【ダンガンロンパV3】天海蘭太郎 「好きな人がいそうな人にイタズラしてみるっす」
者です。ダンガンロンパV3クリアしたので息抜きで少しだけ
描こうかなと
天海 「学園に閉じ込められてもう一ヶ月近く経ちそうっすけどコロシアイとは無縁で割と皆楽しく生活してるっす」
天海 「中にはもう友達以上の関係を持っていそうな人達もチラホラと…」
天海 「暇だし好きな人いそうな人に『その人他に好きな人いるっすよ』って言って反応を見て楽しむっす」
天海 (さてとまずは…)
赤松 「じゃあね最原君、また明日」
最原 「うん、また明日」
天海 (あの二人からっすね)
天海 「最原君随分機嫌がいいっすけど何か良いことあったんすか?」
最原 「え!?///どうして?///」
天海 (探偵なのにポーカフェイスもクソもないっすね…)
天海 「いや最原君って赤松さんと一緒にいる時って凄い楽しそうで他の人といる時は比べ物にならないくらいニヤニヤしてるっすよ」
最原 「ええ!?///僕そんなに顔に出てた!?」
天海 「周りから見ても結構良い感じっすよお二人さん」
最原 「そうかな?///でも赤松さんは僕なんか…」
天海 「ということは最原君は赤松さんのこと好きなんすか?」
最原 「え?///それは違うよ!///」
天海 「最原君も中々隅に置けないっすね~」
最原 「///」
天海 「しかし残念っす」
最原 「え?」
天海 「赤松さん他に好きな人いるっすよ」
最原 「え….………?そうなの……?」
天海 (思ったより絶望してるっすね…可哀想っすけどここで止めたら中途半端なんで最後までトコトン追い詰めるっす)
天海 「俺結構赤松さんから恋愛相談受けてるんで間違いないかと」
最原 「………………そうなんだ」深く帽子を被る
天海 「相手が誰か聞きます?」
最原 「それは赤松さんのプライバシーだし止めておくよ…」
天海 「でも逆に考えてください最原君、ここで相手の名前を聞かなかったら童貞の最原君はまだ希望があると思って赤松さんを諦められないっす」
最原 「……………」
天海 「考えてもみてくださいよ、他に好きな人がいるのに他の男から求愛される鬱陶しさを」
最原 「………………」涙目
最原 「わかった、聞くよ…」
天海 「そうっすか、じゃあズバリ言いますけど…」
天海 「赤松さんが好きなのは百田君っすよ」
最原 「百田君かぁ」
天海 「あれ?思ったよりショック受けてないっすね」
最原 「百田君だしね、赤松さんが彼を好きになってもおかしくないよ」
天海 「まぁ彼女は百田君にベタ惚れっすからね、恋愛相談といいながらあれ完全に惚気っすよ」
最原 「………」
天海 「前は一緒に宇宙に行くとかなんとか言ってたっす」
最原 「あの天海君…」
天海 「なんすか?」
最原 「僕の名前って恋愛相談で出たことある?」
天海 「あるっすよ沢山」
最原 「!(じゃあ赤松さんは僕と百田君でギリギリ悩んで百田君を選んだかもしれない!まだ僕にもチャンスが…!)」
天海 「主に煙たがってた話っすけど」
最原 「………」
赤松 『最原?あいつ嫌いなんだよね~全然男気がないしナヨナヨしてるし』
赤松 『いっつも犬みたいに着いてきて自分の意思は持ってないのかよって』
赤松 『私の身体やらしい目で見てくるし、モジモジしてて何言ってるかわからないし』
赤松 『早く私の前から消えてくれないかなぁ、百田君に全然集中できないし…あいつの前でニコニコするのも疲れたよ』
赤松 『いっそのこと探偵の仕事で殉職しないかな~』
天海 「って言ってたっす」
最原 「…………」
最原 「ゴメン、天海君そろそろ自分の部屋に戻るよ…」
天海 「大丈夫っすか最原君?」
最原 「部屋まではなんとか帰れるよ…なんとか……」スタスタ
天海 (ちょっとやり過ぎたっすね……)
天海 「まぁ明日が楽しみっす!」
東条 「皆さん朝食ができましたよ……って最原君…!?」
最原 「おはよう………皆……」
星 「最原の奴なんであんなやつれているんだ?」
真宮寺 「ククク…昨日まで元気だったのにね、これは興味深いヨ」
赤松 「ちょっと最原君どうしたの!?凄い目赤いし体調悪そうだよ!」
最原 「っといてくれよ」
赤松 「……最原君?」
最原 「放っておいてくれよ!」ダン!
赤松 「キャッ!」
百田 「おい大丈夫か赤松!終一!イライラしてるからってやりすぎだぞ!赤松はお前を心配して…
最原 「じゃあ君が守ってやれよ!ゴチャゴチャうるさいんだよ!」
最原 「赤松さんだって僕に嫌われてもどうとも思ってないんだ!逆だよ!心の底では喜んでいるんだよ!」
百田 「終一、テメェ!」最原に殴りにかかろうとする
赤松 「やめて!」
百田 「赤松…だって終一がよ!」
赤松 「いいの…私ピアノ馬鹿だから私の気付かない所で最原君を傷付けてたかもしれない……だから私が悪いの……」
最原 「そうやっていい子振るのも止めなよ、気付くと鬱陶しくてたまらないよ、東条さん悪いけど今日は朝食はいいよ気分が悪くなったし帰るよ」スタスタスタ
ゴン太 「最原君行っちゃったね…どうしたんだろう…最原君は女子に手なんか出さない紳士なのに…」
白銀 「何か嫌なことでもあったのかな…」
秘密子 「流石のウチでもイライラを解消する魔法なんてものはないぞ」
王馬 「ニシシ、流石の俺でも今の最原ちゃんにちょっかいかけたらぶん殴られちゃうね」
赤松 「最原君…」
赤松 「私最原君の所へ行って謝ってくるよ!」
転子 「危ないですよ赤松さん!男死は何をしてくるかわからないんですよ!?」
赤松 「ううん、最原君はそんなことはしないよ」
赤松 「最原君はとっても良い人だから、そんな最原君を怒らした私が悪いと思うんだ。だからキチンと謝らないと」
天海 (へー昨日俺からあの話を聞いたのに…流石赤松さんっすね)
天海 「赤松さん」
赤松 「天海君どうしたの?もう夜遅いよ?」
天海 「いや赤松さんがあまりにも嬉しそうな顔をしてるんで理由が聞きたくて」
赤松 「え?顔に出てた?///」
天海 「はい、カメラでバッチリ撮ったっす」
赤松 「ちょっと!理由話すから消してよね?」
天海 「わかったっすよ、それで何があったんすか?」
赤松 「今日最原君と連弾してね!凄い綺麗に揃ってそれはもう凄い良いハーモニーだったよ!」
天海 「そうなんすか」
赤松 「そうなんだよ!最原君ってばピアノ弾いたのはここに来てかららしいけど凄い上達が早くて!なのに最原君ったら謙遜して『赤松さんの教え方が上手いからだよ』って言ってくれたの!それでねそれでね!」
天海 (長くなりそうっすね……)
1時間後
赤松 「で、ついに最原君と私は見事連弾で呼吸を合わせ素晴らしいメロディを奏でられたってわけなの!」
天海 「へーそうだったんすか(流石に1時間立ちっぱなしで話を聞くのは辛かったすね…)」
赤松 「ゴメン天海君!私ってば天海君放って好き放題に話しちゃって!私好きなピアノの話になるとついつい……」
天海 「今の話を聞いてる限りでは好きなのはピアノだけじゃないっすよね?」
赤松 「え?」
天海 「赤松さんは気づいていないかもしれないっすけどピアノの話と同じくらい最原君の話もしていたっすよ」
赤松 「嘘でしょ?///」
天海 「ホントっすよ」
赤松 「///」
赤松 「誰にも言わないでね天海君!」
天海 「あれ最原君のことが好きってあっさり認めちゃうんですか?」
赤松 「だって隠せそうにないし…」
天海 「そうすか、でも残念すね…」
赤松 「どうして?もしかして天海君私のこと好きだったりした~?」ニヤニヤ
天海 「いやそうじゃないんすけど…」
赤松 「そこバッサリ言われると言ったこっちが傷つくよ…」
天海 「最原君実は他に好きな子いるらしいんすよ」
天海 「あれ?ショックじゃないんすか?」
赤松 「確かに好きな人が他の人を好きなのはショックだけど最原君が幸せなら私は幸せだよ!」
赤松 「天海君よかったら最原君の好きな人私にコソッと教えてよ!最原君の恋のキューピッドになれるかもしれないし!」
天海 「いやそれは止めておいた方がいいっす」
赤松 「そうだよね、好きな人を喋るのはプライバシーに関するもんね」
天海 「そうじゃなくて…」
赤松 「?」
天海 「赤松さんは最原君に嫌われてるから余りしつこく接しない方がいいっすよ」
赤松 「え?え?」
天海 (流石の赤松さんも動揺を隠せないらしいっすね)
天海 「同じ男同士なので恋愛話とかはするんすけど赤松さんの名前が出る度嫌な顔をするんすよ、最原君」
赤松 「そ、そうなんだ…」
最原 『赤松?ホント一緒に居て楽しくないよピアノピアノってそればっかりだし』
最原 『挙げ句の果て僕にもピアノを教えてきて…やりたくもないのに』
最原 『いっつも僕に着いてきて鬱陶しいんだよな、他に友達いないのかよ』
最原 『皆と友達になりたいとか言ってるけどあいつの友達ってピアノだけでしょww』
天海 「とか言ってたすね」
赤松 「………」涙目
天海 (いつも強気な赤松さんの泣いている所見てると凄い悪いことしてる気分になるっすね…いや悪いことしてるんすけど…)
赤松 「ううん泣いてちゃダメ!」目ゴシゴシ
赤松 「ありがとうね天海君!私の悪い所教えてくれて!悪い所がわかったなら治さないと!恋人にはなれなくてもやっぱり最原君とは友達になりたいしね!じゃあ私部屋に戻るよ!」タッタッタッ
赤松 (天海君に何処が悪いか教えてもらったのにまた最原君に嫌な思いさせちゃった…私ってホントバカ…最原君のこと好きなのに…大好きなのに…)涙ポロポロ
アンジー 「楓どうして泣いてるー?終一に突き飛ばされたのがそんなに痛かったのー?」
赤松 「ううん、いざ嫌われてる最原君の所へ行こうとすると怖くて…」
百田 「あ?赤松って終一に嫌われてるのか?」
春川 「今日はともかく今まではそうは見えなかったよ」
赤松 「さっきも言ったけど私ってバカだからさ…知らない所で最原君を傷つけていたんだよ」
キーボ 「僕が見ていた限り関係は良好でしたけどね」
入間 「ロボットにはわからねぇ感情の複雑さがあるんだよ」
キーボ 「あ!ロボット差別ですか!?僕だってスパコンを使えば感情を複雑にすることくらいできるんです!」
白銀 「それって感情なのかな…」
赤松 「泣いてちゃダメ!最原君に謝らないと!それじゃあ皆私行ってくるね!」タッタッタッ
最原 「赤松さん…」
赤松 『凄いよ最原君!もうそんなに弾けるようになるなんて!』
赤松 『最原君は凄いんだからもっと自分に自信を持ちなよ!』
赤松 『最原君!』ニコッ
最原 「あんなに優しかった赤松さんが嘘だったなんて…もう何も信じられないよ」
ドンドンドン
赤松 「最原君開けて!私だよ!赤松だよ!」
最原 (赤松さん!?)
赤松 「私きっと知らない所で最原君を傷付けていて!それで私謝ろうと思って!」
最原 「いい加減にしろよ!うるさいんだよ!良い子ちゃんアピールか!?何処かへ行けよ!」
赤松 「嫌!私最原君に謝るまでここを離れないよ!」
最原 「いいんだよ謝らなくて!ホントはそんなこと思っていないくせに!」
赤松 「それは違うよ!」
最原 「鬱陶しいんだよ!お節介なのも僕に優しくしてくれたの笑ってくれたのも全部嘘だったなんて!悪女にも程があるよ!」
赤松 「嘘?何言ってるの最原君?」
最原 「しらばっくれるなよ!全部天海君に聞いたんだよ!君が僕のこと嫌いなのも!君が百田君のことが好きなのも!」
赤松 「???私が最原君を嫌い?私が百田君のことが好き?」
赤松 「なんのこと?」
最原 「じゃあ天海君の嘘なの?」
赤松 「そうだよ」
最原 「赤松さんは僕のこと嫌いじゃないの?」
赤松 「嫌いじゃないよ!むしろ大好きだよ!」
最原 「赤松さん…」涙ポロポロ
赤松 「ちょっと最原君!?どうして泣くの!?嘘じゃないって!本当だよ!?」
最原 「僕赤松さんに酷いこと言っちゃった…君に嫌われるようなことを沢山言っちゃった…」
赤松 「いいんだよ最原君!私も最原君に知らない所で迷惑掛けてるだろうし…」
最原 「それは違うよ!」
最原 「赤松さんは僕に勇気をくれて!僕の知らないことを沢山教えてくれて大事な人なんだよ!迷惑を掛けられた覚えなんてないよ!」
最原 「それにね赤松さん…」
赤松 「ん?」
最原 「僕は君のことがす…す…す…」
最原 「好きです!」
赤松 「え……?」
最原 「僕なんかじゃ不釣り合いかもしれないけど…
赤松 「最原君もう一度言ってもらえない?」
最原 「え///恥ずかしいな///だから僕は君の事が好きなんだよ」
赤松 「///」
赤松 「最原君って私のこと嫌いじゃないの……?」
最原 「何言っているんだよ!嫌いな人に告白なんてするわけないだろ!嫌いなわけないじゃないか!好きだよ!大好きだよ!」
赤松 「大好き///」
最原 「あ///」
赤松 「じゃああれは天海君の嘘で最原君は私のこと嫌いじゃないんだね?」
最原 「そうだよ!」
赤松 「じゃあ私達両思いだったんだね」
最原 「そうだね///」
最原君と赤松さんの距離が近くなる
赤松 「ねぇ最原君…」
最原「近いよ…赤松さん…」
赤松 「楓…」
最原 「え?」
赤松 「楓って呼んで…終一」
最原 「………楓」
赤松 「ありがとう…終一」
赤松 「ねぇ…終一、次は終一から何かしてほしいな」
最原 「え///」
赤松 「好きにしていいよ……」
最原 「ええと///じゃあ///」
ギュッ
赤松 「なんでもしていいって言ったのにハグだけ?」
最原 「僕にはこれでもかなり頑張った方だよ…」
赤松 「でも嬉しいよ…終一」
最原 「楓って良い香りするんだね」
赤松 「ちょっと変態さんみたいな発言だよ」
最原 「でもこんなに近く寄ったことなかったし」
赤松 「そうだね」
最原君赤松さんの頭を撫で撫でする
赤松 「それ気持ちいいかな///」
最原 「ゴメン!手が頭にあったからつい!」
赤松 「いいよ…もっとして…」
最原 「う、うん」ナデナデ
赤松 「終一の手温かいんだね…それに思ったより大きんだね手」
最原 「そうかな…」
赤松 「えい」最原君の帽子を取る
赤松 「帽子がない方が好きだよ、終一の顔が良く見えるし」
最原 「じゃあこれからは外さないとね」ナデナデ
赤松 「ねぇ終一」
最原 「どうしたの?」
赤松 「今日は甘えていいかな…///」
最原 「う、うん///」
最原 「いいよ、おいで楓」
その後ナニをしたか何をして仲良くなったのかはご想像にお任せします
赤松 「はい終一アーン」
最原 「ちょっと楓///皆の前じゃ流石に恥ずかしいよ」パク
赤松 「って言いながら食べてるじゃん」
最原 「楓にアーンなんかされたら口が自然と動いちゃうんだよ」
赤松 「もう///終一ったら!」
星 「おいあれはどうなってんだ…昨日とは真逆じゃねぇか」
真宮寺 「ククク…だから人間は興味深いんだヨ…」
キーボ 「それに最原君のイケメン度がググーンと上がっています」
王馬 「ニシシ、ちょっとからかってやろうっと!」
王馬 「ねぇねぇ赤松ちゃんと最原ちゃん!ラブラブだね!」
赤松 「もうやめてよ王馬君!いつものからかい?」
最原 「そうだよ王馬君、僕たちはいつも通りじゃないか」
王馬 (あれ?こいつらもしかして無意識…?)
王馬 「いやいや普通通りならアーンなんてしないよ赤松ちゃん!それが普通なら俺にもアーンしてよ!」
赤松 「嫌だよ、ほら終一アーン」
最原 「だから恥ずかしいって///王馬君も見てるじゃないか」パク
王馬 「…………」
アンジー 「にゃははー小吉やられてやんのー!」
王馬 「うるさいな!今のあの二人に勝てる奴なんていないよ!」
転子 「確かに…見てるこっちが恥ずかしいですよ!最原さん羨ましいです!男死のくせに!」
ホテルイベの赤松さんの終一君呼びは一年間付き合ってきて最原君呼びから段々と自然に終一君呼びになったと思ったので…
この話では赤松さんは勢いで最原君を下の名前で呼んだのでそれだったら終一呼びかなと思ったのでここでは終一呼びにしました
天海 (まさか俺のイタズラがここまでの成果を上げるとは予想外っすね…)
天海 (あの二人だれから見ても両思いだったのに中々くっつかないから刺激を与えればと思ったのが功を制したっすね)
天海 (さてあの二人を見ててもこっちが恥ずかしくなるんで俺は図書館にでも行きますか)
図書館
天海 「さてと読みたい本は見つかったしそろそろ帰るっすか…ってあれ?」
赤松 「…………」ゴゴゴゴゴゴゴ
最原 「…………」ゴゴゴゴゴゴゴ
天海 「なんで(俺)図書館なんかに行ったんすかね…(悟り」
その後 天海君は図書館で5日間はりつけにされたらしいです
天海 「酷い目にあったす…いや自業自得なんすけど」
春川 「あんたバカ?ホントデリカシーってもんがないんだね」
百田 「どういうことだよ!いつも俺のことを馬鹿にしやがって!」
天海 「次は春川さんっすね」
天海 「すいません春川さん!」
春川 「天海…?どうしたの?私に何か用?」
天海 「さっき百田君と話しているのを見ていて少し疑問に思ったことがあるんですが…」
春川 「あ………?」ゴゴゴゴゴゴゴ
天海 (視線だけで殺されそうっす……)
天海 「いつも百田君と話している時よりも今日は楽しそうだったすよね?」
春川 「……………」ゴゴゴゴゴゴゴ
天海 「赤松さんが最原君とイチャイチャし始めてからっすよね?春川さん」
春川 「…………何が言いたいの?」
天海 「赤松さんって敵がいなくなって今凄い嬉しいんじゃないんすか?」
春川 「それじゃあ私が百田のことが好きってことになるんだけど」
天海 「違うんすか?」
春川 「違うに決まってるじゃない、あんな奴何とも思っていないよ、うるさいだけの迷惑野郎」
天海 「そうすか…じゃあ春川さんに言っても問題ないっすね」
春川 「?」
天海 「百田君他に好きな人がいるんすよ」
春川 「え……?」
春川 「そんな!赤松は最原が好きだったじゃん!もう百田が好きな娘は私くらいしか……!」
天海 (全部自分で自白してるじゃないすか…)
天海 「その言い方だと春川さんは百田くんの事が好きだったんすか?」
春川 「違う!そ、そんな訳ないじゃない!」
天海 「ですよね!春川さんが百田君のことが好きだったならこれを言うのは酷だと思ったんですが春川さんが百田君のことをどうも思っていないなら大したことないっすよね!」
春川 「……………」涙目
天海 (春川さんの涙目とかレアっすね…)
春川 「ねぇ」
天海 「はい?」
春川 「あいつの好きな奴は誰なの!?教えて!お願い!」
天海 「春川さんに教えたらその人がどうなるかわかったもんじゃないんで教えるのは嫌っすよ」
春川 「じゃあ貴方がここで死ぬ?」ゴゴゴゴゴゴゴ
天海 (目がマジっす…)
天海 「じゃあヒントを出すっす!これで手を打ってもらえないすか?」
春川 「……わかった、さっさと言いなさい」
天海 「百田君はB専っす」
春川 「は?」
次の日 朝食
東条 「さぁ皆さんご飯ができましたよ」
転子 「相変わらず東条さんのご飯は美味しいです!」
アンジー 「主は言いました、こんなに美味しいものを作ってくれるキルミーに感謝しなさいと」
秘密子 「んあー、流石のウチでも魔法じゃここまで美味しいのは作れんからの~、感謝じゃ」
白銀 「でね入間ちゃん!良かったら私が作ったコスプレをしてほしいんだけど!」
入間 「なんで俺様がお前のコスプレに付き合わなきゃいけねぇんだよ!エ口松に頼めよ!」
赤松 「ちょっと!誰がエ口松よ!」
春川 「…………」
春川 (B専…この中に百田の好きな人が…)
春川 (まずは東条…ブサイク…?いやそんな訳ない!あんな整った顔でしかも抜群のプロポーションなのにあれでブサイクとか言われたら私なんてどうなるのよ!ただのミジンコじゃない!泣いている東条は美しすぎて女の私でさえ魅了されたというのに…!)
春川 (次に茶柱…確かに男子嫌いらしいけどあの娘自体は別にブサイクじゃないわよね、身体も引き締まって綺麗だし表情豊かでどちらかと言うと可愛い部門にノミネートする…!ちなみに私は茶柱の照れてる顔が一番可愛いと思う)
春川 (次に夜長…宗教染みてるのは百田は不気味がってるけどブサイクじゃないわよね…パッチリした目が可愛いし…それにあの露出度が高い服に圧倒的スキンシップ…!どうして周りの男は反応しないのか逆に怖い…多分夜長に撫でられると洗脳されると思う…)
春川 (次に夢野…んあーとかあざとすぎなのよ!あんなの男は皆好きよ!だって男は皆口リコンだもの!しかも天然に母性本能をくすぐってくるあの性格…!そしてそれに似合う容姿…!ブサイクな訳がない…!私もよかったらよしよしさせてくれないかしら本当に!)
春川 (白銀…確かに自他共に認める地味さ…しかし!あの圧倒的胸囲!私にないものがあそこに詰まっている…!巨乳な女の子ってビッチな娘より委員長タイプの真面目そうな娘の方が威力倍増なのよね…それにコスプレは何をしても似合うと言われている…二次元の壁を超えていく顔を持っているのにブサイクな訳がない!)
春川 (入間…口は悪いけど確かに本人の言う通り綺麗なのよね非の打ち所がないくらい…しかも巨乳…しかも色白…最強じゃない!しかもあのオープンな性格…!男が寄ってこない訳がない…!でも打たれ弱くてM気質…!私も2時間くらい罵倒し続けてみたい!)
春川 (最後は赤松…あいつあの顔で「私の顔は50点くらいですよー」感出してるのが腹立つ…!あんたの顔どこからどう見ても高得点よ!100点!しかも巨乳じゃない!120点!さらにムチムチして身体がエッチすぎる…!200点!)
春川 (この中にブサイクなんていないじゃない…残ってるのは私だけ……ん?)
春川 (なんだブサイクって私のことじゃない!)パァーッ
春川 (そうよ私なんか胸ないし表情は硬いし女の子らしくないし!私がブサイクなんじゃない!勝った!そうとわかれば…)
春川 「ねぇ」
百田 「あぁなんだ?また罵倒されんのか?」
春川 「私ってブサイクじゃない?」
百田 「……はぁ?」
春川 「ちゃんと見比べて見てよ周りは可愛い子ばかりでブサイクの私って浮いてなくない?」
百田 「………」
春川 「だからね…その私と……」
百田 「なに勘違いしてんだお前」
春川 「え?」
百田 「お前って可愛いだろ絶対に」
春川 「は?///」
百田 「まずお前のキリッとした目な、キリッとしてるのに目が大きいって反則じゃないか?まずこの目だけで100点な」
春川 「ちょ、ちょっと///」
百田 「次にお前の髪型、ツインテールって似合わない奴がしても絶望的に可愛くないっていうか見てて腹立たしくなってくるんだけどお前はツインテールを自分のものにしすぎなんだよ、なんでお前そんなにツインテール似合うの?可愛すぎなんだよ300点」
春川 「//////」
百田 「次に性格 完全にツンデレです、ありがとうございました500点」
百田 「最後に表情、髪いじりながら拗ねてるの可愛すぎ1000点、ってことでお前はブサイクじゃないしむしろ可愛いすぎはい論破」
春川 「バ…バ…バカ…!///」バチン
百田 「ぐはっ!」
春川 「帰る…!///」タッタッタッ
百田 「俺何か悪いこと言ったか?」
王馬 (なんで最原ちゃんといい赤松ちゃんといいこいつといいこんな鈍感なんだよ…)
天海 (いやぁあの調子だとあそこのゴールインは遠そうっすね)
天海 (さてとこれくらいで店じまいっすかね)
天海 (また今度暇があれば次は恋愛感情じゃなくて友情を利用してイタズラでもしてみるっすか)
天海 「ということで皆さん 今回はこれくらいでさよならっす、また今度何処かでお会いしましょう」
終里
元スレ
天海蘭太郎 「好きな人がいそうな人にイタズラしてみるっす」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1485001123/
天海蘭太郎 「好きな人がいそうな人にイタズラしてみるっす」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1485001123/
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コメント一覧 (23)
-
- 2017年01月22日 18:37
- 作者は誰推しなんだ?主人公にしてるから天海?それとも春川?
-
- 2017年01月22日 18:50
- 周りの女子を可愛いと思ってる、春川が可愛いw
-
- 2017年01月22日 18:51
- 女子の中に、ブサイクなんていなかったんだ!
-
- 2017年01月22日 19:43
- この天さんは鉄球ぶつけられても仕方がない
-
- 2017年01月22日 19:56
- これには黒幕さんも苦笑いで砲丸ぶつけるわ
-
- 2017年01月22日 20:39
- むしろ一回砲丸当たった上にもう一度砲丸ぶつけられてもおかしくない
-
- 2017年01月22日 20:47
- さすが殺伐経験者は畜生やね
-
- 2017年01月22日 22:21
- しかし百田がブス専なのはマジなんだよなぁ
春川ちゃんがんばれ!
-
- 2017年01月22日 23:34
- ちょっと砲丸取ってくる
-
- 2017年01月23日 00:54
- ※8
殺されたいの?
-
- 2017年01月23日 01:07
- この手のSSの登場人物って本当に馬鹿だよな
作者の知能のせいなんだろうが
しかも最後は糞みてえなハッピーエンドにするからつまらねえんだよ
-
- 2017年01月23日 01:30
- 自分の人生が既にバッドエンドルートに入ってるからってフィクションにまでそれを求めるって人格も終わってるよね!
-
- 2017年01月23日 01:41
- ※12
リアリティがあるハッピーエンドなら楽しめるが、これじゃ幼児向けのハートフルストーリーだろ
久しぶりに知恵遅れから的外れなコメントをされたよ^^
-
- 2017年01月23日 02:10
- もっとV3のSS増えろ!!(他力本願)
-
- 2017年01月23日 17:46
- 面白かった
-
- 2017年01月23日 20:24
- 俺は面白かったよ
-
- 2017年01月24日 00:35
- なん図書さんすき
-
- 2017年01月25日 23:49
- いいねぇ
-
- 2017年01月28日 21:13
- ブスってアジの開きさんのことかと
-
- 2017年02月03日 04:47
- 二次創作の時点でリアリティもクソもないと思うんですがそれは
-
- 2017年02月06日 09:24
- ※13
リアリティとか面白いこと言ってコメントでSS本編以上のギャグ落としてくるのやめてくれませんかね
笑いすぎて脇腹というか片腹が痛いんで
-
- 2017年02月09日 15:58
- ※13
SSにリアリティも何もないんですがそれは
作者もネタで書いてるのにそんなこともわからないの?
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- 2017年05月01日 06:37
- 絶望かと思いきや最後は希望に成り変わる……
どこぞの希望厨もやりそうだな