【安価】提督「学力?」
提督「いやー、悪い悪い」
阿武隈「もー!いい加減覚えてよー!」
提督「まーまー」
阿武隈「うー......」
提督「まぁ、漢字間違いはお互い様だし怒るなよ」
阿武隈「へ?」
提督「ほれこの資料、漢字間違えてるぞ」
阿武隈「え、嘘!?」
提督「ほら、ここ。『完壁』ってなってる」
阿武隈「......?合ってるじゃないですか」
提督「え?」
阿武隈「え?」
阿武隈「提督?」
提督「......阿武隈、これ漢字で書けるか?『こんじょう』」
阿武隈「え?えーと、はい。『根生』」
提督「......」
阿武隈「あ、あれ?」
提督「......これはひどい」
阿武隈「え、えぇ!?」
提督「と言うことがあったので、艦娘全体で学力テストを行ってみました」
阿武隈「あ、あんまり言わないでよぉ」
大淀「なるほど、いきなりテストをするというから何かと思いましたがそういうことでしたか」
提督「手伝いありがとな大淀」
大淀「いえ、このくらいは。それにこの結果は今後の役に立ちそうですしね」
提督「それじゃ早速結果を見てこうか。とりあえず阿武隈。お前からな」
阿武隈「え、えぇ!?ま、まだ心の準備が」
提督「えーと、阿武隈は......↓2点か」
コンマが点数
00は百点扱い
提督「54点か......またこれは微妙な点数を」
阿武隈「あ、あはは......」
大淀「確か今回のテストは中学生向けのものでしたよね」
提督「ああ、そうだな。だからもう少し出来て欲しかったが......まあ漢字が危ない時点で何となくは予想できてた」
阿武隈「うぐぐ......なにも言い返せない......」ショボーン
提督「ま、まあそれでも悪すぎることもないからな。そこまで悲観することもないだろ」
阿武隈「そ、そうですよね!」
大淀「ただ、今後の秘書艦については考えものですが」
提督「あ」
大淀「この結果から考えれば妥当かと」
阿武隈「うぅ......」
提督「ま、まぁまぁそれは他のやつの結果を見てからってことでさ。ほら、もしかしたらテストが難しすぎたのかもしれないし!」
大淀 ジトー
提督「は、ははは......」
コンコン
提督「......っと、次のやつが来たか。どうぞ」
大淀「はぁ......」
↓2「失礼します」
誰か艦娘を
提督「おお、霧島か。何だ何だ自信ありそうじゃないか」
霧島「ふふ、艦隊の頭脳と言われるように日々、勉学をしてますから」フフン
阿武隈「す、すごい......」
大淀「流石ですね」
霧島「いえいえ」ニコリ
提督「それで霧島の結果だが......」
霧島「あ、そういえば司令。このテストを行う際に良い成績だったら報奨をいただけると伺ったのですが」
阿武隈「え、そうだったの?」
提督「ん?ああ、80点以上取れたら何か好きなものをあげるつもりだったんだよ」
霧島「80点ですか......ふふ」
提督「霧島?」
霧島「私の計算が正しければ今回のテスト、確実に80点を超えてます!」
提督「お、マジか」
阿武隈「すごい自信......」
提督「んじゃ、そろそろ見てみますか。霧島の点数は......↓2だ」
コンマが点数
00は百点扱い
霧島「司令?どうかなさいましたか?」
提督「あ、いや、その......見間違いじゃないよな」ゴシゴシ
大淀「提督?......これは、スゴいですね」
阿武隈「ど、どうしたの?......うぇええぇええ!?」
霧島「あ、あの......」
提督「あ、ああ......すまない。お前の点数だが99点だ」
霧島「ふふ、やっぱり私の計算に狂いは無かったわ!」
提督(絶対フラグだと思ったのに......)
霧島「ただ、1問ミスをしたのが気になりますね......司令、あとで答案を見せてもらっても?」
提督「ああ、勿論いいが......見直しか?」
霧島「ええ、正直悔しいです。次こそは100点をとって見せます」
提督「お前には敵わないな......その点数でも満足出来ないのか」
霧島「勿論です。目指すは艦隊の頭脳ですから、この程度では」
提督「ん?どうした?」
大淀「もう彼女を秘書艦にすればいいのでは?」
提督「え」
大淀「彼女ほど優秀な子は他にそうそういないでしょうしそれに」
阿武隈「うぅ......」
提督「ま、まぁまぁ大淀君!それはまた今度話そう!とりあえず今は霧島!」
霧島「は、はい」
提督「高得点、おめでとう。約束通り何か欲しいものがあれば俺に用意できる範囲で何とかしよう。さあ、何でも言ってくれ」
霧島「あ、でしたら前から欲しいものが少しありまして」
提督「ん、なんだ?」
霧島「↓2です」
何かものとか
提督「が、がんまいく?」
霧島「ご存知ありませんか?」
提督「あ、ああ」
霧島「テレビなどでよく用いられるマイクなのですが......離れた距離から音を拾うことが出来る優れものなんですよ」
提督「は、はぁ......」
阿武隈「霧島さん、何でそんなものを?」
霧島「実は金剛お姉さまが映画をとりたいと言ってて」
提督「映画?」
霧島「はい、それで道具を集めているんです」
提督「あー、成る程......」
霧島「それで司令......ガンマイク、ダメでしょうか?」
提督「ん?いや、そういうことならわかった。今度買おう」
霧島「すみません、ありがとうございます」
提督「いやいや、それに言ってくれれば映画を作るのも手伝うぞ」
霧島「え?し、しかし......」
提督「今回のお前の点数はそれだけ良かったからな。遠慮なんてしなくていいさ」
霧島「......それでは、よろしくお願いします」ペコリ
提督「ああ!いやー、それにしてもどんな映画になるか楽しみだな!」
阿武隈(......多分これ、金剛さんと提督のラブロマンスになるんだろうなぁ)
提督「ああ。ガンマイク、楽しみにしててくれ」
霧島「ふふ、はい」
バタン
提督「......ふぅ。まさか初っぱなからこんな高得点が飛び出すとはな......」
阿武隈「......何か私の点数がすごく低く感じる」
提督「あ、あはは......まあまあ」
コンコン
大淀「......次の方がいらっしゃいましたね」
提督「ん、入ってくれ」
↓2「失礼します!」
誰か艦娘を
提督「え、望月?まさかお前から貰いにくるとは思わなかったぞ」
望月「失礼だなー。まぁめんどくさかったけど」
阿武隈「あ、あはは......」
望月「でもなんかテスト返してもらえば良いもの貰えるって聞いたからねー」
提督「まあテストで80点以上取ったら、だけどな」
望月「げぇ、マジぃ?......来なきゃよかった」
提督「......まあとりあえず来たなら受け取ってけ」
望月「はいはい」
提督「はぁ。えーと、望月の点数は......↓2だ」
コンマが点数
00は百点扱い
大淀「望月さんは駆逐艦ですし妥当では?」
阿武隈(よ、良かった......勝ってた......)ホッ
望月「まーめんどくさくて途中から寝てたし」
提督「おいコラ」グリグリ
望月「うぇっ、ちょ、頭グリグリしないでよ!痛いって!」
提督「真面目にやれって言っただろーが!」
望月「だから途中まではちゃんとやったって」
提督「最後までだ!」グリグリ
望月「いたたたたたたた!マジ痛い!」
提督「全く......何のためのテストだと」
望月「んで、もういーい?帰って寝たいんだけど」
提督「......いいよ、ほら」
望月「あーい。失礼しまーす」
バタン
提督「あいつは......」
阿武隈「ま、まぁ望月ちゃんらしいね」
大淀「他の人はちゃんとやってくれてればいいのですが......」
提督「ま、それは祈るしかないかな」
コンコン
提督「ん、入ってくれ」
↓2「失礼します」
誰か艦娘を
提督「お、不知火か。お前なら大丈夫かな」
大淀「不知火さんはちゃんと解いてくださっているでしょうし期待できますね」
不知火「?」
提督「ああ、いやこっちの話だ。気にするな」
不知火「はぁ、そうですか」
阿武隈(不知火ちゃんかぁ。なんか負けそうで怖いなぁ......これで負けたらあたし......)
阿武隈 ズーン
提督「......?」
不知火「それで司令、不知火のテストの結果を知りたいのですが」
提督「ああ、そうだった。不知火は......↓2点だな」
コンマが点数
00は百点扱い
阿武隈 ガーン
不知火「75......まあまあね」
大淀「......ふむ、成る程。不知火さんがこのくらいの点数となると」ブツブツ
不知火「......?」
提督「ま、不知火お疲れさん。ほいこれ、お前の答案な」
不知火「あ、はい。しかし残念です。もう少しで80点だったのですが」
提督「はは、まあこれなら満足していいんじゃないか?」
不知火「......ダメですね」
提督「え?」
不知火「ざっと答案を見ただけでもケアレスミスが多すぎます。これは不知火の落ち度です。次はこのようなことはなくさなければなりません」
提督「......」
バタン
提督「......あいつ本当に駆逐艦?戦艦じゃなくて?」
大淀「間違いなく駆逐艦ですよ。少々規格外ですが」
提督「はー......」
大淀「それで提督、こちらはどうしますか?」
提督「え?」
大淀「阿武隈さんですよ」チラッ
阿武隈 ブツブツ
提督「oh......」
大淀「早くも目が死に始めてますが」
提督「え、えーと、どうするかなぁ」ウーン
コンコン
提督「ってもう次が来たのか。はーい、どうぞー」
↓2「失礼します」
誰か艦娘を
提督「あ、あきつ丸か......」
あきつ丸「提督殿?どうかしたでありますか?」
提督「いや、何でもない」
提督(あきつ丸は真面目だから絶対点数高いよなぁ......)チラッ
阿武隈 ボー
提督(なんか変なところ見始めてる......)
あきつ丸「それで提督殿、この間のテストの結果を貰いに来たのであります!」
大淀「随分気合いが入ってますね」
あきつ丸「ええ。将校殿と提督殿の期待を裏切れないのであります!」
大淀「ふふ、成る程」
あきつ丸「それで提督殿、自分のテストの結果は......」
提督「あ、ああ。ちょっと待ってくれよ。あきつ丸は......↓2か」
コンマが点数
00は百点扱い
あきつ丸「て、提督殿?」
提督「」
大淀「提督?」
提督「あ、あきつ丸......」プルプル
あきつ丸「は、はい!な、何でありま」
提督「......あきつ丸ー!」ダキッ!
あきつ丸「すってえ、ええぇええ!?て、提督殿!?そのようなことは!?」
提督「あ、ああ。すまない。つ、つい......」バッ
あきつ丸「あ、あの......」
提督「......よくやった!」
あきつ丸「へ?」
提督「百点!百点だ!満点だよ!」
あきつ丸「......え?えぇ!?じ、自分がで、ありますか!?」
提督「ああ!!スゴいじゃないか!!」
あきつ丸「そ、そんな......自分は」
提督「大淀もそう思うよな!?」
大淀「ええ、この結果は誇って良いものかと......驚きました」
あきつ丸「そ、そんなに誉められると......は、恥ずかしいであります......」カアァ
あきつ丸「え?」
提督「テストのご褒美だ。何か欲しいものとか要望を言ってくれ。出来る限り叶えてやる」
あきつ丸「い、いえ!そんな、自分はただやるべきことをしただけで......」
提督「遠慮するな、それにあきつ丸はいつも頑張ってくれてるからな。いつかこういうことをしてやりたいと思ってたんだ」
あきつ丸「提督殿......」
提督「だから受け取ってくれ、な?」
あきつ丸「......はい。では、申し訳ないのでありますが」
提督「ん、なんだ?」
あきつ丸「↓2が欲しいのであります」
何か欲しいものを
提督「え?」
大淀「異動届、ですか」
あきつ丸「......はい」
提督「......理由を聞いても?」
あきつ丸「......実は自分宛に陸軍から手紙が届きまして」
提督「......」
あきつ丸「ここから離れた場所でかなり苦戦を強いられているようで.....物資が足りないそうなのであります」
提督「......なるほど、そこに参戦するために」
あきつ丸「はい、揚陸艦である自分が行けば物質の補充を行えるかと......」
提督「......」
あきつ丸「提督殿、お願い、するであります」
提督「......悪いがその願いは聞けないな」
あきつ丸「......そう、でありますか」
あきつ丸「え?」
提督「そこは、どこなんだ?」
あきつ丸「提督殿?」
提督「大淀、陸軍に援軍を送る。いいな?」
大淀「ええ、すぐに部隊を編成しましょう」
あきつ丸「っ!し、しかしそれでは皆に迷惑を......それにそんなことをしたら上に目を付けられて!」
提督「あきつ丸」
あきつ丸「提督殿?」
提督「一緒に戦ってきた仲間じゃないか。しかも苦しんでるのは所属が違うとはいえ同じ敵と戦う仲間、なら助けるさ」
あきつ丸「......」
提督「まー確かに海軍の頭のお堅い奴らからはなんか言われるかもしれんが......まっ、何とかなるだろ」
あきつ丸 ポロポロ
提督「だー、泣くなあきつ丸。これからお前には沢山働いてもらうんだからな!」
あきつ丸「......はい!」
阿武隈「お疲れ様です、提督」
提督「ったく上のやつらうるさすぎるだろ......ちょっと陸に手を貸したらこれとか」
大淀「陸と海は犬猿の仲ですから」
提督「そんなんじゃ勝てる戦いも勝てねーのになぁ」
阿武隈「......」
提督「っと、ようやく面倒な事後処理も終わったしテストの返却に戻るか」
大淀「あぁ、そういえばまだ終わっていませんでしたね」
提督「それで......ん?」
大淀「どうかしまし......あ」
阿武隈「テス......ト?」ガタガタ
提督「......」
大淀「......」
提督「......あ、阿武隈さん?」
阿武隈「あ、ああ......霧島さん......不知火ちゃん......あきつ丸さん......」ガタガタ
大淀「め、目がどんどんと死んでいってる......」
提督「と、トラウマになってたのか......」
コンコン
提督「それでなぜこのタイミングで来るんだ......まあいい、入ってくれ」
↓2「失礼します」
誰か艦娘を
あきつ丸(100点)
霧島(99点)
~ご褒美ライン(80点)~
不知火(75点)
阿武隈(54点)
望月(42点)
提督「いやその、なぁ?」チラッ
阿武隈 ブルブル
天津風「......?まあいいけど。とりあえずテストの結果を知りたいんだけど」
提督「ん、分かった。ちょっと待ってくれ。取ってくるから」
天津風「ん、分かったわ......ふぅ」
大淀「少し緊張してます?」
天津風「え?あ、はい......その実は島風とテストで勝負することになってて」
大淀「あー」
天津風「やらないって言ってるのにしつこくて......仕方なく、ね」
大淀「ふふ、そうですか」
天津風「ちょ、ちょっと!何で笑ってるんですか!?」
大淀「いえ、別に?」
天津風「ほ、本当に仕方なくなのよ!?」
大淀「ふふふ、分かってますよ」
天津風「ああ、もう!」
提督「あ、天津風ー、見つかったぞー......どうした?顔赤いけど」
天津風「べ、別に!......それで結果は?」
提督「え?えーと......↓2点か」
コンマが点数
00は百点扱い
阿武隈 ガタッ!
天津風「きゃあ!?び、ビックリした......そんなところにいたの?」
阿武隈 キラキラ
天津風「......ものすごくキラキラしてるんだけど」
提督「多分仲間が見つかって嬉しいんだろ」
大淀「負けてますけどね」ボソッ
天津風「仲間?......よくわかんないけど......点数的にはどうなのこれ?高いの?」
提督「んー?あー、あんまり他の人の点数は言えんが今のところこのくらい取れてれば及第点、て感じかな?」
天津風「......そう、まあまあって感じなのね」
提督「悔しそうだな」
天津風「あなた......ギリギリ及第点で喜べるわけないでしょ」
提督「ま、それもそうか」
阿武隈 グサッ
提督「あ、やべ」
提督「そうか、島風によろしくな」
天津風「なっ、なんで私に言うのよ......」
提督「ん?用事って島風との用事じゃないのか?」
天津風「......そうだけど」
大淀 クスクス
天津風「~!!失礼します!!」
バタンッ
提督「ははは、普通に仲良しなんだから恥ずかしがる必要ないのにな」
大淀「まあそれは彼女の性格的に難しいでしょう」
提督「......で、だ」
阿武隈 ブツブツ
提督「どうしよう」
大淀「さっきのは提督がいけないかと」
提督「うんまあそうなんだけどさ......」
コンコン
提督「ん、とりあえず今はテスト返しに集中しようか。入ってくれ」
↓2「失礼します」
誰か艦娘を
提督「お、電か。テストの結果を貰いに来たのか?」
電「はい......あの、司令官さん。今、お時間大丈夫ですか?お忙しいようでしたら......」
提督「ん?ああ、問題ないよ。ちょっと待っててくれ」
電「は、はい」
大淀「流石電さん、しっかりしてますね」
電「い、いえ、そんな......それより、そのぉ」
大淀「はい?」
電「あ、阿武隈さんは大丈夫、なのですか?」チラッ
大淀「......彼女は気にしないであげてください」
電「りょ、了解なのです」
阿武隈「うう......電ちゃん......負けたくないけど......勝てる気がしない......」ブツブツ
大淀(心がやられてる......)
提督「ん、これだな。よし電、お前の点数だが......」
電「は、はい!」
提督「↓2点だな」
コンマが点数
00は百点扱い
只今の成績(平均:71.3点)
あきつ丸(100点)
霧島(99点)
~ご褒美ライン(80点)~
不知火(75点)
電(70点)←NEW
天津風(59点)
阿武隈(54点)
望月(42点)
電「はわっ!?」
阿武隈「えぇ!?」
大淀「凄いですね。あの不知火さんとほぼ互角ですか」
電「ほ、本当ですか?だ、誰かの答案と間違えてたり......」
提督「してないしてない。本当に電の答案だよこれは」
電「......」ポカーン
提督「おめでとう、電」ナデナデ
電「はわっ!」
提督「ははは、よしよし」
電「......えへへ」ニコッ
阿武隈 ジー
大淀「残念でしたね」
阿武隈「うぅ......ちゃんと勉強します......」
電「了解なのです!」ビシッ
提督「ん、じゃあ頼んだぞ」
電「はい!失礼します!」
バタン
阿武隈「電ちゃん、凄いなぁ」
提督「あれ、生き返ってる」
阿武隈「なんかもう吹っ切れちゃいました......ふふふ」
提督「おーい、まだ目が死んでるぞー」
大淀「しかし思った以上に優秀な子が多いですね」
提督「ん?ああ、そうだな。駆逐艦の子たちはもっと苦戦するかと思ったんだが」
阿武隈「つまりあたしは駆逐艦以下......」イジイジ
提督(......もうどうしようこの子)
コンコン
提督「はいはい、開いてますよー」
↓2「失礼します」
誰か艦娘を
阿武隈「げ」
提督「お、次は北上か」
北上「んー?次って?」
提督「ん?テストを貰いに来たんだろ?」
北上「え、違うけど」
提督「へ?」
北上「やーちょっと暇でさー、この間の漫画の続き読ませてよ」
提督「おま......ここ、執務室......」
北上「いいじゃんかさー。ほらほら、この間の貸してよ」
提督「ダメだ。それにあれは今俺の部屋にあるし」
北上「ちぇ......」
提督「はぁ、まあいいや。ちょうどいいしテスト受け取ってけ」
北上「んー」
提督「ったく......北上は↓2点か」
北上「ん?どしたの?」
提督「い、いや......北上、76点だ」
阿武隈「」
北上「おー、やるねぇ私。さすが私」
提督「......真面目にやってたのか」
北上「まー、このスーパー北上さまにかかればこんなのちょちょいのちょいだよね」
阿武隈「」
大淀「提督、阿武隈さんが息してません」
提督「......安らかに眠らせてやれ」
北上「え、なになに?阿武隈、もしかして私より低かったの?うっわー」
提督「やめてあげて!!」
提督「ん?」
北上「んー?ほら、80点取ると欲しいもの貰えたんでしょ?」
提督「ああ、そうだが......何か欲しいものがあるのか?」
北上 ジー
提督「?」
北上「......秘密」フフン
提督「え?」
北上「それじゃ、提督」
バタン
提督「......相変わらずよくわからないやつだ」
阿武隈「......むぅー!!」ダンダン
提督「そしてお前は時間差でキレるな」
阿武隈「うぅ......だってあの人に負けるなんてぇ」
大淀(むしろ望月さん以外に負けてしかないような......)
阿武隈「次こそ!次こそ勝ってみせます!」
提督「まあ元気になったならいいけどさ......」
コンコン
阿武隈「!」
提督「はい、どうぞー」
↓2「失礼します」
誰か艦娘を
提督「ん、赤城か。どうした」
赤城「先程電ちゃんにテストを貰うように言われてきたのですが」
提督「お、そうか。今出すから少し待ってな......」
赤城「はい......あら?」
阿武隈「か、勝てるわけがない......」ガタガタ
赤城「あ、あの」
提督「ああ、無視していいぞ」
赤城「え、えぇ?しかし......」
大淀「いつも通りなので平気ですよ」
赤城「そ、そうなんですか?」
提督「それよりテストの手応えはどうだった?」
赤城「手応え、ですか?......そうですね、やれることはやりましたがそれがどうなるか、と言ったところでしょうか」
提督「ん、それはあれか。いつもの慢心はダメってやつか」
赤城「ええ、どんなときでも慢心は身を滅ぼしますからね」
提督「なるほどな......っと、赤城の点数だが↓2点だ」
赤城「......?」
提督「......あの、赤城くん?」
赤城「は、はい」
提督「ちゃんと、解いた、んだよね?」
赤城「え、えぇ......ちゃんと解答は全て埋めましたし」
提督「......」
赤城「えーと」
提督「......1点」
赤城「え?」
提督「1点」
赤城「あの、それは?」
提督「お前のテストの点数だよぉ!!何だこれはぁ!!」
阿武隈「え、ええぇぇえええ!?」
赤城「そ、そんなはずは!?」
赤城「し、しかしちゃんと答えて......」
大淀「......なるほど、確かに解答は埋まってますね」
赤城「ほ、ほら!」
大淀「全部食べ物の名前で埋まってます」
提督「......」
赤城「......」
提督「......なにか弁解は?」
赤城「......お」
提督「お?」
赤城「お腹が空いてて」テヘ
提督「今日からおやつ抜き!」
赤城「そ、そんなぁ!!死んじゃいますよ!」
提督「死ぬか!全く......仕方ない、あいつを呼ぶか」
赤城「あ、あいつ?」
あきつ丸「提督殿、お呼びでありますか?」
提督「あきつ丸、すまないが一人、根性を叩き直して欲しいやつがいるんだが。陸のやり方で構わんから頼めないか?」
赤城「え?え?」
あきつ丸「構いませんが、陸のやり方は厳しいでありますよ?」
提督「むしろ厳しくしてやってくれ」
あきつ丸「......了解であります」ギラッ
赤城「ひ、ひぃ!?」ビクッ
あきつ丸「さぁーいくでありますよー」ズルズル
赤城「い、いや、た、たすけ」ズルズル
<イヤァアアアアァァァァァァ......
提督「ふぅ......」
大淀「......まさか我が艦隊の空母部隊の旗艦があんなだとは」
提督「早めに見つかって良かったよ......」
阿武隈「勝った......あたし、赤城さんに......あたしだってやっぱりやれば」キラキラ
提督「おーい、あんなのに勝ってもすごくないぞー」
コンコン
提督「......次か。次は大丈夫、だよな?......入ってくれ」
↓2「失礼します」
誰か艦娘を
提督「初月か......」
初月「......?どうかしたのか?随分と落ち込んでいるが」
提督「俺は......俺はお前を信じてるからな!」
初月「う、うん?」
阿武隈「えーと、初月ちゃんはテストを取りに来たんだよね?」
初月「え、あ、ああ。そうだ。僕の結果を知りたいんだが......提督?」
提督「......すまん大淀。俺には見る勇気が出ない!お前が見てくれ!」
初月「......どういうことなんだいこれは?」
阿武隈「あ、あはは......」
大淀「えーと、初月さんの点数は......↓2点ですね」
コンマが点数
00は百点扱い
提督「......そ、そんな」ブワッ
阿武隈「......」
初月「ふむ、まあそんなものか」
提督「へ?」
初月「ん?」
提督「そんな、もの?」
初月「何か変か?」
提督「い、いや初月。このテストはな、50点位取れるものなんだが......」
初月「そうは言われてもな。勉強する道具もない僕からすれば良くできた方だと思うが」
提督「え?」
初月「ん?」
初月「ない、そんなものにかけるほどお金に余裕はない」
提督「......給料は」
初月「あれはもしもの時のための物だ。貯めている」
提督「......」
大淀「......」
初月「ではそろそろ僕は失礼するよ」
提督「......うん」
バタン
提督「......大淀」
大淀「はい」
提督「次の予算から艦娘用に教科書代とか出せるかな?」
大淀「何としてでもネジ混みます」
阿武隈「は、初月ちゃん......」ウルウル
提督「しかし初月がああとなると多分秋月たちもだよなぁ......はぁ」
大淀「彼女達のこと、どうにかしなくてはいけませんね」
コンコン
提督「......次こそは普通でありますように」
↓2「失礼します」
誰か艦娘を
阿武隈「あ、五十鈴姉さん」
提督「......阿武隈の姉かぁ」
大淀「......」
阿武隈「な、なんですかぁ!もぅ!」
五十鈴「どうかしたの?」
提督「いや、テストの結果が少し予想外のことが起きすぎてな」
五十鈴「ああ、もしかして五十鈴の結果を心配してるの?」
提督「まぁ」
五十鈴「ふふっ、それなら心配いらないわ。五十鈴にお任せ!自信あるのよ!」
提督「む......まぁ、そこまでいうなら」
五十鈴「それで、提督。結果は?」
提督「えーと、↓2点だ」
五十鈴「きゃっ!?え!?ええ!?」
提督「お前ってやつは!お前ってやつはー!!」ギュー
五十鈴「て、提督!き、気持ちは嬉しいけど皆が見てっ......!」
提督「あ、ああすまん......つい興奮して」バッ
五十鈴「全く......それで結果は?」
提督「75点、上出来だ!いやー、良かったー。ホッとしたよ」
五十鈴「ふふっ、バカね。だから言ったでしょ?五十鈴にお任せって」
提督「ははは、いやー、参った参った」
五十鈴「ふふふ」
阿武隈(......いいなぁ)ムッスゥ
大淀「その顔はあまり可愛くありませんよ?」ボソッ
阿武隈「んんっ......!?」ビクッ
大淀 クスッ
提督「おー!お疲れー」
バタン
提督「いやー、良かった。本当に良かった。俺このまま艦隊が壊滅するかと思ってたもの」
阿武隈「ま、まぁ確かに赤城さんといい初月ちゃんといいインパクト強すぎだもんね」
提督「しかしこれでもまだまだ返し終わってないからな......まだ地雷があるような気がしてならない」
大淀「......同感です」
阿武隈 ゴクリ
コンコン
阿武隈「!」
提督「......どうぞ」
↓2「失礼します」
誰か艦娘を
あきつ丸(100点)
霧島(99点)
~ご褒美ライン(80点)~
北上(76点)
不知火・五十鈴(75点)
電(70点)
天津風(59点)
阿武隈(54点)
望月(42点)
初月(22点)
赤城(1点)
提督「......静かに入れないのかお前は」
青葉「まぁまぁ!それより、面白そうなことしてるじゃないですか~」
提督「ん?面白そうなこと?......って、まさかテスト返却のことか?」
青葉「はい!」
阿武隈「も、もしかしてそれを記事に......?」
青葉「その通り!皆さんの面白回答を特集すればヒットまちがいなしですよ!」
提督「あのなぁ......」
大淀「ふむ、ではここに面白い答案が一つ」
阿武隈「大淀さん!?」
青葉「おお!誰のですか誰のですか!?」
大淀「青葉さんのものです」
青葉「......え”?」
提督「......そうだな、ここは一つ青葉のテスト特集でもやるか」
青葉「あの」
大淀「ええ、では食堂にでもこれを貼って」
青葉「うわぁあああ!待ってください!書きません!書きませんから!」
大淀「あら、そうですか。残念」
青葉「うぅ......折角のスクープが」
提督「全く......っと、ほら、テスト受け取って帰りな」
青葉「はぁーい......」ショボン
提督「......ところで青葉は何点なんだ?」
大淀「ええと、青葉さんの点数は......↓2点ですね」
コンマが点数
00は百点扱い
提督「な、なんて面白味のない点数なんだ......」
青葉「あ、青葉はいいんですよ!面白くなくて!」
阿武隈「うー......また負けた......」
提督「しかしまぁざっと見たところ国語関連の問題は流石だが......他が壊滅的だな」
青葉「い、いやー」
提督「ほらこの答えなんて......くく」
阿武隈「......ぷっ」
青葉「み、見ないでよぉー!!」
大淀「やっぱり特集やっておきます?」
青葉「絶対やらないです......」
提督「えー面白いのに」
バタンッ
提督「逃げられた」
大淀「これに懲りたら記事にすることを選ぶことを学んで欲しいですね」
提督「まー......無理かなぁ」
阿武隈「うん......多分」
大淀「......ですよね」
提督「はぁ......まあ点数は正直悪くなくて安心したよ」
大淀「ですね。不得意分野があるとはいえこの点数なら」
阿武隈「......ちなみに私はどこがダメでした?」
提督「全体的に」
阿武隈「ですよねぇ......はぁ」
コンコン
提督「ん、次かな?はーい」
↓2「失礼します」
誰か艦娘を
提督「ん、おお。鹿島だったか。いつもすまないな」
鹿島「いえ。平和の海のため、皆の為ですから。こちら、報告書です」ニコリ
提督「いや、本当に助かるよ......っと、報告書も問題なしだ」
鹿島「ふふっ♪提督さんも、お疲れ様」ニコッ
提督「ははは、ありがとな」テレッ
阿武隈 グヌヌ......
大淀「そういえば鹿島さんはまだテストの結果、受け取っていませんよね?」
鹿島「え?あ、そういえば......」
提督「ん、じゃあちょうどいいし今返しちゃうか」
鹿島「今ですか?す、少しドキドキしますね......」
提督「分かる分かる。俺も学校だとよく......っと、これか。鹿島の点数だが↓2だな」
コンマが点数
00は百点扱い
鹿島「皆さんの教育を任されていますから。鹿島にはこのくらいしか出来ませんしね」
提督「おいおい、そんなことはないぞ。秘書艦をしてくれるときもいつも助かってるし」
大淀「それに鹿島さんのお陰で艦隊の練度が著しく上昇しています。この鎮守府において鹿島さんは欠かせない存在ですよ」
阿武隈「うんうん、駆逐艦の子達も皆、頼りになるって言ってるよ!」
鹿島「そ、そんな......」カァッ
提督「だからさ、鹿島はもっと自信を持っていい。な?」
鹿島「......はい!ありがとうございます♪」ニコリ
大淀「久しぶりに出ましたね」
鹿島「提督さん?大淀さん?」
提督「ん、ほら。テストの時に言ったろ?いい点数を取ったらご褒美だって」
鹿島「え、えぇ!?で、でも鹿島は......」
提督「約束通り鹿島は80点以上とったから何でもいっていいぞ」
鹿島「ほ、本当にいいの?」
提督「ああ!どんとこい!」
阿武隈(......いいなぁ)ムゥ
鹿島「じゃ、じゃあ......↓2が欲しい、かな?」
何か欲しいもの、要望を
提督「ゆ?」
鹿島「......ゅびわ」
提督「へ?」
阿武隈「!!」
鹿島「け、結婚......ゆ、指輪が......欲しいです」
鹿島(い、言っちゃった......何でもいいと言われたとはいえ結婚指輪なんて......)カァッ
提督「ん、指輪?」
提督(けっこん......あ、ケッコンか。そうか、鹿島......ケッコンしたかったのか、知らなかった)
鹿島「も、勿論!む、無理にじゃなくて......で、でも、もしか、鹿島で良かったら......」
提督「......」
鹿島「ご、ごめんなさい!いきなり......」
提督「鹿島」
鹿島「は、はい!」
提督「欲しいのは、ケッコン指輪、だよな?」
鹿島「......はい」
提督「......そうか。なら、今は無理だ」
鹿島「え?......今は?」
提督「ああ、だが、時期が来たら必ず渡すよ」
鹿島「ほ、本当に!?」
提督「ああ、勿論」
提督(渡そうにもまだ練度足りないし)
鹿島「......」
提督「鹿島?」
鹿島 ポロポロ
提督「うぉおおお!?鹿島!?」
鹿島「ご、ごめんなさい......で、でも、嬉しくて......」グスッ
提督「そうか......」ナデナデ
提督(艦娘はケッコンに憧れてるって本当だったんだな......)
鹿島(あ、頭......暖かい、夢じゃ、ないんだ......鹿島......本当にお嫁さんになれたんだ......)ポー
大淀「ええ、確実に勘違いしてますね。それもお互いに」
阿武隈「はぁ......ほんっと、提督は女心を分かってないなぁ」
大淀「でもあなた的には良かったのでは?」
阿武隈「うっ」
大淀「ただ時間はあまりないと思いますよ?」
阿武隈「ううっ」
ガチャ
阿武隈「!」
鹿島「~♪」ルンルン
阿武隈「......スキップしてる」
大淀「......勘違いに気づいた時どうなることやら」
阿武隈「あ、あはは......」
ガチャ
提督「ん、何だお前ら外にいたのか。ほら、仕事はまだあるんだから入ってこい」
大淀「はぁ」
阿武隈「はぁ」
提督「な、何だよ人の顔を見てため息なんかついて......」
阿武隈「別にぃ」
大淀「何でもありませんよ」
提督「??」
↓2「あ、提督!」
誰か艦娘を
提督「お、こんにちは大鯨。テストか。少し待つけど大丈夫か?」
大鯨「はい、大丈夫です」
提督「ん、そうか。なら、入って座って待っててくれ」
大鯨「あ、はい」
バタン
提督「んで......大鯨のテストは......」ゴソゴソ
大鯨 ドキドキ
阿武隈「......大丈夫?」ポン
大鯨「はわゎゎ!?」ビクッ
阿武隈「ひゃっ!?ご、ごめんなさい!」
大鯨「あ、い、いえ......わ、わたしの方こそすみません......」
阿武隈「え?いやでも......あたしが」ペコペコ
大鯨「いえでも......」ペコペコ
提督「......何してるんだ?」
大淀「謝り合戦といったところでしょうか」
提督「何してるんだか......とりあえず大鯨。テストの結果を発表するぞ」
大鯨「えっ!?あ、えーと......は、はい!」カチコチ
提督「緊張しまくりだな......結果は↓2点だ」
コンマが点数
00は百点扱い
何かめっちゃ安価早くて怖い
どうなってるのこれ
只今の成績(平均:58.9点)
あきつ丸(100点)
霧島(99点)
鹿島(85点)
~ご褒美ライン(80点)~
北上(76点)
不知火・五十鈴(75点)
電(70点)
青葉(65点)
天津風(59点)
阿武隈(54点)
望月(42点)
初月(22点)
赤城・大鯨(1点)←NEW
大淀「提督?なんだかすごい顔になってますが」
提督「た、大鯨。体調とかは平気か?」
大鯨「え?あ、は、はい......」
提督「そうか......」
大鯨「あ、あのぉ、も、もしかして......私......」
提督「......大鯨、テストの結果だが」
大鯨「......」
提督「......1点だ」
大鯨「」
提督「......大鯨?」
大鯨「」
提督「おい、大鯨!?しっかりしろ!」
大淀「......ふむ、なるほど」
提督「お、大淀?」
提督「......あー、さっきもスッゴい緊張してたしな」
阿武隈「ちょっと声をかけただけであれだったもんね」
大淀「恐らくそのせいですね。字も緊張してかかなりガタガタですし」
提督「まあ、大鯨そういうことだから......大鯨?」
阿武隈「......大鯨さん。固まったまま動かないんですけどぉ」
提督「......もうこっちの言葉は届かないのか」
阿武隈「い、医務室に運んできます」
提督「頼む......」
提督「なんか胃が痛くなってきた......本当に大丈夫なのかな、俺たち」ギリギリ
大淀「緊張でミスをした、なんて今回のテストでは許されますが海では許されませんからね......」
提督「ああ......あいつもまた今度あきつ丸に頼むかなぁ」
大淀「あきつ丸さん、大丈夫でしょうか。あの赤城さんも相手にしてますが」
提督「......今度また何か欲しいものないか聞いておくよ」
大淀「それがよろしいかと」
ガチャ
阿武隈「提督ー!」
提督「ん?おお、おかえり。どうした?」
阿武隈「テストをまだ受け取ってない↓2さんを連れてきたよ!」
誰か艦娘を
提督「お、早吸か。阿武隈、よくやった」
阿武隈「えへへ」
提督「んで、テストな。少し待ってなー」
早吸「はいっ!待機してます!」
阿武隈「げ、元気ですね」
早吸「そうですか?普通ですよ!」
阿武隈「すごいなぁ......あたしは昼過ぎのこの時間になると眠くなっちゃうのに」ファア
早吸「阿武隈さん、補給が足りないんじゃないですか?」
阿武隈「そ、そういう問題なのかなぁ......」
提督「お、あったあった。速吸。テストあったぞ」
早吸「は、はいっ!」
提督「それで結果だが↓2点だ」
コンマが点数
00は百点扱い
速吸「えぇー?それってどうなんですか?」
提督「まあ無難かな。平均で考えるなら平均少し上だ」
速吸「うぅーん......もう少しやれると思ったんですけど」
提督「まあ悪い点数じゃないしいいんじゃないか?」
速吸「そうですかね?」
提督「酷いやつはとことん酷いし」ボソッ
速吸「提督さん?」
提督「いや、何でもない」
大淀「まあ納得出来ていないのならこの感じですとまた再度テストを行うと思うのでそのときに頑張ってみてはどうでしょう?」
速吸「え?そうなんですか?」
速吸「そうですか......よーし!速吸、次回こそ頑張ります!」
提督「ん、期待してるぞ」
速吸「はい!では失礼します!」
バタン
提督「......いい子だ」
大淀「そうですね、点数的にも態度的にも特に問題はなさそうですね」
阿武隈(......ま、またテストやるんだ。私も頑張んなくちゃ!)グッ
提督「まあこのくらいの子が続いてくれればいいんだが......」
大淀「なんだか安心できないんですよね......」ハァ
提督「ああ、そうなんだよ。あー想像したら胃が」キリキリ
阿武隈「胃薬いります?」スッ
提督「助かる......」
コンコン
提督「......休む暇もないな。どうぞ」
↓2「失礼します」
誰か艦娘を
提督「し、心配するな。何でもない」
浜風「......そうですか?そのようには見えませんが」
提督「大丈夫大丈夫......結果次第だけど」ボソッ
浜風「?今何か......」
阿武隈「あはは......ちょっといろいろあったから......」
浜風「......なるほど。詳しい事情は分かりませんが何かあったんですね」
大淀「まあ、あったと言いますか......」
提督「これから起きるかもというか......」
浜風「ま、ますます分からない......」
提督「まあまあ。ほら、お前のテストの結果を発表するぞ」
浜風「え?あ、はい」
提督「結果は↓2点だ」
コンマが点数
00は百点扱い
浜風「た、助かった?」
提督「ありがとう浜風!お前のお陰で俺は救われたんだ!」
浜風「ぇ......あの......」オロオロ
大淀「提督、大袈裟ですよ」
提督「ん?あ、ああ。すまん」
浜風「いえ......」
提督「まあでも67点。悪くない点数だ。よくやった」
浜風「あ、はい。ですがまだまだ上を目指せる点数、これからも精進していきます」
提督「うんうん、良いことだ。どこかの一航戦にも聞かせてやりたいよ」
浜風「へ?」
阿武隈「提督......」
提督「おっと悪い。ま、とりあえずお疲れ様」
浜風「あ、はい。では私はこれで」
提督「......てかさうちの駆逐艦、優秀じゃない?」
大淀「そうですね、真面目にやらなかった望月さん、道具のない初月さんを除き皆ある程度の点数を取ってますからね」
提督「駆逐艦の皆はもっと低いと思ってたが......ちゃんと勉強してくれてたんだな......」ジーン
阿武隈「うう、なんか私負けてばっかり」
提督「お前も別に低いわけじゃないんだけどな」
コンコン
提督「さて、お次は誰かな。どうぞ」
↓2「失礼します」
誰か艦娘を
只今の成績(平均:59.7点)
あきつ丸(100点)
霧島(99点)
鹿島(85点)
~ご褒美ライン(80点)~
北上(76点)
不知火・五十鈴(75点)
電(70点)
浜風(67点)
青葉(65点)
速吸(64点)
天津風(59点)
阿武隈(54点)
望月(42点)
初月(22点)
赤城・大鯨(1点)
提督「お、ゴーヤか。出撃お疲れ様。はいこれ間宮券。いつもありがとうな」
伊58「え?いいの?」
提督「ああ、他の潜水艦の子達も連れて行ってこい。皆にはお世話になりっぱなしだしな」
伊58「てーとく!ごちそうさまでち!」パァ
大淀「ゴーヤさん達は鎮守府を支えてると言っても過言ではないですからね」
提督「ああ......毎日オリョールやらバシーやらな」
伊58「あそこら辺はもう目を瞑ってでも潜れる気がするでち......」ズーン
提督「うっ......すまん」
阿武隈「ゴーヤちゃん達はいつも大変そうだよね。勉強とか出来てる?」
伊58「......しょーじき自信が無いでち。この間のテストも......」ショボン
提督「ああ、そうか。ゴーヤにもこの間のテストの結果を返さないとだな」ガサガサ
伊58「あ、あんまり見たくないよぉ」
提督「気持ちは分からんでもないが......っと、これか。えーと、ゴーヤの結果は↓2点だ」
コンマが点数
00は百点扱い
伊58「な、なんでち?」
提督「本当に勉強してないの?」
伊58「う、うん......毎日出撃してるし」
提督「......」
阿武隈「?」
伊58「やっぱり低かった?」
提督「78点」
阿武隈「え」
提督「ゴーヤさん、78点です」
伊58「な、78点!?ほ、ホント!?わぁ~!!」
阿武隈「」シロメ
大淀「これはすごいですね......」
伊58「ご、ゴーヤ、頑張った?」
提督「ああ、凄すぎるよおまえ......ノー勉でこれって......」
伊58「えへへ......」
大淀「でも惜しかったですね、ご褒美まであと2点でしたのに」
伊58「あ、そっか......残念でち。新しい水着、欲しかったなぁ」ショボン
提督(......ゴーヤには今度特別になんか買ってやろう)
提督「おー、皆にお疲れって伝えてくれ」
伊58「了解でち!」
バタン
阿武隈「......同じノー勉なのにどうしてこんなに差がぁ」シクシク
提督「あれは化け物だからとしか」
大淀「毎日オリョールやバシーで鍛えられた成果なのでしょうか」
提督「絶対違うと思う」
阿武隈「あたしもオリョール行こうかな......」
提督「普通に勉強しなさい」
コンコン
提督「っと、はいはいどうぞー」
↓2「失礼します」
誰か艦娘を
大淀「あら、木曾さん」
提督「ん、木曾か。はいはい、今出しますよー」ガサガサ
阿武隈「北上さんも高かったし木曾さんも高いのかなぁ」
木曾「ん、北上姉さんもう来てたのか?意外だな......」
提督「取りに来たのはテストじゃなくて漫画だったけどなー」ガサガサ
木曾「......ああ、なるほど」
提督「しかしその様子だとテストの出来は良さそうかな?緊張してなさそうだし」
木曾「ま、手応えは悪くないな」
大淀「結構緊張される方が多いのですが、流石ですね」
阿武隈「凄いなぁ......」
提督「ほぅ、なら期待して......お、これだ。木曾の点数は↓2だ」
木曾「ん?どうした?」
提督「いや......それはこっちが聞きたいんだけど」
木曾「は?」
提督「これ、お前の点数」ピラッ
木曾「......に、28?」
阿武隈「......」ヤサシイメ
大淀「......」ヤサシイメ
木曾「お、おいやめろ!そんな目で俺を見るな!」
提督「......」ヤサシイメ
木曾「お前もだ!」
提督「いやだって」
木曾「た、たまたまだ!たまたま調子が悪かっただけだ!」
提督「でも手応えが」
木曾「忘れろぉぉぉぉおおおおおおお!!」ギリギリ
提督「イデデデデデデデデ!!?分かった!分かったから!!」
提督「いてて......ってあれ?」
木曾「......なんだよ」
提督「お前、返したテストどうした?」
木曾「え?......あれ?」
阿武隈「あ、それなら......」
大淀「さっき暴れたせいで窓から外へ飛んでいきましたが」
提督「......」
木曾「......」
阿武隈「確かここの窓の外って艦娘寮の方こ」
木曾「んおぉォああぁあああああ!!」ドタドタ
バタン
提督「......そういやあいつ戦うときはどんな砲撃戦でも懐に飛び込んでのインファイトとかいう脳筋だったね」
大淀「この結果で少しは勉強してくれればいいですが」
提督「ああ、そうだな......にしてもまだこういうやつがいるんだろうなぁ......うっ、また胃が」キリキリ
コンコン
提督「うぅ......ど、どうぞ」キリキリ
↓2「失礼します」
誰か艦娘を
提督「れ、レーベか」
Z1「提督?なんだか顔色が悪いけど......」
提督「は、ははは。平気だよ......それでどうした?」
Z1「あ、うん。少し頼みたいことがあるんだ」
提督「うん?頼み?」
Z1「少し前にザワークラウトを買ってくれたでしょ?それが切れかかってて」
提督「ん、もうか。分かった。買っておこう」
Z1「Danke。助かるよ......それで提督はどうしたの?やっぱり変だよ」
提督「......そんなに体調悪そうに見える?」
大淀「かなり、ですね」
阿武隈「うん、かなり酷いよ」
提督「マジかぁ......」
Z1「えーと、それで」
提督「まー、そのなんだ?テストの返却をしてるんだけど、それでね」
Z1「テストってこの間の?」
提督「そうそう。レーベも受け取っていってくれ」
Z1「ん、分かったよ。でも、自信ないなぁ」
提督「まずテストが日本語だからな......えーと、レーベの点数は↓2だな」
コンマが点数
00は百点扱い
Z1「ごめんなさい提督......ニホンゴがまだ慣れなくて......」
大淀「解答欄もすべて埋まってませんしやはり時間が?」
Z1「うん......長い文章とか翻訳しながらだとどうしても時間が足りなくて」
提督「うーん、それはもうしょうがないな」
Z1「ごめんね」
提督「ん?謝ることはないさ。まあこれから少しずつ勉強していこう」
Z1「......うん」
提督「ま、俺も力を貸すからさ。頑張ろうな!」
阿武隈「!」
Z1「え?て、提督が?」
提督「ああ、いつでも......とはいえないが時間があるときならいつでも教えてやるさ」
Z1「......じゃあ、頑張ってみようかな」
提督「お、その息だ。執務が終わった後とか少し遅いけど聞きたいことがあったら俺の部屋に来ていいからな」
阿武隈「!!」
提督「お、おお?そうか?」
Z1「きょ、今日もいいかな?」
提督「ん、早速か?いいぞ」
Z1「じゃ、じゃあ僕は準備してくるね!」
提督「ああ......ってレーベ。今まだ昼過ぎ」
Z1「またあとで!」
バタン
提督「......なんなんだ?」
阿武隈 ムスゥ
提督「......何で睨んでるんだ?」
大淀「分からないんですか?」
提督「さっぱりだ」
大淀「......提督もテストを受けた方がいいかもしれませんね」
提督「え?」
コンコン
大淀「あら、誰でしょうか」
提督「お、おい大淀、さっきのって」
大淀「どうぞ、入ってください」
↓2「失礼します」
誰か艦娘を
提督「あ、ああ......ありがとう」
夕張「......?どうかしたの?」
大淀「何でもありませんよ」
提督「おい......」
夕張「んー?まあいいわ、それより提督。この間のテストのデータ、貰ってもいい?」
提督「え?あ、ああ、そうだな......あれ、どこだ?」
夕張「ぅわぁ~、しっかりしてよね?」
提督「悪い......」ガサガサ
阿武隈「ちなみに夕張さん的には今回のテストの出来どうでした?」
夕張「え?んー、データもバッチリだったしわりと出来たんじゃないかな?」
阿武隈「そんなデータまであるんだ......」
提督「お、あったあった。夕張の結果だが↓2点か」
コンマが点数
00は百点扱い
夕張「へ?」
大淀「......まさか」
提督「あ、ああ。夕張、百点だ」
夕張「え?ホント!?やったぁ!」
提督「まあ兵装関連とはいえいつも勉強してるお前にしてみればこのテストは簡単すぎたか?」
夕張「え?んー、流石に百点はたまたまかな。でもこれでデータはバッチリね!」
阿武隈「そのデータ、欲しいなぁ」
大淀「......いい考えかもしれません」
阿武隈「へ?」
大淀「提督、今度夕張さんのデータを皆さんに配ってみては?」
提督「......ふむ、いいかもしれんな」
提督(それがあれば少しは胃痛も和らぎそうだ......)
夕張「提督、使うならちゃんと役立ててくださいね!」
提督「ああ、任せろ」
夕張「?」
提督「夕張、改めて百点おめでとう」
夕張「あ、ありがとう♪」
提督「それでだな、約束通り高得点のプレゼントをしたいのだが」
夕張「えーと、それなんだけどね、もう決まってるんだよね」
提督「マジか、早いな」
夕張「来る前から考えてたからね!」
提督「ははは、気の早いやつ......それで何だ?」
夕張「↓2です」
何か欲しいもの、要望を
提督「......はあ?」
夕張「ですから、提督との子供ですよ!」
阿武隈「」
大淀「」
提督「」
夕張「提督?」
提督(い、いや落ち着け......落ち着け俺。ははは、そうだよ。いきなり子供が欲しいなんて言うはずが......)
夕張「......今夜、部屋で待ってますから」
提督(あったよ!普通にあったよ!)
提督「待って!駄目!それは絶対駄目!」
夕張「......私のこと嫌いなんですか?」
提督「嫌いとか......そういうんじゃなくてさ、そのなんていうか」
鹿島「話は聞かせてもらいました!」バーン
提督「鹿島!?」
提督「え?」
鹿島「夕張さん、それは私が許しません!」
夕張「ど、どうして鹿島さんが......」
鹿島「それは......私が提督さんと結婚するからです!」
夕張「え......う、うそ......」ワナワナ
鹿島「本当ですよ、ね?提督さん♪」
提督「ん?ああ、そうだな」
大淀(うわぁ......大惨事に)
夕張「」
提督「あれ?夕張?おーい?」
夕張 ジワァ
提督「え、ちょ」
夕張「うわぁあああああああん!!」ドタドタ
バタンッ
提督「何か泣いて走ってったんだけど......」
鹿島「大丈夫ですよ。彼女もいつか、分かってくれますから」
提督「う、うん?」
大淀(......もうこの件に関しては関わらないようにしよう)
阿武隈「......はっ!?あ、あれ?」
阿武隈(夕張さんがいない?ゆ、夢だったのかな?)
提督「ああ、なんかありがとうな」
鹿島「うふふ、では」
バタン
提督「......ふぅ、何とかなったな」
大淀(......なってないんですけどね)
阿武隈「......何か変な夢だったなぁ」
提督「ん?夢?寝てたのか?」
阿武隈「え?うーん......多分」
提督「なんだそりゃ」
阿武隈「あたしにもさっぱり......」
コンコン
提督「ん。どうぞー」
↓2「失礼します」
誰か艦娘を
金剛
大淀(ああ、またなんだかややこしくなりそうな人が......)
提督「ん、金剛か。今出すから座って待ってて」
金剛「了解ネー」
提督「あ、そういえば金剛、映画について何だが」
金剛「Oh、霧島から聞いたヨー。提督、Thank you ネ」
提督「ま、あれくらいなんてことないさ。いつでも頼ってくれ」
金剛「提督ぅ」キラキラ
提督「それで聞きたいのは映画の内容なんだが......」
金剛「それはもちろん......私と提督のラブロマンスネー!」
阿武隈(やっぱり......)
提督「ははは、そりゃ楽しみだ......お、これだこれだ。えーと金剛の結果だが↓2点だ」
コンマが点数
00は百点扱い
大淀(ほっ)
阿武隈(ほっ)
金剛「Oh......」
提督「......?嬉しくなさそうだな」
金剛「80点には届かなかったネ......残念デース」
提督「あー、確かに惜しかったな」
金剛「うぅうう、悔しいヨー!提督へのBurning Loveは十分なのニー!!」
提督「ははは、プレゼントはまた今度だな」
金剛「提督からのPresent......」シュン
提督「ま、それはまたの機会にな」
金剛「絶対、絶対ですヨー?」
提督「はいはい」
金剛「うぅ~~~......」トボトボ
阿武隈「......あんな高得点取って落ち込む人初めてみた」
大淀「金剛さんは少々特別ですからね」
提督「うーん、そんなに欲しいものがあったのかなぁ」
阿武隈「......」
大淀「......」
提督「な、何だよこいつ信じられねぇみたいな目で見て」
阿武隈「何でそれは分かるのにあれはわからないんですかぁ......」
提督「??」
コンコン
提督「ん、はーい。どうぞー」
↓2「失礼します」
誰か艦娘を
提督「お、のわっちやっほー」
野分「ですからのわっちは......」
提督「ははは、悪い悪い。それでどうした?テストを受け取りに来たのか?」
野分「あ、はい」
提督「ん、そうか。ちょっと待ってくれ」ガサガサ
阿武隈「野分ちゃん一人で来たんだ。今日は舞風ちゃんは一緒じゃないの?」
野分「え?はい。それに別にいつも一緒って訳では......」
阿武隈「そうなの?」
大淀「あら、いつも一緒に踊ってるんじゃないんですか?」
野分「っ!?み、見てたんですか!?」
大淀「あら?本当にそうだったの?」クスッ
野分「~っ!!」カァッ
提督「おいおい、あんまりいじめるなよ?ほら、野分。お前のテストの結果」
野分「......どうでした?」
提督「ん?えーと結果は......↓2点だな」
コンマが点数
00は百点扱い
野分「あの......」
提督「ん、すまん。野分、70点だ。良くできてるじゃないか」
野分「そうですか」ホッ
提督「お?今ちょっとホッとした?」
野分「っ、し、してません」
提督「えー?」
野分「......怒りますよ?」ジロッ
提督「っと、悪い悪い。にしてもホント、駆逐艦達は優秀だな。な?」チラッ
阿武隈「な、何でこっちを見るんですかぁ!」
提督「いや別に」
阿武隈「んんっ!もう!」
野分(......よかったぁ、悪い点数じゃなくて)フゥ
提督「ふふっ」
提督「おぅ、お疲れ様」
野分「司令も、お疲れ様です」
バタン
提督「用事、ねぇ」
大淀「舞風さんですかね?」
提督「多分な」
阿武隈「いっつも野分ちゃんって舞風ちゃんのこと心配してるもんね」
提督「まー心配になる気持ちもわからんではないがな。変なところで踊るし」
阿武隈「あはは......」
コンコン
提督「ん、どうぞー」
↓2「失礼します」
誰か艦娘を
提督「あれ?おーい?」
大淀「妙ですね。誰も入ってきません」
提督「おいおい、誰かいないのかー?」
阿武隈「......うーん、ちょっとみてきます?」
提督「ああ、頼む」
阿武隈「はーい......っと、誰かいませんかぁ?」ガチャ
卯月「ぴょーん!!」バッ
阿武隈「きゃあ!?」ビクッ
卯月「あははは!引っ掛かったぴょん!」
提督「卯月......変ないたずらせずに普通に入ってこれないのか?」
卯月「ぷっぷくぷー!それじゃーつまんないぴょん!」
提督「面白くなくていいから......はぁ、それで?何かようか?」
卯月「あ、そうだったぴょん......しれいかぁーん、今日もかっこいいぴょん!」
提督「いきなりなんだ。いつもの嘘か?」
卯月「嘘じゃないぴょん!」
提督「......ちなみにテストの採点は終わってるからごますりは意味ないぞ」
卯月「えぇー!?ぅゅー......困ったピョン」
提督「......もういい、ほらテスト持ってけ」
卯月「ち、ちなみにうーちゃん、何点だったぴょん?」
提督「ん?......↓2点だな」
卯月「ぴょ、ぴょん!?」
提督「何か不正をしたなぁ!!カンニングか!?持ち込みか!?」
卯月「う、うーちゃんそんなことしてないぴょん!」
提督「ぐっ......だがこんなこと......」
卯月「......」シュン
提督「うっ」
大淀「提督、決めつけはよろしくないかと」
阿武隈「そうですよ!証拠もないのに!可哀想ですよ!」
提督「うぐっ......そうだな、すまない卯月......上官である俺が信じないなんて駄目だよな」
卯月「へ、平気ぴょん!それでうーちゃんは何点なんだぴょん?」
提督「75点」
大淀「卯月さん、今自白すればまだ罪は軽いですよ?」
阿武隈「卯月ちゃん!嘘はだめだよ!!」
卯月「ぴょ、ぴょん!?」
卯月「ぷっぷくぷー!司令官に褒められて嬉しいぴょん!」
阿武隈「嘘だぁ......こんなの夢だよぉ......」ブツブツ
提督「......まだ現実を受け入れられないのかあいつは」
大淀「しかし考えてみればいつも驚かされるいたずらを平気でやってのけますからね......地頭がいいのかもしれません」
提督「成る程な......」
卯月「うーちゃんはぁー、凄いんだぴょーん!」
提督「ははは......」
卯月「それじゃうーちゃん、遊びに行ってくるぴょん!びしっ!」
提督「はいはい、気をつけてな」
卯月「ぴょーん!」
バタン
提督「......」
阿武隈 ブツブツ
提督「......どうすればいいかな?」
大淀「もう手遅れかと」
提督「ですよねー」
コンコン
提督「まあ次のやつ次第でなんとかなるか......どうぞー」
↓2「失礼します」
誰か艦娘を
提督「ん、赤城?なんでだ?」
瑞鶴「艦載機の相談したいんだけど捕まらなくて」
提督「あ、なるほど......でもなぁ」
大淀「今は無理ですね」
瑞鶴「え?なんで?」
提督「色々あってな。まあ赤城に聞くのはやめとけ。代わりに加賀に聞くといい。あいつなら平気だろ多分」
瑞鶴「えぇ?イヤよ、あの人に聞くなんて」
提督「まぁまぁそう言わずに」
瑞鶴「ぜぇーたいイヤ!」
提督「はぁ......まあ何にせよ赤城は駄目だ。色んな意味で」
瑞鶴「うーん......よくわかんないけど仕方ない。教えてくれてさーんきゅっ。今日は普通に弓の練習することにするわ」
提督「あー、待て待て。せっかく来たならテスト受け取ってけ」
瑞鶴「あ、やばっ。忘れてた。そういえばそんなのやってたね」
提督「おいおい......」
瑞鶴「それでどう?私の結果、どんな感じ?」
提督「ん?んーと、↓2点だな」
コンマが点数
00は百点扱い
瑞鶴「え、えぇ!?提督さん、何で泣いてるの!?」
提督「よかった......心のどこかでお前も赤城と同じ何じゃないかと心配してたんだ......」
瑞鶴「赤城さん?え、どういうことなのこれ......」
提督「瑞鶴!」
瑞鶴「は、はい!」
提督「テストの結果は93点だ!おめでとう!本当におめでとう!」
瑞鶴「え?......き、93点!?ホント!?」
提督「ああ!流石だよ瑞鶴!お前がいてくれて本当によかった!」
瑞鶴「えへへ、まあ当然よね!瑞鶴には幸運の女神が付いてるんだから!」
阿武隈「......まあ瑞鶴さんは仕方ないかな」
提督「あ、生き返ってる」
阿武隈「何かもう諦めの境地に達した気分です......」
大淀「はぁ......今はそれでいいですがこれから頑張りましょうね?」
阿武隈「......はい」グスッ
提督「ん?」
瑞鶴「ほら、ご褒美!高得点取ったんだからあるんだよね!」
提督「ああ、勿論」
瑞鶴「やった!何でもいいの?」
提督「俺が出来ることならな」
瑞鶴「うーん、それじゃ何にしよっかなー」
提督「ははは、お手柔らかに頼むよ」
瑞鶴「......よし!決めた!」
提督「お、早いな。それで何にするんだ?」
大淀(......変なものではありませんように)
阿武隈(ご褒美......夕張さん......うっ、頭がぁ!?)
瑞鶴「↓2にするわ!」
何か欲しいものとか
提督「うん?それがお願いか?」
瑞鶴「うん、ほら。さっき言ったでしょ?今から練習に行くって」
提督「ああ......そういえば」
瑞鶴「それに付き合って欲しいかなって」
提督「......そんなんでいいのか?しかも俺ド素人だぞ?」
瑞鶴「勿論!それで?いいの?それともダメ?」
提督「ダメなもんか。大淀」
大淀「はい」
提督「これから少し席を外す。続きは夜にでもやろう」
大淀「分かりました。では阿武隈さんと書類を纏めておきますね」
大淀(......瑞鶴さんが常識人で本当によかった)
提督「助かるよ」
瑞鶴「ほら、提督さん!早く行こ?」
提督「ん、そんなに袖を引っ張るなって」
阿武隈(......むー、それだけなら平気、だよね?)
瑞鶴「あ、提督さん。そこに座って」
提督「ん?」
瑞鶴「まずは私の射つところを見て欲しいからさ」
提督「すまんが本当にわからないからアドバイスもできんぞ?」
瑞鶴「いいのいいの。見てるだけで」
提督「......ならいいが」
瑞鶴「それじゃ、いくわ」
提督「......」
瑞鶴「......」フゥ
瑞鶴 キリキリ
瑞鶴「......っ」バッ
ズバンッ!
提督「......っ!?」
瑞鶴「......ふぅ」
提督 パチパチ
瑞鶴「え?」
瑞鶴「ううん、別に平気だけど......」
提督「......凄いな」
瑞鶴「え?」
提督「初めて瑞鶴が弓を射るところを見たけど......凄かった。うん、言葉に出来ないくらいだ」
瑞鶴「そ、そうかな......」
提督「あぁ......なんか感動しちゃったよ」
瑞鶴「もう!大袈裟よ!」
提督「いやほんとなんだが......」
瑞鶴「......本当に?」
提督「ああ」
瑞鶴「そ、か......へぇ」カァッ
提督「......それでさ」
瑞鶴「え?」
提督「もっと、見たい......ってのはダメか?いや、お前のお願いのために来てるのは分かってるんだがもっとみたくて......」
瑞鶴「......いいよ」
提督「いいのか?でも」
瑞鶴「私も、提督さんに見ててほしいから」
提督「......そうか、なら、見てるよ」
瑞鶴「うん!しっかり見ててね!」ニコッ
大淀「あら、お疲れ様です提督」
阿武隈「お疲れ様です!」
提督「はは、お疲れ様大淀、阿武隈」
大淀「それでどうしでしたか?」
提督「うーん、初めて見たが凄かったよ」
大淀「ん、見てただけだったんですか?」
提督「え?ああ、そうだな。ずっと瑞鶴が弓を射るところを見てただけだな」
大淀「......それでこの時間ですか」
提督「ああ、思わず夢中になってしまったよ。いやー、カッコよかった」
阿武隈「......」
提督「今度また見に行こうかなぁ......」
阿武隈「提督!」バン
提督「おわっ!?阿武隈......?」
阿武隈「これ!書類です!」
提督「あ、ああ、ありがとう」
阿武隈「......」ムー
提督「......大淀、何かあったの?」
大淀「そうですね、あったかもしれません。あったとすれば提督に、ですが」
提督「はぁ?」
コンコン
提督「よくわからんが......まあいい、どうぞー」
↓2「失礼します」
誰か艦娘を
提督「おお、加賀か......加賀かぁ」
大淀「......」
加賀「......何か?」
提督「いや、何て言うかなぁ......」
阿武隈「赤城さんのショック大きすぎましたからね......」
加賀「赤城さん?赤城さんが何か?」
提督「......」メソラシ
大淀「......」メソラシ
阿武隈「あはは......で、でも瑞鶴さんは平気だったし加賀さんも」
加賀「......五航戦の子なんかと一緒にしないで」ギロッ
阿武隈「あ、ご、ごめんなさい......」
提督「まあ......赤城が例外だったと信じよう。それで結果だが......」
大淀「こちらですね。えっと加賀さんの点数は、↓2点ですね」
コンマが点数
00は百点扱い
提督「加賀!お前!」
加賀「......やりました」フッ
阿武隈「凄いなぁ......あれ?でも確か瑞鶴さんの点数は......もごぉ!?」
提督(ばっかお前!言うんじゃない!) ヒソヒソ
阿武隈(そ、そうですよねぇ。ごめんなさい......)ヒソヒソ
加賀「......?」
提督「い、いやさ。流石は加賀だって話をな。お前は、一航戦の誇りだよ」
提督(もう片方?知らないなそんなやつ)
加賀「ありがとうございます。それほど誉められると流石に気分が高揚します」
提督「......そうは見えないけど」
加賀「そう?こう見えてもかなり喜んでいるのだけど」
提督「はは......俺もまだまだだな」
提督「え?」
加賀「......」
提督「......あっ、ご褒美か!」
加賀 コクリ
提督「それで?何か欲しいものとかあるのか?何でもいいぞ」
加賀「......何でも、ですか」
提督「まあ現実的なもので頼むよ」
加賀「そのくらい分かっているわ......そうね、決めたわ」
提督「お、何だ?」
加賀「↓2よ」
何か欲しいものとか
この阿武隈は.....
提督「......はい?」
阿武隈「!!?」ビクゥ
加賀「少し、あなたとお話がしたいのだけど」
提督「お前の部屋でか?」
加賀「ええ、そうよ。お酒を呑みつつ、ね。いいお酒が手に入ったのよ」
提督「......ああ、成る程ね」
加賀「ごめんなさい、言葉が足りなかったわね」
提督「いや、いいさ。しかしお前とさしで呑みか。久しぶりだな」
加賀「そうね......楽しみだわ」
提督「ん?どうした?」
大淀「今日の執務はここまでにしましょう」
阿武隈「え?」
提督「え?いやだが......」
大淀「折角なんですから、ね?」
提督「......ふぅ、明日が大変そうだな」
大淀「精一杯、手伝わさせて貰いますよ」
提督「ああ、では、そうしようか」
大淀「了解しました。では阿武隈さん、行きましょう」
阿武隈「えぇ!?でも、や、あ、あ、たし!そのぉ!!」ズルズル
大淀「それでは提督、お休みなさい」ニコッ
提督「あ、ああ......」
バタン
提督「......」
加賀「......」
提督「......俺たちも行くか」
加賀「......えぇ」
加賀「......では提督、こちらに」
提督「ん、おお。ありがとうな」
加賀「それではお酒の準備を」ゴトッ
提督「......ずいぶん高そうな酒だな」
加賀「詳しくは知らないわ。でも、美味しいのよ」
提督「へぇ......」
加賀「......提督、今日は楽しみましょう」
提督「ああ、まだ夜は長いしな......では」
「「乾杯」」
提督「ん、大分飲んだが酔ってきたのか?」
加賀「そう......かもしれないわね」
提督「そうか......ふぅ、俺も大分きたなぁ」
加賀「......提督」
提督「ん?なんだ?」
加賀「私はかなり口下手ですから」
提督「......いきなりどうした?」
加賀「......ですから、酔いがなければ多分、こんなことは二度と言えないと思います」
提督「......」
加賀「提督、いつも、ありがとうございます」
提督「......加賀」
加賀「......ごめんなさい、今日はこれが言いたかったのよ」
提督「......そうか、嬉しいよ。加賀。お前にそう思われてるって分かって」
加賀「......そう」フッ
提督「......加賀、今日はまだ呑めるか?」
加賀「ええ......勿論。今日は夜を、楽しみましょう」
大淀「あら、眠そうですね」
提督「流石に呑んだ次の日の朝はな」
阿武隈「......」ジー
提督「......阿武隈?どうした?」
阿武隈「えっ、あ、何でもないです!」
提督「?」
大淀「しかし昨日は呑んだだけてすか?」
提督「ん?ああ、そうだな。呑んで話して、だな」
阿武隈 ホッ
大淀「そうでしたか......ふふ」
提督「......お前は何を想像してたんだ?」
大淀「いえ、なにも?」
提督「はぁ......」
コンコン
提督「ん、朝から早速来たな。どうぞー」
↓2「失礼します」
誰か艦娘を
提督「あ、明石か。ありがと......って今報告に来るってことはもしかして徹夜したのか?」
明石「え?......あ、朝になっちゃってますね。あはは......」
提督「はぁ......身体を大切にな」
明石「......すみません」
提督「いやまあ元はといえば沢山頼んでた俺が悪いんだけどな......っと、そうだ明石」
明石「はい?」
提督「この間のテスト、採点終わったから持っていってくれ」
明石「あー!そういえばそんなのありましたねー」
大淀「明石さんらしいですね......」
阿武隈「ずっと工廠に籠ってますからね」
明石「ちょ、ちょっと人のことをまるで引き子もりみたいに言わないでくださいよもー!」
提督「まあまあ。それでお前のテストの結果なんだが......↓2点か」
コンマが点数
00は百点扱い
明石「い、いやー、その何て言うか......」
大淀「少し、信じられませんね。あの明石さんが......」
阿武隈「あっ」
提督「ん?阿武隈、どうした?」
阿武隈「......そういえば明石さん、テストの途中で寝てませんでした?」
提督「なに?」
明石「......見られてたかー」アチャー
提督「......あ。そういえばテストの数日前にあの装備の改修を頼んでたな。まさかお前」
明石「あ、ははは......」
提督「それに熱中して徹夜明けだったんだろ?」
明石「まぁ......はい」
提督「はぁ......テストはちゃんと受けてくれって言ったろ」
明石「すみません......」
大淀「......なるほどそれで答案が半分ほどしか埋まってないわけですか」
明石「そこまでは頑張れたんですけどねー.....眠気が」
提督「......頼むからちゃんと身体を大切にしてくれよ?」
明石「はーい......」
明石「えっ!?そ、そんなぁ」
提督「しっかり休むのも仕事だ。これは命令だ。分かったな?」
明石「......はい、失礼します」トボトボ
バタン
阿武隈「元気なくしちゃいましたね......」
提督「改修はあいつの生き甲斐みたいなところあるからな......だが、普段に影響が出るならやむを得ない」
大淀「ですね。しかし、まさかこのテストでこんなことまで分かるとは」
提督「ああ。あいつの身体が壊れる前に気付けてホントによかったよ」
コンコン
提督「ん、今日は朝から人が多いな。はーい」
↓2「失礼します」
誰か艦娘を
提督「神通か。どうした?」
神通「はい、テストを受け取りに来ました。今、お時間は......」
提督「ああ、問題ないよ。待っててくれ」
神通「はい」
大淀「しかしなぜこんな朝早くに?まだ寝てても平気なはずですが」
神通「......その、なんだか眠れなくて」
阿武隈「何か悩み事ですか?」
神通「いえ......その、あの」
提督「......分かった。川内と那珂のせいだな?」
神通「あ......はい」
阿武隈「あー」
提督「全くあいつらは......」
神通「すみません......」
提督「いやいや、神通が謝ることはないだろ......っと、あった。えーと神通の結果は↓2点か」
コンマが点数
00は百点扱い
神通「すみません......」
提督「だからいや別に謝る必要ないって。それに低いわけでもないし」
大淀「でも少し意外ですね。神通さんならもっと点数を取れててもおかしくないと思いますが」
提督「だよなぁ......」
阿武隈「うーん」
提督「......阿武隈?」
阿武隈「川内さんとか那珂さんがうるさいのは最近だけじゃなくて前からでしたよね?」
提督「ん?まーそうだな」
阿武隈「......もしかして神通さん、寝不足なんじゃないですか?」
神通「え?」
提督「......確かに言われてみれば」
大淀「夜は川内さんが騒いで眠れず、朝がくれば那珂さんが騒いで眠れない訳ですからね」
提督「神通、ちなみに最近ちゃんと寝たのはいつだ?」
神通「あ......覚えてない、です」
提督「......マジか」
大淀「......テストを受ける集中力が持たなくても当然ですね」
神通「は、はい」
提督「今日からお前、別の部屋で寝なさい」
神通「え?でも......」
提督「あの馬鹿どもは俺が何とかするから、な?」
神通「......はい、では、よろしくお願いします」ペコリ
提督「おう、任せろ」
神通「では、私は......」
提督「ああ、今日はゆっくり休んでくれ」
神通「はい、では」
バタン
提督「ふぅ......ふぁあ」
大淀「あら、提督も眠そうですね。そんなに昨日は呑んだんですか?」
提督「んー?いや、そんなに遅くまでは呑んでなかったんだが......そのあとがな」
阿武隈「後?」
提督「ほら、夜にさレーベに日本語教える約束してただろ?」
大淀「......ああ、そういえば」
阿武隈「って、もしかして呑んだ後に教えたんですか!?」
提督「ああ......流石にキツかった」
大淀「なるほど、そのせいでしたか」
提督「しかもレーベ、気合い入りまくっててな......寝たくても寝られなかった」
阿武隈「あはは......」
コンコン
提督「ま、テスト返しもあと少しだし頑張りましょうか。どうぞー」
↓2「失礼します」
誰か艦娘を
提督「ん、平気だぞ。なんだ、テストか?」
摩耶「おぅ、それそれ。受け取りに来たぜ」
提督「うーん、摩耶かぁ」
摩耶「あぁん?なんだよ?」
提督「いや、摩耶の点数ってどんなもんかなぁって思ってさ」
摩耶「そんなのいいに決まってるだろ?あたしは摩耶様だぜ?」
提督「自信満々だな」
摩耶「あったり前だろ?」
大淀「......何か似たような人を前に見たような気がするのは気のせいでしょうか」
提督「奇遇だな、俺もだ」
阿武隈「あたしも......」
摩耶「あ、なんだよ?」
提督「いや、こっちの話だよ。んで、摩耶、お前の点数だが......↓2点だな」
コンマが点数
00は百点扱い
大淀「ええ、なんか安心しました」
阿武隈「ですねぇ」
摩耶「あん?な、なんだよ......」
提督 ヤサシイメ
大淀 ヤサシイメ
阿武隈 ヤサシイメ
摩耶「なんなんだよその目!ていうかはやく結果を見せろ!」バシッ
提督「あっ、盗られた」
摩耶「えーと......は?な、なんだこれ......」
提督「お前の答案。点数は25点。自信満々なのはいいがちゃんと勉強しろよー?」
摩耶「......」
提督「あれ?摩耶?おーい?」
摩耶 グスッ
提督「!?」
大淀「!?」
阿武隈「!?」
摩耶「な、なんだよぉ......」
提督「いや、その......泣いて、る?」
摩耶「っ!あ、あたしが泣くわけないだろ!テストくらいで!」
提督「え、あ、お、おう」
摩耶「べっつにテストの結果なんて気にしてねーし!」
提督「いやでも」
摩耶「んだよぉ!何でもないって言ってるだろ!?」
提督「......」
摩耶「......何でも、ねぇから。こんなの」
バタン
提督「......なんか、悪いことしちまったな」
大淀「えぇ......」
阿武隈「摩耶さん......」
提督「摩耶、意外と気にするタイプだったとはなぁ」
大淀「あとで謝りに行きましょうか」
提督「だな......」
コンコン
提督「はーい、どうぞー」
↓2「失礼します」
誰か艦娘を
阿武隈「あ、五月雨ちゃん」
大淀「テストの受け取りですか?」
五月雨「はい!そうです!」
提督「五月雨かぁ......やらかしてそうだなぁ」
五月雨「へ?」
提督「いやさ、五月雨ってドジっ子じゃん?」
五月雨「ど、ドジって言わないでよ!」
大淀「なるほど......解答欄間違いとかありそうですね」
五月雨「うっ」
阿武隈「名前書き忘れたりとか」
五月雨「ううっ......ありそうかも」
提督「まあ、だが逆に言えばこれでいい点とってればドジっ子脱却といえるかもな」
五月雨「!!」
提督「さてさて、気になる結果は......↓2点だ!」
コンマが点数
00は百点扱い
五月雨 ゴクリ
提督「......38点です」
五月雨 ガーン
大淀「ふむ......解答欄ズレに記号で答えるところを文章で答えたりとなかなかのドジっ子ぶりですね」
五月雨「な......なんでぇ......ちゃんと見直しもしたのにぃ!」
阿武隈「あはは......見直しでもうっかりしてたんだろうね」
五月雨「そんなぁ......」
提督「......五月雨」
五月雨「うぅ、はい」
五月雨「うわぁああん!いらないよぉおおおお!」ダッ
提督「あ、逃げた」
五月雨 コケッ
阿武隈「......転びましたね」
大淀「ここまでくると芸術ですね......」
五月雨「わぁああああん!」
バタン
提督「しかし五月雨は心配だな」
大淀「そうですね......あのうっかりを戦闘中にやってしまったらと考えると」
阿武隈「大惨事ですね......」
提督「うーん、どうにかならんものか」
大淀「誰かが側にいるしかないかと」
提督「だよなぁ......うーん」
コンコン
提督「っと、もう次が来たか。入ってくれ」
↓2「失礼します」
提督「おお、香取か。ほらこれだ。頼んだぞ」
香取「はい、確かに......ところで」
提督「ん?」
香取「昨日から鹿島の様子が可笑しいのですが......何か知りませんか?」
提督「鹿島が?うーん......何だろ?」
大淀(絶対あれですね)
阿武隈(絶対あれだ)
提督「少し心配だな。香取、悪いけど様子を見て報告してもらってもいいか?」
香取「うふふ、勿論です。大切な妹のことですから」
提督「助かるよ」
香取「はい。では、私は演習の準備に」
大淀「あ、少し待ってください。香取さん、この間のテストを返却しますから」
香取「あ!すみません。忘れてましたね」
大淀「ええと、香取さんのテストの結果は......↓2点ですね」
コンマが点数
00は百点扱い
香取「大淀さん?」
大淀「......すみません提督。どうやら私の目がおかしいようなので見てもらってもいいでしょうか?」
提督「う、うん?まぁいいが......は?」
提督(に、23点!?)
香取「あの......」
提督「か、香取。テストは真面目に受けた......よな?」
香取「当たり前じゃないですか。指導者としてしっかりとやらせていただきました」
提督「......」
香取「提督?難しい顔をされてますがどうかされましたか?」
提督「......香取、少し質問いいか?」
香取「え?あ、はい」
提督「見栄を張るの『みえ』。書けるか?」
香取「えーと......『見え』」
提督「......」
大淀「......」
香取「?」
阿武隈(......書けない)
香取「はい?」
提督「鹿島と一緒に勉強頑張れ、な?」
香取「はい?」
大淀「さ、香取さん。今日の演習、よろしくお願いします」
香取「はぁ......あのそれでテスト」
提督「すまん香取!今はないんだ!」
香取「え?でもその手の」
提督「違う人のだから!」
香取「でも」
大淀「ささ、時間もありませんし」グイグイ
香取「え?あの、ちょっと、押さな......」
バタン
提督「......鹿島に明日から頼もう」
大淀「何だかパンドラの箱を開けてしまった気分です」
阿武隈(みえ......みえ?えーと......あれ?)ウーン
提督「はぁ、胃に穴が開きそうだよ......」
大淀「もう少しで終わりますから頑張ってください」
提督「......もう何事も起こりませんように」
コンコン
提督「......入ってくれ」
↓2「失礼します」
誰か艦娘を
阿武隈「あ、鬼怒姉さん」
鬼怒「テストを受け取りに来たよっ!」
提督「......テストかぁ。胃に穴が開きそうだなぁ」チラッ
阿武隈「だからなんで私を見るんですかぁ!!」
大淀「しかし提督、考え方によってはあの五十鈴さんの妹ともいえますよ?」
提督「なるほど、それだ!」
阿武隈「んんっ!!もう何なんですかぁ!!」
鬼怒「阿武隈、何かしたの?なんかパナイ感じだけど」
提督「いやまあ単なる遊び?」
大淀「ですね」
阿武隈「んもう!!」
鬼怒「ふーん。まあいいや!それでそれでー?鬼怒の結果は?」
提督「おっと、そうだった。鬼怒の点数は......↓2だ」
コンマが点数
00は百点扱い
大淀「まさにですね」
阿武隈(うぅ、ま、負けた......)シュン
鬼怒「提督!あんまり阿武隈いじめると怒るよぉ!ぷんぷん!」
提督「いや今いじられてるのってどっちかっていうとお前......」
大淀「しかし近い点数を取りつつ阿武隈さんよりいい点数を取る辺り流石ですね」
鬼怒「え?そうなの?阿武隈、鬼怒の点数より低いの?」
阿武隈「......うん」
提督「まあ終わったことはもういいさ。二人ともこれから勉強、頑張ってくれよ」
阿武隈「はい......」
鬼怒「はいはーい!本気を出した鬼怒はマジパナイってところ、見せてあげるから!」
提督「おう、期待してるからな」
提督「おー」
鬼怒「じゃーねー」
バタン
提督「......うーむ、似てないと思ってたがやっぱり姉か」
大淀「そう考えると五十鈴さんはかなり特殊だったんでしょうか」
提督「かもなぁ......ん?」
阿武隈(......今度は負けないように頑張んないと!)グッ
提督(お、阿武隈もやる気になったかな?)
コンコン
提督「っと、はいはーい」
↓2「失礼します」
誰か艦娘を
提督「おー雪風。朝から元気だな」
雪風「はいっ!それでしれぇ!」
提督「ん?」
雪風「雪風のテスト、受け取りに来ました!」ビシッ
提督「おー、了解。ちょっと待っててなー」
雪風「はい!雪風、待機してますね!」
阿武隈「あはは。本当に元気だね、雪風ちゃん」
雪風「そーでしょうか?」
大淀「ええ、見てるこちらが元気を貰えそうな程です」
提督「あーわかるなそれは。雪風を見てると何だか嬉しくなってくるんだよなぁ」
阿武隈「あ、確かにそうかも」
雪風「えへへ、何だか雪風も嬉しいです!」
提督「ははは......っと、あったあった。雪風の結果だが、↓2点だ」
コンマが点数
00は百点扱い
雪風「むー......」
提督「雪風?」
雪風「しれぇ、60点って高いんですか?」
提督「え?まー......普通か少し高い位じゃないかな?」
雪風「むむー......」
提督「どうした?」
雪風「......しれぇ!雪風、ちゃんと勉強しました!」
提督「え?」
雪風「テストもいい点数を取りました!」
提督「ん、まあ雪風は駆逐艦だしな。よく頑張ったよ」
雪風「......」ジー
提督「......」
雪風「......」ジー
提督「......チョコレートをあげよう」
雪風「しれぇ!ありがとです!」
提督「ったく。特別だぞ?」
雪風「~♪」モグモグ
提督「いやまぁ......でも無理だって。あの視線を耐えるの」
阿武隈 ウンウン
大淀「全く......」
雪風「しれぇ!ありがとうございます!」ニパッ
大淀「......」
提督「分かった?」
大淀「......はい。無理ですね」
雪風「?」
提督「......ふぅ、これでテストはほとんど返したな」
大淀「そうですね。あと、この一枚だけですか」
阿武隈「な、長かった......」
提督「はは、お疲れ様」
大淀「では、これも返してしまいましょう」
提督「おう、それでこれは......↓2のか」
誰か艦娘を
kskst
提督『あー駆逐艦陽炎、駆逐艦陽炎。テストを返却するので執務室まできてくれ』
提督「ふぅ、これでいいかな」
大淀「しかし最後に陽炎さんですか。なんだか意外な人が残りましたね」
阿武隈「うん、初雪ちゃんとかがめんどくさがって取りに来ないと思ってたのに」
提督「確かに......っと」
コンコン
提督「来たか、どうぞ」
ガチャ
陽炎「ごめん司令!すっかりテストの返却忘れてた!」
提督「はは、まあそんなことだろうとは思ってたよ」
陽炎「な、何よー?」
大淀「まあまあ。それより提督、早く結果発表をしてしまいましょう」
提督「ん?おお、そうだな。えーと陽炎の点数は......お、これは」
陽炎「ど、どう?高い?」
提督「......↓2点だ」
コンマが点数
00は百点扱い
陽炎「え?」
提督「89点だ。おめでとう、陽炎!」
陽炎「え?89点!やったぁー!」
大淀「まさか駆逐艦の子でここまで取れる子が出るとは......」
阿武隈「あはは......あたし、ダメダメだなぁ」シュン
提督「ま、まあまあ。いやにしてもよくやったなぁ」
陽炎「ふふ、どう?私の実力」
提督「本当に凄いよ。あの不知火の姉なだけはあるな」ナデナデ
陽炎「えへへ、さーんきゅっ」
陽炎「へ?」
提督「ん、ほら、高得点のご褒美」
陽炎「あ、ご褒美ね。んー、なんか悪いわね」
提督「なんだ、要らないのか?」
陽炎「い、いるわよ!んー、何にしようかな......」
提督「何でもいいぞー」
陽炎「うーん......水着もいいし......食べ物もいいし......」
提督「......」
陽炎「......決めたっ!」
提督「おっ、何にするんだ?」
陽炎「ふふ、↓2よ!」
何か欲しいものとか
提督「ん?間宮券をお前たち姉妹全員となると......」
大淀「17枚ですね」
提督「お、おぉ。まあ用意できなくはないけど......しかし陽炎、それでいいのか?」
陽炎「ええ、皆テストとかこの間の陸軍の援軍とかで疲れてるだろうからね」
提督「......そうか。やっぱり流石だな、陽炎は」
陽炎「ふふ、そうでしょ?」
提督「ああ。それじゃ......はいこれ」
陽炎「ん、ありがとう!......あら?」
阿武隈「?」
提督「ん?そうか?俺には17枚にしか見えないが」
陽炎「......もう、そこから枚数なんて見えないくせに」
提督「ふふ、折角だ。沢山食べて皆で楽しんでこい」
陽炎「えぇ、そうするわ。ありがとう、司令」ニコッ
提督「ああ」
バタン
提督「......終わったな」
阿武隈「ふわぁ......疲れたぁ」
大淀「......はい、今日の執務はおしまいですね」
提督「んー、やっとか。手伝いありがとうな大淀、阿武隈」
阿武隈「ふわぁ......」
提督「ん、眠そうだな。先に戻るか?」
阿武隈「ふぁい......そうします......」
提督「お疲れ様、阿武隈。おやすみ」
阿武隈「はぁい......おやすみなさぁい......」
バタン
提督「やれやれ、大淀は大丈夫か?」
大淀「ええ、私はまだ......それにしても」
提督「どうかしたか?」
提督「ああ......皆に夕張のデータを配ったり、出撃の旗艦を霧島、遠征の旗艦をあきつ丸にした瞬間、爆発的に伸びたな」
大淀「まさかここまで効果が出るとは思いませんでした」
提督「俺もだ......てか今までよくやってこれてたよホントに」
大淀「そうですね......そういえば提督」
提督「ん?どうした?」
大淀「テストで思い出したのですが赤城さんのテストで気になることが......」
提督「赤城?なんだ?」
大淀「あの1点はいったい何の問題でとったものなのですか?」
提督「あー......そうか。大淀はテストの手伝いしててテスト受けてなかったもんな」
大淀「え?ええ、そうですけど......」
大淀「どういうことですか?」
提督「返却してたテストの他にな、もう一枚、別紙に回答して貰ってたんだ」
大淀「別紙に?」
提督「そうそう、大鯨もこれがあったから1点取れたみたいだな。別紙だから回答のズレようがないし」
大淀「あ、なるほど......それで、問題は?」
提督「んー、問題っていうかな。少し皆の声が聞きたくてね」
大淀「声、ですか」
提督「ああ、何でもいいから艦隊のこととかで思うことを書いてくれってアンケートみたいなのを出したんだが......ふふっ」
大淀「提督?」
提督「ああ、いや......ほら、見てみろよ」
大淀「?」
『提督、いつもありがとう!』
『提督!身体には気を付けてね!』
『提督!いつも美味しいごはん、ご馳走様です!』
『司令官!これからもよろしくです!』
『提督殿、自分を使っていただき感謝、であります』
『提督さん、これからもよろしくお願いします!』
提督「はは、艦隊のこととかって言ってるのに皆俺のことばっか書いてくれてな」
大淀「ふふっ......愛されてますね」
提督「テストの結果で色々思うことはあるけど......でもこんなに思われてるんじゃ、何も言えないな」
大淀「そうですね」フフッ
提督「......これからも頑張んないとな」
大淀「ええ......」
提督「大淀、明日もよろしくな」
大淀「はい、喜んで」ニコッ
提督「ふぅ」
提督「......」
提督(......)チラッ
『提督、私だってやればできるんだから!ちゃんと見ててよね!』
提督「ふふっ」
提督(ああ、言われなくてもちゃんと見てるさ)
提督「さーて明日も、頑張りますか!」
おしまい
よかったらどうぞ
【安価】提督「名前?」
【安価】提督「終戦?」
あとブーン系いっぱい
最終成績(総勢:33名 平均:60.6点)
あきつ丸・夕張(100点)
霧島(99点)
瑞鶴(93点)
加賀(90点)
陽炎(89点)
鹿島(85点)
~ご褒美ライン(80点)~
伊58・金剛(78点)
北上(76点)
不知火・五十鈴・卯月(75点)
電・野分(70点)
浜風(67点)
青葉・明石(65点)
速吸(64点)
神通(63点)
雪風(60点)
天津風(59点)
鬼怒(57点)
阿武隈(54点)
望月(42点)
五月雨(38点)
木曾(28点)
摩耶(25点)
香取(23点)
初月(22点)
Z1(14点)
赤城・大鯨(1点)
元スレ
【安価】提督「学力?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1480852405/
【安価】提督「学力?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1480852405/
「艦隊これくしょん」カテゴリのおすすめ
- 提督「甘やかされた結果」
- 加賀「希望解体……?」 提督「そうだ」
- 提督「よっしゃ!戦争終わったし退役するぞ!」
- 医者「恐らくストレスによるものですね、思い当たることは?」俺「艦これ…」医者「は?」
- 鎮守府空母のLINE事情 第二部
- 提督「磯風の手料理が食べたい」磯風「!!」
- 天津風「あたし達、もうダメみたいね・・・」
- 赤城「なまえのないかいぶつ」
- 暁「ショタ提督」
- 【艦これ】泊地水鬼「モウ……那珂チャンライブノチケットハ……トレナイノ……」
- 提督「今日は他の鎮守府から援軍が来てくれたぞ!」
- 提督「サービス終了の夜」
- 吹雪「司令官、中はダメって言ったじゃないですか……」
- ブレイズ「日本からオーシアに支援要請ですか?」
- 提督「暁にお兄ちゃんと呼ばれたい」
- 【艦これ】提督「那智が好意に気づいてくれない」
- 【艦これ】叢雲「狼の慢心」【ラノベSS】
- 大和「彼女さんとかいらっしゃらないんですか?」提督「え、そんなん関係ないでしょ」
- 吹雪「新しい司令官? はぁそうですか・・・」
- 提督「安心してくれ。私はホモだ」
「ランダム」カテゴリのおすすめ
- 千早「春香、一枚撮ってもいいかしら?」
- 設楽「え、と、じゃあここホントに雛見沢なわけ?」
- P「キスしよう」真美「」
- 男子「やーい乳無し女ーw」 乳無し女子「ち、乳あるもんっ!」
- ウォッカ「唐揚げ食いたいなぁー」ジン「……」
- 面接官「何ですか? ヒーロー検定2級って。 馬鹿にしてるんですか?」
- 六花「ゆうたのベッドに潜り込む」
- 男「そこに、いるんだろう?」 妖怪「……」
- いろは「二番目の先輩の三番目」
- 杏子「さやかー、散歩の時間だぞ」さやか「あんあん!」
- 苗木「霧切さん、さすがはインド人だね!」
- P「ここで問題です」真美「?」
- バナージ「お義父さ……」ドズル「誰が親父か!」
- 岡崎泰葉「ドールハウス」
- 菜々「ウサギって寂しいと死んじゃうって言うじゃないですか~」
- P「雪歩の体に書初めする」
- モバP「パッションの子を希望します!」
- 伊織「いおりん言わないの?」P「言わないよ」
- ベジータ「おーい!ブルマー!!う○こしたから尻拭いてくれ!!」
- 春香「イン・マイ・ライフ」
コメント一覧 (56)
-
- 2016年12月10日 00:56
- コンマ安価にしては波風なくいったな
点数低いのも何人かはフォローできる理由用意できる子たちだし
-
- 2016年12月10日 01:02
- 安価捌き上手だなと思った次作も期待したい
-
- 2016年12月10日 01:32
- 点数でやっちまった感あるの香取さんくらいか。
-
- 2016年12月10日 01:36
- おもしろかった
雪風かわE
-
- 2016年12月10日 01:56
- 雪風の豪運をもってすると60点は低いな
摩耶も木曾もある意味裏切ってはいないけど、成績が悪いのは香取先生のせいだろうか
暁や熊野の点数が気になる…
-
- 2016年12月10日 02:06
- ちょっと長くても艦娘がどんな点数とってるのか気になるからダレなくて面白かった
またこういうの書いて欲しいなぁ
-
- 2016年12月10日 02:41
- 点数低いとイメージ的にマズい人が来た時のハラハラ感やばかった
1点の2人はまだ理由がつけられたから致命傷にはならなかったけど、本気でフォローのやり様がなかった香取先生ェ…
-
- 2016年12月10日 03:27
- 雪風が60点ってのは真面目にテストを受けたからだろうなあ
全部鉛筆を転がして回答してたらもしくは
-
- 2016年12月10日 03:33
- 赤城のせいで一気に平均点下がった時は笑った
満点2人、最低点2人はいい運命力
-
- 2016年12月10日 03:39
- 安価でランダムだったのに全体的に凄いリアルな点数だったな
どっかの学校のいちクラスの結果みたいだ
-
- 2016年12月10日 04:11
- さすがに香取だけはもう理由付けできなくて見ててちょっと居たたまれなくなったけどみんな良い感じになったし面白かった
-
- 2016年12月10日 06:49
- 赤城と香取の点数はちょっと納得できないが、まあ安価だもんなあ
雪風はマークシート方式じゃなく記述式多いとこんなもんだろうか
全体的にいい人柄が多い鎮守府みたいで良かったよ(後の修羅場から目を背けながら)
-
- 2016年12月10日 06:52
-
ヘラヘラしつつも人並み以上の北上様はさすが!
そして、一航戦の埃……
-
- 2016年12月10日 08:25
- 雪風が60点、大いなる意思を感じる
-
- 2016年12月10日 08:31
- 赤城さんの一点は本当に笑った。
-
- 2016年12月10日 08:45
- 鹿島さんへのフォローなく終わったんですが大丈夫なんですかね……(恐怖)
でも面白かったわ、もっとやってほしかったくらいだ
-
- 2016年12月10日 09:12
- 提督「一航戦は一人しかいない。いいね?」
大淀「あっ、はい」
-
- 2016年12月10日 10:35
- 香取は前振りしてたら、何か途中で思い付いて、テストの裏に指導案書いてたとか出来たんだがな…
-
- 2016年12月10日 10:47
- 【悲報】カトリーヌ先生、お馬鹿
-
- 2016年12月10日 11:00
- うーちゃんが意外と知能が高くてびっくりした。え?そして赤城さん一抗戦なのに知能はオボミナスなのかよwwwww
-
- 2016年12月10日 11:09
- 瑞鶴ちゃん知能では加賀さんにわずかに勝ったね。やるじゃん。
-
- 2016年12月10日 12:08
- テストの内容は4、5教科の問題をまとめたものって感じでいいのかな。となると(安価の期待値的にも)平均50くらいってのはいい感じの収束してるなぁ。欲を言えばレーベ以外の海外艦を見てみたかった。
-
- 2016年12月10日 13:12
- もう瑞鶴を一航戦に昇格させよう
一航戦の埃には一から出直して一航戦まで駆け上がってもらおう
-
- 2016年12月10日 13:15
- 香取も疲れていたのかもしれない(震え)
-
- 2016年12月10日 13:29
- 香取の何が悲惨って直前の>>819だったら100点だったことだな
そりゃ>>820も居たたまれなくなるよな……
-
- 2016年12月10日 13:52
- 流れて的に陽炎型のオチが長女かと思ってたのに、凄くお姉さんしてた
-
- 2016年12月10日 14:13
- 望月:真面目に受けてない
五月雨:ドジ
初月:貧乏故の未就学
Z1:語学の壁
赤城:手が勝手に飯の名前をry
大鯨:うっかり
これだけフォローして何故香取先生にフォローが入らないのよ
木曾と摩耶は残当
-
- 2016年12月10日 15:30
- 自信満々な子たちくっそかわいい
-
- 2016年12月10日 15:34
- 一番かわいそうなのは、せっかく100点とったのに、ご褒美をもらえなかった挙句、残酷な現実をたたきつけられて泣きっ面に蜂状態の夕張ちゃんだと思うの。
-
- 2016年12月10日 17:27
- キャラ崩さずにこれだけ捌くのもすごいなぁ、面白かった
-
- 2016年12月10日 17:42
- そうだな、>>1自身はよくやったよ。
なお香取…これも安価の神の機嫌次第
-
- 2016年12月10日 18:19
- 雪風は選択問題系完璧で文章問題で落とした感ある
香取さんは…あれだ実技派なんだよ
-
- 2016年12月10日 19:14
- 無知すぎて鞭が飛んでくる香取さんの体育会系指導
-
- 2016年12月10日 19:22
- 知識指導は妹に任せっきりだったりして
-
- 2016年12月10日 22:17
- 全体に雰囲気も悪くなくて面白かったけど、
一点、他の人も書いてるけど、香取の捌き方は良くなかったと思う。
-
- 2016年12月11日 01:38
- せんせぇは疲れてたんやろなぁ
-
- 2016年12月11日 02:25
- 0点を出さないようにするとは・・・この提督の名字は間違えなく宮沢だな。
赤城、香取は再テスト(安価)してフォローする策もあったと思うが・・・(例、香取、徹夜明け 赤城、大鯨と同じくずれた。)
初月はサック付けた鉛筆にチラシ裏で勉強する方法もあるから、告知から本番までの間にトラブル続きで殆ど出来なかったか、範囲間違えたとかでも、良かったかも。
木曾は・・・何故ああなった。義仲扱いするような力が働いたのか?
個人的には、テスト系の話を作るなら最低でも皆50点は取ってる前提にしてもいいかもしれない。
-
- 2016年12月11日 03:32
- 埃の人事がこの後どうなったか気になる
-
- 2016年12月11日 05:39
- 赤城と大鯨とあきつ丸の陸軍式根性直しが見たい...地味に予想は着いてるよ(自分の予想は良く外れま)
-
- 2016年12月11日 12:11
- 安価捌くのうまいな。あきつ丸のご褒美安価とかおいおいって感じだったけどよく潰した
-
- 2016年12月11日 13:12
- 香取の得意科目の保健体育(意味深)がなかったからしゃーない
-
- 2016年12月11日 17:16
- 続編で香取さんにフォローが入ってよかった...
-
- 2016年12月13日 09:45
- 雪風改の初期運は60...なるほど
-
- 2016年12月13日 20:38
-
寝不足フォローを二度やった時点でもうフォローのネタが無かったんだろうな…
香取せんせぇ…
-
- 2016年12月13日 22:32
- 安価ハラハラして楽しいからいいよね
ずいずいつおい
-
- 2016年12月16日 20:19
- 面白かった
-
- 2016年12月17日 14:34
- バリさん不憫すぎるだろ・・・
-
- 2016年12月28日 07:13
- 面白かったけど、仕方ないとはいえ、高得点のプレゼント(惜しかったのに~ってひとも含む)が「提督の~」っていうのが多くて、それに関する鈍感提督の反応もパターンみたいになってて、金剛辺りで飽きた。
その先から、変わるかもしれないけど、最後は鹿島とか、高得点で提督がほしかった娘達でドタバタ。もしくは、阿武隈大逆転なんだろうなぁ。って思っちゃったら読む気が・・・
面白かったけどね
-
- 2017年01月02日 11:54
- 瑞加賀がどちらも好成績で、でも瑞鶴がちょっとだけ高いってそれだけで一エピソード書けそうな
-
- 2017年01月04日 12:51
- ※49
続編あるが、阿武隈が一番ヤバい
-
- 2017年01月08日 00:57
- 明石を休ませたら
ますます仕事増えるだろ…
休んだ分を取り返すためにまた徹夜の日々だぞ
-
- 2017年01月10日 03:22
- この人はホント安価の処理が上手いですよね
-
- 2018年04月01日 16:24
- 続編で阿武隈がレースから降格することになるとはこの時は予想だにもしなかったな
どう見ても本命は阿武隈にしか思えないのに
-
- 2018年05月20日 11:59
- 一航戦の誇りはどこに置いてきたのですか赤城サァン…
なんか雪風がご褒美ねだりしてるところだけ雪風コスのビーバーで脳内再生されたんだけどどうすればいいですかね( ° ͜ʖ ° )
-
- 2019年11月01日 10:00
- ブランドコピーブランド腕時計N級品
ブレゲコピー時計のブランドコピーブランド腕時計N級品 通販、精巧に作られたのコピー腕時計。
ブランドブレゲコピー時計N級品をご 購入方は、こちらへ,品質保証!
偽物時計は本物ともっとも似 ている最高品質の素材を使用し.
オメガ スーパーコピー https://www.b2kopi.com/product/detail.aspx?id=10318
叢雲と霞と満潮と曙の点数が見たかったなぁ