【ガヴドロ】ガヴ「頭痛が止まらない」
- 2017年06月22日 19:10
- SS、ガヴリールドロップアウト
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ラフィ「パソコンのやり過ぎではないですか」
ヴィーネ「ブルーライトは目に悪いらしいわよ。目が疲れていると頭痛になるらしいわ」
サターニャ「無様ね、ガヴリール! 私なんて年中健康!!! 頭痛になんてなった事ないわ!」
ガヴ「馬鹿は悩みなくていいよな」
サターニャ「馬鹿って何よっ!!」
ガヴ「痛ぁ……。いきなり大声出すなよ」
ヴィーネ「ほんとに大丈夫? 保健室行こうか?」
ガヴ「頼むよ……」
ヴィーネ「私がおんぶするわ」
サターニャ「私がおんぶするわ」
ガヴ「じゃんけん」
ヴィーネ「ポン」チョキ
サターニャ「ポン」グー
ラフィ「サターニャさんの勝ちですね」
サターニャ「やったぁー! ヴィネットに勝ったわっ!!」
ヴィーネ「ぐぬぬ」
ガヴ「痛てててて……。だから大声出すなって」
サターニャ「ほら、背中に掴まって」
ラフィ「羨ましいですね。私もサターニャさんにおんぶしてもらいたいです」
ガヴ「私の後に好きなだけしてもらえ」
サターニャ「ねえ、ほんとに大丈夫なの。すごく辛そうよ」
ガヴ「四六時中痛いし、何やっても全然収まらないし、大丈夫じゃないかもな……」
サターニャ「それ……へ、へ、へーっきゅしょんっ!!!!」
ガヴ「汚いな……。大声出すなよ。頭が……?」
サターニャ「どうしたの?」
ガヴ「いや、少しだけ頭痛が治まったから」
サターニャ「良かったわね。私は教室に戻るわよ」
ガヴ「いや……まさかな……」
サターニャ「?」
ガヴ「なぁ、放課後、私を迎えに来てくれないか? というか家まで送っていってほしい」
サターニャ「まったく……。今日だけよ」
ガヴ「絶対に一人で来いよ。分かったな!!」
サターニャ「はいはい」
サターニャ「迎えに来たわよ」
ガヴ「待ってたぞ!! さた、早く家まで送っていってくれ」
サターニャ「はいはい、今おんぶしてあげるからね」
ガヴ「抱っこがいい!」
サターニャ「抱っこ? おんぶじゃ駄目なの?」
ガヴ「抱っこじゃなきゃ嫌なんだっ!!」
サターニャ「しょうがないわね。ほら、捕まって」ヒョイ
ガヴ「サターニャ」
サターニャ「なに?」
ガヴ「この後私に何かイタズラとかしないよな……」
サターニャ「するわけないでしょ。弱ってるガヴリール襲っても全然楽しくないわ」
ガヴ「ふー」
サターニャ「鼻に……はっ! 息…………はっ! ふぇっくしょんっ! ああっ! かけないでよ! またくしゃみ出たでしょ!!」
ガヴ「この後何回かするけど、怒らないでくれよ」
サターニャ「怒るわよ!! 何でそういう事するの!?」
ガヴ「家に帰ったら説明する ふー」
サターニャ「ふぇっくちょくぅ!!」
ガヴ「あ……ああ」
サターニャ「ねぇ、鼻に息吹きかけてくしゃみさせるやつ一体何だったの?」
ガヴ「……」
サターニャ「ねぇ、聞いてる?」
ガヴ「サターニャ、耳貸してくれ」
サターニャ「なによ?」
ガヴ「私一つだけ気付いた事があるんだよ……」グィ
サターニャ「ん?」チュー
ガヴ「んーれろれろれろ」チュー
サターニャ「やめて!」ドン
ガヴ「なんでだよ、もっとさせろよ」
サターニャ「こんなのおかしいでしょ!!! キスは家族とか恋人とするものでしょ!!」
ガヴ「なぁ、サターニャがくしゃみするたびに一つ気付いた事があったんだ」
サターニャ「なによ!?」
ガヴ「サターニャの唾が私の口の中に入るたびに頭痛が少しだけ収まるんだ」
サターニャ「え?」
ガヴ「だから、もしかしたらと思ってサターニャにキスしたんだよ」
サターニャ「ガヴリール……何を言ってるの?」
ガヴ「やっぱり、サターニャの唾液で大分頭痛が収まった」
ガヴ「頼むよ。頭が痛くて死にそうなんだよ」
サターニャ「なら……もっといい方法があるんじゃないの!!」
ガヴ「いや、キスしかないんだ。直接濃厚な唾液を送り込まれる事でしか完全に収まらないんだよ」
サターニャ「んう…………。分かったわ。キスをすれば頭痛が治るのは分かったわ」
ガヴ「キスしてくれるのか?」
サターニャ「……本当はしてくないけど」
ガヴ「なら、一緒に住もう。痛くなった時にキスしてくれよ」
サターニャ「嫌よ!! 一緒に住んで時々キスするって……それじゃあ本当に恋人みたいじゃない!!!!」
ガヴ「そんなわけないだろ。私の頭痛を治すためだ。だから頼む。な、な」
サターニャ「嫌なものは嫌!!!!」
ガヴ「そうだ! サターニャって私の写真よく取ってただろ。好きなの撮らせてやるからさ、まずは裸のがいいよな」
サターニャ「いいわよ、そんなの!! 私もう帰るから!!!」
ガヴ「ならせめて私の部屋の合鍵だけでも受け取ってくれ。好きな時に私の部屋に入っていいぞ」
サターニャ「鍵は受け取っておくわ。でも一緒には絶対に住まないからね!!!」
ガヴ「また頭が痛くなったら来てくれるか?」
サターニャ「来てあげるし、キスもしてあげる。でも、一緒には絶対に住まないからね!! 一緒に住むって言う事は一緒にお風呂に入ったり、一緒に寝たり、同じ椅子に座ってテレビを見るって事なのよ!!! そんな夫婦みたいなことガヴリールとしたくなわ!!!!!」
ガヴ「そこまで頼んでないのに」
サターニャ「とにかく私帰るから。頭痛くなったら呼びなさいよっ!!!!!」
サターニャ「昨日は少し言いすぎちゃったかしら。でもガヴリールが急にキスなんてするから悪いのよ」
ピンポーン
サターニャ「ガヴリール! サタニキア様が来てあげたわよ!!」
ピンポーン
サターニャ「ガヴリール? 勝手に入るからね」
ガチャ
サターニャ「ガヴリール!? どうしたの??」
ガヴ「……」ブクブク
サターニャ「泡拭いて倒れて……どうして呼ばなかったのよ!!!!?」
ガヴ「……」ブクブク
サターニャ「とりあえずキスね。生き返って!!!!」
ガヴ「……」ビクビク
サターニャ「ぁむちゅ、んちゅ、……ん、んぁむ、んく……ちゅ」チュウ
ガヴ「ふぁぁ……ん」
サターニャ「生き返ったわ!! 大丈夫?」
ガヴ「痛かったおおおぉぉ!!」ボロボロ
サターニャ「どうして呼んでくれなかったのよ?」
ガヴ「痛くて、携帯の画面押そうと思ったんだけど、手が震えて、押せなくて、気絶して、痛みで目が覚めて、また呼ぼうと思ったら、痛過ぎて、携帯の画面が上手く押せなくて、痛みで気絶してを繰り返してたんだぁ」ポロポロ
サターニャ「可愛そうなガヴリールね。分かったわ、今日から一緒に住みましょう」
ガヴ「ありがとうサターニャ。またあの痛みが襲ってきたら今度は呼ぶ前に自殺してしまいそうだ」
サターニャ「死んだら駄目よ。今日からずっと一緒にいてあげるからね」
ヴィーネ「サターニャとキスぅ!?」
ラフィ「ほ、本当なんですかガヴちゃん!!!」
ガヴ「ああ、本当なんだ。朝なんて死ぬほど痛い頭痛があったんだけど、キスしただけで治ったんぞ」
サターニャ「私は仕方がなくしてあげてるだけだから、そこだけは勘違いしないでよっ!!!!」
ヴィーネ「へ、へぇ……」
ラフィ「不思議な事もあるんですねぇ……」
ガヴ「それで、今日から一緒に住むことにしたんだよ。いつ頭痛に襲われるか分からないからな」
ヴィーネ「一緒に住んで、キスをするって……」
ラフィ「恋人同士ですることですよね……」
ヴィーネ「いっその事付き合っちゃったら?」
ラフィ「それがいいですね」
サターニャ「嫌よ!」
ガヴ「サターニャ、食べてるとこ悪いが、頭が痛くなった」
サターニャ「ほら、ガヴリールからしていいわよ」
ガヴ「いや……みんなが見てるし、空いてる教室とかでしないか?」
サターニャ「ガヴリールがそう言うならそこでしましょう」
ガヴ「さぁ、するぞ!!」
サターニャ「ほら、ガヴリールからしなさい」
ガヴ「ん……んうう……サター……ニャ、んむぅ……ちゅ」
サターニャ「ちゅぅ、んく……んむぅう……ちゅぅ」
ガヴ「んっ、ちゅるぅ、れるぅう……ん、んふぅ、れるる」
サターニャ「はぁ……ガヴリール……もういいじゃない……」
ガヴ「あろ、ちょっと……んんっ、はぶ……ちゅくっ、ちゅる……れるっ、んるぅ。んんっ!?」
サターニャ「ちゅぅ……ちゅむっ……ちゅる……」
ガヴ「あっ、く……っはぁ、はぁ……気持ち良かった……」
サターニャ「え? 気持ち良かった?」
ガヴ「いや、頭痛が治って気持ち良くなったんだ」
サターニャ「あと、舌入れなきゃ駄目なの? 唇くっ付けて唾液入れるだけだと駄目なの?」
ガヴ「いや……それだけでも……舌……舌……入れられるの嫌なのか?」
サターニャ「嫌じゃないんだけど……ちょっと気持ち悪いというか」
ガヴ「気持ち悪い!?」
サターニャ「必要ならやっていいんだけど、舌で口の中舐めまわすのをやめてほしいのよ」
ガヴ「そんな……舌入れて舐めない事なんて出来ないっ!!」
サターニャ「ガヴリールの変態」
サターニャ「また? 今日で一体何回目よ? そんなに頭痛がひどいの?」
ガヴ「ああ。痛い、痛すぎる。だからしてくれ」
サターニャ「仕方がないわね。」
ヴィーネ「ガヴリールはいないようね」
ラフィ「サターニャさん、少しお話よろしいでしょうか」
サターニャ「なに?」
ヴィーネ「ガヴの頭痛はサターニャとキスをすれば治るのよね?」
サターニャ「そうよ」
ラフィ「どうしてその事に気付いたんですか?」
サターニャ「私がくしゃみをした時に唾が飛んで、それがガヴリールの口に入ったら頭痛が少し収まったのがきっかけよ」
ヴィーネ「ならさ、一緒に住まないで、サターニャの唾だけ家に置いて行ったらいいんじゃない?」
サターニャ「はっ……!」
ラフィ「あと、ガヴちゃん、本当はいるのは分かっているんですよ。出てきてください」
ガヴ「いや……。それには気付かなかったなぁ…………」
ヴィーネ「あと、まだ隠してることはない?」
ガヴ「そんなのあるわけないだろ!!!」
サターニャ「そういえば、昨日キスする回数がやけに多かったわねぇ」
ラフィ「ガヴちゃん、白状するなら今の内ですよ」
ガヴ「確かにキスすると頭痛は治ったんだよ。それに唾液だけもらって、サターニャには帰ってもらってもいい事にも気付いていたよ。でも、サターニャとキスするのが楽しくなって、痛くないときでも痛いって嘘吐いたりして……」
ヴィーネ「やっぱり」
ラフィ「ここからは二人の問題です。私達はどっか行きますね」
ガヴ「元々、私、サターニャに気があってさ、キスすると頭痛が治るって知った時には正直ラッキーと思った」
サターニャ「朝倒れてたのは? あれも演技?」
ガヴ「あれは本当だ!! でもサターニャと同棲出来る口実が出来てラッキーとも思った……」
サターニャ「私、本当に心配したのよ」
ガヴ「サターニャの優しさに甘えて、嘘ついて私……最低だ」
サターニャ「もう頭は痛くないの?」
ガヴ「痛くないし、キスする必要もないからもう安心してくれ。舌入れてごめんな」
サターニャ「そう、良かったわ。私もう行くわね」
ガヴ「あ、あの!」
サターニャ「なに?」
ガヴ「サターニャ、私とのキスってどうだった」
サターニャ「舌入れられてとっても気持ち悪かったわ」
ガヴ「今まで通り友達でいてくれるか?」
サターニャ「それは分からないわね。気持ちの整理がついてないし、ガヴリールは気持ち悪いし、嘘吐きだし」
ガヴ「そうだよな……」
サターニャ「友達に嘘吐かれるって初めてだったけど、こういう気持ちになるのね。腸が煮えくり返りそうだわ」
ガヴ「私に出来る事があったら何でも言ってくれ。何でもする」
サターニャ「ないわ。ねぇ、私もう行っていい? これ以上ガヴリールと一緒にいたくないわ」
ガヴ「そん……行ってくれ。」
サターニャ「さようなら」
ガヴ「ううぅ……サターニャァ………」ポロポロ
ガヴ「え?」
サターニャ「はっははははは! 私が今さらガヴリールに騙された程度で怒ると思ったか!!」
ガヴ「許して……くれるのか?」
サターニャ「許すも何も最初から怒ってないわよ!!!」
ガヴ「サターニャ、人が悪いぞ」
サターニャ「そうよ、悪魔は悪いの。それよりガヴリール、さっき私に気があるって言ったわよね。あれってどういう意味?」
ガヴ「最初、会った時に可愛いなと思って……それで実際に話してみると見た目だけじゃなくて中身も可愛いなと思って……それで好きになったんだ」
サターニャ「この大悪魔である私を可愛いと思ったんだ。へー」
ガヴ「それでこれからもキスするような関係でいたいなと思うんだけど……どうかな?」
サターニャ「付き合うのは嫌だって言ったわよね!!!!」
ガヴ「そうだったな。女同士で付き合うとかありえないよな」
サターニャ「と、言いたい所だったけど、ガヴリールと一緒に住むのって結構楽しかったし、ガヴリールがどうしてもって言うなら特別に付き合ってあげてもいいわよ」
ガヴ「どうしても!!」
サターニャ「よし、住むのは広い私の家でいいわよねっ!!」
ガヴ「当然だ!! 今日中に引っ越す準備を整えておく」
サターニャ「絶対に散らかすんじゃないわよ!!」
ガヴ「二人の愛の巣を散らかすわけないだろ!」
サターニャ「愛の巣って……///」
ガヴ「愛の巣だ! 一生大切にしてやるからな、サターニャっ!!」
サターニャ「当然じゃない! 一生大切にしなさいよ、ガヴリールっ!!」
完
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【ガヴドロ】ガヴ「頭痛が止まらない」
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コメント一覧 (16)
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- 2017年06月22日 19:20
- ワイの下半身もイライラするから、おなさす。
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- 2017年06月22日 19:38
- 頭痛くなってきた
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- 2017年06月22日 20:19
- 俺「もうお前らはほんとしょうがないなぁ」
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- 2017年06月22日 20:52
- ガヴサタだからこの評価だ
ガヴサタじゃなければ☆2だ
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- 2017年06月22日 21:29
- 俺「よし、お前らケツ向けて全員並べ」
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- 2017年06月22日 21:50
- 俺も頭痛いからラフィとキスしたい
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- 2017年06月22日 22:13
- 僕もサターニャとキスがしたいです(半ギレ)
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- 2017年06月22日 23:38
- なんか汚い話だなぁ
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- 2017年06月22日 23:54
- 俺の舌でヴィーネの口の中をまんべんなく犯したい
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- 2017年06月23日 00:29
- わかる
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- 2017年06月23日 01:18
- だいじっこ!
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- 2017年06月23日 01:29
- ガヴがくいなみたいに口開けてるの想像したら興奮する
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- 2017年06月23日 06:35
- ※9
辛辣で草
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- 2017年06月23日 07:09
- 強引かつ意味不明なガヴサタ
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- 2017年10月03日 01:31
- 最高だろ、おい
1人じゃ治んねーなー(´;ω;`)