サターニャ「あれは…グラサンじゃない!」
- 2017年04月03日 03:10
- SS、ガヴリールドロップアウト
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サターニャ「これで仕送りがうんと増えること間違いなしね!何に使おうかしら!…うん?」
グラサン「……」スタスタ
サターニャ「あれは…グラサンじゃない!見つかったらマズイわね…隠れましょう」
グラサン「…」チラッチラッ
サターニャ「…?怪しいわね。周囲を気にしている?」
グラサン「…」スー
サターニャ「裏路地に入っていったわ!まさか!…」タッタッタ
仔猫「ニャーニャー」
グラサン「おお、胡桃沢か…。」
サターニャ「な…なによ!この仔猫たちは!」
グラサン「前にここで、このダンボールに入った仔猫たちを見つけてな…。家では面倒を見れないから、こうして生徒たちの昼休みの合間に来てやってるんだ」
グラサン「仲間に猫アレルギーのやつがいてな。家に入れることが出来ないんだ。」
サターニャ「そうなのね…。じゃあ、私の家はどう?ペットOKだし」
グラサン「いいのか?だが、この量だ。しっかりと世話できるのか?お前に」
サターニャ「失礼ね!こう見えても私は犬を飼ってるのよ!ペットが5~6匹増えたところで全然構わないわ!」
グラサン「感謝する。だが、学校をサボるのは良くないな?胡桃沢」
サターニャ「げっ!忘れてた!」
グラサン「明日、昼休みに職員室に来い」
サターニャ「」
グラサン「来たか、胡桃沢」
サターニャ「」ガタガタ
グラサン「そんなに怯えなくていいじゃないか。今回は叱りたくて呼んだんじゃないんだ」
サターニャ「え?」
グラサン「で?どうだ?家に一晩仔猫たちを置いた感想は」
サターニャ「え?…あぁ!そんなの余裕に決まってるじゃない!私は大悪魔よ!(本当は手に負えないけど…)」
グラサン「そうか、大丈夫そうだな。よし、行っていいぞ」
サターニャ「それだけ?怒らないの?」
グラサン「ああ」
サターニャ「…邪魔したわね!それじゃ!」ビシャン
ガヴリール「お前、本当に悪魔か?」
サターニャ「あ、あんた達!どうしてここにいるのよ!」
ガヴリール「なんか放心したお前がフラフラと職員室に行くのを見たからな」
ヴィーネ「そうそう!また叱られるのかと思ったら、猫を飼うだなんて聞いたから驚いちゃって!」
サターニャ「う…うるさいわね!ていうかどうして捨て猫って分かるのよ?」
ガヴリール「ああ、それは…」
ラフィエル「私が1週間前からサターニャさんの携帯電話に盗聴器を仕掛けて置いたからですね~」
サターニャ「なんてことしてくれてるのよ!犯罪よ!?今すぐ取りなさい!」
ラフィエル「残念です~」
サターニャ「ったく!もう2度と盗聴器なんて仕掛けるんじゃないわよ!」
ラフィエル「了解しました~」
ヴィーネ「それはそうとして、サターニャの家に行きたいんだけど、今日大丈夫?」
サターニャ「問題ないわ!家の仔猫たちがあなたを歓迎するわ!」
ヴィーネ「やった!猫ちゃん♪猫ちゃん♪」
ガヴリール「じゃ、私は家でネトゲでもしますかね」
ヴィーネ「ガヴは来ないの?」
ガヴリール「今日限定のイベントがありますから」
ヴィーネ「そう…気をつけて帰りなさいよ」
ガヴリール「へいへい」
ヴィーネ「ラフィ…はいないわね。もう帰ったのかしら?」
サターニャ「ヴィネット!はやく来ないと置いてくわよ!」
ヴィーネ「少しは待ちなさいよ…」ハァ
サターニャ「さあ、着いたわよ!…って、ああ~!」
犬「ワン!ワン!」
仔猫「キシャー!キシャー!」
ドッタンバッタン
ヴィーネ「放してたらそうなるわよ…」
おしまい
元スレ
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サターニャ「あれは…グラサンじゃない!」
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コメント一覧 (6)
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- 2017年04月03日 04:13
- オチが弱い
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- 2017年04月03日 05:01
- ドッタンバッタン
大騒ぎ~
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- 2017年04月03日 10:43
- えぇ…
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- 2017年04月03日 11:24
- 唐突すぎません?
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- 2017年04月03日 19:13
- 唐突すぎでは………
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- 2017年04月03日 23:47
- 雑