女「わたしの声が聞こえたら」
- 2016年08月25日 03:10
- SS、神話・民話・不思議な話
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女「おかえりー」
男「!?」
女「?」
男「……」
女「どうしたん?」
男「お前、なんでおるん」
女「さあ、なんでやろねー、ひひ」
男「帰ってきちゃったん?」
女「帰ってきちゃったんかなー、恋しくて」
男「……お前らしい」
女「やろー」
・口調がきついように読めるかもしれませんが、特に怒っているわけではありません
男「……つい」
女「キミらしい」
男「……やろ」
女「ささ、寒かったやろ、コタツ入り」
男「ああ、ありがとう」
男「ああ」
女「……」
男「あれ、脱がしてくれるんじゃないの?」
女「それはちょっと無理なんやわー」
男「あ、そう」
女「そういうもんやん?」
男「そっか、そういうもんか」
女「だから、無理なんやって」
男「あ、そうか」
女「ほらほら、入って入って」
男「はいはい」
女「ちょっと待っとったら温くなるからなー」
男「知っとる」
男「最近、ちょっと立て込んどるから」
女「忙しいのは、ええ事かな?」
男「仕事がないよりかは、マシかな」
女「ふむ」
男「しかし、疲れてるんかな」
女「ふむ?」
男「お前が、こんなにはっきり見えるとは」
女「ふうむ」
男「ない、と思うてた」
女「ないと思うとったけど、実はあった?」
男「うん、そういうことやろうね」
女「びっくりやなー」
男「おれの台詞や」
女「ちょ、足伸ばしすぎ、狭いって」
男「お前足ないやろ」
女「わたし、登場!!」ズビッ
男「ううん、肩こったぁー」ノビー
女「聞こえますか、返事をしてください」
男「ちょっと無理してやりすぎたな、続きは明日でええか」
女「わたしの声が聞こえたら、返事をしてください!!」
男「今日はここまでにしとこ」
女「わたしの声が」
男「……」パチン
真っ暗
女「……」
男「あーねむ」ゴソゴソ
女「……」
女「あかんな」
女「そろそろこの部屋にも馴染んできたでー」フワフワ
男「このカップ麺まっず」
女「不摂生はあかんよ不摂生はー」
男「最後まで食えん」
女「ちゃんと栄養あるもん食わな太るでしかし」
男「ちゃんと栄養あるもん食わなあかんな」
女「!」
男「明日はなんか作るか……」
女「もっと色々言うたったら、わたしのこと気づくやろか」
男「……」
女「あ、明日はハンバーグがええんちゃうかなー」
男「……」
女「明日は!! ハンバーグが!! ええんちゃうかな!! って!!」
男「明日はラーメン作るか」
女「なんでやねん!!」ズコー
女「なんや、女の影がないな! あんた!」
男「……」ボー
女「最近家でテレビばっかやんか! たまには他の女とデートでも行ったらどうやの!」
男「……」ボー
女「それはそれでイヤやけどな!」
男「……」ボー
女「かといって、わたしのことを思い出している風でもない!」
男「……」ボー
女「なんやの! あんた!」
女「!?」
男「……あー、思い出したらあかん」グスッ
女「な、なんやの」
男「なんでなん……なんでおれじゃなかったん……」グスグス
女「……」
男「あー、くそ……もっかい……会いたい……」グスン
女「な、なんや、可愛いとこあるやん」ドキドキ
男「~♪」
女「機嫌ええな」
女「料理しながら鼻歌とか、機嫌ええな」
男「~♪」
女「なんや、女か。女でもできたん」
男「~♪」
女「そっか……」
男「~♪」
男「~♪」
女「羨ましいわー。キミ、料理わたしより上手かったもんなあ」
男「~♪」
女「あ! これ! オムライスやんか! わたしの唯一の得意料理やんか!」
男「~♪」
女「この男パクりよった! 悪い男やでほんま!」
女「相手の女許すまじ」
女「うち来たら秒殺で呪い殺したるからなほんま」
女「玄関先で血ぃ吹き出してオムライスどころじゃなくしたるからなほんま」
男「~♪」
女「あれ? 自分で食べるん?」
男「~♪」モグモグ
女「あれか、予行演習か」
男「うん、うまい」モグモグ
女「ええなー、わたしも食べたいなー」
男「んー、でも、あいつほどうまくは作れへんな」モグモグ
女「んっ」ドキッ
男「なんか最近耳鳴りがするんです」
医者「ふむ、ちょっと調べてみましょうか」
……
女「なんやなんや、出かけたと思ったら医者って」
女「心配になるやんか、どしてん」
……
男「どうです?」
医者「ううん、特に問題はなさそうですが……お薬出しておきましょうか」
男「はあ……」
医者「これで改善が見られなければ、また来てください」
男「……はい」
男「んー」
女「家事やっといてあげるから……って言えたらええねんけどなあ」
男「んー、だるい」
女「ほら! はよ寝ぇ! 薬飲んではよ寝ぇ!」
男「んー、耳鳴りがひどい……」
女「はよ横んなれ! わたしとお医者さんの言うことはちゃんと聞いとき、て!」
男「なんかうるさい……」
女「あれか、耳鳴りの原因、わたしやったんか」
男「たぶんな」
女「ごめんて」
男「……うん」
女「心配なったんよ、キミがどうしてるか」
男「……うん」
女「わたしは元気やで?」
男「見たらわかるわ」
男「だいぶって、どれくらい」
女「1ヶ月くらい?」
男「長ない!? それ」
女「ずっと気づいてくれへんかってんもん」
男「え、その間ずっと見てたん!?」
女「あ、見たらあかんところは見てへんで」
男「……」
女「トイレとか、風呂とか、アレとか、な」
男「うああああああああああああああああああ」
男「なにしとんねんお前ぇぇぇえ!!」
女「だから見てへん言うてるやん」
女「わたしも気づけへん隠し場所、よおけあったんやねえ」
男「やめろマジやめろ」
女「しゃあないって、男やねんから、ふつうやって」
男「息子のエ口本見つけたお母さんみたいな発言マジやめろ」
女「気づいてくれへんのが悪いんやん!!」
男「霊感ない言うとるやろアホぉ!!」
女「わたしの台詞やしな」
男「いやおれの台詞やろ」
女「いっつも『おかえり』言うててんで」
女「今日はちゃんとこっち見るからびっくりしたわ」
男「『おかえり』ちゃうやろ、おれが『おかえり』言うんやろ」
女「そうかなー」
男「おかえり」
女「おう、ただいま」
女「ずっとはおらんのちゃう?」
男「まあ、しばらくおりぃな」
女「そうしたいけどなー、なんかなー、今日だけって気がせんでもない」
男「そっか」
女「うん、なんか特別っぽい」
男「なんか食うか」
女「んー、食えへん気がする」
女「なんかなー、ふわっふわ、しとったわ」
女「ほんでな、なんか意識がはっきりしてくるやろ」
女「気づいたらうちの近くまで来ててな」
女「『参上!』言うて入ってきたのに、キミ全然気づかへんかってん、悲しかったわー」
女「あれ、『登場!』やっけ」ズビッ
男「どっちでもええわ」
女「『見参!』やったかもしらん」ズビッ
男「そこほんまどうでもええわ」
男「……ん……おう」
女「なんや、未練あんのか、わたしに」
男「……ふはっ」
女「な、なんよ」
男「『未練あんのか』って、それ、おれの台詞やろ」
女「……」
女「ひひ、ほんまやな」
男「未練あんのか」
女「あるわ、ばりばりあるわ」
女「忘れるつもりか」
男「いや、忘れるつもりないけど」
男「もうあれや、次の彼女とか言うな、な」
女「おう」
男「悲しなるわ」
女「わたしも悲しなった」
男「やろ」
女「うん」
男「外で食べてきた」
女「あれやで、ちゃんと栄養あるもん食べや」
男「ん……」
女「長生きしぃや」
男「……おう」
女「横断歩道はちゃんと気ぃつけて渡るんやで」
男「お前には言われたない」
女「……」
男「ごめん、うそ」
女「あんま寒さは感じひんな」
男「あれは、あの、三角のやつ」
女「あー、あれな、なかった」
男「なんで?」
女「知らんしな。初めてやねんから知らんしな」
男「そらそうか」
男「あれかな、経費削減的な」
女「知らんしな! あの世の経済状況とか知らんしな!」
男「……あの世の?」
女「この世の経済状況もよお知らんけどな! わたしあほやから!」
女「うん、見たことないわ」
男「せやろ、だからほれ、現代的になってきてるってことよ」
女「もうええやん? その話」
男「そもそもあれなんなん? 紙? 布?」
女「まだいくか」
男「キョンシーのお札とはどう違う訳?」
女「ほんま知らん興味ないキョンシーに聞いといで」
女「お、話題が変わったで」
男「なんでないん?」
女「知らん、最初からなかった」
男「鎖かなんか足首についてなかった?」
女「わたしは罪人か」
男「現世の咎を洗い流すために切り落としたとかいう設定なんかな」
女「わたしを前にして『現世の咎』とか言うなや!」
女「きれいな魂じゃ!!」
男「な、ちょっと触っていい?」
女「え、ええけど、無理や思うで」
男「……」スカッ
女「な?」
男「……むう」スカッ
女「な? 無理やて」
男「……」スカッスカッ
女「あんな、なぜそんなにも執拗に胸を狙うん?」
男「いや、どうせ触るなら、思て。触るだけタダやん?」
女「ほんまどついたろかこの男」
男「せいっ」ズボッ
女「ぐわあああああああ!! 内臓がああああああああ!!」
男「ふふふ、地獄の苦しみを味わうがいい」グリグリ
女「ぐあああああああああ!! あほか!!」スカッ
男「ノリノリやんけ」
女「立ってへんで、浮いてるで」
男「いや、そらわかるけどや」
女「ちょうどいい高さに浮いてるねん」
女「意識したら床もすり抜けるからな、わたし」
男「マジか、ちょおやってみて」
女「ん」スッ
男「おおおおお、なんか埋まってるみたいやな」
女「手ぇだけ出すとかもできるで」スッ
男「ドラクエにおったぞ、こういう敵」
男「あ、ちゃんと足あるように見えるわ」
女「せやろ! わたし完全体やろ! パーフェクトボディやろ!」
男「でもそれ、歩かれへんやろ」
女「まあその辺は……不完全やねん……人間やもの」
男「完全体やのに不完全なんか」
女「色々あるねん……わたしにも……人間やもの」
男「それ言うといたらいい感じになってるって思ってるその顔が腹立つ」
女「なんで?」
男「なんか、今日が最初で最後なんならさ、外行きたい思て」
女「どこ行くん」
男「夜景と星見にいこ」
女「あー、ええな」
男「寒いけどな」
女「寒い方がよお見えるしな」
男「うん」
男「うん、捨てれん」
女「捨てんでええからや、焼いて」
男「焼く!?」
女「そう、お寺とか行って焼いてもろて」
女「そしたら私、また着れるねん」
男「はー」
女「さすがに今は、これは……」
男「?」
女「あれ、触れるな」
男「?」
女「あれ、着れるな、これ、なんで?」
女「なんやの、これも大事に置いとったん」
男「うん、捨てれん」
女「中身は」
男「うん、ちょっとぐしゃってなっとるけど、まあきれい」
女「これも焼かんと……」
男「……」
女「あれ、触れるな」
男「……」
女「あれ、持てるな、ふつうに」
女「壁とかキミとか食器とか、全然触れんかってんけどなあ」
男「あれちゃう? 生前大事にしてた自分のもんは、触れるんちゃう?」
女「あー、そっか、そうなんかな」
男「じゃあなんでおれには触られへんねん」
女「う」ドキッ
男「大事ちゃうかったんや」
女「だ、大事大事!! 超大切やったで!!」
女「だ、大丈夫大丈夫、こうやってな、ほら、寄り添っていこ、な?」
男「んー、ん?」
女「ほら、わたしの温もり感じて?」
男「なんかヒヤッとする……ん?」
女「そら冬やからや! しゃあない! な!」
男「なんか、質量を感じる……」
女「え、マジで」
女「ん」スッ
男「……」スカッ
女「あかんか」
男「でも、ここ、なんか触れてる気がする」
女「ひじ?」
男「ていうか、服?」
女「あー、そういうことか」
男「?」
女「わたしが着れてんのはなんでか知らんけどさ、だから触れるんやん」
女「なんか、上着が、現世とあの世の中途半端な存在になってるってことやろ」
女「知らんけど」
男「まあ、そういうことでいっか」
女「だからほら、寄り添っていこ、な」ギュ
男「ん」
女「ぎゅーっとしとるで、感じる?」ギュ
男「ん、ちょっと」
女「なんや、照れてんの」
男「照れてへん」
女「知らん」
男「足ないの見られたらやばない?」
女「……ええやろ、別に」
女「暗いしわからんって」
男「……ええか、別に」
女「そうそう」
男「ほないこか」
女「おう!」
スイー
男「ドアいらんの便利やな」
女「あんま乗った気せえへんけどなあ」
男「シートベルト締めや」
女「意味ないやろ」
男「いや、もしお前が他の人に見えるんやったら……」
女「あ、そか、おまわりさんに止められてまうな」
男「やろ」
男「……おれが締めたる」カチャカチャ
女「……シートベルト貫通しとる、わたし」
男「……もっと腹引っ込めて」
女「無理!」
男「お前太ったか?」
女「体重ゼロになったわ!」
男「見た目の話や」
女「レディに体形の話すんなよしばくぞ!」
女「なあ、音楽かけて」
男「ん、これでええ?」
女「うん」
~♪
女「ドライブん時はやっぱこれやねえ」
男「久しぶりにこれ聴いたわ」
女「わたしの好みやからな、いっつも」
男「いや、なんか、思い出すから」
男「泣かんし」
女「もっとなんかふざけたやつかける?」
男「いや、これでええよ」
男「ていうかなんやねん、ふざけたやつって」
女「あ、なあなあ、コーヒー買ってこや」
男「うん」
女「コンビニはあかんか、目立つか」
男「おれが買ってくるから、ここおり」
女「うん」
女「ん、ふつうな」
バタン
女「もしわたしが他の人に見えへんのやったら、あの男は空の車をエンジンかけっぱ鍵あけっぱで放置する変な人やと思われるな」
女「……」
女「鍵せめてかけるべきやわ」スカッ
女「……」
女「変質者が来ませんように……」
女「ど、泥棒も……」
女「……」
女「できたらカッパとか妖怪も来んといてほしいわ……」
女「遅い! 心細かったやないの!」
男「え、なんで」
女「わたしが他の人に見えへんかったらなあ、あんた空の車エンジンかけっぱ鍵あけっぱやで!」
男「あ、ほんまやな」
女「泥棒来たらどうすんの!」
男「ちゃっちゃと呪い殺しといて」
女「そんな即効性のある呪い持ってへんわ!」
男「エルボーくらいかませるんちゃう」
女「わたしに怖い思いさすなって! マッチョの泥棒来たらどうすんの!」
男「マッチョやったら鍵かけといてもこじ開けられるやろ」
女「そんな現実味のないマッチョの話はしてへん!」
女「え、こっちの道行くん」
男「うん、だって人少ない方がええやろ」
女「イヤやこっち」
男「なんでよ」
女「お墓あるやん」
男「は?」
女「怖いやん、お墓」
男「お前なに言うてんの?」
女「おばけとか出たらイヤやん」
男「お前なに言うてんの?」
男「おし、着いたで」
女「外寒いかなあ」
男「お前寒ないやろ、たぶん」
女「寒くて荒れたらいややなあ、女子やし」ヌリヌリ
男「ハンドクリームなんかあったんか」
女「カバンの中ずっと入っとったんや」ヌリヌリ
男「リップクリームもかい」
女「用意ええやろ、女子力高いやろ」ヌリヌリ
男「お肌気にするって、どうやの、それ、全然怖ないな」
女「女子やからな、ふつうに女子やからな」ヌリヌリ
女「大丈夫、歩いてないから」ギュ
男「斬新やな、その返し」
女「ひひ、勝手に飛んでいかへんから安心して」ギュ
男「あー、なんか、泣きそうなってきた」
女「え!? なんで!? 大丈夫!?」
男「……」
女「な、泣かんといて……」オロオロ
女「……消えたくないわ……でも」
男「もっとおって」
女「……新しい彼女できひんで、そんなん言うとったら」
男「いらんから」
女「……もう、未練たらたらなん、やっぱキミやん」
男「……うん」
男「うん」
女「……月、きれいやなあ」
男「……うん」
女「星も、夜景も、きれいやな」
男「……うん」
女「手ぇ繋いでええ?」
男「……無理やろ?」
女「できるで、たぶん」ギュ
男「……え?」
男「あ……繋げた……?」
女「ひひ、手ぇ繋いで、夜景見んの、めっちゃ久しぶりやね」
男「……あ、ああ……」
女「星も、今日はよお見えるね」
男「……ああ」
女「わたしの思い出、ロマンチックに終わらせるために、わたし戻ってきたんかもわからんね」
女「わたし、幸せやったよ」
女「ずっと幸せやったし、この1ヶ月も、幸せやったよ」
男「……」
女「キミはな、明日から、生まれ変わって新しい人生を送り」
女「わたし空で見守っとるから」
女「わたしのこと引きずって不幸になっとんの、見たくない」
男「……」
女「まあちょっとは、嫉妬するかも知らんけど」
男「怖いな」
女「わたしのこと一切忘れても怒るからな」
男「うん」
女「最後にもっかい会えて、話せて、よかった」
男「くっそ、おれも、なんか気の利いたこと言えたらええねんけど」
女「うん」
男「なんも思いつかへん」
女「ええねん」
女「キミはそれでええねんで」
男「え、うそ!?」
女「ほらー、やっぱ今日だけやってんやん」
男「あ、あ、あ」
女「情けない顔しなやー」
男「あ、おれ、すっごい、幸せやった」
男「生まれ変わったら、またお前を好きになるから!」
女「おう」
男「ん」
女「……ん」チュッ
男「!?」
女「ひひ、できた」
男「え? え?」
女「わたし、天才やろ」
男「……」
男「はは、お前天才やわ」
男「……盆には……また帰っといで」
女「おう、できるか知らんけど」
男「線香のにおい、好きやったやろ」
女「うん、好きやった」
男「大福、供えたるから」
女「イチゴ入ってるやつな」
男「あれ高いねん」
女「一年に一回くらいええやろ」
男「わかったわかった」
男「……おう」
女「ほなな」
スゥ……
男「あ……」
男「ありがとう、幸せやったよ」
男「最後にまた会いに来てくれて、ありがとうな」
女「……見えんくなってもたか」
女「……わたし、まだおんねんけどな」
男「まだおんのかい!」
女「まだ聞こえんのかい!」ズコー
★おしまい★
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女「わたしの声が聞こえたら」
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女「わたしの声が聞こえたら」
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- 2016年08月25日 04:45
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- 2016年08月25日 08:21
- 関西弁とノリに抵抗がなければオススメ
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- 2016年09月29日 12:35
- 最高
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- 2016年10月22日 11:08
- 自分がまさに彼女亡くした関西人だったから悲しいけど嬉しい気持ちになれた。作者さんに感謝
乙乙。
ほのぼのしてていいね。