【モバマス】乃々「あの……おかーさん……」凛「えっ」
乃々「……えっ」
凛「えっ」
乃々「……」
凛「……」
乃々「……あの、わたし、いま、なんて」
凛「……えっと……」
乃々「……」
凛「……お、お母さん……って」
乃々「」
凛「」
乃々「……」
凛「の、乃々」
乃々「……うぅぅ……」カァ
凛「ほ、ほら、そういう間違い? 割とよくあるし」
乃々「いやぁぁ……」
凛「私だって、小学生の頃先生とお母さん間違えたこと……は、別に無かったけど」
乃々「無いんじゃないですかぁ……」
凛「とっ、とりあえず出てきて? ねっ」
乃々「むりです……むりむりむりくぼですぅ……!!」
凛「え、えっと……アイス……アイスあるよ! ほら! 取ってきてあげるから! ね!」
乃々「…………いちごですか……?」
凛「……おれんじ……」
乃々「……」
凛「……」
乃々「……」グス
凛「急いで買ってくるからっ!!!!」ダッ
乃々「……うぅ……はずかしぃ……」
凛「乃々」
乃々「はぬっ」ビクッ
凛(はぬっ……?)
凛「ほら、アイス買ってきたよ。イチゴだよ」スッ
乃々「あ、あぅ……あっ、ありがとう……ございます……」
凛「うん」
乃々「……」ペロペロ
凛「……」ペロペロ
乃々「……」ペロペロ
凛「……」ペロペロ
乃々「……」
凛「?」
乃々「……ふえぇぇ……」グスグス
凛「ああっ!!?」
乃々「うぅ……ずび……」
凛「よしよし」
乃々「ごめんなさい、凛さん……アイスまで……」
凛「いいよ、気にしないで」
乃々「……その、そのですね……なんというか……あのぅ……うぅ……」カァ
凛「うん。ゆっくりでいいよ」
乃々「……り、りんさん……凛さんが、その……とても……頼れる、方、なので……えと……えっと……」
凛「うん」
乃々「だから、だからですね……ま、間違えて……しまいまして……ですね……」
凛「うん」
乃々「……お、お母さん、と……」カァ
凛「……」
乃々「……凛さん?」
凛「…………じゃないけど」ボソ
乃々「え……?」
凛「……私は、嫌じゃないけど」
乃々「……えっ」
凛「乃々にお母さんって呼ばれるの、嫌じゃないけど」
乃々「」
凛「むしろ呼んでくれないかな?」
乃々「」
凛「とりあえず抱きしめる?」
乃々「」
凛「その、この前のラジオからなんだけど……」
乃々「は、はい」
凛「乃々のこと、放っておけないっていうか」
乃々「ほ、放っておけない」
凛「守ってあげたくなるって言うか……」
乃々「まっまも」
凛「端的に言うと抱きしめたい」
乃々「」
凛「抱きしめたい」
乃々「あわわわ……」
凛「だから、さっきお母さんって言われてさ」
乃々「……」カァ
凛「お母さんって言われてさ」
乃々「く、繰り返さないでください……っ!」カァ
凛「ふふ、ごめん」
凛「でね? それで我慢の限界が来たって言うか」
乃々「な、なるほどぅ……なるほど……?」
凛「成程でしょ」
乃々「なるほどなのでしょうか……」
凛「アイス食べてる乃々、凄く愛おしかった」
乃々「いと゛っ! け、けほ、けほっ」
凛「だ、大丈夫? ほら、さすったげる」サスサス
乃々「けほ……あ、ありがとうございま、けほっ、けほ」
乃々(これは……この気持ちは一体……)
凛「落ち着いた?」
乃々「……はい……」
凛「じゃあ、さっそくいいかな?」
乃々「……? なにを……」
凛「えい」ギュ
乃々「はう゛っ゛」
凛「よしよし」
乃々「お、おぉ……オァ……」カァ
凛「ふふ、いいこいいこ」ナデナデ
乃々「オォアァ」
凛「乃々」
乃々「はっ、はい! なんっ、なんでしょうもりくぼです……」
凛「お腹、空いてない? 食べたいものとか……それとも喉乾いてる?」
乃々「え、えと、えっと」
凛「遠慮しなくていいよ」
乃々「……ぎゅうにゅうぅ……」
凛「分かった、取ってくるね」
乃々「あ、ありがとうございます……」
凛「すぐ戻ってくるから」パッ
乃々「あ……」
タッタッ
乃々(……な、なんてことだぁ……)
乃々(溢れる……あれが、母性……うぅ……消滅しそう……)
乃々(そ、そうだ、今の内に助けを……!)
凛「ただいま」ギュッ
乃々「はやいぃ……」
―――――――――――――――
――――――――――
―――――
凛「膝、座り心地悪くない? 大丈夫かな」
乃々「やわらかいです……」
凛「そう? ふふっ良かった」
乃々「……おせんべぇ……」ググ
凛「煎餅? 取ってあげるね。はい」スッ
乃々「あ、えへ……ありがとうございます……」
凛「あーん」
乃々「あ、あーん……」
凛「美味しい?」
乃々「……お、おせんべいって感じです……」パリパリ
凛「ふふっ、何それ」パク
乃々「どうですか……?」
凛「うん、お煎餅って感じ」パリパリ
乃々「……ふふ……」
凛「ふふっ」
ガチャ
周子「おはよー……っと、え、何してん」
凛「おはよう」
乃々「おは……っ! こっ、これには、深い事情がありまし、ありましてですね……!!」
―――――――――――――――
――――――――――
―――――
周子「なるほどー」
凛「私の乃々は渡さないよ」
周子「や、取る気ないから!」
乃々(私の乃々)
周子「……まぁ好きにしなよー、ヘンにイジったりしないし」
凛「今は愉快な仲間がいないもんね」
周子「ヤツらは仕事だからね」
凛「そうなの? 奏今日事務所寄るって言ってたしオフかと思ってた」
周子「あー何か忘れ物取りに来るってさ」
凛「ふーん……ひょっとしてそれ?」
周子「そそ、メ○ルマン」
乃々「めた○まん……」
凛「見なくていいよ」
乃々「そうなんですか……?」
凛「うん。それよりほら、口に牛乳付いてる」フキフキ
乃々「あ、あぅ、うあ」
周子(それにしても……ハッ!)
周子「……ピコーン!」
凛「何……? その閃いた時みたいなやつ」
周子「閃いたんだよ~♪」
凛「ふーん……?」
ガチャ
周子「きたっ!」タタタタ
凛「奏かな」
乃々(イジられないことを祈ろう……奏さんなら大丈夫、大丈夫……いやでも最近例の人たちに毒されて……)
周子「おかえりー!!」
奏「ただいま。……何? あなたどうしてそんなに笑顔な
周子「奏ママー!! お腹すいたー!!」
奏「よく分からないけどぶっとばすわよ」
おしり
元スレ
【モバマス】乃々「あの……おかーさん……」凛「えっ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1476713168/
【モバマス】乃々「あの……おかーさん……」凛「えっ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1476713168/
「シンデレラガールズ」カテゴリのおすすめ
- 『同級生の渋谷凛』
- モバP「ミミミンwwwwミミミンwwww」
- 海馬「シンデレラガールズ総選挙に俺のアイドルがランクインしていないだと!?」
- 【モバマス】ありす「貴方に待って欲しくて」
- モバP「カラオケに行こう」
- 凛「プロデューサーのアレってわざとだよね」
- 拓海「アイドルになって、10年が経った」
- 高垣楓「私の誕生日なのにプロデューサーが帰って来ない」
- モバP「一番いやらしいのって早苗さんだよな」
- モバP「アイドルの絶望した顔が見たい」
- 白菊ほたる「不幸中の災害」
- モバP「幸子って犬っぽくないですか?」
- 心「総選挙50位以内に入れないアイドルはクビ…ですかぁ☆ってオイ…マジ?」
- 武内P「何いきなり話かけて来てるわけ?」
- モバP「おーい」成宮由愛「…………」モバP「ゆあー」
- 塩見周子「愛でられ体質しゅーこちゃん」
- 幸子「アイドルになった事に後悔なんてしていません」
- 蘭子「黄泉がえり」
- 神崎蘭子「魔月学園殺人事件」【堕天使探偵・第三幕】
- モバP「来たれ長崎県民」
「ランダム」カテゴリのおすすめ
- まどか「ウェヒヒ……パパもママもやることはやってんだね」
- P「ときめきメモリアルver765」【前編】
- ミカサ「エレンは腹筋が逞しい女性を」
- 妹「私は兄さんの抱き枕じゃありません……んっ」
- 魔王「人間殺す」カタカタ 勇者「これはAUTO」カタカタ
- モバP「役作りの為に藍子のストッキングを破くぞ」
- 上条「レンタル上条一時間千円です」
- 上条「本当にただの高校生です」
- 真「プロデューサー!肩もみしてあげますよ!」
- ピカチュウ「殴れっ!オラッ!はやくやれ!」
- やよい「私幸せになるね、長介」
- モバP「一人9万円でいいのか!?」
- 千早「10thライブ?知らないわ。」
- モバP「愛梨は甘い匂いがするな」
- 高垣楓「プロデューサー、今夜飲みにいきません?」
- 真「伊右衛門の懸賞に当選してから雪歩が冷たい」
- リュウ「安価で俺よりも強い奴に会いに行く」
- P「神崎蘭子と同棲を初めてから他のアイドルが中二病パンデミック」
- ジャイロ「ジョニィ、プリン食うぞ」ジョニィ「プリン?」
- 少女「魔王さんなら、ママを生き返せるのかな…」
コメント一覧 (39)
-
- 2016年10月18日 00:53
- 奏さん
スパイダーパニックおすすめですよ
-
- 2016年10月18日 00:57
- 最高
-
- 2016年10月18日 00:57
- 奏。俺と一緒にエヴォリューションごっこしないか?奏は地質学者役だよ。
-
- 2016年10月18日 00:59
- バブ谷凛…
-
- 2016年10月18日 01:00
- 凛に母性・・・新たな可能性が見えた!!
-
- 2016年10月18日 01:02
- 私ぼのの
-
- 2016年10月18日 01:11
- 今おかーさんの後ろにいるの
-
- 2016年10月18日 01:12
- ぼくぼのの
-
- 2016年10月18日 01:14
- 15歳が14歳にお母さんって呼ばれるって
相当ショックだと思うんだけど……
-
- 2016年10月18日 01:20
- またしぶりんに属性が…でも良いと思う
-
- 2016年10月18日 01:21
- ののりんはいいぞ
-
- 2016年10月18日 01:28
- そこまでだ、残念だったな
-
- 2016年10月18日 02:03
- おまえがお母さんになるんだ森久保ォ!
-
- 2016年10月18日 02:06
- 白状します
わたくしもうっかり呼んでしまった事がありました
黒歴史です
うああああああああああああ
乃々かわいい
-
- 2016年10月18日 02:32
- カナデ、他人事のようだが、この状況(クソ映画好き設定)に慣れれば慣れるほど君は楽になれる
やさしぶや…実際に聴くとホンマにしぶりんが慈愛の篭った声で接しててマジ新境地やったわ
-
- 2016年10月18日 02:41
- 森久保に巨匠ワスカバジ作品を見せたい
ついでに輝子にも
-
- 2016年10月18日 03:53
- 渋谷さんはもりくぼを犬か何かだと思っているな
-
- 2016年10月18日 03:54
- 森久保、お父さんと呼んでいいんだぞ?さぁお父さんが抱っこしてあげよう!
-
- 2016年10月18日 04:02
- むぅーりぃー
-
- 2016年10月18日 04:35
- ※10
小学生に母性を求めるひとは…
-
- 2016年10月18日 05:32
- でもあのラジオ聞く限りでは完全にぐずる園児と保母さんだったからな、しぶりんのバブみやべぇ
-
- 2016年10月18日 06:44
- りんののと言う組み合わせを生み出したあのラジオは有能
-
- 2016年10月18日 07:14
- りんののはエイプリルフールからじゃないか
奏はクソ映画も好んで見るのであってそれだけ見てるわけじゃないから…
-
- 2016年10月18日 07:49
- なんでやスパイダーパニック面白いやろ!
-
- 2016年10月18日 08:33
- ちひろ「メタルマン、デビルマン、死霊の盆踊りのクソ映画マラソンを奏ちゃんとしてみるチケットを今ならお安くしておきますよ!」
-
- 2016年10月18日 08:39
- りんののは一部界隈では結構熱いカップリングよね
俺も渋で見た時ははまりかけた
-
- 2016年10月18日 09:07
- 乃々のお世話を全力で楽しんでるっポイしぶりん萌え
-
- 2016年10月18日 10:11
- おかーさんと幼い感じに言うの聞くと要塞の自爆に巻き込まれて死ぬんじゃないかと思ってしまう(種死感)。
-
- 2016年10月18日 11:56
- いいっすね
-
- 2016年10月18日 12:09
- ののりんはイイゾ
-
- 2016年10月18日 13:07
- 奏「よく分からないけどぶっとばすわよ」
で最後すべて持っていかれた
-
- 2016年10月18日 14:47
- ※26
そのラインナップにテラフォーマーズと四月は君の嘘も加えてくれ
-
- 2016年10月18日 15:09
- ※33
おそらくハルチカもその枠に入るんだろうなあ
-
- 2016年10月18日 15:27
- しぶりんは確かに頼れる感はあるけどお母さんだとか母性方面じゃあないよな
相棒とか背中預ける系
-
- 2016年10月18日 18:32
- しぶりんはぱっと見無表情でクールなお姉さんだけど乃々とか小さい子に対しては凄い優しい声色だから甘えたくなるのも頷ける。というか甘えたい
-
- 2016年10月18日 19:25
- おばー……菜々さん
-
- 2016年10月18日 19:35
- しぶりんは家業手伝ってるし、実年齢よりかは大人びている思う。ぼののは14歳にしては幼い精神年齢だし…。
精神年齢はしぶりん17、ぼのの13くらいと仮定すると普通にお姉さんかな。流石にお母さんは辛いけど。
-
- 2016年10月18日 20:20
- 「無愛想アイドル」と言う割りに交遊関係手広いしぶりんのオールグランダー感
好き