本田未央「はぁ……私人気ないんだなぁ……」
はい
本田「なんでこんなことになっちゃったんだろう……。やっぱりアニメが……」
本田「ううん、そんなの関係ない。私がだめだめだからこうなっちゃったんだよね……」
コンコン
本田「!」
本田「ぷ、プロデューサー?! どうしたのいきなり!」
武内P「いえ、本田さんがライブの資料を探したいと言っていたのでデスクを貸したはいいのですが、そろそろ大丈夫ですか?
目的のものは見つかりましたか」
本田「あ、ああ……」
本田(そうだった……忘れてた……)
本田「うん、もう大丈夫だよ」
武内P「……?」
武内P「はい?」
本田「アイドルって、好きになってくれるひともいれば、嫌いになるひともいるもんだよね……」
武内P「それは。。。。」
本田「みんなに好きになってもらおうなんて、ダメだよね、欲張りだよね……」
武内P「本田さん。。。。」
武内P「あの、私は」
本田「なんでもない!ごめんね、急に!私、レッスン行ってくる!」タッタッタッ
武内(……)
武内(ん? デスクトップに資料は置いておいたはず。なぜネットの履歴が残って……)
武内「…………」
武内「これは。。。。」
「「お疲れ様でしたー!!」」
本田「うーん、疲れたぁ!帰りにコンビニで甘いもの買って帰ろうかなー!」
島村「未央ちゃん、甘いもの大好きですよね」
渋谷「いつも買ってるもんね」
本田「そ、そうかな? ほら、でもご褒美って大事じゃん! みんなも頑張ったんだし、一緒に買って帰ろうよ!」
本田「!」
島村「ですよね。アイドルなんだし、ちょっと節制も必要かもですねー」
本田(………)
本田(本田……デブ……検索……)ササササッ
本田(本田は体だけ……)
本田(よく見りゃデブ……)
本田(中の人も……叩かれてる……)
島村「どうしたんですか? 急に携帯出して……顔真っ青ですよ?」
渋谷「体調悪いの?」
本田「う、ううん! なんでもない! て、てゆーか私もう帰るね! お疲れ!」
本田(なにこれ……アンチスレッド?)
本田(本田はアイドルの自覚がないクズ)
本田(本田はでしゃばってうるさい)
本田(あいつが出るとイラつく)
本田「…………」
本田「うっ……うっ……」
本田(何やってるんだろう私。。。。)
本田「ふぁ?!」
武内「はぁ、はぁ……。ようやく追いつけました」
本田「プロデューサー?! 今度はどうしたの?!」
本田(ってゆーかここまで走ってきたの? スーツで?)
武内「その、こういうことはデリケートな話題なのであまり大きな声では言えないのですが……」
本田「え?」
武内「とりあえず喫茶店に入りましょう。いくつかお話があります」
本田「う、うん………」
武内「アイスコーヒーでよろしいですか」
本田「うん……」
武内「アイスコーヒーを二つ、お願いします」
本田「……」
武内「……」
本田&武内「「あの」」
本田「あっ……」
武内「どうしました? お先にどうぞ」
本田「うん……あのねプロデューサー」
武内「はい」
本田「お、怒らないの?」
武内「まあ、よくあることですから。それで?」
本田「私が思ってる以上に、私みんなに嫌われてるんだなあって、わかっちゃったんだ」
武内「……」
本田「もちろん、全員が全員じゃないことはわかってるよ。でもね、やっぱり悪口っていうか、悪評ばっかり気になっちゃって……」
本田「レッスンしてたり、みんなといるときは平気なんだけど、一人になると頭がぐるぐるしちゃうの」
本田「だから何だって話だし、どうしようもないんだけど……なんか……もやもやしちゃって……」
武内「はい。私も本田さんはそういう方ではないと思っています」
本田「そういう方?」
武内「もちろん一度は誰でもアイドルという職業から逃げ出したくなることはあると想います。
本田さんもそうでしたね。でも今の本田さんはあのころとは違います。だからこそ悩まれてるのだと」
本田「うん……」
武内「とりあえずエゴサはやめてください。もっとも……」
本田「え?」
武内「いえ……」
武内(やめろと言ってやめられるくらいならやめてるはずですが……)
本田「うん?」
武内「ソロデビューを後押しするお話が出ています。追加シングルの発売です」
本田「ああ、うん……」
武内(やはり前向きに活動できていませんね……)
武内「それで、プロモーションビデオの撮影の話があがってるのですが」
武内「今回は野外での撮影を考えています。本来であればスタッフをまとめてロケハンするのですが」
武内「私と二人でロケハンしましょう」
本田「ふぇ!?!?」
武内「純粋に予算があまり出ていないのです。残念ですが、本田さんはソロデビューしてからまだ日が浅いですから。
私はもともと制作進行あがりですので、
基本的におさえなくてはいけないところは抑えられます。
本田さんに同行してもらうのはあくまでロケーションと合うかどうかを確認するためです。
いやですか?」
本田「い、いやじゃないよ。でも……」
本田(それって……)
本田(プロデューサーと二人で1日デートするってこと???)
本田(た、確かに冗談でライブ終わったらデートしようとか言ったかもだけど……)
本田(こんな精神状態で二人っきりになったら、どうなっちゃうかわかんないよ!)
こちらがPVの企画書です」
本田(恋人と一人称視点でデートするドキュメンタリー風PV……)
本田(彼氏の視点をユーザーに与えて共感を呼ぶストーリーモノ……)
武内「場所もだいたいの検討はつけてあります。
それで、非常にタイトなスケジュールで申し訳ないのですが、明後日1日を抑えられますか?」
本田「う、うん……」
武内(本来ならばこういったケアはマネージャーの仕事ですが……)
武内(今回の件はあとをひきそうですからね……)
武内「では、そういうことで。音源も明後日には渡せると想います」
本田「……」
武内「本田さん?」
本田「は、はい!」
武内「らしくないですね。こういう企画は得意だと思っていましたが」
本田「も、もちろんだよ! うん、やるよ! 頑張るね!」
武内(……)
本田(はぁ~……)
本田(なんだろ、普段ならああいうお話きたらテンションマックスになるのに)
本田(全然テンションあがらないや)
本田(………………………)
本田(本田……歌唱力……検索……)カチカチカチ
本田「運営のゴリ推し……」
本田「本田がアイドルをやりたいのはただチヤホヤされたいだけ……」
本田「…………………ぐす」
本田「もう寝よう………」
本田(駅で待ち合わせって言ってたけど……)
本田(てゆーか、エゴサはじめてからサングラスと帽子がないと外に出られなくなっちゃった……)
本田(結局昨日もおとといもエゴサばっかりしてたし……)
武内「本田さん!」キキーッ
本田「あ」
武内「すいません。ちょっと道が混んでいまして。乗ってください。すぐに向かいましょう」
本田「こ、これ、この車……」
武内「どうかしましたか?」
本田(どうみてもBMWだよね……プロデューサーってこういう趣味だったっけ……)
武内「ああ……」
武内「シンデレラプロジェクトの成功で、まあちょっと小銭をいただきまして。
使い道もないので買ってみたんです。ちょっと身の丈にあってませんでしたかね」
本田「そ、そんなことないけど、私乗ったことない……」
武内「ただの車ですよ。さあ、どうぞ」
本田「う、うん……」
本田(……なんでだろ)
本田(いつものプロデューサーなのに、運転してるとこちょおかっこいい……)
本田(って! 何考えてるんだ私! お仕事お仕事!)
武内「その帽子とサングラス」
本田「え?」
武内「余計に目立ちますよ。せいぜいマスクくらいにしておいたほうがいいのでは」
本田「え? あ、い、いや、これは別に、人目を気にしてるとかそういうわけじゃなくて……」
武内「もっとも、アイドルとしては正解ですが」
本田「……」
本田「アイドルって、そういうとこちょっと面倒だよね……」
武内「職業税ですね」
本田「えぇ!? なんで?!」
武内「よくある話です。売れてくると、親御さんだったり周りから情報が入って、
悪い知恵を与えられたりするんですよ。我々の商売は信頼で成り立っています。
悪い言い方をすればコネですが。私がいうのも変ですが、本田さんの実力なら独立してもやっていけるのではと」
本田「それって、私に独立を勧めてる?」
武内「まさか。そんなことされたら私の首は飛んでしまいますよ。
今やみんなが知る人気アイドルですからね。今日だっていろいろと大変なんですよ、記者を巻くの。
単純に、あなたにはそれくらいの実力と人気があるってことを言いたいだけです」
本田「……ぅん……」
武内「不服ですか?」
本田「……わかんない、ってのが本音かな……。ツイッターやらないのも、
ファン一人一人が私にとっては大切なのに、人気を数字で見ちゃうのが嫌で……。
それこそ私、単純にチヤホヤされたいだけなのかなって思うときもあるよ……」
武内「言葉はときとして凶器になりますからね。本田さんは感受性が強いだけに、仕方がないことです」
武内「私ですか? いえいえ、まだまだ……」
本田「そんなことないよ! シンデレラプロジェクトが潰されそうになったときだって、
矢面にたって戦ってくれてたし、それに仕事すごいできるし、
みんなプロデューサーのことすっごい信頼してるし……。
私だって……」
武内「!! 本田さん、つかまってください!!」
本田「え?」
キキーーーーッ
本田「キャッ1」
武内「どこかの週刊誌の記者ですね。つけられてたみたいです。
PVが完成すれば二束三文のネタですが、面倒なので巻きます。
飛ばしますよ」
本田「は、はい!」
本田(なんかプロデューサー、今日はやっぱりかっこいいな……)
本田「わあ!」
本田「すっごい! PVに出てきそう!」
武内「もちろん、PVを撮るための場所ですからね」
本田「あはは、そりゃそっか。で? どう? 私との相性は」
武内「そうですね……」
武内(日光と本田さんはやはりよく似合いますね。ここならいい画が撮れそうです。
問題は……)
武内「監督とスタッフ次第で問題なさそうです」
本田「そっかあ! えっと、ここではどういうシーン撮るんだっけ」
武内「恋人つなぎをして二人で歩くシーンですね」
本田「ふーん。あれ? でも彼氏役はいないんでしょ?」
武内「カメラが彼氏の視点ってことになってます。そうですね、ちょっと練習してみますか?」
本田「……え?」
武内「私と手をつないで歩いてくれますか」
本田「え………」
本田「そ、そういうんじゃなくて……」
武内「ああ、周りの目なら気にしなくても大丈夫です。記者のアタリをつけて裏で話を通しましたから、
撮られる心配もないですよ」
本田「そおじゃなくってえ!」
本田(今日に限ってなんなの! ど、ドキドキしちゃうよ!)
本田「こ、恋人つなぎはちょっと……恥ずかしいっていうか……」
武内「そうですか。確かに、今やってしまうとPVをとったときの新鮮みがなくなってしまうかもしれませんね」
本田(ちっがーーーう!)
本田(もお、プロデューサーだからドキドキするんだよお! 気づけばか!)
武内「じゃあ、普通のつなぎ方で歩きましょう」
手を出す武内
本田「こ、小指つかんでいい?」
武内「……いいですよ。まあ、私相手ですから」
本田(いろいろ勘違いしてるーーーーーー!)
本田(やばい……)
本田(これって本当にデートじゃん!)
本田(し、しかもプロデューサーかっこいいし、こ、小指つかんでるだけなのに手汗とまんないし……!!!)
武内「桜はもう散ってしまいましたね」
本田「はぅあ!?」
武内「どうしました?」
本田「え!? あ、いや、そ、そうだね! 桜……あ、そういえば音源って、もしかして車の中でかかってたやつ?」
武内「ああ、そうでした。すっかり言い忘れていましたね。デモ音源があれです。春の歌ですよ
どうでした?」
本田「うん、すごくよかった。もう歌えるくらい覚えちゃったよ」
武内(………)
武内(エゴサの件は今は離れているみたいですね。しかし私がずっと一緒にいるわけにもいかない)
武内(何かいい解決策があればいいんですが)
本田「え?」
武内「コンテでは、ここのベンチで座るシーンがあがってきています」
本田「は、はぁ……」
武内「座ってみてください。ちょっと画ヅラを確認したいので」
本田「……ふふっ、なんだかプロデューサーが監督みたい」
武内「写真を撮って監督に送らなくてはいけませんから」
本田「よい、しょっと」
武内「手は太ももの上で重ねてください」
本田「こう?」
武内「はい。いいですね。視線はカメラではなくて遠くに。はい。それでお願いします」
カシャ
本田「どう? いい感じ?」
武内「うーん……」
武内(ちょっと小慣れている感じが出てしまっている……)
武内「私が隣に座ります」
本田「え?」
武内「横から撮りますね」
本田「う、うん……」
本田(ち、近い……!!!)
武内「多分これくらいの距離感で撮る感じですかね。本田さん、私を見つめてください」
本田「み、見つめ……」
武内「ああ、そのちょっと恥ずかしそうな感じ、いいですね。
今度は直視してみてください」
本田(で、できないよ!!!! 近いんだもん!!)
武内「? どうしました?」
本田「こ、こう?」
武内「えっと、目がキョロキョロしちゃってますね。もうちょっとじっと見つめる感じでお願いできますか」
本田「じっと見つめる……」
武内「これは動画でそのまま監督に送らなくてはいけないので。お願いします」
本田(うう……)
本田(こんなのプロデューサーじゃなかったら絶対平気なのに~~)
本田(がんばれ私!)
本田「こ、こう、かな……」
武内「ううん……」
武内(本田さんの元気さは出ていない……が、これはこれで新しい感じかもしれません。
新規のファンは得られるかも)
武内「はい、OKです」
本田(こ、これがずっと続くの?! 耐えられないよ~~!!!)
武内「本田さん、大丈夫ですか?」
本田「だ、だいじょぶ」
本田(……じゃないよ!! なんなんだよお、なんでこんなドキドキするんだよお!)
本田(今までプロデューサーのことそんな目で見たことなかったのに!)
武内「疲れましたか? どこかで休む時間はありますが」
本田「あと何箇所回るの?」
武内「ロケ場所候補は10箇所あります」
本田「10!? む、むりむりむり!! 死んじゃうよ!」
武内「わかっています。あくまで候補です。確認しなくてはならないのはあとニカ所ですよ」
本田「うん……、それなら平気……」
本田(さっきの公園……)カチカチカチ
本田(あ……やっぱり私のこと見てた人がいる……)
本田(……………)
本田(思ったより可愛くない………)
本田(………………)
武内「本田さん!」
本田「は、はいぃ!」
武内「私はあくまでプロデューサーです。知らないふりはできても見過ごすことはできません。
今はお仕事に集中してもらえますか」
本田「ご、ごめんなさぃ……」
本田(……)
本田(……思ったより可愛くない、か……)
武内「いい感じにマジックアワーに合わせられましたね」
本田「マジックアワー?」
武内「業界用語です。空の色彩が最も美しく発色する夕方と朝方の時間を指します。
監督がどうしてもこのロケーションの画が欲しいといっていたので」
本田(確かに、ロマンチックっていうか、センチメンタルな雰囲気……)
本田「ここはどんなシーンを撮るの?」
武内「まだ監督が悩んでいるみたいです。ですので、数枚、本田さんとこの丘と空を背景にした写真を送ろうかと思っています」
本田「ふーん」
本田(……PVか)
本田(なんか当たり前にやってるけど、デビューする前はこんなことお仕事にするなんて思ってなかったな……)
本田(それから、小さいところで三人でデビューして……)
本田(ダダこねて、プロデューサーやみんなに迷惑かけて……)
本田「あれ?」
武内「! 本田さん、どうしました?」
本田「あはは、わかんない。なんか泣けてきちゃった」
武内(……)
武内「人は環境によって涙腺が刺激されるっていう話があります」
武内「思い出したくないことを思い出させてしまいましたか?」
本田「ううん、そんなことないよ。全部……全部私だから……」
武内(……)
本田「え?」
武内「アイドルになりたいっていう方はたくさんいますが、
売れていく人に共通する部分があります。なんだと思いますか?」
本田「えっと……」
本田(なんだろう)
本田「謙虚、なこと?」
武内「もちろんそれも正解です。
ですが、私はこう思っています。それは頭より心が賢い方です」
本田「頭より、心が賢い……」
武内「行動するとき、考えるとき、何かをやりたいと思うとき、
頭で考えてしまう人はこの業界には向いていません。
本当のアイドルは、心で動く人です。だからこそ、人の心を動かせるんです。
だからこそ、傷つきやすい。そんな矛盾した存在が、アイドルなんです。
本田さんは、きっと心がとても賢い方だと私は思っていますよ」
本田「プロデューサー……」
本田「!」
武内、本田の手を握る
武内「あんまり自分をいじめてあげないでください。
そうでなくたって世間は悪意にあふれています。心が賢い人はそういった悪意にも敏感になってしまいますから。
それから、元気なキャラクターだからって四六時中ずっと笑ってなくてもいいんですよ。
ときには寂しがりやさんになってもいいんです。
本田さんは少し抱えすぎですね」
本田「…………」
本田「泣いても、いいのかな」
武内「はい」
本田(……………)
本田「………泣かない!」
武内「え」
本田「あはは! ひっかかった? ほら、PVっていうくらいだから演技力は必要だよね!
敵をだますにはまず味方からっていうし! っていうかプロデューサー、雰囲気のまれすぎ!
まるで告白シーンみたいだったよ!」
武内「……申し訳ない」
本田「ふふ」
武内(本田さん……)
武内(アイドルは、大変な仕事です。少しでも気分が優れたらいいですね)
本田「う~ん!」
伸びをする本田
武内「ここに来るときとは全然表情が違いますね」
本田「うん! ロケハンって楽しいね~! いつも本番しか行かないのがもったいないよ」
武内「何せ本田さんはスケジュールが多忙ですから。本来ならロケハンから同行するパターンもありますが」
本田「えへへ」
本田(そうだよね)
本田(何でこんな当たり前のことに木付かなかったんだろう)
本田(にんじんが好きな人もいれば嫌いな人もいる……だけど)
本田(にんじんを知らない人はそうそういない……か)
武内「はい。次が最後のロケ地になります」
本田「さっきからずっとトンネルの中走ってるみたいだけど?」
武内「東京湾の真ん中に向かっています。あそこは夜景スポットとしても有名ですが、
よく撮影に使われるんですよ」
本田「私行ったことないや」
武内「素敵なところですよ」
本田「わーー!!! すっごい!!!!」
夜景を前に走り出す本田
本田「綺麗……あっちが千葉? こっちが東京?」
武内「逆ですね」
本田「なーんだ、えへへ」
本田(てゆーか)
本田(めっちゃカップル多いなここ……)
本田(プロデューサー、全然そういうの気にならないのかな……なんかそれはそれでショック……って!!)
本田(だめだ私!! お仕事だってば!!!)
本田「ね、ねえプロデューサー。ここはどういうシーンを撮るの?」
武内「デートコースの最後ですね。ここでキスシーンを撮ります」
本田「へー、なるほどね。………って」
本田「え?」
武内「キスシーンです」
武内「カメラ目線の一人称ストーリーなので、見てくださるユーザーさんとですね」
本田「ど、どういうこと……?」
武内「ええと、確かカット割りの資料が……」ガサゴソ
武内「ありました」
武内「日中のシーンの延長線上で、彼氏とやってきた海ほたる。
本田さんと彼氏は夜景を前にしてキスをする。ラストカットは……これは内トラ(エキストラのこと)だと思いますが、
夜景をバックにキスをするところで終わることになっています」
本田「な、なんでそんな大事なこと先に言わないの!?」
武内「すいません。本田さんは舞台の経験もあるので慣れているかと」
本田「舞台っていったって私が出るのはサスペンスだよ!!! 恋愛モノなんてやったことないし!! それに……!!」
本田(キスシタコトナイシ!)
武内「安心してください。あてるフリだけです。さすがに本田さんの年齢では本当のキスは写せません」
本田「そ、そうなの……?」
本田(で、でも恥ずかしいことに変わりはないじゃん!)
武内「まだそこまでは決まっていないようです。何せ監督がインスピレーション先行型の方なので、
今回のロケハンを元にキャスティングするかと」
本田「………」
武内「だいたいシーンは思い描けましたか? 時間も遅いですし、そろそろ帰」
本田「練習」
武内「え?」
本田「れ、練習、したい」
本田「……うん」
武内「整理しますが、エキストラはまだ決まっていないので、リハーサル含め後日の撮影のときにでもできるかと思うのですが」
本田「そ、それはそうだけど!」
武内「あ」
本田「え!?」
武内「もしかして」
本田「!!」
本田(ヤバ、ばれた? 何が?)
武内「本田さん、私をからかっているんですか?」
本田「…………」
本田さんのためになるのであれば練習相手になりますが、そうでないのであれば……」
本田「い、いいから!!」
本田、武内Pの手を引いて抱きつく
武内「!」
本田「カ、カット割りは? どうなってるの?」
武内「す、すいません。この体勢だと……その……資料が……」
本田「もう! プロデューサーはプロデューサーでしょ! 頭にそういうのは入ってなきゃダメなの!
ほら、抱き寄せるとかそういう感じでしょ!」
武内「ち、違ったような……」
本田「うるさいなあ! ばか! いいからぎゅってして!」
武内「は、はい……」
武内「……………………」
本田「プロデューサーは、さ」
武内「はい」
本田「アイドルみんなを、平等にプロデュースするのがお仕事、だよね」
武内「もちろんそうです。私はいつも全力で仕事をするようにしています」
本田「…………」
本田(私、ダメなこと考えてる……)
本田「あったかい……」
武内「……ほ、本田さん」
本田「……………」
武内「私は………」
本田「………くすっ」
武内「?」
本田「またひっかかったー!!!」
武内「…………」
本田「けっこードキドキしたでしょ。これで舞台でも恋愛モノできるかな?」
武内「……はい。間違いなく、名女優ですよ」
本田「えへへ」
武内「本日は、お疲れ様でした」
本田「うん!」
武内「その顔だと、もう大丈夫そうですね」
本田「え?」
武内「実は今回のロケハン、私の方から上に言って特別に提案させてもらったんです。
本来ならスタッフを呼べる予算はあったんですよ。
ですが、おととい本田さんが私のPCで見ていたものを偶然私も見てしまって、
これはカウンセリングが必要だなと思ったんです」
本田「そ、そうだったんだ」
本田(………)
武内「私も楽しい1日でした。悩みも取れたと思いますし、明日からまた元気いっぱいの本田さんを見せてください」
本田「うん……」
武内「それでは。おやすみなさい」
本田「おやすみなさい」
ブロロロ………
本田(…………)
本田(プロデューサー……)
本田(確かに、最初の悩みはなくなったよ……)
本田(でも)
本田(もう一個、悩みが増えちゃったよ、ばか)
ディレクター(以下D)「あー、いいね未央ちゃん。もっと力抜いてもいいよ」
本田「はい!」
制作「いやぁ~武内さん、やっぱり未央ちゃんには公園の日光が似合いますね~」
武内「はい。最高のロケーションに最高のキャスティングだと思います」
制作「この前のロケハンの資料もよかったみたいですよ。監督が、一気にやる気になっちゃって」
武内「恐縮です」
アシスタントディレクター(以下AD)「はい!」
D「なんかお前のつなぎ方がいやらしいんだよな。未央ちゃんが引いちゃってるよ。もうちょっと純愛な感じがいいんだよ」
AD「はい!すいません!」
本田「あの、私なら全然大丈夫ですから……」
D「あー、未央ちゃんは今のままで全然いいから! おい次のシーンいくぞ!」
AD「あはは……」
本田(……)
本田(この人がエキストラ)
本田(キスシーンもこの人とやるんだ……)
本田「ええー、そんな私、たいした人間じゃないですよ!」
AD「いやいや! だってニュージェネの本田未央っすよ!? こんなの友達に言ったら刺されちゃうかも……」
本田「あはは……」
本田(あれ?)
本田(プロデューサー……どこいったんだろ)
AD「……で、その友達ってのが渋谷さんのファンで、すげーうざくて。いや、渋谷さんは渋谷さんでいいんすけど。
俺的には本田さんがやっぱ一番っていうか」
本田(現場で意識したことなかったけど、いつもプロデューサーは遠くからだもんね……。
なんか、近いようで遠いんだなあ……)
本田(もし、プロデューサーもこのまま昇格して、私も売れたら)
本田(あのときみたいにデート、できなくなるのかな)
本田(なんか……ヤだな……)
武内「そうですか。予算の分け方に不備がありましたかね」
制作「いやいや! そういうわけじゃないんですけどね。画に直接出ないとはいえさすがにド素人のADくんじゃキツかったかなー。
監督キレちゃってますよ、あれ」
武内「本田さんはどうですか。調子、出ていますか」
制作「未央ちゃんはバッチリですよ! でもあれですね。ちょっと印象変わりましたよね」
武内「そうですか?」
制作「なんていうか……、前は元気いっぱいの一点張りキャラクターだったんですが、
舞台やってるか何かわからないんですが、芝居に幅が出てきましたよね。あと表情とか」
武内「なるほど」
制作「それもこの前のロケハンの資料みててみんなでディスカッションしてたんですよ。武内さん、どんな魔法使ったんだろうなって」
武内「私は何もしていませんよ」
制作「またまたー。敏腕Pは違うなー!」
武内(本田さん……)
武内(いい方向に出ればいいのですが……)
D「そうそう、そこは未央ちゃん寄りかかって! カメラ! ADの肩はギリギリで映せよ!
はい本番いこうーーー」
本田「……」
本田(男の人の体っていうのは、同じ)
本田(でも……違う……)
D「未央ちゃん? おーい未央ちゃん!」
本田「は、はいぃ!」
D「どーしたのー? 歌詞! これミュージックビデオだからね! ここは口パクでアテてくれないと!」
本田「あ……」
D「疲れちゃった? 休憩入れる?」
本田「だ、大丈夫です! ごめんなさい!」
本田(もーダメダメ!)
本田(プロデューサーがいないと不安になるし)
本田(プロデューサーが近いとドキドキするよう!)
D「はいじゃあもっかいいくよー! 3! 2! 1!」
制作「どうしました? 難しい顔して」
武内「いえ……」
武内(本田さんは本番に強いタイプのはず……)
武内(しかしここまでNGを出した例はみたことがない)
武内(まだ、例の件で悩んでいるんだろうか。私は、何かを見過ごしているのか?)
制作「あちゃー、またNG出しちゃいましたね」
武内「申し訳ありません」
制作「んー、結構ケツカッチンですね。マジックアワーっていうよりもう夕闇ですし」
制作「武内さんから一言いってもらえませんかね?」
武内「私が、ですか?」
制作「ええ。ちょっとさすがに監督も頭抱えてるみたいなんで」
武内「…………」
D「あー武内さん! どうかしましたか」
武内「ちょっと休憩を入れてもらえますか」
D「あー……でも撮れてもあとワンテイクですかね。休憩入れちゃうと」
武内「かまいません。その場合はこのシーンはNGテイクでつなげますか?」
D「なんとかならないこともないですが……全体的に浮いちゃいますね」
武内「本田と話をさせてもらえますか」
D「……わかりました。おい! とりあえず10分休憩! あと一応照明の準備しといて!」
武内「……」
武内「本田さん」
本田「え、あ、プロデューサー!? ってあれ? 休憩?」
武内「私がとらせました」
本田「わ、私なら全然大丈夫だよ? 確かにちょっとNGは多いかもしれないけど、
ほ、ほら、恋愛モノって慣れてないし」
武内「……」
武内「本田さん、正直に答えてください」
本田「な、なに?」
武内「まだ、あのことを気にしているのですか?」
武内「私の接し方が間違っていたなら謝ります。しかし前にも言いましたが、ここはあくまで仕事の現場です。
もやもやしているなら、原因を取り除かないといい仕事はできません」
本田「…………」
武内「スタッフさんも、声には出しませんが違和感を感じているようです。
いい方向に作用していたところもあるようですが、今の状態だと現場が回りません」
本田「………気づいてくれないじゃん」
武内「はい?」
本田「な、なんでもない! ……ごめん、プロデューサー。集中、するね。本当にもう大丈夫だから」
武内「……」
D「武内さん、どうですか」
武内「ええ……続けてください」
D「よーしラストテイク! いくぞ! よーい!」
D「おーい時間ねえぞー! てっぺんまでには絶対終わらせろよ!」
制作「まあ、仕方ないですよ」
武内「……」
制作「結構よくあることですし。前なんか、泣きシーンが本当にとれなくて、監督が泣かせて回したことあったくらいですから」
武内「本当に、申し訳ございません」
制作「いやいやうちらはいいんですよ。武内さんのところの演者さんですし。それより、未成年で大丈夫ですか、この時間帯」
武内「正直NGですが、親御さんからはOKをもらっています。バレたら面倒なことになりますが」
制作「……でも、不思議だなあ」
武内「はい?」
制作「本田さんって、本番強いの有名じゃないですか。どうしてここまでミスっちゃうんですかねえ」
武内「それがわかれば私も動きようがあるんですが……」
制作「前半は、こう、ぎくしゃくした感じがいい具合に映像にマッチしててよかったんですけどねえ。
後半にいくにつれてどうも、表情が浮かなくなっていっちゃうみたいで」
武内「……」
本田(ダメ……頭の中がプロデューサーのことでいっぱい……)
本田(どうしてこんなときに限って思い出しちゃうの)
本田(もぉやだ……)
D「んー……」
D「わかった」
AD「はい?」
D「身長差だ、違和感があったのは」
本田「え?」
D「ここのシーンは身長差がピッタリきてねーと映えないんだな。
おいAD、お前内トラクビな」
AD「ええ~~!?」
D「つっても代わりか………」
D「あ」
武内「?」
D「武内さん……ちょっとそこ立ってくれます?」
D「いや、ちょっとシルエットがね……ああそうそう! うん、やっぱりピッタリだ!
武内さん、このシーンやってもらえますか」
本田「!」
武内「で、ですが私は……」
D「大丈夫ですよ、顔は映らないし体型のシルエットだけです。未央ちゃん、大丈夫?」
本田「は、はい……」
武内「………」
本田(あ、あの練習、本当にそういう感じだったんだ……)
武内「わ、私が、ですか」
D「いいからいいから! こう! ぐっと男らしく!」
本田「わっ」
武内「……」
D「そうそう! その胸のあたりに顔を埋める感じ! いいよぉーこれでいこう」
D「そこからキスシーン! ここね、2パターン考えてるから。
後ろからバックライトあてて影だけでキスを移すのと、未央ちゃんが背伸びしてる足元を映すパターンね。
まあ芝居は一緒だから。ちょっとやってみてくれる?」
本田「……………………」
武内「……………………」
本田(私にドキドキ、してくれてる?)
本田(……)
本田、武内Pに目を閉じて唇を近づける
D「はあああああああああああいオッケー!!!! これでいこう!」
武内(暗に本田さんにプレッシャーを与えてるみたいだな……)
武内「本田さん」
本田「は、はいぃぃ!」
武内「私に任せてください。肩の力を抜いて、私に体を預けてください」
本田「は…………はぃ……………」
音楽が流れる
D「はいそこで体よせる!」
本田「あっ………」
武内「………」
本田「………」
本田(プロデューサーの胸のなか……)
本田(すごく……安心する……)
武内(本田さん、あなたは、もしかして……)
武内(私は……)
D「はいそっからー!!! GO!!!!」
本田「えっ……でも」
武内「いいから」
本田「う、うん……」
本田「!!!!!!!!!!!!!!」
D「はい!!!!!!!!!!!!! オッケー!!!!!!!!!!!!!!」
D「いやー、なんだかんだあったけどあがってよかったですねえー」
武内「お手数おかけしました」
D「いやいや、武内さんも最後のシーン、急な要望に応えてくださってありがとうございました。
……しかし最後の最後のアドリブ、あれ即興ですか?」
武内「ああ、いや、あれは……」
D「足元狙ってなくてよかったですよー。あそこはやっぱ男からいかないとダメですよねー。
しかし武内さん、役者の道もあるんじゃないですか? あれはぐっときますねー。女の子にもリーチできるかも」
武内「………」
ピピピピ………
武内「ああ、すいません、ちょっと電話を」
D「ああ、どうぞどうぞ!」
本田「おーい! おっそいよプロデューサー!」
武内「すいません、ちょっと編集に立ち会ってまして」
本田「あ、そうだったの? なら私も行けばよかったな」
武内「完成を楽しみにしていてください」
本田「えへへ。そーする。……で? 今日はどこにロケハンにいくの?」
武内「どこでもお好きなところへ」
本田「……うーん、そうだなあ」
本田「とりあえず車、乗っていい?」
武内「はい、どうぞ」
武内「オープンカーの方がよかったですか?」
本田「えっ!? プロデューサー、そんな車も持ってるの!?」
武内「まさか。レンタカーですよ」
本田「なーんだ」
武内「………」
武内「はい?」
本田「プロデューサーは、みんなのプロデューサーなんだよね?」
武内「………」
本田「ね?」
武内「……はい」
本田「じゃあー、なんであのときー」
武内「本田さん」
本田「ん?」
武内「それ以上は、仕事に差し支えます」
本田「えへへ」
本田、武内の腕に抱きつく
武内「ほ、本田さん」
本田「みんなの、プロデューサー、ね」
武内「…………ずるいですよ」
本田「なにいってんのー、未成年に手出したくせに!」
武内「そ、それは……」
本田「わかってるよ。お芝居、だよね?」
武内「………」
本田「でも」
武内「………」
本田「♪」
読んでくださった方ありがとです。
ちゃんみおかわいい。武内Pすき。
元スレ
本田未央「はぁ……私人気ないんだなぁ……」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1467276420/
本田未央「はぁ……私人気ないんだなぁ……」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1467276420/
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コメント一覧 (103)
-
- 2016年07月01日 00:49
- 未央sageに尽力している白ごまふがまたくだらん駄作を書きやがったか……
-
- 2016年07月01日 00:54
- 多分本田は髪を伸ばすと化ける
-
- 2016年07月01日 00:55
-
上手いな。久々に腕のある人の台本形式SS見たわ。
それとやけに撮影や現場に詳しいみたいだけど、業界人さん?
面白かったです乙
-
- 2016年07月01日 01:03
- 白 ご ま ふ
-
- 2016年07月01日 01:03
- シンデレラガールズでないNGさんか
-
- 2016年07月01日 01:23
- キャラディスではなかったけど主役がPだった
しかも性格がかなり違う
-
- 2016年07月01日 01:25
- みおちゃんなのにゆっこにしか見えないからだよ
-
- 2016年07月01日 01:31
- 飯屋のショタコンが未央に加われば化ける!
かもしれない
-
- 2016年07月01日 01:35
- ごまふくんホント暇やね・・・
-
- 2016年07月01日 01:38
- ちゃんみおマジちゃんみお!
-
- 2016年07月01日 01:43
- なんもかんもアニメが悪い
アニメのせいでアンチがかなり多くなったしほんと最悪
作り直せ
-
- 2016年07月01日 01:45
- シリアスに持っていくなら「中の人」とか言わなくてもよかったかもね
ところで白ごまふって何?
-
- 2016年07月01日 01:46
- ※15
未央叩き動画作っといて叩かれたら逆ギレしたクズ
-
- 2016年07月01日 02:01
- アメトーークの『エゴサ芸人』見た後だから凄いタイムリーなんですが
-
- 2016年07月01日 02:01
- じゃあちゃんみおは私がもらっていきますね
-
- 2016年07月01日 02:02
- やっぱり本田さんは皆のものだね(ニッコリ
-
- 2016年07月01日 02:02
- ゴ未央はクズ
-
- 2016年07月01日 02:37
- というお前だったのさ本当のクズは
-
- 2016年07月01日 02:58
- まだ白ごまふって生きてるのか
-
- 2016年07月01日 03:40
- 良かった、ピジャ展開になるちゃんみおは居なかったんだね
-
- 2016年07月01日 03:58
- ちゃんみおはアニメ準拠な面倒臭い性格で良かったけどこの武内P誰だよ
武内Pでやるなら名前借りるだけじゃなくてちゃんとキャラまで再現しろって何回いえばわかるの?
-
- 2016年07月01日 04:21
- 銭湯で相撲してろ!
-
- 2016年07月01日 06:29
- ちゃんみおは第10回あたりでシンデレラになりそう
6回楓、7回うさみん、8回みく、9回文香の後で
-
- 2016年07月01日 06:36
- 正直モバマスそんなに長く続くんですかね…
-
- 2016年07月01日 06:40
- 本田がどうこう以前に武Pの性格や口調が違い過ぎてウザい
-
- 2016年07月01日 07:04
- 本田さんはみんなの人気者
-
- 2016年07月01日 07:13
- スレタイだけで※数稼げちゃうな。
自分も引き寄せられた口だが。
-
- 2016年07月01日 07:29
- ニョホホホホ、いいですな!ちゃんみおいいですな!コポォ
吾輩もちゃんみおに手を出したいです。
-
- 2016年07月01日 08:23
- 序盤のメタ的なネガはマジで要らんかった
それ以外は良かったと思う
武内Pの性格も、アニメでの言動をベースに作者の取らせてい行動を違和感少ないように上手く混ぜられてたと思う
-
- 2016年07月01日 08:37
- 個人的には一期のはフツーに許せるんだけど
二期のソロ活動がなぁ
行動が悪かったわけじゃないけど
ちゃんみおよりもっと時間をかけて、掘り下げるべき人がいるだろと…
尺がちゃんみおに取られたみたいに見えて嫌だった
-
- 2016年07月01日 08:46
- あのアニメが悪いわ
-
- 2016年07月01日 08:48
- 本田(「本田さんはみんなの」……よかった(ニッコリ))
-
- 2016年07月01日 08:52
- 本当に余計なことしかしねーよな
あの糞アニメ
-
- 2016年07月01日 09:34
- 言うてそのアニメで未央Pになった人も居るだろうけどね
-
- 2016年07月01日 09:42
- 何でヘイト溜めた原因のアニメのPに寝取られなあかんのや
-
- 2016年07月01日 09:51
- あのときのこ…フヒ
-
- 2016年07月01日 10:20
- ちゃんみおは俺のものだぁー!手を出すなぁー!!
まぁ未央や武内PSSまとめれば粘着連投アンチがバンバン※数稼いでくれるから美味しいよね管理人さん?
-
- 2016年07月01日 11:04
- 非常によかったと思いました
-
- 2016年07月01日 11:40
- モバマスのアニメなんか無かったろ何言ってんだお前ら
公式の二次創作ならあったけど
-
- 2016年07月01日 12:09
- おっそうだな
-
- 2016年07月01日 12:35
- ☆☆★
-
- 2016年07月01日 12:40
- 人気はあるけどこれだけの好条件でも総合5位も属性1位も逃してるからね…。未央P不甲斐なさすぎやろ
-
- 2016年07月01日 12:48
- よかった
半端なギョーカイ用語がやや寒かったけど…
-
- 2016年07月01日 14:06
- 武内くんの言葉遣いっにもうちょっと気を使って欲しかった気がする
-
- 2016年07月01日 14:30
- 武Pのコレジャナイ感
-
- 2016年07月01日 14:32
- 序盤でデブって単語出てきて名字表記だしずっとエドモンドの話だとばかり…
-
- 2016年07月01日 15:51
- ちゃんみお可愛い
-
- 2016年07月01日 17:43
- 俺はむしろアニメ見てから好きになったよ
それまでは正直モブとしか思ってなかったけど
-
- 2016年07月01日 18:29
- 未央Pにあのアニメの何を否定するところがあるんだ
あのアニメなかったらモブのまんまだっだろ…寧ろ他のキャラを踏み台にしてまであんな良い扱いしてもらえて有り難がるべきだろうに
-
- 2016年07月01日 19:21
- ※52
お前みたいなソシオパスをモバマス界隈に引き入れた事じゃね?
-
- 2016年07月01日 19:43
- アニメに不満持ってる人結構いるんだな
俺もだけど
-
- 2016年07月01日 19:58
- むしろアニメスタッフ未央好きすぎだろとすら思ったわ
俺もアニメからだけど
-
- 2016年07月01日 20:53
- 誰も彼も、世の中の万人から好かれるなんて事あり得ないとは思うけど……
他人の『好き』にワザワザ自分の『嫌い』を言いに来るのは流石に下品だと思うなぁ……
誰彼構わず絡んで来る盛り場の酔っ払いと同レベルだよ、そういう人達はアレかな?強めの酒でも呑んで書いてるの?
まさか、素面でそんな恥ずかしいマネはしないもんね?
-
- 2016年07月01日 20:55
- 俺はアニメは良いとは言えないけど。全部が悪かったとは言えないよ。
蘭子や凸やキャンディや*の回は面白かったし。
寝込んだ美波を初めゲームではまず見れないデレマスアイドルの泣き顔を何人も見れたし。
…それにアニメ効果で同人も増えてそれまで凌辱モノがなかった娘の同人を読む事も出来たし。
その三点は満足してる。
-
- 2016年07月01日 21:11
- ※56
悪い事は言わないから君はネットをやめた方がいい
あとそういう風に批判意見すら無いものにするやつが多いから未央Pは嫌われているんだよ
-
- 2016年07月01日 21:58
- ※58
『批判』だけで済んで無い状況が、現にあるんでないの?
『クズ』だの『氏ね』だの『悪口』を『批判』なんて最もらしい言葉で誤魔化されるのは見ていて気分の良いものじゃ無いよ……
書き込めるなら、それなりに物の分別のつく歳だろうに……『ネットだからこういうもの』ってのは、ネット弁慶か大きなキッズの言い訳に過ぎないよね?
ちなみに、別に未央Pでは無いよ?
対象がなんであれ、アンチ行為ってものが『見苦しいなぁ』って常々、思ってるだけで……
まぁ、見方によっては俺もアンチアンチ行為?してる事になるのかね?(笑)
-
- 2016年07月01日 22:35
- なるね
しかも口調が嫌みったらしい上に長文がウザイ
どっちかっていうと今のところお前の方が嫌いだわ
-
- 2016年07月01日 22:50
- 本田(うわぁ、※59キッモい・・・・・・)
-
- 2016年07月01日 22:50
- ※52
未央がモブ…?
ちょっと何言ってるか分かりませんね^^;
-
- 2016年07月01日 23:00
- イライラしてるん?WWW
-
- 2016年07月01日 23:05
- コメ欄キモすぎワロタ
未央は嫌いじゃないけど、飯屋は大好きだよ
-
- 2016年07月01日 23:08
- 書いたものですー
みなさん読んでくださってありがとうございますー
管理人さんもありがとうございますー
-
- 2016年07月01日 23:37
- 6話の脚本を書いた高橋の言い訳ツイートだと未央は責任感があって仲間想いの子らしい。
……そもそも責任感があって仲間想いの奴が捨て台詞吐いて逃げたりしないんだよなぁ……。その後のファンブックのインタビューとも噛み合ってないしほんとに適当に作ったのが丸わかりなクソアニメだわ。
-
- 2016年07月01日 23:45
- ※59にまんまと釣られるヤツは自分に心当たりのあるヤツだけ!はっきりわかんだね!!
※61とか本田呼びしてるからホント、分かりやすいアンチW
-
- 2016年07月02日 00:21
- ※61
キャラに自分の意見を言わせるとか白ごまふかよ
動画でも飽き足らずコメ欄でもお人形遊びかな?^^
-
- 2016年07月02日 00:23
- ※66戦犯高雄じゃね? 放映中は高橋もああしか言いようないっしょ
-
- 2016年07月02日 00:42
- 嫌なことにばっか目を向けてたら駄目になっちゃうよ
難しいけど、見知らぬ誰かと実のない戦いをしたり責めたりするより、
気にせずに楽しむことを心掛けた方がいいと思う
胃に穴が開くぞ
-
- 2016年07月02日 01:08
- 管理人「争え争え……そして着々と※数を増やすのだ……!!」
-
- 2016年07月02日 03:28
- 米欄のおともだちの皆はにんじん好きかな?嫌いかな?
-
- 2016年07月02日 10:04
- 後半のめんどくさかわいい感じは未央っぽくて良いと思ったよ
ただ、前半でのノイジーマイノリティの声ばっかり引き合いに出してネガるところはゲンナリした
-
- 2016年07月02日 11:31
- アニメ放映時はキレるほどではなかったんだけど
ライブの構成とか縛ってることを感じて段々イライラしてきた
-
- 2016年07月02日 12:29
- ※74
本当に業が深いアニメだなw
-
- 2016年07月02日 14:15
- ※67
だよな!
この作品も本田とか書いてるしアンチ間違いなし!!
わかりやすすぎンゴW
-
- 2016年07月02日 14:23
- ※59釣りだからね……
見抜けないのはニートとキッズってはっきりわかんだね^^
-
- 2016年07月02日 17:54
- ※76
流石にその理屈は苦しくない?ちゃんとSS読んだ上でソレ?
-
- 2016年07月02日 19:40
- いまだに高雄先生がアニデレでナニを描きたかったのか解らない。
誰か解る人がいたら教えてクレメンス…
-
- 2016年07月02日 20:10
- 自分のやりたい演出をモバマスのキャラ使って映像化したかっただけだぞ
高尚な演出のためにキャラ設定捻じ曲げて脚本を犠牲にした結果があれだぞ
-
- 2016年07月02日 20:18
- コメ欄の方が面白いッス
-
- 2016年07月02日 20:41
- ※80
その答えは ~ それぞれが ~ 自分で ~見つければ ~ええんやで~ やで~ で~ デー デ-
キミがクソツマランかったって結論に達したならそれでええと思うよ?
ただ、楽しんどる連中に「クソツマランと思う!!」って大声で報告してくれんでええねん……
そっと胸の内に仕舞っておいてクレメンス
-
- 2016年07月02日 20:59
- コメ欄の方がキモイッス
-
- 2016年07月02日 21:04
- ※82
どこに楽しんでる連中がいるんですかね?
-
- 2016年07月02日 21:15
- ※84
そら、おまえさんが頑なに存在を無視しとる所やがな(笑)
自分の価値観以外、認められんのやろ?
-
- 2016年07月02日 21:32
- ※77
自信満々で言い返した文章がキモいって言われて慌てて釣りって事にしたんですね分かります
言い訳の仕方からしてどう見てもキッズは君なんだよなぁ
-
- 2016年07月02日 21:35
- ※85
ものすごいブーメラン刺さってますよ
ひとまずこの場を離れて一旦落ち着こう、な
-
- 2016年07月02日 21:53
- クソアニメクソアニメうるさいな
同時期に聳え立つクソを築き上げたとある船アニメの提督兼Pにとってみればシンデレラは十分楽しめた
キサマラ贅沢だぞ
-
- 2016年07月02日 22:02
- 2015年は2大ブランドがアニメ化して豊潤の年となるはずだった・・・
共通する点は最大の売り物であるキャラクターをぞんざいに扱ったとこ
俺からすれば鼻糞より目糞の方がマシって感じだな
-
- 2016年07月02日 23:13
- ※87
??? どこがブーメランなの?
-
- 2016年07月02日 23:43
- ん?『ブーメラン』?つい最近、ブーメランと草をこよなく愛する自称ハイスペック()アンチ君がいたような……?
反論に困ったら『ブーメラン』か……芸が無いの相変わらずな(笑)……じゃなかったWWWWWW
好きだろ?草、とりあえず生やしといたぞ?嬉しいか?満足したらブーメラン投げて草、食って寝ろ!!
-
- 2016年07月03日 03:11
- アニメ嫌いの人達って好きな人の所に突撃とか趣味の悪いことしてるん?
-
- 2016年07月03日 06:02
- ここはアニメ好きな人が集まる場ではなく感想言い合う場なので
-
- 2016年07月03日 06:06
- なんでこんなに荒れてるのかが分からん
内容は良かったと思うよ
-
- 2016年07月03日 09:08
- ※91
お前のせいでアニメファンの心象は最悪になったぞ、謝れ
-
- 2016年07月03日 09:29
- ・・・というか全然話し噛み合ってねえじゃん
首突っ込むんじゃなかった
-
- 2016年07月03日 17:06
- 本田「バーカ」
-
- 2016年07月03日 22:21
- 本 田 さ ん は み ん な の
-
- 2016年07月05日 16:18
- 白ごまふさん多芸だな、猜疑心の続編もお願いします
-
- 2016年07月05日 16:25
- 良かったけど、武内Pではなかったな
-
- 2018年05月05日 03:31
- いちゃらぶ書くだけなら落ち込ませる必要はないのよ
技量が足りないから谷作って話にメリハリ作ろうとしてるだけ
最初から全力でイチャイチャしろよ!
-
- 2018年08月23日 15:49
- 後半良さげなんなけど、なんでわざわざメタいエゴサを入れたのか疑問。良い感じなのにね。
あと、正直アニメのせいで未央アンチが増えたとか言うやつは見る目ない。あれだけ良くできたアニメ今時少ないし、あのアニメなかったら自分はデレマスにそこまでハマらなかったと思う。
-
- 2019年02月15日 00:43
- この武内Pとキスすればちゃんみおと間接キスが出来る……よし