ラフィエル「お家にお邪魔しても良いでしょうか」
- 2017年03月29日 03:10
- SS、ガヴリールドロップアウト
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ラフィエル「お邪魔しまーす」
サターニャ「なんか普通に家に来る方が珍しい気がするわね」
サターニャ「大体侵入よね」
ラフィエル「そんなに侵入しているわけではありませんけどね」
犬「ワンワン!」
ラフィエル「おーよしよしー」
犬「クウン」
サターニャ「私が撫でてもそんな声で鳴かないじゃない!」
ラフィエル「あらあら、やきもちでしょうか」
サターニャ「別にそんなんじゃないし!」
サターニャ「ただ使い魔として服従すべき相手を見誤ってるんじゃないかと……」ゴニョゴニョ
サターニャ「も、もういいでしょ!」
サターニャ「何か飲み物持ってくるわ」
ラフィエル「私カフェオレがいいです」
サターニャ「無いわよそんなもん」テクテク
ガチャバタン
ラフィエル「?」
犬「……」プリプリ
ラフィエル「ほう……」
犬「」スッキリ
ラフィエル「サターニャさんの部屋でうんちをするとはやりますねえあなた」
ラフィエル「まあわんちゃんですからあまりおかしくはないんですけどね」
ガチャバタン
サターニャ「お前またやったわねーっ!」
ラフィエル「しつけはなさってないんですか?」
サターニャ「してるわよ!」
サターニャ「でもこいつ全く言うことを聞かないの」
ラフィエル「賢い子ではあるんですけれどね」
犬「ワン」
サターニャ「あんたわざとやってるんじゃないの?」
犬「ワンワン」
サターニャ「それならいいけど……」
ラフィエル(会話してる!?)
テキパキ
フキフキ
ラフィエル「……」
ラフィエル「なるほど」
サターニャ「なんで何か思いついたみたいな顔してるのよ」
ラフィエル「あぁ、いえ」
ラフィエル「なんでもないです」
ラフィエル「……」
ラフィエル(うんちを片付けるサターニャさん……)
ラフィエル(なんでしょうね、汚いものと綺麗なもののベストマッチ感は)
ラフィエル(何かに目覚めそうでした)
ラフィエル(……)
ラフィエル(よし)
ペットショップ店員「ありがとうございましたー」
ラフィエル(サターニャさんの家に置いてあったドッグフードは確認しておきましたから同じものを購入することが出来ました)
ラフィエル(計画を整理しましょう)
ラフィエル(今日から私はサターニャさんのところの犬と同じ食生活をします)
ラフィエル(これは私のうんちを少しでも犬に似せるためです)
ラフィエル(私のうんちが十分に犬のうんちになったら)
ラフィエル(サターニャさんのお部屋でサターニャさんが退席した隙にうんちをします)
ラフィエル(サターニャさんはうんちを犬のうんちと勘違いして片付けるでしょう)
ラフィエル(その姿を見て私は背徳感を得る)
ラフィエル(完璧ですね)
ラフィエル「ドッグフードと水とメロンパンだけの生活はなかなか堪えますね」
ラフィエル「でもそれも全ては大いなる計画のため」
ラフィエル「サターニャさーん」
サターニャ「おはようラフィエルなんか痩せた?」
ラフィエル「はい3キロほど」
サターニャ「大丈夫なの? ちゃんと食べてる?」
ラフィエル「大丈夫ですよ」
サターニャ「はあ!?」
サターニャ「別にただサタニキアブラザーズの体調管理は師匠である私の務めっていうだけで……」
ラフィエル「今日、サターニャさんのお家にお伺いしても?」
サターニャ「え? いいわよ」
ラフィエル「じゃあ放課後お邪魔しますね」
ラフィエル「お茶菓子、楽しみにしています!」
サターニャ「たいしたものはないわよ」
ラフィエル「大悪魔であるサターニャさんのことですからきっと私のような小物では一生目にする機会のないようなお茶菓子をご用意してくださるに決まっています」
サターニャ「と、当然よ!」
ラフィエル「うふふ」
犬「ワンワン」
サターニャ「じゃあお茶入れてくるわね」
ラフィエル「そういえば今日は新しいちゃようを持ってきたんですよ」
サターニャ「ちゃよう?」
ラフィエル「お茶の葉っぱと書いて茶葉です」
サターニャ「ちゃばじゃないの?」
ラフィエル「本来はちゃようと読むところをメディアがちゃばと誤って発信したせいでちゃばという読み方が一般的になったのだとか」
サターニャ「へー」
サターニャ「まあどうでもいいんだけど」
サターニャ「じゃあ今日はそれを淹れてみるわね」
ラフィエル「お願いします」
ガチャバタン
ラフィエル(私も人の家でのうんちは慣れていませんから)
ラフィエル(どのくらい時間がかかるかわかりませんからね)
ラフィエル(お湯が沸かしている間に帰ってくる可能性もありますが)
ラフィエル(前に来たときにヤカンに細工をして沸騰しても音がならないようにしておいたので)
ラフィエル(サターニャさんはそばでお湯を見張るはずです)
ラフィエル(部屋に居ては沸騰してもわかりませんからね)
犬「クウン?」
犬「ワン!」
ラフィエル「うふふ、偉いですね」
ラフィエル「さて」ヌギッ
ラフィエル「ん、む……」グヌヌ
ラフィエル(あぁ、なにやってるんでしょう私は)
ラフィエル(ご友人の部屋でうんちをしようとしている)
ラフィエル(もしこんな姿見られたらどうなることか)
ラフィエル(下手すれば通報ですよね)
ラフィエル(私だったら通報します)
ラフィエル(おかしい……出ない……)
ラフィエル(緊張のせいでしょうか)
ラフィエル(あ、でももう少し……)グヌヌヌヌ
ラフィエル「んっぐぅ!」ボフン
ラフィエル「ふう……あら」プシャアアア
ラフィエル「大きい方だけのつもりがつい小さい方まで……」シャァァ
ラフィエル「別々に出す訓練もしないとですね」プシュゥ
ラフィエル「拭くものがありません!」
ラフィエル「部屋を見渡す限り拭けるものはサターニャさんの衣服しか……」
ラフィエル「流石にそれは出来ません」
ラフィエル「仕方ないですね」
ラフィエル「このまま下着を穿きましょう」
ラフィエル「うぅ……」
ラフィエル「気持ち悪い……」
ラフィエル「でも客観的に見て気持ち悪いのは私ですかね」
ラフィエル「ふう……」
ガチャバタン
サターニャ「お前また!」
サターニャ「しかもおしっこまで!」
サターニャ「もー! ぐちゃぐちゃじゃない!」
サターニャ「っていうかラフィエルも見てたなら止めなさいよ!」
ラフィエル「いやー、うふふ」
サターニャ「もう、お茶が冷めるまえに早く片付けなきゃ」
テキパキ
一旦手に取ったそれをトイレに流しに行き、次は床に広がった小さい方を拭いていきます。
広がったそれを、周りから中心へと集めるように拭いていきます。
その液体はトイレットペーパーに染み込んで行き、サターニャさんの手を汚します。
サターニャさんは犬のトイレの始末は慣れているのでしょうね、てきぱきと床がきれいになっていきます。
まさか今片付けたそれが犬のものではないだなんて、考えもしないでしょうね。
ラフィエル「いえいえ、お気になさらず」
サターニャ「ほら、このお茶菓子この間実家から届いたのよ」
サターニャ「お父様とお母様が腕によりをかけて作った新作よ!」
サターニャ「心して口にすることね」
正直サターニャさんの言葉は頭に入ってきませんでした。
あのサターニャさんが何食わぬ顔で私の糞尿を素手で片付け、
今はこうして私に笑いかけている。
その圧倒的に異常な状況、興奮しないはずがありません。
ラフィエル「あぁ、失礼しました」
ラフィエル「ちょっと考え事を」
サターニャ「まったく……」
ラフィエル(次はどうしましょうか)
いつの間にか『次』の事を考えている始末。
私はいつの間にか変態になっていたのでしょうか。
いえ、そんなはずはありません。
誰だってこんなことをすれば興奮が収まらないはずです。
ラフィエル「もっともっとサターニャさんに私のうんちを処理してもらいたい……」
ラフィエル「流石に行く度毎回していたらばれてしまうでしょうか」
ラフィエル「いえ、あの子が私が来ると条件反射でうんちをしてしまうようになったのではないかと思うはずです」
ラフィエル「私が人の家でうんちをするとは思わないでしょう」
ラフィエル「次はお尻を拭くものも持っていかなきゃいけませんね」
ラフィエル「……いや」
ラフィエル「あの下着が汚れる不快感」
ラフィエル「あれもまた醍醐味というものですね」
ラフィエル「明日はどうやって時間を稼ぎましょうか」
サターニャ「最近よく来るわね」
サターニャ「また何か企んでるんじゃないの?」ニヤニヤ
ラフィエル(最近のサターニャさんは凄く気を許してくれていますね)
ラフィエル(ずっとこんな関係でいられたら嬉しいのですが)
ラフィエル(それだと私の欲求は満たされないんです)
ラフィエル(なんて……罪深いのでしょうか)
サターニャ「お、いいわね」
ラフィエル「ほらこんなに」
サターニャ「ってこれお見舞い用のやつじゃない!」
ラフィエル「ちょうどいい詰め合わせがこれしかなかったもので」
サターニャ「こんなにあってどうするつもりよ……」
ラフィエル「サターニャさんのご実家がケーキ屋さんだと聞いたので」
ラフィエル「大悪魔であるサターニャさんの天才的なセンスで盛り付けていただこうと思いまして」
サターニャ「そう言われちゃあ見せつけてあげるしかないわね」
サターニャ「悪魔の──真の力ってやつを!」
ラフィエル「楽しみですー」
サターニャ「首を長くして待っていなさい!」
ガチャバタン
ラフィエル「……さて、始めますか」
ラフィエル「ほぅ……」ゾクゾク
ラフィエル「では、行きましょう」プリ
ラフィエル「ん、……んっ」プリリ
ラフィエル「二回目ともなると慣れたものですね」
ラフィエル「……と」
ラフィエル「まだまだ出そうですね」
ラフィエル「今日はここで全部出し切ってしまいましょう」
ラフィエル「……ぐっ」ボヒュ
ラフィエル「ふう」
ラフィエル「……あら」
ラフィエル「ちょうどいいところにサターニャさんのスカートが」
ラフィエル「」ムラッ
ラフィエル「ああ、ちょっとだけ」
ラフィエル「ちょっとだけです」
ラフィエル「ごめんなさい、ごめんなさい、サターニャさん」
ラフィエル「この胸の高鳴りを抑えきることは出来ません」
ガチャ
ラフィエル「では、失礼します」オシリフキフキ
ラフィエル「友人の衣服で自分の糞尿を拭く」
ラフィエル「これ以上に背徳的な行為があるでしょうか」
ラフィエル「興奮するとなんだかまた便意が……」
ラフィエル「ふぅ……んんっ」プリプリ
サターニャ「……」
ラフィエル「さて、サターニャさんが帰ってくる前に下を穿かないと」
サターニャ「ねえ」
ラフィエル「はう!?」
サターニャ「……」
サターニャ「あんたさ、何やってるの?」
ラフィエル「あの、その、えっと」
ラフィエル「これはなんというかその」
ラフィエル「サターニャさんの好きな悪魔的行為……」
ラフィエル「ああっ」
サターニャ「なんなの本当に……」ポロポロ
ラフィエル「ごめんなさい! ダメなことだとはわかっていたのですがついうっかり」
サターニャ「うっかりじゃないわよ!」
サターニャ「最近あんたと居るのも結構楽しいなって……」
サターニャ「ひぐっ、思ってたのにぃ……っ」ポロポロ
ラフィエル(あれ、なんでしょう)
ラフィエル(ばれたときの興奮も期待していたのに)
ラフィエル(凄く胸が痛みます)
ラフィエル「謝って済む問題ではないのはわかっています」
ラフィエル「それでも、サターニャさんを強く傷つけてしまって……」
ラフィエル「本当に申し訳なく思ってるんです」
ラフィエル「だから……」
ラフィエル「私はもうサターニャさんとは……」
ラフィエル「縁を切り」
サターニャ「そんなことさせるわけないでしょ!」
ラフィエル「え?」
サターニャ「だから、あんたに付き合ってやれるのは大悪魔である私だけ」
サターニャ「もう二度とこんなことしないように」
サターニャ「犬と一緒にしつけてやるんだから!」
ラフィエル「えっと……じゃあ」
ラフィエル「私はまだ、サターニャさんのお友達でいていいんですか?」
サターニャ「当然よ」
サターニャ「大悪魔は寛大なの」
ラフィエル「……サターニャさん!」パァァ
サターニャ「その代わりあんた自分で全部片付けなさい」
ラフィエル「わかりました!」
ラフィエル「サターニャさん! 今日のお散歩はこっちの道に行きたいです!」
犬「ワンワン!」
サターニャ「仕方ないわね」
サターニャ「ほら! 行くわよあんた達!」
犬・ラフィエル「ワンワン!」
アハハ ウフフ ワンワン
ガヴリール「あいつら……なにやってんだ」
ヴィーネ「なるほど、そういうのもあるのね」
ガヴリール「ヴィーネさん……?」
完
元スレ
ラフィエル「お家にお邪魔しても良いでしょうか」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1490712753/
ラフィエル「お家にお邪魔しても良いでしょうか」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1490712753/
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コメント一覧 (10)
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- 2017年03月29日 03:27
- これはいいクソスレ
-
- 2017年03月29日 03:31
- 本当にクソスレで草
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- 2017年03月29日 03:33
- 最後ヴィーネ...笑
私もヴィーネに犬扱いされたい。
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- 2017年03月29日 04:08
- >>3はよく見抜いたな
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- 2017年03月29日 04:11
- 正しくクソスレだった
というか>>3の予言者っぷりよ……
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- 2017年03月29日 05:54
- ナイス糞スレ
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- 2017年03月29日 09:09
- 犬「……」プリプリ
ラフィエル「ほう……」
↑なんだかわかんないけどここに凄い笑った
ガヴちゃんなんかよりよっぽど捻れて堕天してるラフィさん可愛い
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- 2017年03月29日 12:22
- 普通にラフィを犬扱いするサタニキア様もなかなかヤバい
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- 2017年03月29日 17:50
- これぞ糞スレ
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- 2017年04月02日 23:49
- ヴィーネさん...
てか流石大悪魔ですわあ