【ガヴドロ】ガヴリール「ゼルエル姉さんを皆の力(物理)で退ける」
- 2017年05月27日 07:10
- SS、ガヴリールドロップアウト
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―下界―
ゼルエル「私が修業していた頃と変わらないな……下界は」テクテク
ゼルエル「見せてもらうぞガヴリール…… お前がこの地で何を学んだのか」スッ ポチッ
―――ピンポーン
ドタドタドタドタッ ガチャッ!
ゼルエル「元気だったか? ガヴリール」ニコッ
ガヴリール「いらっしゃい、ゼルエルお姉ちゃん!」
ガヴリール「立ち話もなんだし早くあがって!」
ゼルエル「では、邪魔をする」
ガヴリール「さあ、どうぞ」
ゼルエル「ん……君たちは?」
ラフィエル「ご無沙汰しています、ゼルエルさん」ペコ
ゼルエル「久しいなラフィエル 元気そうで何よりだ」ニコツ
ヴィーネ「は……はじめまして! 月乃瀬=ヴィネット=エイプリルです」
ヴィーネ「よろしくお願いします お義姉さん!」ペコ
ゼルエル「お姉さん……? 私は君の姉ではないが……」
ヴィーネ「あ……間違いました。ゼルエルさん(あぶねー……)」
ゼルエル「君たちは悪魔か?」
ヴィーネ「は、はい……ガヴリールさんにはいつもお世話になっています……」
サターニャ「私はもうすぐ大悪魔だけどね!」フフーン!
ガヴリール「それよりも、お姉ちゃん! お茶を入れてくるね!」タタタッ
ゼルエル「ああ、頼む」
ヴィーネ「私も手伝うわ」スクッ
――台所――
ガヴリール「……」チラッ
ヴィーネ「……」コクッ
ガヴリール「……」スッ
サ―――ッ!(迫真)
ガヴリール「ああああああああ、姉さんが来るぅぅ!!!」ガタガタガタ
ヴィーネ「ガヴのお姉さんが来たらダメなの?」
ガヴリール「……もしかしたら、天界へ強制送還されるかもしれない」
ヴィーネ・サタ・ラフィ「「「!!」」」
ガヴリール「まだ、下界に残りたい……どうすれば……」グスッ
ヴィーネ「大丈夫よ、ガヴ」ナデナデ
ラフィエル「私もガヴちゃんがいないと楽しみが3割減るので……」
サターニャ「……まあ、ライバルがいないと張り合いがないから、手伝うわよ」フイッ
ガヴリール「みんな……ありがとう!」グスッ
ラフィエル「そうですね……相手は ``神の右腕`` と呼ばれるお人」
ラフィエル「生半可なものじゃ納得して帰ってもらえません」
サターニャ「なら、力づくで帰らせるのよ!」
ガヴリール「それは駄目だ! 危険すぎる!」
ヴィーネ「危険も承知よガヴ あなたとはまだお別れしたくないのよ」
ラフィエル「そうですね……ガヴちゃんとまだ居たいのでそれで行きましょう!」
サターニャ「ふん、ようやく悪魔らしくなってきたわねラフィエル!」
ラフィエル「誰が悪魔ですか?」ゴゴゴ
サターニャ「ひっ!! ごめんなさい……」ガクブル
ガヴリール「分かったよ…… じゃあ、姉さんボコボコ作戦でいくぞぉーーー!!」
ヴィーネ・サタ・ラフィ「「「おーーーー!!!」」」
ヴィーネ(……念のため助っ人も呼んでおきましょう)ピッ プルルルル
ガヴリール(まず、最初に姉さんを睡眠薬で眠らす作戦でいくが……)
ガヴリール(これ姉さんに効くかな……?)
ガヴリール「おまたせ アイスティーしかなかったけどいいかな?」
ゼルエル「それでいい、頂こう」
ガヴィーネサタラフィ「……」ゴクリンコ
ゼルエル「……その前に」
ガヴリール「?」
ガヴィーネサタラフィ「!?」
ゼルエル「もしかして、気がつかないと思ったか?」
ガヴリール「……なんで分かったんだよ!」
ゼルエル「千里眼を鍛えすぎてな……未来予知も出来るようになったのだ」
ガヴリール「そんなの聞いてないぞ!」
ゼルエル「どういうことか説明しろ、ガヴリール!」ギロッ
ガヴリール「あわわわわわ……!」ブルブル
サターニャ「……ガヴリール、机ごめん!」ドガッ
しかし、机はゼルエルの念動力により自身の目の前で静止した。
サターニャ(机は囮! 放つは高火力の一撃!!)
サターニャ「 握力 × 体重 × スピード イコォォォォルッッ!!!」ググググッ
サターニャ「 破 壊 力 ! ! 」ドガッ!
机は目隠し!! ゼルエルの視線は遮られている!
体重の乗った拳は机を貫通し、ゼルエルに炸裂する!!
ゼルエル「……」ガシッ!
サターニャ「なに!?」ミシミシミシ
ガヴリール(あれは蹴り足ハサミ殺し!? あんな高度の技を習得していたのかっ!!)
ゼルエル「 剛 体 術 ! ! 」ドガッ!!
打撃の瞬間に全身の関節を固定することで、体重の全てをパワーに変え、サターニャを襲う!
サターニャ「……ガハッ」ドサッ
ラフィエル「サターニャさんっ!!」
ヴィーネ「皆!! 戦闘準備よっ!!」
ガヴリール「くそぅ!! こうなったらやるしかない!!」
ゼルエル「……ここは場所が悪いな 神足通!!」ヒュンッ
ゼルエル「ここなら、多少暴れても問題ない……」
ラフィエル(っ! 神足通で私達全員を飛ばしたのですかっ!?)
ガヴリール「いくぞ! ヴィーネ!!」タタタッ
ヴィーネ「分かったわ!!」タタタッ
ゼルエル(ほう……一定の距離をとり、私を中心にしてお互いが反対側に……何をする気だ?)
ガヴリール「いくぞぉ! これが私たちのぉ!」ピカー!
ヴィーネ「ゼンリョク技!!」ピカー!
ガヴリールはヴィーネのアクマZ ヴィネットはガヴリールのテンシZ
お互いの持っているZクリスタルが光り輝く!!
ガヴリール「 スパーキング エンジェル アロー!!! 」チュドーンッ!
ヴィーネ「 むげん まかいへの いざない!!! 」ドドドドドドッ!
ドーーーーーーーーーーーンッ!!
ガヴリール(な……! 片腕で私たちのゼンリョク技を止められた!?)
ラフィエル「ガヴちゃん、ヴィーネさん! 隙をつくってくれてありがとうございます!」ヒュンッ
ラフィエル(上を取りました!)シュババ
ラフィエル「くらえ! 気 功 砲 ! ! 」ズドーン!
ゼルエル「……その技はこうする」ヒュンッ
ラフィエル(無傷ですか!? まずい、上をとられた! 神足通で逃げ……)
ゼルエル「 真 気 功 砲 ! ! 」ズドドドーンッ!
ラフィエル「きゃあああ!!」ドガーン
ガヴリール「ラフィ!!」
サターニャ「待ってたわ!! この〝瞬間(とき)″をよぉ!!」ヒュ
サターニャ(空中で、しかも攻撃した瞬間なら逃げられないでしょう!)ガシッ!
空中でサターニャはゼルエルの両足首をつかみ、ゼルエルの体を反転させる。
そして、サターニャの両脚で、ゼルエルの両腕の動きを封じ地面に落下していく。
サターニャ「くらえ!! サ タ ニ キ ア ドライバー!!!」ヒューーン!
ゼルエル「手のロックが甘い!!」バッ!
サターニャ(なに!? 手のホールドを無理やり外して、私と体勢を入れ替えた!?)
ゼルエル「そっちがくらう番だ ゼ ル エ ル ドライバー!!! 」ドゴッ!
サターニャ「……かはっ!」メキメキメキ
ヴィーネ「サターニャ!(お義姉さん、強い……!)」
その時、ゼルエルの背後をタプリスの神足通で捉える
タプリス(遅くなってすみません! ようやくこちらに来れました!)
ヴィーネ(タプちゃん!)
タプリス(死角からの不意打ち!! もらったあああああ!!!)カマエ
タプリス「 月 牙 天 衝 ! ! 」ザシュッ!
ガヴリール「…………何してんだよ!! タプリス!」
タプリス(え……この方はゼルエルさんではなく……)
サターニャ「」ボロッ
タプリス(胡桃沢先輩!?)
ゼルエル「一体いつから私だと錯覚していた?」
タプリス「なん……だと……?」
ゼルエル「破道の九十 『 黒 棺 』 」ギシッ
タプリス「きゃあああああ!!」ズババババ
ヴィーネ「諦めないで……! 何か方法があるはずよ!」
ゼルエル「もう終わらせるとするか……」スッ
ガヴリール(なんだ……? 右手を天に……?)
ガヴリール(……!? まずい、あれは全体攻撃魔法!?)
ガヴリール「皆ーー!! 遠くへ逃げろぉぉぉぉぉ!!!」
ヴィーネ・サタ・ラフィ・タプ「「「「え」」」」
ゼルエル「もう遅い」
ゼルエル「 エクスプロージョン 」カッ!
ガヴリール「……みんな……大丈夫か……?」ケホケホッ
ヴィーネ・サタ・ラフィ・タプ「「「「」」」」
ガヴリール「ああ……あああああ……」
ゼルエル「ガヴリール帰るぞ」スタスタ
ガヴリール「い……いやだ……誰が帰るもんか!」
ゼルエル「いい加減にしろ!!!」
ガヴリール「!」ビクッ
ゼルエル「お前のわがままで皆に迷惑をかけるな!」
ヴィーネ・サタ・ラフィ・タプ「「「「」」」」ピク
ゼルエル「お前が堕落していなければこうはならなかった……」
ゼルエル「安心しろガヴリール……ずっと、天界で修行するわけではない」
ゼルエル「お前の態度次第で早く下界に戻れる さあ、帰るぞ」
ガヴリール「……はい……分かりました…………」
「「「「ちょっと、待ったぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」」」」
ガヴリール「……! みんな!!」パァァ
ラフィエル「これは……私たちのために……」ググッ…
タプリス「やっていること……なんです……!」グググッ…
ゼルエル「な……なぜだ!? なぜ、立ち上がれる!?」
ヴィーネ「そんなの……決まっているわ!」スクッ
ヴィーネサタラフィタプ「「「「私たちが好きだからだああああああ!!!!」」」」ドンッ!
ガヴリール「……///」カアア
ラフィエル「離れたくないから……!」
サターニャ「まだ、遊びたいから…‥!」
タプリス「一緒に学びたいから……!」
ゼルエル(な……なんだこの友情パワーは!?)
ヴィーネサタラフィタプ「「「「受け取れ、私たちの思い!!!!」」」」シュバーン!
ガヴリール(ああ、みんなの私を思う気持ちが伝わってくる……)パアア
ゼルエル「なんだ!? 4人の思いの力がガヴリールに吸収されていく!?」
ガヴリール(私は……皆と一緒にいたいっ!!!)パアアアアアアアアアア
ゼルエル(ガヴリールの力が……増幅していく……!?)
女 神 ガ ヴ リ ー ル 降 臨 !!
ラフィエル「きゃあ、ガヴちゃんすごく素敵です!」パシャパシャパシャ!
タプリス「あわわ……天真先輩がボンキュボーン!になっています!」ウットリ
サターニャ「ラフィエル! その写真後で頂戴!」
ヴィーネ「わ……私も///」
ゼルエル(女神化だと!? あの未熟者が!!)
ガヴリール「みんな、ありがとう……皆のお陰で強くなれました……!」
ヴィーネ「 ! 分かったわ! ガヴ!」スタッ
ガヴリールとヴィーネがお互いに同じポーズをとり、動きを合わせる!
寸分の狂いもなく、動きをシンクロすることでZクリスタルが輝きを増していく!
ガヴリール「行きますよ!!!」バチ…
ヴィーネ「これが私たちのぉぉぉ!!!」バチバチ…
ガヴィーネ「「全身!全霊のぉぉぉ!!!」」バチバチバチッ
ガヴィーネ「「ゼンリョク技だぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!」」バチバチバチバチッ!
ゼルエル(!? この攻撃はまずい!!!)スッ!
サタ・ラフィ・タプ「「「いっけえええええええええええ!!!」」」
ガヴィーネ「「 1000万 スパーキング エンジェル アロー !! 」」ズドドドド!
ゼルエル「 カ メ ハ メ ハ !!! 」ドーーーーンッ!
ズドーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!
ゼルエル「なに!? 私の技が負けただと!?」
ズドドドッ!
ズドドドドドドドッッ!!
ゼルエル「身代わり!!」1875/2500
ズドーーーーーーーーーンッッッ!!!
ガヴリール「……やったか……?」ハアハア
ヴィーネ「さすがにあれは耐えられないでしょ……」ヘタッ
タプリス「ということは……私たちの……!」
サターニャ「勝ちってことね!」ドヤァ!
ラフィエル「! 見てくださいあれを!!!」
ガヴリール「な……に…‥」
サターニャ「もう……へとへとよ……」
ヴィーネ「……まだ、諦めては駄目よ!」
ゼルエル(ふ……良い友を持ったな ガヴリールよ)クスッ
ゼルエル「ガヴリールよ! 下界での修業を怠るな! 神足通!!」シュンッ
ガヴリール「……し……退けたのか……姉さんを……」
ヴィーネ「ガヴーーー!!」ダキッ
タプリス「やりましたね先輩!」ダキッ
ラフィエル「本当に……良かったです……」グスッ
サターニャ「ふん……良かった」ボソッ
ガヴリール「みんな……本当にありがとう……!」
ガヴリール「さあ、我が家に帰るぞぉぉぉ!!」
ヴィーネサタラフィタプ「「「「おーーーーー!!!」」」」
終わり
元スレ
【ガヴドロ】ガヴリール「ゼルエル姉さんを皆の力(物理)で退ける」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1495811211/
【ガヴドロ】ガヴリール「ゼルエル姉さんを皆の力(物理)で退ける」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1495811211/
「SS」カテゴリのおすすめ
「ランダム」カテゴリのおすすめ
コメント一覧 (14)
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- 2017年05月27日 07:31
- えぇ…(困惑)
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- 2017年05月27日 08:07
- みがわりさえなければ、他はどうでもよかった。惜しい
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- 2017年05月27日 08:14
- サターニャだけボコボコで草
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- 2017年05月27日 08:36
- サーッ!じゃなくて サッー!(迫真)ダルルォ!?
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- 2017年05月27日 09:02
- スマブラかと
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- 2017年05月27日 09:49
- マルティエルをよんだのかと思ったが。あの変態はなんかチート臭がする
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- 2017年05月27日 12:32
- 月牙天衝はまずいでしょwww
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- 2017年05月27日 13:13
- ちょっと楽しかったです
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- 2017年05月27日 13:29
- これが友情パワーか…
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- 2017年05月27日 14:52
- 親の前で朗読してこい
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- 2017年05月27日 21:40
- サッー!をサーッ!と書く奴はガン堀り不可避
アッー!をアーッ!と書く奴も同罪だケツ出せオラ!
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- 2017年05月28日 00:40
- 勢いでごまかせないつまらなさ
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- 2017年05月28日 03:57
- 続き書いて下さい!なんでもしますから!
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- 2017年08月15日 03:56
- なにこれ