鞠莉「ダイヤ!ハグして!」 ダイヤ「はい?」
- 2016年12月21日 15:10
- SS、ラブライブ!サンシャイン!!
- 5 コメント
- Tweet
鞠莉「ハグして欲しいの!」
ダイヤ「なんですのいきなり」
鞠莉「私気づいたのよ」
ダイヤ「はぁ」
鞠莉「私からはダイヤにも果南にもハグしたわ。そして果南からもハグされた。でも....」
鞠莉「ダイヤからはまだハグされてない!!」
ダイヤ「.....」
鞠莉「.....」
ダイヤ「そうですか」
鞠莉「反応薄っ!」
鞠莉「ないわ!」
ダイヤ「どこかの世界線とか過去とかできっと...」
鞠莉「急に何言ってるのダイヤは!?」
ダイヤ「大体ハグなんてルビィにも最近できてないのに何で鞠莉さんにしないといけないんですか!」
鞠莉「なんか逆ギレされた!?」
ダイヤ「まぁ別にいいですけど」
鞠莉「やったわ!」
ダイヤ「それじゃあいきますわよ?」
鞠莉「いつでもカモーーンよ!」
ダイヤ「.....」ギュ
鞠莉「.....」
ダイヤ「どうですか...?」ギュ
鞠莉「.....」
鞠莉「違う!!」
ダイヤ「はい?」
ダイヤ「何がですか」
鞠莉「なんか今のハグからは愛を感じなかったわ!」
ダイヤ「い、意味がわかりませんわ!」
鞠莉「『はぁ、まったく鞠莉さんったらまた変なことを言い出して....。これで満足してくれればいいのですが』みたいな感じのハグだったよ!」
ダイヤ「ま、鞠莉さん....」
鞠莉「あっ、ソ、ソーリィー。今のはちょっと言い過ぎたかも....」
ダイヤ「いつから心を読めるようになったのです?」
鞠莉「ほんとに思ってたの!?」ガーン
鞠莉「聞いてないわよ!くっ、こうなったら....」
ダイヤ「こうなったら?」
鞠莉「ダイヤに私をハグしたいって思わせてやるわ!」バーン
ダイヤ「鞠莉さん.....」
鞠莉「.....」フンスッ
ダイヤ「ルビィにでもなるつもりですか?」
鞠莉「そこまでしないとダメなの!?」ガーン
ダイヤ「?また何か思いつきましたの?」
鞠莉「.....」
鞠莉「ダイヤお姉ちゃん」
ダイヤ「....はい?」
鞠莉「ハグ、してほしいな」バッ
ダイヤ「......」
鞠莉「......」ニコッ
ダイヤ「うわ」ヒキ
鞠莉「ちょっとぉぉぉぉぉぉぉお!」
ダイヤ「自分で言わないでください。というか同級生の鞠莉さんが妹というのは無理がありますわ」
鞠莉「えーそうかしら」
ダイヤ「そうです。色々な意味で....」チラッ
鞠莉「?」ボイーン
ダイヤ「どうしました?」
鞠莉「ダイヤ....私がただの思いつきでハグしたいなんて言い出したと思う?」
ダイヤ「違ったのですか?(驚愕)」
鞠莉「うん、とりあえずその信じられないものを見たような顔やめて」
ダイヤ「はい」
鞠莉「私は今日の日のために、ダイヤにハグをしてもらうために....」
ダイヤ「....!」ゴクリ
鞠莉「みんなにアドバイスをもらってきたのよ!!」
ダイヤ「あ、はい」
ダイヤ「というか言ってよかったんですの?今の」
鞠莉「ノープロブレムよ!ダイヤに何かすることはもう言っちゃったし!」
ダイヤ「すでにプロブレムな気がしますが....」
鞠莉「気にしないわ。そしてまずはこれよ!」
ダイヤ「?」
鞠莉「ダイヤ....」
鞠莉「ハグ.....しよ?」
鞠莉「......」
ダイヤ「何を教えてますの果南さんは」
鞠莉「あちゃー、やっぱりダイヤにはバレるわね」
ダイヤ「わたくしどころかアクアの全員がわかると思いますけど」
鞠莉「それで、どう?どう?ハグしたくなった?」
ダイヤ「いえ別に」
鞠莉「!?....くっ、やっぱり幼馴染だと耐性がついてるのね」
ダイヤ「そういう問題ではない気がしますが....」
鞠莉「次よ!!」
ダイヤ「はぁ」
鞠莉「あなたも....私と一緒に堕ちてみない?」キリッ
ダイヤ「......」
鞠莉「......」
ダイヤ「ていっ」ゴスッ
鞠莉「アウチッ!?何するのよダイヤ!」
ダイヤ「す、すみません。善子さんが乗り移ったのかと」
鞠莉「善子が乗り移ってたらチョップするの!?」
ダイヤ「いえ....それより何故そのセリフを実行しようと思ったのですか?」
鞠莉「ギャップ萌えでワンチャンあるかと....」
ダイヤ「ギャップ萌えの使い方を間違えていますわ」
鞠莉「くっ。次よ!」
ダイヤ「あ、はい」
鞠莉「オ、オラのこと....ハグしてほしい.....ずら///」
ダイヤ「!!」ドキッ
鞠莉「.....」
ダイヤ「....鞠莉さん」
鞠莉「な、なに、ダイヤ?」
ダイヤ「ちょっと花丸さんに用事ができたので行ってきますわ」
鞠莉「花丸にハグしたくなっちゃったの!?」ガーン
ダイヤ「生徒会室に呼び出したほうが早いでしょうか?」
鞠莉「ノ、ノーよダイヤ!さっきのは花丸じゃなくて私が言ったのよ!?」
ダイヤ「え....?」
ダイヤ「......はっ!す、すみません鞠莉さん。あまりの可愛らしさについ....」
鞠莉「喜んでいいのかすっごい複雑なんだけど!?」
鞠莉「花丸がね」
ダイヤ「鞠莉さんのものまねが上手だったからでしょう」
鞠莉「う、嬉しいようなそうでもないような....」
鞠莉「とにかく次よ!!」
ダイヤ「はい」
ダイヤ「これは....!」
鞠莉「~~♪」ニコッ
ダイヤ「.....」
ダイヤ「千歌さん....ですわね!」
鞠莉「.....」
ダイヤ「.....」
鞠莉「正解!」
ダイヤ「よし!」
鞠莉「....って、違うでしょ!?」ガーン
ダイヤ「?」
鞠莉「なるほど~『鞠莉にハグして!』の部分で....ってそうじゃなくて!」
ダイヤ「?」
鞠莉「なんでアドバイスした人を当てるゲームになってるのよ!?」
ダイヤ「え?....あ、そういえば何のゲームでしたっけ?」
鞠莉「ゲームじゃないわよ!?」
ダイヤ「むしろ梨子さんのアドバイスが気になるのですが」
鞠莉「ダイヤに壁ドンされて後は流れで....っていうアドバイスだったわ」
ダイヤ「目的が壁ドンされることになってますわ」
鞠莉「確かに」
鞠莉「まぁ」
ダイヤ「あまり人の妹に変なことを言わないでくださいね?」ゴゴゴゴ
鞠莉「だ、大丈夫よ。ルビィからはアドバイスもらえなかったから」アセアセ
ダイヤ「そ、それはそれでさみしい気も....」
ダイヤ「というか、みんなも鞠莉さんが変なことを言ったら止めて欲しいですわ」ハァ
鞠莉「変なこととは何よ!ダイヤにハグされたいからみんなで方法を考えよー!ってなっただけよ!」
ダイヤ「十分変なことですわ!」
鞠莉「(実はルビィからもアドバイスはもらってるんだけど....)」
ダイヤ「?」
鞠莉「(なんていうか....かなり抽象的だったというか....)」
お姉ちゃんは優しくて、でも....だから.....鞠莉さん....
ダイヤ「どうかしましたか、鞠莉さん?」
鞠莉「(でも多分ルビィは正しくて....)」
ダイヤ「鞠莉さーん?」
鞠莉「(怖がってるのは私.....かしら)」
ダイヤ「聞いてますのー?」
ダイヤ「?なんです?」
鞠莉「ハグ.......して?」バッ
ダイヤ「......」
鞠莉「......」
ダイヤ「はいはい」ギュッ
鞠莉「!!」
鞠莉「......」
ダイヤ「わ、わたくしは、その....」ギュー
鞠莉「?」
ダイヤ「果南さんや鞠莉さんと違って....こういったことは慣れてないのです.....」
鞠莉「......」
ダイヤ「聞いてますの?」
鞠莉「うん、聞いてるよ」ギュッ
ダイヤ「あの....イヤじゃありませんか?」
鞠莉「なんで!?私が頼んだのよ!?すっごく嬉しいよ!!」ギュウウ
ダイヤ「!!....そ、そうですか」
ダイヤ「....というか耳元で叫ばないでください」ギュウー
鞠莉「なによー」ギュウウウウウ
ダイヤ「なんですか」ギュウウウウウ
お姉ちゃんは優しくて、でも怖がりだから....
鞠莉さんが怖がらずにお願いすればきっと大丈夫だよ
――――
――
―
鞠莉「(心のどこかで私は....ダイヤにハグされないのを怖がってたのかも....)」
鞠莉「(でもダイヤは....ハグするのを怖がってた....?)」
鞠莉「ルビィの言ってる意味がようやくわかったわ」クスッ
ダイヤ「?何か言いましたか?」
ダイヤ「ええ。というかいつもより仕事は少なかったのに、誰かさんのせいでいつも通りの時間ですわ」
鞠莉「えー私のせいー?」
ダイヤ「当たり前ですわ」
ダイヤ「....と言いたいところですが」
鞠莉「?」
ダイヤ「さ、さっきまでのことを考えるとわたくしも悪かった気がします」
鞠莉「?....あー、確かにハグの時間けっこう長かったわね」
ダイヤ「い、言わないでください!ハグの時間とか分からないんですよ!」
鞠莉「ふふっ♪それだけダイヤが私のこと好きってことよね?」
ダイヤ「なんでそうなるんですの!」
ダイヤ「....怒ってはいませんが鞠莉さんの頭にチョップを入れたくなりましたわ」ゴゴゴゴ
鞠莉「怒ってるじゃない。チョップされる前に私は部室にランニングよ!」タタタッ
ダイヤ「あ、こら!廊下を走るんじゃありません!」タタタッ
鞠莉「ダイヤも走ってるじゃなーい!」タタタッ
ダイヤ「鞠莉さんを止めるためですわ!」タタタッ
ダイタイリジチョウガロウカヲー! セイトカイチョウコソー!
ギャーギャー
おわり
元スレ
鞠莉「ダイヤ!ハグして!」 ダイヤ「はい?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1482252457/
鞠莉「ダイヤ!ハグして!」 ダイヤ「はい?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1482252457/
「SS」カテゴリのおすすめ
- 日本兵「ここは何処だ?」 侍「江戸でござる」
- シンジ「H&KのUSPか………面白みのない銃だな」
- 佐祐理「祐一さん、佐祐理、赤ちゃんが…」 名雪「私もなんだよ…」 【Kanon】
- 上条「バイトでもしようかな……」
- 黒子「わ、わたくしとあなたの三年後に」上条「か、乾杯」
- 【モバマス】志希「周子ちゃーん!」周子「ん?」
- ありす「ありすちゃん観察日記……?」
- モバP「外はカリっと」 あやめ「中はジュワッと」
- 魔王「どうか、***」
- ミスター「水曜どうでしょう、シェフ大泉VS天海春香料理対決」
- モバP「コアラニナル」
- 真美「JAXAでお仕事?」
- 小早川紗枝「実家に帰ろう」
- デデデ大王「魔法少女まどかマギカ?」
- イケメン「彼女寝取られた・・・」 糞女粉砕マン俺「呼んだか」
- 東郷「夏凜ちゃん、友奈ちゃん……ごめんなさい」
- 高垣楓「白い地にて」
- 未央「ニュージェネの中でお嫁さんにするとしたら」
- 【ディケイド】門矢士「風に乗って」【デレマス】
- 十三年後のクレヨンしんちゃん
「ランダム」カテゴリのおすすめ
- 一方通行「……漏れた」上条「うぅー不幸だー!」
- マミ「すごいのよ彼女!」
- 向井拓海「離すなよ!絶対に離すなよ!?」
- まゆ「負けたら……褒めてもらえない……」
- 唯「だいはーど!」マクレーン「ケイオン?」
- P「お疲れさま、伊織」伊織「うるさいわよ、バカ!」
- 凛父「男ってやつは・・・」
- セイバー「あんぱん!!」渚「はい、これです!」
- 曜子「隣のクラスの秋山さん」
- ミミック「外の世界を見てみたい」
- 魔王「間違えた…」
- モバP「みんなー!あっつまれー!」
- モバP「茄子は、今幸せか?」
- ハート「チェイス、そこのソースをとってくれ」
- 唯「究極の選択!!」
- モバP「ライラさんとの生活」
- 士郎「俺…実は言峰が好きなんだ」セイバー「えっ」
- 春香「プロデューサーさん!」五十嵐隆「」ビクッ
- 泉野明「“ラーメン二郎13号埋立地店”かあ……」
- シャア「サザビーじゃアムロに勝てない気がする」 セイ「任せて!」
コメント一覧 (5)
-
- 2016年12月21日 15:34
- まだ残党がいたのか......
-
- 2016年12月21日 16:10
-
いい加減つまんないのに…
-
- 2016年12月21日 16:48
- なんかもっこり…じゃなくてほっこりしたのでよし!よぉぉぉしっ!
-
- 2016年12月21日 18:41
- 百合という程じゃないけど友情というにはちょっと違和感ある雰囲気は嫌いじゃない
-
- 2016年12月22日 08:10
- ※4
分かる、友達以上恋人未満のこの雰囲気がたまらない
スポンサードリンク
デイリーランキング
ウィークリーランキング
マンスリーランキング
アンテナサイト
新着コメント
最新記事
スポンサードリンク