女騎士「これが最後の一撃だ」
勇者「では、魔王討伐を祝して、かんぱーい」
一同「かんぱーい」
カツン カツン
グビッ グビッ
戦士「いやぁ、長かったなぁ」
魔法使い「しかし、私達はやり遂げた」
勇者「みんな生きて帰ってこれたのは、奇跡だよ。本当によかった…よかったよ…」
ウルッ
戦士「おいおい、今日はめでたい日だぜ。泣くより笑おうぜ」
戦士「おおよ、でも今日はそんな事忘れて、騒ごうぜ」
勇者「魔法使い…戦士…ありがとう」
戦士「だからよ、女騎士も部屋の隅で三角座りなんかしてないで飲めよ!」
女騎士「…」
ショボーン
女騎士「…」
エダマメ モチュモチュ
女騎士「…」
勇者「元気だしてよ女騎士。君の一撃がむしろフェイントになって、俺の斬撃が魔王に当たった訳だし」
魔「ま、結果オーライね」
戦士「そういうこった、だから枝豆ばっか食べてないで飲めよ!」
ピンポーン
サッ
店員「はいご注文ですね」
女騎士「せせり三本、塩で」
店員「はい喜んでアッヒィ!」
魔(ここの店員の口癖、癖がすごい)
女騎士「いい…今日は、お酒、飲まない…」
ショボーン
戦士「ったく、面倒くさい奴だ。ほっといて俺はジャンジャン飲むぜ」
ピンポーン
サッ
店員「はいご注文ですね」
戦士「ハイボールおかわりね」
店員「はい喜んでアッヒィ!」
~一時間後~
戦士「うぉぉ~、だからよぉ~俺は感動してんだよぉ~」
ダバー
魔(こいつ泣き上戸なのよね、ウザイわ…)
勇者(普段は気さくで仲間思いなんだけどね…酔うと苦手かな)
戦士「魔王だってよぉ、本当は世界の事を憂いていたんだ…あいつはよぉ、俺達みたいな仲間に出会えなかった勇者ともいえるんだよぉ~」
女騎士「…」
セセリ モチュモチュ
ダバー
女騎士「けっ、暑苦しい野郎だぜ…反吐がでらぁ」
ペッ
ピチャ
女騎士が吐き捨てたツバは
戦士の鼻先に会心の一撃【クリティカル】をかました。
戦士「あぁ…?」
ツゥン
戦士「くさっ!」
女騎士「女騎士のツバは強酸性…知らなかったのか?」
ニヤッ
勇者「ちょ、魔法使い…笑いすぎだよ」
魔「ぶはは!」
ブッ
魔「あっ、笑いすぎて屁ぇ出てもた」
勇者(魔法使いは酔うと関西弁の下品なババアになる…てか俺の仲間酒癖悪すぎ)
ガタッ
魔「なんや?」
女騎士「なんやとはなんや」
魔「お前こそなんや」
女騎士「なんやとちゃうわ」
魔「なんなんやゆーとるんや」
女騎士「なんやぁ!?」
魔「なんやぁ!?」
女騎士「このアマ、ぶっ〇してやる!」
魔「やってみさらせボケぇ!」
女騎士「後でわめくなよ糞っだらぁぁぁ!」
ブゥン
バキィ
魔「ぐっ、っだらぁ…」
フラッ
ブゥン
バキィ
女騎士「ぐぶっっっ!」
魔「もう一丁!」
ブゥン
バキィ
女騎士「なぐっ…んっのアマぁぁぁぁぁ!」
バカスカ
戦士「おろろ~ん、やめろよ二人とも。仲間だろぉ~」
ダバー
勇者(仲間、ね…)
ガサゴソ
シュッ ボゥー
タバコ スパー
勇者「ふぅ…」
勇者(俺達が…本当に…心から仲間だと胸を張って言えたなら…どれだけよかったか…)
スパー
スパー
勇者(真相は、俺と国王しか知らない。ほかの奴らは忘却の魔法で忘れている)
勇者(酷い話だ…結局まがいものの絆が、俺達を強くした訳である)
勇者(死に際に魔王は笑っていた…あるいは俺達にかけられた魔法に気付いていたのかも知れない)
ピンポーン
サッ
店員「はいご注文ですね」
勇者「梅酒、ロックで」
店員「はい喜んでアッヒィ!」
ビクンビクン
店員「何度もご注文…ありがとうござひましゅるのぉぉぉぉぉ!」
ビクンビクン
チョロ…
チョロロロロロ
勇者(注文のしすぎで失禁したか…この店特有のシステムとはいえ、不愉快だな)
~そんなこんなで~
店員「では締めの雑炊セットになりまーすアッヒィ!」
雑炊。
それは散々、皆が箸でつつき尽くした鍋の残り汁に
飯と卵を投入して作る
ぐちゅぐちゅの食べ物である。
グツグツ
カチャカチャ
魔「ほな、火ぃ止めてー。卵入れるで」
カチャカチャ ファサー
チャッチャ
魔「ネギと海苔散らして、できたでー」
戦士「よーし、食べるぜぇ~」
女騎士「ウェーイ」
勇者「ウェーイ」
モチュモチュ
戦士「あちあち」
モチュモチュ
魔「いい出汁でてるわー、やっぱ雑炊はええなぁ」
ズズー
女騎士「うまうま」
勇者「もう注文ないかー」
戦士「おう、存分に」
女騎士「もう、食ったさ」
魔「ハラぁ、いっぱいだぁ」
ガシッ
女騎士「あんっ」
戦士「…」
モミモミ…
女騎士「っ…んくっ…」
モミモミ
モミモミ
モミモミ
ミニモニ。
チラッ
魔「?」
勇者(この流れなら、俺だって…お○ぱいを揉めるに違いない!)
ニジリニジリ
魔「?」
勇者「…」
勇者「…」
勇者(ここでうかつに反応しては駄目だ…あえて無視して近づく…そして、手が届く距離まで…!)
魔「ちょ、ほんまなんなん、怖いやん…」
勇者(ひるむな…全ては乳の為…行くっ…!行けっ…!俺の…)
ヒュバッ
勇者(黄金の右手【ゴールデンハンド】!)
ムニュ
その時不思議な事が起こった。
勇者は確かに魔法使いの乳を揉んだ筈だった。
だがそれは
乳では、なかった。
それは
戦士の股間だった。
戦士「アヒィ」
勇者「!?」
戦士「勇者よ…それは私のおいなりさんだ」
戦士「ンフフフフ…これぞ戦士忍法、性感帯入れ替えの術!」
戦士「そうだ、俺と魔法使いの性感帯を入れ替えておいたのさ!」
バーババー バンバン
(スパイダーマンのあれのBGM)
勇者「くそっ、せっかく魔法使いの乳が揉めると思ったのに…くそったれ!」
モミモミ
戦士「んっ…」
勇者(オラおでれぇたぞ…戦士のおいなりさんっちゅうのは、まるで女の乳みてぇだぞ、クリリン!)
モミモミ
戦士「っ…んくっ…」
ハァハァ
勇者(なんだかオラ、モミモミしだしたぞ!)
モミモミ
モモモモモモモモモモモモモモモモモモモモモミモミ
戦士「やっ…だめっ…はーん、すこすこ!」
ドビュッシー
勇者「うっひゃあー!ビルスさま―――――!」
ドビュッシー
・ ・ ・ ・ ・
こうして勇者と戦士の二人は同時に果てて
なんやかんやあって
幸せなキスをして結婚しましたとさ。
ふたりぐらし、ふたりぐらし。
【完】
元スレ
女騎士「これが最後の一撃だ」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1477020172/
女騎士「これが最後の一撃だ」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1477020172/
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コメント一覧 (18)
-
- 2016年10月28日 16:52
- 先にコメント見に来たやつは時間の無駄だから読まないほうがいいぞマジで
-
- 2016年10月28日 16:56
- 酔っ払いが書いた文章
-
- 2016年10月28日 17:04
- ビックリするくらいスレタイが何の意味も持たないし後半女騎士じゃなく勇者が主役だしそもそも後半っていうほどの長さもないので五分くらい時間をドブに捨てたい場合は読んでも損はないんじゃないかな
-
- 2016年10月28日 17:07
- これからSSを書きたいと思っている人はこれを見て自信をつけるといいと思うよ
-
- 2016年10月28日 17:47
- ごめん、シリアルとギャグと下ネタとホモとファンタジーをごった煮して、出てきたあくだけ皿に乗せたみたいな作品だわ。
-
- 2016年10月28日 19:19
- 面白くもないギャグの押し売りはやめろとあれ程…
-
- 2016年10月28日 19:32
- 面白いか面白くないか聞かれたら評価に値しないって言う
-
- 2016年10月28日 19:39
- 3行に纏めると
・出オチ
・なんか色々と酷な設定とかあるっぽいけど、多分大したことない
・それはわたしのおいなりさんふわあああああ
-
- 2016年10月28日 19:41
- こ れ は ひ ど い
-
- 2016年10月28日 19:59
- 酷い
笑ったけど
-
- 2016年10月28日 23:34
- こんなん神話だろ
SSはくそ
-
- 2016年10月29日 00:21
-
神話wwwwwwwwwww
途中までは正統派ストーリーだったのに…
-
- 2016年10月29日 00:42
- いいものが書きたいとか、頭良く見せたいとか、そういう色気を全く出さないって結構難しい
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- 2016年10月29日 08:20
- 違う作品をランダムに一コマづつ切り取って貼り付けて「自分の最高傑作です!」って言ってる感じ。
-
- 2016年10月29日 17:05
- こういうのが面白いって思ちゃう恥ずかしい時期あったな
みんなもあるよね?
-
- 2016年10月31日 10:19
- 俺こーゆーの割と好きだわ
-
- 2016年11月14日 16:40
- 絶望した
-
- 2020年01月31日 22:14
- ゴミ