【アマガミ】七咲「先輩?」
七咲「何寝ぼけてるんですか?今日家に泊まりたいって言ったのは先輩じゃないですか」
純一「あれ、そうだったっけか」
七咲「しっかりしてくださいよ?もうすぐ受験生なんですから」
純一(七咲の言う通り、僕はもうすぐ高校三年生…つまり受験生になる
そうなると会う時間も減っちゃうからって僕が提案したんだったな)
七咲「とりあえず起きてくださいね、先輩」
純一「あはは、何か目が覚めることをしてくれれば起きれるかなー…なんて」
七咲「……」ジトー
純一「い、いや、じょ、冗談だよ、冗談」
七咲「そうですか、ではスカートの中は見なくていいと」
純一「えっ、見せてくれるの!?」
七咲「先輩が冗談って言ったので私も冗談です」
純一「そ、そんなぁ……」シュン
七咲「ふふっ、自業自得です。それより先輩、そろそろご飯にしましょう」
純一「うん、そうしようか」
七咲「そうですねぇ……あっ…」
純一「どうしたの?」
七咲「えーっと…その、食材を……」
純一「食材?」
七咲「買うのを忘れてしまいました……すみません」シュン
(先輩の寝顔に夢中だったなんて言えないよね…)
純一「あはは、七咲にしては珍しいね。それじゃあどこか食べに行こうか」
七咲「はい、お代は私持ちですのでお好きなところを選んでください」
純一「ええっ!?そこまでしなくても大丈夫だよ」
七咲「え?しかし…」
純一「お店だけは遠慮なく選ばせてもらうことにするよ」ニコッ
七咲「…では、そういうことにしておきます」
純一「うん、七咲と食べに行くって言ったらやっぱりラーメンかと思ってさ!」
「嫌だったかな?」
七咲「い、いえそんな!私は先輩と居れればどこでも……」ボソッ
純一「そっか、なら良かった。後半聞こえなかったんだけどもう一回言ってもらえるかな?」
七咲「な、何も言ってません!!女に二言はないんですっ」
純一「それ意味違くないか…?」
七咲「知りません!早くしないと置いていきますよ先輩」
純一「あ、待ってよ七咲」
純一「ご無沙汰してます」
七咲「こんばんわー…って先輩お知り合いなんですか?」
純一「うん、小学生のころはよく来たもんだよ」
大将「中学に入ってからピタリと来ないもんだから他の店舗に浮気してんじゃねぇかって思ったけどな!」
純一「突然一気に忙しくなってしまって…」
(一緒に行く人がいなかっただけなんだけどね)
七咲「そうなんですか、じゃあこれからはまたお世話になりそうですね」
純一「うん?」
七咲「私の家に泊まりに来る度に来店することになるかもしれませんよ?」
純一「え、それって…?」ドキッ
七咲「ふふっ、そんなことより、何を食べるか決めちゃいましょう」
大将「あんちゃん、いつの間にこんな出来た嫁さん持っちまったんだ?うらやましいぜ」
純一「自慢の妻です」キリッ
七咲「えっ…///」
純一「あ、豚骨醤油一つ下さい。七咲は?」
七咲「あ、えーっと…塩ラーメンで!」
大将「あいよ!」
純一「え、ごめん…」
七咲「私、嫌だとは言ってませんよ?
純一「七咲ぃ!!」ガバッ
七咲「ちょっ…ここ店内ですからね!?」ペチ
純一「いてっ、すっかり忘れるところだったよ」
大将「ヒューお熱いねぇ、うちのラーメンが冷めちまうよ」
純一「あ、すみません」
大将「いいってことよ!ほらお二人さん、冷めないうちに食べてくれ!」ドン
七咲(いい人だなぁ…)
・
・
ガラガラガラ
純一「うーん!久しぶりに来たけど美味しかったなぁ」
七咲「はい!すっごく美味しかったです!あんなにおいしいラーメンがあったなんて…」
純一「さて、帰ろっか」
七咲「あ、ちょっと寄り道してもいいですか?」
・
・
純一「ここは…七咲と初めて出会った公園か」
七咲「はい、せっかくなので来たいなと」
純一「まさか初対面で痴漢扱いされるとは思わなかったよ」
七咲「あれは先輩が悪いんじゃないですか!」
純一「ぼ、僕はただ同じ学校だなと思って見てただけだよ!」
七咲「でもそのおかげでこうして今一緒に居られているのである意味痴漢に感謝ですかね」
純一(世間ではあれで痴漢になるのか……)
七咲「さて、せっかくなのでブランコにでも乗りましょうか」
純一「そうだね、せっかくだし」
純一「おう!どんとこい!」
七咲「んっ…しょっと…」
キーコキーコ
純一(お、おお…!これは…!)
(見えそうで見えないギリギリのラインだ…!!)
キーコキーコ
純一(ん…?七咲の奴、前より太ももが色っぽくなったというか…大人っぽくなったな)
(これは将来有望だぞ……!)
「…ぱい?……んぱい?」
純一「ん…?」
七咲「どこ見てるんですか!先輩!」
純一「い、いや、鍛えられてるなーと…あはは……」
七咲「私のパンツを見ようとしてたんですよね?」
純一「な、断じてそんなことはないぞ!僕はただ七咲が頑張っている成果をだな・・・」
七咲「…はぁ、お言葉ですが今日は部活があったので水着を着てますよ」
純一「なんだと!?いや、しかしそれはそれで……」ブツブツ
七咲「やっぱり先輩はどうしようもない変態さんですね」
純一「…ごもっともです……」
七咲「…でも」
純一「でも?」
七咲「そんな変態ですぐえっちなこと考える先輩が私の大好きな彼氏ですよ?」
純一「うう…素直に喜べないぞ」
七咲「あ、でも押し入れに隠してあったあの本のプレイとかはちょっと私には早いといいますか…」
純一「え!?なんでそれを!?」
七咲「ふふっ、先輩の考えはすべてお見通しですよ?」
純一「ぐ……さすが僕の彼女だよ」
七咲「わかったら今度からは私だけを見てくださいね?」
純一「七咲」
七咲「はい?」クルッ
「んっ……」チュッ
純一「これで少しは温まったかな?」
七咲「………///」ポー
純一「七咲?」
七咲「あっ…ちょ、調子に乗ってかっこつけないでください!!」
純一「ごめんごめん、後姿見てたらなんだかしたくなってさ」
七咲「し、仕方ないですね//、今回は特別に許してあげます!」
純一「あはは、厳しいなあ」
七咲「今度まんま肉まん奢ってくださいね」
純一「それくらいお安い御用だよ」
(肉まんか…そういや最近急に成長してきてるような…)ジー
七咲「せ・ん・ぱ・い?」
純一「ギクッ…な、何かな?」
七咲「まんま肉まん、やっぱり5つでお願いしますね」
純一「そ、それはちょっと厳しいかな…」
七咲「私の胸はまんま肉まん5つより安いんですか?」
純一「そ、そんなことないよ!10個でも足りないくらいだよ!!」
七咲「それでは10個でお願いしますね♪」
純一「な、ななさきぃ~…」
七咲「冗談ですよ、一つ買って半分こ出来ればそれでいいですよ」
純一(良かった……)
・
・
七咲「さて、家に帰ってきましたけど、何しましょうか?」
純一「そうだな…よし!勝負だ!」
七咲「勝負…ですか?」
純一「うん、七咲の家にはこのGAVE KUBEがあるしね」
七咲「郁夫が好きなんです、ゲーム。それで私もよくやらされるので…」
純一「私強いですよ?ってことか」
七咲「ふふっ、そういうことです!」
純一「でも色々あるなぁ……うん、これにしよう!!>>28」
1、クラブラ(スマブラ)
2、ニチャミン2(ピクミン2)
3、モブオカート(マリオカート)
4、それ以外(GCの対戦ゲームで)
七咲「クラッシュブラザーズ…いいですよ望むところです!」
純一「ストックは二機でいいかな?」
七咲「はい、じゃあ私は先輩っぽいこのルイージを使いますね」
純一「ええっ!?ど、どこが…」
七咲「発想がおじさんっぽいです」
純一「ひどくない!?うーん、じゃあ僕は七咲っぽいピチューでいこうかな」
七咲「そんなに落ち込まないで下さい、勝ったら敗者に一個命令できるってことで」
純一「よーし頑張るぞ!!!!!!!」
七咲「ほんっと単純なんですから…」
ステージ オネット
純一「車にひかれないようにしないと…」
七咲「そんなんじゃ格好の的ですよ…!とうっ」蹴り
純一「くっ、上手いじゃないか七咲」電撃
七咲「ありがとうございま…っす!そんなんじゃ当たりませんよ?」イヤッフゥー
純一「な!?上Bを当ててくるだと……?」
七咲「言いましたよね、私得意なんですって…!えいっ!」
純一「ぐぬぬ…軽すぎるぞピチュー…」
純一「これであと一機か、だがしかし!」
七咲「きゃっ!?ピチューが猛スピードで攻めてきた…?」
純一「撃墜後に無敵時間があることを忘れていたな…!くらえ!」雷
七咲「私としたことが…」ワッフー
純一「さて、これでお互い一機だよ」
七咲「負けませんよ!」ゲシッ
純一「まだまだ…!もう一回くらえ!」雷
七咲「くっ、頑張れ先輩!」
純一「それ地味に傷つくんだけど…」
七咲「今だ!それっ!」ホアチョー!
純一「甘いね、そんなんじゃ倒すことは…」
七咲「あ、先輩、そこは…」
純一「え?」
プップー ドーン ピチュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ・・・ キラーン
七咲「な…んですか…くくっ…」プルプル
純一「何もそんなに笑うことないだろ?」
七咲「だって…せんぱ…ぷぷっ……あはははははは」バンバン
純一「車のことなんて忘れてたんだよ!!」
七咲「だって…カッコつけといて…車にひかれるって…」ジタバタジタバタ
・
・
・
七咲「…ふぅ、もう大丈夫です」
純一「五分は笑ってたよね君!?」
七咲「いえ、その、あまりに面白かったものでつい…すみません」
純一「い、いやいいよ別に!それより勝ったんだから何か命令しなくていいの?」
七咲「うーん、そうですねぇ…じゃあコンビニでお茶を買ってきていただけますか?」
純一「それくらいなら楽勝だよ、待ってて!」
七咲「はい、お気をつけて」
純一(七咲のことだからもっとこう…過激な何かだと思ってたんだけどなぁ)
純一「ただいまー…ってええ!?」
七咲「ふふっ、驚きました先輩?」
純一「驚くも何も帰ってきて水着の七咲がいたらそりゃ驚くよ!」
七咲「せっかくなので先輩を喜ばせてあげようかと思って」クスッ
純一「引き締まった体のライン…発売前のまんま肉まん…そしてプールと部屋との環境のギャップ!」
「最高だよ、七咲」
七咲「そ、そこまで言わなくていいです…!恥ずかしいじゃないですか…///」
純一「やっぱり七咲はわかってるね」
七咲「恥ずかしいですけど、そこまで喜んでいただけたのなら着替えた甲斐がありました」
純一「ん…?さっき水着を中に着てるって言ってなかった?」
七咲「あ、あれは先輩だったらほんとに覗きかねないので嘘をついたんです!」
「満足したら私は着替えるのでさっさと出て行ってください?」
純一「見ちゃダメかな?」
七咲「あ、当たり前です!!先輩はやっぱり変態です!知ってましたけど」ボソ
純一「あはは、冗談冗談、じゃあ僕も寝巻に着替えてくるね」
七咲「あ、はい、ってもうこんな時間ですか」
純一「すっかり夜中だね、明日も早いし寝よっか」
七咲「あ、ちょっと待ってください……はい、いいですよ」
パチッ
純一「なんかこうして一緒の布団で寝てると、七咲のぬくもりが伝わってきて、七咲と一つになったみたいだよ」
七咲「ひ、一つにって…何を言ってるんですか!」
純一「い、いや、純粋にそう思ったんだ、体じゃなくて心が一つになったみたいな」
七咲「そ、そういうことでしたら始めから言ってください…先輩の事だから変に聞こえたじゃないですか」
純一「あはは、ごめんごめん」
七咲「じゃあ……体も…一つになりますか…?」
純一「七咲…?」
純一「え、えぇ!?期待させといてそりゃないよ…」シュン
七咲「…変態」
純一「…ごめんなさい」
七咲「ふふっ、冗談ですよ、先輩、少し目をつぶっていてもらえますか?」
純一「うん?どうしたんだい?」
七咲「いいからつぶってくださいっ!」
純一「わ、わかったよ、これでいい?」
七咲「……」ギュッ
純一(…!!突然七咲に抱きしめられたぞ!?)
七咲「変なこと言ってすみません、これはそのお詫びです」
純一(ちょ、ちょうど七咲の胸に顔をうずめる体制になっていてなんというか…なんも言えないな…)
七咲「今日は…このまま寝させてください、苦しいのは少し我慢してくださいっ」
純一「いいけど、ホントにこのままでいいの?」
七咲「はい、おやすみなさい」
純一「うん、おやすみ」(もう少しこの幸福を味わってから寝よう…)
・
・
七咲「先輩?まだ起きてますか?」
純一「……」
七咲「ふふっ、どうせ先輩の事だからもう少し堪能しよう~とか思ってたんだろうなぁ」
七咲「あ、この体制寝顔見れない…失敗したなぁ」
七咲「あ、でも一緒に寝れて幸せですよ、大好きです、先輩」
七咲「たまには名前で呼んでくれてもいいんですよ…?」
七咲「聞こえてないか」クスッ
七咲「さて、そろそろ寝ないと私も起きれなくなるので本当に寝ますね」
七咲「おやすみなさい、橘純一先輩」
・
・
純一(び、ビックリしたぞ…なんというか、普段の七咲とは全然違ってなんか新鮮だったな…)
純一(耳元であんなこと言われたらドキドキして眠れないぞ…!)
純一(頑張って寝よう…)
純一(あ、そういえば一つ忘れるところだった……)
純一「おやすみ、逢」
終わり方イマイチわかんねぇ…
あまり長々とダラダラ書いてもつまらなくなりそうなので短いですがこんな感じで終わります
思いのほか支援多くてモチベになりましたありがとうございました
元スレ
【アマガミ】七咲「先輩?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1474805455/
【アマガミ】七咲「先輩?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1474805455/
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- 博士「できたぞ新一!蘭くんを露出狂にする機械じゃあ!」
- 凛「士郎とイチャイチャしたいなー」セイバー「声に出てますよ」
コメント一覧 (16)
-
- 2016年09月28日 18:44
- 砂糖吐きそう
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- 2016年09月28日 18:46
- 見ていて胸焼けをおこしたので星は一つとさせていただきます
-
- 2016年09月28日 18:57
- やっぱり…ゆかなのウィスパーボイスを…最高やな!
七咲とラーメン食べたいだけの人生だった
-
- 2016年09月28日 19:04
- やはり七咲は男をダメにする女だな
はい、ダメにされたいです
-
- 2016年09月28日 19:05
- アマガミはいいぞ最高だ
-
- 2016年09月28日 19:05
- 許せん、これは許せんな
-
- 2016年09月28日 19:06
- アマガミやるお( ^ω^)
-
- 2016年09月28日 19:46
- アマガミのssも久しぶりだな。
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- 2016年09月28日 19:53
- ひさびさのアマガミSSだーやったー!!
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- 2016年09月28日 21:30
- 七咲に限らず、アマガミは色々奇跡的な出来だったな‥‥‥。七咲の声の出し方のゆかなは最高や
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- 2016年09月28日 22:22
- 久々のアマガミssにワイ歓喜
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- 2016年09月28日 22:44
- 信者衛門も湧くよなぁ!?
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- 2016年09月29日 08:11
- アマガミは俺を特殊な性癖に目覚めさせてくれた
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- 2016年10月04日 02:46
- ありがてぇありがてぇ
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- 2016年10月28日 02:30
- 一挙放送が有ったから久々にチェックしに来たけどひとつ増えてた
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- 2016年12月18日 13:41
- プレイし終わって幸福感で一杯になったのち人生に絶望する