【ガヴドロ】サターニャ「ガヴリールに手錠を掛けてやるわ!」
- 2017年07月27日 12:40
- SS、ガヴリールドロップアウト
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サターニャ「よく来たわねガヴリール」
ガヴリール「学校なんだからそりゃ来るだろ」
ヴィーネ「サボり常習犯が言えたことじゃないでしょ……」
サターニャ「フフフ……今日は大人しく休んでおくべきだったわね」
ガヴリール(はぁ……また変な道具でも持ってきたのか)
サターニャ「今日はこれを持ってきたのよ!」
ガヴリール「せめて箱から出せ」
サターニャ「今出すから待ちなさい!」
ガヴリール「手錠……」
ヴィーネ(これまたラフィが好きそうな……)
ガヴリール「お前それわざわざ魔界通販で買ったのか?」
サターニャ「ええ。魔界にある特殊な鉱石で作られたこの手錠は本物の手錠以上に頑丈なのよ!」
サターニャ「これでわる~い天使を逮捕しようと思ったの」
ガヴリール(その辺に売ってるパーティグッズの手錠ですらなかなか壊せないのに……本当に馬鹿だなこいつ……)
サターニャ「さあ大人しく手を出しなさい!」
ガヴリール「ん」スッ
ガヴリール「いや、それ貸して」
サターニャ「……その手には」
ガヴリール「いや~なんていうの?デザインカッコイイなぁって思って」
サターニャ「そ、そう?私も実はこれ気に入ってて」
ガヴリール「うんうん。なんというか悪魔っぽいところがいい感じ」
サターニャ「でしょ!?他にもデザインあって結構迷ったのよ!決め手になったのは……」
ガヴリール「うんうん。よく見たいからちょっと貸してくれ」
サターニャ「いいわよ!」
ヴィーネ(おい)
サターニャ「でしょ!?」
ガヴリール「へーこれ光るのか。かっけー」
サターニャ「そう!カッコイイでしょ!?この赤い光が」
ガヴリール「サターニャ」
サターニャ「なに?」
カチャンッ
ガヴリール「捕まえた」
サターニャ「な゛っ」
ヴィーネ「相変わらず容赦ねえな……」
ガヴリール「このまま右手にも嵌めてやる!」
ガヴリール「このっ……!」
サターニャ「ぐににににに……!」
まち子(また変なことしてる……)
ヴィーネ「ちょっと二人とも……」
ガヴリール(くそっ……こいつ力だけは……っ!)グググッ
ヴィーネ「落ち着きなさい!!」
ガヴリール「っ!」ビクッ
カチャンッ
ガヴリール「あっ」
サターニャ「やたっ」
サターニャ「なーっはっはっはっ!ついにガヴリールを捕まえたわ!!」
ガヴリール「もーヴィーネが脅かすから……」
ヴィーネ「教室で騒ぐあんたたちが悪い」
ガヴリール「ってか片手に掛けられただけだろ。それに掛けられてるのはサターニャもだし」
ラフィエル「あらあら~なんだか面白いことになってますね♪」
ヴィーネ「ラフィ!」
ガヴリール「何も面白くないっての」
サターニャ「もうガヴリールは私から逃げられないわよ」ドヤァ
ガヴリール「逃げられないのはお前も同じだぞ」吟ッ
ヴィーネ「はいはいそこまで」
サターニャ「でも……」
ヴィーネ「先生に怒られるわよ?」
サターニャ「……」
サターニャ「し、仕方ないわね。続きは放課後にしてあげる」
ガヴリール「もう二度と掛けられんわ。いいからさっさと外せ」
サターニャ「……」
ガヴリール「どうした?早く……」
サターニャ「ちょっと待って、鍵が見当たらないの……」
ガヴリール「は?」
サターニャ「そもそも箱から鍵なんて出してないわよ!」
ラフィエル「もしかしてお店側の不手際なのかもしれませんね」
ヴィーネ「だから魔界通販で買い物するのやめたらって言ったのに……」
ガヴリール「ちょ、待て流石にこれは洒落にならん!もう一度よく探せ!」
サターニャ「んんん……」
ガヴリール「絶対どこかにあるだろ……小さいから見つけにくいだけで……」ゴソゴソ
ヴィーネ「……」
ラフィエル「……」
サターニャ「……」
ヴィーネ「な、なかった?」
ガヴリール「……」コクリ
サターニャ「……」
ラフィエル「あらあら~……大変なことになりましたね~……」
サターニャ「……そうだっ!ラフィエル!!あんたならこの手錠外せない!?」
ラフィエル「えっ私ですか?」
サターニャ「うちにピッキングで忍び込んだことあるじゃない!」
「ピッキング?」「白羽さんがピッキング?」「ピッキングで胡桃沢さんの家に?」
ざわ…… ざわ……
サターニャ「だからピッキングでこの手錠を」
ラフィエル「わかりました!外します!外しますから!」
ヴィーネ「ラフィ……」
ガヴリール「うちの合鍵勝手に作ったヴィーネも同類だろ……」
ラフィエル「とりあえず鍵穴を見せてください……」
ガヴリール「そういえば鍵穴どこだこれ」
サターニャ「見当たらないわね……」
ガヴリール「……あれ?これ本当に鍵穴なくないか?」
ヴィーネ「……ねえこれカードキーでスキャンして解錠するみたい」
ガヴリール「……は?」
ヴィーネ「説明書に……」
ガヴリール「なになに……本物の手錠以上のセキュリティを実現するためにカードキーシステムを採用……」
サターニャ「カード……」
ガヴリール「心当たりあるのか!?」
サターニャ「家のゴミ箱の中かも……」
ガヴリール「お前なにしてんだよ!!」
サターニャ「だってカードキーなんて普通思わないじゃない!!」
ガヴリール「こうなったら壊すしか」
サターニャ「そんな!これ2万円したのよ!?」
ガヴリール「なんで手錠ごときにそんな金出すんだよ……」
ヴィーネ「でも外さないと本当に怒られるわよ?」
ガヴリール「私もグラサンに怒られるのはゴメンだ」
サターニャ「う、うぅぅぅ……」
ラフィエル「見たところ金属製で結構頑丈な印象ですが」
ガヴリール「……お前の馬鹿力で引きちぎれ」
サターニャ「……」
ぐぐぐぐっ
サターニャ「ふににににっ……!!」
ヴィーネ「びくともしてないわね……」
ガヴリール「本当に本物以上に頑丈なのか……」
ラフィエル「これは工具などが必要なのでは」
サターニャ「力って……悪魔の?」
ガヴリール「そうだ。人目につかないところに行く。時間ないから急くぞ!」
サターニャ「わ、わかったわ!」
ヴィーネ「大丈夫かしら……ついてく?」
ラフィエル「流石にホームルームに遅刻するのはあれなので、私は自分のクラスに戻ります」
ラフィエル「健闘を祈りましょう」
ヴィーネ「……そうね」
ガラッ
ガヴリール「すみません、遅れました……」
グラサン「……それはなんだ」
ヴィーネ(あー……だめだったかぁ……)
ガヴリール「えーと……これはですねー……ちょっとした事情が……」
グラサン「胡桃沢、天真……」ゴゴゴゴ
ガヴリール(やっぱ怖いなグラサン……)ビクッ
サターニャ「ガヴリールは悪くないわ」
ガヴリール「!」
サターニャ「私がガヴリールに手錠を掛けたのよ!」
サターニャ「そう!ガヴリールを繋ぎ止めておくためにね!どう?最高に悪魔的な行為でしょう!?」
グラサン「……」ゴゴゴ
ヴィーネ「サターニャ……」
サターニャ「泣いてないしっ……これはっ……グラサンが大したことなさすぎて思わず笑って……」
サターニャ「そういう涙だしっ……」
ガヴリール「あー……その、なんだ……ありがとな」
サターニャ「違うからっ……別にっ、ガヴリールを助けたとか、そういうんじゃないしっ……」
サターニャ「悪魔として悪事を天使に取られたくなかっただけっ……」
ヴィーネ「サターニャ……」
サターニャ「だからちがうから……」
ヴィーネ「あ、ラフィ」
ラフィエル「手錠はどうなりました?」
ガヴリール「外せなかった。だから仕方なく今日はこう、席を隣にしてもらった」
ラフィエル「あら~」
サターニャ「今日だけよ。家に鍵あるから」
ガヴリール「ったく……今日だけとは言えサターニャと隣の席とか……」
サターニャ「なによ!しょうがないじゃない!」
ガヴリール「なんでこんなに無駄に頑丈なんだよ……」
ラフィエル(これは……面白そうな)テカテカ
ヴィーネ(絶対楽しんでるわね……ラフィ……)
ヴィーネ「ええ」
ガヴリール「私の代わりにノート取れよ」
サターニャ「なんでよ!」
ガヴリール「右手。手錠。わかる?」
サターニャ「何のために机くっつけたと思ってるのよ!」
ラフィエル「……♪」テカテカ
ヴィーネ(大丈夫かしら……これ)
ヴィーネ(心配だったけど、なんとかなってるみたい)
先生「前回配ったプリントを出して下さい」
ガチャガチャッ
ガヴリール「おい、まずは私が先に探す」ガチャガチャ
サターニャ「私が先に決まってるでしょ」ガチャガチャ
ガヴリール「いや私だから」ガチャガチャッ
サターニャ「私!」
先生「ちょっとそこ。静かに」
ヴィーネ「……」
サターニャ「……いや、ガヴリールが先でいいわよ」ボソッ
ガヴリール「いいって。先に探させてやる」
サターニャ「あんたが先でいいわよ」
ガヴリール「いいから」
サターニャ「それはこっちの台詞!」
先生「だから静かに」
ヴィーネ(やっぱり心配だわ……)
ラフィエル(うふふ……今どうなっているでしょうか。ちょっと千里眼で……)ジィ
ガヴリール「ふぁぁぁ……」グイー
サターニャ「ちょ……引っ張らないでよ」
ガヴリール「あー悪い悪い」
ラフィエル(これはこれは♪)
ラフィエル(うふふ、これは今日は充実した一日になりそうです……♪)テカテカ
(なんか白羽さんが笑ってる……怖……)
ガヴリール「……」
サターニャ「……」
ピンッ
サターニャ「痛っ。なに?」
ガヴリール「なんでもない」
サターニャ「いやなんで弾いたの」
ガヴリール「手が近くにあったから」
サターニャ「なによそれ……」
先生「そこ、静かに」
サターニャ(ガヴリールのせいで怒られたじゃない……)
ラフィエル「……♪」ニコニコ
ラフィエル「……っ」プルプル
ラフィエル「……❤」ホホエマー
(白羽さんの表情がめちゃころころ変わってる……やばいよやばいよ……)
ガヴリール「……」カキカキ
ラフィエル(ガヴちゃんが何か描いてますね)
ガヴリール「サターニャ」ツンツン
サターニャ「なに……ぶふッ!何よその絵!」
ガヴリール「はいアウト」
先生「そこ、静かに」
ラフィエル(はー……♪)
先生「よくできました。席に戻ってください」
ヴィーネ「はい」
ガヴリール「……」カキカキ
サターニャ「ぷふっ……」プルプル
ヴィーネ(なにしてんのよ授業中に……次の問題あたるのサターニャよ?)
先生「では次の問題を……隣に行って……胡桃沢さん」
サターニャ「……え、私!?」
ヴィーネ「だって今日私の隣じゃない」
サターニャ「ちょっと……問題わかんないんだけど……教えてくれない?」ヒソヒソ
ガヴリール「問3」
サターニャ「そうじゃなくて……解き方……」
ガヴリール「それは自分で考えな」
サターニャ「くっ……」
ヴィーネ「早く前に行きなさいよ」
サターニャ「むぅ……」
まち子(二人で黒板の前に……なんか微笑ましいかも)
ガヴリール「……早く解けよ」
サターニャ「ぐぐぐ……」
ガヴリール「はあ……化学式が……だから……」
サターニャ「……」
ガヴリール「この後はわかるか?」
サターニャ「……こう?」
ガヴリール「そう。だから次は……」
ガヴリール「うん」
先生「よくできました。二人共席に戻ってください」
ヴィーネ(へー……なんだかんだ最後まで教えて、やっぱりガヴは優しいんじゃない)
先生「では次は前の席に行って……」
ガヴリール「あのくらい自分で解けよ。初歩中の初歩だぞ」
サターニャ「わからないものは仕方ないじゃない……」
ガヴリール「やれやれ」
サターニャ「でも……ありがとう。助かったわ」
ガヴリール「……別に。立ってるのがだるかったからさっさと解かせただけだ」
ラフィエル(……♪)ニッコリ
ガヴリール「……」カキカキ
ラフィエル(なにか描いてますね)
ガヴリール「……」ツンツン
サターニャ「?」
ラフィエル(しりとり……→……リス、でしょうか。そしてまた→……。なるほど、絵しりとりですか)
サターニャ「……」コク
サターニャ「……」カキカキ
ラフィエル(これは……なんでしょう……?○に縞模様……ああ、スイカですか!)
ガヴリール「……あ、そういう」
ラフィエル(次は……鎌ですね)
サターニャ「……」カキカキ
ラフィエル(次は……なんですか!?)
ガヴリール「……?」
ガヴリール(なんだこれ……)
ラフィエル(なんでしょう、これ)
サターニャ(ふっふっふっ……魔界オオサンショウオ……我ながら上手く描けたわ)ドヤ
ガヴリール(わからん……)
ガヴリール(んー……なんだこれは……)
ヴィーネ「ちょっと、ちょっと二人共!」
ガヴリール「ん?」
グラサン「……」ゴゴゴ
サターニャ「」
ガヴリール「」
グラサン「二人共廊下に立ってろ」
サターニャ「ガヴリールのせいで怒られたじゃない……」
ガヴリール「でもサターニャだって乗ってきたじゃん」
サターニャ「それはそうだけど……」
ガヴリール「つーかバケツ思い。サターニャ持って」
サターニャ「なんでガヴリールのまで持たなきゃいけないのよ」
「白羽さん、白羽さん……!」
ラフィエル(ふふ……授業はしっかり聞かなきゃだめですよ)
「白羽さん!」
ラフィエル「えっ、な、なんですか!?」
「白羽さん当てられてるよ」
ラフィエル「え、あっ!x<2,5<xです!」
先生「……今は地理の時間ですが」
ラフィエル「あっあっあっ」カァァ
ラフィエル「……」
ヴィーネ「あれ、ラフィどうしたの?顔赤いわよ?」
ラフィエル「い、いえ。ちょっと……」
ラフィエル(夢中になっていたとはいえ……少し恥ずかしかったですね……)
サターニャ「学食いきましょ!」
ガヴリール「あんまり大勢の人間にこの姿見られたくないんだけど」
サターニャ「だって今日お昼ないんだもの」
ガヴリール「また取られたのか……そろそろ躾けろよ……」
サターニャ「うっさいわね!みんないくわよ!」
ガヴリール「あっこらてめ」
ヴィーネ「ガヴはなんだかんだ優しいからね」
ラフィエル「はあ……授業中のお二人も微笑ましいですし……」
ラフィエル「今日はほんと退屈しませんね♪」
ヴィーネ「……ん?教室違うのになんで微笑ましいって」
ラフィエル「うふふ、千里眼というもので二人の様子を覗いていたんです」
ヴィーネ「……ラフィの顔が赤かったのって、授業中にそれに夢中になってたからじゃ」
ラフィエル「……」
ヴィーネ「図星?」
ラフィエル「さ、私達も行きましょう」
ヴィーネ「ちょっとラフィ、もう少し詳しく話を聞かせてくれても♪」
ヴィーネ(ラフィに対して攻める側に回れるのって楽しい……!)
ガヴリール「サターニャ、食べにくいから左手上げて」
サターニャ「そしたら皿持てないんだけど」
ガヴリール「しょうがないだろ。つながってるのは私の利き手だぞ」
ヴィーネ「やっぱり不便そうね」
ラフィエル「そうですねー」
ガヴリール「本当不便だよ。食べにくいったら……」ズズズッ
サターニャ「あちちちっ汁飛んでる!」
ガヴリール「我慢しろ。うどんは啜るもんだ」
サターニャ「なんで夏に……」
ガヴリール「暑い日こそ暑いものをってね」
サターニャ「……ハックシュンッ!!」
ガヴリール「あっ……あ゛っつ゛!!」
サターニャ「あっごめ」
ヴィーネ「だ、大丈夫?」
ガヴリール「くそ……太腿の上に落とした……」
サターニャ「ご、ごめんなさい……火傷は……」
ガヴリール「あんなんで火傷はしないって。あれは驚いただけで……ティッシュ頂戴」
ラフィエル「どうぞー」
ヴィーネ「流石に見学じゃない?」
ガヴリール「やった。休む口実ができた」
サターニャ「その前にちょっとトイレ……」
ガヴリール「いって……ああ、私もいかなきゃいけないのか……」
ヴィーネ「じゃあ待ってるわね」
ラフィエル「うふふ、ではでは私は教室に」
ヴィーネ「もう覗いちゃだめよ?」
ラフィエル「……」
ヴィーネ「いや、本当に授業に集中して」
ガヴリール「ほら、後ろ向いてるから早くしろ」
サターニャ「……耳も塞いで欲しいんだけど」
ガヴリール「……わかった」
サターニャ「……」
チョロロロロロロッ...
ガヴリール(聞こえる……指突っ込めばよかったか……)
サターニャ(こ、これは……恥ずかしい……)
ガヴリール「……終わったか?」
サターニャ「待って、今拭くから……」
ガヴリール「あ、ああ。ごめん」
サターニャ「おまたせ」
ガヴリール「ん、いくか」
サターニャ「あ、手洗う」
ガヴリール「ああ、ごめん」
サターニャ「……もしかしてガヴリール、トイレのあと洗わないの……?」
ガヴリール「いや、そんなわけないだろ!今私はしてなかったから忘れてただけだ!」
サターニャ「はーよかったわ……もしそこまでだらけてたらどうしようかと……」
ガヴリール「流石にそんなに酷くないわ」
サターニャ「いやでも十分既に酷いわよ」
ガヴリール「さて……」
サターニャ「はぁ。体育見学は辛いわね」
ガヴリール「ま、これじゃそもそも着替えられないしな」
サターニャ「別に制服でもいいけど」
ガヴリール「スカートでスポーツとかお前正気かよ」
ガヴリール「いや、それ以前に手錠掛かった状態でスポーツとか……」
サターニャ「それもそうね……」
ガヴリール「ヴィーネ、委員長と体操か」
サターニャ「そうね。ちなみにガヴリールが休んでる時は先生とやってるわよ」
ガヴリール「げっ……まじか、あー……今度からサボるの控えめにしよう」
ガヴリール「体育楽しめる人羨ましいっすね」
サターニャ「……」
ガヴリール「あ、ヴィーネ当たった」
サターニャ「あー」
ガヴリール「……退屈だな」
サターニャ「ヴィネットの応援してあげなさいよ」
ガヴリール「別チームなんだが」
サターニャ「……それは、仕方ないわね……」
サターニャ「……」
ガヴリール「ふぁぁ……」
田中「うおりゃあああッ!!」
上野「きゃっ!」
ガヴリール「んぁ……?」
サターニャ(ボールがこっちに……!!ガヴリールに当たる!!)
グイッ
ガヴリール「うおッ!?」
ギュッ
サターニャ「大丈夫?ガヴリール」
サターニャ「でもボールが」
ガヴリール「どうみても当たる軌道じゃなかったろ!」
田中「へぇ~……」ニンマリ
上野「おぉ~……」キラキラ
ラフィエル(んん~……)ニコニコ
ラフィエル(これはこれは……いいものを見られました♪)
「白羽さん、白羽さん……!」
ラフィエル(はぁ……顔を真っ赤にするガヴちゃんも素敵ですねぇ……♪)ツヤツヤ
「白羽さん!」
ラフィエル「えっ」
グラサン「……」ゴゴゴ
ラフィエル「あっあっあっ」
ガヴリール「やっと学校終わった……」
サターニャ「疲れたわねー……」
ガヴリール「酷い目に遭いまくった一日だった」
ラフィエル「ほんと、酷い目に遭いましたっ」
ヴィーネ「ラフィのは自業自得よね?たぶん」
ラフィエル「ヴィーネさんまで酷いですっ」
ヴィーネ「……たしかラフィのクラスって6時間目は数学だったわよね?」ヒソヒソ
ラフィエル「!」
ヴィーネ「もしかして……うちの担任の先生に怒られたとか?」ヒソヒソ
ラフィエル「ヴィーネさん……」ゴゴゴ
サターニャ「あったわ!これよカードキー!」
ガヴリール「あー……こりゃ捨ててもおかしくないデザインだな……」
ヴィーネ「正直これはクレームつけていいと思う」
ラフィエル「確かにこれはわかりにくいですね……」
サターニャ「まあ何はともあれ!これで呪縛から解放されるわ!」
サターニャ「それに手錠も壊れることなかったし……今度こそガヴリールの両手に手錠を……」ククク
ガヴリール「はいはいやれるものならな。とっととはずせ」
サターニャ「……」
ガヴリール「どうした」
サターニャ「反応しないんだけど……」
ガヴリール「はあ!?」
ヴィーネ「取説を見る限りそれで間違いないと思うけど……」
ラフィエル「……そういえばお二人は手錠を壊そうとしてたんですよね」
サターニャ「そうだけど……」
ラフィエル「もしかしたらその時に機械が壊れて読み取れなくなってしまったのでは」
ガヴリール「……」
ヴィーネ「……」
ラフィエル「……」
サターニャ「……」
サターニャ「さーて。どうする?」
To be continued...?
元スレ
サターニャ「ガヴリールに手錠を掛けてやるわ!」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1501092989/
サターニャ「ガヴリールに手錠を掛けてやるわ!」
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魔界通販も良い仕事するな
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原作にありそうなガヴサタ
ヴィーネさんは泣いてろ
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- なんか言えよタップリンwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
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ガヴサタ流行れ
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- カカカ‥‥‥
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- ラフィが神速通使えばなんとかなるって思ったのおれだけじゃないはず
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- さーて。どうする?
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ラフィ怒られすぎだろww
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- タップリンと一条何か言えよ!www
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- 2017年07月27日 14:23
- ※11 いやなんか言えよ…
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- 2017年07月27日 14:26
- タップリンついに言葉失ったか
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- 2017年07月27日 14:34
- ※10
もう流行ってるぞ
公式カプもガヴサタだし
SSも今の主流はガヴサタだぞ
-
- 2017年07月27日 14:54
- ※18
は?
私の中だったら常にガヴィーネが一番だから
-
- 2017年07月27日 15:21
- ※19
ヴィーネさんお疲れ様です
-
- 2017年07月27日 15:30
- 公式はガヴサタだって原作最新話で確定したんだよなぁ
-
- 2017年07月27日 15:42
- 一条もタップリンも言葉失ってて草
-
- 2017年07月27日 15:45
- タップリン無言で草
まあ公式カプじゃないのも楽しめるのがSSだからさ
サタタプ流行れ
-
- 2017年07月27日 16:05
- 言葉を失ったタップリン…
-
- 2017年07月27日 16:05
- ※23
そうだよな
マスター×一条流行れ
-
- 2017年07月27日 16:06
- ガヴラフィ、なんですよねぇ……
ぽっと出の悪魔と出番のない後輩派ポイ〜wですw
-
- 2017年07月27日 16:23
- ※25笑
ガヴィーネとサタラフィが最高だろ
-
- 2017年07月27日 16:34
-
ちょいちょいラフィーネが挟んであるの最高に良い…
-
- 2017年07月27日 16:54
- ガヴィーネこそ至高
-
- 2017年07月27日 16:54
- ガヴタプが一番でしょ
-
- 2017年07月27日 17:15
- ガヴラフィだろ
-
- 2017年07月27日 17:20
- おいどうした
タップリン
お前いつもだったら「私も先輩に手錠かけて監禁させます~ふひひ~」とか言うだろ!!??
-
- 2017年07月27日 17:22
-
原作がガヴサタ回だったタイミングにこれは悪意ある
最近はガヴサタで荒れやすいから少しは配慮してほしい
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- 2017年07月27日 17:29
- ヴィーネざまぁw
-
- 2017年07月27日 17:29
- タップリン絶句しててワロタ
-
- 2017年07月27日 17:37
- タップリンと一条どうした
-
- 2017年07月27日 17:39
-
原作でもありそうなガヴサタだな
素晴らしい
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- 2017年07月27日 17:46
-
ラフィはいじられてるときが一番輝いてる
-
- 2017年07月27日 18:33
- 米33
なんでそこまで考える必要があるんですかね
作者が好きなカプで書けばいいじゃん
もしガヴィーネ派なら自分で書けばよし
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- 2017年07月27日 18:37
-
ラフィーネもちょっとずつ増えてきていい感じ
最近はまだガヴサタから導かれることが多いけど
ラフィーネメインSSも増えたらもっと嬉しいな(期待)
-
- 2017年07月27日 19:58
- カプがふわふわしてた昔と違って今月ついに原作がガヴサタで固定されたからなぁ
ガヴィーネやラフィサタはもう書けねえわ
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- 2017年07月27日 20:20
- ガヴサタ厨他カプdisりすぎだろ
夏休みだからって限度は考えとけよ
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- 2017年07月27日 20:22
- ※42
厨っていうか原作がそうだしなぁ
-
- 2017年07月27日 20:45
- 原作がガヴサタってまじ? 涙出るわ
ガヴィーネ好きなのに
-
- 2017年07月27日 20:59
-
流石にガヴサタ厨暴れすぎだわ
これは作者には悪いけどガヴサタの供給を控えてもらうためにも低評価にするしかない
-
- 2017年07月27日 21:05
- ※43
原作ガーって最新話がガヴサタだったってだけだろそんなん言ったら来週はガヴィーネになるかもしれないしサタラフィにもなるかもしれないのに公式認定とかアホすぎ
-
- 2017年07月27日 21:07
- これでタプカスもおとなしぬなるな
-
- 2017年07月27日 21:08
- ※45
供給を控える?
お前が他カプのSSを増やす結論に何故達しないのか
-
- 2017年07月27日 21:16
- なるほど…
……天真先輩、左手貸して下さい!
それと胡桃沢先輩は右手を貸して下さい!
-
- 2017年07月27日 21:35
- ※48
それをしようにも今はガヴサタ厨が暴れてるせいでどうしようもない
解決するためにもまずはガヴサタ厨を黙らせる必要がある
-
- 2017年07月27日 21:58
- アンチガヴサタが異常だろ
ラフィーネでもガヴィーネでもいいから良作を評価してるそれだけですし
原作がどうであれ自由にカップリングすればいいやん?
ゆるゆりも公式は結京だろうけどマイナーカプまであるしここまで騒がんぞ
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- 2017年07月27日 22:01
- 原作がガヴサタなのを認められないガヴィーネ厨さん…w
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- 2017年07月27日 22:02
- ※50
意味不明すぎて草
別にガヴサタ厨って訳じゃないけどホントに他カプを流行らせたい強い意思があるならガヴサタ推しの流れに逆らってでも書くべきだと思うけどね
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- 2017年07月27日 22:04
- ※52
※46への反論は?
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- 2017年07月27日 22:04
- 夏だなあ
って言えば良いのか?
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- 2017年07月27日 22:14
- ※53
ガヴサタの流れのときに他のカップリングを出すと正当に評価されなくなるだろ
正当な評価をするためにもまずはガヴサタの流れを断つ
ガヴサタに対しては正当な評価ができなくなるが、それはガヴサタ厨が暴れたせいだ
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- 2017年07月27日 22:17
- ※51
ガヴサタは嫌いじゃないわ
ガヴサタ厨が嫌いなのヴィーネざまあだのガヴサタが公式だの好き勝手喚いてるし
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- 2017年07月27日 22:21
- これが第一次ガヴドロカップリング戦争であった
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- 2017年07月27日 22:33
- どうなろうと俺がガヴサタ大好きなのは変わりないし他のガヴサタ好きもそうやぞ
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- 2017年07月27日 22:37
- そう言えばもう夏休みなのか
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- 2017年07月27日 22:47
- くだらない言い合い…
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- 2017年07月28日 00:08
- みんな、それぞれの推しカプがあるんだから、人の価値観にケチつけるのはおかしい。自分の意見を認めてもらいたいってのは分かるけど、なんで全員ガヴドロ好きって結論出せないの?後、流行りがどうのこうの言ってる奴がいるが、本当の良作なら流行りを変えられるはず。自分の推しカプが流行らないからって、文才がないからって、人を正当に評価出来ないのは、駄々をこねるガキと変わらない、幼い証拠。
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- 2017年07月28日 00:13
- ガヴドロ好き?ガヴサタ好きしかいなさそうだけどねガヴドロ好きならヴィーネざまあとか目に見えた敵意を向けるようなことしないだろうし
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- 2017年07月28日 00:29
- クッソワロタwwwwwwwwwvwwwww
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- 2017年07月28日 00:31
- ガヴドロは好きぷり?なら大丈夫ぷり!
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- 2017年07月28日 00:36
- 🔪👿💢💢💢
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- 2017年07月28日 01:25
- ※33※50
ガイジすぎワロタ
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- 2017年07月28日 01:31
- マスター×一条は草
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- 2017年07月28日 02:21
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……け!……け!……続け!!
あらゆるカップルを受け入れてこその百合豚だと我は思う
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- 2017年07月28日 03:50
- カカカ‥‥‥‥!
ところがどっこい‥‥‥
サターニャがガヴリールに勝てる日は永遠に訪れません‥‥‥‥!
現実です‥‥‥!
これが現実‥!
現実ですっ‥‥!
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- 2017年07月28日 03:51
- カカカ‥‥‥‥!
ところがどっこい‥‥‥‥
コメント先はここではありません‥‥‥‥!
誤爆です‥‥‥!
これが誤爆‥!
誤爆ですっ‥‥!
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- 2017年07月28日 05:06
- 誤爆クッソワロタ
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- 2017年07月28日 05:21
- ※71
ほっこりした
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- 2017年07月29日 00:57
- ヴィネラフィが好き
供給はほぼゼロだけど
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- 2017年08月01日 12:14
- ※71 草
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- 2017年08月02日 10:51
- ガヴサタって結京に似てるよな
いつも片方ふざけてて軽くあしらってるけど根っこの思ってるとこは違うみたいな
これ以上ないカップリングと個人的には思うのだ
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- 2017年08月07日 17:03
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最高のガヴサタでした
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- 2017年10月10日 16:10
- ガヴサタはいいな
お風呂シーンとか欲しかったな
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