P「どうしたんですか、小鳥さん!?」 小鳥「じ、実は>>2が……」
小鳥「>>2がぁ!!>>2がぁぁあぁぁあぁぁぁぁあぁぁぁ!!!!?」
P「>>2!? >>2って一体なんですか!」
小鳥「うおおおおおおおお!!!? >>2! >>2! >>2がぁぁぁぁぁぁgじっぁぁ!!?!??!?!??!!!!」
P「こんき……? 婚期って……」
P(そうか、小鳥さんは2X歳にもなって結婚できないことが我慢ならずついに発狂してしまったというわけだ)
P(しかし、何だってこのタイミングなんだ?)
P(俺達は>>4をしていた、それだけのことが、こんな結果をうむだろうか?)
P(もちろん、俺と音無さんの結婚前の準備ってわけじゃあない、)
P(ブライダルフェアで行われる模擬結婚式、コレを大きなイベントにしようという某社からあずささんをゲストに招きたいという話が来た)
P(俺は結婚なんて当分先だと思っていたから詳しくない、そこであずささんに聞いてみたところが、)
あずさ『わたしより、小鳥さんのほうが詳しいんじゃないでしょうか、』
あずさ『何度も結婚式に参加しているとのことなので』
P『ありがとうございます、早速聞いてみます』
P(音無さんは何かを読んでいた、近づいてみる、ゼクシィだ、やはり音無さんこそ相談相手に適任だ、俺はそう思った)
P『すみません、ちょっと相談が』
小鳥『ピ、ピヨォ! プロデューサーさん、いらっしゃったんですか!? わ、わたしは別に何も読んでませんよ!』
P『音無さんは、その、コレまでに結婚を考えたことってありますよね?』
小鳥『結婚ですか? そりゃ、何度だって結婚したいと思いましたよ、でもね、その、』
P(音無さんは何か言いよどんでいるようだった、そして、そのすぐ後だった)
小鳥『こ、婚期ィィィィィい、良いぃぃきぃ!!! コンキガァァ!!!』
P(音無さんは発狂した)
P(きっと俺の言葉がいけなかったんだ、俺は音無さんに>>10と言った)
P(たったそれだけのことが、この一人の女性を狂乱へと導いてしまったに違いない)
P『音無さんって意外とかわいいですよね』
小鳥『な、何を言うんですか急に///』
小鳥『脈絡を考えてくださいよ!』
P『美しい女性を褒めるのに脈絡なんて意味はないです』
P『なんてかわいいんだ、音無さん』
P『これまで貴方を放っておいた男達の気が知れない』
小鳥『な、な……』
小鳥『それならあの、わたしと……』
P『……てな感じのプロポーズは女性の観点からみてどう思います?』
小鳥『は?』
P『どう思いましたか?』
小鳥『は?』
P『……WWW』
小鳥『は?』
P『ちょっとした冗談ですよWWWWWWW音無さんがとてもかわいかったので、つい』
P『冗談はさておき、本題に入りますが、』
小鳥『ウオオオオォォッゥjj!!lぉおおオオオオンl!!!』
P『うわああああああああああああああああああ』
小鳥「婚期があぁぁぁぁぁぁぁああぁぁl」
P「落ち着いてください、音無さん! それはマツモトキヨシのポイントカードです!! 食べ物じゃありません!」
小鳥「モグモグwww」
P「こうなった小鳥さんは俺一人じゃ止められない!」
P「誰か、誰かいないのか!!」
>>17「はいさーい!」
P「この声は!」
P「この声は響!」
亜美「自分が来たからには心配なんくるないさー!」
P「助けてくれ響! もう俺では彼女を止められない!」
亜美「大丈夫だよ兄ちゃん、自分にはとっておきの必殺技があるんだから!」
P「何だって!?」
亜美「それは>>19、誰しもが>>19の前には無力、>>19の前に>>19なく、>>19の後に>>19なし」
亜美「コレでピヨちゃんはイチコロだYo!」
亜美「うりゃあ!」=→
小鳥「ギャアアアアアアアアアアア」←=
P「もう使ってるだと!?」
亜美「これはね兄ちゃん、ひよこクラブのピヨちゃんが、たまごクラブになっちゃうすんごいビームなんだよ」
P「よく分からん!」
亜美「百聞は一編に如かず、ピヨちゃんを見てごらん」
P「何だって!?」
小鳥「>>21」
小鳥「ピヨピヨ」
P「どう見てもひよこなんだが」
亜美「もののたとえだよ、兄ちゃん、ピヨちゃんの心は今ね、3歳程度にまで戻っているのさ!」
P「ひ、響、何でそんなことをしたんだ!」
亜美「人間はね、行き詰ると過去の自分に救いを求める生き物なんだよ」
亜美「退行、といって、幼い自分に戻ることで心を防衛しようとする」
亜美「この若返りビームは、そんな状態を無理やりに作りだすことができるんだ」
亜美「それだけじゃないんだよ」
亜美「今のピヨちゃんになら、人間の性格形成において最も影響を与える、原体験、ソレを植えつけることが出来る」
P「なに!?」
亜美「ピヨちゃんを癒してあげて、兄ちゃんの言葉で、手遅れになる前のピヨちゃんに……」
P(俺は一体、なんと言えばいいんだっ……なんと言ったら音無さんを救える?)
P(そもそも何かを言うべきなのか? 何も言わないほうが本当なんじゃないのか)
小鳥「ここどこー? ままー」
P(俺は……)
P「>>24」
小鳥「えへへ、そうかな? ことり、いいお嫁さんになれるかな?」
亜美「ど、どうかな~、まだわかんないな~」
小鳥「ことりはね、大きくなったらお金持ちの王子様と結婚して、お姫様になるんだ~」
P「小鳥さん」
小鳥「ふぇ?」
P「女性の幸せは結婚することだけじゃないですよ」
P「家庭がなくたって、仕事がある、趣味がある、夫がいなくても、友達がいる、恋人がいる……」
P「人の数だけ幸せがあるんです」
P「どんなことだって、考え方次第で幸せに結びつくんですよ」
小鳥「…………」
P「だから結婚なんて……」
小鳥「…………」
P「しなくても……」
小鳥「……」ジー
P「うう……」
小鳥「……」ジー
P「え?」
小鳥「色々言ってくれたけど、わたしはやっぱり結婚したいよ」
P「……」
小鳥「特別な誰かに尽くしたい、その人の夢をお手伝いしたい、」
小鳥「大好きな人の帰る場所になりたい」
P「音無さん?」
小鳥「プロデューサーさん、私は……」フラッ
P「音無さん!」
P(響が言うには、若返りビームの影響だそうだ)
P(ほんの数分で目を覚ますらしいから、問題はないだろう)
P「問題なのは、俺の心だ」
P(音無さんの言葉で気づいてしまった、俺の中の恋心に)
P(俺は>>29が好きだ)
P(もう、抑えきれないほどに……)
P(俺はバスと電車を乗り継いで春香の家へと向かった)
P「お邪魔します!」
春香父「な、なんだ!? 君は春香の……」
P「春香さんをボクにください!!」
春香父「なんだって!! 急に何を言うんだ!!」
P「春香さんはどこに!?」
春香父「春香ならあんたのとこの事務所にもう行った! それより君は……」
P(俺は外に出た。空が高かった。都会では信じられない開放感を感じた。)
P「春香ああああああああ!!!」
P「好きだああああああああああああ!!!!!」
P(俺は叫んだ。この声が、この思いが、遠い春香のところまで届くことを信じて……)
完
元スレ
P「どうしたんですか、小鳥さん!?」 小鳥「じ、実は>>2が……」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1483899385/
P「どうしたんですか、小鳥さん!?」 小鳥「じ、実は>>2が……」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1483899385/
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コメント一覧 (20)
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- 2017年01月09日 12:47
- そして今年もピヨちゃんは婚期を逃すのであった…
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- 2017年01月09日 12:48
- 響で強行すんなよw
はいさい以降は完全に亜美じゃねーか
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- 2017年01月09日 13:02
- 亜美の中の人は響の声マネ上手いからな…
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- 2017年01月09日 13:12
- 亜美が一貫して響にされてたのが草
どんだけ響好きなんだよww
-
- 2017年01月09日 13:55
- 響は可愛いなあ!!!
-
- 2017年01月09日 14:46
- まとまってないようでまとまってる感がすごい。
-
- 2017年01月09日 14:55
- 14と19で同じやつが安価二回取ってるんだよな
-
- 2017年01月09日 15:24
- 勢い好き
安価も乱れなかったし
-
- 2017年01月09日 16:44
- 本家Pも耳が聞こえないのであった
-
- 2017年01月09日 18:00
- わろた
-
- 2017年01月09日 18:06
- 他社P「うわぁ、働きすぎるとあぁなっちゃうんだな、気を付けよう。あ、ちひろさんスタドリとジュエルください」
-
- 2017年01月09日 18:22
- 安価は場所を選ぶと面白いな
-
- 2017年01月09日 20:10
- セリフがはいさいなのに亜美で安価取ったのは見事
亜美真美ならモノマネで最後まで通せる
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- 2017年01月09日 20:13
- 対音無さん安価の安定っぷり、いつもの結婚ネタだったが途中からの脱線っぷり。
そして最後の未完っぷり。
勢いよくて面白かった。
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- 2017年01月09日 22:17
- 春香さんじゃなくて響なら完結するつもりだったんだろうなぁ…
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- 2017年01月10日 00:30
- 正直未完で終わったからサクッと読めてオチにもなって笑えた
-
- 2017年01月10日 06:15
- この>>2は有能の皮を被った有能
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- 2017年01月10日 19:08
- 最後のシーンは脳内で一枚の絵になった。
それはまるで名画のようであった。
-
- 2017年01月11日 12:44
- 響で通される亜美ェ…
じゃあ俺亜美真美Mindしてくるから
-
- 2017年03月02日 05:30
- ※18
同意
実際は作者が匙を投げたであろうにも関わらず、ラストのおかげでキレイにまとまったように見える