【ガルパン】一人の黒森峰のOGの話
- 2017年04月22日 14:40
- SS、ガールズ&パンツァー
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強力な戦車で突き進み、相手を叩きのめす。それはまさに、私が居た頃と変わらない西住流であった。この日は雨であったが、大した問題ではないだろうと思っていた。
しかし、それは一気に崩れた。
一台の戦車が崖から落ち、濁流に引きずりこまれた。
私は二度動揺した。一つはもし戦車の中に水が入ってしまったら隊員達は溺れると思ったから。
もう一つは、他のOGのメンバーがそんなことどうでもいいかのような態度をとっていたから。
私はどうしたらいいのかわからなくなってしまった。本来ならば試合を中断させ、救出するべきなのに。
そんな時だった。フラッグ車から一人の女の子が飛び出した。
彼女の行動によって、落ちた戦車の子達は助かった。
私は心の中で安堵した。大事に至らなくて良かったと。
しかし、試合には負けてしまった。他のOG会のメンバーは怒った。10連覇がかかっていたのに、なんてことをしたのだと。
メンバーは私以外の皆、彼女を戦犯扱いした。
お前の指揮がいけなかった、あんな妹を副隊長に選んだのが悪い、それは隊長である彼女や彼女の妹を否定する罵詈雑言。本来ならば賞賛されるべき行為で、責められるとしても、危険だと怒られるぐらいだ。彼女はそんな罵詈雑言に耐え、謝罪をした。
今、彼女を責めているメンバーは、自分の家族が同じ目にあっても平然といられるのだろうか。
その後私は、メンバーに気づかれないように、隊長に近づき、こう言った。
「あなたの妹は間違ったことをしていない、褒められるべき。だからあの事は気にしなくていい。」
彼女は、口下手な私の言葉を聞き、
「ありがとうございます。」
そう言って、彼女は去っていった。
あの後彼女は母親に叱られ、仲間から、特に上級生から白い目で見られた。嫌がらせも受けたらしい。
OGのメンバーの一人が彼女に会ったようで、一方的に罵倒したようだ。
私はなぜ、人を助けた人間にそこまでできるのかわからなかった。
そして私は、彼女に何も言うことは出来なかった。
一回戦、二回戦と勝ち進み、準決勝まで勝ち進んでいた。
OG会の、一番偉い人はくだらない、そんなのまぐれだ、どうせ負ける。そういっていた。
私もここまでだろうと思ったが、その予想は砕かれた。
彼女達は不利な状況から巻き返し、勝利を掴んだのだった。
以前、くだらないことをやって敗北の原因を作った戦犯が、ここまで勝ち進み、今度は牙を剥いてきている。
OG会の会長は鼻で笑う。
「ハッ、だからなんだっての。たとえ勝ったって、私らの黒森峰がいるわ。」
他のメンバーもそうだそうだと同意している。
「叩きのめしてもらいましょう。自分の姉にね…」
会長はそう呟いた。
戦力差は黒森峰のほうが上、普通に戦ったら負けるだろう。それでも、彼女が率いる大洗女子学園は決勝まで勝ち進んできた、何かしらの戦術は立てているだろう。
聞いた話によると、大洗女子学園は戦車道で勝たないと廃校になるらしい。
OGの一人は彼女はまた戦犯になるのか、と嘲笑していた。
ここまで来た彼女達に対して、よくそこまで言えるものだ。
試合は、西住みほの作戦によって黒森峰が混乱し、いつもの戦い方が出来ていない状態だった。
他のメンバーが何をやってるのと怒りながら呟く。流石、あの戦車のスペックでここまで来たことはある。
そして、フラッグ車同士の一騎討ちとなり、二輌の戦車が撃ち合う。
勝ったのは、西住みほの戦車だった。
「何をしているの!また負けるなんて!」
去年と同じ、敗北したことを責める。だが、違うのはここからだった。
「お言葉ですが、我々は全力で戦いました。それは妹も同じです。妹は妹なりの戦車道を見つけ、我々に勝ちました。確かに負けはしましたが、悔いはありません。」
「なっ…」
言われるがままだった彼女が、自分の意見を話した。妹に触発されたのだろうか。
「師範代の娘だからっていい気になって…」
他のメンバーも動揺を隠せず、それしか言えなかった。そして彼女はほんの一瞬だけ、こっちを見たような気がした。
一度だけならまだしも、二度、黒森峰に泥を塗った、その怒りは西住みほに向けられる。
「あの小娘が…」
私はその光景が醜く見えた。
「どうするんですか?」
他のメンバーが聞く。すると会長は答えた。
「まだ考えはあるわ…」
考え、とは何なのだろうか。私は気になるが、今日はもう遅い。別の日にそれとなく聞くことにしよう。
数日後、私は戦車道のニュースを見て驚く。
大洗女子学園が廃校になるというものだった。
私はその時、会長の表情を思い出す。まさかと思い、私は他のOGメンバーに聞くと、
「ああ、会長が役人のことを調べて、脅したらしいのよ。」
「え…?」
「あの人、家族をほったらかしにして豪遊してたらしいわ、だからその証拠を手に入れて、突きつけたそうよ。これに手をちょっと加えてマスコミに流したらどうなるかってね…」
そこまでやるのか。いくら自分のプライドが傷つけられたとはいえ、おかしいとしかいいようがなかった。
私の心の中はひどく曇っていた。彼女が一生懸命守り抜いたものを消されていくのを黙って見るしかできないからだ。
そしてその元凶は、電話をしている。おそらく役人とだろう。
「…いいじゃないの、負けさせればいい話なんだから。そうねぇ、大学選抜とやらせればいいわ。」
会長の笑みは、非常にドス黒いものだった。
こんなに気の重い日はない。
大学選抜の戦車30輌に対して、大洗女子学園の戦車は8輌。しかも殲滅戦。
OGのメンバーは皆にやけ面だ。あの憎い彼女が、いまから嬲り殺しにされるからだろう。
試合が始まる直前、思いもよらないことが起こった。
「待ったー!」
その叫びと共に、我々が見慣れた戦車が現れた。黒森峰の戦車だった。
西住みほの姉、西住まほだった。
大洗に加勢するようだ。
大学選抜の隊長もそれを認め、試合が始まる。
OGのメンバーは驚愕しながら呟く
「こんなの認められるわけない」
と。
私は彼女の、西住みほの勝利を願った。
カールによる砲撃にも、大学選抜の強力な戦車や連携にも屈さず、彼女達は戦い抜いた。
彼女が得た仲間達は皆やられていった。
そして残ったのは、西住姉妹と大学選抜の隊長、島田愛里寿。
3輌の戦車が撃ち合う。皆固唾をのんで見守る。
その時だった。
彼女の戦車が姉の戦車の空砲を使って加速し、相手の戦車に突っ込み、砲弾を放つ。それによって、双方の戦車は撃破され、相打ちとなる。
姉の戦車が残り、大洗女子学園の勝利となった。
「こ、こんなことって…」
メンバーの一人が呟く。
今迄、絶対に勝つと思っていた大学選抜が負けたのだ。わからなくもない。
会長の方を見る。それは、怒りと悔しさに満ちた表情であった。二度ならず三度も自らの勝手なプライドを傷つけられた怒り。
「あの小娘があっ!!!」
会長の怒りが爆発し叫ぶ。
「黙ってやられていればいいのに!死ね!死ね!」
「ちょっと待ってください!」
「!?」
私の口から思わず言葉が出た。なら、この際言ってやろう。
「あいつは私達の顔に泥を塗ったの!当たり前でしょ!」
やはりこの人達は、自分のプライドのことしか考えていないようだった。だが、だからどうした。
「だからなんですか!あの子は自分の大切なものの為に戦った立派な子です!」
「やかましい!黙ってなさい!男しか産まなかったくせに!」
「!?」
「あの出来の悪そうな子よ!どうせあんたみたいにしょうもない奴になるわ!まったく!」
会長はそう言って帰っていった。
私には4つになる息子がいる。難産ではあったが、私が命をかけて力み、元気に産まれてきた子だ。
この人達、いやこいつらはあの子のみならず、私の息子まで馬鹿にしたのだ。
私の中の堪忍袋の尾が、静かに、確かに切れた。
「お待たせしました。私、週刊○○の記者の××と申します。」
ここは、ある週刊誌の編集部の一室。私はこれまでのことを話すことにした。
ここが出している週刊誌はかなり信憑性があり、過去にもゴシップ記事を書かれて活動休止になった芸能人の疑惑を晴らし、復帰させたこともある。
私は記者に自己紹介をし、頭を下げる。
「それで、先日仰っていた大洗女子学園の廃校ですが…」
取材が始まる。
「はい、全てお話しします。」
私は、黒森峰OGの愚行を話し始める。
家元は昔こう言っていた。犠牲なくして勝利は得られないと。
ならば私はこれまでの、黒森峰での栄光を犠牲にすることにした。
私の証言は記事となり、週刊誌の中の数ページとなり、全国へと流れた。
そしてネットにも記事が載り、ついにはワイドショーにも取り上げられた。結果、私達OG会メンバーは悪者を見る目で見られることになった。
テレビ、週刊誌、スポーツ新聞、それぞれの記者からマイクやボイスレコーダーを向けられる。メンバーは皆、私は関係ないと逃れようとしたり、無視をしている。
そんな中、会長がテレビに映っており、会長がとんでもないことことを言った。
「何が悪いんでしょうか」
「し、しかし彼女のおかげで死亡事故にならなかったのでは…」
記者から動揺を感じる。しかし会長は気にせず、
「その結果、黒森峰は10連覇を逃しました。戦車が落ちたのはその乗員が悪いんです。そんなバカな奴等の命なんてどうでもいいんです。」
それは開き直りか、それが正しいと思っていたのか、それとも西住流と黒森峰を道連れにするつもりなのか、それはわからない。
会長達の時代では、確かに死人は沢山出ていただろう。だがそんな時代はすでに終わった。
そして、世間が許すはずがない。
会長の発言は、マスコミやネットを大きく騒がせた。
まず、脅されていた役人は、どうにもならないと悟ったのか、豪遊を認め、役職を降り、妻とも離婚した。周りを気にしてか、被害届は出さなかった。
戦車道の理事長は、迷惑をかけたと謝罪した。しかし、彼は巻き込まれたという声もあり、すぐに許された。
そして、黒森峰もただでは済まなかった。
最初はなにもない、空っぽの話だったが、途中、相手はこの間の出来事を話した。
OG会のメンバーの一人が会長に掴み掛かり、もみ合いとなったらしい。
理由は、大学の医学部に通っていた娘が黒森峰にいて、母親がOG会にいたということが知られてしまい、更に会長の発言のおかげで根も葉もない噂を立てられ、結局耐えられず大学を辞めてしまったらしい。
私がいない間にそんなことが、と思ったが、それだけではないようだ。
「黒森峰は人命を軽視している」
これは全くの事実無根なのだが、その偏見のせいで黒森峰の生徒は行く先々で白い目で見られ、更に医療や介護福祉などの命に関わる業界ではそれが顕著に出てきて、会長に掴み掛かったメンバーの娘のように変な噂を立てられたり、ひどいところでは黒森峰という理由で辞めさせられたそうだ。
黒森峰が、西住流が、世間では悪く見えていた。
目の前のOG会の仲間はそう言った。
中3の娘がいる彼女はこの間娘に、黒森峰にだけは行きたくないと強く拒絶されてしまったそうだ。黒森峰の悪評が流れている以上、娘のことを考えるとそうするしかない。
黒森峰が、悪くなっていく。
しかし、それでも家元は黙ったままであった。
「高校どうする?」
「私大洗がいいなぁ」
「へ~いいじゃん。私聖グ口リアーナがいい」
「え~あんたに合うの~?」
「ちょっとそれどういうこと?」
行きたい高校の話、女の子達は有名校を挙げている。
ただ、その有名校の中の一つだけ、評価が大きく違っていた。
「黒森峰だけはないわ。」
「あ~あそこはヤバい。行きたくないわ。」
黒森峰はやはり避けられていた。
OG会の副会長だった。
私はもうOG会に行く気はないと告げて去ろうとしたが、副会長は私を引き止め、どうしてもと、そこをなんとかとしつこいので、仕方なく行くことした。
約束の日、私はOG会の集まりにいた。
会長がメンバーの目の前に立ち、話し始めた。
「今日、無理に来てもらった方もいるでしょうが聞いていただきたいことがあります。」
さっさと終わらせて欲しい。こんなところにいるより、息子と過ごしたほうがいいというのに。
「…先日、家元から破門を言い渡されました。」
一人一人の心の中はわからないが、誰かは、当然だと考えている人はいるだろう。私は当たり前だと思っている。そして皆が黙っている中、会長は話を続ける。
「私は西住流に入ってから、その考えを徹底してきました。黒森峰が10連覇を逃したときも、マスコミに問われたときも…」
会長は自分の胸中を明かす。
「報道陣にマイクを向けられたとき…自分が間違ったことをしたと思っていました…でも…謝れば西住流を裏切ってしまう、だから私はあのようなことを言いました…西住流を守るつもりが逆に…西住流を…穢してしまった…」
会長の目から、涙が流れていた。
泣きながらぼそぼそと呟いたあと、両膝を地につけ、次に頭と両手を地につけた。土下座の体勢だ。そして会長は叫んだ。
「申し訳ありません!!私は!私はいろんな人に酷いことをしました!!!」
黒森峰が10連覇を逃したときとはまるで別人だったかのような懺悔、私達はそれを驚きながら見ている。
「一人の女の子を苦しめた!!!仲間の大切な息子を馬鹿にした!!!仲間の大切な娘の夢を奪った!!!全部全部!!!私が!!!ごめんなさい!!!」
会長はそう叫んだあと、情けない声で泣いた。
この時私はようやく、自分が何をしたかを理解した。
会長は隠居すると言って消えていき、副会長が会長をやることになったが、やりたくなさそうだった。
私は今、家元の屋敷にいて、家元を待っている。
私はあの後、家元に会って大切な話がしたいと手紙を書き、送った。そしたらこの日なら会えると返信が来たのだった。
「待たせましたね。」
家元が現れ、テーブルの向かい側に座る。私は家元に挨拶をした。
「今回は私の為に貴重な時間を作っていただき、ありがとうございます。」
「それはいいわ、それで、話とはなんですか?」
家元が問う。
私は全てを話した。OGのことを週刊誌に話したこと、それが息子を侮辱されたからだということ、そして、会長のあの姿を見て、罪悪感が芽生えたこと。
私は家元に土下座をした。それからこのあと家元はなんと言うのか、それだけしか頭になかった。
「そうですか…」
家元がそう呟いた。声を聞いた感じだと、怒っているようには思えない。
「頭を上げなさい。」
そう言われ、私は恐る恐る頭を上げ、家元の方を見た。
「私はあなたに対して、何もする気はありません。」
私は何故かわからなかった。私がそもそもの原因だというのに。
「あなたはただ、自らの道を突き進んだだけです。確かに、あのようなことにはなりましたが、それはあなたが突き進んだ結果であり、勝利でもあります。」
私は勝利なんか意識していない。ただ、許せなかっただけだ。
「私は、息子をバカにされたのが悔しかっただけなんです。」
「普通の親であれば、我が子を侮辱されてなんとも思わないということはありません。それに、私はあなたがあの会長に抗議しているのを見ました。あれはおそらくあなたはみほのことをずっと思っていたが故のことだと、私は思いました。おそらくあなたは我が子を侮辱されていなくても、同じことをしたでしょう。」
家元はあの時、見抜いていた。私が、あの子のことを考えていたことを。
家元は、これからわかると言った。
そして私は家元に挨拶をして、屋敷を出ようとした。だが、門を出たところで、声をかけられた。
「待ってください!」
私が振り向くと、そこには西住まほがいた。
「どうしたんですか?」
「…あの時、黒森峰が10連覇を逃した時、あなたはみほのことを間違ってないと言ってくれました。本当に感謝しています、ありがとうございました。」
彼女はお礼を言った。あの時庇いもせず、こっそりと言った私に、今回の騒動の元凶であった私に。
テレビは家元の会見を報道していた。
家元は、無数のカメラのフラッシュの前に座り、今までの騒動を謝罪し、次のことを話した。
一つ目は、OG会を解体し、今までのメンバーは全員OG会をやめさせること。
二つ目は、黒森峰の戦車道で安全や人命を第一とする教育を徹底させること。
そして三つ目、西住流を黒森峰から切り離すこと。
家元は、黒森峰や今までのものを犠牲にし、新しい道を突き進んでいくと言った。
犠牲を出してでも勝利を掴むという戦車道の強豪の黒森峰は、私達OG会のくだらないこだわり、しょうもないプライドによって終わった。
西住流とOG会という縛りから解放された黒森峰はすぐにではないが、変わっていくだろう。
私にはもうそれを見届ける権利も資格もないだろうが、黒森峰が新しくなり、私達が作ってしまった偏見をなくし、また勝利を手にすることを信じたい。
終わり
元スレ
【ガルパン】一人の黒森峰のOGの話
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1489924940/
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コメント一覧 (32)
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- 2017年04月22日 16:31
- 誰得なんだこれ
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- 2017年04月22日 16:33
- 可も不可もない内容というか……視点は面白かったけど語り部への感情移入ができなくて読み終わっても「へぇ……」としか言い様がなかった。語り部のキャラに掘り下げがあったらまた違った感想になったかな。
語り口自体は綺麗だし読みやすかったと思う
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- 2017年04月22日 16:39
- 西住流切り離されててワロタ
悪者探しになってるとあんま楽しくないな
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- 2017年04月22日 17:15
- 悪者は役人1人でいいんだよ
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- 2017年04月22日 17:28
- なお役人は約束を守ろうとした模様
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- 2017年04月22日 17:31
- 何で子供もいるような年齢の人が今更高校生のやってることでギャーギャー騒いでるんだ
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- 2017年04月22日 17:45
- ホントに誰も得しないわ、アホくさ
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- 2017年04月22日 18:56
- 本編じゃみほが攻められっぱなしで終わってる感があるからな
こういう「命より勝利を優先」と考えてた連中が痛い目を見るのはすっきりする
(結局オリキャラだらけだけど)
主人公の人が家元に土下座する意味がワカラン
嘘八百並べたのならまだしも普通に真実言ってるだけだろ
あと安全や人名優先の再教育とか今更だけそそれ以前にそれを行うのは黒森峰であって西住流じゃないんだよな
家元の会話でも結局はみほの行動を認めてる感じはないし戦車道に関する考えは変えるつもりはないんだろ
(だからこそ自分たちの考えが実現できない黒森峰から切り離すという逃げをやったとしか)
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- 2017年04月22日 20:56
- 取り敢えず読んでいて楽しくはない
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- 2017年04月22日 21:42
- OG会はどこも面倒くさいですよね……
実を言うとつい先日、私たちのOGが学校にやってきて、隊長を退学……
あっ、何でもありません。気にしないで下さい。
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- 2017年04月22日 21:59
- くそくそあんどくそ
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- 2017年04月22日 23:09
- くっさ!
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- 2017年04月22日 23:17
- 傍観者とは言わないがもっと色々動いて欲しかった
破門覚悟でみほを積極的に援護するとか
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- 2017年04月22日 23:28
- こんな陰湿なOGなんか初めから要らないよね?というかガルパンでやる必要も無い。
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- 2017年04月23日 02:12
- マスコミリークなら壁キックの共同通信にしとけよ。
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- 2017年04月23日 03:04
- おれはすき
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- 2017年04月23日 04:15
- どう?こういう切り口のSS書いちゃう俺
みたいなのが滲み出すぎて嫌
つーか普通に面白くもない
お疲れ
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- 2017年04月23日 06:48
- クソSSでも※8みたいなアスペを炙り出すぐらいの効果はあるらしい。
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- 2017年04月23日 09:32
- タイトルで違和感感じて※欄来たら内容も別にって感じか
エレ速民有能
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- 2017年04月23日 09:55
- OGが落ち込むエリカを叱咤して立ち直らせる話だと思って開いたのになあ
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- 2017年04月23日 11:32
- 古代ギリシャ時代から喜劇もあれば悲劇もあるのが読み物なのに、コメディしか読みたがらないゆとりが文句言っててワロタ
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- 2017年04月23日 12:00
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高校野球の解説が、元プロ野球選手とかじゃなくて、聞いた事もない連中ばかりなのは、何故だか知ってるか?
何十年も昔に高野連とプロ野球団でトラブルがあって、その遺恨を未だに引き摺ってるからなんだとよ。
その競技を遥か前に引退している連中が、競技そのものに子供じみた口出しをするのは、どこも同じたよなー。
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- 2017年04月23日 18:20
- 結構面白かったけどな
おつかれ
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- 2017年04月24日 00:11
- この作者は西住流が黒森峰から手を引けば黒森峰が改善するとでも言いたいのか?
いもしない悪者を勝手に作ってるって感じ
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- 2017年04月24日 01:28
- 西住流がなくなっちゃったわ
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- 2017年04月24日 02:00
- ※21 こんな不幸しか生まないギミック塗れのガルパンSSを欲するのはまともな感性してない人間だと思うの。
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- 2017年04月24日 03:52
- あのさー面白いつまらないは各々の感想でどっちでもいいじゃん
押し付けたりすんなよ
まあ糞SSだったけどなオレにとっては
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- 2017年04月28日 02:45
- かなりよかったよ
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- 2017年05月01日 00:00
- 状況劇だけど人間の成長を描いていて、一つの作品として評価する
この場合、事象の二面性に目をつけたどんでん返しは蛇足かも知れないがエンターテイメントに走る場合にはそういったものもアリだな
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- 2017年05月17日 13:02
- 視点人物がちょくちょく「OGたちはクソ。私以外はね!」みたいな語り口なのが癇に障る
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- 2017年05月29日 11:40
- 私はわりと読み応えあったなぁ。
陰鬱な悲劇が似合わないガルパンだけど、そこを脳内妄想で補完する楽しみがあるのがガルパンSSだとも思うし。
個人の好き嫌いはあるけどね。
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- 2018年12月22日 07:47
- 世論的には、勝利より人命を優先した西住流家元の娘・みほ が、人の命を軽視した黒森峰OGに嫌がらせされながらも、大洗存続に貢献した英雄になってそう。
西住流次期家元をみほにするって公言するだけで西住流の株爆上がりの気がする。