JK共「…でさー」ペチャクチャ 陰キャ僕(邪魔だな…)
僕(簡単に抜かせそうにないな…)
僕1「いいか!隙を見てこの壁を突破するぞ!」
僕2、3、4「了解!」
僕3「とても突破は出来そうにありません!どうするんですか!?」
僕4「いや、あれを見ろ!前方約20m行ったところで道路幅が2m程広くなっている!」
僕1「あそこまで待つしかないか…しかし」
僕2「JKに阻まれて前に抜かせないぼっち!なんて滑稽なんだ!」
僕3「それだけは避けたい!」
僕4「では、今すぐに抜かせる方法を模索するしかないのか!いったいどうするんだ!」
僕2、3、4「!?」
僕1「前から歩行者がやって来る!このまま行けばいずれJK共と衝突するだろう!」
僕2「そうか!その時にJKは列を乱し、隙ができる!」
僕3「いけるぞ!」
僕1「いや、そのまま歩いて来るはずだ、余程のことがない限りは…」
僕4「電話している…」
僕2「おい!立ち止まったぞ!?」
僕3「ああ!なんて事だ!まだ歩行者とJKの間は12m程も空いているというのに!」
歩行者「…え!?マジで!?うわー!!」クルッ
僕4「おいおい…それどころか向きを変えて来た道を走っていく!忘れ物か何かをしてしまったようだ!」
僕2「どうする…!」
僕3「JKと我々の距離が5mに近づいた…このままだと本当に間に合わなくなる…!」
僕1、2、3、4「…」
僕2「……こうなったら」
僕2「勇気を振り絞って正々堂々と突破するしかない」
僕1、3、4「何だと!?」
僕3「正気か!成功する確率は極めて少ない!」
僕1「まだ…何か方法はないのか…!」
僕2「ない!これしか!」
僕4「確かに…」
僕1「直進突破する!!陰キャの本気を見せてやれ!!!」
僕2、3、4、「了解!!!」
僕等「ウウウウオオオオオオオオ!!!!!!!!」
ズンズンズンズンズンズンズンズン
僕「…」ズイッ
JK2「何?アンタ」
僕「…」
JK3「邪魔、消えろ」
僕「」
JK4「ちょwww3ちゃんひどーいwww」
JK5「で、何なの?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
僕「あ…いえ…何でもないです…すみません…あの…」
JK共「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
僕4「2!しっかりしろ!やめるんだ!」
僕1「クソォォォッ!!失敗だ!!」
僕3「やっぱり…陰キャがJKに立ち向かうなんてたがが知れてたんだ…」
僕1「3!余計な事を言うな!!」
僕3「でも事実だ!完敗したんだ!僕等は!」
僕3「え?」
僕4「2が…死んだ」
僕1、3「!!!!!」
僕1「ウソだろ…?」
僕3「4…それは比喩的な表現で言ってるんだろ…?」
僕4「…」
僕1「そんな」
僕3「何で…」
僕1「そんなのウソだ!ウソなんだろ!?おい!2!返事をしろ!『ウソでしたwww』って言え!おい!おい!おい………」
僕3「…」
僕1「…」
僕4「もう一度、もう一度やろう」
僕3「え?」
僕4「やるんだ!僕達だけでも!」
僕3「…!何言ってんだお前!また失敗するぞ!?」
僕4「でも!やらなきゃ成功しない!」
僕3「で、でも!もうすぐJK達も道路幅が広がるところに差し掛るだろうから、もうそんなことしなくても………え?」
僕4「……!」
僕3「JKが…増えてる…?全部で………8…人……」
僕4「しかも…デブ3人組が合流してやがる…アイツら性格やばいぞ…」
僕1「行こう」
僕3、4「隊長」
僕1「行こう!」
僕3「また直進突破ですか…?」
僕1「いいや!流石にもうそれは無理だ、別の方法を考える」
僕4「別の方法か…」
僕1「ここで負けてらんねえよ」
僕3「道路幅は約5m、そしてJKが8人横に並んで歩いている」
僕4「内、3人はデブで性格もやばい、奴らのスピードは5人の時点で時速2kmくらいだったが」
僕1「デブが加わって今は時速1.5kmと言ったところか…」
僕3「前からの通行者は今のところ確認出来ず」
僕4「後ろからも何も来ないな」
僕1「ここから20m以内に奴らを突破するぞ」
僕1「どうした3、不安か?」
僕3「いや…」
僕4「勇気出そうぜ」
僕3「…」
僕1「作戦の確認をする」
僕1「つまり、一人で何から何までやらなければいけない…」
僕1「そこで、白紙を使う」
僕1「これを持って『これ、落としたよ』とJK共に声をかける」
僕1「そして、手が滑ったかのように見せかけ、紙をなるべく遠くに落とす」
僕1「JK共は取りに行くだろう…そこで列が乱れる」
僕1「その隙に突破する」
僕4「しょげないで、良い作戦だよ」
僕3「…」
僕4「きっと成功する」
僕3「あの!」
僕1、4「?」
僕1「何だ」
僕3「それで、もし紙を落とした時に、JKじゃなくて僕等が取りに行かされたらどうするんだ?」
僕1「…それもそうだ、しかし確率は少ないと思うし、そうなっても列が乱れないとは限らない」
僕3「それに、その場で確認されて『白紙じゃん』ってバレたら?」
僕1「それは確かにありそうだな…」
僕4「何だよ3、まだ不安なのか?大丈夫だって」
僕3「後は、『うわっ!ネクラに触られた!キモ!いらね!』ってなったり『サンキュー』ってすぐに取られて列乱さなかったり…」
僕1「それ言ってたらキリないぞ」
僕4「何だよそれ?言ってみろよ」
僕3「…」
僕1「?」
僕3「…」
僕4「早く言えよ」
僕1「考えてる訳じゃないのか?」
僕3「う…」
僕1、4「???」
僕3「…いや、やっぱり何でも無い、忘れてくれ、行こう」
僕1「え?あ、ああ…」
僕3、4「はい!」
僕1「行くぞ!」
僕等「ウウウウオオオオオオオオ!!!」
現実僕「…」ガサガサ
JK共「えーwwwマジでーwww?」
僕「あの…」
JK1「ん?」
僕「これ…落としましたよね?」
JK2「アタシもwww」
JK3「てか何それ」
僕1(やばい!確認される!)
JK1「…白紙じゃん」
JK4「は?www白紙?www」
僕4(クソ!バレたあああ!)
JK5「残念wwwこれウチらのじゃないよwww」
僕3(そんな…)
デブ1「んー?何それー」
デブ1「あーこれウチのかもー」
僕1(おっ?)
僕4(やった!)
デブ1「返せ」
パッ
僕「あっ」
JK共「いこー」
僕4(えええええええ!!!!3の言った通りになりやがったあああああ!!!!おい3!てめぇのせいだあああ!!!)
僕3(…)
僕1(3?)
僕1、4「!?」
チリンチリン
僕1「自転車だ!!」
僕4「前から来るぞ!」
僕3「行くぞ!皆!」
僕3(やった…間に合った…!失敗覚悟で時間稼ぎをしてよかった!)
僕4「了解!接触まで後5!」
現実僕「4」
「3」
「2」
「1」
僕1「0!今だ!いけいけいけいけいけいけ!!!」
僕3「ウオオオオオオオオッ!」
自転車「チリンチリン」
JK1「あっ自転車」
僕4「よし!列が乱れたあああああ!!!」
僕3、4「死ねええええええ!!!!!!!」
ズザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザ
………
……
…
僕「…」
僕「ふう…」
僕「帰ってゲームしよ」
~完~
って言える人間になりたい
マジうぜぇ
○女子中学生
● オレ
━━ドア━━
●●●
●●●●●キャッ キャッ
●●○●●
●●●●● ワーワー
●●● アハハ
元スレ
JK共「…でさー」ペチャクチャ 陰キャ僕(邪魔だな…)
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1498115336/
JK共「…でさー」ペチャクチャ 陰キャ僕(邪魔だな…)
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コメント一覧 (15)
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- 2017年06月22日 22:12
- オ多重影分身で草
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- 2017年06月22日 22:34
- もちろん通り過ぎる時に匂いを嗅ぐよな?
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- 2017年06月22日 23:58
- オチで草ァ
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- 2017年06月23日 00:06
- どうせろくなオバハンにならねえんだ!見つけ次第邪魔だって睨みつけてやるぞ!
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- 2017年06月23日 00:37
- 妄想かよww
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- 2017年06月23日 01:39
- 舌打ちしろよ。やつら基本はそれで退くから
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- 2017年06月23日 07:52
- あるあるでワロタ
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- 2017年06月23日 08:33
- 上が空いているではないか、塀とかガードレール情に突破口があるんだ
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- 2017年06月23日 12:41
- 外回り営業経験者ワイの時速は6㎞
歩道での並列歩行の禁止を!切実
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- 2017年06月23日 13:46
- チャリに乗ったまん三人が横陣を組んで前方から突っ込んできたのを思い出した
横はブロック塀とガードレールに阻まれ結局避けられなかった
ぶつかってきたまんは両腕を削られた俺の心配はせずに舌打ちしながら去って行った
糞が
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- 2017年06月24日 13:12
- 歩道で壁作って歩いてるやつを見るとマジで鎧の巨人みたいにタックルかましてやりたくなる
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- 2017年06月25日 22:39
- タバコ吸うならいつもライターを持っているんだから火を付けて威嚇するんだよ
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- 2017年06月26日 13:50
- 最後草
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- 2017年08月23日 16:49
- 高めの声でちょっと通りますね~って通る定番パターンがあってだな
いつもいつも、道を横一列に歩いて、道を塞ぎやがってー
歩くスピードが速いならば問題ないけど、ゆっくり歩いてんじゃねぇ
せめて、後ろに人の気配感じたら、振り返っていただけませんかね?