ガヴリール「もういいよ!ゼルエル姉さんなんて知らない!だいっっきらい!」
- 2017年04月26日 08:10
- SS、ガヴリールドロップアウト
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ガヴリール「ちょ、いきなり何するんだよ!返してってば!」
ゼルエル「だめだ、パソコンは没収する」
ガヴリール「いきなり人の家に侵入してきておいてそれはないだろ!」
ガヴリール「パソコンは私の命の次に大事な物なんだよ!それがないと困るんだってば!」
ゼルエル「ガヴリール、口の聞き方には少し気を付けたほうがいいんじゃないか?私はお前の姉だぞ?」
ガヴリール「うるせぇ!パソコン返せよ!この悪魔め!!」ムキー
ゼルエル「悪魔……っ」ピクッ
ゼルエル(……ああ、あの頃のガヴリールはもはや存在しないのだな)
ゼルエル(こうなってしまったのも全て下界の娯楽が原因、もはや手段は一つしかないだろう……)
ゼルエル「……ふんっ!!」バキィッ
ガヴリール「あああああ!!!私のパソコンがぁぁぁーっ!!!」
…
ガヴリール「ふぇぇぇん……っ!!姉さんの馬鹿ぁぁぁ……ひぐっ……」
ガヴリール「なんでこんなひどいごどするんだよぉぉぉ……っ」ポロポロ
ゼルエル「ああああ!!すまない!!この通りだガヴリール!!私が悪かった!!」ペコッ
ゼルエル「そ、そうだ!お姉ちゃんが新しいパソコンを買ってあげるから!それで許してくれないか!?」
ガヴリール「そんなことしたって、データは戻ってこないんだよ!バックアップもまだとってなかったのに……!!」グスッ
ゼルエル「ばっくあっぷ……?」
ガヴリール「……ネトゲはアカウントさえ無事ならまた再開できるけど、あの中には私の大事なデータが一杯入ってるんだよ……っ」
ガヴリール「でも、こんなに粉々に破壊されたらもう……」ジワァ
ゼルエル「あああ……泣かないでくれガヴリール、私はお前の悲しむ顔を見るためにこんな事をしたわけじゃないんだ……!」アセアセ
ゼルエル「わ、私はただ、昔のようなガヴリールに戻ってほしくて……」
ガヴリール「もういいよ!ゼルエル姉さんなんて知らない!だいっっきらい!」
ゼルエル「」
トボトボ
ゼルエル(ガヴリールを怒らせてしまった、更正の為とはいえ、流石にやりすぎたか……)
ゼルエル(……それに、私の事を大嫌いって)
ゼルエル「……っ」ジワァ
ゼルエル「だ、駄目だ、私は大天使なんだから……」
ゼルエル「こ、こんなことで涙を流しては……っ」グスッ
ゼルエル「うぅぅぅぅ……」ポロポロ
ヴィーネ(あれは確か、ガヴのお姉さん……?)
……
ゼルエル「ぐすっ……ひぐ……っ」
ヴィーネ「あ、あの、何かお困りですか?」
ゼルエル「ふぇ……?」
ゼルエル「……っ!」フキフキ
ゼルエル「す、すまない、見苦しい姿を見せてしまったな」
ゼルエル「君は確かガヴリールの友人の……」
ヴィーネ「月乃瀬=ヴィネット=エイプリルです、ヴィーネって呼んでください」
ヴィーネ「ガヴもそう呼んでますので」ニコッ
ゼルエル「……っ」
ゼルエル(慈悲深い笑顔だ……この娘、本当に悪魔なのか?)
ゼルエル「と、言うことがあったんだ……」
ヴィーネ「なるほど、ガヴのパソコンを……」
ゼルエル「私が無知であったが故に、妹の大切なものを破壊してしまった」
ゼルエル「ふふ、私もまだまだ未熟だな、妹にあんな顔をさせてしまうなんて……」
ゼルエル「……」グスッ
ヴィーネ「!!」
ヴィーネ「ゼ、ゼルエルさんは悪くないですよ!ガヴが駄天した原因が下界の娯楽である事は間違いないですから!」
ヴィーネ「それに、妹の事を思って行動できるお姉さんって、とっても素敵だと思いますよ!!」
ゼルエル「……」
ヴィーネ「だから、そんな顔しないでください、天使は笑顔が一番ですよ?」
ヴィーネ「ね?」ニコッ
ゼルエル「……っ」ドキッ
ゼルエル(かつて私がまだ未熟な天使だった時、下界である過ちを犯した事がある)
ゼルエル(友を助ける為に使った天使の力が多くの人間達に目撃されてしまい、下界を大きく騒がせてしまったのだ)
ゼルエル(すぐに天界でも騒ぎになり、私は天界に強制送還された)
ゼルエル(数多の大天使による厳重注意と指導を受けた、下界での力の行使がどれほど愚かな事か、と)
ゼルエル(しかし、ある一人の大天使はこう言った)
ゼルエル(『あなたは友を守る為にその力を使った、それは天使として誇るべき行いだ』……と)
ゼルエル(私に教えを説いてくれた彼女は、慈愛に満ちた母のような表情をしていた)
ゼルエル(大天使による慈愛を受けたときの感情、それは、胸の中のモヤモヤがスッと消えていくような……)
ゼルエル「……」
ヴィーネ「どうしたんですか?私の顔に何かついてます?」
ゼルエル「……い、いや、なんでもない」ドキドキ
ヴィーネ「?」
ゼルエル(弱っているとはいえ、馬鹿馬鹿しい話だ、天界に戻ったら一から修行だな……)
ヴィーネ「……あの」
ゼルエル「ああ、すまない、少し考え事をしていてな」
ゼルエル「相談に乗ってくれてありがとう、これからもガヴリールと仲良くしてやってくれ」スッ
ヴィーネ「今から帰るんですか?外は少し暗いですよ?」
ゼルエル「ふふ、気遣いありがとう、君は本当に優しい心を持っているのだな」
ゼルエル「まるで天使のようだ」
ヴィーネ「うっ……」グサッ
ゼルエル「だが心配は無用だ、これでも天界では、神の右腕と呼ばれていてな」
ゼルエル「身の程に合わない二つ名ではあるが、それなりに天使力には自信がある」
ヴィーネ「そうですか……」
ゼルエル「今日のお礼はいずれさせてもらう、それではな……」ガチャッ
キャンキャンキャンッ‼キャンキャンキャンッ‼
ゼルエル「」
ヴィーネ「はぁ、お隣さんまだ犬飼ってたんだ……」
ヴィーネ「あれだけペット禁止だって言われてたのに……」
ゼルエル「」
ヴィーネ「……ゼルエルさん?」
ヴィーネ「ふふ、犬が苦手だなんて、可愛らしい一面もあるんですね」クスッ
ゼルエル「うぅ……」カァァァ
ゼルエル「や、やっぱりおかしいか?犬が怖いなんて……」
ヴィーネ「そんな事ありませんよ、誰だって苦手なものの一つや二つくらいありますって」
ヴィーネ「私だっね、虫がすっごく苦手なんですよ?」
ゼルエル「……何だか、君には励まされてばかりだな」
ゼルエル「大天使ともあろうものが情けない……」
ヴィーネ「ゼルエルさん……」
ゼルエル「神足通を使えば外に出ずとも帰る事はできる、迷惑をかけたな」
ヴィーネ「……あの」
ゼルエル「ん?」
ヴィーネ「よければ今日、ウチで晩御飯を食べていきませんか?」
ゼルエル「いや、流石にこれ以上迷惑をかけるわけには……」
ヴィーネ「迷惑だなんて思ってないですよ、私、もっとゼルエルさんとお話してみたいんです」
ヴィーネ「それに、ガヴと仲直り、したいんじゃないですか?」ニコッ
ゼルエル「……」
ゼルエル「その優しさに騙されるところだったよ、君は正真正銘悪魔だ」
ゼルエル「お言葉に甘えてご馳走になろう、私も君ともっと話をしたい」
ゼルエル「おぉ……」
ゼルエル「君はいつも一人でこんなに料理を作っているのか?」
ヴィーネ「はい、余ったら弁当のおかずにしてます」
ゼルエル「……はぁ、ガヴリールにも見習って欲しいものだな」
ヴィーネ「ガヴもガヴで、最近は料理の練習をしてるみたいですよ?」
ヴィーネ「なんでも調理部に入部したとか……」
ゼルエル「……そうか」
ゼルエル(自堕落な生活にばかり目がいって、今のガヴリールが努力している事はまったく知らなかった)
ゼルエル(……私は一体何をみていたのだろうか、何故、妹の短所ばかりを指摘して、小さな努力に気づくことができなかったのか……)
ゼルエル「……」
ヴィーネ「食べないんですか?」
ゼルエル「……おっと、すまない」
ゼルエル「いただきます」
ゼルエル「ご馳走さまでした、とても美味しかったよ」
ヴィーネ「ありがとうございます」
ゼルエル「礼を言いたいのは私のほうだよ、ありがとう」
ヴィーネ「お礼だなんてそんな、私は好きでやってるだけですので」
ヴィーネ「誰かと一緒に食べるご飯って、とっても美味しいですから」ニコッ
ゼルエル「……」
ヴィーネ「さて、次は洗い物……っと」ゴソゴソ
ゼルエル「ヴィーネ」
ヴィーネ「?」
ゼルエル「私にも手伝わせてくれ」
ゼルエル「私が怠けていてはガヴリールの手本になれないからな」
ヴィーネ「ふふっ……」
ヴィーネ「じゃあ、一緒に洗い物しましょうか」ニコッ
ヴィーネ「二人で台所に立つとなんだか狭いですね」クスッ
ゼルエル「ガヴリールが天界にいた頃は、よくこうして二人で家事をしていたんだ」
ゼルエル「あの頃のガヴリールは真面目で優しい心を持っていた、掃除も洗濯も、誰よりも早く行動を起こしていて……」
ヴィーネ「……いつもゼルエルさんが後からお手伝いする形に?」
ゼルエル「情けない話だがな、そういう面ではガヴリールには敵わなかったよ」クスッ
ヴィーネ「……今のガヴリールならどうでしょうか」
ゼルエル「……」
ヴィーネ「あんなになっちゃったせいで、家事は私がいないと全然ですけど」
ヴィーネ「時々、誰かの為に行動する時があるんです」
ゼルエル「あのガヴリールが……?」
ヴィーネ「はい、私も最初は信じられなかったんですけどね」
ヴィーネ「誰にも言わずに一人で、気がついたら行動を起こしていて……」
ヴィーネ「不器用なやり方ですが、ガヴなりの優しさなのかもしれませんね」クスッ
ゼルエル「……」
ゼルエル「……急用を思い出してしまった」
ゼルエル「最後まで洗い物を手伝う事ができなくてすまない、この埋め合わせは必ずする」
ヴィーネ「……」
ゼルエル「もし、迷惑でなければ……」
ゼルエル「用事が終わったあと、また君の家に来てもいいか?」
ヴィーネ「はい、大丈夫ですよ」
ヴィーネ「その時はガヴも一緒に連れてきたらどうですか?」
ゼルエル「ふふっ、そうだな」
ゼルエル「約束する、必ず連れてこよう」
ヴィーネ「楽しみに待ってますね」
ゼルエル「ああ」
ゼルエル「ありがとう、ヴィーネ」
ヴィーネ「……どういたしまして」
ガヴリール「……」
ガヴリール(あれから姉さんから連絡はない、まぁ、当然と言えば当然なんだけど)
ガヴリール(いくら私が駄天使になったからって、あそこまでする必要ないじゃん)
ガヴリール(これは姉さんが悪いんだ、私もちょっぴり悪いとは思ってるけど、天秤に掛けるならきっと姉さんの方が悪いに決まってる)
ガヴリール「……」
ガヴリール(でも、私も流石に言い過ぎたかな……)
ピンポーン
ガヴリール「……?」
ガヴリール「誰だよこんな時間に……」
ゼルエル「……」
ガヴリール「……姉さん」
ガヴリール「何しに来たんだよ、いつもみたいに勝手に入ってくればいいじゃん、神足通でさ」
ガヴリール「何でわざわざチャイムとか鳴らしてくるわけ?私今から寝ようと思ってたのに、迷惑だっての」
ゼルエル「……すまない」
ガヴリール「あっ、いや……」
ガヴリール「……」
ガヴリール「私の方こそごめん、ちょっとムシャクシャしてて……」
ゼルエル「……」
ガヴリール「とりあえず、入って」
ガサッ
ガヴリール「汚い部屋でごめん、今更だけど」
ガヴリール「私がネトゲにハマってからはさ、ずっとこうなんだ」
ガヴリール「掃除もろくにしないでゴミは散らかしっぱなし、毎日夜更かしで学校も遅刻ばっか」
ガヴリール「私が姉さんだったら、こんな不出来な妹なんてとっくの昔に見捨ててるよ」
ゼルエル「……」
ガヴリール「……迷惑かけてごめんなさい、ゼルエル姉さん」
ガヴリール「今後は少し生活を見直すから、下界での修行は続けさせてほしい」ペコッ
ゼルエル「……ガヴリール」
ゼルエル「私の方こそすまない」
ゼルエル「お前の大切なものを壊してしまった、いくら更正の為とはいえ、今回の行動はやりすぎたと思っている」ペコッ
ゼルエル「……ごめんなさい」
ガヴリール「姉さん……」
ガヴリール「仲直りしよっか」
ゼルエル「ああ、そうしよう」スッ
ガヴリール「ん……」ギュッ
ゼルエル「……」
ゼルエル「ガヴリール」
ガヴリール「ん?」
ゼルエル「お前はさっき、自分の事を不出来な妹だとか言っていたが」
ゼルエル「私はそうは思っていない、今でもお前は私の自慢の妹だ」
ガヴリール「……っ」
ゼルエル「良い友を持ったな、ガヴリール」
ゼルエル「お前が下界で友人に恵まれるのは、その心の奥に眠る綺麗な心があるからだ」
ゼルエル「私はその心を取り戻したいが為に、盲目になっていたのかもしれないな」
ガヴリール「……」
ゼルエル「私もまだまだ未熟な天使だ、この下界では学ぶ事が沢山ある」
ゼルエル「これからはお前の更正の為ではない、共に学び、共に修行しようではないか、ガヴリール」
ガヴリール「……はい、ゼルエル姉さん」
ガヴリール「でも驚いたよ、まさかゼルエル姉さんが……」
ゼルエル「何だ、言ってみろ」
ガヴリール「妹の友達に手を出すなんてね」ニヤニヤ
ヴィーネ「ちょ、そ、そんなんじゃないから!!」
ヴィーネ「私はただ、公園で泣いてたゼルエルさんが放っておけなくて……」
ゼルエル「お、おい!それは内緒って言っただろ!」
ヴィーネ「あっ」
ガヴリール「ぷぷぷ、姉さん公園で泣いてたの?」
ガヴリール「うわー、全然想像できない、どんな顔してたんだろ」ニヤニヤ
ゼルエル「うう……」
ヴィーネ「やめなさい、そういうデリケートな話は茶化しちゃだめよ」
ガヴリール「はいはい、悪かったって」
ギュッ
ゼルエル「……ガヴリール?」
ガヴリール「これで本当に仲直り、もう姉さんを泣かせたりしないから」
ゼルエル「ガヴリール……」
ガヴリール「ま、まぁ、私もパソコン壊されてちょっと泣いちゃったし、そこはお互い様だけど……」
ゼルエル「……」クスッ
ガヴリール「ありがとなヴィーネ」
ゼルエル「お邪魔しました」ペコッ
ヴィーネ「じゃあねガヴ、また明日学校で」
ヴィーネ「ゼルエルさんも、是非また遊びに来てください」
ゼルエル「あぁ、また今度お邪魔しよう」
ガヴリール「今度って言っても、いつになるかわからないけどね」
ガヴリール「姉さん中々下界に来ないし」
ゼルエル「何を言っているガヴリール、明日から私は下界で生活するつもりなんだが」
ガヴリール「は?」
ゼルエル「今回の一件で、私もまだまだ未熟であることに気づいたからな」
ゼルエル「しばらくは下界で学び、修行しようと思っている」
ゼルエル「それに、ガヴリールの監視をする手間も省けるからな」ニコッ
ガヴリール「えぇ……」
完
元スレ
ガヴリール「もういいよ!ゼルエル姉さんなんて知らない!だいっっきらい!」
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ガヴリール「もういいよ!ゼルエル姉さんなんて知らない!だいっっきらい!」
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コメント一覧 (17)
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- 2017年04月26日 09:21
- 後日、ガヴリールと同じくネトゲ廃人となったゼルエル姉さんの姿が…!!
次回「ゼルエル・ドロップアウト」
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- 2017年04月26日 09:38
- ガヴほんすこ
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- 2017年04月26日 09:51
- ヴィーネの天使を堕とす力は本物だな。
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- 2017年04月26日 10:20
- ヴィーネさんが天使ハーレムを作るようです
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- 2017年04月26日 12:36
- ヴィーネは天使
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- 2017年04月26日 13:39
- 私とガヴリールじゃなかった
ガヴエルSSもよろしく頼む
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- 2017年04月26日 15:14
- え?ヴィーネが悪魔?
なに言ってんの、ヴィーネは天使だろ
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- 2017年04月26日 15:48
- 大天使ヴィネエル
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- 2017年04月26日 20:35
- こういうSSしか読まないやつ嫌い
ヴィーネさん原作では天使だからマジで
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- 2017年04月26日 22:22
- ゼルエル姉さんは「神の右腕」の異名を持ち天使力を自在に操る高貴なる大天使ってイメージがピッタリだな
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- 2017年04月26日 23:06
- ゼルエルの出るssもっと増えろ
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- 2017年04月27日 01:16
- 2人の天使を籠絡するとは...仕送り激増不可避
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- 2017年04月27日 15:32
- ヴィーネ淫魔説
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- 2017年04月29日 07:26
- ウルっちまったぜ…
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- 2017年05月08日 23:57
- 姉妹愛…😭🙏そしてヴィーネちゃんはどこまで大天使なのか…
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- 2018年04月22日 06:13
- ヴィーネとまともに向き合ったら、ゼルエルですらヴィーネの魅力に押されっぱなし。
OVAの温泉シーンで、ヴィーネは最上級神様クラスの聖なる光を纏っているからな。
温泉にゼルエルがいたら、ヴィーネの聖なる光に負けてひざまずくんだろうな。
マジでヴィーネさんが天使籠絡特化の大悪魔に見えてきた