安価でサブタイ決めて笑ゥせぇ るすまんの即興SS書く
>>3の>>6
原作に乗っ取り下品なワードは安価下
喪黒「ただのセールスマンじゃございません。私の取り扱う品物はココロ」
喪黒「人間の心でございます」
喪黒「そんな皆さんのココロのスキマをお埋めいたします」
喪黒「いいえお金は一銭も頂きません」
喪黒「お客様が満足されたらそれが何よりの報酬でございます」
喪黒「さて、今日のお客様は…」ガシャーン
『パンツの穿き忘れ』
お客様 下木 忘太(27) サラリーマン
山本「おい下木!今日このあと飲み会あるんだが、一緒にどうだ?」
下木「ええ?良いの!?」
下木(るんるん)
加藤「アチャー山本!下木を誘っちゃったのか」
山本「何かいけないのか」
加藤「あいつはすごく酒癖が悪いんだ」
山本「そうなのか?まあ、でも今更だめってのもカワイソウだぞ」
加藤「暴れたらお前が責任取れよ!」
山本「え~?そんなあ」
………居酒屋。
下木「フニャ~」
山本「すっかり出来上がってる。暴れるなんて嘘じゃねえか」
加藤「違うんだよ!問題はこのあとなんだ!」
加藤「きた!」
下木「ああ~気分が良いなあ!」
山本「アレー!?服を脱ぎ始めたぞ!」
加藤「ほら言わんこっちゃない!」
山本「次はお盆で裸踊りし始めたぞ」
加藤「早く止めろよ!」
下木「んおー!俺は最強だー!」
山本「なんて力だ!」
加藤「ギニャーン誰か助けて~!!」
下木の肩を黒ずくめの男が叩く。
下木「なんだー!お前は!ぼくちゃん忙しいのだー!!」
喪黒「ドーーーーン!!!!!」
下木「ギェ~~~!!!」
下木「はっ…僕は何を」
喪黒「オーホッホッいやあ良い暴れっぷりでしたなぁ」
下木「いやお恥ずかしい所をお見せしました。僕は酒を飲むといつもこうなんですよ」
喪黒「酒は人を変えてしまいますからなぁ」
下木「ン!?もしや」ササッ
下木「アー!やっぱり!」
喪黒「どうかいたしましたか?」
喪黒「それはそれは」
下木「一度服を脱いだらパンツを穿き忘れるのも僕の悪い癖でして」
下木「小さい頃、おむつ離れも遅かったと聞きます。関係あるかは知りませんが、昔からこうなんです」
下木「今でこそ大きな失敗はありませんが、いつか失態を犯してしまうんじゃないかと心配で心配で…」
喪黒「いえいえ、人間は誰でも恥ずかしい癖の一つや二つ、お持ちですよ」
喪黒「そうだ名乗り遅れました。わたくしこういう者です」
下木「『ココロのスキマ…お埋めします』?なんのこっちゃ」
喪黒「私は困った人を見かけると放っておけないんです」
喪黒「よござんしょ。あなたのために最高のパンツを差し上げましょう!」
下木「お世話にはなりましたが、何も買いませんよ」
喪黒「いえ、お金は必要ございません。どれ、一度お試しになってみてください」サッ
下木「なんだ、普通のブリーフじゃありませんか」
喪黒「ところがどっこい、これは『ついてくるブリーフ』なのです」
喪黒「最新のコンピュータを搭載した画期的なブリーフなのです。持ち主の顔を識別してどこにあってもあなたの近くに寄ってくる仕組みなのですよ」
下木「ほんとかなあ」
喪黒「じゃ、私はこれで」
下木「ああ!」
下木「行っちゃった…」
下木「ま、物は試しだ」
←お金がないので3日くらいは同じパンツを使いまわすのダ!ンー!キチャナイ!
………翌朝
下木「んん~息苦しいぞ、ってこれは昨日のパンツじゃないか!」
下木「そうかあ、また穿き忘れてたのか。あのおっさんの言ってたことは本当だったんだな」
喪黒と再会したのはそんな時だった。
喪黒「下木さん、下木さん」
下木「あー!喪黒さんじゃないですか!お久しぶりです」
喪黒「どうですか?あのブリーフ」
下木「いやあ、何もかも喪黒さんのおかげですよ。あのパンツを使いだしてから股間も引き締まって、不思議と仕事も捗るんですよ」
喪黒「しかし…一つお伝えし忘れたことがございまして」
喪黒「んー、やはり臭いますなぁ」
下木「ぎくっ」
喪黒「下木さん、あなたあれからずっと同じブリーフを使っているんじゃありませんか?」
下木「し、失敬な!水洗いくらいはしていますよ!」
喪黒「あなたがパンツを穿き忘れなくなったのは、あくまであの便利なブリーフのおかげです」
喪黒「そのブリーフは精密機械です。たまには私に預けて、メンテナンスをしなければなりませんよ」
下木「そ、そうですね。なら、今日は今から仕事ですんで、今夜魔の巣に持っていきますよ!」
喪黒「オーッホッホッ。お待ちしております」
課長「いやあお疲れ様!大きなプロジェクトだったが、無事終われそうだよ」
課長「これから取引先も含めた大きな打ち上げがある。できれば全員参加で頼むぞ」
加藤「エー!そ、それって下木も?」
課長「当たり前じゃないか。小学生でもあるまい、仲間はずれなんてやめたまえ」
山本(そうか、課長は最近配属されたから下木の酒癖を知らないんだな…でも上司だし誰も断れねえよ)
加藤「おい下木!今日は何か用があるって話てたろ!?」
下木(でもま、一日くらいいっか!)
下木「いや、大丈夫!行かせておくれよ」
山本「アチャー」
………居酒屋
課長「ほら下木くん。君も飲みたまえよ」
下木「あー!悪いですよ」
加藤「あー!やった!」
加藤「下木…成長したんだな…」
下木「酒は苦手でして」
課長「まあまあ、一杯だけ。な?」トクトクトク
下木「ン…じゃ、一杯だけ」
下木「」
下木「フニャ~」
加藤「あー!弱すぎるー!」
下木は夢現の中で不思議な妄想を目にした。
ぐにゃぐにゃした空間の中で、下木は踊っている。とても良い気分だ。
見ると、遠くにはブリーフが浮かんでいる。
下木(はっ!ブリーフ!!)
課長「グニャ~」ドギャーン
下木「ヒー!血!血だあ!!」
加藤「お前やっちまったな!服は脱がなかったが課長をぶん殴っちまった」
山本「あ!どこへ行くんだ下木!」
………路地裏
下木「はあ…はあ…捕まるのか?僕は」
喪黒「お待ちしておりましたよ下木さん」
下木「ゲ!も、喪黒さん!?」
喪黒「あなた、私の忠告を無視してパンツを持ってきませんでしたね」
喪黒「こうなっては、機械が故障しても知りませんよ~」
喪黒「ドーーーーーーーン!!!!!」
……………
下木「ハッ!ここは…」
下木「なんだ、繁華街じゃないか。全部夢だったのかな」
下木「うっ、いて…」ズボンを少し開く下木。
下木「ギョ!!このブリーフ!」
下木「何だかビリビリするぞ!イデデデデデ!!」
パンツは爆発して吹き飛び、下木は下半身丸出しになった。
女「きゃー!変態よ!変態がいるわ!」
おじさん「こんにゃろ一人だけ良いコトしやがって!」
ホスト「取り押さえろ!」
下木「うわああー!違うんだー!」
………翌日
喪黒「下木さんの記事、載ってますなあ。『上司に暴行をふるった後、下半身を露出したサラリーマン、逮捕』ですか」
喪黒「まあこれだけ世間から注目されるようになれば、落ち落ち下着を穿き忘れることもなくなるでしょう!オーホホホホ」
おわり
最後が少し適当になりましたがまあ即興だしこんなもんよね
また機会があればどうぞ
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コメント一覧 (1)
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- 2017年05月11日 10:21
- ラストのおじさんが全部持ってったwww