美波「頬っぺたが」蘭子「くっふゅいふぇ」アーニャ「取れないです」
~346プロ女子寮~
輝子「こ、小梅ちゃん……」
小梅「な、なあに……?」
輝子「アレ……何だろうな……」
小梅「くっついてる、ね……」
輝子「くっついてる、な……」
みく「……」
李衣菜(お泊り中)「……何でそうなっちゃったの?」
美波「…………」
美波「あしゃ起きたら、こうなっていて……」
アーニャ「ダー。アーニャと、ミナミと、ランコで、ほっぺがくっついてしまいましたね?」
蘭子「ひゃまふぃいほふふぁひゃりふぉふぁんふぃるわ!!」
みく「さっぱり分からん蘭子チャンの言葉が益々ワケ分からんくなってるにゃ」
小梅「私も……これは、難しいかな……」
李衣菜「美波さん達から見て、右から蘭子ちゃん、美波さん、アーニャちゃんの並びだね」
蘭子「わふらわふぃいたいふぉうへ!」
みく「小梅チャン。今なんて?」
小梅「煩わしい太陽ね、だと思う……」
李衣菜「見てよこれ。蘭子ちゃんだけ身長が足りなくて頬っぺた引っ張られてる」ブニブニ
蘭子「ぶええええ」グニグニ
みく「いらんちょっかいをかけんにゃ!」
みく「……確か、美波チャンとあーにゃんが165センチで蘭子チャンが156センチだっけ?」
美波「ひょうなの。だから、りゃん子ちゃんが苦しいから私たちは屈もっかって提案したんだけど……」
蘭子「あんぶぶことばないふぁ! むぁおうわヴぁりひもにょ、あわゆゆうぇんごふをのりふぉえふものよ!」
みく「ただでさえ分かりづらいからちょっと今はまともに喋ってほしいにゃ!」
蘭子「うゃっ、ゃの、わわふぃはふぁいびょうふべふわら、わわふぃのふぁむぇにちゅらひふぁいへーあんふぇ……」
みく「ゴメン。どっちにしろ分からんかった……」
みく「……それで? どうしてこうなったにゃ?」
小梅「あ……それについては、私が話すね……」ヒョイ
小梅「始まり、はね……。蘭子ちゃん達に、この映画を見せたことなの……」
李衣菜「どれどれ……」
李衣菜「……『ミスト』?」
みく「え、よりにもよってそれ見せたん? あの後味最悪なやつ?」
輝子「フヒヒ……R-15だからギリギリOK……」
みく「小梅チャンは余裕でアウトじゃねーにゃ。つか蘭子チャンだってアウトにゃ」
小梅「えへへぇ……」
小梅「それでね……蘭子ちゃんだけじゃなくって、ラブライカの2人も、時間が空いてたから……」
小梅「みんなで見ようって、誘ったの……」
みく「……それで? どうしてこうなったにゃ?」
小梅「あ……それについては、私が話すね……」ヒョイ
小梅「始まり、はね……。蘭子ちゃん達に、この映画を見せたことなの……」
李衣菜「どれどれ……」
李衣菜「……『ミスト』?」
みく「え、よりにもよってそれ見せたん? あの後味最悪なやつ?」
輝子「フヒヒ……R-15だからギリギリOK……」
みく「小梅チャンは余裕でアウトじゃねーにゃ。つか蘭子チャンだってアウトにゃ」
小梅「えへへぇ……」
小梅「それでね……蘭子ちゃんだけじゃなくって、ラブライカの2人も、時間が空いてたから……」
小梅「みんなで見ようって、誘ったの……」
みく「……あー」
李衣菜「え、何? そんなにヤバイ映画なのこれ」
みく「ラストは子供を持つ親にはかなりキツイからね。だから美波チャンが真ん中なのにゃ」
アーニャ「ダー。映画が終わったあと、ミナミ……ずっと私とランコを抱きしめて、震えてました」
アーニャ「眠るときも、力強く、私達を抱いて……一晩、ずっとそのままでした」
美波「い、今はもう落ち着いたんだけどね? やっぱり、あのシーンは……アーニャちゃんと蘭子ちゃんのこと、考えちゃって……」
美波「ごめんにぇ2人とも。寝る時もずっと抱きしめちゃって、そのせいでこんな風になっちゃって……」
アーニャ「ニェット。アーニャ、とっても嬉しいです! 家族みたい、思ってくれるの嬉しいです!」
アーニャ「アーニャも、ミナミもランコも、ママとパパと同じくらい大好きです!」
美波「アーニャちゃん……!!」
蘭子「わっ、わらひも!」
美波「!」
蘭子「わやひも、みやみひゃんのほほ、おひゃあふぁんみたいふぃだいふひ……だふぁら!!」
美波「……蘭子ちゃん……!!」
みく「……」ウーン
李衣菜「どしたのみくちゃん」
みく「いや、いいシーンなんやけどな。ええシーンなんやけど最後の蘭子チャンで台無しにゃ……」
みく「……あー」
李衣菜「え、何? そんなにヤバイ映画なのこれ」
みく「ラストは子供を持つ親にはかなりキツイからね。だから美波チャンが真ん中なのにゃ」
アーニャ「ダー。映画が終わったあと、ミナミ……ずっと私とランコを抱きしめて、震えてました」
アーニャ「眠るときも、力強く、私達を抱いて……一晩、ずっとそのままでした」
美波「い、今はもう落ち着いたんだけどね? やっぱり、あのシーンは……アーニャちゃんと蘭子ちゃんのこと、考えちゃって……」
美波「ごめんにぇ2人とも。寝る時もずっと抱きしめちゃって、そのせいでこんな風になっちゃって……」
アーニャ「ニェット。アーニャ、とっても嬉しいです! 家族みたい、思ってくれるの嬉しいです!」
アーニャ「アーニャも、ミナミもランコも、ママとパパと同じくらい大好きです!」
美波「アーニャちゃん……!!」
蘭子「わっ、わらひも!」
美波「!」
蘭子「わやひも、みやみひゃんのほほ、おひゃあふぁんみたいふぃだいふひ……だふぁら!!」
美波「……蘭子ちゃん……!!」
みく「……」ウーン
李衣菜「どしたのみくちゃん」
みく「いや、いいシーンなんやけどな。ええシーンなんやけど最後の蘭子チャンで台無しにゃ……」
李衣菜「しっかしなー。美波ちゃんもそう言う面あるんだね!」
小梅「私がいた時は……そんな素振りなかったけど……強がってたんだね……」
美波「お姉しゃんとして、みっともない所見せちゃダメだなって思ってたんだけど……しっかり証拠に残っちゃったね」アセッ
輝子「そ、そう言うのも、私はいいと思うぞ……」
輝子「それに、誰だって最後の叫びは辛くなるし……」
美波「ッ!」ビクッ
ギュ
美波「……ごめんね、アーニャちゃん、蘭子ちゃん。ちょっとだけ、思い出して、震えが止まらなくて……」ギュウウ
アーニャ「ミナミ……」
輝子「……あ。ご、ごめん……」
蘭子「むぃえええ」ギュムム
キュ
美波「!」
アーニャ「……大丈夫、です。ミナミの怖いところ、全部受け止めます」
アーニャ「アーニャだって、ミナミのこと、守ります」ナデナデ
美波「アーニャ、ちゃん……!」
蘭子「わらひも、わやひも!!」ナデナデ
みく「感動的なシーンのはずなのに蘭子チャンがひっでえ絵面にゃ」
小梅「……」ウズウズ
小梅「……『弾は4発』」
美波「ッ!!」ビクビクッ
ギュウウウウウウウ
蘭子「ぶううぃえああああああああ」モギュウウ
みく「小梅チャンッ! 二つの意味でやめるにゃあ!!」
小梅「えへへ……ごめんね……?」
李衣菜「……それにしてもさ。今日はオフだからいいとして、いつまでもくっ付いたままじゃ色々不便だよね?」
美波「そうなの。だから、なんとか引きはがす事だけでも出来ないかなって思うんだけど……」
美波「試しに引っ張ろうとしても……」グイッ
蘭子「むいえええ」ビイン
美波「こうなっちゃって」
小梅「……」トコトコトコ
小梅「……んー」グイッ
蘭子「むえー」
小梅「……ヤー」ギュムッ
蘭子「ぶあー」
みく「遊ぶにゃ小梅チャン」
李衣菜「そっか……それならさ!」
みく「?」
李衣菜「美波さんバック中とか出来ない? それでほっぺた捩じって一瞬のうちに引きはがすとかどう!?」
みく「さりげなく狂気まみれの提案をするにゃ!」
美波「いいかも!」
みく「いいの!? なんか頬っぺた千切れそうで怖いんだけど!?」
美波「蘭子ちゃん、今まで辛かったよね。アーニャちゃんもすぐに終わるからじっとしててね……!」ジリジリ
アーニャ「ミナミ、ガンバレ!!」
蘭子「むぇ神のくゎれいにゃるみゃいをこのむぇで見届けりゃれるというのみゃ!?」
みく「美波チャンが屈んだからちょっと分かりやすくなったにゃ」
美波「……美波……」
美波「行きますッ!!」
ダッ
――――――――――――――――――――
美波は飛んだ。
娘のように大切な2人の少女を解放するため、後ろに回って飛んだ。
だが、引き締まる頬はそれぞれの頬を巻き込んだ。
よって、蘭子とアナスタシアも後ろに回って飛んだ。
左のアーニャを頬っぺたごと右回転。
右の蘭子を頬っぺたの皮ごと左回転。
そのふたつのアイドルの間に生じる真空状態の圧倒的破壊空間はまさに歯車的砂嵐の小宇宙!!
そして小宇宙は異空間を生み、異空間から発生した霧は346プロを覆いつくしたとさ。
おしまい
何か繋がりにくくて連投してしまって申し訳ない。これも霧かゴジラのせいですね。
某ガルパンパロssを読んでからモバマスアイドルで『ミスト』の話考えるの超楽しいです。モバマス×ミストください。
今のところミストの主人公は美波が一番似合うんじゃないかと思っています。
ここまで読んでいただきありがとうございましたm(__)m
西住みほ 「 ミスト、ですか? 」
元スレ
美波「頬っぺたが」蘭子「くっふゅいふぇ」アーニャ「取れないです」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1478506741/
美波「頬っぺたが」蘭子「くっふゅいふぇ」アーニャ「取れないです」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1478506741/
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- ジャイロ「ジョニィ、おまえ今までに何人の娘とヤッた?」
- ちひろ「仮眠しますか……」
コメント一覧 (29)
-
- 2016年11月08日 12:00
- 面白いと思ったの?
-
- 2016年11月08日 12:06
- 面白かったな
蘭子の言葉がもうちょい分かりやすければよかったが
-
- 2016年11月08日 12:27
- ラブランコは最高です!!!
-
- 2016年11月08日 12:29
- 最後まで読んだ俺のバカ!
-
- 2016年11月08日 12:30
- えぇ・・・
-
- 2016年11月08日 13:03
- さては途中から面倒になったな
-
- 2016年11月08日 13:09
- オチが適当過ぎない?
ミストって映画自体がこんな感じなの?
-
- 2016年11月08日 13:44
- 蘭子って身長160ぐらいなかったっけ。
記憶違いかな。
-
- 2016年11月08日 13:50
- 蘭子と美波とアーニャのほっぺがくっついた状態とか薄い本が分厚くなりそうなネタだな
-
- 2016年11月08日 13:57
- 映画版のオチは原作のアンチクライマックスを商業映画のフォーマットに置き換えるにあたって付け加えられたのだから、ちゃんとオチとして機能してるよ。
ネタバレだけど、原作と映画の結末の比較→
http://m.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/q1342394348
-
- 2016年11月08日 15:14
- こういう連投とかのミスって管理人が修正しちゃってくれるとありがたいんだけどな。
最近連投ミス多いように思うし
-
- 2016年11月08日 15:56
- 関西弁しゃべりまくるみくで違和感
-
- 2016年11月08日 16:24
- ※13
関西弁モードちょいちょい混じるくらい混乱する事態って事だろ、ラブランコくっつきにドS小梅、暴走りーなとツッコミ不在だし
-
- 2016年11月08日 17:09
- だれか、ホラーが大の苦手な私に、怖くないようにミストのオチを教えて下さい何でも島村
-
- 2016年11月08日 19:03
- ※15
世界が終わったと思い込んだ主人公がせめて苦しまないように息子を射殺
→その直後に軍隊が来て世界に平和が戻って来ましたと言う息子無駄死にエンドです
-
- 2016年11月08日 19:06
- ※16
そりゃほっぺもくっつくくらい抱き着いて寝るわ
-
- 2016年11月08日 19:08
- これじゃ俺、ホラー映画のこと観たくなくなっちまうよ…
-
- 2016年11月08日 21:27
- 当時劇場でミスト見てたら、巨大昆虫みたいなのがスーパーの窓ガラスにビターンッってなる場面で失禁したわ
-
- 2016年11月08日 22:26
- ちなみにミストの主人公の息子の吹き替えはちひろさんの中の人がやっている
-
- 2016年11月08日 23:07
- ミストは主人公補正のない主人公が行動するとどうなるかという映画
実は作中で人類側が勝てそうな描写いくつかあるんだよね
それに気付かず早とちりな行動をした主人公の嘆きが視聴者に刺さるのだ
-
- 2016年11月08日 23:39
- いやぁ、ラブランコは強敵でしたね
-
- 2016年11月08日 23:59
- ちょっと小梅やりすぎ感
-
- 2016年11月09日 00:38
- アローヘッド計画で書き直して、どうぞ
-
- 2016年11月09日 01:29
- その後
オーク「グォォォォ!」
霧に包まれた美城プロの周りに巨大生物ではなく亜人の兵団の雄叫びが響いた。
小梅の映画で体がくっつくで書くなら縦一列でほっぺじゃなくてお口とお尻がくっつくと思うよ…(ハイライトオフ)。
-
- 2016年11月09日 01:34
- ※24
R-9A「呼ん」
↓
B-1D「ダ?」←時間と異相次元を越えて現れながら
-
- 2016年11月09日 18:24
- なんだって良い!ラブランコを愛でるチャンスだ!
-
- 2016年11月09日 20:13
- ※25
ヤメロォ!!
-
- 2016年11月09日 22:49
- ※28
美波「うっ、くぅ…ら、蘭子ちゃん…ごめん、ごめんね…」ポロポロ
蘭子「んぅ!?んー!?んぁー!?んぁー!?」モゴモゴ
なら仕方ないな