聖ガヴリール「学校が休みです!今日一日を皆さんに尽くしましょう!」
- 2017年04月06日 04:40
- SS、ガヴリールドロップアウト
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ガヴリール「取り敢えずお掃除をしましょう!」
ガヴリール「〜♪」
ガヴリール「あっ!こことかこんなに汚れています!」
ガヴリール「しっかり掃除しておきましょう!」
ガヴリール「あっ!ここも……ケホッケホッ……」
ガヴリール「ま、ますくをつけるのを忘れてしまいました……」
ガヴリール「……えっと………あった!」
ガヴリール「……とは言っても遅かったですね」
ガヴリール「ほとんど終わってしまいました」
ガヴリール「では次なにしましょう」
ピーンポーン…………
ガヴリール「朝早くから客人ですね はーい!」
ガヴリール「ラフィじゃないですか!どうしたんですか?」
ラフィエル「遊びに来ました!」
ガヴリール「遊びですか……?でも今日は皆さんに導きを……取り敢えず入りますか?」
ラフィエル「あーはい おじゃましまーす」
ラフィエル「そうなんですかでも天使にも休暇は必要だと思いますよ?」
ガヴリール「いいえ!私は皆さんを導くためなら休暇はいりません!」
ラフィエル「ガヴちゃんはえらいですねー」
ラフィエル「そうですねー残念ですねー」
ガヴリール「はい……」
ラフィエル「はい」
ラフィエル「はい?」
ガヴリール「きょ、きょうは遊べないので……」
ラフィエル「そうですね」
ガヴリール「あの……」
ラフィエル「えっなんでですか?」
ガヴリール「えっと………遊べないので……」
ラフィエル「あーそういうことですか」
ガヴリール「本当ですか!?」
ラフィエル「えぇ私も天使ですしね!」
ガヴリール「ありがとうございます!ラフィ!!」ギュー
ラフィエル「おうふ……」
ガヴリール「あ!待ってくださいラフィ」
ラフィエル「どうかしましたか?」
ガヴリール「まだ朝ごはんを食べていないので……」
ラフィエル「私も食べてません!!」
ガヴリール「……?ああ!では一緒に食べましょうラフィ!」
ラフィエル「はい!」
ラフィエル「むしろ手料理のほうがいいです!」
ガヴリール「ありがとうございます!何か食べたい物とかありますか?」
ラフィエル「チキンラーメン」
ガヴリール「もう3時か…早いな」
ラフィエル「あぁいえなんでもありません……」
ガヴリール「は、はぁ……な、なにがいいですか?」
ラフィエル「そうですね……一汁一菜で小鉢もいくつかほしいですね」
ガヴリール「わかりました!!」
ラフィエル「えっ」
ラフィエル「ほ、ほんとに作るんですか?」
ガヴリール「……?はい!」
ラフィエル「そ、そうですか……がんばってください……」
ガヴリール「はい!」
ラフィエル「すみません……」
ガヴリール「?」
ラフィエル「おぉぅ……朝から凄いですね……」
ガヴリール「ラフィのために頑張りました!」
ラフィエル「すみません……」
ガヴリール「?」
ラフィエル「立派な定食ですね……」
ガヴリール「ありがとうございます!ラフィに褒められました!」
ガヴリール「……ど、どうですか……?」
ラフィエル「美味しいですよほんとに」
ガヴリール「また褒められてしまいました!」
ラフィエル「……マジうっま…………」
ガヴリール「あ!待ってください!!」
ラフィエル「どうかしました?」
ガヴリール「食器を洗うので待っててください!!」
ラフィエル「あっはい」
ガヴリール「ラフィごめんなさい!!すぐ終わります!!」
ラフィエル「ガンバッテ」
ガヴリール「おわった!ラフィお待たせしました!」
ラフィエル「この和菓子もなんとも……」モグモグ…ズズッ…
ガヴリール「ラフィ……?」
ラフィエル「え?ああ…はい!導いていきましょう!!」
ガヴリール「おー!!」
ラフィエル「ガヴちゃん!待ったです!」
ガヴリール「どうしました!?」
ラフィエル「そんなにブチブチ毎日引きちぎっては雑草がかわいそうです」
ガヴリール「た、たしかに!」
ラフィエル「その調子ですべての雑草を抜いていくとなると全土荒れ地にするつもりですか?」
ガヴリール「す、すみません……」
ラフィエル「雑草だって生きていのです 私達が導く対象なのです!」
ラフィエル「今度からは気をつけてくださいね」
ガヴリール「ラフィのお陰で間違いをせずにすみました!!そうですね植物を虐めるのはやめましょう!」
ラフィエル「そうですねーですがこの雑草は邪魔なので引っこ抜きましょう えいっ!」ブチィ!
ラフィエル「そうですねー……では私から提案していいですか」
ガヴリール「ラフィの案ですか!?聞きたいです!」
ラフィエル「そうですねー」
ガヴリール「うん!」
ラフィエル「他の動植物も導くのです」
ガヴリール「そうですね!」
ラフィエル「ですからえーと……」
ガヴリール「?」
ラフィエル「えーと……あっあそこにいるワンちゃんを導きましょう!」
ガヴリール「ワンちゃんをですか!?」
ラフィエル「はい!やはりまずは哺乳類からで……」
ガヴリール「ネコちゃんじゃだめですか……?」
ラフィエル「ネコはこの辺いませんしねー……」
ガヴリール「ワンちゃんですか……」
ラフィエル「?」
ラフィエル「えっなんでですか」
ガヴリール「えっと……あのワンちゃんはとても強く生きているので私達の手は不必要です!」
ラフィエル「そうですか?」
ガヴリール「はい!あの子は強い子です!!」
ラフィエル「?」
ラフィエル「あーあなるほど……」
ガヴリール「ど、どううかしましたか……?」
ラフィエル「ワンちゃんに慣れていきましょう!!」
ガヴリール「え!怖いです!!じゃなくてワンちゃんは強くて……」
ラフィエル「はいはい行きますよー」
ガヴリール「あぁ!待ってラフィ!ワンちゃん怖いです!!」
犬「はて……あれは“らふゐゑる”殿か?」
犬「!…またあの甘味をいただけるのであろうか!」
ガヴリール「ラ、ラフィからどうぞ!!」
ラフィエル「ガヴちゃんが今日は皆さんを導くと言いましたし……頑張ってください!!」
ガヴリール「えぇ!?ラフィ!」
ラフィエル「はやくはやくー」
ラフィエル「エンジェルフィンガーで撫でてあげればいいと思いますよ」
ガヴリール「さ、さわるんですか!?」
ラフィエル「頑張ってください!」
ガヴリール「ラフィ〜!」
犬「」ワンッ
ガヴリール「お、怒ってませんか!?」
ラフィエル「大丈夫ですよ〜」
犬「」フリフリッ
ラフィエル「ほらしっぽもふってますし」
ガヴリール「ほ、ほんとうですかー!?」
ガヴリール「ワ、ワンちゃんさんごめんなさい!」ワシャワシャ
犬「」
ガヴリール「……か、噛んでこないですね」
犬「」
ガヴリール「ラ、ラフィ!やりました!!」
ラフィエル「やりましたね!!」
ガヴリール「ご褒美…?あ、ありがとうございますラフィ!」
ラフィエル「え?ああガヴちゃんにではありませんよ」
ガヴリール「え?そ、そうなんですか……」シュン…
ラフィエル「この子にです」
犬「」ウマッウマッ
ラフィエル「そうなんですか?でもこの子よく食べますよ」
犬「」ソレガシ…カンミガ……ウマッウマッ
ガヴリール「し、しんじゃいますよ!?」
ラフィエル「そうなんですか?もういくつもかっさらって……」
ガヴリール「しんじゃだめですよ!?」
ラフィエル「大丈夫ですよ…たぶん」
ガヴリール「ラフィがそういうなら……」
犬「」ウマッウマッ……
ラフィエル「次ですか?次は……」
ガヴリール「……?」
チョットーイヌー?ドコイッタノヨー
ラフィエル「あっあれを導きましょう!」
ガヴリール「あれですか……?」
ラフィエル「あの人を導きましょう」
ガヴリール「あの人は誰ですか?」
ラフィエル「あの人は大悪魔です」
ガヴリール「大悪魔ですか!?危なくないですか!?」
ラフィエル「ですからガヴちゃんの手で浄化させるのです!!」
ラフィエル「ガヴちゃんは首席だから出来ますよ」
ガヴリール「そ、そんな!ラフィも手伝ってくださいよ!」
ラフィエル「頑張ってください!首席!!」
ガヴリール「からかわないでくださいよ〜!」
ガヴリール「そうですね…遠距離に持ち込めれば安全ですね」
ラフィエル「ただ…あの大悪魔は何をしてくるのか分からないので」
ガヴリール「な、なにをしてくるんですか?」
ラフィエル「こう……ガヴっと……」
ガヴリール「…………わ、わたし死んでしまうのでしょうか……?」
ガヴリール「そ、そこの悪魔さん!」
サターニャ「うん?」
ガヴリール「あなたを更生してもらいます!」
サターニャ「更生……?どういうことよ?」
ガヴリール「えっ…ちょ、ちょっと待ってください!!」ダッ
サターニャ「何だったのかしら……?」
ガヴリール「ラフィ!やっぱりついてきてください!」
ラフィエル「いえ私は次席なので」
ガヴリール「なおさら手伝ってくださいよ!」
ラフィエル「次席は首席の足を引っ張ってしまいます」
ガヴリール「ラフィのいじわる!!もう一人でいい!!」ダッ
ラフィエル「あっ……」
サターニャ「……なんで鳴いてるのよ」
ガヴリール「泣いてなんかいません!」グシグシッ
サターニャ「そ、そう……」
ガヴリール「勝負です!」
サターニャ「まあいいわ!私を悪魔と見破ったのは褒めてあげる!!」
ガヴリール「浄化させます!」
サターニャ「このサタニキアをどのようにして浄化させるのかしら…トランプ?じゃんけ…」
ガヴリール「喰らいなさい!天使の弓!!」ドシュッ!
サターニャ「ぐはっ!!」
ガヴリール「ふぅ……」
サターニャ「」チーン
ガヴリール「ラフィ!……あっ……」
ラフィエル「ガヴちゃん大丈夫ですか?」
ガヴリール「…………」
ラフィエル「……?ガヴちゃん?」
ガヴリール「ラフィなんて知りません!」
ラフィエル「えっ」
ガヴリール「ふんっ!」
ラフィエル「嫌われてしまいました……」
ガヴリール「…………」
ラフィエル「……あっサターニャさん助けなきゃ」
サターニャ「…………うぅ」
ガヴリール「ラフィは悪魔のほうが心配なんですか!」
ラフィエル「えぇ……」
サターニャ「……うぅ………はっ!ここは!?」
ラフィエル「あ、サターニャさんおはようございます」
ラフィエル「あっ導いていまして」
ガヴリール「ラフィは悪魔とお友達なんですか!?悪いお友達ですか!?」
サターニャ「だ、だれよ……これ…」
ラフィエル「ガヴちゃんです」
ガヴリール「ラフィのバカ!」
ラフィエル「私がこうしました」
サターニャ「えっ意味がわからないんだけど」
ラフィエル「最近は少し駄天しすぎていたので」
サターニャ「あなたなんでもできるのね……」
ガヴリール「ラフィは悪魔とおしゃべりしている方が楽しいんですね!」
ラフィエル「ね?」
サターニャ「なにがよ……」
サターニャ「かまってあげなさいよ……すごい怒ってるわよ」
ラフィエル「そ、そうですね…これはまずいです……」
ガヴリール「ラフィのバカ!アホ!」
ラフィエル「ガヴちゃん気を鎮めてください……」
ガヴリール「知りません!」
ラフィエル「ガヴちゃんを一人で行かしたのはこの悪魔の人は私の友達だからです」
ガヴリール「悪魔と友達になるような悪い人はもっと知りません!」
ラフィエル「あらら……」
ラフィエル「いやしつこいんですよ」
サターニャ「また悪魔さんとおしゃべりするんですね!」
ラフィエル「サターニャさんが言ってくださいよ」
サターニャ「なんでよ」
サターニャ「あらら……って何諦めてるのよ」
ラフィエル「いやしつこいんですよ」
ガヴリール「また悪魔さんとおしゃべりするんですね!」
ラフィエル「サターニャさんが言ってくださいよ」
サターニャ「なんでよ」
ラフィエル「そうですねー……」
ガヴリール「悪魔と友達になるなんて天使失格ですよラフィ!天使は天使同士で仲良くしましょうって校長先生も!!」
ラフィエル「あっそうだ」
ラフィエル「ガヴちゃんもですよ!!」
ガヴリール「え……そ、そんなことはありません!私は天使同士で仲良くしようと……」
ラフィエル「天使であれば悪魔も平等に愛するべきです!」
ガヴリール「そ、それは……」
ラフィエル「それとそんなに怒っては天使失格です!ろ…天使は常に笑顔を絶やしてはいけませんぞ!!」
ガヴリール「でも……ラフィが悪いんだから!!」
ラフィエル「それは私の友達と仲良くなってほしかったからです!決して面白そうとかそういうことではありません!」
サターニャ「それだったら一人で行かせるんじゃなくて一緒に行くわよね」
ラフィエル「私の大好きなガヴちゃんに私の友達を紹介したかったんです!」
ガヴリール「ほ、ほんとうですか……?」
ラフィエル「マジマジ」
ラフィエル「わかってくれればいいんですよ」
ガヴリール「私もラフィが大好きですよ!」ギュー
ラフィエル「おっふ……」
サターニャ「……そういえばどうやって直すのよそれ」
サターニャ「やらかしたんだから直しときなさいよ」
ガヴリール「?……な、なんの話をしてるんですか?私の事ですか?」
ラフィエル「それはですねー…えーと…たしか……」
ガヴリール「またラフィ私を無視する!」
ラフィエル「この首のところをチョップで……えいっ!!」
ガヴリール「うっ……」ドサッ
サターニャ「何殺してるのよ!?」
サターニャ「不確かなの!?」
ガヴリール「うっ……うぅん……」
サターニャ「生きてる!」
ガヴリール「……うぅ…何処だここ?」
ラフィエル「あっ直りましたね」
ガヴリール「ラフィとサターニャ…?どうしたんだ?」
ラフィエル「色いろあったんですよ」
ガヴリール「……あっ!今何時!?」
ラフィエル「えっと…12時とちょっとですね」
ガヴリール「がっつりイベント始まってんじゃん!!」
サターニャ「……そういえばなんでこんなことしたのよ」
ラフィエル「駄天したので……」
サターニャ「それだけじゃないでしょ?なんかあったの?」
ラフィエル「あー睡眠とプライドを害されたので」
サターニャ「……?」
寝ろ
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聖ガヴリール「学校が休みです!今日一日を皆さんに尽くしましょう!」
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コメント一覧 (12)
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- 2017年04月06日 05:56
- あの畜生ガヴの続きかよw
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- 2017年04月06日 06:32
- あのガヴにやられたのなら仕方ないですね………
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- 2017年04月06日 06:37
- なるほどw
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- 2017年04月06日 06:41
- 犬はまさか……
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- 2017年04月06日 07:29
- 駄天使でも聖天使でもめんどくさいなこのガヴリールはw
-
- 2017年04月06日 08:37
- 属性に関係なくかまってちゃんなのはめんどくさいな
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- 2017年04月06日 08:58
- こっちのがまだマシに感じるのはデレるからだろうか…
-
- 2017年04月06日 11:50
- ん、前作があるのか?
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- 2017年04月06日 12:04
- あのSSの続きかよw
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- 2017年04月06日 15:06
- まず畜生ガヴと例の犬を書いてた人が同じだった事に驚き
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- 2017年04月06日 15:59
- 犬のSSの時の文才はどうした()
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- 2017年04月07日 11:52
- 畜生カブの時のラフぃの反応好きだった