魔王城幹部「うーわ出勤早々勇者来やがったよ···」
幹部『こちら監視室、おーいちょっとゴブリン班、B通路西側応援まわってくれー』
『・・リョ・・・カ・・・・・・』
幹部「うーん、受信側の通信魔石、調子悪いな・・・買い換えどきかな」
部下「おはようございまーす、あれ、早いっすね」
幹部「おう、もう勇者きてんぞ」
部下「うわ、マジっすか」
部下「そうっすねえ・・・ホネの人ら、時間たったらまた戻るから人数減らなくて良いけど、他の部署もう限界っすもんね」
幹部「自分ら魔族班なんてもう俺らと、あとアイツしか居ないもんな」
部下「あの紙みたいな人っすか、あんま出勤してこないっすけど」
幹部「そうそう、正面から見たら魔王様に見えるけど、けどめっちゃうっすいアイツ。アイツ、切られても切られてもノリでくっつければ元に戻るからね」
部下「なんでうちの軍リサイクル出来るヤツばっかなんですか」
部下「やっぱ先々週号の週刊ダンジョンウォーカーに載っちゃったからっすね」
幹部「☆4.5ってだいぶ評価いいよな、ほら、あっちのほうにある雰囲気よさげな魔王城でも☆3だもんな」
部下「こっちだって内装こだわってますからね。悪魔ツタとか結構高かったし」
幹部「暗黒雷雲がコストかかってしょうがないけどな」
幹部「ああ・・・。でも・・・」
部下「でも?」
幹部「こないだ魔王様また金と魔力石たりないって騒いでたよ」
部下「昨日の定例朝会の代表訓辞の時言ってましたよね・・・。」
幹部「あのお方、めっちゃ魔力石食うからなんだよな・・・」
幹部「おっと、B通路、おしてるし増援は大丈夫かな」
部下「もう制圧できそうですね。あ、F入口、勇者ご一行接近中との報告、お迎え準備しますか?」
幹部「骨のヤツら送っといて」
部下「了解。『骸骨班、F入口集合』」
部下「お金と石の話です」
幹部「そうそう、総合会計のウルフ班が、紙の使用減らしたりとか、ほかの魔王城との貿易とか、色々金策してんだけどなあ結構」
部下「どうしても魔王様の燃費悪いっすからねえ」
幹部「動くと消耗するし、できるだけあのフッカフカの椅子に座っててほしんだけど、結構戦うの好きだから、たまに勝手に変なとこで勇者と最終決戦してんだよな」
部下「勇者からしたらたまったもんじゃないっすよね、城入ったら速攻でとか、セーブポイント見えてんのに手前の広間でとか」
幹部「そういうことするとリピーター減るから・・・」
幹部「歩兵からのし上がったお人だから、そういうとこあるんだよな」
部下「まあギリギリ経営まわってるからいいんですけど・・・」
幹部「おっ、B通路状況終了。制圧成功、『負傷者収容!勇者どもの死体は身ぐるみ剥いで川に流しとけ』」
部下「やりましたね。あ!勇者グループ、F入口突破、F階段に侵攻、次の部隊を送ります」
幹部「了解、コウモリ班で」
部下「『コウモリ班、F階段で迎え撃て』」
部下「え!辞めたと思ってました!」
幹部「でもあんまいい噂聞かないな。どうやら出向先でセクハラしてこっちに帰されたらしいし」
部下「あらー・・・たしかにどう見てもエ口オヤジだし、ほんとならハズいっすね」
幹部「なんでも内勤中、お茶くみのメスのオークのケツを舐めたとかなんとか」
部下「うわ、きっしょ」
部下「そうっすねえ。それこそ先輩だって実働部隊じゃないし、こんだけ自由きくんだからけっこう強いんすよね?」
幹部「いやーそんなことないって。お前もそろそろ幹部候補試験受けんだろ?」
部下「まあ・・・自分の場合親父も母親も幹部だったんで、ほぼコネ入隊っすかね」
幹部「私も祖父が側近やってたからだよ」
部下「まあお互い苦労はあんましてないっすね」
幹部「でも魔王様はたたき上げだし、私らみたいなのはあんまり好きじゃないかもな」
部下「すげえサクセスストーリーっすよね、歩兵隊からの魔王って」
部下「なるほど、先輩はそれ狙ってんすね?」
幹部「いやー、でもまだドラゴ野さんとか、デビ川さんとかもいるし」
部下「ライバル多いっすねー」
幹部「魔王様は不当競争禁止してるから直接戦えないし、なんか功績出さない限りこの部署出世はないよな」
部下「でも先輩がここ来てから撃退率かなり上がってますよ?宝箱とかの消耗品の減りもマシだし」
部下「アイツら何でも持っていきますからね」
幹部「デーモンラットの皮とかいくらでも生産出来るからな」
部下「あれいくらでも増えますもんね」
幹部「でもたまに金とか魔法石とか入れとかないと段々開けなくなるんだよな」
部下「ミミックも一定数いれてますからね」
部下「はあ」
幹部「押せばいつも餌が出るとわかると、必要以上に押さなくなる」
部下「うん」
幹部「そのあとたまに出さないように設定するんだ」
部下「ほお」
部下「なんで」
幹部「一度でも苦労なく何かを手に入れた経験っていうのは忘れられないもんだ」
部下「よくわかんないっすけど、そういうもんなんすかね」
幹部「ほら、またF階段の勇者が宝箱開けるぞ」
部下「おっ中身は・・・」
幹部「・・・ミミックだな」
幹部「ここんとこ、この辺の魔法石鉱山にも最近勇者が出るらしい」
部下「ホント困りますよね。あんなド田舎に人員送るこっちの身にもなってほしい」
幹部「せっかく人間どもの町から遠いとこで採掘してんのに」
部下「大事な商材ですからね」
幹部「お隣さんとの共同開発活動だから、うちの取り分少ないけどね」
幹部「あっちは人間の街に近いし、ちょっとレベル高めにしてるからそこそこ金持ってる実力派に人気あって」
部下「はあ」
幹部「たくさん撃退してるから金持ってるんだな」
部下「うちはどっちかっていうと万人受けする方ですからね」
部下「そっちのコストだいぶかかりますけどね」
幹部「その代わり制圧したらそれなりに儲かるからな」
部下「アイツらが落とした剣とか売れるんですか?」
幹部「うちは武器とかも完全支給制だからあんま人間の武器は見ないかもだが、だいたい溶かして作り直してるな」
幹部「支給品は全部均一だから、武功の証なんだろうな。実際モチベーションの向上につながるし」
部下「強くないと勇者倒して武器奪えないですからね」
幹部「それもこれも勇者どもが懲りずに何度も来てくれるからだな。実際win-winだ」
部下「むこうからしたら夢と武功追ってうちに攻めてるわけだし」
部下「まったくよくできてる」
幹部「まあ下手したら城制圧されておしまいだけどな」
部下「そのために自分たちがいるんじゃないですか」
幹部「そうだな、この季節は暇なほうだし、ここはあったかいし」
部下「ですね」
幹部「乗ってったイビル牛の毛はあったかいから大丈夫だろ」
部下「一番やばいの北組っすよ、あの方面雪深いから」
幹部「雪の魔王さんとこと交易しないともう氷手に入んないからな~」
部下「うちの城で飼ってた、氷魔法使える人間のヤツこないだ死にましたよね」
部下「でも死因食いすぎらしいっすよ」
幹部「まあかなり待遇良かったからな」
部下「それにしてもデブりすぎっす」
幹部「ちょっと魔王様が甘やかしすぎたな」
部下「ですよね」
部下「気づいたらずっとかじってますもんね」
幹部「冷蔵庫に使わなきゃ肉腐るって何度も言ってんだけどな」
部下「まあ強く言えたもんじゃないっすけど、滅殺されかねないし」
幹部「魔王様に好きなように暮らしてもらうのが仕事だもんな」
部下「あ、先輩、よく見たら寝ぐせついてます、ツノの後ろくらい」
幹部「お、まじか、すまん」
幹部「母がかなりデカかったからな」
部下「そっすか、学生時代モテたでしょ」
幹部「いやーそんなことないよ?」
部下「うっそだ~」
幹部「うるせえ、仕事すんぞ」
幹部「ああ、あの人ら地面食ってる」
部下「へー」
幹部「この城のあたり大昔は海だったから良い塩味らしい」
部下「実際うちの名産って岩塩っすもんね」
部下「人間も落ちてるの拾ってくんでしょ?」
幹部「宝箱とかにいれてあげてるからな」
部下「まあそれ売って勇者が金もてるし」
幹部「それをブチ殺して持ち物いただいて」
部下「私達がお買い物する」
幹部「そう」
幹部「まあ幹部になってから給料上がったし、多少はね」
部下「いいなー・・メーカーはダン・ホですか?ツン・ニサ?ヤヨー・トですか?」
幹部「サク・レス」
部下「うっとぁー金持っち」
幹部「たいして速くないけど、座りごこちサイコーだよ」
部下「今度また乗せてください」
幹部「いいよ~~土足厳禁だぞ」
部下「え、普段靴はいてないんすけど」
幹部「・・・拭いてから乗ってね」
部下「お・・・これは・・・」
幹部「どうした」
部下「やばいっす、ヨイツ村の勇者、キジルシ・ヤバヲがうち狙ってるって噂が!」
幹部「なにっ!?あっちの大陸の魔王を血祭りにあげて自分の城にしたっていう・・・」
部下「そうです、ヨイツのバーサーカーです!」
幹部「そんな・・・終わった・・・」
幹部「ところで、どうやって知ったんだ?」
部下「魔ちゃんねるっていう魔導通信掲示板で・・・」
部下「それ嘘じゃないか・・・?」
【悲報】ヨイツのバーサーカーさん、今度は新大陸北方の魔王城を目指すwwwwww【死亡確定】
幹部「そこに書いてる事ほとんど嘘っばかりだぞ」
部下「マジかー・・・信じかけてた~・・・」
幹部「たまにマジのネタもあがるけどな」
部下「じゃあ対策したほうが」
幹部「まあいつもの警戒態勢で大丈夫だろ」
部下「うーん・・・」
数日後
幹部「階段B、通路D、大広間A1、状況終了。ふー・・・」
部下「今日はお客さん多いですねー」
幹部「そろそろハイシーズンになるからな」
部下「そういえば最近気候良くなってきました」
幹部「春になったら湧くんだよ、お馬鹿どもが」
幹部「ほぼ戦ったことねえ若造が入ってきたりな」
部下「ちゃんと修行できるように周辺に野生生物放ったりしてるのに」
幹部「あれ育てるのもタダじゃないんだぞホントに」
部下「まあ強くならないことにはアイツら金持てないですからねぇ」
魔王「やっとるかー」
部下「あわわわわ」
魔王「今年はお前ら前線に出るかもな!まあ期待してるぞ~がっはっは」
部下「はッ!!」
幹部「御意ッ!!」
魔王「じゃあ、ワシはちょっくらその辺のアホ勇者どもを血祭りにあげてくるからな~がっはっは」
幹部「視察来るなら言えよ~~~~~~~」
部下「まあ愚痴聞かれてなそうで良かったですね」
幹部「まあ、しっかし、普段は全く魔王っぽくないな」
部下「ただのおじいちゃんですよね」
幹部「お前、戦闘中の魔王様見たことあるか?」
部下「ないです」
幹部「あれは、やばいぞ」
部下「はあ」
幹部「ちょうどいまF階段にいらっしゃるから見てみな」
部下「そうですね」
―――――――――――
その圧倒的な存在に勇者は一度たじろいだ
しかし、一瞬にして勇者の剣が地面に落ちた
見えぬ間に老いた魔人は勇者の懐へと潜り、右腕を落とした
そのまま胴を自らの腕で突き、貫いた
ひと目見るだけで、すでに勇者の敗北は明白だった
幹部「な?」
部下「片手で一秒でしたね」
幹部「まだ若そうだけど、あれでも結構何回も懲りずに来てる、ベテランの勇者だからな?アイツもう来ないんじゃないかな」
部下「あれは惚れちゃいますね」
幹部「みんなあのお方の強さに惚れてるからここにいるんだ」
部下「あっ、こっち見た」
幹部「血まみれで手振ってるよ・・・」
部下「素晴らしい・・・」
幹部「お婿さんも沢山いるんだぞ」
部下「すべてを統べるものはすべてを愛すんですね・・・」
幹部「マジでお嫁さんにしてくれないかなあ」
部下「先輩にはそのうち良いのができますって」
幹部「でもうちの男どもムッさいのばっかだから」
部下「まあ曲がりなりにも軍ですからね」
部下「そうですね、『ゴブリン班、踊り場Cへ』」
『ザザザ・・・・』
幹部「まだ通信魔石かえてないのか」
部下「こっちの指示は聞こえてるみたいなんですけど・・・」
幹部「明日にでも替えてくれ」
部下「わかりました」
幹部「おい、むこうなんかしゃべってるぞ」
部下「アッハイ、受信感度をあげます」
『・・・・・・エン・・・・・・ヒジョ・・・・・・・・カイ・・ツテキ・・・・ジ・・・・・』
幹部「全然わからん」
部下「けっこう遠方の警備隊からの通信ですね」
幹部「うーん外には監視魔石おいてないからなぁ・・・」
部下「城内に変わった様子はありません」
幹部「じゃあ、引き続き通常警戒」
部下「了解」
部下「何でですかね?」
幹部「ひょっとすると見・食・遊トラベルにでも取り上げられたか」
部下「こないだの魔ちゃんねるのスレッドのせいじゃないっすかね」
幹部「あんなもん誰が見てんだよ」
部下「意外と人口多いんすよ」
幹部「そんな信憑性の薄い情報に踊らされるな、いつか足元すくわれるぞ」
部下「まあまあ」
部下「もうみんな消耗してますよ」
幹部「そうだな・・・回復の泉もそろそろ止めんと枯れるぞ」
部下「十年位前にいっぺんストップしちゃったんですよね」
幹部「そのあと仕方ないから薬草を探したり買ったりしたんだが、あれは大変だった」
幹部「ああ。そのときは俺も前線行ってたなあ・・・」
部下「そんとき何か武功挙げたんすか?」
幹部「まあ・・・一応勇者倒したけど、大した奴じゃなかった」
部下「またまた謙遜しちゃって、どんな奴だったんです?」
部下「赤なんて戦場では目立ってしょうがないっすよね」
幹部「な」
部下「でも古い言い伝えによると、なんでも赤は三倍速いらしいっすよ」
幹部「どういう意味?そういう効果の装備か?」
部下「さあ・・・?少なくともうちの宝物庫にはないっすね」
幹部「西の大陸の魔王城さんかなあ、あそこのかなりデカいっしょ」
部下「きっとどっかにはあるんでしょうね」
幹部「おかしい・・・数が多すぎる・・・」
部下「ですね・・・」
幹部「もうホネ部隊全員バラバラで回復待ちだし、腐った死体たちもあと1.3人ってとこだな」
部下「下級魔獣たちもそろそろ残しとかないと繁殖用までいっちゃいますよ」
幹部「結構ピンチだな・・・城外のみんなに帰還指令だしといて。石使っていいよ」
部下「了解、『城外、総員帰還せよ、緊急につき転送魔石使用可』」
幹部「ま、これですぐ収まるだろ」
幹部「まあ会計に泣いてもらおう、城の存続が何よりだから」
部下「つぶれたら自分ら終わりっすもんね」
『ザザザ・・・ザザ・・・』
幹部「ずっと通信きてんな、なんかあったんかな」
部下「・・・ッ!先輩ッ!!A入口ッ!」
部下「A入口、会敵と同時に全員陥落!下級魔獣、幹部ともどもです!」
幹部「何イっ!!何事だ!!」
部下「やたら強い勇者です!アイツまさか・・・」
幹部「ヨイツ村のバーサーカー勇者・・・!」
幹部「これはマズいな・・・」
部下「どうします?アレにかなうヤツ、魔王様くらいしかいないっすよ!」
幹部「外の奴らは戻ったか!?」
部下「ちょうど下に集合してます!!A方面に行かせます」
幹部「了解。とりあえず様子見よう」
部下「まあ無理でしょうね」
部下「もうだめだ」
幹部「仕方ない、ここは任せた」
部下「どうするんです!?」
幹部「警戒を怠った私の責任だ、行ってくる」
部下「無理ですよ!先輩!先輩いいいぃ!」
幹部「頼んだぞ」
部下「あわわわわ」
部下「『B入口!F階段!状況を放棄!A方面増援に向かえ!!』」
部下「一人じゃまわらないっす・・・早く戻ってくれよ・・・!」
部下「『総員!A階段増援にまわれ!他ルートは封鎖する!現状放棄!A方面へ!』」
部下「もう無理だ・・・大広間まで突破された・・・」
部下「ハイ、室長は出てます!伝令ですか!?」
伝令「もうダメだ!脱出準備を始めろ!魔王様は!?」
部下「F方面でいたずらに勇者ブチ殺しに行ったまま帰ってません!」
伝令「なに~ッ!!?どうしたらいいんだ・・・!!」
部下「魔王様は負けることはないとは思いますが、確認中です」
伝令「発見次第玉座の脱出通路に向かうよう伝えてくれ!俺は増援に向かう!」
部下「ご武運を!」
「ハロハロ~~~~ゥ」
「・・・・俺は今右手に首を持ってるぅ~~~
そして左手にも首を持ッてるぅ~~~
これを~~~両肩にくっつけてぇ~~~
なかよし3きょうだい~~~ってなぁああ~~ぃヒヒひいひひヒヒひ」
部下「ひいいいい!魔王様ぁあああ!先輩ぃぃいいい!!!!」
「そうさ~~~俺こそが~~~~
ヨイツの勇者王の~~~~キジルシ・ヤバヲ様だ~~~~~~い!!!」
部下はしめやかに失禁した
統制を失った城内をまるで散歩する様にウロウロと、しかし血の海をつくりながら歩き回った
監視室においてあったマップを使い、城内をくまなく探し、すべての宝物、財産を奪い、殺戮に飽きた頃にこの地を去った
後に残ったのはおびただしい血の跡と、主を失い野生化した下級魔獣と、生ける屍である骸骨たちと腐った死体たちのみであった
さらに時が流れたあと、都から派遣された勇者キジルシの多くの部下の勇者たちが大挙して押し寄せ、魔王城は、もはやもとが一体何だったかわからないほどに破壊しつくされた
かつて玉座だったその場所には、回復の泉から清らかな水が零れ落ち、いまでは綺麗な花が咲いている
部下「コア壊されなくて良かったっすね~」
幹部「まさか首とられるとは思わなかったよな」
部下「自分あれ以上バラバラだと復活出来なかったっす」
幹部「ホント治癒力高い方で良かった~」
部下「ホントですね~」
幹部「・・・さて!次の就職先探すか!一緒に来るか?」
部下「もちろんです!一緒に行きましょう!」
完
元スレ
魔王城幹部「うーわ出勤早々勇者来やがったよ・・・」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1483701171/
魔王城幹部「うーわ出勤早々勇者来やがったよ・・・」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1483701171/
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- にこ「次のセンターは遊戯王で決めるわ!」
- 輝子「プリンターからボノノさんがわんさか出てくる」厚みのない乃々「あうう…」ウィーン
コメント一覧 (12)
-
- 2017年01月06日 23:15
- こういうのすき
-
- 2017年01月06日 23:41
- 落ちなし山なし、だからこそ安心して読めるから好きだわ
-
- 2017年01月06日 23:46
- ごめん、ガチで笑ったわ……これが『ゴブリンスレイヤー』の主人公なら火祭り&ダンジョンすらぶっ飛ばすからなぁ。幹部と部下に良い再就職先が見つかる事を祈ろう。
-
- 2017年01月07日 00:12
- 中間管理職はどこの世界も大変なんだなと思いました。
-
- 2017年01月07日 00:18
- テンプレをこねこねするだけ
-
- 2017年01月07日 01:25
- ダンジョン経営系なろう小説の焼き直し
-
- 2017年01月07日 03:04
- もっと評価されていい
続編期待
-
- 2017年01月07日 11:43
- 魔王様が復活してない、訴訟
-
- 2017年01月07日 15:57
- ワイ破壊神、ダンジョンの準備が間に合わず勇者ああああにボコされる
-
- 2017年01月07日 17:31
- ※5
そうかそう言うならお前がやってみろ
-
- 2017年01月08日 11:32
- どうしてテンプレがあるか知ってるか?
それが一番安定して面白いからだよ
-
- 2017年01月22日 20:01
- ※6
草
そんなんあるんか