菜々父「我々はウサミン星人」
菜々P(以下、P)「・・・それ、なんですか?」
菜々「・・・」
菜々父(以下、父)「ん? これですか?」
父「なにって・・・」サワサワ・・・
父「ウサ耳じゃないですか」
・モバマスSSです
・書き溜めをどんどん投下していきます
・誤字脱字がありましたら申し訳ございません
父「いい年こいたオッサンがウサ耳つけたら見苦しいと?」
P「い、いえ! そんなことは・・・!」
菜々母(以下、母)「お父さん、そんな言い方良くないわよ?」ピコピコ
P(お母様のウサ耳動いてないか・・・?)
父「すまんすまん、冗談ですよPさん」ワハハ!
P(どこまでが冗談なの?)
P「え?・・・あ、はい・・・そうなんですけど・・・」
P「それどころじゃないと言いますか・・・」
菜々「なんで二人はウサ耳なんてつけているの!?」バンッ!
父「なんでって、そりゃあ・・・」
父・母「ウサミン星人だからに決まってるだろ?(でしょ?)」
P・菜々「」
菜々「えーっと・・・」
菜々「ウサミン星人・・・?」
母「えぇ」
父「菜々はウサミン星人なんだろ?」
菜々「いや、それはまぁ・・・そうなんだけど」
P「そんなことはないと思いますけど」
菜々「え、もしかしてその格好って私のせいなの!?」
母「違うわよ、菜々ちゃん。私達、菜々ちゃんのアイドル活動を本気で応援したいの」
菜々「お母さん・・・?」
菜々「体とか言わないでよっ!」
母「初めは私達も戸惑っちゃったけど・・・」
母「私達は菜々ちゃんがずっと頑張ってきたことを一番知っているから」
母「その夢が叶うなんて・・・こんな嬉しいことはないわ」グスッ
菜々「お、お母さん・・・」ウルウル・・・
菜々「お父さん・・・」
母「とか言ってるけど、実はお父さんったら菜々ちゃんがデビューする前のステージも全部見に行ってたのよ?」ウフフ
菜々「え・・・?」
父「こ、こら・・・!」
菜々「ほ、ほんとうなの・・・・?」
菜々「ありがとう・・・お父さんっ・・・!」グスッ
P「とても素晴らしいご家族ですね」グスッ
父「なんか湿っぽい雰囲気になっちゃったな・・・ちょっとトイレに行ってくるよ」ガタッ
P「その格好は菜々さんのことを思ってだったんですね・・・大変失礼いたしました」
母「気になさらないで下さい」ウフフ
P「・・・ん?」
父「」モコッ
P「・・・」
P(まさか・・・いや、さすがにそんな・・・でもトイレに行くって言ったよな?)
P「」チラッ・・・
菜々「ヒック、ヒック・・・」
P(みんな気づいてないか・・・うん、ここは俺が見なかったことにすればいいだけの話・・・忘れよう)
P「いえいえ・・・あの、私もお手洗いお借りしてもよろしいでしょうか?」
父「どうぞどうぞ。場所は廊下の突き当りにありますから」
P「はい、ありがとうございます」ガタッ
P「」テクテクテク・・・・チラッ
父「いつまで泣いてるんだお前は・・・」
菜々「うぇ~ん、だって~・・・」
P(あ、なくなってる・・・!)
P(やっぱお尻の膨らみってアレだったのか?)フキフキ
P(特に臭いとかは感じなかったけどなぁ・・・)テクテク
母「菜々ちゃんはお茶目ね~」ウフフ
菜々「も、もういいよ~。お母さん///」
父「全く、そんなことで芸能界をやっていけるのk・・・うぇーーっくしゅん!」モコッ!
P「わー」
父「うぃ~・・・すまんすまん」アハハ!
P(気づいてないっ!?)
菜々「あれ、Pさん? 何してるんですか?」
父「ん? どうかしましたか?」クルッ
P「あ、いえ! なんでもありません!」アハハ・・・
父「そうですか」 ウネウネ
P「うわぁぁぁぁぁ!!!???」ドテーン!
菜々「Pさん!?」ガタッ
P(う、うごいてるっ!?)
父「大丈夫ですか!?」ガタッ
菜々「・・・ん?」
父「お怪我は・・・!」モコッ
菜々「え・・・?」
父「ん?」ウネウネ
菜々「キャァァァァァ!!」
P(あちゃー)
菜々「お、お父さんのお尻に何か・・・」
父「え、お尻・・・?」サワサワ
P(中で動いてたってことは、もしかして大人のオモチャ的なやつか・・・?)
父「・・・」サワサワ
P(そうだったらかなりマズいよな・・・この状況、どう切り抜けるつもりなんだ?)
父「・・・」
P・菜々「」
P・菜々「いやいやいやっ!?」
菜々「動いてたよっ!?」
父「そういうやつなんだよ。良くできているだろう?」
P「くしゃみの拍子にお尻から出てきましたけど!?」
父「それは・・・」
母「お尻で潰されてた尻尾がくしゃみの拍子にズレて元に戻ったんじゃないかしら?」
父「・・・そうそう、この尻尾はゴム製なので潰れても元に戻るんですよ」
P(もう何でもいいや・・・)
父「なんなら見てみますか?」スッ
P「い、いえいえ! 大丈夫です!!」
父「そうですか」
菜々「尻尾って・・・そこまでやらなくてもいいと思うんだけど」
母「お父さん、やり始めたらとことんやるタイプだから」
父「・・・・・・・・・・やってないよ」
菜々「今の間はなにっ!?」
父「な、なんだ? やってないって!」
菜々「じゃあ、今の間はなんだったの!?」
父「知らん! そんな間なんてなかった!」
菜々「やっぱやってるんじゃん!」
父「母さんは少し黙ってなさい!」
P「み、みなさん落ち着いて!」
ワー! ワー!
――――――――――――――――――
―――――――――――
――――――
~夜~
父「頭おかしい人間だと思われただろうな・・・」ハァ
母「もう、お父さんが慌てたりするから」
―――――――――――――――――――
――――――――――――
――――――
ガラガラ・・・ <タダイマー!
母『あら!』ピコッ
父『ぶっ!』
母『おかえりなさーい♪』タッタッタッタ・・・・
父『か、母さんっ! 待ちなさい! 耳! 耳っ!』
――――――
――――――――――
―――――――――――――――――
母「仕方ないじゃない。よりによって今日はスーパームーンだし・・・それに年のせいか、意図せずに勝手に出ちゃうのよ」ピコピコ
父「あ、あれは動揺してつい・・・」
母「変な間も作るし・・・」
父「今日みたいに意図せず出てることがあるのかもと思って・・・というか、母さんがあんなアタフタしなければ上手くごまかせたと思うんだが」
父・母「・・・」
母「ハァ・・・もう止めましょう。なんとかなったんだから良いじゃない」
父「あぁ、そうだな・・・」
母「なに?」
父「耳と尻尾を見た時の菜々の顔、かなり驚いているようだったが・・・」
父「まさか、まだ自覚してないなんてことあるわけないよな?」
母「そんなわけ・・・あれ、でも菜々ちゃんから相談されたこと一度もないかも」
父「おかしいな・・・菜々の歳で自覚してないなんてこと、あるわけないはずなんだが」
父「とは言っても菜々は純血なんだぞ? 育った環境で出なくなるものなのか?」
母「うーん、分からないけど・・・でも、これからはここで生きていくわけだし出ないに越したことないじゃない?」
父「・・・」
父「それもそうだな」
――――――――――――――――――
―――――――――――
――――――
― 数年後 ―
父「・・・」
P次郎(4歳)「これP次郎の!」バシッ!
P郎(5歳)「そ、それお兄ちゃんのだよ? それお兄ちゃn・・・・あ“あ”あ“あ”あ“ーーーーーー!!! P次郎が僕のオモチャどっだぁーーーーーー!!!」ギャンギャン!
母「こら! 病院では静かにしなさい!」
P恵(2歳)「ぱぱ・・・だっこ・・・」グイグイ
P「今、P乃抱っこしてるからね?」 P乃(1歳)「zzz」
菜々「あはは・・・すみません」
看護婦「しかし驚いたわ~、まさか三つ子だなんて・・・」
(赤ちゃん)男・女・男「zzz」
P子「あのねー、家はねー、女の子4人いるから【フルボッコちゃん】ごっこができるんだよー?」
看護婦「あら、それは楽しみね~」
P子「うんー!」
P「あはは・・・頑張ります」
キャー キャー ワイワイ
父「うーん・・・」
父「こっちの方に出てきたかー」
終り
~P宅~
子供たち「zzz・・・」スヤァ
P「ふぅ、やっと寝てくれた・・・」
P「おやすみ」
・・・・・カチャン
P「そう言えば今晩はスーパームーンとか言ってたっけ・・・」
菜々「Pさん・・・」
P「お、三つ子ちゃんは寝たのか・・・えぇ!?」
菜々「Pさん・・・///」モジモジ
菜々「早苗さんと瑞樹さんが選んでくれて・・・似合うかな?///」モジモジ
P「そ、それは・・・似合うけど///」
菜々「あ、あの・・・もうみんな寝たから・・・ね?」ピトッ
P「! おいおい、先週もやったばかりだろ・・・」
菜々「でも・・・なんだか今日は身体がすごく熱くて・・・明日は日曜日だし・・・」ギュー
菜々「んっ・・・」チューッ
菜々「・・・ぷはぁ・・・・はぁ、はぁ・・・プロデューサーさん、今夜はナナを好きなようにプロデュースしてください///」ボソッ・・・
P「」プツーン
P「じゃあまずは体力テストからだ!」ガバッ
菜々「きゃーっ♪」
『キャーッ!!』
『ふははは! 』
P子「あぶない! みぎ! みぎからきてるよ!」
P「・・・」ボーッ
P恵「・・・」チョコン・・・
菜々「~♪」トントン
P恵「・・・ぱぱ、おねむ?」
P「ん~? ちょっとだけなー」
『もう・・・無理だよ』
『強すぎる・・・』
『み、みんな!』
『貴様らの力はこんなものか? まぁ、いい・・・今楽にしてやろう』キュイーン
P「わー、がんばれー」
P子「P恵ちゃんもパパのお膝の上なんかじゃなくてこっちに来て応援しようよっ!」
P恵「(・‐・`≡´・‐・)フルフル」ギュー
『喰らえっ!』・・・・・・・ドカーン!
P子「わーーーー!!!」
『・・・あれ?』
『生きてる?』
『な、なに・・・相殺された!? 誰だ!?』
『こ、この特徴的な高笑いは・・・!』
『もしかして!?』
『アンタ達情けないわねッ!』
『先生!?』
P子「麗奈先生だっ!」
菜々「え、麗奈ちゃんって今は先生役やってるの!?」<ハイ、ゴハン
P「麗奈ちゃんも成人してるからな」<アリガト
菜々「時の流れって早いね・・・」
P(これ作ってる人俺と同じ年代だろうなぁ・・・)
菜々「懐かしいね~」シミジミ
P「なにが懐かしいの?」チラッ
菜々「さて、お味噌汁できたかなー?」プイ
P子「あの麗奈先生がフルボッコちゃんだったなんて・・・」
P「なんだ、ショックだったのか?」
P「そっか、麗奈先生強かったもんな」ポンポン
P子「うん!・・・あっ、そうだ!」
P「どうした?」
P子「ママー! もう一人女の子が欲しいなー!」
P「ちょっ・・・!」
菜々「うん!・・・次のP子ちゃんのお誕生日にね?」
P「え?」
P子「わーい! お誕生日だから1、2、3・・・カレンダー十回めくればいいんだよね!?」
P「ど、どど・・どういうことっ!?」
終り
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元スレ
菜々父「我々はウサミン星人」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1481443397/
菜々父「我々はウサミン星人」
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コメント一覧 (10)
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- 2016年12月11日 19:15
- 菜々さんが幸せそうだから満足
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- 2016年12月11日 19:22
- 成人してるのに初代魔法少女役で出演するとは……見上げたプロ根性だぜ
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- 2016年12月11日 19:22
- 三つ子は産むし、パパのお腹の上でピョンピョンうさぎさんごっこする菜々さんの腰にダメージを与えるとは、愛異奴流道とはまこと厳しい修羅の道よ
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- 2016年12月11日 19:55
- なんだか諸々微妙すぎてあれだけど
とりあえず
>父「だったら親もウサミン星人じゃないといかんだろ」
>
>P「そんなことはないと思いますけど」
そんなことなくないよ!
安部父さんは実に正しいw
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- 2016年12月11日 21:19
- ※4
デーモン閣下の御母堂も「世を忍ぶ仮の母です」って言ってるしなw
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- 2016年12月11日 21:42
- 体力持つのは一時間(意味深)
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- 2016年12月12日 11:04
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- 2016年12月13日 12:19
- 菜々さんはウサミンの血が多産という形で現れた=ウサミン星人は多産。
よってウサミンママも多産。
これ菜々さんの「なな」が「7」のことだったら、一葉、双葉、三葉などがいる可能性が発生し、つまりウサミン7が結成できるかも!
と思ったけど地球に来たらある程度抑制されるならウサミンは一人っ子の可能性が大きいのか。残念。