【ガヴドロ】ラフィエル「そろそろ限界なんですけど」
- 2017年04月21日 14:10
- SS、ガヴリールドロップアウト
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ラフィエル「どうしたもこうしたもありませんよ、もう私ダメなんです、ほんとにっ」
ガヴリール「日本語でおk」
ラフィエル「もう、ガヴちゃん鈍すぎます~」
ガヴリール「私のせいかよ…とりま落ち着けって、ちゃんと話してみろ」
ガヴリール「サターニャ?あいつまた何かやらかしたのかよ、しょうがないヤツだな」
ラフィエル「いえ、確かにサターニャさんは何かとやらかしていますけど、それはむしろ良いんです」
ガヴリール「話がさっぱり見えないんだけど…」
ガヴリール (な、なんなんだ一体…)ゴクリ
ラフィエル「私、わたし、サターニャさんのことを愛してるんです!」カッ
ガヴリール「…………」
ラフィエル「電話じゃなくて直接会話してるはずなんですが…」
ガヴリール「いやほんとに申し訳ないんだけど、私の聞き間違いだったらイヤだしもう一度言ってくれないか」
ラフィエル「ですからサターニャさんを襲いたいんです」
ガヴリール「ラフィエルおまえそれマジで言ってるんだとしたら、とても私の手に負えないんだけど…」
ラフィエル「そんな~どうしたらサターニャさんと付き合えるかガヴちゃんも一緒に考えてくださいっ」
ラフィエル「はい!」
ガヴリール (どうしようガチだよラフィエルさん…これはさすがに私一人では受けきれないって)
ガヴリール「と、いうわけだヴィーネ」キリッ
ヴィーネ「いきなり電話で“助けてくれ!”なんて言うから駆けつけて来てみれば…展開がすごすぎてまだ理解し切れてないんだけど…」チラ
ラフィエル「もう周りからドン引きされるくらいのバカップルになりたいです!」キャ
ヴィーネ「あ、やっぱり合ってた」
ガヴリール「わかるよヴィーネ、私も同じ反応だったから」
ガヴリール「いや、私一人でこんな相談されても無理だろ」
ヴィーネ「うぅ…それはそうだけど」
ラフィエル「ヴィーネさんは私がサターニャさんと付き合うために何をすれば良いと思いますか?」
ヴィーネ「まあ女の子同士で付き合うことは今の時代そこまで珍しいことじゃないらしいから」
ヴィーネ「だから…告白…しちゃうとか?」
ラフィエル「告白…ですか」
ラフィエル「ただ、サターニャさんが私のことをどう思ってるかだけ事前にお二人で探っていただくことはできますか?」
ラフィエル「情報がなにもないといくら私でも告白する勇気が出なくて…」
ガヴリール「まあ聞くだけ聞いてみるか」
ラフィエル「サターニャさんが私のことを!?」ドキドキ
ヴィーネ「あ、もしよ、もし!だけど可能性はゼロじゃないはず…たぶん」
ラフィエル「はあ、サターニャさん…」ホワン
ガヴリール (これは重症だ)
サターニャ「はあ?ラフィエルのことが好きかどうかって…なによいきなり」
ヴィーネ「そう、好きか嫌いか、どっち?」ズイ
ガヴリール「いいかサターニャ、真面目に答えないと展開によっては血の雨が降るぞ」
サターニャ「べ、別に嫌いじゃないけど…」
サターニャ「ちょっと直接的すぎでしょそれ!」
ガヴリール「おいハッキリしろよ」バン
サターニャ「なんで二人に尋問されてるのよ私…」
サターニャ「でも、こないだ一緒の傘に入れてもらったときに…今までで一番ラフィエルとの距離が近くて、あとすごく良い匂いがしたわ」
ラフィエル (はうっ///)キュン
ラフィエル (気になってガヴちゃんの教室の前で様子を伺っていたのですが…サターニャさんに私の匂いを好きって言ってもらえるなんて…嬉しすぎます~)キャ-
ヴィーネ「匂いね…他には?他にラフィの好きなところはないの?」
ガヴリール「じゃあ顔は?あとラフィエルの身体とかぶっちゃけエ口くね?あいつだけスタイルカンストしててズルいんだけど!特に胸」
ヴィーネ「あんたそれ若干ひがみ入ってるでしょ!」
ラフィエル (ガヴちゃん…なんかすみません)
ヴィーネ「おお!なかなか好感触じゃない」
ガヴリール「やりましたねヴィーネ隊長!」
サターニャ「アンタたちほんとに何なのよー!もういいかしら…私メロンパン買いに購買に行ってくるわ」ハァ
ラフィエル「二人とも本当にありがとうございます!」パァァ
ガヴリール「うむ、案外サターニャも悪くないみたいな感じだったし、あとは一か八か気持ちを伝えてみるだけだな!」グッ
ヴィーネ「うわぁ、友達が友達に愛の告白ってなんか変な感じがするわね」ソワソワ
ラフィエル「あとガヴちゃん、なんかすみません、エ口い身体で」ニコニコ
ガヴリール「聞いてたんかーい!」ヤメロ
◇◇◇
ラフィエル (ついにこの時がきましたね…)
ラフィエル (あ、サターニャさん発見…ガヴちゃんといつものやりとりをしてますね…可愛いです)
ラフィエル (さて、まずは声をかけてっと)
ラフィエル「あ、さ、サターニャさん!おはようございます、今日もカワ…いえ!お元気そうで…!」
サターニャ「ん、おはよう…アンタなんか今日いつもとテンション違くない?」
ラフィエル「え、そんなことにゃ、ないです気のせいですサターニャさん」
サターニャ「……そう」
ラフィエル (引いちゃダメです、ちゃんと任務を果たすのです白羽=ラフィエル=エインズワース!普段の私はこの程度のことで動揺するような弱者では…)
サターニャ「あ、そうえばラフィエル今日良かったら一緒に帰らない?」
ラフィエル 「はい?」
ラフィエル「えっ?」
《キーンコーンカーンコーン》
サターニャ「ああ、別に私と帰るのが嫌 ラフィエル「嫌じゃありません!!!」ズイ
ラフィエル「あ、はいっ、また帰りに~」
ラフィエル (はわわ、サターニャさんのほうから誘ってくるなんて…予想外すぎてつい光の速さで返事をしてしまいました)
ラフィエル「ガヴちゃん…」
ガヴリール「うむ」コクリ
ラフィエル「私…がんばります」タタッ
ガヴリール (ラフィエル…おまえならきっと…)
サターニャ「雨……」
ラフィエル「あれ、サターニャさん傘もってきてないんですか…?」
サターニャ「だって朝晴れてたから…」
ラフィエル「夕方からの降水確率60%でしたからね~」
ラフィエル (あれ、これは…チャンスでは?)
サターニャ「え?いいの!ありがと」
ラフィエル「はい!もちろんです」バサ
サターニャ「じゃあ遠慮なく」ピタァ
ラフィエル「はぅ!?」ビクッ
ラフィエル「いえ…なんでも…ないですっ」
ラフィエル (サターニャさんとの距離が近すぎて…これはかなり嬉しいのですが…心臓が~)ドキドキ
サターニャ「傘…入れてもらうのこれで2回目ね」
ラフィエル「そうえば今日は前回みたいに警戒しないみたいですが…」
サターニャ「うん、なんか今日は大丈夫かなって」
ラフィエル「そうなんですね?」
サターニャ「…………」
ラフィエル「…………」
サターニャ「ねえ」
ラフィエル「?」
サターニャ「ぬ、濡れそうだから…もっと、くっついていい…?」
ラフィエル (は?なんですか今の絶妙な間は??しかも上目遣いとか反則すぎます…っ)
ラフィエル「へっ、別にかまいませんョ」
サターニャ「えへへ、ありがとう」ニコッ
ラフィエル「?!?!?!?」ドズキュンッ
ラフィエル (って、元からサターニャさんは悪魔なんですけどね)
サターニャ「カバンも濡れそうだから、ちょっと腕かりるわね」ギュ
ラフィエル「さっ、サターニャさん?!うでが絡んで…」ドキン
ラフィエル「ダメじゃ、ないで、す」プシュ-
ラフィエル (可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い)
ラフィエル (サターニャさん可愛いすぎてもう無理なんですけど?!)
サターニャ「悪いわね、わざわざ私の家まで送らせちゃって」
ラフィエル「い、いえ!すごく、幸せでした…」ホワン
ラフィエル (はあ…今日は幸福と緊張が混ざり合って頭が上手く働きません…せっかく二人きりのチャンスですが…また日を改めましょう~)
サターニャ「…………」
サターニャ「ラフィエル」
ラフィエル「はい、どうかしましたか?」
サターニャ「ん、もし…このあと特に用事ないなら、私の家でちょっとゆっくりしていかない?」
ラフィエル「いいんですか…上がってしまって」
サターニャ「もちろんよ!傘のお礼に昨日買っておいた駅前の限定メロンパンをこの私と一緒に食べられる権利を与えてあげるわ!」
ラフィエル「それは光栄です!」
サターニャ「はい、これ」スッ
ラフィエル「あ、ありがとうございます」ドキドキ
ラフィエル (流れでいつのまにかサターニャさんのお家でサターニャさんと二人きりという絶好のシチュエーションにーーー!?)
ラフィエル「すごく美味しいですね、このメロンパン」
ラフィエル「あら~私としたことが…???」
ラフィエル「サターニャさん…なにを…」
サターニャ「いいから、じっとしてなさい」ハムッ
ラフィエル「?????!!!!!」
サターニャ「うん、美味しい」ペロ
サターニャ「なによ、その不満そうな顔は」クイ
ラフィエル (???唐突なあごクイ???)
ラフィエル「へ…不満なんて…というかサターニャ…さん…顔…近すぎで サターニャ「うるさい」チュッ
ラフィエル「~~~っ~~んっ~~」チュ-
サターニャ「はむっ……んっ」クチュ…
ラフィエル「………っ………ぷは」パッ
サターニャ「ごめん……苦しかった?」ハァ...ハァ...
ラフィエル「いえ…ただ…っ…もうなにがなんだか…」トロン
サターニャ「ラフィエル…私ね、アンタのこと好き…よ」ボソッ
サターニャ「っ、だからね、私もラフィエルのこと好きなのよっ」カァァァ
ラフィエル「え?私も……って……ええええ???!」
サターニャ「そりゃ私でも気付くわよ、さすがに」
サターニャ「だから今日アンタと一緒に帰って気持ち確かめたくて」
ラフィエル「じゃあ……腕を組んできたりしたのは……わざとってことですか……?」ワナワナ
サターニャ「だって、照れてるラフィエルがすごく可愛かったんだもん…!私は悪くないわ!」
サターニャ「当然よ!我こそは大悪魔、胡桃沢=サタニキア=マクドウェル!まんまと私の悪魔的策略にハマったようね!なーっはっはっは!」
ラフィエル「はい、もうサターニャさんにメロメロです、でもやられっぱなしは悔しいのでお返ししますね」チュ
サターニャ「っ!?」カァァァ
サターニャ「い、いきなりは卑怯じゃない!」
ラフィエル「サターニャさんにだけは言われたくありませんね」
サターニャ「アンタって本当の本当は悪魔なんじゃないの?」
サターニャ「ねえ、ラフィエル」
ラフィエル「なんですかサターニャさん」
サターニャ「ずっと一緒に居てくれる?」
サターニャ「無理なの!?」
ラフィエル「うふふ、冗談です」テカァ
ラフィエル「もちろん、サターニャさんのいるところならどこへでもついて行きますよーーーーー」
神様ありがとうございます
サターニャさんと出会えて私は
今
とても幸せです
*《happy end》*
元スレ
ラフィエル「そろそろ限界なんですけど」
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コメント一覧 (23)
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- 2017年04月21日 14:39
- 何でですか天真先輩。何で私じゃなくて月乃瀬先輩に連絡したんですか?私の方が月乃瀬先輩なんかより余程天真先輩のお力になれますよ?白羽先輩とあの悪魔がくっつこうがどうなろうか私の知るところではありませんが、天真先輩が私よりも月乃瀬先輩に連絡したのは何かの間違いですよね?私の方が月乃瀬先輩よりもずっと天真先輩の事を想ってるんですよ?なのに何で私を見てくれないんですか?ねぇ、何でですか?ねぇ、ねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇ…………。
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- 2017年04月21日 14:40
- 闇のサタラフィをきたいしたけどこれもまたよし
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- 2017年04月21日 14:59
- 長文コメは一発ネタで止めとけよ
もう飽きられてんじゃん
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- 2017年04月21日 15:08
- せっかくの門出ENDなのにどうしてハッピーエンドの両隣にケツの穴二つ並べた?
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- 2017年04月21日 15:59
- ※4
これはアスタリスクといってケツの穴を表し…うん間違ってないです
あなたは正しい
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- 2017年04月21日 17:08
- アスタリスクの用法って色んなのがあるけどケツの穴を表すこともあるのか勉強になったわ
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- 2017年04月21日 17:18
- 好意バレバレなサタラフィいいぞ……
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- 2017年04月21日 18:44
- 色々すべってるけど、ガウドロってだけで満足だわ!サンキュー!マクドウェル!
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- 2017年04月21日 18:57
- こいつらいつもイチャついてんな
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- 2017年04月21日 19:35
- たまには王道もいいね
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- 2017年04月21日 20:06
- 一方ガヴィーネは…
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- 2017年04月21日 21:04
- ※3
そうですか…。ではこれからは止めておきます。
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- 2017年04月21日 21:12
- 圧倒的な王道、好き。
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- 2017年04月21日 21:31
- 良いねぇ
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- 2017年04月21日 22:44
- ※1俺は大好きだぞ?
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- 2017年04月21日 22:55
- ※1
俺も好きだぞ?
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- 2017年04月21日 23:09
- ※1の名前もちゃんと改変してる辺り好き
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- 2017年04月22日 01:02
- 何でかわからないけど、読んでるうちにすげえチソコ勃ってたわ
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- 2017年04月22日 08:11
- ひたすら尊い
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- 2017年04月22日 09:11
- ※1擁護の時間差連投が自演にしか見えなくて草
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- 2017年04月25日 22:21
- ※1好き
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- 2017年04月26日 17:12
- 最近本当に※1らしき長文コメを見かけなくなってワロタwww
ワロタ・・・
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- 2017年06月01日 20:26
- ※1 お前のコメントの事が好きだったんだよ!