ラフィエル「サターニャさんってもしかしてサキュバスなのかもしれませんね」サターニャ「えっ」
- 2017年04月10日 05:10
- SS、ガヴリールドロップアウト
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ラフィエル「あのー」
サターニャ「なによ?」
ラフィエル「サターニャさんって、どういった類の悪魔なんでしょう?」
サターニャ「えっ」
サターニャ「類って…ほら、あれよ、大悪魔!」
ラフィエル「大悪魔って何をする悪魔なのでしょう?」
サターニャ「そりゃもう悪行の限りを尽くすまでよ!」
ラフィエル「例えば?」
サターニャ「うぐっ…!べ、別にあんたには関係ないでしょ!」
サターニャ(特に思いつかない…!!)
サターニャ「へぇ、あんたが…いい心がけじゃない!」
ラフィエル「サターニャさんがどういった悪魔なのか、少し心当たりがありますよ?」
サターニャ「!」
サターニャ「な、なになに!?」
サターニャ「教えなさいよ!」
ラフィエル「サターニャさんって」
ラフィエル「もしかして、サキュバスなのかもしれませんね」
サターニャ「えっ」
ラフィエル「サキュバスです」
サターニャ「いや、聞こえてるけど」
サターニャ「サキュバスってあれじゃん」
サターニャ「あの…ほら、え…えっちぃ…ことするやつじゃない?」ボソボソ
ラフィエル「あら、ご存知でしたか?」
サターニャ「あ、当たり前でしょ!悪魔なんだから!」
サターニャ「無い無い無い!」
ラフィエル「あらぁ…自覚が無いんですね…」
サターニャ「なんの自覚よ!?」
ラフィエル「サターニャさん、こんなに魅力的なのに…」クスッ
サターニャ「えっ…えぇぇぇ…」
ラフィエル「私、サターニャさんに魅了されてます」
サターニャ「気持ち悪いからやめて」
サターニャ「…!」
ラフィエル「それに」
ラフィエル「天使である私を惑わす…それは間違いなく悪魔的な行為なはず…!」
サターニャ「!!」
ラフィエル「まだ自覚が無いようだからいいものの…」
ラフィエル「サターニャさんが本気を出したら私は一体どうなってしまうのでしょう…!」
ラフィエル「あぁっ…!考えるだけでも恐ろしい…!」
サターニャ「えっ…あ、そーなんだ…」
サターニャ「ふ、ふふん!そうでしょそうでしょ!私の力を持ってすれば天使を魅了するくらい楽勝よ!」
サターニャ「自覚は無かったけど!滲み出る悪魔的オーラは隠しきれないってわけね!」ドヤッ
ラフィエル(あ、乗ってきました)
サターニャ「ところで、サキュバスって本気出したら何をすればいいわけ?」
ラフィエル「あら~」
ラフィエル「先ほどサターニャさん自身で少し言ってたじゃないですか?」
サターニャ「言ったっけ?」
ラフィエル「うふふ」
サターニャ「笑ってないで教えなさいよ!」
ラフィエル「それでは今日、サターニャさんのお家に行っても?」
サターニャ「なんでよ!」
ラフィエル「知りたくなければいいんですけどー」
サターニャ「…わ、わかったわよ、来なさいよ」
サターニャ「で、どうすればいいのよ?」
ラフィエル「私はもう…サターニャさんに魅了されています…」
ラフィエル「そこから堕とすには…!」
サターニャ「には…!?」
ラフィエル「えっちぃこと…ですよ?」
サターニャ「…は?」
サターニャ「はぁぁぁぁぁぁぁ!?」
ラフィエル「覚悟はしてます…この体、サターニャさんの好きなようにしてやってください!」
サターニャ「ちょ、ちょっと!するわけないでしょ!」カァッ
サターニャ「そーゆーのは恋人とか…!」
ラフィエル「部屋まで連れ込んでおいて今更そんなこと言うんですね?」
サターニャ「呼んでないし!あんたが来たいって言ったんでしょーが!」
サターニャ「置いとかないわよ!もう帰りなさいよ!」
ラフィエル「いいんですか?」
サターニャ「な、なにが…」
ラフィエル「天使を堕とすチャンスを棒に振ってしまって…」クスッ
ラフィエル「それに、経験も無しではサキュバスとしてヒヨッコもいいとこです」
サターニャ「ぐぬっ…うぅー…!!」
サターニャ「で、でも…やり方とか知らないし…」
ラフィエル「じゃあ」
ラフィエル「まず」
ラフィエル「ちゅーからいきましょう」
ラフィエル「はい! ちゅーさんです!」
サターニャ「ええ!? で、でも……こう言うのは好きな人とするもんでしょ」
ラフィエル「サターニャさん!」
サターニャ「は、はい」
ラフィエル「私はサターニャさんのこと、大好きですよ?」
サターニャ「え? あ、ありがとう」
ラフィエル「それにサターニャさん、サキュバスたる者、ちゅーも出来なければサキュバス失格ですよ?」
サターニャ「で、でもいきなりキスとは……難易度高いじゃない」
ラフィエル「キスから始まるなんとかと言いますし、スタート地点がちゅーですよ」
ラフィエル「まずは私とちゅーをして、練習をしてみましょうか」
サターニャ「う……うん」
ラフィエル「さあ! ……さあ!」
サターニャ「う……うう……」 カアァー
ラフィエル「あらあら、サターニャさんのお顔が真っ赤ですよ」
サターニャ「しし、仕方ないじゃない! 初めてなんだから!」
ラフィエル「安心してください! 私も初めてです!」
サターニャ「う……うーん、やっぱり今度にしない?」
ラフィエル「今日できることは今日やる。そうでないとガヴちゃんみたいに駄天使になっちゃいますよ」
ラフィエル「ですから……さあ!」
サターニャ「う……先にヴィネットで練習とかじゃダメかしら?」
ラフィエル「サターニャさん!」
サターニャ「は、はい!」
ラフィエル「ガヴちゃんを墜とすための練習ですよ? なのに悪魔のヴィーネさんでは意味がありませんよ」
サターニャ「うぐっ……屁理屈な気がするけど理屈は通ってるわね」
ラフィエル「それにサターニャさんの赤い髪……」 ファサッ
サターニャ「ふええっ!? ちょ、ちょっと! なに急に触ってるのよ!」
ラフィエル「ほら!」
ラフィエル「運命の赤い糸ですね!」
サターニャ「うー、違うでしょ! ほらっ」
ラフィエル「人差し指……ですか?」
サターニャ「左手の人差し指は心臓に近い指って言われてるのよ」
ラフィエル「まあ! まあ!」
サターニャ「……顔、ほこりが付いてるわよ」
ラフィエル「え? どこですか?」
ラフィエル「はい!」
サターニャ「――――」 チュッ
ラフィエル「!?」
サターニャ「練習! こ、これは練習なんだからね!」
ラフィエル「サターニャさん!!」
サターニャ「なーーっ! 抱きつくんじゃないわよ暑苦しいじゃない!!」
ラフィエル「……だめ……でしたか?」
サターニャ「……もう、今日だけよ」
ラフィエル「はいっ!」
おわり
元スレ
ラフィエル「サターニャさんってもしかしてサキュバスなのかもしれませんね」サターニャ「えっ」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1491666836/
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コメント一覧 (15)
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- 2017年04月10日 05:20
- これはいいですわゾ〜…というかどっちがサキュバスなんですかね〜
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- 2017年04月10日 05:43
- ※1
ラフィエルさんなにしてんすか?
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- 2017年04月10日 06:21
- 本番も欲しかった
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- 2017年04月10日 06:36
- 色欲のサターニャ
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- 2017年04月10日 07:00
- いいぞ〜〜〜〜
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- 2017年04月10日 07:59
- これ途中から違う人が書いてるのか
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- 2017年04月10日 11:10
- 新しい無知シチュ
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- 2017年04月10日 12:57
- とても良い悪魔
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- 2017年04月10日 14:19
- あら^~
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- 2017年04月10日 15:48
- 頭の悪い行動なのにわりと戦略的でわらう
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- 2017年04月10日 16:55
- まだこっからだろうが
こんなんじゃ満足できねぇぜ
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- 2017年04月10日 19:46
- おいフザけんなよ
生殺しなんてお前おいフザけんなよ
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- 2017年04月10日 20:56
- あら^~あらあら^~
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- 2017年04月11日 10:07
- 本番書いたらここに載せられないだろ!
本番どころか出産までしてるSSは沢山あるのにここには載ってないし
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- 2017年08月08日 09:09
- ラフィサタはいいぞ