどな
-
- 2017年08月16日 08:53
- アイドルたちが能力に目覚めた訳ですな
いおりんなら太陽拳ってのは安直すぎるか
-
- 2017年08月16日 09:43
- 悪くない
-
- 2017年08月16日 10:01
- ※4
たしかアニメのメダロットに中の人がでてなかったか?
-
- 2017年08月16日 10:54
- >>2 それ
期待外れだった
-
- 2017年08月16日 10:56
- なんやかんやで漫画に詳しいのが笑える。
-
- 2017年08月16日 11:15
- アイマスキャラって結構他の作品にも出てるよな
SO3とかエンジェルビーツとかテレビにも斉藤って名前で出てるし
-
- 2017年08月16日 11:21
- 素材はよかったのにノリが痛々しかった
-
- 2017年08月16日 11:33
- あのシリーズの続きではなかったか
-
- 2017年08月16日 20:13
- 最後にはロボに乗って隕石破壊しなくちゃ
-
- 2017年08月16日 20:38
- 響は鍛えたら鬼になるんじゃないんですか!?(平成脳)
-
- 2017年08月16日 21:04
- ※14
あ、だから仮面ライダー繋がりでアマゾンなのか(納得)
-
- 2017年08月16日 21:07
- 足りないシリーズの続編かと思ったら違った。
でもこれはこれで面白かったです。
ただちょっとツッコミがクドいかなーって。
-
- 2017年08月17日 10:17
- ※15
この世に生まれたことが消えない罪というなら、生きることが背負いし罰なんです?
-
- 2017年08月17日 12:42
- ひびきは他所にも沢山いるけど、その殆どがちっちゃくて強くて、歌が上手いのも少なくない。
慣れた人なら、いっそそのネタだけで1本書けるんじゃないかってぐらいに。
-
- 2020年01月30日 11:05
- 必要だとか言っておいて、このSSだと修行パートがバッサリ無いというw