【ガヴドロ】ラフィエル「ガヴちゃん一緒に行きましょう?」
- 2017年04月14日 01:40
- SS、ガヴリールドロップアウト
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ヴィーネ「お花見に行きます!」
ラフィ「わー♪」パチパチ
ガヴ「行ってらっしゃい」
ヴィーネ「ガヴも来るの!」
サターニャ「お花見ってなに?花なんか見て何が楽しいのよ?」
サターニャ「なによガヴリール……苦虫噛み潰したような顔をしてこっち見ないでよ……」
ラフィ「!?サターニャさんが慣用句を!?」ガーン
ヴィーネ「ショック受けすぎでしょ……」
ガヴ「いや……サターニャと同意見なもんで悔しくって人生を考え直してた」
サターニャ「どういう意味よ!?」
ヴィーネ「あんたは本気で人生考えなさいよ……お花見っていうのは人間界の歴とした文化なのよ?」
ラフィ「みんなで呑んだくれて恥ずかしい芸を披露するんですよ~」
ガヴ「ラフィもしろよ?」
ヴィーネ「未成年は禁酒!綺麗な桜の下で楽しくピクニックするのよ、
舞い散る花びら!おいしいお弁当!あぁなんて優雅!」
サターニャ「ふ……ふーん?なかなか楽しそうじゃない?いいんじゃない?」
ガヴ「ヴィーネのテンションがいつも通りおかしなことになってるぞ……」
ガヴ「私はもうお前らの好感度マックスだから必要ないな」
ヴィーネ「……好感度とか……あんたゲームのやりすぎなんじゃないの?///」
サターニャ「なななな!?なにいってるのよ!私はまだマイナスなんだからね!///」
ラフィ「ちょっと両者テンプレすぎますかね……5点」
ガヴ「だな……」
ヴィネ・サタ「なにがよ!」
ガヴ「ラフィは?なんか反応ないの?」
ラフィ「はえ?あぁ……うぅ~ん……ん~!」
ヴィーネ「悩みすぎでしょう……」
ガヴ「お?」
ラフィ「ガヴちゃん大好き♡」キャルーン
ガヴ「0点」
ラフィ「えぇ~!なんでですかぁ~!」
サターニャ「よくわからないけど私の勝ちよね!?」
ヴィーネ「そうね……もうそれでいいじゃない?」
ラフィ「頑張ったのに~」プクー
ガヴ「やだ。ネトゲのほうが楽しい」
ラフィ「ヴィーネさんガヴちゃんのパソコン壊しちゃってください♪」
ヴィーネ「さすがにパソコンはかわいそうじゃない?まぁやるけど……」
ガヴ「ちょ!やめろやめろ!ラフィさっきの根にもってるだろ!わかった行くよ!お願いだからパソコンは許して!」
ラフィ・ヴィーネ「わぁい♪」
サターニャ「で?いついくのよ?」
ヴィーネ「明日よ?もう散っちゃうしね」
ガヴ「はえーよ……」
ラフィ「はい!ヴィーネ隊長!」
ヴィーネ「はい!ラフィエルくん?なんですか?」
ラフィ「私とサターニャさんでお弁当します!」
サターニャ「なんでよ!いやよ!あんたと一緒なんて!」
ガヴ「嫌な予感しかしないから却下。まずいもんなんて食いたくない」
ヴィーネ「……なんとなく不安だし私もお弁当組かな?」
ラフィ「む~じゃあ私とヴィーネさんですか?ちょっと難易度高いですね?」
サターニャ「いったい何の話をしてるのよ……」
ガヴ「っていうか私もお弁当志望だ」
ラフィ「え~?」
ヴィーネ「あんたのことだから場所とりなんて退屈で面倒だっていうんだろうけど……」
ガヴ「さっすが♪よくわかってるぅ」
サターニャ「そうよ!天界のツートップが聞いてあきれるわ!」
ガヴ「……私は自覚ある分マシかなあ?」
ラフィ「より悪質かと~」
ヴィーネ「じゃあガヴとサターニャ、私とラフィでジャンケンして負け二人が場所取りね?」
サターニャ「なんでわざわざ分けるのよ?」
ヴィーネ「調理実習での実績よ」
ガヴ「なら私は合格だろ?」
サターニャ「あれは結構いい出来だったじゃない?」
ヴィーネ「なにか言った?」ギロ
ガヴ・サタ「すみませんでした」
ラフィ「ちょっと食べてみたかったですね」
ヴィーネ「二度とごめんよ……じゃあいくわよ?じゃーんけん!」
一同「ぽん!」
ガヴ「えぇ~マジかよ……」
ラフィ「私も負けちゃいました~」
ヴィーネ「じゃあ私とサターニャがお弁当……ガヴとラフィで場所取りってことで」
ラフィ「サターニャさんの手料理楽しみにしてますね♪」
サターニャ「まっかせなさい!魔界の最高級の食材をとってきてあげるわ!」
ヴィーネ「もうそういうのいいから!材料は私が用意する!」
ガヴ「私やっぱりパスしたらダメ?」
ヴィネ・ラフィ・サタ「だめ!」
ガヴ「……やっぱ好感度マックスじゃん……」
ガヴ「しゃーないなぁ……」
ヴィーネ「それじゃあ明日の場所とりお願いね?昼までには行くから」
サターニャ「このサタニキア様のために最高の場所を用意するのよ!?」
ラフィ「はぁい♪」
ガヴ「へーい……」
ガヴリール「はぁ……なんでこんなことに……」
ラフィ「まぁまぁ~」
ガヴ「だいたい花見なんて言ってるけど誰も花なんて見てないじゃん」
ラフィ「やっぱり皆で飲み食いするのが楽しいんですよ~」
ガヴ「そこらじゅうから焼肉の匂いして気分わるいし!
なんでこんな所で肉焼くんだよ!奪ってきたらだめかな!?」イライラ
ラフィ「やってきます?」
ガヴ「このままお弁当……じゃないヴィーネ達が来なかったらやるかも……お腹すいた……」グゥ~
ガヴ「おお!でかしたラフィ!助かったよ」
ラフィ「え?」
ガヴ「……え?」
ラフィ「ガヴちゃんも食べるんですか?」
ガヴ「……何?見せただけ?」
ラフィ「うふふ♪冗談ですよ?食べてください」
ガヴ「もー!いただきます!」ガツガツ
ラフィ「は~い♪どうぞ~」
ガヴ「んぐ……こんな場所とはなんだ。誰もいない静かな一等地だぞ?」モグモグ
ラフィ「でも……ここ……」
ガヴ「ん?」ゴクン
ラフィ「ただの雑木林なんですけど……」
ガヴ「ここからでもちらっと見えるじゃん、桜」
ラフィ(これはあとでヴィーネさんに怒られますね~)
ラフィ「お粗末さまでした~人々を救えてよかったです」
ガヴ「ふぅ……」
ラフィ「ふぅ~……」
ガヴ「……」
ラフィ「……」
ガヴ「……暇」
ラフィ「ですねぇ……腕立てふせで勝負でもしますか?」
ガヴ「なんでラフィはちょいちょい筋トレ推すの?負けるからやだよ」
ラフィ「ガヴちゃん最近ぷにりーるなので……」プニプニ
ガヴ「うっ……やめろ!ほっぺたぷにぷにするな!」
ガヴ「ちょ……お腹はやめっ……あひゃっ……くすぐった……やめっ……やめろぉ!」ペチーン
ラフィ「いたい!胸ぺちんしたら痛いです!」
ガヴ「はーはー……しつこい!おっきくて叩きやすいのが悪い!」
ラフィ「えぇ~……」
ガヴ「全くラフィは……!」
ラフィ「すみません~♪」
ガヴ「拗ねてないって……撫でるのもやめて……」
ラフィ「うふふ♪」
ガヴ「はぁ……」
ラフィ「ふぅ……♪」
ガヴ「…………」
ラフィ「……風……気持ち良いですねぇ」ソヨソヨ
ガヴ「まだちょっと寒いね」
ラフィ「ですね~……」
ガヴ「ん~……」ノビー
ラフィ「天界ディスりすぎですよ~普通に手毬とか折り紙してましたよ」
ガヴ「……やっぱ昭和だったか」
ラフィ「あとは蹴鞠とかもしたじゃないですか」
ガヴ「江戸時代以前かな?」
ラフィ「卒業が近くなってからは学業がほとんどでしたけどね」
ガヴ「真面目だねぇ……」
ラフィ「ガヴちゃんが一番頑張ってたじゃないですか」
ガヴ「私はもう偽りの自分は忘れたんだ……」
ガヴ「なんか小馬鹿にされてる?」
ラフィ「してませんよ~」
ガヴ「じゃあラフィも一緒にネトゲしない?楽しいよ?」
ラフィ「延々とクリックするだけなんて家畜以下の真似、私はちょっと……」
ガヴ「はあ!?クリックだけじゃないし!ちゃんと状況を判断して常に位置を動かして必要なスキル使ってラグを含めた結果を予測して常に何手も考えなきゃいけないし!
アップデートを見越してビルドを考えないといけないし!もはや未来予測のレベルだよ?金策だって経済学の勉強になるし!
仲間との会話も重要なんだよ?普段からコミュニケーションきっちりとっておかないといざってときに自分に不利益だって学べるし!」
ラフィ「すごい早口!?ガヴちゃん落ち着いて!?ごめんなさい!」
ガヴ「はぁ……はぁ……」
ラフィ「お……お茶どうぞ?」
ガヴ「……ありがと」ゴクゴク
ラフィ「ネトゲは……遠慮しておきますね……」
ガヴ「……うん……そのほうがいいよ……」
ガヴ「あ~年少組に見せるために作ってたあれね……私あんな面倒なことよくやってたよな……」
ラフィ「特に桃太郎が好きでした~鬼のハラワタを引きずり出して首級を天高く掲げるシーンはもう圧巻でした!」
ガヴ「あ、多分それは私が作ったやつではないかな」
ラフィ「他にもかぐや姫でお爺さんが竹を切るシーンで間違って姫ごと……」
ガヴ「やめろ!なんでいちいちスプラッタなんだよ」
ラフィ「もう大笑いでしたよ~タプちゃんは泣いてましたけど」
ガヴ「笑えない……それラフィが作ったやつでしょ?」
ラフィ「あんな七面倒くさくて面白くない作業、私はやりませんでしたし……」
ラフィ「こんな先輩しかいないとタプリスも泣くわ」
ガヴ「んー?ああ……ラフィっていっつも心ここにあらずっていうか……」
ラフィ「そうでしたか?」
ガヴ「最初は天然ボケお嬢様なのかなーって思ってたけど……そんなこともなかったし」
ラフィ「私は天然のお嬢様ですよ~」
ガヴ「自分で言うなよ……ラフィって時々露骨につまんねーって顔するときあったから、なんかほっとけなかったんじゃない?」
ラフィ「顔に出ちゃうとは私もまだまだ修行がたりませんねぇ」
ガヴ「スプラッタホラー紙芝居は作った記憶ないけどな」
ラフィ「あれ~?」
ラフィ「うふふ♪ある意味そうかもしれませんけど~……う~ん」
ガヴ「けど?」
ラフィ「えっと……」
ラフィ「……私はずっと幸せですよ?」ボソッ
ガヴ「ん?何て?」
ラフィ「ガヴちゃん大好き♡って言ったんですよ~」
ガヴ「はぁ?何言ってんだ?3点」
ラフィ「えぇ~ひどい~」
ガヴ「そうやってからかってばっかだと本当にサターニャに嫌われるぞ?」
ラフィ「なんでサターニャさんが出てくるんですか~からかってませんよぅ!」
サターニャ「ちょっとガヴリール!ラフィエル!あんた達場所とりも満足にできないの!?」
ラフィ「あ!来ました!あはは……やっぱりここじゃだめでしたね」
ガヴ「……私も」ボソッ
ラフィ「ふぇっ?」
ガヴ「ん?」
ラフィ「……」
ガヴ「……何?」
ラフィ「……いえ……なんでも……」
ガヴ「……」プィッ
ラフィ「…………♡」
サターニャ「なにしてんのよ!早く来なさいよ!お腹ぺこぺこなんだから~」
ラフィ「は~い!……ガヴちゃん行きましょうか」
ガヴ「へいへい……ったく……」
ラフィ「ふふっ♪まぁまぁ~」
end
元スレ
ラフィエル「ガヴちゃん一緒に行きましょう?」
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ラフィエル「ガヴちゃん一緒に行きましょう?」
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コメント一覧 (17)
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- 2017年04月14日 01:48
- これからだよなぁ?
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- 2017年04月14日 01:55
- 今年は何人の学生たちが桜と共に散って行ったんだろうなぁ・・・
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- 2017年04月14日 01:57
- ガヴドロほのぼのを見るたびに、自分はまだこの世界でやれることがあると認識できる
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- 2017年04月14日 02:01
- ヴィネサタサイドの話も読んでみたいわ
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- 2017年04月14日 02:01
- お前にできることなんて何もねえよ
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- 2017年04月14日 02:02
- 実際、ガヴは他3人(+タプリス)から好感度MAX的な感じあるよな
ラフィは描写薄いから目立たないけど
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- 2017年04月14日 02:03
- 面倒くさそうな表情したガヴに手コキされたい、されたくない?
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- 2017年04月14日 02:07
- ※8
うわぁ…
お前マジで引くわ…
ラッパ吹くぞ
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- 2017年04月14日 03:01
- ガヴィーネサタラフィで並んで後ろで手繋いでそうなガヴラフィすこすこのすこ
直接脳内に語りかけて好き好き言い合ってそう
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- 2017年04月14日 03:16
- 米8、そんな感じの薄い本が、あった気がする
けど忘れた
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- 2017年04月14日 04:01
- ※8
かにかまさんじゃねーか!
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- 2017年04月14日 06:43
- ほのぼの系は読んでて安心するなぁ…
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- 2017年04月14日 07:05
- 桜のごとく散る新社会人も多そうね
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- 2017年04月14日 13:13
- ほのぼの好き
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- 2017年04月14日 21:20
- これめっちゃ良いな
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- 2017年04月14日 22:40
- ガヴラフィ増えて
まさかのネタかぶりとか