サターニャ「今日はマラソン大会よ!」
- 2017年03月22日 15:10
- SS、ガヴリールドロップアウト
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ヴィーネ「駄目よ」
ガヴリール「ちっ……」
ヴィーネ「高校生活で3回しかないマラソン大会なんだから全力で楽しまないと!」
ラフィエル「張り切ってますね~、流石イベント好き」
ヴィーネ「当然よ!」
サターニャ「ふふふ、良いわねヴィネット!その意気よ!天使たちに目にもの見せてやりましょう!」
ヴィーネ「サターニャもやる気ね!」
サターニャ「悪魔の血が騒ぐわ!!」
ガヴリール「あー、悪魔うっせえ……ラフィ、私たちは適当に手抜こうぜ」
ラフィエル「ごめんなさい、私はサターニャさんの後を尾けるので……」
ガヴリール「ええ…じゃあ私一人最後尾組かよ…」
ラフィエル「ごめんなさい」
サターニャ「なーっはっはっは!!!!どうよこの華麗なスタートダッシュ!!」
ダダダダダーーーッ
サターニャ「誰もついて来れてないわね!!情けないわ!!!!!!」
気配を消したラフィエル(ペース配分を考えずにいきなりダッシュするサターニャさん……これは面白いことになりそうです)
サターニャ「ナァーッハッハッハッハッハッハァァーーー!!!!!!」
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ヴィーネ「はっ、はっ、はっ……」
ヴィーネ(サターニャ、いきなりダッシュして行ったけど大丈夫かしら……確実に後でバテるわよね)
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ガヴリール「ぜぇっ、ぜぇっ、はぁっ、はぁっ……」
先生「ほら天真さん!頑張って!」
ガヴリール「はぁ、はぁっ……(くそっ、何だこの屈辱は……)」
ヴィーネ「はっ、はっ、はっ……」
ヴィーネ(ん?あれは……)
サターニャ「ぜぇっ、ぜぇっ、げほっ、おえ、はひゅ、はひゅ」
ヴィーネ(サターニャ……)
サターニャ「あ、う、ヴィネット……」
ヴィーネ「何してんのよ、いきなりあんなに飛ばしたらバテて当然でしょ……」
タッタッタッタッ
サターニャ「き、今日はたまたま調子が悪かったのよ……こひゅっ、こひゅーっ」
ヴィーネ「はぁ、全くしょうがないわね…私もペース合わせて走ってあげるから。歩かずに無理せず行きましょ」
サターニャ「あ、ありがと……ひゅーっ、ぜぇーっ」
ラフィエル(予想通りですね)
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ガヴリール「おえっ、は、はぁっ……」
先生「天真さん、無理せず!呼吸を整えて!歩かずに!いち!に!いち!に!」
ガヴリール(う、うるせえー!!)
サターニャ「はっ、はっ、はっ……」
ヴィーネ「はっ、はっ、はっ……」
ラフィエル(何も起きませんねえ……)
サターニャ「今どのぐらいまで来たのかしら……」
ヴィーネ「ええと、確か40分ぐらい走ったらゴールだったわよね……まだ半分くらい?」
サターニャ「長いわね……」
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ガヴリール「スゥーッ、スゥーッ」
ガヴリール(酸素ボンベうめえ……)
先生「もう少し休憩したら走れる?」
ガヴリール「走れません」
ヴィーネ「はっ、はっ、はっ……」
サターニャ「……痛っ!!」
ドサッ
ヴィーネ「!?さ、サターニャ!?どうしたの!?」
サターニャ「な、なんか急に足の裏に痛みが……!」
ヴィーネ「大丈夫?立てる?」
サターニャ「え、ええ……痛っ……」
ヴィーネ「肩貸すから、とりあえず次の休憩所まで頑張りましょ!」
サターニャ「ええ……ごめんなさい」
ヴィーネ「何言ってるの、このぐらい当然でしょ」
ラフィエル(これは……ようやくイベント発生ですかね)
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ガヴリール「すいませんお腹痛いんでリタイアしていいすか?」
先生「トイレなら向こうにあるわよ」
ガヴリール「いや、あの……」
先生「出してきなさい」
ガヴリール「…………」
ヴィーネ「大丈夫?歩ける?おぶったほうがいい?」
サターニャ「だ、大丈夫よ……」
ヴィーネ「そ、そう……」
ムニュンムニュン
ヴィーネ(サターニャがこっちに体重かけるたびに胸が当たる……)
ヴィーネ(柔らか……)
ラフィエル(これは……!)
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ガヴリール「すいません、やっぱりもう歩けないです……」
先生「そう、残念ね……じゃあ、リタイアする?」
ガヴリール「はい!」
先生「げ、元気な返事ね……じゃあ、リタイアね」
ガヴリール脱落
ヴィーネ「はい、到着!」
サターニャ「はぁ……ありがとう、ヴィネット」
ヴィーネ「それじゃ、足の裏見せてみて」
サターニャ「えっ、そ、そこまでしなくても良いわよ……」
ヴィーネ「何言ってるのよ、自分で足の裏なんて見れないでしょ」
サターニャ「そ、そうだけど……」
ヴィーネ「はい!出して!」
サターニャ「わ、分かったわよ……」
ヌギッ
ヴィーネ(……)
スルスルスル……
ヴィーネ(………………)ゴクリ
スッ
ヴィーネ「あっ、ええ……それじゃ、触るわね」
ムニッ
サターニャ「あっふ……っ!」
ヴィーネ「痛い?」
サターニャ「く、くすぐったいわ……!」
ヴィーネ「どこが痛い?」
グニグニ
サターニャ「んー……あっ!そ、そこっ」
ヴィーネ「ここね……何も外傷はないわね……やっぱり、筋が伸びたとかじゃない?」
サターニャ「そうなの?」
ヴィーネ「最初に無理したからよ」
サターニャ「う、うるさいわね」
サターニャ「そ、そう?そんなこと初めて言われたわ」
ヴィーネ「小さくて可愛いし、指の形も綺麗だし……つちふまずも結構あるわね」
グニグニ
サターニャ「なんかヴィネットあんた変態っぽいわよ……」
ヴィーネ「誰が変態よ……」
ムニムニ
サターニャ「んっ……ひっ!」ピクピク
ヴィーネ「…………」
グリグリ
サターニャ「ちょ……はっ……!」ビクッ
ヴィーネ「……………………」
ヴィーネ「……………………」ゴクリ
サターニャ「ちょっと聞いてるの?」
ヴィーネ「……………………」
サターニャ「ヴィネットってば……」
ヴィーネ「……………………ペロリ」
サターニャ「ぁひいんっ!?!?」ビクゥッ
ヴィーネ「……………これは……」
ヴィーネ(運動した直後だから、流石に少し汗っぽい味ね……でも、嫌な感じがしない)
ヴィーネ(むしろ、爽やかさすら感じるわ……この絶妙なしょっぱさ……)
ペロペロ
サターニャ「ちょっおおっ!!あ、あんた何してんのよ……っ!?」
ヴィーネ(匂い……も、絶妙ね……足特有の匂いはあるんだけど、不快ではない……)
ヴィーネ(いえ、むしろ、常に嗅いでいたくなる……そんな香り……)
クンクンペロペロ
サターニャ「っあっ!ヴ、ヴィネット……!!」
ラフィエル(え、これは何なんですか……?いきなりヴィーネさんがサターニャさんの足を舐め始めましたけど……)
ベロォッ
ヴィーネ(そろそろ指の間も舐めておきましょうか……)
チロッ
サターニャ「んっひいっ!?」ビクゥ
ヴィーネ(!!こ、この味は…………!!)
ヴィーネ(故郷を吹き抜ける風のような優しさ……野に生きる獣のような荒々しさ……)
ヴィーネ(そして、サターニャの……バカっぽさと可愛さが入り乱れて、調和している……)
ヴィーネ(奇跡の、味……!!)
ベロッチュパッ
サターニャ「うひっ、ひぃっ!あはっ、んひっ!!」
レロレロレロベロベロチュパチュパ
サターニャ「んっああっ!!」ビククゥゥーッ!!
ドガッ
ヴィーネ「へぶぅっ!!」
ドサッ
サターニャ「はぁ、はぁ……って、ヴ、ヴィネット!?ごめんなさい、大丈夫!?」
ヴィーネ「え、ええ……大丈夫……」
ツーッ
サターニャ「あっ、鼻血が出てるわ……!」
ヴィーネ「え?あ、本当だ……」
サターニャ「え、ええと……えい!」
チュッ
ヴィーネ「!?」
ヴィーネ「え、えええサターニャ何してるの……!?」
チュウチュウ……ゴクッ
サターニャ「は、鼻血を止めるには鼻から直接血を吸いだすのが良いって何かで見たのよ!」
チュッ
チュウチュウ
ヴィーネ「…………そ、それって赤ちゃんの鼻づまりじゃないの?」
チュ…………
サターニャ「……………………」
ヴィーネ「鼻血は、吸い出したらむしろ止まらなくなると思うんだけど……」
サターニャ「……………………////」
サターニャ「ちょ、ちょっと笑わないでよぉ!!あ、焦ってたから勘違いしてただけで……っ!////」
ヴィーネ「だ、だって……鼻血を吸いだすって…………ふふふふふっっ!!!」
サターニャ「うう~……!!////」
サターニャ「というかそもそもあんたのせいでしょうが!!何いきなり足舐めだしてんのよ!!!!」
ヴィーネ「そ、それは……」
ヴィーネ「サターニャの足が美味しそうなのが悪いんでしょ!?」
サターニャ「い、意味わかんないわよ!!」
ヴィーネ「それに鼻血飲んだんだからおあいこよ!!!」
サターニャ「なっ…………そ、それもそうね…………」
ヴィーネ「そうよ」
サターニャ「そうね……ごめんなさい」
ヴィーネ「わかればいいのよ、私も怒鳴ったりしてごめんなさい」
サターニャ「何がよ」
ヴィーネ「私の、鼻血の味……」
サターニャ「は、はあっ!?な、何聞いてんのよ……」
ヴィーネ「…………気になって」
サターニャ「ま、まあ……そうね、悪くはなかったわ……」
ヴィーネ「本当?」
サターニャ「ええ……なんだか懐かしい味だったわ」
ヴィーネ「それ、私がサターニャの足舐めてる時にも思ったわ」
サターニャ「え、そうなの?」
ヴィーネ「故郷を思い出したわ」
サターニャ「足舐めて思い出される故郷って何よ……」
ヴィーネ「ふふっ」
サターニャ「はぁ、それにしてもだいぶ遅れたわね……」
ヴィーネ「そうね……もう10分ぐらいここにいるわね」
サターニャ「そろそろ行きましょうか……」
ヴィーネ「もう走れるの?」
サターニャ「舐められた衝撃で痛みなんて忘れたわよ」
ヴィーネ「良かったわ」
ラフィエル(…………な、何ですかあれは……鼻血が止まりません……)ボタボタ
ガヴリール「おー、お疲れー」
ヴィーネ「ガヴ、ゴールで待ってても来なかったけど何してたのよ」
ガヴリール「即リタイアした」
ヴィーネ「はあ!?リタイアしないって約束したでしょ!?」
ガヴリール「いやだって腹痛が……てか約束はしてねーよ」
ヴィーネ「もう……しょうがないわね……」
サターニャ「情けないわねガヴリール……私とヴィネットはちゃんと完走したわよ」
ガヴリール「あっそ」
サターニャ「ちょっとぉ!なによその適当な反応!」
ヴィーネ「そういえばいないわね……」
サターニャ「何か血まみれで医務室に運ばれて行ってたわよ」
ガヴリール「大丈夫なのかそれ?」
サターニャ「怪我じゃないから大丈夫とは言ってたけど……あと、何か凄い物欲しそうな目で見られたわ」
ガヴリール「何だそれ……」
終わり
元スレ
サターニャ「今日はマラソン大会よ!」
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サターニャ「今日はマラソン大会よ!」
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コメント一覧 (11)
-
- 2017年03月22日 15:19
- おあいこじゃないんだよなぁ
-
- 2017年03月22日 15:28
- 天然と確信犯は違うからな?笑
-
- 2017年03月22日 15:34
- ヴィーネの足へのこだわりに思わずモンスターエナジー吹いた
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- 2017年03月22日 15:48
- マラソンからなんでエロくなるんですかね
-
- 2017年03月22日 15:59
- ヴィネサタも良い
そう気付かされたSSでした。
-
- 2017年03月22日 18:36
- 羨ましい…!
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- 2017年03月22日 18:56
- ヴィネットさんは今日も平常運転っすねぇ
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- 2017年03月22日 19:22
- ヴィネサタもはやれ
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- 2017年03月22日 19:40
- 貴重なヴィネサタ
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- 2017年03月23日 00:03
- サターニャは受け性能が桁違いなんだよなあ
総受けハーレム展開も狙える逸材よ
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- 2017年03月23日 00:43
- まさかエロい展開になるとは思っても無かった